JPH03279376A - シクロヘキサノール誘導体およびその用途 - Google Patents

シクロヘキサノール誘導体およびその用途

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JPH03279376A
JPH03279376A JP22632590A JP22632590A JPH03279376A JP H03279376 A JPH03279376 A JP H03279376A JP 22632590 A JP22632590 A JP 22632590A JP 22632590 A JP22632590 A JP 22632590A JP H03279376 A JPH03279376 A JP H03279376A
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JP
Japan
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reaction
dimethyl
hexenyl
epoxy
methoxy
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Pending
Application number
JP22632590A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Kishimoto
岸本 彰二
Shogo Marui
省吾 圓井
Takeshi Fujita
剛 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03279376A publication Critical patent/JPH03279376A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、新規なシクロヘキサノール誘導体およびその
用途に関する。
[従来技術〕 血管新生は、さまざまな疾病、たとえば各種炎症性疾患
(リウマチ、乾酊など)、糖尿病性網膜痛感なとの発症
あるいは進行過程に深く関わっている。したかって血管
新生を抑制することがこれらの疾病の治療および予防に
結ひつくであろうと考えられ、これまでに幾つかの研究
グループによって血管新生阻害物質の探索か行なわれた
。たとえばティラーらによるプロタミンの応用[Tay
lor。
S、 et al、、  不イチ+ −(Nature
)、 29−ヱ、307(1982)〕、フォルクマン
らによるヘパリンとコーチシンの併用CFolkman
、 J、 et al、、サイエンス(Science
)、221,719(1983)]などの研究がその例
としてあげられ、さらにアスコルビン酸エーテルおよび
関連化合物(特開昭58=131978)や硫酸化多糖
体DS4152(特開昭63−119500)などが血
管新生抑制作用を示す化合物として報告されている。し
かしそれらの活性はまだ必ずしも十分に満足できるもの
ではなく、さらに優れた活性を有する化合物の出現が望
まれている。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は血管新生抑制作用および抗腫瘍作用を有
し、かつ宿主に対して毒性の低い新規化合物を提供する
ことにある。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、上記目的を達成すべく種々の化合物の探
索と評価を行なった結果、従来、抗菌剤及び抗原虫剤と
して知られているフマギリン(f u@ag i l 
1 i n)の加水分解物であるフマギロール(fui
agillol)を化学修飾して得られるシクロヘキサ
/−ル銹導体に優れた血管新生抑制作用および抗腫瘍作
用かあり、しかも宿主に対して低毒性であることを見出
し本発明を完成した。
すなわち本発明は、 (1)−数式 [式中、Aはハロゲン、N(○)+R’R’。
NeR’R”R’ ・Xe、 S (0)nR’t: 
タin!S e(0)mR’R’ ・Xe(式中、R1
,E′およびR3はそれぞれ置換基を有していてもよい
炭化水素基もしくは複素環基を、Xeはカウンターアニ
オンを、mはOまたは1の整数を、nは0ないし2の整
数を示し、R1とR2とは隣接する窒素原子または硫黄
原子と共に縮環していてもよい含窒素または含硫黄異項
環を形成していてもよく、これらの縮環していてもよい
含窒素または含硫黄異項環は置換基を有していてもよい
。)を示し、Bは○またはN R’(式中、R4は水素
または置換基を有していてもよい低級アルキルもしくは
アリール基を示す。)を示し、Dは2−メチル−1−プ
ロペニル基またはイソブチル基を示し、Eは水素、置換
基を有していてもよい炭化水素基または置換基を有して
いてもよいアシル基を示す。但しAが塩素のとき、Eは
置換基を有していてもよい炭化水素基もしくはジニトロ
ベンゾイルを除くアシルを示す。
コで表わされる化合物またはその塩、および(2)一般
式 [式中、Aはハロゲン、N(0)IIIR’R”。
N”R’R’R’ ・Xe、 S (0)nR’* タ
1tSe(0)+nR’R” XeC式中、R1,R”
およびR’はそれぞれ置換基を有していてもよい炭化水
素基もしくは複素環基を、Xeはカウンターアニオンを
、mはOまたは1の整数を、nはOないし2の整数を示
し、R1とR2とは隣接する窒素原子または硫黄原子と
共に縮環していてもよい含窒素または含硫黄異項環を形
成していてもよく、これらの縮環していてもよい含窒素
または含硫黄異項環は置換基を有していてもよい。)を
示し、BはOまたはNR’(式中R4は水素または置換
基を有していてもよい低級アルキルもしくはアリール基
を示す。)を示し、Dは2−メチル−1−プロペニル基
またはイソブチル基を示し、E′は水素、置換基を有し
ていてもよい炭化水素基または置換基を有していてもよ
いアシル基を示す。]で表わされる化合物またはその塩
を含有してなる抗腫瘍剤を提供するものである。
上記−数式(1)および(I′)中、Aで示されるハロ
ゲンとしては、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素が挙げられ
る。
R’、 R”*たはR3で示される置換基を有していて
もよい炭化水素基の炭化水素基としては、直鎖状もしく
は分枝状の炭素数1〜6のアルキル基(例、メチル、エ
チノペブロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、
5ee−ブチル、ペンチル、イソヘンチル、ヘキシルな
ど)、炭素数2〜6のアルケニル基(例、ビニル、アリ
ル、2−ブテニル、メチルアリル、3−ブテニル、2−
ペンテニル、4−ペンテニル、5−へ牛セニルなど)、
炭素数2〜6のアルキニル基(例、エチニル、フロパル
ギル、2〜ブチン−1−イル、3−ブチン−2−イル、
1−ペンチン−3−イル、3−ペンチンl−イル、4−
ペンチン−2−イル、3−へ牛シンー1−イルなど)、
炭素数3〜6のシフa 7 ルキル基(例、シクロプロ
ピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル
ナト)、炭素数3〜6のシクロアルケニル基(例、シク
ロブテニル、シクロペンテニル、シクロへキセニル、シ
クロへキサジェニルなど)、炭素数7〜13のアラルキ
ル基(例、ベンジル、l−フェネチル、2−フェネチル
など)、炭素数6〜IOのアリール基(例、フェニル、
ナフチルなど)が挙げられる。
R’、R”またはR3で示される置換基を有していても
よい複素環基の複素環基としては、ヘテロ原子(例、窒
素、酸素、硫黄など)を1〜4個含む5または6員複素
環基(例、2−フリル、2−チエニル、4−チアゾリル
、4−イミダゾリル、4−ピリジル、1,3.4−チア
ジアゾール−2−イル、1−メチル−5−テトラゾリル
など)が挙げられ、さらに該複素環基は5又は6員環基
(例、ベンゼン、ピリジン、シクロヘキサンなど)と縮
合して2環性縮合環基(例、8−キノリル、8−プリニ
ルなど)を形成していてもよい。
R1とR2とが隣接する窒素原子と共に形成していても
よい含窒素異項環としては、4〜7員環の含窒素異項環
(例、ピロリジン−1−イル、ピペラジノ、モルホリノ
、4−メチルピペラジン−1−イルなど)が挙げられる
R1とR2とが隣接する硫黄原子と共に形成していても
よい含硫黄異項環としては、4〜7員環の含硫黄異項環
(例、テトラヒドロチオフェン−1イル、1.4−チオ
牛サンー1−イルなど)か゛挙げられる。
R1とR2とが隣接する窒素原子または硫黄原子と共に
形成していてもよい含窒素または含硫黄異項環は5また
は6員環基(例、ベンゼン、ピリジン、ピラジン、ピリ
ダジン、シクロヘキサン、シクロヘキセンなど)と縮環
して2環性縮合環基(例、イソインドリン−2−イル、
2−イソキノリル、1.3−ジヒドロベンゾ[Cコチオ
フェン−2−イル、2.3−ジヒドロベンゾ[b]チオ
フェン−1−イル、1.3.3a、4.7.7a〜へキ
サヒドロベンゾ[Cコチオフェン−2−イル、パーヒド
ロベン7’[c]チオフェン−2−イル、3,4−ジヒ
ドロ−IH−2−ベンゾピラン−2−イル、3.4−ジ
ヒドロ2H−1−ベンゾビラン−1−イル、1,2,4
゜5−テトラヒドロ−3−ベンゾチエピン−3−イル、
1,3−ジヒドロチエノ[3,4−c]ピリジン−2−
イル、5.7−ジヒドロチエノ[3,4−b]ピラジン
−6−イル、5,7−ジヒドロチエノ[3゜4−d]ピ
リダジン−6−イルなど)を形成していてもよい。
R4で示される置換基を有していてもよい低級アルキル
基の低級アルキル基としては、炭素数1〜6のアルキル
基(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブ
チル、イソブチル、5ec−ブチル、ペンチル、インペ
ンチル、ヘキシルなど)が挙げられる。
R4で示される置換基を有していてもよいアリール基の
アリール基としては、炭素数6〜10のアリール基(例
、フェニル、ナフチルなど)が挙げられる。
EまたはE′で示される置換基を有していてもよい炭化
水素基としては、上記したR ’、 R’およびR3て
示される置換基を有していてもよい炭化水素基として詳
述したものが挙げられる。
EまたはE′で示される置換基を有していてもよいアシ
ル基としては、置換基を有していてもよいカルホン酸ア
シル、スルホン酸アフル、カルバモイル、チオカルバモ
イル、スルファモイルなどの酸の残基が挙げられ、例え
ば、それぞれ置換基を有していてもよいアルカノイル、
アロイル、複素環カルホニル、カルバモイル、チオカル
バモイル、アリールスルホニルアルキルスルホニルスル
ファモイル、アルコキシカルボニル、アリールオキシカ
ルボニルなどが挙げられる。
上記した置換基を有していてもよいアルカノイル基のア
ルカノイル基としては、炭素数1〜6のアルカノイル基
(例、ホルミル、アセチル、プロピオニル、インプロピ
オニル、ブチリル、ペンタノイル、ヘキサノイルなど)
が挙げられる。
置換基を宵していてもよいアロイル基のアロイル基とし
ては、炭素数7〜11のアロイル基(例、ヘンソイル、
l−ナフトイル、2−ナフトイルなと)か挙げられる。
置換基を有していてもよい複素環カルボニル基における
複素環カルボニル基としては、ヘテロ原子(例、窒素、
酸素、硫黄など)を1〜4個含む5または6員環複素環
カルボニル基(例、2−フロイル、2−テノイル、ニコ
チニル、イソニッチニルなど)か挙げられる。
置換基を有していてもよいアリールスルホニル基のアリ
ールスルホニル基としては、炭素数6〜10のアリール
スルホニル基(例、ベンゼンスルホニル、1−ナフチル
スルホニル、2−ナフチルスルホニルなど)が挙げられ
る。
置換基を有していてもよいアルキルスルホニル基のアル
キルスルホニル基としては、炭素数1〜6のアルキルス
ルホニル基(Lメチルスルホニル、エチルスルホニルな
ど)が挙げられる。
置換基を宵していてもよいアルコキシカルボニル基のア
ルコキシカルボニル基としては、炭素数2〜7のアルコ
キシカルボニル基(例、メトキシカルボニル、エトキシ
カルボニル、インブトキシカルホニルなど)が挙げられ
る。
置換基を有していてもよいアリールオキシカルボニル基
のアリールオキシカルボニル基としては、tm素数7〜
11のアリールオキシカルボニル基(例、フェノキシカ
ルボニル、1−ナフチルオキシカルボニル、2−ナフチ
ルオキシカルボニルなど)か挙げられる。
R’、 R2またはR3で示されるそれぞれ置換基を有
していてもよい炭化水素基または複素環基、R1とR2
とが隣接する窒素原子または硫黄原子と共に形成してい
てもよい、かつ縮環していてもよい含窒素または含硫黄
異項環基、R4で示されるそれぞれ置換基を有していて
もよい低級アルキル基またはアリール基、およびEまた
はE′で示されるそれぞれ置換基を有していてもよい炭
化水素基またはアシル基(アルカノイル基、アロイル基
、複素環カルボニル基、カルバモイル基、チオカルバモ
イル基、アリールスルホニル基、アルキルスルホニル基
、スルフ1モイル基、アルコキシ力lしボニル基、また
はアリールオキシカルボニル基)は可能な位置に1〜3
個の置換基を有していてもよい。
該置換基としては、例えばCI−8アル牛ル基(例、メ
チル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソ
ブチル、5ee−ブチル、ペンチル、インペンチル、ヘ
キシルなど)、ct−アルケニル基(例、ビニル、アリ
ル、2−ブテニル、メチルアリル、3−ブテニル、2−
ペンテニル、4−ペンテニル、5−へキセニルなど)、
Ct−アルキニル基(例、エチニル、プロパルギル、2
−7”チン−1−イル、3−ブチン−2−イル、l−ペ
ンチン−3−イル、3−ペンチン−1−イル、4−ペン
チン−2−イル、3−ヘキシン−1−イルなど)、C8
−6シクロアルキル基(例、シクロプロピル、シクロブ
チル、シクロペンチル、シクロヘキシルなど)、C,、
シクロアルケニル基(例、シクロブテニル、シクロペン
テニル、シクロへキセニル、シクロヘキサジェニルなど
)、C,−、。アリール基(例、フェニル、ナフチルな
ど)、アミノ、CI−8アルキルアミノ基(例、メチル
アミノ、エチルアミノ、イソプロピルアミなど)、ジC
+−gアルキルアミ7基(例、ジメチルアミノ、ジエチ
ルアミノなど)、アジド、ニトロ、ハロゲン(例、フッ
素、塩素、臭素、ヨウ素など)、ヒドロキシル、cl−
4アルコキン基(例、メトキシ、エトキシなど)、CI
+−107リールオキシ基(%Lフエニノキシ、ナフチ
ルチオシなど)、CI−、アルキルチオ基(例、メチル
チオ、エチルチオ、プロピルチオなど>、ce−107
リールチオ基(例、フェニルチオ、ナフチルチオなど)
、シアン、カルバモイル基、カルボキシル基、Cl−4
アルコキシカルボニル基(例、メトキシカルボニル、エ
トキシカルボニルなど>、C,−、、アリールオキシカ
ルボニル基(例、フェノキシ力ルホニル、lナフチルオ
キシカルボニル、2−ナフチルオキシカルボニルなど)
、カルボキシCI−4アルコキシ基(gA1%カルボキ
シメトキシ、2−カルボ牛ジェトキシなど)、CI−。
アルカメイル基(例、ホルミル。
アセチル、プロピオニル、インプロピオニル、ブチリル
、ペンタノイル、ヘキサノイルなど)、C?−11アロ
イル基(例、ベンゾイル、1−ナフトイル、2−ナフト
イルなど)、 Cs−+。アリールスルホニル基(例、
ベンゼンスルホニル、1−ナフチルスルホニル、2−ナ
フチルスルホニルなど)、C,−、アルキルスルフィニ
ル基(例、メチルスルフィニノペエチルスルフィニルな
ど)、C6−10アリールスルフイニル基(例、ベンゼ
ンスルフィニル、1−ナフチルスルフィニル、2−ナフ
チルスルフィニルなど)、Cl−6フルキルスルホニル
基(例、メチルスルホニル、エチルスルホニルなト)、
ヘテロ原子(例、窒素、酸素、硫黄など)を1〜4個含
む5または6員環複素環基(例、2−フリル、2−チエ
ニル、4−チアゾリル、4−イミダゾリル、4−ピリジ
ル、1.3.4−チアジアゾール−2−イル、l−メチ
ル−5−テトラゾリルなど)、ヘテロ原子(例、窒素、
酸素、硫黄など)を1〜4個含む5または6員環複素環
カルボニル基(例、2−フロイル、2−テノイル、ニコ
チニル、インニコチニルなど)、ヘテロ原子(例、窒素
、酸素、硫黄など)を1〜4個含む5または6員環複素
環チオ基(例、4−ピリジルチオ、2−ピリミジルチオ
、1.3.4−チアジアゾール−2−イルチオ、lメチ
ル−5−テトラゾリルチオなど)などが挙げられ、さら
に複素環チオ基はベンセン環か縮合して2環性縮合環チ
オ基(例、2−ベンゾチアゾリルチオ、8−キノリルチ
オなど)を形成していてもよい。また、EまたはE′が
それぞれジ置換のカルバモイル基、チオカルバモイル基
、もしくはスルファモイル基を示す場合、カルバモイル
基、チオカルバモイル基、もしくはスルファモイル基の
窒素原子とともに含窒素異項環(例、ピロリジン−1−
イル、ピペリジノ、モルフォリノ、ピペラジン−1−イ
ル、4−メチルピペラジシン−1−イル、4−7エニル
ピベラジンー1−イルナト)を形成していてもよい。
また、R’、R”またはR3で示されるそれぞれ置換基
を有していてもよい炭化水素基または複素環基における
置換基、R1とR1とが隣接する窒素原子または硫黄原
子と共に形成していてもよい、かつ縮環していてもよい
含窒素または含硫黄異項環基における置換基、R4で示
されるそれぞれ置換基を有していてもよい低級アルキル
基またはアリール基における置換基、およびEまたはE
′で示されるそれぞれ置換基を有していてもよい炭化水
素基、アルカノイル基、アロイル基、複素環カルボニル
基、カルバモイル基、チオカルバモイル基、アリールス
ルホニル基、アルキルスルホニル基、スルファモイル基
、アルコキシカルボニル基、マたはアリールオキシカル
ボニル基における置換基は、さらに置換可能な位置に1
〜3個置換基を有していてもよい。
該置換基としては上述のRI、R1またはR3で示され
るそれぞれ置換基を有していてもよい炭化水素基または
複素環基における置換基、R’とR2とが隣接する窒素
原子または硫黄原子と共に形成していてもよい、かつ縮
環していてもよい含窒素または含硫黄異項環基における
置換基、R4て示されるそれぞれ置換基を有していても
よい低級アルキル基またはアリール基における置換基、
およびEまたはE′で示されるそれぞれ置換基を有して
いてもよい炭化水素基、アルカ/イル基、アロイル基、
複素環カルボニル基、カルバモイル基、チオカルバモイ
ル基、アリールスルホニル基、アルキルスルホニル基、
スルファモイル基、アルコキシカルボニル基、またはア
リールオキシカルボニル基における置換基で例示されて
いる置換基がそのまま適用される。
Xeで示されるカウンターアニオンとしては、例エバハ
ロゲンイオン(L ヨードイオン、ブロムイオン、クロ
ルイオンなど)、硫酸イオン、リン酸イオン、硝酸イオ
ン、過塩素酸イオン、テトラフルオロホレートイオン、
メタンスルフォネートイオン、p−トリルスルフェート
イオン、ベンゼンスルフェートイオン、水酸イオン、有
機酸のカルホキシレートイオン(例、オキザレートイオ
ン、マレニートイオン、フマレートイオン、ザク/ネー
トイオン、ントレートイオン、ラクテートイオン、トリ
フルオロアセテートイオン、ラクトビオネートイオン、
アセテートイオン、プロピオネートイオン、タータレ−
トイオン、エチルサクシネートイオンなど)などが挙げ
られる。
化合物(1)または(I′)は分子内に不斉中心をもち
