JPH0327976A - 被記録材及びこれを用いた記録方法 - Google Patents

被記録材及びこれを用いた記録方法

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JPH0327976A
JPH0327976A JP1165044A JP16504489A JPH0327976A JP H0327976 A JPH0327976 A JP H0327976A JP 1165044 A JP1165044 A JP 1165044A JP 16504489 A JP16504489 A JP 16504489A JP H0327976 A JPH0327976 A JP H0327976A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はインクジェット記録方法に好適に用いられる被
記録材に関し、特に水系インクの吸収性や発色性に優れ
、得られる記録画像の鮮明性に優れた被記録材に関する
更に本発明は画像の室内変色等が少なく保存性に優れた
記録画像を提供する被記録材及びこれを用いた記録方法
に関する。
〔従来の技術〕
従来、インクジェット用の被記録材としては、(1)バ
ルブを主威分とした一般の紙を低サイズ度となる様に抄
紙して、濾紙や吸収紙の様にしたもの。
(2)特開昭56−148585号公報にある様に一般
の上質紙等のインク吸収性の低い基紙上に多孔質の無機
顔料を用いてインク吸収層を設けたもの等が知られてい
る。
また、高品位かつ高解像度のカラー画像を形戒するイン
クジェット記録方式においては特に良好な画像保存性が
要求されており、その様な要求から日光等、可視光、紫
外光の照射による画像の褪色を改善する方法が知られて
いる。(例えば特開昭60−49990号公報、特開昭
61−57380号公報等) 〔発明が解決しようとしている問題点〕しかし、最近に
なってコート紙特有の問題として、記録画像の室内変色
の問題がクローズアップされてきた。従来、問題とされ
ていた耐光性の問題は紫外光や可視光の照射による画像
の褪色の問題であり、いわゆる一般のPPC用紙、上質
紙からインクジェット用のコート紙までどの紙に印字し
た画像にも発生する問題であるが、本発明でいう室内変
色の問題は例えば直接日光のあたらない場所に保存した
コート紙上に形成した画像には発生するが、PPC用紙
等のノンコート紙に印字された画像には発生せず、上述
の耐光性とは別個の問題である。このように室内変色の
問題は、コート紙に特有の問題であることからコート層
を形成する顔料に帰因する問題であると考えられる。室
内変色は用いられる顔料の比表面積と関係があることが
知られており、比表面積の低い炭酸カルシウム、カオリ
ン、タルク等紙用の一般的な填料を用いれば室内変色は
抑制される。しかしながら上記填料を用いた場合の画像
濃度は低く、高品位、高解像度の画像が得られなくなる
という問題点があった。
逆に、例えば特開昭56−185690号公報に開示さ
れているような比表面積が大きく活性の強いシリカを用
いたコート紙では、光学濃度の高い画像が得られる反面
、室内変色の問題が顕著になるという欠点があった。上
述したように室内変色を抑制することと画像濃度を高く
することは相反する問題であり、従来技術では解決し得
ない問題であった。
そこで本発明の目的は、記録画像の保存性、とりわけ室
内変色による劣化が少なく、画像濃度の高い被記録材及
びこれを用いた記録方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的は、以下の本発明によって達成される。
即ち本発明は、支持体上に顔料を含むインク受容層を設