光学活性を有するか、その絶対構造は原料のフマキロー
ルに基づくものであり、フマキロールの絶対構造と一致
するものを意味する。また、ンクロヘ牛サン環上の置換
基の結合様式は、・・・・・はα結合を、補はβ結合を
、−はα結合でもβ結合でもよい場合を表す。
本発明の化合物か分子内に酸性置換基(例、カルホキシ
ルなど)あるいは塩基性置換基(例、アミン、低級アル
キルアミノ、ジ低級アルキルアミノ、含窒素異項環基な
と)を有する場合には、生理学的に受容される塩として
用いることもできる。生理学的に受容される塩としては
、無機塩基との塩有機塩基との塩、無機酸との塩、有機
酸との塩、塩基性または酸性アミノ酸との塩などが用い
られる。
これらの塩類を生成させうる無機塩基としてはアルカリ
金属(例、ナトリウム、カリウムなど)、アルカリ土類
金属(例、カルシウム、マグネシウムなど)などが、有
機塩基としては例えばトリメチルアミン、トリエチルア
ミン、ピリジン、ピフリン、N、Nジヘンシルエチレン
ジアミンエタノールアミン、7エタノールアミン、トリ
スヒドロキシメチルアミノメタン、ジンクロヘキンルア
ミンなとか、無機酸としては例えば塩酸、臭化水素酸、
硫酸、硝酸、リン酸などか、有機酸としては例えばギ酸
、酢酸、トリフルオロ酢酸、シュウ酸、酒石酸、フマー
ル酸、マレイン酸、メタンスルホン酸、ヘンセンスルホ
ン酸、p−hルエンスルホン酸なとか、塩基性または酸
性アミノ酸としては例えばアルキニン、リジン、オルニ
チン、アスパラキン酸、グルタミン酸なとが用いられる
。これらの塩のうち塩基との塩(すなわち無機塩基との
塩、有機塩基との塩、塩基性アミノ酸との塩)は化合物
(1)および(I′)の置換基中のカルボ牛ンル基と、
また酸との塩(すなわち無機酸との塩、有機酸との塩、
酸性アミノ酸との塩)は化合物(1)の置換基中のアミ
7基、低級アルキルアミノ基、ジ低級アルキルアミノ基
、含窒素異項環基などと形成しうる塩を意味する。
また、化合物(1)および(I′)が分子内にジ低級ア
ルキルアミノ基、含窒素異項環基もしくは含窒素芳香族
複素環基などを有する場合にはこれらの置換基中の窒素
原子がさらにアルキル化されて4級アンモニオ基(例、
トリメチルアンモニオ、N−メチルピリジニオ、N−メ
チルピロリジン−1−イリオなど)を形成していてもよ
く、カウンターアニオンとしては前述のXeで示したカ
ウンターアニオンと同様のカウンターアニオンが挙げら
れる。
化合物(1)および(1′)において、AとしてN(0
)mR’R’、N”R’R”R’・Xe、5(0)nR
Iおよび5e(o)IIIR′R″・Xθテアルコトカ
好ましく、とりわけS ”R’R′・xeでR1および
R2が炭化水素基であり、Xeがハロゲンである化合物
が好ましい。
Bとして0またはNHが好ましく、Dとして2−メチル
−1−プロペニルが好ましく、EまたはE′として置換
基を有するカルバモイルが好ましい。
一般式(r)で表される本発明化合物は、微生物の生産
するツマキリン(ft+magillin )の加水分
解産物フマギロール(fumagillol )[Ta
rbell、 D、 3et al、、  ジャーナル
 オブ アメリカン ケミカル ソサイエティ(J、 
Am、 Chem、 Soc、 )  83 +309
6(1961)]を出発物質として用いることによって
製造できる。次にその製造法について詳しく説明する。
一般式(1)においてシクロヘキサン環とBの結合様式
がβ結合であり、Bが0、Dが2−メチル−1−インプ
ロペニルである化合物は、スキーム1に示した反応を行
うことによって得られる中間体もしくは最終生成物(I
V)〜(Xnl)として製造できる。
なお、上記のスキームlにおいてGは置換基を有してい
てもよい炭化水素基または置換基を有していてもよいア
シル基を、Yはハロゲンを、Y′は塩素以外のハロゲン
を、ZはNR’R’またはSR’を、LはN(0)R’
R”まtニー ハS (0)(!R’(式中σは1また
は2を示す)を、MはN■R’R”R3−X”*たはS
 ”R’R’−Xeを示L、R’ 〜R3,およびXe
は一般式(1)におけるR゛〜R′およびXeと同意義
を示す。ただし、Yが塩素のとき、Gは置換基を有して
いてもよい炭化水素基またはジニトロベンゾイルを除(
置換基を有していてもよいアシル基を示す。
一般式(I)においてシクロヘキサン環とBの結合様式
がβ結合であり、BがNR’、Dか2−メチル−1−イ
ンプロペニルである化合物は、スキーム2で示した反応
を行うことによって得られる中間体もしくは最終生成物
(x■)〜(XX)として製造できる。
(スキーム2) (XIV) (X■) (XV[) (XIX) なお、上記のスキーム2においてAおよびR4は一般式
(I)におけるAおよびR4と同意義を示し、Gはスキ
ーム1におけるGと同意義を示す。
−数式(1)においてシクロヘキサン環とBの結合様式
がα結合であり、BがO,Dが2−メチル−1−インプ
ロペニルである化合物は、スキーム3で示した反応を行
うことによって得られる中間体もしくは最終生成物(X
XI)から(XXIV)として製造できる。
(スキーム3) なお、 上記のスキーム3においてAは一般式 (1)におけるAと同意義を示し、Gはスキーム1にお
けるGと同意義を示す。
一般式(1)においてシクロヘキサン環とBの結合様式
かα結合であり、BがNR’、Dが2−メチル−1−イ
ンプロペニルである化合物はスキーム4に示した反応を
行うことによって得られる中間体もしくは最終生成物(
XXIX)から(XXXII)として製造できる。
(以 下 余 白) (スキーム4) (XX■) (XXXII) なお、上記のスキーム4においてAは一般式(1)にお
ける八と同意義を、GはスキームlにおけるGと同意義
を示し、R5は置換基を有していてもよい低級アルキル
もしくはアリール基を示す。
−数式(1)においてDがイソブチルである化合物は、
上述のスキーム1〜4において適宜の段階で接触還元反
応を行うことによって製造できる。
該接触還元反応としては、例えばターベルらによるフマ
ギロールの接触還元反応と同様の方法[Tarbell
、 D、 S、 et at、、  ジャーナル オブ
 アメリカン ケミカル ソサイエティ(J、 Am、
 Chem。
Soc、)、83,3096(1961)]を用いるこ
とができる。
上述の製造法におけるスキーム1〜4の個々の反応につ
いてさらに詳しく説明する。
反応工程1:フマギロール(n)から化合物(II[)
の製造 化合物(III)は、フマギロール(If)に対してア
ルキル化反応、アシル化反応、カルバモイル化反応、チ
オカルバモイル化反応、スルホニル化反応、またはオキ
シカルバモイル化反応を行うことによって製造される。
次に、アルキル化反応、アシル化反応、カルバモイル化
反応、チオカルバモイル化反応、スルホニル化反応、お
よびオキシカルバモイル化反応について詳しく説明する
1)アルキル化反応 該アルキル化反応は、フマギロールにアルキルハライド
(例、ヨー化メチル、ヨー化エチル、臭化ベンジル、臭
化アリル、臭化プロパルキルなど)、ジアルキル硫酸(
例、ジメチル硫酸、ジエチル硫酸など)などのアルキル
化剤を反応させることにより行なわれる。
該アルキル化剤は、フマギロール1モルに対し通常約1
モルから5倍モル量用いられる。
本反応は、通常、塩基の存在下で行なわれる。
該塩基としては、炭酸水素アルカリ金属類(例、炭酸水
素ナトリウム、炭酸水素カリウムなど)、炭酸アルカリ
金属類(例、炭酸すl−IJウム、炭酸カリウムなど)
、水素化アルカリ金属類(例、水素化ナトリウム、水素
化カリウムなど)、有機金属類(例、ブチルリチウム、
リチウムジイソプロピルアミドなど)が用いられ、その
添加量は通常、フマキロール1モルに対し約1モルから
5倍モル量である。
本反応は通常反応に悪影響のない有機溶媒中で行なわれ
る。反応に悪影響のない有機溶媒としては、アミド類(
例、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドなど
)、ハロゲン化炭化水素類(例、ジクロロメタン、クロ
ロホルム、1.2−ジクロロエタンなど)、エーテル類
(例、ジエチルエーテル。
テトラヒドロフラン、ジオキサンなど)、エステル類(
例、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸イソブチル。
プロピオン酸メチルなど)、ニトリル類(例、アセトニ
トリル、プロピオニトリルなど)、ニトロ化合物(例、
ニトロメタン、ニトロエタンなど)、ケトン類(例、ア
セトン、メチルエチルケトンなど)、芳香族炭化水素類
(例、ベンゼン、トルエンなど)、脂肪族飽和炭化水素
類(例、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサンなど)な
どが用いられ、これらは−種又は二種以上適宜の割合で
混合して用いてもよい。
反応温度は、アルキル化剤、塩基、溶媒の量、種類等に
よって異なるか一80°Cから100’c。
好ましくは0°Cから80°Cである。反応時間は、2
0分から5日間程度である。
2)アシル化反応 該アシル化反応は、フマキロールに例えば酸無水物、酸
ハライド、活性アミド、活性エステル、活性チオエステ
ルなどの活性化されたカルボン酸の反応性誘導体などを
反応させることにより行なわれる。
これらの反応性誘導体を具体的に述べると次のとおりで
ある。
i)酸ハライド: 例えば酸クロリド、酸プロミドなどが用いられる。
)酸無水物: 例えば対称型酸無水物や低級アルキル炭酸との混合酸無
水物などが用いられる。
111)活性アミド 例えばピラゾール、イミダゾール、4−置換イミタゾー
ル、ンメチルピラゾール、ヘンシトリアゾールなどとの
アミドが用いられる。
iv)活性エステル: 例えばメトキンメチルエステル、ベンゾトリアゾールエ
ステル、4−ニトロフェニルエステル、2I4−ジニト
ロフェニルエステル、トリクロロフェニルエステルペン
タクロロフェニルエステルなとのエステルのほか、1−
ヒドロキシ−IH−2ピリドン、N−ヒドロキシサクシ
ンイミト、Nヒドロキシフタルイミドなどとのエステル
などが用いられる。
V)活性チオエステル: 例えば2−ピリジルチオール、2−ベンゾチアプリルチ
オールなどの複素環チオールなどとのチオエステルなど
が用いられる。
該カルボン酸の反応性誘導体は、フマギロール1モルに
対し通常約1モルから10倍モル量好ましくは1〜5倍
モル量用いられる。また該カルボン酸を遊離のまま使用
する場合には、縮合剤の存在下に反応を行なうのか好ま
しい。縮合剤としては例えばN、N’−ジシクロへキシ
ルカルボジイミドN−シクロへキソルーN′−モルホリ
ノエチルカルボジイミド、N−シクロへキシル−N’−
(4−ジエチルアミノシクロヘキシル)カルボジイミド
N−エチル−N’−(3−ジメチルアミノプロピル)カ
ルボジイミド、ジフェニルホスホリルアンド、シアノリ
ン酸ジエチルなどが用いられる。
本反応は、通常、塩基の存在下で行なわれる。
該塩基としては、アルキル化反応で述べた塩基が用いら
れ、その添加量は通常、フマキロール1モルに対して約
1モルから10倍モル量である。
本反応は通常反応に悪影響のない有機溶媒中で行なわれ
る。反応に悪影響のない有機溶媒としては、アルキル化
反応で述べた有機溶媒などが用いられる。
反応温度は、カルボン酸誘導体、塩基、溶媒の量2種類
等によって異なるが一80℃から100°C1好ましく
はO′Cから80’Cである。反応時間は30分から5
日間程度である。
3)カルバモイル化反応 モノ置換カルバモイル基を導入するためのカルバモイル
化反応は、通常、フマギロールにイソシアナートを反応
させることにより行なわれる。
該イソシアナートは、フマギロール1モルに対し通常約
1モルから5倍モル量用いる。
本反応は、塩基の存在下で行なってもよく、該塩基とし
ては、アルキル化反応で述べた塩基などが用いられ、そ
の添加量は通常、フマキロール1モルに対して約1モル
から10倍モル量である。
本反応は通常反応に悪影響のない有機溶媒中で行なわれ
る。反応に悪影響のない有機溶媒としては、アルキル化
反応で述べた有機溶媒などが用いられる。
反応温度は、イソシアナート、塩基、溶媒の量、種類に
よって異なるが通常、約−80℃から100°C1好ま
しくはO′Cから80°Cである。反応時間は、1時間
から5日間程度である。
このようにして得られたモノ置換カルバモイル基を有す
る化合物のなかで、たとえばクロロアセチルカルバモイ
ル トリクロロアセチルカルバモイルなとを有する化合
物は通常の方法(たとえば、塩基性条件下で室温ないし
加温)でクロロアセチル基やトリクロロアセチル基を除
去してカルバモイル基を有する化合物に変換することも
できる。
また、該カルバモイル化反応は、フマギロールにカルバ
モイルハライドを反応させることによっても行なわれる
該カルバモイルハライドは、フマキロール1モルに対し
、通常約1モルから5倍モル量用いる。
本反応は、通常、塩基の存在下で行なわれる。
該塩基としては、アルキル化反応て述へた塩基などが用
いられ、その添加量は通常、フマギロール1モルに対し
て約1モルから10倍モル量である。
本反応は通常反応に悪影響のない有機溶媒中で行なねれ
る。反応に悪影響のない有機溶媒としては、アルキル化
反応で述べた有機溶媒などが用いられる。
反応温度は、カルバモイルハライド、塩基、溶媒の量、
種類によって異なるが約O0Cの温度から反応媒質の約
還流温度の温度、好ましくは約25°Cから還流温度で
行なわれる。
また、該カルバモイル化反応は、フマギロールに1.1
−カルボニルイミダゾールを反応させて活性エステルに
したのち、アンモニア、−級アミン類(例、メチルアミ
ン、エチルアミン、イソプロピルアミンなど)、または
二級アミン類(例、ジメチルアミン、エチルメチルアミ
ン、ジメチルアミン、ピロリジン、ピペリジン、N−メ
チルピペラジン、モルホリンなど)と反応させることに
よっても行なわれる。
1.1−カルボニルジイミダゾール、アンモニア、−級
アミン類、および二級アミン類はフマギロール1モルに
対し、通常1モルから5倍モル量用いられる。
本反応は通常反応に悪影響のない有機溶媒中で行なわれ
る。反応に悪影響のない有機溶媒としては、アルキル化
反応で述べた有機溶媒などが用いられる。
反応温度は、アンモニア、−級アミン類、および二級ア
ミン類、溶媒の量、種類などによって異なるが、−20
°Cから反応媒質の還流温度、好ましくはOoCから5
0℃で行なわれる。反応時間は、20分から5日間程度
である。
なお、中間体として得られる活性エステル類も化合物(
III)に含まれる。
また、Gがモノ置換カルバモイル基である化合物(I[
[)のうち、Gが置換基を有している低級アルカノイル
カルバモイル基である化合物(I[[)は、Gがクロロ
アセチルカルバモイルである化1(III)に対して、
求核試薬を反応させることによっても製造できる。
該求核試薬としては低級カルボン酸、低級チオカルボン
酸、チオール類、アミン類などもしくはそれらの金属塩
が用いられ、その添加量は通常、原料化合物1モルに対
し約1モルから20倍モル量、好ましくは1モルから5
倍モル量である。
本反応は、通常、塩基の存在下で行なわれる。
該塩基としては、アルキル化反応で述べた塩基なとが用
いられ、その添加量は通常、原料化合物1モルに対して
約1モルから10倍モル量である。
本反応は通常反応に悪影響のない有機溶媒中で行なわれ
る。反応に悪影響のない有機溶媒としては、アルキル化
反応で述べた有機溶媒などが用いられる。
反応温度は、求核試薬、塩基、溶媒の量、種類等によっ
て異なるが通常−80℃から100 ’C1好ましくは
0℃から80°Cである。反応時間は、20分から5日
間程度である。
4)チオカルバモイル化反応 上記カルバモイル化反応において、インシアナートのか
わりにチオイソシアナートを用いて反応させることによ
り、モノ置換チオカルバモイル基が導入された誘導体を
合成することができる。
5)スルホニル化反応 スルホニル化反応は、フマギロールにたとえばスルホン
酸無水物、スルホン酸ハライド(例、スルホニルクロラ
イド、スルホニルブロマイドなど)などの活性化された
スルホン酸誘導体、またはスルファモイルハライド(例
、スルファモイルクロライド、スルファモイルブロマイ
ド等)などの活性化されたスルファミン酸誘導体を反応
させることにより行なわれる。
該スルホン酸の反応性誘導体は、フマギロール1モルに
対し通常約1モルから5倍モル量用いられる。
本反応は、通常、塩基の存在下で行なわれる。
該塩基としては、アルキル化反応で述べた塩基などが用
いられ、その添加量は通常、フマギロール1モルに対し
て約1モルから10倍モル量である。
本反応は通常反応に悪影響のない有機溶媒中で行なわれ
る。反応に悪影響のない有機溶媒としては、アルキル化
反応で述べた有機溶媒などが用いられる。
反応温度は、スルホン酸もしくはスルファミン酸誘導体
、塩基、溶媒の量、種類等によって異なるが、通常−8
0℃から100℃、好ましくは0℃から80℃である。
反応時間は、10分から5日間程度である。
6)オキシカルボニル化反応 オキシカルボニル化反応は、フマギロールにクロロギ酸
エステル類(例、クロロギ酸エスル、クロロギ酸エチル
、クロロギ酸イソブチル、クロロギ酸ベンジル、クロロ
ギ酸1−クロロ−エチルなど)を反応させることによっ
ても行なわれる。該クロロギ酸エステル類はフマギロー
ル1モルに対シ、通常1モルから5倍モル量用いられる
本反応は、通常、塩基の存在下で行なわれる。
該塩基としては、アルキル化反応で述べた塩基などが用
いられ、その添加量は通常、フマキロール1モルに対し
て約1モルから10倍モル量である。
本反応は通常反応に悪影響のない有機溶媒中で行なわれ
る。反応に悪影響のない有機溶媒としては、アルキル化
反応で述べた有機溶媒などが用いられる。
反応温度は、クロロギ酸エステル、塩基、溶媒の量、種
類などによって異なるが一20℃から反応媒質の還流温
度、好ましくはO′Cから50’Cで行なわれる。反応
時間は10分間から5日間程度である。
また、本反応によって製造される化合物(I[l)にお
いてGがフェノキシカルホニルである化合物に対して、
アンモニア、−級アミン類(例、メチルアミン、エチル
アミン、イソプロピルアミンなど)、または二級アミン
類(例、ジメチルアミン、エチルメチルアミン、ジエチ
ルアミン、ピロリジン、ピペリジン、N−メチルピペラ
ジン、モルホリンなど)と反応させることによっても、
化合物(III)においてGがモノおよびジ置換カルバ
モイルである化合物を製造することができる。
アンモニア、−級アミン類、および二級アミン類は原料
化合物1モノに対し、通常1モルから5倍モル量用いら
れる。
本反応は通常反応に悪影響のない有機溶媒中で行なわれ
る。反応に悪影響のない有機溶媒としては、アルキル化
反応で述べた有機溶媒などが用いられる。
反応温度は、アンモニア、−級アミン類、および二級ア
ミン類、溶媒の量、種類などによって異なるか、−20
°Cから反応媒質の還流温度、好ましくはO′Cから5
0’Cて行なわれる。反応時間は、20分から5日間程
度である。
反応工程2・フマキロール(II)から化合物(IV)
の製造 本反応は、例えば反応工程1て示したアシル化反応ニお
いて、カルボン酸の反応性誘導体として酸ハライドを、
塩基としてトリエチルアミンまたはピリジンを用いるこ
とによって行うことかできる。
反応工程3:フマギロール(II)から化合物(V)の
製造 本反応は、フマギロールにノ\ロゲン化水素を反応させ
ることによって合成できる。
該ハロゲン化水素としては、臭化水素、ヨウ化水素など
が挙げられ、通常、臭化水素酸、ヨウ化水素酸などの水
溶液になったものが用いられる。
該ハロゲン化水素は、フマギロール1モルに対シ通常約
1モルから10倍モル量好ましくは1〜5倍モル量用い
られる。
本反応は通常反応に悪影響のない溶媒中で行なわれる。
反応に悪影響のない溶媒としては、例えハ、水、反応工
程1で述べたアルコール類、アミド類、ハロゲン化炭化
水素類、エーテル類、エステル類、ニトリル類、ニトロ
化合物、ケトン類、芳香族炭化水素類、脂肪族飽和炭化
水素類なとか用いられ、これらは一種又は二種以上適宜
の割合で混合して用いてもよい。
反応温度は、ハロゲン化水素、溶媒の量、種類等によっ
て異なるか一80℃から100℃、好ましくはO′Cか
ら室温(ここで室温とは、約20〜35°C程度を意味
する。別設のことわりのない限り以下同様)である。反
応時間は30分から5日間程度である。
また、ヨウ化水素との反応の場合は自体公知の方法1:
cornforth、 J、 W、、 et al、、
  ジャーナルオブ ケミカル ソサイエティ(J、 
Chem、 Soc、)1959.112]に従って行
ってもよい。
反応工程4:フマギロール(n)から化合物(VI)の
製造 本反応は、フマギロールに二級アミン類もしくはチオー
ル類を反応させることにより行なわれる。
該二級アミン類もしくは該チオール類としては、HNR
’R”、H3R’(式中、R1およびR雪は、数式(I
)におけるR’およびR1と同意義を示す)、またはそ
れらの金属塩が用いられ、金属塩としてはアルカリ金属
類(例、リチウム、ナトリウム、カリウムなど)などと
の塩が用いられる。
該二級アミン類もしくは該チオール類は、フマギロール
1モルに対し通常約1モルからlO倍モル量好ましくは
1〜5倍モル量用いられる。
本反応は、塩基の存在下で行なってもよ(。該塩基とし
ては、反応工程1で述べた三級アミン、炭酸水素アルカ
リ金属類、炭酸アルカリ金属類、水素化アルカリ金属類
などが用いられ、その添加量は通常、フマギロール1モ
ルに対して約1モルから10倍モル量である。
本反応は無溶媒もしくは反応に悪影響のない溶媒中で行
なわれる。反応に悪影響のない溶媒としては、例えば、
反応工程3で述べた溶媒が用いられる。
反応温度は、二級アミン類、チオール類、塩基、溶媒の
量、種類等によって異なるが一80°Cから100℃、
好ましくは0°Cから50°Cである。反応時間は30
分から5日間程度である。
反応工程5:化合物(III)から化合物(IV)の製
造本反応は、化合物(nl)を反応工程3で示した反応
に付すことによって行うことができ、さらに反応工程3
で示した反応においてハロゲン化水素として塩化水素も
しくは塩酸を用いてもよい。
反応工程6:化合物(V)から化合物(IV)の製造本
反応は、化合物(V)を反応工程1で示した反応に付す
ことによって行うことがでる。
反応工程7:化合物(V)から化合物(Vl)の製造本
反応は、化合物(V)を反応工程4で示した反応に付す
ことによって行うことがでる。
反応工程8:化合物(III)から化合物(■)の製造
本反応は、化合物(II[)を反応工程4で示した反応
に付すことによって行うことがでる。
反応工程9:化合物(IV)から化合物(■)の製造本
反応は、化合物(IV)を反応工程4て示した反応に付
すことによって行うことがでる。
反応工程10;化合物(■)から化合物(χ)の製造本
反応は、化合物(IV)に三級アミン類もしくはスルフ
ィド類を反応させることにより行なわれる。
該三級アミン類もしくは該スルフィド類としては、NR
’R”R’またはSR’R”(式中、R’−R’は、−
数式(1)におけるR’−R3と同意義を示す)が用い
られる。
該三級アミン類もしくは該スルフィド類は、化合物(I
V)1モルに対し通常約1モルからlO倍モル量好まし
くは1〜5倍モル量用いられる。
本反応は、塩基または金属塩の存在下で行なってもよく
、該塩基としては、前述の炭酸水素アルカリ金属類、炭
酸アルカリ金属類などが、金属塩としては水銀塩(例、
ヨウ化水銀など)もしくは銀塩(例、テトラフルオロホ
ウ酸銀、過塩素酸銀など)などが用いられ、その添加量
は通常、化合物(IV)1モルに対して約1モルから5
倍モル量である。
本反応は無溶媒もしくは反応に悪影響のない有機溶媒中
で行なわれる。反応に悪影響のない有機溶媒としては、
例えば、反応工程1て述べたアルコール類、アミド類、
ハロゲン化炭化水素類、エーテル類、エステル類、ニト
リル類、ニトロ化合物、ケトン類、芳香族炭化水素類、
脂肪族飽和炭化水素類などが用いられ、これらは一種又
は二種以上適宜の割合で混合して用いてもよい。
反応温度は、三級アミン類、スルフィド類、塩基、金属
塩、溶媒の量、種類等によって異なるが一80℃から1
00℃、好ましくはOoCから500Cである。反応時
間は30分から15日間程度である。
反応工程11:化合物(V)から化合物(■)の製造本
反応は、化合物(V)を反応工程10で示した反応に付
すことによって行うことができる。
反応工程12:化合物(VI)から化合物(■)の製造
本反応は、化合物(VI)を反応工程1で示した反応に
付すことによって行うことができる。
反応工程13:化合物(Vl)から化合物(■)の製造
本反応は、化合物(Vl)をNまたはSアルキル化反応
に付すことによって行うことかできる。
該アルキル化反応は、化合物(Vl)にR3J(式中、
R3は一般式(1)におけるR3と同意義を示し、Jは
ハロゲン、メタンスルホニルオキシ基、p−トルエンス
ルホニルオキシ基、メトキシスルホニルオキシ基、トリ
フルオロメタンスルホニルオキシ基、ジメチルオキソニ
オ・テトラフルオロボレート基、ジエチルオキソニオ・
テトラフルオロボレート基などの脱離基を示す)で表さ
れるアルキル化剤を反応させることにより行なわれる。
該アルキル化剤は、化合物(■)1モルに対し通常約1
モルから100倍モル量用いられる。
本反応は、塩基または金属塩の存在下で行なってもよく
、該塩基としては、反応工程1で述へた炭酸水素アルカ
リ金属類、炭酸アルカリ金属類などが、金属塩としては
水銀塩(例、ヨウ化水銀など)もしくは銀塩(例、塩化
銀、臭化銀、テトラフルオロホウ酸銀、過塩素酸銀など
)などが用いられ、その添加量は通常、原料アルコール
1モルに対して約0.1モルから5倍モル量である。
本反応は無溶媒もしくは反応に悪影響のない有機溶媒中
で行なわれる。反応に悪影響のない有機溶媒としては、
反応工程1て述べたアミド類、ハロゲン化炭化水素類、
エーテル類、エステル類、ニトリル類、ニトロ化合物、
ケトン類、芳香族炭化水素類、脂肪族飽和炭化水素類な
どが用いられ、これらは一種又は二種以上適宜の割合で
混合して用いてもよい。
反応温度は、アルキル化剤、塩基、金属塩、溶媒の量、
種類等によって異なるか一80’Cから100°C1好
ましくはOoCから50’Cである。反応時間は20分
から5日間程度である。
反応工程14:化合物(VI)から化合物(IX)の製
造本反応は、化合物(Vl)中のZで表されるNR’R
2基またはSR3基を酸化することによって行われる。
本酸化反応で用いられる酸化剤としては、過酸化水素水
、過ヨウ素酸(例、オルト過ヨウ素酸、メタ過ヨウ素酸
など)またはその塩類、有機過酸類(例、過き酸、過酢
酸、過安息香酸、メタクロロ過安息香酸なと)またはそ
の塩なとか挙げられる。
本反応は通常反応に悪影響のない溶媒中で行なわれる。
反応に悪影響のない溶媒としては、水、反応工程1て述
べたハロゲン化炭化水素類、エーテル類、芳香族炭化水
素類または脂肪族飽和炭化水素類などが用いられ、これ
らは一種又は二種以上適宜の割合で混合して用いてもよ
い。
反応温度は、酸化剤、溶媒の量、種類等によって異なる
が一80’Cから100°C1好ましくは0℃から50
℃である。反応時間は20分から5日間程度である。
反応工程15:化合物(■)から化合物(X)の製造本
反応は、化合物(■)を反応工程I3で示した反応に付
すことによって行うことができる。
反応工程16.化合物(■)から化合物(X)の製造本
反応は、化合物(■)を反応工程1で示した反応に付す
ことによって行うことができる。
反応工程17:化合物(■)から化合物<xr>の製本
反応は、化合物(■)においてMがS”R’R”・Xe
で表される化合物を反応工程14で示した反応に付すこ
とによって行うことができる。
反応工程18:化合物(IX)がら化合物(XI)の製
造 本反応は、化合物(IX)においてLが5(0)R1で
表される化合物を反応工程1■で示した反応に付すこと
によって行うことができる。
反応工程19:化合物([)から化合物(XI[)の製
造 本反応は、化合物(IX)を反応工程1で示した反応に
付すことによって行うことができる。
反応工程2o:化合物(X)から化合物(XIII)の
製造 本反応は、化合物(X)においてMがSeR“R′・x
eで表される化合物を反応工程14で示した反応に付す
ことによって行うことができる。
反応工程21:化合物(XI)から化合物(XI)の製
造 本反応は、化合物(XI)を反応工程1で示した反応に
付すことによって行うことができる。
反応工程22:化合物(XI)から化合物(XII[)
の製造 本反応は、化合物(XII)においてLが5(0)R1
で表される化合物を反応工程11で示した反応に付すこ
とによって行うことができる。
反応工程23:化合物(■)から化合物(XI[)の製
造 本反応は、化合物(■)を反応工程14で示した反応に
付すことによって行うことができる。
反応工程24:フマギロール(n)から化合物(x■)
の製造 本反応はフマギロールを、例えば、ターベルらの方法に
従ってピリジン中で無水クロム酸を用いる酸化反応[T
arbell、 D、 s、l  ジャーナル オブア
メリカン ケミカル ソサイエティ(J、 Aa+。
CheIIl、 Soc、)、77.5610(195
5)]、もしくは後lらの方法に従って重クロム酸ピリ
ジニウムを用いる酸化反応(特開昭62−476)に付
すことによって行なわれる。
また、自体公知の方法に従って、ジョーンズ酸化[Jo
nes、 E、 R,H,、ジャーナル オブ ケミカ
ル ソサイエティ(J、  Chem、  Soc、)
、 1946゜39]、コリンズ酸化[Co11ins
、 J、 c−1テトラヘドロン レターズ(Tetr
ahedron Lett、 )+ 1968 +33
63コ、pcc酸化[Corey、 E、 J、、 e
t al、。
テトラヘドロン レターズ(Tetrahedron 
Lett、)。
1975.2647]、もしくはジメチルスルホキシド
と活性化剤の組み合わせによる酸化反応を行なってもよ
い。ジメチルスルホキシドの活性化剤としては、ジシク
ロへキシルカルボジイミド[Moffat、 J、 G
、、 et al、、ジャーナル オブ アメリカン 
ケミカル ソサイエティ(J、 Am、 Chem。
Soc、 )、旦5,3027(1963)]、無水酢
酸[Albright、 J、 D、、 et al、
、ジャーナル オブアメリカン ケミカル ソサイエテ
ィ(J、 An+。
Chem、 Soc、)+影7.4214(1965)
コ、五酸化リン[小野前ら、ジャーナル オブ アメリ
カンケミカル ソサイエティ(J、 Am、 Chem
、 Soc、 )。
87.4214(1965)]、]三酸化硫黄−ピリジ
ンコンプレックスParikh、 J、 R,、et 
al、+ジャーナル オブ アメリカン ケミカル ソ
サイエティ(J、 AI++、  ChelIl、 S
oc、)、89.5505(1967)]、オキザリル
クロリド[Swern、 D、、 et al、。
ジャーナル オブ オーガニック ケミストリー(J、
 Org、  Chei、)、43.2480(197
8)]などを用いることができる。
反応工程25:化合物(XIV)から化合物(X■)の
製造 本反応は、自体公知の方法[Borch、 R,F、 
etal、、ジャーナル オブ アメリカン ケミカル
ソサイエティ(J、 All1. Chew、 Soc
、)+ 93 、2897(1971)]に従って、化
合物(XIV)を還元的アミ/化反応に付すことによっ
て行われる。
反応工程26ニフマギロール(II)から化合物(XV
)の製造 本反応は、スキーム1に従い、フマギロールを反応工程
3.4.11.13.14.17.18で示した反応に
付すこと、もしくはそれらの反応を適宜組み合わせるこ
とによって行うことがてきる。
反応工程27:化合物(Xrv’)から化合物(XVI
)の製造 本反応は、スキーム1と同様の方法で、化合物(XIV
)を反応工程3.4.11.13.14.17.18で
示した反応に付すこと、もしくはそれらの反応を適宜組
み合わせることによって行うことができる。
反応工程28:化合物(XV)から化合物(XVI)の
製造 本反応は、化合物(XV)を反応工程24で示した反応
に付すことよって行うことができる。また、反応工程2
4で示した反応と反応工程9.10.13.14.17
および18で示した反応を適宜組み合わせることによっ
て同時にA部分の変換反応を行ってもよい。
反応工程29:化合物(XVI)から化合物(XIX)
の製造 本反応は、化合物(XV[)を反応工程25てホした反
応に付すことよって行うことかできる。また、反応工程
25で示した反応と反応工程9.10゜13.14.1
7および18で示した反応を適宜組み合わせることによ
って同時にA部分の変換反応を行ってもよい。
反応工程30:化合物(X■)から化合物(X■)の製
造 本反応は、スキーム1と同様の方法で、化合物(X■)
を反応工程1で示した反応に付すことによって行うこと
ができる。
また、化合物(X■)のNHR’基のアルキル化を行う
場合、反応工程1で示した方法以外に還元的アルキル化
として知られる方法[Emoerson、 W。
S、オーガニック リアクション(Org、 Reac
t、)+4.174(1948);Lane、C,F、
、シンチーシス(Synthesis)、 135 (
1975)など]を用いてもよい。
反応工程31.化合物(X■)から化合物(XIX)の
製造 本反応は、化合物(X■)を反応工程27て示した反応
に付すことによって行うことかできる。
反応工程32:化合物(XIX)から化合物(XX)の
製造 本反応は、化合物(XIX)を反応工程30て示した反
応に付すことよって行うことができる。また、反応工程
30で示した反応と反応工程9.10.13.14.1
7および18で示した反応を適宜組み合わせることによ
って同時にA部分の変換反応を行ってもよい。
反応工程33:化合物(X■)から化合物(XX)の製
造 本反応は、スキーム1と同様の方法で、化合物(X■)
を反応工程5.8.9.10S 15.20.22.2
3で示した反応に付すこともしくはこれらの反応を適宜
組み合わせることによって行うことができる。
反応工程34・フマギロールから化合物(XXI)の製
造 本反応は、フマギロールをジエチルアゾジカルボキシレ
ートとトリフェニルホスフィンおよびぎ酸または安息香
酸なとのカルボン酸を用いる光延反応[Mitunob
u、 O,、シンチーシス(Synthesis)、 
1(1981)]に付して得られる6−○−アシル6−
ニビフマギロール誘導体を、さらに自体公知の方法[B
ose、 A、 K、 、テトラヘドロン レターズ(
Tetrahedron Lett、 )、 1973
 、1619 ]て加水分解することによって行われる
反応工程35:化合物(XV)から化合物(XXII[
)の製造 本反応は、化合物(XV)を反応工程34で示した反応
に付すことよって行うことができる。また、反応工程3
4で示した反応と反応工程9.10゜13.14.17
および18で示した反応を適宜組み合わせることによっ
て同時にA部分の変換反応を行ってもよい。
反応工程36:化合物(XXI)から化合物(XX■)
の製造 本反応は、化合物(XXI)を反応工程1で示した反応
に付すことによって行うことができる。
反応工程37:化合物(XXIII)から化合物(XX
V)の製造 本反応は、化合物(XXII[)を反応工程1で示した
反応と同様の反応に付すことよって行うことかできる。
また、反応工程1て示した反応と反応工程9.10,1
3.14.17および18て示した反応を適宜組み合わ
せることによって同時にA部分の変換反応を行ってもよ
い。
反応工程38:化合物(XXI)から化合物(XX■)
の製造 本反応は、化合物(XXI)を反応工程27で示した反
応に付すことによって行うことができる。
反応工程39:化合物(XX■)から化合物(XX■)
の製造 本反応は、化合物(XXII)を反応工程33て示した
反応に付すことよって行うことかできる。
反応工程40:フマギロール(II)から化合物(XX
V)の製造 本反応は、フマギロールをジエチルアゾジカルボキシレ
ートとトリフェニルホスフィンおよびフタルイミドやコ
ハク酸イミドなどのイミド類を用いる光鋭反応[Mit
unobu、 O,、シンチーシス(Synthesi
s)、 1 (1981)]に付して得られるイミド化
合物を、さらに自体公知の方法[Mitunobu、 
o、1ジヤーナル オブ アメリカン ケミカル ソサ
イエティ(J、 Am、 Chem、 Soc、)、9
4.679(1972)コで加水分解することによって
行われる。
反応工程41:化合物(XV)から化合物(XXIX)
の製造 本反応は、化合物(XV)を反応工程40で示した反応
に付すことよって行うことができる。また、反応工程4
0で示した反応と反応工程9.10.13.14.17
および18で示した反応を適宜組み合わせることによっ
て同時にA部分の変換反応を行ってもよい。
反応工程42:化合物(XXV)から化合物(XXX)
の製造 本反応は、化合物(XXV)を反応工程27て示した反
応に付すことよって行うことができる。
反応工程43:化合物(XXV)から化合物(XXV)
の製造 本反応は、目体公知の方法[5utherland、 
1. O。
編“Comprehensive Organic C
hemistry  、第2巻4〜11頁、  Per
gamon Press(1979)]に従って化合物
(XXV)をN−アルキル化反応に付すことによって行
うことができる。
反応工程44:化合物(χχ■)から化合物(XXXI
)の製造 本反応は、化合物(XXIX)を反応工程43でボした
反応に付すことよって行うことができる。また、反応工
程43で示した反応と反応工程9.10.13.14.
17および18で示した反応を適宜組み合わせることに
よって同時にA部分の変換反応を行ってもよい。
反応工程45:化合物(XXV)から化合物(XXXI
)の製造 本反応は、化合物(XXV)を反応工程27で示した反
応に付すことよって行うことができる。
反応工程46二化合物(XXV)から化合物(XXV)
の製造 本反応は、化合物(XXV)を反応工程30て示した反
応に付すことよって行うことができる。
反応工程47:化合物(XXIX)から化合物(XXX
)の製造 本反応は、化合物(X X IM)を反応工程30てボ
した反応に付すことよって行うことができる。
反応工程48:化合物(XXVI)から化合物(XXX
)の製造 本反応は、化合物(XXV[)を反応工程33て示した
反応に付すことよって行うことかできる。
反応工程49:化合物(XXV)から化合物(XXV)
の製造 本反応は、化合物(XXV)を反応工程30で示した反
応に付すことによって行うことができる。
反応工程50:化合物(XXXI)から化合物(XXX
II)の製造 本反応は、化合物(XXXI)を反応工程30で示した
反応に付すことよって行うことができる。
また、反応工程30で示した反応と反応工程9.10.