けてなる被記録材に於いて、前記顔料として、BET比
表面積が30〜120 d/gの範囲にあり且つ単位表
面積当りのヨウ素吸着量が1.5mg/m2以上である
顔料を主体として含むことを特徴とする被記録材である
又、本発明は、吸液性基紙の表面に顔料層を有し、前記
顔料としてBET比表面積が30〜120m2/gの範
囲にあり且つ単位表面積当りのヨウ素吸着量が1.5m
g/m2以上である顔料を主体として含み、且つ全体の
ステキヒトサイズ度が0〜15秒の範囲にあることを特
徴とする被記録材である。
更に本発明は、支持体上に顔料を含むインク受容層を設
けてなる被記録材に於いて、前記顔料としてBET比表
面積が30〜120rrr/gの範囲にあり且つ単位表
面積当りのヨウ素吸着量が1.5mg/m2以上である
顔料(A)を主体とし、更に他の顔料(B)を併用する
ことを特徴とする被記録材である。
更に又本発明は、水溶性染料を含む記録液の液滴を被記
録材に付与して記録を行なう記録方法に於いて、前記被
記録材が顔料を含むインク受容層を有し、且つ前記顔料
としてBET比表面積が30〜120rrr/gの範囲
にあり且つ単位表面積当りのヨウ素吸着量が1.5mg
lm2以上である顔料を主体として含むことを特徴とす
る記録方法である。
以下に好ましい実施態様を挙げて本発明を更に詳細に説
明する。
〔好ましい実施態様〕
本発明でインク受容層を構成する主顔料の特徴は、BE
T比表面積が通常のインクジェット記録媒体に用いられ
る顔料に比べ小さいにもかかわらず、染料吸着性に優れ
高い画像濃度が得られることである。
本発明で述べるところの単位表面積あたりのヨウ素吸着
量とは、ヨウ素の四塩化炭素溶液に単位重量1gの顔料
を一定時間浸漬した後の四塩化炭素溶液からのヨウ素減
少量(mg)から求められる単位重量あたりのヨウ素吸
着量を比表面積で割った値として与えられる。本発明者
等の知見によれば記録画像の室内変色は染料の酸化分解
によるものであり、染料が被記録材の表層に捕捉される
場合にはそれだけ染料が空気に接触し、特に比表面積の
大きい顔料に染料が捕捉された場合は空気との接触面積
がそれだけ大きくなり室内変色が起こりやすくなる。し
かしながら従来の顔料で比表面積の小さいものを用いる
と染料に対する吸着力が不足し、インク中の溶剤ととも
に染料が表層から深く被記録材内部へ浸透してしまい染
料の発色性すなわち記録画像の濃度が低下してしまう。
本発明では上述した単位表面積あたりのヨウ素吸着量が
インクジェット記録画像濃度と良い相関性があり、この
値が1.5mg/g以上の顔料粒子を主体としてインク
受容層を形成することにより比表面積が小さくても充分
な記録画像濃度が得られることを見い出した。単位表面
積あたりのヨウ素吸着量と画像濃度との相関性について
は、ヨウ素吸着量が大きいほどその顔料粒子の親電子性
が強いことを意味しており、インクジェット記録に用い
られる酸性染料あるいは直接性染料を吸着しやすい性質
を有するためにインク受容層の表層近くに染料が捕捉さ
れ高い画像濃度が得られるのであろうと推定される。
具体的に上記の性質を有する顔料としては、難溶性のマ
グネシウム化合物が挙げられ、具体的には酸化マグネシ
ウム、水酸化マグネシウム、ケイ酸マグネシウム、シュ
ウ酸マグネシウム、炭酸マグネシウムカルシウム、塩基
性炭酸マグネシウム及びこれらの複塩も含まれ、好まし
《は酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、塩基性炭
酸マグネシウムを用いることが望まれる。
顔料として酸化マグネシウムを用いる場合、スラリー化
の際にほぼ完全に水酸化マグネシウムに変化してしまう
ので支持体上で酸化マグネシウムとして存在する場合は
ほとんどない。しかしながら出発物質として酸化マグネ