13.14.17および18で示した反応を適宜組み合
わせることによって同時にA部分の変換反応を行っても
よい。
反応工程51:化合物(XXV)から化合物(XXXI
[)の製造 本反応は、化合物(XXV)を反応工程33で示した6
反応に付すことによって行うことができる。
上述の製造法において使用される原料化合物、これらの
製造法において使用されるアシル化剤。
カルバモイル化剤、アルキル化剤、スルホニル化剤など
にアミン基、低級アルキルアミ7基、ヒドロキシル基、
カルボキシル基などの置換基か存在する場合にはこれら
の置換基を保護しておくと反応を有利に進行させること
ができる。
これらの置換基の保護および脱保護は自体公知の方法[
Greene、 T、 W、、”Protective
 (iroupinOrganic 5ynthsis
”、 JohnWiley & 5ons、 NewY
ork(1981)]を用いることができる。
このようにして製造される本発明化合物(1)は、自体
公知の分離、精製手段(例、クロマトグラフィー、結晶
化法)などにより単離することができる。
また、−数式(1)においてXeて表されるカウンター
アニオンを含む化合物については、イオン交換樹脂また
は銀塩(例、酸化銀、酢酸銀、過塩素酸銀など)などで
処理することによってカウンターアニオンの変換を行う
ことができる。
本発明の化合物は、血管新生抑制作用および抗腫瘍活性
を示し各種炎症性疾患(リウマチ、乾痕)。
糖尿病性網膜症または癌などの治療および予防剤として
有用で低毒性であり、そのままもしくは自体公知の薬学
的に許容される担体、賦形剤などと混合した医薬組成物
〔例、錠剤、カプセル剤(ソフトカプセル、マイクロカ
プセルを含む)、液剤、注射剤、坐剤〕として経口的も
しくは非経口的に安全に投与することができる。投与量
は投与対象、投与ルート、症状などによっても異なるが
、たとえば、成人には1日あたり通常0 、1 mg/
 kg〜40mg/kg体重程度、好ましくは0.5m
g/kg〜20mg/kg体重程度である。
[作用] 以下に、本発明化合物の薬理効果について記載する。
実験例1 ラット角膜マイクロポケット法による血管新生抑制作用 測定方法 Gimbroneら〔ジャーナル オブ ナショナルキ
ャンサー インスティチュート J、 Nationa
lCancer  In5titute  52 :4
13 419 (1974):]の方法に準じて行った
。スプラーグ ドーレイ(Sprague−Dawle
y)系成熟雄性ラット(11−16週齢)を不ンブター
ル麻酔し、キンロカイン点眼液を眼球に滴下して局所麻
酔した。角膜の辺縁部から約2mm内側の角膜中に、注
射針で約2mmの切開を加え、塩基性線維芽細胞増殖因
子(bFGF、ウシ脳由来精製品、R&D社)および検
体の徐放性ペレットを、bFGFペレットが角膜の中心
側になるように、二つ並べて挿入する。対照群のラット
角膜にはbFGFペレットおよび検体を含まないベレッ
トを挿入した。10日後、実体顕微鏡下に角膜を観察し
た。得られた結果を表1に示す。
徐放性ベレットは以下の方法で作成した。エチレン−ビ
ニルアセチイト共重合体(底円薬品)か8%になるよう
にジクロルメタンに溶解し、その3μりをガラス製ンヤ
ーレの上で風乾し、bFGF水溶液(250ng)を採
取して風乾し、3μQの上記エチレン−ビニルアセテ、
イト共重合体溶液を上のせして風乾し、bFGFのサン
ドイッチ状シートを作った。このサンドイッチ状シート
を丸めてbFGFペレットとした。検体のペレットは検
体を20μg/2μQになるようにエタノールに溶解し
、6μgのエチレン−ビニルアセチイト共重合体溶液と
混合した後ガラス/ヤーレ上で風乾し、生じたシートを
丸めて作成した。
3         4/7 4         315 10         4/7 48         4/7 70         5/6 なお、上記の表1中、抑制率は、試験ラット数を分母で
、検体投与によりbFGFによる血管新生が遅延あるい
は弱められたラット数を分子で表し、判定は、抑制率が
70%以上の場合に+、40%以上70%未満の場合に
士とした。
実験例2 M5076細胞に対する抗腫瘍活性 測定方法 C57BL/6マウス(1群6匹)にマウス1匹あたり
2X10’個のM5076細胞を側背部皮下に移植した
。移植後、1日、2日、4日、5日、6日、7日、8日
、9日、11日、12日の計10回、5%アラビアゴム
生理食塩水に溶解した検体を皮下投与した。13日後に
腫瘍組織の長径(a)と短径(b)を測定し、計算式a
Xb2×172から腫瘍サイズを算出し、薬物を投与し
ない対照群の腫瘍サイズとの比をT/C(%)で表した
。得られた結果を第2表に示す。
第2表 1C 3 6 7 0 1 2 4 5A 5B 6 2 00 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 6 6 0 1 1 7 9 4 7 9 2 [実施例] 以下、参考例および実施例をあげて、本発明をさらに詳
しく説明するが、本発明は、これらの実施例に限定され
るものではない。
以下の参考例、実施例のカラムクロマトグラフィ(かっ
こ内は溶出溶媒を示す。)における溶出はT L C(
Th1n  Layer  Chrosatograp
hy+ 薄層クロマトグラフィ)による観察下に行なわ
れた。
TLC観察においては、TLCプレートとしてMerc
k社製のキーゼルゲル60F□。(70〜230メツシ
ユ)を、展開溶媒としてはカラムクロマトグラフィで溶
出溶媒として用いられた溶媒を、検出法としてUV検出
器、リンモリブデン酸による発色法等を採用した。カラ
ム用シリカゲルは同じ(メルク社製のキーゼルゲル60
(70〜230メノシニ)を用いた。NMRスペクトル
はプロトンNMR(’H−NMR)を示し、内部または
外部基準としてテトラメチルシランを用いてパリアン(
VARIAN)社製ジェミニ200で測定し、δ値をp
pIllで示した。
なお、参考例、実施例で用いる略号は、次のような意義
を有する。
S:シングレット、b「ニブロード(幅広い)、d:ダ
ブレット、dd:ダブルダブレット、ddd:クブレッ
トダプレットダブレット、tニトリブレット、q:クワ
ルテット、m:マルチプレット、 ABq :^Bクワ
ルテ・ノド、J:カップリング定数、H2:ヘルツ、C
DCl2゜二重クロロホルム、CD5OD:重メタノー
ル、%:重量% また以下の参考例、実施例において室温とあるのは約1
5〜25°Cを意味する。融点及び混炭はすべて摂氏で
示した。
以下の参考例および実施例の化合物乞の記載において、
絶対立体配置に関してはフマギロールと一致するものと
して省略した。相対立体配置に関しては、化合物(1)
で示した構造式に基づいてフマギロールと異なる部分に
ついてのみ記載した。
参考例1 2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキ
セニル)−3−メトキシ−1−クロロメチル−1,4−
シクロヘキサンジオール フマギロール(200II+g)のエタノール(2g+
1)溶液に、0.5規定塩酸(la+1)を加え室温で
1時間撹拌した。反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液を加えて中和し、反応液を減圧下濃縮した。得られた
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(担体10
g、展開溶媒:ヘキサンー酢酸エチル=3 : 1)に
て精製して、無色結晶の2−(1゜2−エポキシ−1,
5−ジメチル−4−へキセニル)−3−メトキシ−1−
(クロロメチル)−1,4シクロヘキサンジオール(2
03mg:収率90%)を得た。
NMRスペクトル(δ値、 CD C123) : 1
.3:((LH。
m)、 1.49(:(H,s)、 1.67(3H,
s)、 1.75(:(H,s)、 1.5〜2.6(
7H,m)、 2.99(LH,t、 6Hz)、 3
.2〜3.4(IH,m)、 3.35(38,s)。
3、50(IH,d、 1IHz)、 3.81(IL
 d、 11Hz)、 3.90(1B、 brs)。
4、23(11,s)、 5.19(IH,a)。
参考例2 0−クロロアセチル力ルバモイルフマギロールフマギロ
ール(314mg)のジクロロメタン(5ml)溶液に
、水冷下クロロアセチルイソシアネート(160a+g
)を滴下し、その後ジメチルレアミノピリジン(130
mg)を添加し、O′Cで2時間撹拌した。反応液に水
を加え、ジクロロメタンで抽出し、有機層を飽和食塩水
で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減
圧濃縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(担体20 g。
展開溶媒:酢酸エチル−ヘキサン=1:2)lこて精製
シて、無色粉末のO−クロロアセチルカルモイルフマギ
ロール(3 1 8mg: 収率7 1%)を得た。
NMRスペクトル(δ値; C D C 123) :
 1. 10(LH。
m)、 1. 21(311, s)、 1. 66(
3B, s)、 1. 75(3H, s)、 1. 
93(IHd, 11Hz)、 1. 8〜2. 5(
5H, m)、 2. 57(1B, d, 4Hz)
、 2. 58(IH。
m)、 2. 99(LH, d, 4Hz)、 3.
 47(3H, s)、 3. 68(LH, dd,
 llHz。
3Hz)、 4. 44(2H, s)、 5. 20
(LH, m)、 5、61(LH, m)、 8. 
33(LH, brs)。
参考例3 0−(p−1ルエンスルホニル)フマギロールフvキo
−ル(3.0 0g)とジメチルアミノビ1ノンン(3
.24g)の無水ジクロロメタン(30ml)溶液に、
p−トルエンスルホニルクロライド(3.04g)を添
加し、室温で一夜撹拌した。反応液をジクロロメタンで
希釈し、飽和食塩水で洗浄したのち、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。溶媒を減圧濃縮後、残とをシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(担体1 50g、展開溶媒
二酢酸エチルヘキサン−1・2)にて精製し、さらに得
られた粗結晶をジイソプロピルエーテルより再結晶して
0−(p−4ルエンスルホニル)フマギロールの無色結
晶(2.88g:収率62%)を得た。
融点:123−124°C NMRスペクトル(δ値; C D C I23) :
 1. 14(IH。
m)、 1. 16( 3H, s)、 1. 67(
38, s)、 1. 70(3H, s)、 1. 
84(IH。
m)、 1. 95( IH, d, 11Hz)、 
2. 04〜2. 47(4H, m)、 2. 44
(3H。
s)、 2. 55(IH, d, 4)1z)、 2
. 56(IH, t, 6Hz)、 2. 94(1
8, d4Hz)、 3. 02(3)1, s)、 
3. 50(LH, dd, 10Hz, 2Hz)、
 5. 07(IH。
m)、 5. 19(l)l, m)、 7. 33(
2H, d, 8Hz)、 7. 87(2)1, d
. 8Hz)参考例4 0−フエノキシカルボニルフマギロールフマギロール(
133mg)およびジメチルアミノピリジン(115m
g)をジクロロメタン(3ml)lこ溶解し、クロロぎ
酸フェニル(ll1mg)を加え室温で30分間撹拌し
た。水を加えたのちジクロロメタン(30ml)で希釈
し、水、飽和塩化ナト1ノウム水溶液で洗浄した。硫酸
マグネシウムで乾燥後、減圧下で溶媒を留去し、得られ
た残渣をシ+Jカゲル力ラムクロマトグラフイ−(担体
10g、展開溶媒:n−ヘキサン−酢酸エチル=5:1
)lこて精jlて、無色油状物のO−フエノキシ力ルボ
ニルフマギロール(1 7 4o+g:収19 2%)
を?Iた。
NMRスペクトル(δ値. C D C I2,) :
 1. 10(1)1。
m) 1. 22(3H, s)、 l、66(3B,
 s)、 1. 75(3H, s)、 1. 8〜2
. 45(6H. m)、 2. 56(18, d,
 4Hz)、 2. 59(IH, t, 6)!z)
、 2.99(l)I, d。
4tlz)、 3. 50(3H, s)、 3. 6
9(1B, dd, lIHz, 3Hz)、 5. 
18(18m)、 5. 58(18, brs)、 
7. 15〜7. 45(5H, m)。
参考例5 6−O−ホルミル−6−ニビフマギロールフマギロール
(4.0g)、トリフェニルホスフィン(11.2g)
およびぎ酸(1.1ml)をテトラヒドロフラン(10
0ml)に溶解し、ジエチルアゾジ力ルホキシレート(
7.4g)のテトラヒドロフラン(20ml)溶液を滴
下した。−夜撹拌後、反応液に酢酸エチル(300ml
)を加えて希釈し、飽和塩化ナトリウム水溶液、続いて
飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、さらにもう−度飽和塩
化ナトリウム水溶液で洗浄した。無水硫酸マグネシウム
で乾燥後、減圧下で溶媒を留去し、得られた残渣をシリ
カケルクロマトグラフィー(担体200g、展開溶媒酢
酸エチル−ヘキサン=13)にて精製して、6−o−ホ
ルミル−6−ニビフマキロール(2.6g 収率59%
)を得た。
NMRスペクトル(δ値; CDC123): 1.2
1(1)1m)、 1. 27(3B, s)、 1.
 61(IH. d, 11Hz)、 1. 66(3
H, s)、 1. 75(3H, s)、 1. 7
0〜2. 25(4H, m)、 2. 38(IH,
 m)、 2. 56(IH, m)2、 59(IH
, d, 4Hz)、 2. 98(IH, d, 4
Hz)、 3. 56(3H, s)。
3、 83(IH, dd, 9Hz, 11Hz)、
 5. 00(18, m)、 5. 20(IH, 
m)。
8、 17(IH, S) 参考例6 6−エビフマギロール 6−0−ホルミル−6−ニビフマギロール(2゜5g)
ヲメタノール(20ml)に溶解し、濃アンモニア水(
5tIll)を加えて15分撹拌した。減圧下で溶媒を
留去したのち得られた残渣を酢酸エチル(100ml)
に溶解し、飽和塩化すI−’Jウム水溶液で洗浄した。
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下で溶媒を留去し
、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(担体
100g、展開溶媒:酢酸エチル−ヘキサン=2:1)
にて精製して、6−ニビフマギロール(1,8g:収率
79%)を得た。
NMRスペクトル(δ値; CD CQ3”) : 1
.22(LH。
a+)、 1.30(3)1. s)、 1.54(I
H,d、 11Hz)、 1.66(3H,s)、 1
.75(38,s)、 1.70〜2.25(4H,w
+)、 2.38(IH,m)、 2.54(IH,d
4Hz)、 2.57(LH,t、 7)1z)、 2
.91(LH,d、 4Hz)、 3.54〜3.80
(2B、 m)、 3.61(3H,s)、 5.20
(LH,m)。
参考例7 6−o−フェノキシカルボニル−6−エビフマギロール 6−エビフマギロール(0,53g)およびジメチルア
ミノピリジン(0,46g)をジクロロメタン(81)
に溶解し、クロロぎ酸フェニル(0,45g)を加え室
温で30分間撹拌した。水を加えたのちジクロロメタン
(4C)+1)で希釈し、水、飽和塩化ナトリウム水溶
液で洗浄した。硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下で溶
媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフ
ィー(担体25g、展開溶媒:酢酸エチル−ヘキサン=
1:5)にて精製し、さらにエタノールにて結晶化して
6−0−フェノキシカルボニル−6−エビフマギロール
(0,55g:収率82%)を得た。
融点二118〜119°C NMRスペクトル(δ値; CD CI23) : 1
.22(LH。
m)、 1.28(:(H,s)、 1.63(IH,
d、 1lHz)、 1.66(3H,s)、 1.7
5(3H,s)、 1.6〜2.5(5H,m)、 2
.57(lfl、 t、 7Hz)、 2.59(LH
d、 4Hz)、 2.98(LH,d、 4Hz)、
 3.65(3B、 s)、 3.84(LH,dd。
9Hz、 11Hz)、 4.88(IH,m)、 5
.20(IH,s)、 7.1〜7.5(5H。
l11)。
参考例8 6−o−モルホリノカルボニル−6−ニビフマギロール 6−O−フェノキシカルボニル−6−エビフマギロール
(0,17g)をジクロロメタン(4ml)に溶解し、
モルホリン(1ml)を加え室温で1日撹拌した。反応
液に酢酸エチル(30ml)を加えて希釈し、飽和塩化
アンモニウム水溶液、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄
した。硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下で溶媒を留去
し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(担
体20g、展開溶媒:酢酸エチル−ヘキサン=!2)に
て精製して6−0−モルホリノカルボニル−6−ニビフ
マギロール(0,13g:収率74%)を得た。
融点=139〜140°C NMRスペクトル(δ値; CD Cl2s) : 1
.20(IH。
m)、 t、26(3H,s)、 1.66(3H,s
)、 1.75(3H,s)、 1.6〜2.6(7H
,l11)、 2.58(IH,d、 4Hz)、 2
.97(IH,d、 4Hz)、 3.50(4H,m
)、 3.54(38,s)、 3.67(4H,m)
、 3.80(1B、 dd、 9Hz、 11Hz)
4、87(1■、 m)、 5.21(IH,m)。
参考例9 6β−7クールイミドー6−デソキシフマギロール フマギロール(1,0g)、)リフェニルポスフィン(
1,22g)およびフタールイミト(0,57II1g
)をテトラヒドロフラン(THF、30m1)に溶解シ
、ジエチルアゾジカルボキシレート(0,88g)のT
HF(5ml)溶液を滴下した。30分撹拌後、反応液
に酢酸エチル(100IIll)を加えて希釈し、飽和
塩化ナトリウム水溶液、続いて飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液、さらにもう−度飽和塩化ナトリウム水溶液で洗
浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下で溶媒
を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(担体5゜g、展開溶媒、酢酸エチル−ヘキサ
ン= l : 3)にて精製して、6β−フラールイミ
ド−6−デソキシフマギロール(0,99g :収率6
8%)を得た。
NMRスペクトル(δ値; CD C(2s) : 1
.27(IH。
m)、 1.32(3H,s)、 1.65〜2.70
(7H,m)、 1.67(3H,s)、 1.73(
(H,m)、 2.58(IH,d、 4Hz)、 2
.99(IH,d、 4Hz)、 3.33(3H,s
)、 4.36(11,m)、 4.71(1B、 t
、 10Hz)、 5.23(IH,m)。
7、73(2H,m)、 7.88(2H,m)。
参考例10 6β−アミノ−6−デソキシフマギロール6β−フター
ルイミドー6−デソキシフマギロール(2,0g)をメ
タノール(40a+1)に溶解し、ヒドラジン−水和物
(1,4g)を加えて20分撹拌した。減圧下で溶媒を
留去したのちさらにエタノールで共沸して過剰量のヒド
ラジン−水和物を除き、得られた残渣を水(20ml)
に溶解し、酢酸(1,5++1)を加えて一夜撹拌した
。沈澱物を濾去し、濃アンモニア水(4ml)を加えた
のち、生成物をクロロホルムにて抽出した。抽出液を無
水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下で溶媒を留去し、
得られた残渣を7リカゲルカラムクロマトグラフイー(
担体100g、展開溶媒:クロロホルムーメタノールー
濃アンモニア水=30 : 1 : 0.03)にて精
製して、6β−アミノ−6−デソキシフマギロール(0
,90g:収率40%)を得た。
NMRスペクトル(δ値; CD C12s) : 1
.17(18゜m)、 1.29(3H,s)、 1.
50〜1.95(4H,n+)、 1.66(3H,s
)、 1.79(3H,a+)、 2.27(LH,m
)、 2.37(IH,m)、 2.52(LH,d、
 4Hz)。
2、55(LH,t、 6Hz)、 2.90(LH,
m)、 2.92(it(、d、 4Hz)、 3.4
7(1B、 dd、 9Hz、 1IHz)、 3.5
6(3H,s)、 5.22(18,m)参考例11 6β〜へキシルアミノ−6−デソキンフマギロール 6β−アミノ−6−デソキシフマギロール(3゜0g)
、ヘキサナール(1、4ml)および酢酸(1,5m1
)をメタノール(60ml)に溶解し、シアノ水素化は
う素ナトリウム(0,67g)を加えた。1時間撹拌し
たのち反応液に酢酸エチル(100ml)を加えて希釈
し、飽和炭酸水素ナトl)ラム水溶液および飽和塩化ナ
トリウム水溶液で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾
燥後、減圧下で溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(担体150g、展開溶媒
:クロロホルムーメタノールー濃アンモニア水=30:
1・0.03)にて精製して6β−へキシルアミノ−6
−デソキシフマギロール(2,35g:収率60%)を
得た。
NMRスペクトル(δ値、CDCρ3) : 0. +
39(3)1m)、 1.10〜2.35(12H,m
)、 1.66(38,s)、 1.74(3H,m)
2、51(l)l、 d、 4Hz)、 2.92(L
H,d、 4Hz)、 3.50(3H,s)、 3.
69(IH,dd、 9Hz、 11Hz)、 5.2
2(IH,m)。
参考例12 2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキ
セニル)−3−メトキシ−1−メチルチオメチル−4−
オキソ−1−シクロヘキサ/−ル6−オキソー6−デソ
キシフマギロール(870mg)をDMF(2ml)に
溶解し、チオメトキシド(652mg)を加えた。30
分間撹拌したのち水を加えて反応を停止し、生成物をイ
ソプロピルエーテルで抽出した。抽出液を飽和炭酸水素
す) IJウム水溶液および飽和食塩水で洗浄したのち
、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下で溶媒を留
去したのち、残液をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(担体50g、展開溶媒:酢酸エチル−ヘキサン=1
2)にて精製して、1−(1,2エポキシ−1,5−ジ
メチル−4−ヘキセニル)−3−メトキシ−4−オキソ
−1−メチルチオメチル−1−シクロヘキサノール(6
93mg:収率70%)を無色油状物として得た。
NMRスペクトル(δ値:CDCL)・1.46(31
1゜s)、 1.67(3H,s)、 1.75(3H
,s)、 1.88(LH,m)、 2.05〜2.6
0(4H,m)、 2゜20(3H,s)、 2.30
(LH,d、 12Hz)、 2.80(LH,m)、
 2.91(IH,d、 l:(Hz)、 2.99(
18,d、 13Hz)、 3.03(IH,t6Hz
)、 3.42(3H,s)、 3.88(LH,d、
 12Hz)、 5.20(IH,m)。
実施例1a 2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4へキセ
ニル)−3−メトキ/−1−ブロモメチル−1,4−シ
クロヘキサンジオール フマギロール(230mg)のエタノール(2ml)溶
液に、5%臭化水素酸水溶液(1+nl)を加え室温で
1時間撹拌した。反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液を加えて中和し、反応液を減圧濃縮した。
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(
担体10g、展開溶媒:ヘキサンー酢酸エチル=7 :
 3)にて精製し無色油状物の2−(1,2−エポキシ
−1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)3−メトキシ−
1−ブロモメチル−1,4−シクロヘキサンジオール(
242++g: 収率80%)ヲ得た。
NMRスペクトル(δ値; CD C12,): 1.
40(IH。
m)、 1.50(3H,s)、 1.67(3H,s
)、 1.74(3■、 s)、 1.5〜2.6(7
H,m)、 3.00(LH,tt 6Hz)、 3.
2〜3.4(IH,m)、 a、 35(3H,s)。
3、49(LH,d、 1GHz)、 3.70(LH
,d、 1OHz)、 3.90(1B、 brs)。
4、22(1B、 m)、 5.19(1B、 m)。
実施例1b 2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキ
セニル)−3−メトキシ−1−ヨードメチル−1,4−
シクロヘキサンジオール ヨー化ナトリウム(395mg)と酢酸ナトリウム(3
6,3mg)を酢酸(0,5m1)とプロピオン酸(l
@l)の混合溶液に溶解し、水冷下でフマギロール(5
0C)+g)を加えた。20分間撹拌したのち反応液を
水冷した濃アンモニア水(10ml)中に注いで反応を
停止し、生成物を酢酸エチルにて抽出した。
抽出液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩
水で洗浄したのち、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。
減圧下で溶媒を留去したのち、残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(担体20g、展開溶媒二酢酸エチ
ル−ヘキサン=l:2)にて精製し、さらにイソプロピ
ルエーテルより結晶化して2−(1,2−エポキシ−1
,5−ジメチル−4−ヘキセニル)−3−メトキシ−1
−ヨードメチル−1,4−シクロヘキサノール(667
sg:収率92%)の無色結晶を得た。
融点:86〜88℃ NMRスペクトル(δ値; CD C123) + 1
.48(1B。
m)、 1.51(3B、 s)、 1.67(3■、
 s)、 1.75(3H,s)、 1.70〜2.5
5(6H,a)、 3.01(11,t、 7Hz)、
 3.26(11,m)、 3.35(3H,s)。
3、50(11,d、 10Hz)、 3.57(LH
,d、 1QHz)、 4.20(11(、m)。
5.19(IL n+)。
実施例1c 4−0−(クロロアセチルカルバモイル)−2−(1,
2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキセニル)−
3−メトキシ−1−クロロメチル−1゜4−シクロヘキ
サンジオール 0−(クロロアセチルカルバモイル)フマギロール(1
00mg)のメタノール(211)溶液に、0.4N塩
酸(l ll1l)を加え室温で1時間撹拌した。生じ
た沈澱物を濾別し、メタノール−水から再結晶すること
により無色結晶の4−0−(クロロアセチルカルバモイ
ル)−2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4
−ヘキセニル)−3−メトキシ−1−クロロメチル−1
,4−シクロヘキサンジオール(96mg、収率9o%
)を得た。
NMRスヘクトル(6値; CDCl25): 1.4
3(18゜m)、 1.50(3H,s)、 1.67
(3H,s)、 1.74(3H,s)、 1.5〜2
.6(6H,m)、 2.95(LH,t、 6Hz)
、 3.30(IH,m)、 3.32(3H,s)。
3、49(IH,d、 1lHz)、 :1.87(1
B、 d、 1IHz)、 4.12(LH,brs)
4、52(2H,s)、 5.18(LH,m)、 5
.45(IH,m)、 8.06(LH。
brs)。
実施例2 4−0−(アクリロイルカルバモイル)−2−(1,2
−エポキシ−1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)−3
−メト牛シー1−クロロメチル−1,4−シクロへ牛サ
ンジオール 2−(1,2−二ポキシー1.5−ジメチル−4−へキ
セニル)−3−メトキシ−1−クロロメチル−1,4−
シクロヘキサンジオール(418mg)のジクロロメタ
ン(5ml)溶液に、アクリロイルイソシアネート(3
00mg)を滴下し、室温で30分間撹拌した。反応液
に水を加え、酢酸エチルにて抽出し、飽和炭酸水素す)
 IJウム水溶液、飽和食塩水にて洗浄した後、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧濃縮後、得られ
た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(担体2
0g1展開溶媒:ヘキサンー酢酸エチル=4 : 1)
にて精製して、無色結晶の4−0−(アクリロイルカル
バモイル)−2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチ
ル−4−へキセニル)−3−メトキシ−1−クロロメチ
ル−1,4−シクロヘキサンジオール(200mg、収
率38%)を得た。
NMRスペクトル(δ値; CD CI23) : 1
.50(3H。
s)、 1.66(31,s)、 1.74(3B、 
s)、 1.3Fr2.6(7B、 m)、 2.96
(11,t、 7Hz)、 3.30(11,m)、 
3.33(3H,s)、 3.48(IH,d。
11Hz)、 3.87(l)I、 d、 11Hz)
、 4.12(LH,brs)、 5.18(in、 
s)、 5.45(1B、 m)、 5.91(1B、
 dd、 1IHz、 2Hz)、 6.55(IH,
dd。
17Hz、 2Hz)、 7.08(18,dd、 1
7Hz、 LIHz)、 7.64(LH,brs)。
実施例3 4−0−(メタクリロイルカルバモイル)−2(1,2
−エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキセニル)−3
−メトキシ−1−クロロメチル−1゜4−シクロヘキサ
ンジオール 実施例2と同様に、2−(1,2−エポキシ−1゜5−
ジメチル−4−へキセニル)−3−メトキシl−クロロ
メチル−1,4−シクロヘキサンジオール(1,13g
)とメタクリロイルイソシアネート(800mg)を室
温で30分間撹拌し、シリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(担体50g、展開溶媒:ヘキサンー酢酸エチル=
3 : 1)にて精製して、無色結晶の4−〇−(メタ
クリロイルカルバモイル)−2−(1,2−エポキシ−
1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)−3−メトキシ−
1−クロロメチル−1,4−シクロヘキサンジオール(
520mg、収率34%)を得た。
NMRスペクトル(δ値; CD C(2a) : 1
.51(3H。
s)、1.66(3H,s)、 1.74(3H,s)
、 2.02(3H,s)、 1.2〜2.6(7H,
m)、 2.97(IH,t、 6Hz)、 3.3〜
3.4(IH,m)、 3.34(38,s)。
3、54(18,d、 11)1z)、 3.86(L
H,d、 11Hz)、 4.11(18,brs)5
、18(18,m)、 5.50(IH,d、 3Hz
)、 5.60(IH,d、 2Hz)、 5.78(
IH,s)、 7.81(1B、 s)。
実施例4 4、−0−(3−クロロ−2−メチル−プロピオニルカ
ルバモイル)−2−(1,2−エポキシ−1゜5−ジメ
チル−4−ヘキセニル)−3−メトキシ−1−クロロメ
チル−1,4−シクロヘキサンジオール 実施例2と同様に、2−(1,2−エポキシ−1゜5−
ジメチル−4−ヘキセニル)−3−メトキシ1−クロロ
メチル−1,4−シクロヘキサンジオール(1,13g
)とメタクリロイルイソシアネート(800mg)を室
温で30分間撹拌し、シリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(担体50g、展開溶媒:ヘキサンー酢酸エチル=
4 : 1)にて精製して、無色結晶の4−O−(3−
クロロ−2−メチル−プロピオニルカルバモイル)−2
−(1゜2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−ヘキセ
ニル)−3−メトキシ=1−りクロメチル−1,4−シ
クロヘキサンジオール(281mg、収率17%)を得
た。
NMRスペクトル(δ値; CD CI2J : 1.
31(3H。
d、 7Hz)、 1.50(3B、 s)、 1.7
5(3H,s)、 1.2〜2.55(78,m)2、
97(LH,t、 6Hz)、 3.33(3H,s)
、 3.49(IH,d、 11Hz)、 3゜87(
IH,d、 11Hz)、 3.25〜4.3(4H,
m)、 4.11(ltl、 brs)、 5゜18(
LH,m)、 5.45(LH,d、 3Hz)、 7
.82(IH,brs)。
実施例5 4−0−(フェニルチオアセチルカルバモイル)−2−
(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4へキセニル
)−3−メトキシ−1−フェニルチオメチル−1,4−
シクロヘキサンジオール0−クロロアセチルカルバモイ
ルフマギロール(122mg)のDMF(2+nl)溶
液に、チオフェノール・ナトリウム塩(400mg)を
加え、室温で30分間撹拌した。反応液を酢酸エチルで
希釈し、有機層を水、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧濃縮後、得られ
た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(担体1
0g、展開溶媒:ヘキサンー酢酸エチル=5:1)にて
精製して、無色粉末の4−0−(フェニルチオアセチル
カルバモイル)−2−(1,2エポキシ−1,5−ジメ
チル−4−ヘキセニル)3−メトキシ−1−フェニルチ
オメチル−1,4−シクロヘキサンジオール(181m
g、収199%)を得た。
NMRスペクトル(δ値、 CD CC3) : 1.
45(3Hs)、 1.65(3H,s)、 1.72
(3H,s)、 1.2〜2.5(7H,m)、 2.
96(IH,t、 7Hz)、 3.31(3H,s)
、 3.39(30,m)、 3.98(IH,d、 
14)1z)、 4.00(IH,brs)、 4.0
8(IH,d、 14Hz)、 5.18(IH,br
t。
7Hz)、 5.44(IH,brs)、 7.1〜7
.5(IOH,m)、 8.29(18゜brs)。
実施例6 4−O−(1−ナフチルチオアセチルカルバモイル)−
2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキ
セニル)−3−メトキシ−1−(1−ナフチ、ルチオメ
チル)−1,4−シクロへ牛サンジオール 実施例5と同様に○−クロロアセチル力ルバモイルフマ
ギロール(129mg)と1−ナフチルチオ−ル・ナト
リウム塩(302+ng)を室温で10分間撹拌し、シ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(担体10g、展開
溶媒:ヘキサンー酢酸エチル=4=1)にて精製して、
無色粉末の4−O−(1−ナフチルチオアセチルカルバ
モイル)−2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル
−4−ヘキセニル)3−メトキシ−1−(1−ナフチル
チオメチル)−1,4−シクロヘキサンジオール(20
7mg、収率94%)を得た。
NMRスペクトル(δ値; CD CQs) : 1.
46(3H。
s)、 1.64(38,s)、 1.72(3H,s
)、 1.2〜1.95(4H,m)、 2.05〜2
.55(3B、 m)、 2.96(比t、 6Hz)
、 3.11(3H,s)、 3.2〜3、4(IL 
a+)、 3.40(1B、 d、 13)1z)、 
3.43(IL d、 13Hz)。
4、02(LH,d、 15Hz)、 4.05(LH
,brs)、 4.13(IH,d、 15Hz)。
5、17(IH,m)、 5.42(18,m)、 7
.3〜7.95(13H,m)、 8.44(2H,m
)。
実施例7 4−O−(8−キノリルチオアセチルカルt sJモイ
ル)−2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4
−へキセニル)−3−メトキシ−1−(8−キノリルチ
オメチル)−1,4−シクロヘキサンジオール 実施例5と同様にO〜クロロアセチルカルバモイルフマ
ギロール(119mg)と8−メルカプトキノリン・ナ
トリウム塩(357mg)を室温で30分間撹拌し、シ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(担体10g1展開
溶媒:ヘキサンー酢酸エチルニア:3)にて精製して、
無色粉末の4−O−(8−キノリルチオアセチルカルバ
モイル)−2−(1゜2−エポキシ−1,5−ジメチル
−4−へキセニル)−3−メトキシ−1−(8−キノリ
ルチオメチル)−1,4−シクロヘキサンジオール(1
81ng。
収率89%)を得た。
NMRスペクトル(δ値; CD CI23) : 1
.4g(3H。
s)、 1.82(3H,brs)、 1.93(3H
,brs)、 1.2〜2.6(7H,l11)。
2、97(LH,m)、 3. :19(3H,s)、
 3.3〜3.6(3H,m)、 3.93(LH。
d、 15Hz)、 4.01(IH,d、 15Hz
)、 4.28(IH,brs)、 5.12(LH。
m)、 5.56(LH,i)パ、 4〜7.95(8
B、 m)、 8.1〜8.25(21,m)。
8、86(11,m)、 9.17(IH,dd、 4
Hz、 2Hz)、 10.94(IH,brs)。
実施例8 4−0−カルバモイル−2−(1,2−エポキシ−1,
5−ジメチル−4−へキセニル)−3−メトキシ−1−
(8−キノリルチオメチル)−1,4−シクロヘキサン
ジオール 実施例5と同様に〇−カルバモイルフマギロール(20
0II1g)を8−メルカプトキノリン・ナトリウム塩
(300+ag)と室温で1時間撹拌し、シリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(担体10g、 展開溶媒:ヘ
キサンー酢酸エチル=1:2)にて精製して、無色粉末
の4−〇−カルバモイルー2(1,2−エポキシ−1,
5−ジメチル−4−ヘキセニル)−3−メトキシ−1−
(8−キノリルチオメチル)−1,4−シクロヘキサン
ジオール(233II1g、収率78%)を得た。
NMRスペクトル(δ値; CD C12s) : 1
.48(3B。
s)、 1.62(6H,brs)、 1.2〜2.6
(7H,m)、 2.95(IH,+a)、 3.39
(3H,s)、 3.3〜3.4(2H,a+)、 3
.47(IH,d、 12Hz)、 4.26(LH,
m’)、 4.79(1■+ b rs )+ 4−8
5 (2H+ b rs ) + 5−15 (1tl
t b rs ) 。
5、39(1B、 a+)、 7.4〜7.5(2H,
m)、 7.55〜7.8(2B、 m)、 8.18
(IH,d、 8Hz)、 8.95(IH,dd、 
4Hz、 2Hz)。
実施例9 4−o−カルバモイル−2−(1,2−エポキシ1.5
−ジメチル−4−へキセニル)−3−メトキシ−1−メ
チルチオメチル−1,4−シクロヘキサンジオール O−クロロアセチルカルバモイルフマギロール(209
n+g)のエタノール(2o+1)溶液に、15%メタ
ンチオール・ナトリウム塩水溶液(500μl)を加え
、室温で1時間撹拌した。反応液を濃縮後、酢酸エチル
を加え、有機層を水、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄
した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧
濃縮後、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(担体lOg、展開溶媒:ヘキサンー酢酸エチル
=2 : 1)にて精製して、無色粉末の4−〇−力ル
バモイルー2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル
−4−ヘキセニル)−3−メトキシ−1−メチルチオメ
チル−1,4−シクロへ牛サンジオール(136mg:
収率70%)を得た。
NMRスペクトル(δ値; CD CI2.) : 1
.4g(3H。
s)、 1.67(3H,s)、 L 74(3B、 
s)、 1.2〜1.9(5H,m)、 2.18(I
H,m)、 2.21(3H,s)、 2.46(IH
,m)、 2.85(IH,d、 14Hz)。
2、96(LH,a+)、 2.98(LH,d、 1
4Hz)、 3.31(l)l、 m)、 3.33(
3H,s)、 4.71(2H,brs)、 5.20
(LH,l11)、 5.33(IH,m)。
実施例10 2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4へキセ
ニル)−3−メトキシ−1−メチルチオメチル−1,4
−シクロヘキサンジオールフマギロール(3,00g)
をDMF(6ml)に溶解し、チオメトキシド(2,2
3g)を加えた。
30分間撹拌したのち水を加えて反応を停止し、生成物
をイソプロピルエーテルで抽出した。抽出液を飽和炭酸
水素すi−IJウム水溶液および飽和食塩水で洗浄した
のち、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下で溶媒
を留去したのち、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(担体150g1展開溶媒:酢酸エチル−へ牛サ
ン=1:2)にて精製し、ざらにヘキサンより結晶化し
て2(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−ヘキ
セニル)−3−メトキシ−1−メチルチオメチル−1,
4−シクロへ牛サンジオール(2,43g:収率69%
)を無色結晶として得た。
融点:52〜53°C NMRスペクトル(δ値、 CD Cf23) : 1
.45(3H。
s)、 1.55(LH,n+)、 1.66(3H,
s)、 1.74(3H,s)、 1.65〜1.90
(4H,m)、 2.08−2.55(2B、 m)、
 2.80〜3.02(3H,m)、 3.30(1)
1. a+)、 3.35(3Ft、 s)、 4.2
2(IL m)、 5.19(IH,m)6 [α]D−57.5°(c 0.20. CHCl3)
元素分析: C1,Ha。04Sとして計算値 C:6
1.78%、 H:9.15%。
実測値 C:61.66%、 H:9.30%。
実施例11 4−o−アセチル−2−(1,2−エポキシ−1゜5−
ジメチル−4−へキセニル)−3−メトキシ−1−メチ
ルチオメチル−1,4−シクロへ牛サンジオール 2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキ
セニル)−3−メトキシ−1−メチルチオメチル−1,
4−シクロヘキサンジオール(620mg)をジクロロ
メタン(5ml)に溶解し、ジメチルアミノピリジン(
252mg)および無水酢酸(020ml)を加えて1
時間撹拌した。反応液に酢酸エチル(70ml)を加え
て希釈し、水、10%クエン酸水溶液および飽和食塩水
で洗浄したのち、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減
圧下で溶媒を留去したのち、残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(担体30g、展開溶媒:酢酸エチル
−ヘキサン=1+2)にて精製し、さらにヘキサンより
結晶化して4−0−アセチル−2−(1,2−エポキシ
−1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)3−メトキン−
1−メチルチオメチル−1,4−シクロへ牛サンジオー
ル(730mg:収率100%)を無色結晶として得た
融点ニア3〜74°C NMRスペクトル(δ値: CD C(!s) : 1
.48(3H。
s)、 1.66(3H,s)、 1.74(3B、 
s)、 1.60〜1.90(4H,m)、 2.00
〜2.55(3H,m)、 2.12(3H,s)、 
2.21(3H,s)、 2.85〜3.00(3H,
m)、 3.29(3H,s)、 3.34(LH,m
)、 5.20(1■、 11)、 5.47(LH,
l)。
6 [α] D−71,8°(c 0.22. CHCl3
)。
元素分析: C,、Ha、O,Sとして計算値 C:6
1.26%、 H:8.66%。
実測値 C:61.35%、 H:8.86%実施例1
2 4−0−(クロロアセチルカルバモイル)−2−(1,
2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキセニル)−
3−メトキシ−1−メチルチオメチル−1,4−シクロ
ヘキサンジオール 2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキ
セニル)−5−メトキシ−1−メチルチオメチル−1,
4−シクロへ牛サンジオール(1,50g)をジクロロ
メタン(15ml)に溶解し、水冷下でクロロアセチル
イソシアネート(0,46m1)を滴下した。20分間
拌したのち反応液に酢酸エチル(601111)を加え
て希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食
塩水で洗浄したのち、無水硫酸マグネシウムで乾燥した
。減圧下で溶媒を留去したのち、残渣をシリカゲル力ラ
ムクロマトゲラフイー(担体75g、展開溶媒:酢酸エ
チル−ヘキサン=1:2)にて精製し、さらにエーテル
−ヘキサンより結晶化して4−0−(クロロアセチルカ
ルバモイル)−2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメ
チル−4−ヘキセニル)−3−メトキシ−1−メチルチ
オメチル−1,4−シクロヘキサンジオール(1,70
g:収率83%)を無色結晶として得た。
融点:101〜102℃ NMRスペクトル(δ値; CD CQs> : 1.