シウムを用い、これをスラリー化する際に水酸化マグネ
シウムに変化せしめた後、支持体上に塗工する方法には
以下に述べる利点がある。即ち本発明の主たる特徴は単
位表面積あたりのヨウ素吸着量の大きな顔料粒子を用い
ることであるが、これが従来公知の顔料では見い出し得
ず、室内変色の生じないような小さな比表面積しか持た
ない顔料では充分な画像濃度が得られなかったことはす
でに述べた。本発明では酸化マグネシウムをスラリー化
する際に生成する水酸化マグネシウムのヨウ素吸着活性
は出発物質である酸化マグネシウムの活性およびスラリ
ー作成条件と関連があることを見いだした。一般にヨウ
素吸着量の大きい酸化マグネシウムを用い、生成した水
酸化マグネシウムの一次粒径が0.01〜0.5μm1
より好ましくは0.1〜0.5μm程度であり、二次凝
集した平均粒径が1〜10μm1より好ましくは1〜5
μm程度の水酸化マグネシウムスラリーを作ることがで
きれば良いことが判明したのである。同様に顔料として
塩基性炭酸マグネシウムを用いた場合にも上述した様な
粒子設計が可能となる。一般に塩基性炭酸マグネシウム
は水和した水酸化マグネシウムスラリーに炭酸ガスをバ
ブルして炭酸化を行なって得られる。本発明では炭酸化
の条件及び水酸化マグネシウムのヨウ素吸着活性の違い
により所望の効果即ち高濃度かつ室内変色しない記録画
像を与えることが可能な塩基性炭酸マグネシウムを得る
ことができることを見いだした。以下に好ましい炭酸化
方法について述べる。酸化マグネシウムを原料とする場
合、水中に重量濃度で15〜20%含有させパワーホモ
ジナイザーにより、およそ30分間撹拌する。この操作
により酸化マグネシウムはほぼ完全に水酸化マグネシウ
ムに変化している。生威した水酸化マグネシウムは1〜
20  μmの粒度をもった凝集体となっている。つづ
いて、濃度を3〜10wt%に下げた後、水温を45℃
〜80℃に保ちながらホモミキサー又はパワーホモジナ
イザーで撹拌しながら炭酸ガスを500mI!/min
以上の流量でバブルする。
この様にして炭酸化を行なう。反応の推移はX線回折及
びDTAでモニターするだけで充分である。
この反応は炭酸化の割合にして20%〜100%まで任
意の段階で止めて良い。炭酸化の割合はX線回折線のピ
ークの積分強度の比より求めることが可能である。炭酸
化の初期(およそ20%〜50%)で反応を止めると水
酸化マグネシウムの一次粒子の凝集体をくずすことなく
、凝集体の一部すなわち凝集体の表面に出ている一次粒
子が主に炭酸化反応を起こす。また、炭酸化をほぼ完全
に行なうと一次粒子の凝集体がくずれ一次粒子に近い状
態で分散した塩基性炭酸マグネシウムが得られる。反応
をどの段階で止めるかにより、原料である酸化マグネシ
ウムあるいは水酸化マグネシウムのヨウ素吸着活性、比
表面積、粒径、粒度分布に依存して、へ〜得られる塩基
性炭酸マグネシウムのヨウ素吸着量、比表面積(S)、
単位表面積あたりのヨウ素吸着量(Q)及びインク吸収
性等のインクジェット記録特性が異なってくるので、所
望の特性が得られるところを反応の終点として用いるこ
とが好ましい。
本発明では、上述したBET比表面積及び単位重量あた
りのヨウ素吸着量が所定の範囲内の値を持つ顔料であれ
ば、特に限定されるものではない。比表面積が120r
r?/gを超える顔料を用いると室内変色が悪化する。
また比表面積が30 m2/gよりも小さいものはヨウ
素吸着量が大きくてもインク受容層の表層近くに染料が
トラツブされる割合が小さくなり記録画像の濃度が問題
になる。またヨウ素吸着量が1.5mg/m2よりも小
さい顔料を用いる場合も、記録画像濃度が低下してしま
う。本発明で得られるところの被記録材を構成するイン
ク受容層を形成する顔料は上述した粒子単独で用いても
良いし、これらの粒子を適当な割合で混合して用いても
良い。またインク吸収性、その他の記録特性を改善する
目的で従来公知の無機顔料、具体的にはシリカ、アルミ
ナ、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸カルシウム、クレー、
カオリン、タルク、ケイソウ上等、あるいは尿素樹脂等
の有機顔料を混合しても良い。この場合、本発明に係る
比表面積が30〜120 m2/gの範囲にあり且つ単
位表面積あたりのヨード吸着量が1.5mg/m2以上
である顔料粒子を全顔料に対して60wt%以上、より
好ましくは80wt%以上の割合で使用することが望ま
しい。
含有量がこれよりも少ないと長期保存後の室内変色性が
そこなわれてしまう。
本発明で用いるところの顔料の一次粒子の粒子径として
好ましくは20μm以下、さらに好ましくは5μm以下
、最も好ましくは0.01〜5μmの範囲内にあること
が望まれる。本発明者等の知見によれば顔料粒子の粒子
径が小さい程、記録画像の耐光性が良好になる。一次粒
子が0.01μm以下になると画像濃度が低下してしま
う。
本発明で述べるところの支持体しては、好ましくはイン
ク吸収性を有する基紙であるが、特にこれに限定される
わけではない。例えば、通常用いられる様な高分子フイ
ルムであってもかまわない。
ただし、この場合にはインク受容層で完全にインクを吸
収するような吸収性のある顔料を用いるとか塗工厚を厚
くする、あるいはこの両者の組みあわせ等の構成をとる
必要がある。以下本発明で好ましい実施態様である支持
体が吸液性を有する基紙の場合について本発明の構成を
より詳細に説明する。
本発明により得られる被記録材のインク受容層は前述し
た顔料粒子及びバインダー、その他の添加剤により構成
される。
本発明で用いられるバインダーとしては、例えば従来公
知であるポリビニルアルコール、澱粉、酸化澱粉、カチ
オン化澱粉、カゼイン、カルボキシメチルセルロース、
ゼラチン、ヒドロキシセルロース、アクリル樹脂等の水
溶性高分子及びSBRラテックス、ポリ酢酸ビニル、エ
マルジョン等の水分散型高分子の1種又は2種以上が混
合して用いられる。本発明における顔料とバインダーと
の好適な使用割合は重量比で顔料/バインダー(P/B
)が10/1乃至1/4の範囲内、より好ましくは6/
1乃至1/1の範囲内である。1/4よりバインダー量
が多いとインク受容層のインク吸収性が低下し、10/
1より顔料が多いと顔料の粉落ちが激しくなり好ましく
ない。
本発明の被記録材を調製するに当っては、前記の如き成
分を含む塗工液を、公知の方法、例えば、ロールコータ
ー法、ブレードコーター法、エアナイフコーター法、ゲ
ートロールコーター法、サイ゛ズブレス法等により基材
表面に塗工する。又、顔料とバインダーからなる水系塗
工液を基村上に塗布した後は従来公知の乾燥方法、例え
ば、熱風乾燥炉、熱ドラム等を用いて乾燥し本発明の被
記録材が得られる。
又、イン・ク受容層表面を平滑化するため、或いはイン
ク受容層の表面強度を上げるために工程上スーパーカレ
ンダーを用いてもよい。
更に本発明においてはインク受容層に必要に応じて染料
固着剤(耐水化剤)、蛍光増白剤、界面活性剤、消泡剤
、pH調整剤、防かび剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、
分散剤等の添加剤を含有させてもよい。
上記添加剤については従来公知の化合物から目的に応じ
て任意に選択すれば良い。
インク受容層の顔料の塗工量としては、顔料の総量とし
て、0.2〜20g/m2の範囲内、より好ましくは0
.2〜8g/m2の範囲内にあれば良い。塗工量が0.