46(3H。
s)、 1.66(31,s)、 1.74(3H,s
)、 1.60〜1.92(4H,@)、 2.0Fr
2.55(311,s)、 2.21(31,s)、 
2.84(11,d、 13Hz)、 2.93(LH
,t、 7Hz)、 2.99(11,d、 13Hz
)、 3.32(3B、 s)、 3.34(IL s
)、 4.51(21,s)、 5.19(LH,a)
、 5.45(11(、m)。
[α126−gt、5°(c 0.20. CHCl5
)。
元素分析:C1゜us*mossctとして計算値 C
:53.38%、 Hニア、17%、 N:3.11%
実測値 C:53.34%、 Hニア、14%、 N:
3.03%。
実施例13 4−0−(クロロアセチルカルバモイル)−2−(l、
2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキセニル)−
3−メトキシ−1−ジメチルスルホニオメチル−1,4
−シクロヘキサンジオール ヨーシト 4−0−(クロロアセチルカルバモイル)−2−(l、
2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキセニル)−
3−メトキシ−1−メチルチオメチル−1,4−シクロ
ヘキサンジオール(500gig)をアセトニトリル(
2a+1)に溶解し、ヨー化メチル(0,82m1)を
加えて8時間撹拌した。減圧下で溶媒を留去したのち、
残渣にエーテルを加えて粉末化して4−O−(N−クロ
ロアセチルカルバモイル)−2−(1,2−エポキシ−
1,5−ジメチル−4−へキセニル)−3−メトキシ−
1−ジメチルスルホニオメチル−1,4−シクロヘキサ
ンジオール ヨーシト(701繭g:収率100%)を
淡黄色の粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値; CDSOD) : 1.4
7(38゜s)、1.69(3H,s)、1.75(3
H,s)、1.65〜1.95(4H,m)、2.10
〜2.60(3B、 m)、 3.01(3H,s)、
 3.07(3H,s)、 3.12(IH,t。
6tlz)、 3.46(L)1. m)、 3.70
(IH,d、 13Hz)、 4.03(28,s)。
4、05(IH,d、 13Hz)、 5.24(IL
 m)、 5.48(1B、 m)。
[α]”(N −49,0°(c 0.20. CHC
l5)−元素分析: Ct+H3sNOaSCII”4
HtOとして計算値 C:37.99%、 N:2.1
1%。
実測値 C:3g、07%、 N:2.16%。
実施例14 4−0−アセチル−2−(1、2−エポキシ−1゜5−
ジメチル−4−ヘキセニル)−3−メトキシ−1−ジメ
チルスルホニオメチル−1,4−シクロヘキサンジオー
ル ヨーシト 実施例13と同様にして4−0−アセチル−2−(1,
2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキセニル)−
3−メトキシ−1−メチルチオメチル−1,4−シクロ
ヘキサンジオール(490mg)より4−アセトキシ−
2−(1,2−エポキシ−1゜5−ジメチル−4−へキ
セニル)−3−メトキシ−1−ジメチルスルホニオメチ
ル−1,4−シクロヘキサンジオール ヨーシト(55
8mg:収182%)を淡黄色の粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値、 CDsOD) : 1.4
6(3H。
s)、 1.69(3H,s)、 1.75(3B、 
s)、 1.65〜1.85(4H,m)、 2.0F
r2.6G(30,m)、 2.08(3B、 s)、
 2.98(31,s)、 3.06(3H,s)、 
3.12(IH,t、 6Hz)、 3.30(3H,
s)、 3.44(IH,l11)、 3.74(IH
,d、 13Hz)、 4.03(11,d、 13H
z)、 5.24(LH,+m)、 5.51(11゜
l11)。
[αコ26−58.6° (c  0.22.CHCl
*)。
実施例15 4−0−(クロロアセチルカルバモイル)−2−(1,
2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)−
3−メトキシ−1−エチルメチルスルホニオメチル−1
,4−シクロヘキサンジオールヨーシト 実施例13と同様にして4−0−(クロロアセチルカル
バモイル)−2−(1,2−エポキシ−1゜5−ジメチ
ル−4−へキセニル)−3−メト牛シー1−メチルチオ
メチル−1,4−シクロヘキサンジオール(150mg
)より4−0−(クロロアセチルカルバモイル)−2−
(1,2−エポキシ−15−ジメチル−4−ヘキセニル
)−3−メトキシ1−エチルメチルスルホニオメチル−
1,4シクロヘキサンジオール ヨーシト(59mg:
収率44%)を淡黄色の粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値; CD5OD): 1.35
〜1、50(6H,l11)、 1.69(3H,s)
、 1.75(3H,s)、 1.65〜1.95(4
t(、m)、 2.05〜2.60(3H,m)、 2
.97(1,5)!、 s)、 3.06(1,5H,
s)、 3.12(IH,l11)、 3.30〜3.
75(8H,m)、 4.03(2t(、m)。
4、45(IH,m)、 5.25(LH,m)、 5
.45(1B、 m)。
[αコ26−62.7° (c  0.22.CHCl
+)。
元素分析: CtJsJOaSCIIとして計算値 C
:43.61%、 H:6.15%、 ll:2.31
%実測値 C:43.83%、 H:6.19%、N・
2.39%。
実施例16 4−0−(N−クロロアセチルカル)1′モイル)2−
(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4へキセニル
)−3−メトキシ−1−ベンジルメチルスルホニオメチ
ル−1,4−シクロヘキサンジオール プロミド 実施例13と同様にして4−O−(N−クロロアセチル
カルバモイル)−2−(1,2−エポキシ−1,5−ジ
メチル−4−へキセニル)−3−メトキシ−1−メチル
チオメチル−1,4−シクロへ牛サンジオール(150
mg)より4−O−(N−クロロアセチルカルバモイル
)−2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−
ヘキセニル)−3メトキシ−1−ベンジルメチルスルホ
ニオメチル1.4−シクロヘキサンジオール プロミド
(152mg:収率73%)を無色粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値; CD30 D): 1.4
2(3Bm)、 1.68(31(、s)、 1.74
(3H,s)、 165〜2.00(4H,ml 2.
 LO〜2.60(3H,m)、 2.82(1,5H
,s)、 3.00(1,5H,s)、 3.12(I
H,m)、 3.30〜l 75(8H,m)、 4.
03(IH,m)、 4.45〜5.05(4Bm)、
 5.25(IH,m)、 5.45(It(、m)[
a ]”]6−54 s°(c 0.22. CHCl
3)。
元素分析: CtyHaeNOsSBrCl”2.5H
10として計算値 C:48.69%、 H:6.66
%、 N:2.10%実測値 C・48.66%、旧6
.35%、 N:2.29%実施例17 4−0−(クロロアセチルカルバモイル)−2(1,2
−エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキセニル)−3
−メトキシ−1−(2−プロピニル)メチルスルホニオ
メチル−1,4−シクロヘキサンジオール プロミド 実施例13と同様にして4−0−(クロロアセチルカル
バモイル)−2−(1,2−エポキシ−1゜5−ジメチ
ル−4−へキセニル)−3−メトキシ1−メチルチオメ
チル−1,4−シクロヘキサンジオール(150mg)
より4−0−(クロロアセチルカルバモイル)−2−(
1,2−エポキシ−1゜5−ジメチル−4−ヘキセニル
)−3−メトキシ1−(2−プロピニル)メチルスルホ
ニオメチル1.4−シクロヘキサンジオール プロミド
(97a+g:収率51%)を淡黄色の粉末として得た
NMRスペクトル(δ値;CDs○D)+1.40(1
、5H,s)、 1.45(1,5H,s)、 1.6
8(3H,s)、 1.74(3H,s)。
1、65〜2.00(4H,m)、 2.10〜2.6
0(3H,m)、 2.90〜3.90(9Bm)、 
4.18(2H,m)、 4.44(IH,s)、 5
.25(IH,m)、 5.45(LH。
m)。
[α] ”D −43,0°(c 0.20. CHC
l3)。
元素分析: CtsH3sNOeSBrC1として計算
値 C:4g、 55%、 H:6.20%、 N:2
.46%。
実測値 C:48.48%、 H・621%、 N:2
.59%実施例18 4−〇−(1−ナフチル)カルバモイル−2−(12−
エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキセニル)−5−
メトキシ−1−メチルチオメチル−1゜4−シクロヘキ
サンジオール 実施例12と同様にして2−(1,2−エポキ/1.5
−ジメチル−4−へキセニル)−3−メトキシ−1−メ
チルチオメチル−1,4−シクロヘキサンジオール(3
00mg)より4−〇−(l−ナフチ゛ル)カルバモイ
ル−2−(1,2−エポキシ1.5−ジメチル−4−ヘ
キセニル)−5−メトキシ−1−メチルチオメチル−1
,4−シクロヘキサンジオール(378mg:収率83
%)を無色粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値;CDCl25):l、45(
3H。
brs)、 i、 67(3H,s)、 1.75(3
8,s)、 1.65〜2.00(4H,m)。
2、05〜2.55(3H,m)、 2.17(3L 
brs)、 2.75〜3.05(2B、 m)。
3、32(IH,a+)、 3.37(3B9m)、 
5.21(IH,a)、 5.51(IH,m)。
7.44〜8.00(7H,a+)。
[αコ26−85.5° (c  O,22,CHCl
3)。
実施例19 4−0−(1−ナフチル)カルバモイル−2−(l、2
−エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキセニル)−3
−メトキシ−1−ジメチルスルホニオメチル−1,4−
シクロヘキサンジオール ヨーシト 実施例13と同様にして4−O−(1−ナフチル)カル
バモイル−2−(1,2−エポキシ−1,5=ジメチル
−4−ヘキセニル)−3−メトキシ−1−メチルチオメ
チル−1,4−シクロヘキサンジオール(150IIg
)よす4−0−(1−す7チル)カルバモイル−2−(
1,2−エポキシ−1,5ジメチル−4−へキセニル)
−3−メトキシ−1−ジメチルスルホニオメチル−1,
4−シクロへ牛サンジオール ヨーシト(177mg:
収率92%)を淡黄色の粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値: CD30 D) : 1.
44(3H。
brs)、 1.69(3H,s)、 1.76(3H
,s)、 1.70〜2.00(4H,m)。
2、11)〜2.60(3H,s+)、 2.98(3
H,s)、 3.06(:(H,s)、 3.12(L
H,l11)、 3.39(:(H,s)、 3.45
(2H,m)、 4.02(IH,m)、 5.27(
IH,l11)、 5.45(IH,m)。
[α]%)F −st、 oo(c O,22,CHC
l3)。
元素分析: C,H,0NO5SIとして計算値 C:
54.29%、 H:6.28%、 N:2.18%。
実測値 C:54.17%、 H:645%、 N:2
.08%。
実施例20 4−0−(2−ベンゾチアゾイル)チオアセチルカルバ
モイル−2−(1,2−エボ牛シー1.5−ジメチルー
4−ヘキセニル)−3−メトキシ−1−ジメチルスルホ
ニオメチル−1,4−シクロへ牛サンジオール ヨーシ
ト 4−0−(クロロアセチルカルバモイル)−2(1,2
〜エポキシ−1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)−3
−メトキシ−1−ジメチルスルホニオメチル−1,4−
シクロヘキサンジオール ヨーシト(200+g)をメ
タノール(Ll)に溶解し、2−メルカプトベンゾチア
ゾール・ナトリウム塩(127mg)を加えて30分間
撹拌した。反応液に酢酸エチル(70ml)を加えて希
釈し、水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食
塩水で洗浄したのち、無水硫酸マグネシウムで乾燥した
。減圧下で溶媒を留去したのち、残液をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(担体10g1展開溶媒二クロロ
ホルム−メタノール 製して4−0−(2−ベンゾチアゾイル)チオアセチル
カルバモイル−2−(1.2−エポキシ−1。
5−ジメチル−4−へキセニル)−3−メトキシ−1−
ジメチルスルホニオメチル−1.4−シクロへ牛サンジ
オール ヨーシト(65.8gg:収126%)を無色
の粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値; C D.O D): 1.
4g(3H。
s)、 1. 64(3H. s)、 1. 73(3
H, s)、 1. 65〜1. 90(5H, m)
、 2. 00〜2. 55(2H, m)、 2. 
96(LH, m)、 3. 06(38, s)、 
3. 20(In, m)、 3. 27(38, s
)、 3. 31(3H, s)、 3. 81(IL
 d, 141(z)、 4. 40〜4、 70(3
H, m)、 5. 14(LH. m)、 5. 4
2(1B. m)、 7. 25〜7. 50(2H,
 m)、 7. 75(18, d, 7Hz)、 7
. 89(IH, d, 8Hz)。
[αコ’7  −tyo (c  O.− to,CH
Cl3)。
実施例21 2−(1.2−エポ牛シー1,5−ジメチル−4へキセ
ニル)−3−メトキシ−1−フェニルチオメチル−1.
4−シクロへキンジオール水冷下でメタノール(5ml
)に60%水素化ナトリウム(213mg)を加え、室
温にて5分間撹拌した。続いてチオフェノール(0.5
5ml)を加えて15分間撹拌したのちフマギロール(
5 0 0 mg)ヲ加えた。30分間撹拌したのち水
を加えて反応を停止し、生成物を酢酸エチルにて抽出し
た。抽出液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和
食塩水で洗浄したのち、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。減圧下で溶媒を留去したのち、残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィ−(担体25g。
展開溶媒:酢酸エチル−ヘキサン−1=2)にて精製し
、さらにイソプロピルエーテルより結晶化して2−(1
,2−エポキシ−1,5−ジメチル4−へキセニル)−
3−メトキシ−1−フェニルチオメチル−1,4−シク
ロヘキンジオール(660mg :収率95%)を無色
結晶として得た。
融点:94〜96℃ NMRスペクトル(δ値; CD C123) : 1
.45(38゜s)、 1.45〜1.95(4)1.
 m)、 1.66(3H,s)、 1.73.(3H
,s)。
2.05〜2.55(38,m)、 2.99(IH,
m)、 3.20〜3.45(3H,m)。
3、35(3B、 s)、 4.22(IH,o+)、
 5.19(LH,m)、 7.10〜7.45(5H
,m)。
[α] ’r: −41,4°(c O,21,CHC
l、)。
元素分析: CttHstO−Sとして計算値 C:6
7.31%、 H:8.22%。
実測値 C:67.36%、H二8.30%実施例22 4−0−(クロロアセチルカルバモイル)−2−(1,
2−エボキンー1,5−ジメチルー4−ヘキセニル)−
3−メトキシ−1−フェニルチオメチル−1,4−シク
ロヘキサンジオール 実施例12と同様にして2−(1,2−エポキシ−1,
5−ジメチル−4−ヘキセニル)−3−メトキシ−1−
フェニルチオメチル−1,4−シクロへキンジオール(
450mg)より4−0−(クロロアセチルカルバモイ
ル)−2−(1,2−エポキシ1.5−ジメチル−4−
ヘキセニル)−3−メトキシ−1−フェニルチオメチル
−1,4−シクロヘキサンジオール(541mg:収率
92%)を無色の粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値、 CD C123) : 1
.46(3H。
s)、 1.68(3H,s)、 1.73(3H,s
)、 1.50〜1.92(4H,m)、 2.0C1
〜2.55(3H,m)、 2.96(IH,t、 6
Hz)、 3.23(3H,s)、 3.38(2H,
s)3.25〜3.50(IH,m)、 4.52(2
H,s)、 5.18(IH,m)、 5゜45(IH
,m)、 7.15〜7.45(5H,m)。
[α]26−56.0°(c 0.21. CHCl5
)。
元素分析二C□H3,NO,SC1として計算値 C:
58.64%、H・669%、 N:2.74%。
実測値 C:58.41%、 H:6.69%、 N:
2.79%実施例23 4−○−(クロロアセチルカルバモイル)−2(1,2
−エポキシ−1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)−3
−メトキシ−1−フェニルスルフィニルメチル−1,4
−シクロヘキサンジオール4−0−(クロロアセチルカ
ルバモイル)−2(1,2−エポキシ−1,5−ジメチ
ル−4−へキセニル)−3−メトキシ−1−フェニルチ
オメチル−1,4−シクロヘキサンジオール(200+
ng)をジクロロメタン(211)に溶解し、水冷下で
m −クロロ過安息香酸(80,9mg)を加えて30
分間撹拌した。反応液に酢酸エチル(70+++1)を
加えて希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽
和食塩水で洗浄したのち、無水硫酸マグネシウムで乾燥
した。減圧下で溶媒を留去したのち、残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(担体10g1展開溶媒:酢
酸エチル−ヘキサン=1:2)にて精製して4−0−(
クロロアセチルカルバモイルl−1−(1,2−エポキ
シ−1,5−ジメチル−4−へキセニル)−3−メトキ
シ−1−フェニルスルフィニルメチル−1,4−シクロ
ヘキサンジオール(175mg:収率85%)を無色の
粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値; CD CCs) : 1.