2g/r/に満たない場合にはインク受容層すなわち顔
料を含む層を設けない場合と比較して染料の発色性の点
で効果がな( 、20g/m2を超えた場合あるいはイ
ンク受容層の最大厚みが25μmを超えた場合、紙粉の
発生の問題が起こり好ましくない。
なお本発明で言うインク受容層の最大厚みとは記録媒体
の断面におけるインク受容層の深さ方向の厚さの最大値
であり、また、顔料の塗工量とはJIS−P−8128
の方法により求まる被記録材全体の灰分の量から基紙あ
るいは支持体の灰分の量を除いた値として得られる量で
ある。
本発明では、支持体としてステキヒトサイズ度が低い基
紙を用い、インク受容層の塗工量を調整して、被記録材
としてのステキヒトサイズ度を0〜15秒、好ましくは
O−10秒の範囲に調整したものがインク吸収性に優れ
るため好ましい。
以上の様な構成の被記録材にインクジェット記録方式を
用いて、例えばイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シア
ン(C)、ブラック(Bk)等多色の水系インクで記録
すると得られる画像には室内変色が起こらずかつ保存性
に優れている。
また、インクそれ自体は公知のものでよく、例えばその
記録剤は直接染料、酸性染料、塩基性染料、反応性染料
、食用色素に代表される水溶性染料等が使用可能であり
、通常のインクジェット記録用に用いられるものであれ
ば特に制限なく使用できる。
この様な水溶性染料は、従来のインク中において一般に
は約0.1乃至20重量%を占める割合で使用されてお
り、本発明においてもこの割合と同様でよい。
本発明に用いる水系インクに使用する溶媒は、水又は水
と水溶性有機溶剤との混合溶媒であり、特に好適なもの
は水と水溶性有機溶剤と混合溶媒であって、水溶性有機
溶剤としてインクの乾燥防止効果を有する多価アルコー
ルを含有するものである。又、水としては種々のイオン
を含有する一般の水でなく、脱イオン水を使用するのが
好ましい。
インク中の水溶性有機溶剤の含有量は、一般にはインク
の全重量に対して重量%でO乃至95重量%、好ましく
は2乃至80重量%、より好ましくは5乃至50重量%
の範囲である。
又、本発明に用いるインクは上記の成分の外に必要に応
じて界面活性剤、粘度調整剤、表面張力調整剤等を包含
し得る。
本発明方法において前記の被記録材に上記のインクを付
与して記録を行うための方法はいずれの記録方法でもよ
いが、好ましくはインクジェット記録方法であり、該方
法は、インクをノズルより効果的に離脱させて、射程体
である被記録材にインクを付与し得る方式であればいか
なる方式でもよい。
特に特開昭54−59936号公報に記載されている方
法で、熱エネルギーの作用を受けたインクが急激な体積
変化を生じ、この状態変化による作用力によって、イン
クをノズルから吐出させるインクジェット方式は有効に
使用することができる。
〔実施例〕
以下に実施例、比較例により本発明を更に詳細に説明す
る。
実施例l 基紙としてステキヒトサイズ度5秒、坪量66g/耐、
JIS−P−8128による灰分量の換算で9.0  
%の量の炭酸カルシウムを有するものを用意した。
塗工液として以下の組成のものを作製した。
水                        
200部ポリビニルアルコール        4部(
PVA−105クラレ製) ポリビニルアルコール        2部(PVA−
117クラレ製) 酸化マグネシウム         30部(宇部化学
超微粉マグネシア 1次粒径0.02 μm,見掛比重0.32g/ rr
r)ヘキサメタリン酸ナトリウム    0.6部作製
方法は、まず水150部に対し酸化マグネシウム30部
、ヘキサメタリン酸ナトリウム0.6部を混合し、サン
ドミルにてφ1 m mのガラスビーズを用い60分間
,1500rpmの条件で分散した。
次に分散液を取出し、水50部に対しPVA−105が
4部、PVA−117が2部含まれる溶液を加え撹拌し
塗工液とした。このようにして得た塗工液を上記の基紙
上に110’C,5分間乾燥した後の塗工量で5g/m
2となるようにバーコーターにより塗布し被記録材1を
得た。なお、このとき使用した酸化マグネシウムより生
成された水酸化マグネシウムのBET比表面積(S)の
値はS=58 m2/g,単位表面積あたりのヨウ素吸