49(3Hs)、 1.65(3H,s)、 1.73
(3H,s)、 1.55〜2.55(7H,m)、 
2.98(IH,t、 6Hz)、 3.31(IH,
d、 14Hz)、 3.25〜3.45(58,m)
4、47(2H,s)、 5.05〜5.25(LH,
m)、 5.49(IH,m)、 7.50〜7、70
(5H,m)。
6 [α] D−gg、 ao(c O,22,CHCl3
)。
元素分析二〇□〇3.NO?SC1・0.5H,Oとし
て計算値 C:55.91%、 H:6.57%、 N
:2.61%。
実測値 C:56.18%、 H:6.39%、 N:
2.68%。
実施例24 4−0−(クロロアセチルカルバモイル)−2(1,2
−エポキシ−1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)−3
−メトキシ−1−ヨードメチル−1゜4−シクロヘキサ
ンジオール 実施例12と同様にして2−(1,2−エポキシ1.5
−ジメチル−4−ヘキセニル)−3−メトキシ−1−ヨ
ードメチル−1,4−シクロヘキサンジオール(200
mg)より4−O−(N−クロロアセチルカルバモイル
)−2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−
へキセニル)−3−メトキシ−1−:I−トメチル−1
,4−シクロヘキサンジオール(222mg:収率86
%)を無色の結晶として得た。
融点:140〜141℃ NMRスペクトル(δ値; CD CQJ : 1.4
5〜2.00(4H,m)、 1.53(3H,s)、
 1.67(3H,s)、 1.75(3L s)。
2.10〜2.55(38,m)、 :(、3G(IH
,m)、 3.32(3H,s)、 3.51(IH,
d、 1OHz)、 3.58(IH,d、 1(Hl
z)、 4.51(2)1. s)、 5.18(IL
m)、 5.44(LL m)− [αコ26−74.5° (c  0.22.CHCl
5)−元素分析: C+Jts!1Osc11として計
算値 c:4a、 07%、 H:5.52%、 N:
2.64%。
実測値 C:42.81%、 H:5.45%、 N:
2.65%。
実施例25 4−o−アセチル−2−(1,2−エポキシ−1゜5−
ジメチル−4−ヘキセニル)−1−ヨードメチル−3−
メトキシ−1,4−シクロへ牛サンジオール 2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−ヘキ
セニル)−3−メトキシ−1−ヨードメチル−1,4−
シクロへ牛サンジオール(2,08g)をジクロロメタ
ン(5ml)に溶解し、ジメチルアミノピリジン(0,
74g)および無水酢酸(0,58all)を加えて3
0分間撹拌した。反応液に酢酸エチル(50ml)を加
えて希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和
食塩水で洗浄したのち、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。減圧下で溶媒を留去したのち、残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(担体100g、展開溶媒:酢
酸エチル−ヘキサン= 1 : 3)にて精製して4−
〇−アセチルー2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメ
チル−4−へキセニル)−1−ヨードメチル−3メトキ
シ−1,4−シクロへ牛サンジオール(2゜19g=収
率95%)を無色油状物として得た。
NMRスペクトル(δ値; CD CI23) : 1
.52(3B。
s)、 1.5a(IL m)、 1.66(3H,s
)、 1.74(3H,s)、 1.65〜2.00(
4H,m)、 2.12(:(H,s)、 2.1Q〜
2.60(38,m)、 2.98(18,t。
6Hz)、 3.26(LH,l11)、 3.29(
3H,s)、 3.55(2H,s)、 5.18(I
H,m)、 5.44(1B、 m)。
[α]26−66.5°(c 0.20. CHCl3
)実施例26 4−(N’−クロロアセチルウレイド)−2−(1゜2
−エポキシ−1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)−3
−メトキシ−1−メチルチオメチル−1−シクロヘキサ
ノール 2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキ
セニル)−3−メトキシ−1−メチルチオメチル−4−
オキソ−1−シクロヘキサノール(200+ag)と酢
酸アンモニウム(487+ag)をメタノール(5ml
)に溶解し、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(40+n
g)を加えて1時間撹拌した。減圧下て溶媒を留去した
のち得られた残渣を酢酸エチル(50+1)に溶解し、
飽和炭酸水素すI−IJウム水溶液および飽和塩化ナト
リウム水溶液で洗浄した。
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下で溶媒を留去し
得られた残渣をジクロロメタン(2ml)に溶解した。
0°Cにてクロロアセチルイソシアネート(0,08m
1)を滴下した。そのままの温度で15分撹拌したのち
酢酸エチル(50mt)を加えて希釈し、飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液および飽和塩化ナトリウム水溶液で洗
浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下で溶媒
を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(担体25g、展開溶媒:酢酸エチル−へ牛サ
ン=l:3)にて精製して、4−(N’−クロロアセチ
ルウレイド)−2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメ
チル−4−へキセニル)−3−メトキシ−1−メチルチ
オメチル−1−シクロへ牛す/−ル(129a+g :
収率45%)を無色の粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値; CD Cl2s) : 1
.4g(3B。
s)、 1.41)〜2.55(7B、 m)、 1.
66(3H,s)、 1.73(3H,s)。
2、20(3H,s)、 2.85(l)I、 d、 
13)1z)、 2.99(IL t、 6Hz)2.
96(IH,d、 13Hz)、 3.32(31s)
、 3.40(IH,dd、 4Hz、 12Hz)、
 4.14(2[1,s)、 4.釘(LH,m)、 
5.18(IH,l11)。
[tx ] ]26−608°(c 0.21. CH
Cl5)。
元素分析:C2゜HasNtOsCI・0.2H,Oと
して計算値 C:53.07%、 Hニア、44%、 
N:6.19%実測値 C:52.81%、 Hニア、
42%、 N:6.57%実施例27 4−(N’−クロロアセチルウレイド)−2−(12−
エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキセニル)−3−
メトキシ−1−ジメチルスルホニオメチル−1−シクロ
ヘキサノール ヨーシト実施例13と同様にして4−(
N’−クロロアセチルウレイド)−2−(1,2−エポ
キシ−1,5−ジメチル−4−へキセニル)−3−メト
キシ−1−メチルチオメチル−1−シクロヘキサノール
(132mg)より4−(N’−クロロアセチルウレイ
ド)−2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4
−へキセニル)−3−メトキシ−1−ジメチルスルホニ
オメチル−1−シクロヘキサノール ヨーシト(180
mg:収率100%)を淡黄色の粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値; CD30 D): 1.4
0〜2、55(7H,m)、 1.47(3H,sl 
1.69(3H,s)、 1.、75(3H,s)。
2.97(3H,s)、 3.04(3H,s)、 3
.14(IH,t、 6Hz)、 3.31(3H。
s)、 3.51 (IH,m)、 3.67(18,
d、 13Hz)、 :(、1113(2H,s)、 
4.03(LH,d、 131(z)、 4.41(I
L m)、 5.24(IH,m)。
[a ]]26−333°(c O,21,CHCl5
)。
元素分析: C2,H3,N、05SC1l−41(、
Oとして計算値 C:38.04%、 N:4.23%
実測値 C:37.91%、 N:4.41%。
実施例28 4−0−(クロロアセチルカルバモイル)−2−(1,
2−エポキンー1,5−ジメチルー4−ヘキセニル)−
3−メトキシ−1−メチルスルフィニルメチル−1,4
−シクロヘキサンジオール実施例23と同様にして2−
(1,2−エポキシ−115−ジメチル−4−へキセニ
ル)−3−メトキシ−1−メチルチオメチル−1,4−
シクロへキンジオール(156II1g)より4−0−
(クロロアセチルカルバモイル)−2−(1,2−エポ
牛ンー1.5−ジメチル−4−ヘキセニル)−3−メト
キシ−1−メチルスルフィニルメチル−1,4−シクロ
ヘキサンジオール(156+++g:収率100%)を
無色の粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値;CDCρ3) : 1.45
(1,5H,s)、 1.50(1,5H,s)、 1
.67(3H,s)、 1.74(3H,s)、 1.
70〜2.60(7H,m)、 2.68(1,5H,
s)、 2.72(1,5H,s)、 2.95(IH
,t、 6Hz)、 3.15−3.28(3H,m)
、 3.31(1,5H,s)、 3.37(1、5H
,s)、 4.48(2H,s)、 5.20(LH,
m)、 5.46(1B、 m)。
[α]ひ−90,0°(c 0.20. CHCl5)
元素分析:C2゜H3JO7SC1−H,Oとして計算
値 C:49.63%、 Hニア、08%、 N:2.
89%。
実測値 C:49.49%、H・6.73%、 N:2
.89%。
実施例29 4−0−(クロロアセチルカルバモイル)−2(l、2
−エポキシ−1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)−3
−メトキン−1−メチルスルフォニルメチル−1,4−
シクロヘキサンジオール4−0−(クロロアセチルカル
バモイル)−2−(l、2−エポキシ−1,5−ジメチ
ル−4−へキセニル)−3−メトキシ−1−メチルスル
フィニルメチル−1,4−>クロヘキサンジオール(3
00mg)をジクロロメタン(2ml)に溶解し、水冷
下でm−クロロ過安息香酸(179mg)を加えて1時
間撹拌した。反応液に酢酸エチル(70ml)を加えて
希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩
水で洗浄したのち、無水硫酸マグ不ンウムて乾燥した。
減圧下で溶媒を留去したのち、残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(担体15g、展開溶媒:酢酸エチ
ル−ヘキサン=2:1)にて精製して4−0−(クロロ
アセチルカルバモイル)−2−(1,2−エボキンー1
.5−ジメチルー4−ヘキセニル)−3−メトキシ−1
−フェニルスルフォニルメチル−1,4−シクロヘキサ
ンジオール(91ag:収率30%)を無色の粉末とし
て得た。
NMRスペクトル(δ値; CD CQs) : 1.
47(3H。
s)、 1.67(3H,s)、 1.”75(3H,
s)、 1.70〜2.60(7H,m)、 3.00
(IH,m)、 3.05(3H,s)、 3.25〜
3.45(2H,m)、 3.33(3H,s)、 3
.80(LH,d、 151(z)、 4.47(2H
,s)、 5.17(LH,a+)、 5.46(IH
,m)。
[α]26−96.5°(c 0.20. CHCl3
)−元素分析:C6゜H3JOsSC1・O,’ynt
oとして計算値 C:48.57%、 H:6.81%
、 N:2.83%。
実測値 C:48.62%、 H:6.57%、 N:
2.86%実施例30 2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキ
セニル)−3−メトキシ−1−(4−ピリジル)チオメ
チル−1,4−シクロヘキサンジオール実施例21と同
様にしてフマギロール(1,00g)より2−(1,2
−エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキセニル)−3
−メトキシ−1−(4−ピリジル)チオメチル−1,4
−シクロヘキサンジオール(1,15g:収率81%)
を淡黄色の油状物として得た。
NMRスペクトル(δ値; CD C123) : 1
.47(3H。
s)、 1.50〜1.90(48,@)、 1.67
(3B、 s)、 1.74(3H,s)、 2.05
〜2.60(3[1,m)、 3.04(IH,t+ 
6Hz)、 3.28(IH,d、 13Hz)。
3、29(IH,m)、 3.35(3H,s)、 3
.50(LH,d、 13Hz)、 4.23(IH,
m)、 5.20(LH,m)、 7.19(2H,m
)、 8.38(2H,m)。
実施例31 4−0−(クロロアセチルカルバモイル)−2(1,2
−エポキシ−1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)−1
−(4−ピリジル)チオメチル−3−メトキシ−1,4
−シクロヘキサンジオール実施例12と同様にして2−
(1,2−エポキシ1.5−ジメチル−4−ヘキセニル
)−3−メトキシ−1−(4−ピリジル)チオメチル−
1,4−シクロヘキサンジオール(911mg)より4
−〇−(クロロアセチルカルバモイル)−2−(1,2
−エポキシ−1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)−1
=(4−ピリジル)チオメチル−3−メトキシ−1゜4
−シクロへ牛サンジオール(1,02g+収183%)
を無色の粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値; CD Cl2s) : 1
.46(3H。
g)、 1.55〜2. Go(4H,m)、 1.6
6(3H,s)、 1.74(3H,s)、 2.05
〜2.60(38,m)、 2.99(IH,t、 6
Hz)、 3.25〜3.40(2)1. m)。
3、33(3H,s)、 3.50(LH,d、 12
Hz)、 4.51(2H,s)、 5.18(IH,
m)、 5.47(18,m)、 7.21(2L m
)、 8.42(28,m)。
元素分析: C!−H33N20@SC1・0.5H,
Oとして計算値 C:55.22%、 H:6.56%
、 N:5.37%。
実測値 C:55. o’y%、 H:6.19%、 
N:5.59%。
実施例32 4−0−(クロロアセチルカルバモイル)−2−(1,
2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)−
3−メトキシ−1−(N−メチル−4ピリジニオ)チオ
メチル−1,4−シクロヘキサンジオール ヨーシト 実施例13と同様にして4−0−(クロロアセチルカル
バモイル)−2−(1,2−エポキシ−1゜5−ジメチ
ル−4−ヘキセニル)−1−(4−ピリジル)チオメチ
ル−3−メトキシ−1,4−シクロヘキサンジオール(
165mg)より4−0−(クロロアセチルカルバモイ
ル)−2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4
−へキセニル)−3−メトキシ−1−(N−メチル−4
−ピリジニオ)チオメチル−1,4−シクロヘキサンジ
オール ヨーシト(212ng:収率100%)を淡黄
色の粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値;CD30D):1.49  
(3H,s)、 1.55〜2.60(7H,m)、 
1.68(3H,s)、 1.70(3H,s)、 3
゜13(IH,m)、 3.20〜3.60(2H,m
)、 3.99(IH,m)、 4.03  (2H,
s)、 4.23(3H,s)、 5.25(3H,、
s)、 5.47(LH,m)、 7.99(2El、
 m)、 8.52(2H,m)実施例33 2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4へキセ
ニル)−3−メトキシ−1−(ピリミジン2−イル)チ
オメチル−1,4−シクロへ牛サンジオール 実施例21と同様にしてフマギロール(500mg)よ
り2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−ヘ
キセニル)−3−メトキシ−1−(ピリミジン−2−イ
ル)チオメチル−1,4−シクロへ牛サンジオール(4
26+++g:収率61%)を淡黄色の油状物として得
た。
NMRスペクトル(δ値;CDCl、):l、40〜2
.10(4B、 s)、 1.60(6H,s)、 1
.71(3H,s)、 2.65(IH,d14Hz)
、 2.70〜2.90(3H,m)、 3.53(3
B、 s)、 4.10〜4.32(2H,a+)、 
4.16(IH,d、 15Hz)、 5.23(1B
、 m)、 6.92(IH,t。
5Hz)、 8.48(2H,d、 5Hz)。
実施例34 4−0−(クロロアセチルカルノイモイル)−2(1,
2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)−
3−メトキシ−1−(ピリミジン−2−イル)チオメチ
ル−1,4−シクロヘキサンジオール 実施例12と同様にして2−(1,2−エポキシ−1,
5−ジメチル−4−ヘキセニル)−1−(ピリミジン−
2−イル)チオメチル−3−メトキシ−1,4−シクロ
ヘキサンジオール(300mg)より4−0−(クロロ
アセチルカルノイモイル)−2−(1,2−エポキシ−
1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)−3−メトキシ−
1−(ピリミジン−2−イル)チオメチル−1,4−シ
クロヘキサンジオール(344+ag:収率88%)を
淡黄色の粉末とじて得た。
NMRスペクトル(δ値:CDC15)・1.57(3
H,s)、 1.55〜2.05(4H,m)、 1.
60(3H,s)、 1.71(3)1. s)。
2、67(LH,d、 15Hz)、 2.75〜2.
95(3H,m)、 3.51(3H,m)。
4、10(1)1. d、 15)1z)、 4.26
(IH,dd、 IHz、 11Hz)、 4.45(
28s)、 5.23(IH,m)、 5.52(IH
,m)、 6.95(2H,t、 5Hz)、 8.4
9(1B、 d、 5Hz)。
実施例35 2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4ヘキセ
ニル)−3−メトキシ−1−エチルチオメチル−1,4
−シクロへ牛サンジオール実施例21と同様にしてフマ
ギロール(1,00g)より2−(1,2−エポキシ−
1,5−ジメチル−4−へキセニル)−3−メトキシ−
1−エチルチオメチル−1,4−シクロヘキサンジオー
ル(991mg:収率81%)を淡黄色の油状物として
得た。
NMRスペクトル(δ値; CD CI 3) : 1
.27(3Ht、 7Hz)、 1.46(3H,s)
、 1.50(LH,i)、 1.67(38,s)、
 1.74(3H,s)、 1.60〜1.90(3H
,m)、 2.05〜2.55(3H,m)、 2.6
1(2H,q、 7Hz)、 2.80〜3.00(3
[+、 m)、 3.35(3H,s)、 4.22(
1)1m)、 5.20(18,m)。
実施例36 4−○−(クロロアセチルカルバモイル)−2(1,2
−エポキシ−1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)−3
−メトキシ−1−エチルチオメチル−1,4−シクロヘ
キサンジオール 実施例12と同様にして2−(1,2−エポキシ1.5
−ジメチル−4−へキセニル)−1−エチルチオメチル
−3−メトキシ−1,4−シクロヘキサンジオール(3
00+++g)より4−0−(クロロアセチルカルバモ
イル)−2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−
4−へキセニル)−3−メトキシ−1−エチルチオメチ
ル−IH4−シクロヘキサンジオール(385mg:収
率95%)を無色の粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値;CDCl5):1.29(3
H,t、 7Hz)、 1.48(3H,s)、 1.
60(1B、 m)、 1.66(3[1,s)。
1、74(3H,s)、 1.60(、95(3H,m
)、 2.05〜2.60(3H,m)。
2、62(2H,q、 7Hz)、 2.84(IH,
d、 13Hz)、 2.93(IH,m)。
3.0f(LH,d、13Hz)、3.32(38,s
)、3.35(IH,m)、4.52(2H,s)、 
5.19(LH,m)、 5゜44(IH,m)。
実施例37 2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4へキモ
ニル1−3−メトキシ−1−ベンジルチオメチル−1,
4−シクロヘキサンジオール実施例21と同様にしてフ
マギロール(500mg)より2−(1,2−エポキシ
−1,5−ジメチル4−ヘキセニル)−3−メトキン−
1−ヘンシルチオメチル−1,4−シクロへ牛サンジオ
ール(652mg:収率90%)を無色の油状物として
得た。
NMRスペクトル(δ値、 CD CI 、) : 1
.38(3Hs)、 1.48(IH,m)、 1.6
6(3H,s)、 1.74(38,s)、 1.55
〜1.90(3B、 m)、 2.05〜2.55(3
H,m)、 2.75〜3.00(3H,m)、 3.
30(l)l、 m)、 3.33(3H,s)、 3
.74(11(、d、 12Hz)、 3.80(IH
,d。
12Hz); 5.19(IH,a+)、 7.15〜
7.40(5H,m)。
元素分析: C13H340,S・0.3H,Oとして
計算値 C:67.05%、 H:8.46%。
実測値 C:67.08%、H:8.54%実施例38 4−0−(クロロアセチルカルバモイル)−2−(1,
2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキセニル)−
3−メトキシ−1−ベンジルチオメチル−1,4−シク
ロヘキサンジオール 実施例12と同様にして2−(1,2−エポキシ−1,
5−ジメチル−4−へキセニル)−1−ベンジルチオメ
チル−3−メトキシ−1,4−シクロヘキサンジオール
(461mg)より4−0−(クロロアセチルカルバモ
イル)−2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−
4−へキセニル)−3−メトキシ−1−ベンジルチオメ
チル−1,4−シクロヘキサンジオール(544a+g
:収率91%)を無色の粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値; CDCI s): 1,4
0(3H,s)、 1.4!r1.90(4H,m)、
 1.65(3H,s)、 1.73(31,s)。
2、05〜2.60(3H,m)、 2.77(IH,
d、 13Hz)、 2.88(IH,i+)。
2、93(1B、 d、 13Hz)、 4.50(3
H,s)、 3.76(1B、 d、 11Hz)。
3、80(IH,d、 13Hz)、 4.50(2B
、 s)、 5.17(IH,m)、 5.42(IH
,m)、 7.20〜7.40(5H,m)。
実施例39 2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−ヘキ
セニル)−3−メトキシ−1−アリルチオメチル−1,
4−シクロへ牛サンジオール実施例21と同様にしてフ
マギロール(500mg)より2−(1,2−エポキシ
−1,5−ジメチル−4−へキセニル)−3−メトキシ
−1−アリルチオメチル−1,4−シクロヘキサンジオ
ール(555+ng:収率88%)を無色の油状物とし
て得た。
NMRスペクトル(δ値; CD CI 3) : 1
.45(3H。
s)、 1.52(LH,m)、 1.66(3H,s
)、 1.74(3H,s)、 1.60〜1.95(
3H,l11)、 2.05〜2.55(3B、 a+
)、 2.83(2H,s)、 2.95(IH,t、
 6Hz)、 3.19(2H,d、 7Hz)、 3
.30(IH,m)、 3.34(38,s)、 4.