着量(Q)の値はチオ硫酸ナトリウムを用いた酸化還元
滴定法によりQ=1.85mg/m2となる値をとるも
のである。
上記の被記録材のインクジェット記録適性は、1mmに
16本の割合のノズル間隔で128本のノズルを備えた
インクジェットヘッドをY,M,C,Bkの4色分有す
るインクジェットプリンターを用い、下記組成のインク
によりインクジェット記録を行い評価した。
◎インク組成(1) 染料               5部ジエチレング
リコール      20部水           
             78部・染料(インク!) Y:C.I.ダイレクトイエロー86 M: C.I.アシツドレツド35 C : C.I.ダイレクトブルー199Bk:C.I
.フードブラック2 評価項目は下記2点について行った。
(1)画像濃度 上記のインクジェットプリンターを用いてべ夕印字した
印字物のフラツク(Bk)の濃度をマクベス反射濃度計
RD−918を用いて評価した。
(2)室内保存性 (1)で得られた印字物をオフィスの壁にはって、3ケ
月間及び6ケ月間放置した。ブラック(Bk)べ夕印字
物の印字直後(放置前)の画像の色度と放置後の画像の
色度との差(ΔE”)を求め室内保存性の評価とした。
結果は表1に示した。
実施例2 実施例lで使用した酸化マグネシウムを24部に減らし
、そのかわりに6部のアルミナ(住友化学製AKP−G
(7−アルミナ、1次粒径0.05 μm, BET比
表面積136 m2/g))を顔料として加え実施例l
同様に被記録材2を形成した。被記録材2のインクジェ
ット記録特性は表1に示した様に、被記録材1とほぼ同
様の結果であったが、インク吸収性が改良されていた。
実施例3,4 実施例lにおける酸化マグネシウムのかわりに岩谷化学
工業(株)社製酸化マグネシウムMTK−30(平均粒
子径0.19 μm,BET比表面積160 d/g>
を原料としてこれの水和物に炭酸ガスをバブルすること
により塩基性炭酸マグネシウムを合成した。
まず、酸化マグネシウム20部を水1.00部に分散さ
せ、30分間パワーホモジナイザーにより撹拌した。
この間に原料である酸化マグネシウム(MgO)はほぼ
完全に水酸化マグネシウム(Mg(OH)2)に変化す
る。この後水100部を追加し、さらに撹拌を続けなが
ら炭酸ガスを500mj!/minの流量でバブルし炭
酸化を行った。反応温度を50℃に保ち3時間反応を行
うと完全に水酸化マグネシウムが塩基性炭酸マグネシウ
ムに変化することがX線回折及びDTA測定の結果より
確認された。
以上の様にして得られた顔料のS及びQの値は各々S=
35m2/gSQ=2.43mg/m2であった。この
顔料を用いて実施例1と同じ組成で顔料だけを変えた塗
工液を作製し、実施例lと同じ基紙上に顔料を乾燥重量
が3g/m2となるように塗布し被記録材3を得た。
また、この塩基性炭酸マグネシウムを30部から20部
に減らし、そのかわりに10部の実施例1で用いたのと
同じ水酸化マグネシウムを加え塗工液を作製し、やはり
実施例lで用いたのと同じ基紙上に顔料が乾燥重量で3
g/m2となるように塗布し、被記録材4を得た。被記
録材3及び4のインクジェット適性を評価した結果を表
1に示す。被記録材4は、3に比べ画像濃度がさらに高
くなった。また被記録材4は被記録材1に比べインク吸
収性が良好であった。
比較例1〜5 表2に示したSおよびQの値を持つ顔料を実施例lと同
じ処方で同じ基紙に乾燥重量で5glm2だけ塗布しイ
ンクジェット特性を評価した。結果は、表3に示される
如く画像濃度と室内変色性の両方を同時に満足する材料
はなかった。
表1 各実施例における画像濃度および室内保存性表2 比較
例l〜5に用いられる顔料の物性値S:BET比表面積
( m2 / g )Qニヨウ素吸着量(mg/ボ) (注) 色差ΔE*BKの値について、目視により変色の認めら
れる値としてはΔE*8,傷lO前後が目安となる。
* 使用原料は酸化マグネシウムであるが、コート層上では
水酸化マグネシウムとして存在しているので、S,Qの
値は水酸化マグネシウムに変化した後の値を用いた。
表3 比較例1〜5における画像濃度および室内保存性い。
(2)上記(1)の効果に加えてドットが真円に近く高
濃度であり、ドットが過大に滲んだりドットからフエザ
リングが生じたりしないので鮮明かつ解像度の高い画像
が形成できる。
〔効果〕
以上の如き本発明の被記録材は、特に水溶性染料を含む
インクを使用するインクジェット用として適しており、
効果として下記2点を挙げることができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)支持体上に顔料を含むインク受容層を設けてなる
    被記録材に於いて、前記顔料として、BET比表面積が
    30〜120m^2/gの範囲にあり且つ単位表面積当
    りのヨウ素吸着量が1.5mg/m^2以上である顔料
    を主体として含むことを特徴とする被記録材。 (2)前記顔料がインク受容層を構成する全顔料に対し
    て60wt%以上含まれる請求項(1)の被記録材。 (3)前記顔料がインク受容層を構成する全顔料に対し
    て80wt%以上含まれる請求項(1)の被記録材。 (4)前記顔料が難溶性マグネシウム化合物である請求
    項(1)の被記録材。 (5)前記顔料の一次粒子の粒径が0.01〜5μmの
    範囲にある請求項(1)の被記録材。 (6)吸液性基紙の表面に顔料層を有し、前記顔料とし
    てBET比表面積が30〜120m^2/gの範囲にあ
    り且つ単位表面積当りのヨウ素吸着量が1.5mg/m
    ^2以上である顔料を主体として含み、且つ全体のステ
    キヒトサイズ度が0〜15秒の範囲にあることを特徴と
    する被記録材。 (7)前記顔料が顔料層を構成する全顔料に対して60
    wt%以上含まれる請求項(6)の被記録材。 (8)前記顔料が顔料層を構成する全顔料に対して80
    wt%以上含まれる請求項(6)の被記録材。 (9)前記被記録材のステキヒトサイズ度が0〜10秒
    の範囲にある請求項(6)の被記録材。 (10)前記顔料が難溶性マグネシウム化合物である請
    求項(6)の被記録材。 (11)前記顔料の一次粒子の粒径が0.01〜5μm
    の範囲にある請求項(6)の被記録材。 (12)支持体上に顔料を含むインク受容層を設けてな
    る被記録材に於いて、前記顔料としてBET比表面積が
    30〜120m^2/gの範囲にあり且つ単位表面積当
    りのヨウ素吸着量が1.5mg/m^2以上である顔料
    (A)を主体とし、更に他の顔料(B)を併用すること
    を特徴とする被記録材。 (13)前記顔料(A)がインク受容層を構成する全顔
    料に対して60wt%以上含まれる請求項(12)の被
    記録材。 (14)前記顔料(A)がインク受容層を構成する全顔
    料に対して80wt%以上含まれる請求項(12)の被
    記録材。 (15)前記顔料(A)が難溶性マグネシウム化合物で
    ある請求項(12)の被記録材。(16)前記顔料(A
    )の一次粒子の粒径が0.01〜5μmの範囲にある請
    求項(12)の被記録材。 (17)前記顔料(B)がシリカ、アルミナ、ケイ酸ア
    ルミニウム、ケイ酸カルシウム、クレー、タルク、カオ
    リン、ケイソウ土、尿素樹脂から選択される顔料である
    請求項(12)の被記録材。 (18)水溶性染料を含む記録液の液滴を被記録材に付
    与して記録を行なう記録方法に於いて、前記被記録材が
    顔料を含むインク受容層を有し、且つ前記顔料としてB
    ET比表面積が30〜120m^2/gの範囲にあり且
    つ単位表面積当りのヨウ素吸着量が1.5mg/m^2
    以上である顔料を主体として含むことを特徴とする記録
    方法。 (19)前記水溶性染料が直接染料あるいは酸性染料で
    ある請求項(18)の記録方法。(20)前記記録方法
    がインクジェット記録方法である請求項(18)の記録
    方法。 (21)前記顔料がインク受容層を構成する全顔料に対
    し60wt%以上含まれる請求項(18)の記録方法。 (22)前記顔料がインク受容層を構成する全顔料に対
    し80wt%以上含まれる請求項(18)の記録方法。 (23)前記顔料が難溶性マグネシウム化合物である請
    求項(18)の記録方法。
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