22(1B、 m)、 5.05〜5.25(38,m
)、 5.57〜5.92(1B、 m)。
元素分析: C1JatO4Sとして 計算値 C:64. at%、 H:9.05%。
実測値 C:63.71%、H:9.23%。
実施例40 4−0−(クロロアセチルカルバモイル)−2−(1,
2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)−
3−メトキシ−1−アリルチオメチル1.4−シクロへ
牛サンジオール 実施例12と同様にして2−(1,2−二ポ牛シー1.
5−ジメチル−4−へキセニル)−1−アリルチオメチ
ル−3−メトキシ−1,4−シクロへ牛サンジオール(
374mg)より4−〇−(クロロアセチルカルバモイ
ル)−2−(1,2−エポキシ1.5−ジメチル−4−
へキセニル)−3−メトキシ−1−アリルチオメチル−
1,4−シクロヘキサンジオール(441mg:収率8
8%)を無色の粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値; CD Cl 3) : 1
.47(3H,s)、 1.55〜1.95(4H,m
)、 1.66(3H,s)、 1.74(38,s)
2、05〜2.55(3H,m)、 2. go(IH
,d、 13Hz)、 2.91(1B、 d、 13
Hz)、 2.92(IH,s)、 3.20(3H,
d、 7Hz)、 3.32(3H,s)、 3.35
(IH,m)、 4.51(2H,s)、 5.10〜
5.25(3H,m)、 5.44(1B、 m)、 
5.72〜7.93(18,m)。
実施例41 4−0−(N−クロロアセチルカルバモイル)−2−(
1,2−二ポキンー1,5−ジメチル−4へキセニル)
−3−メトキシ−1−アリルメチルスルホニオメチル−
1,4−シクロへ牛サンジオール プロミド 実施例13と同様にして4−0−(N−クロロアセチル
カルバモイル)−2−(1,2−エポキシ−1,5−ジ
メチル−4−へキセニル)−3−メトキシ−1−メチル
チオメチル−1,4−シクロヘキサンジオール(120
mg)より4−〇−(N−クロロアセチルカルバモイル
)−2−(1,2−エポキンー1,5−ジメチルー4−
ヘキセニル)−3メトキシ−1−アリルメチルスルホニ
オメチル−1,4−シクロへ牛サンジオール プロミド
(126mg :収率82%)を無色の粉本として得た
NMRスペクトル(δ値、 CD30 D): 1.3
5〜1、50(6H,m)、 1.69(3H,s)、
 1.75(3H,s)、 1.60〜2.60(7H
,m)、 2.90(1,5H,s)、 3.02(1
,58,s)、 2.95〜3.70(6H。
m)、 4.18(2H,s)、 4.44(LH,a
+)、 5.1s〜6.15(5H,m)。
実施例42 4−0−フェノキシカルボニル−2−(1,2−エポキ
シ−1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)−3−メトキ
シ−1−メチルチオメチル−1,4シクロへ牛サンジオ
ール 2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキ
モニル1−3−メトキシ−1−メチルチオメチル−1,
4−シクロヘキサンジオール(200mg)およびジメ
チルアミノピリジン(115mg)をジクロロメタン(
2+nl)に溶解し、水冷下でクロロぎ酸フェニル(9
5μm)を加えて16時間撹拌した。反応液に酢酸エチ
ル(70〜l)を加えて希釈し、飽和炭酸水素すl−I
Jウム水溶液および飽和食塩水で洗浄したのち、無水硫
酸マグネシウムで乾燥した。減圧下で溶媒を留去したの
ち、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(担体
10g、展開溶媒:酢酸エチル−ヘキサン−1=4)に
て精製して4−o−フェノキシカルボニル−2−(1゜
2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキセニル)−
3−メトキシ−1−メチルチオメチル−1゜4−シクロ
ヘキサンジオール(222mg:収率81%)を無色の
油状物として得た。
N M Rスペクトル(δ値; CD CQ3) : 
1.48(3H。
s)、 1.67(3H,s)、 1.74(3H,s
)、 1.65〜l、95(4H,m)、 2.10〜
2.55(3H,ml 2.20(3H,s)、 2.
87(II(、d、 13)1z)、 2.95(1B
、 t、 7Hz)、2.96(IH,d、 13Hz
)、 3.35(3H,s)、 3.35(IH,m、
)、 5.20(IH,m)、5.39(IH,m)、
 7.15〜7.45(5H,m)。
実施例43 4−0−フェノキシカルボニル−2−(1,2〜エポキ
シ−1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)−3−メトキ
ン−1−ジメチルスルホニオメチル−1,4−シクロヘ
キサンジオール ヨーシト実施例13と同様にして4−
○−フェノキシカルボニルー2−(1,2−エポキシ−
1,5−ジメチル−4−へキセニル)−3−メトキン−
1−メチルチオメチル−1,4−シクロヘキサンジオー
ル(145mg)より4−〇−フェノキシカルボニル2
−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4へキモニ
ル1−3−メトキシ−1−ジメチルスルホニオメチル−
1,4−シクロヘキサンジオール ヨーシト(165m
g:収率87%)を淡黄色の粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値; CD30 D) : 1.
49(3H。
s)、 1.69(3H,s)、 1.76(31s)
、 1.65〜2.05(4H,m)、 2.10〜2
.60(3H,m)、 3.01(3B、 s)、 2
.99(3H,s)、 3.07(3H,s)3、13
(LH,t、 6Hz)、 3.38(3H,s)、 
3.52(LH,dd、 3Hz12Hz)、 3.6
7(IH,d、 14Hz)、 4.04(IH,14
)1z)、 4.86(2H。
s)、 5.26(IH,m)、 5.43(IH,m
)、 7.12〜7.47(5H,m)。
実施例44 4−o−ベンゾイル−2−(1,2−エポキシ1.5−
ジメチル−4−ヘキセニル)−3−メトキシ−1−メチ
ルチオメチル−1,4〜シクロへキサンンオール 実施例42と同様にして2−(1,2−エポキシ−1,
5−ジメチル−4−ヘキセニル)−3−メトキシ−1−
メチルチオメチル−1,4−シクロへ牛サンジオール(
IOC)++g)より4−〇−ベンゾイルー2−(1,
2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキセニル)−
3−メトキシ−1−メチルチオメチル−1,4−シクロ
ヘキサンジオール(91B:収率69%)を無色の油状
物として得た。
NMRスペクトル(δ値; CD CQ3) : 1.
50(3B。
s)、 1.66(3H,s)、 1.73(3H,s
)、 1.6(1〜2.60(7H,m)、 2.24
(3H,s)、 2.85(18,d、 13Hz)、
 3.00(LH,t、 6Hz)、 3.09(IH
,d、 13Hz)、 3.33(3H,s)、 3.
40(LH,m)、 5.19(LH,m)。
5.74(IH,m)、 7.40〜7.65(3H,
m)、 8.08(2H,m)。
実施例45 4−0−トシル−2−(1,2−エポキシ−15−ジメ
チル−4−ヘキセニル)−3−メトキン1−メチルチオ
メチル−1,4−シクロヘキサンジオール 実施例42と同様にして2−(1,2−エポ牛シーl、
5−ジメチルー4−ヘキセニル)−3−メトキシ−1−
メチルチオメチル−1,4−シクロヘキサンジオール(
200mg)より4−0−1−ンル2−(1,2−エポ
キシ−1,5−ジメチル−4へキセニル)−3−メトキ
シ−1−メチルチオメチル−1,4−シクロヘキサンジ
オール(57mg:収率19%)を無色の油状物として
得た。
NMRスペクトル(δ値; CD C12ff) : 
1.40(3H。
s)、 1.64(3H,s)、 1.72(3H,s
)、 1.60〜1.95(4H,m)、 2.05〜
2.50(3H,m)、 2.18(3H,s)、 2
.45(3H,m)、 2.85(LH,d。
13Hz)、 2.86(IH,t、 6Hz)、 2
.93(IH,d、 13Hz)、 3.06(3H。
s)、 3.20(LH,m)、 5.02(LH,m
)、 5.16(IH,m)、 7.34(2Hd、 
8Hz)、 7.84(2)1. d、 8Hz)実施
例46 4−0−メシル−2−(1,2−エポキシ−1゜5−ジ
メチル−4−ヘキセニル)−3−メトキシ1−ヨードメ
チル−1,4−シクロへ牛サンジオール 実施例42と同様にして2−(1,2−エポキシ1.5
−ジメチル−4−ヘキセニル)−3−メトキシ−1−ヨ
ードメチル−1,4−シクロへ牛サンジオール(300
mg)より4−0−メシル−2(1,2−エポ牛シー1
.5−ジメチルー4−ヘキセニル)−3−メトキシ−1
−ヨードメチル−1゜4−シクロへ牛サンジオール(3
14ng:収率88%)を無色の油状物として得た。
NMRスペクトル(δ値; CD Cl2a) : 1
.51(3H。
s)、 1.60(IH,m)、 1.66(3H,s
)、 1.74(3H,s)、 1.80〜2.55(
6H,m)、 2.95(10,t、 6Hz)、 3
.11(3H,s)、 3.30(11,m)。
3、38(3B、 s)、 3.53(18,d、 1
1Hz)、 3.56(LH,d、 11Hz)。
5、19(LH,m)、 5.22(18,m)。
実施例47 4−o−メシル−2−(1,2−エポキシ−1゜5−ジ
メチル−4−ヘキセニル)−3−メトキシ−1−メチル
チオメチル−1,4−シクロへ牛サンジオール 実施例10と同様にして4−0−メシル−2(1,2−
エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキセニル)−3−
メトキシ−1−メチルチオメチル1.4−シクロヘキサ
ンジオール(179mg)より4−0−1シル−2−(
1,21ポ牛シー1゜5−ジメチル−4−へキセニル)
−3−メトキシ−1−メチルチオメチル−1,4−シク
ロヘキサンジオール(112n+g:収率74%)を無
色の油状物として得た。
NMRスペクトル(δ値; CD CI23) : 1
.46(3H。
s)、 1.67(3H,s)、 1.74(3H,s
)、 1.65〜2.55(7H,l11)、 2.2
0(3B、 s)、 2.91(3H,m)、 3.1
1(3H,s)、 3.34(IH,s)、 3.38
(3H,s)、 5.19(11,111)、 5.2
4(18,m)。
実施例48 2−(1,2−二ボキシー1,5−ジメチル−4へキセ
ニル)−3−メトキシ−1−(ピロリジン−1−イル)
メチル−1,4−シクロへ牛サンジオール N−オキシ
ド フマキロール(500mg)をピロリジン(1ml)に
溶解し、50℃にて一夜撹拌した。過剰量のピロリジン
を減圧下で留去して2−(1,2−エポキシ−1,5−
ジメチル−4−へキセニル)−3−メト+’1−1−(
ピロリジン−1−イル)メチル−1゜4−シクロヘキサ
ンジオールの粗製品を得た。これをクロロホルム(5m
l)に溶解し、水冷下でm −クロロ過安息香酸(45
8mg)を加えて30分間撹拌した。減圧下で溶媒を留
去したのち、残置をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(担体25g。
展開溶媒:クロロホルム−メタノール−アンモニア水=
15:l:0.1)にて精製して2−(1、2−エポキ
シ−1,5−ジメチル−4−へキセニル)3−メトキシ
−1−(ピロリジン−1−イル)メチル−1,4−シク
ロヘキサンジオール N−オキシド(554mg:収率
84%)を無色の粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値; CD CC3) : 1.
43(IHd、 9Hz)、 1.51(3H,s)、
 1.68(3H,s)、 1.71(3H,s)1、
64+−2,65(68,m)、 2.95(IH,d
、 13Hz)、 3.15〜3.55(48゜m)、
 3.48(3B、 s)、 3.88(3H,m)、
 4.28(1B、 m)、 5.24(IH。
m)。
Ca ]]26−20 s°(c 0.21. CHC
l’3)。
元素分析:C,。HssNOs・HtOとして計算値 
c:at、 99%、 H:9.62%、 N:3.6
1%。
実測値 C:62.02%、 H:9.60%、 N:
3.60%。
実施例49 4−○−クロロアセチルカルバモイルー2−(1,2−
エポキシ−1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)−3−
メトキシ−1−(ピロリジン−1−イル)メチル−1,
4−シクロヘキサンジオールN−オキシド 実施例12と同様にして2−(1,2−エポキシ−1,
5−ジメチル−4−ヘキセニル)−3−メトキシ−1−
(ピロリジン−1−イル)メチル−1゜4−シクロヘキ
サンジオール N−オキシド(350mg)より4−0
−クロロアセチルカルノ\モイル−2−(1,2−エポ
キシ−1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)−3−メト
キシ−1−(ピロリジン−1−イル)メチル−1,4−
シクロヘキサンジオール N−オキシド(74mg :
収率16%)を無色の粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値; CD Cl2s) : 1
.47(3H。
s)、 1.20〜2.80(LIH,m)、 1.6
8(3H,s)、 1.72(3H,s)。
3、20〜4.10(7L m)、 3.42(31(
、s)、 4.49(2t(、s)、 5.22(IH
m)、 5.48(IH,m)。
[αコ26−41.0° (c  O,20,CHCl
3)。
元素分析: CtsLJ20tC1・1(20として計
算値 C:54.49%、 !(ニア、75%。
実測値 C:54.17%、 Hニア、33%。
実施例50 2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4へキセ
ニル)−3−メトキシ−1−(N−メチルピロリジン−
1−イリオ)メチル−1,4−シクロへ牛サンジオール
 ヨーシト フマキロール(500mg)をピロリジン(1ml)に
溶解し、50’Cにて一夜撹拌した。過剰量のピロリジ
ンを減圧下で留去して2−(1,2−エポキシ−1,5
−ジメチル−4−ヘキセニル)−3−メトキシ−1−(
ピロリジン−1−イル)メチル−1゜4−シクロヘキサ
ンジオールの粗製品を得た。こレヲジクロロメタン(5
ml)に溶解し、ヨー化メチル(1,1m1)を加えて
一夜撹拌した。減圧下で溶媒を留去したのち、残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:クロ口
ホルム−メタノール−アンモニア水=10+1:0.1
)にて精製し、さらにエーテルを加えて粉末化して2−
(l、2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−ヘキセニ
ル)−3−メトキシ−1−(N−メチルピロリジン−1
−イリオ)メチル−1,4−シクロへ牛サンジオール 
ヨーシト(446mg:収率50%)を無色の粉末とし
て得た。
NMRスペクトル(δ値;CD5OD)二1.45(3
H。
s)、 1.68(3t(、s)、 1.75(3H,
s)、 1.65〜2.60(IIH,m)3、05〜
3.45(2H,m)、 3.23(3H,s)、 3
.34(3H,s)、 3.55〜3、90(4H,m
)、 3.62(1)1. d、 14Hz)、 3.
92(1)1. d、 14Hz)4、25(IH,m
)、 5.25(18,m)。
実施例51 4−0−10ロアセチルカルバモイル−2−(12−エ
ポキシ−1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)−3−メ
トキシ−1−(N−メチルピロリジン1−イリオ)メチ
ル−1,4−シクロヘキサンジオール ヨーシト 実施例12と同様にして2−(1,2−エポキシ1.5
−ジメチル−4−ヘキセニル)−3−メトキシ−1−(
N−メチルピロリジン−1−イリオ)メチル−1,4−
シクロヘキサンジオール ヨーシト(200mg)より
4−o−クロロアセチルカルバモイル−2−(1,2−
エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキセニル)−3−
メトキシ−1−(N−メチルピロリジン−1−イリオ)
メチル−1,4−シクロヘキサンジオール ヨーシト(
76mg:収率30%)を無色の粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値;CD30D ) : 1.4
6(3H。
s)、 1.68(38,s)、 1.75(3H,s
)、 1.80〜2.60(IIH,m)3、14(i
L t、 6Hz)、 3.25(3)1. s)、 
3.34(3H,s)、 3.48(18m)、 3.
60〜3.90(4H,m)、 3.69(LH,d、
 14Hz)、 3.95(IH,d14Hz)、 4
.46(2H,s)、 5.24(IH,m)、 5.
46(IH,m)実施例52 4β−(モルホリノ)カルボニルオキシ−2−(1,2
−エボキソー1.5−ジメチル−4−へキセニル)−3
−メトキシ−1−メチルチオメチルシクロヘキサノール 実施例10と同様にして4β−(モルホリノ)カルボニ
ルオキ/−6−ニビフマギロール(110mg) ヨリ
4β−0−(モルホリノ)カルボニル−2−(1,2−
エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキセニル)−3−
メトキシ−1−メチルチオメチルシクロヘキサノール(
81mg:収率64%)を無色の油状物として得た。
NMRスペクトル(δ値、 CD CI 3) : 1
.47(31s)、 1.66(3H,s)、 1.7
4(3H,s)、 1.50〜2.45(7H,m)、
 2.83(IL d、 13Hz)、 2.94(I
H,d、 13Hz)、 3.05(1B、 t、 6
Hz)3、35〜3.80(8H,m)、 4.69(
IH,m)、 5.22(11(、m)。
実施例53 4β−へキシルアミノ−2−(1,2−エポキシ−1,
5−ジメチル−4−へキセニル)−3−メトキシ−1−
メチルチオメチルシクロヘキサノール実施例10と同様
にして6β−へキシルアミノ−6−デソキシフマギロー
ル(110+ng)より4β−ヘキシルアミノ−2−(
1,2−エポキシ−1゜5−ジメチル−4−ヘキセニル
)−3−メトキシ−1−メチルチオメチルシクロヘキ゛
サノール(110■g:収率88%)を無色の油状物と
して得た。
NMRスペクトル(δ値;CDC15)二0.88(3
H。
m)、 1.20〜1.90(12H,m)、 1.4
8(3H,s)、 1.65(3H,s)。
1、73(3)1. s)、 2.17(3H,s)、
 2.32(2H,m)、 2.50(2H,m)。
2.71(比m)、 2.78(IH,d、 13Hz
)、 2.91(LH,d、 13Hz)。
3、03(in、 s+)、 3.40(2H,l11
)、 3.48(3B、 s)、 5.23(IH,m
)。
実施例54 1−(4−ブロモベンジル)メチルスルホニオメチル−
2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル=4−へキ
セニル)−3−メトキシ−1,4−シクロヘキサンジオ
ール フロミド 2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−ヘキ
セニル)−3−メトキシ−1−メチルチオメチル−1,
4−シクロへ牛サンジオール(200II1g)と4−
ブロモベンジルプロミド(756mg)をクロロホルム
(0,5m1)に溶解し、臭化銀(11゜4 mg)を
加えて28時間撹拌した。不溶物を濾過し、減圧下で溶
媒を留去した。残渣にエーテルを加えて粉末化し、得ら
れた粉末をメタノール(2ml)に溶解した。不溶物を
濾過したのち減圧下で溶媒を留去し、残渣にエーテルを
加えて粉末化して1−(4−ブロモベンジル)メチルス
ルホニオメチル−2−(1,2−エポキシ−1,5−ジ
メチル−4−ヘキセニル)−3−メトキシ−1,4−シ
クロヘキサンジオール プロミド(176mg:収率5
0%)を無色の粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値: CD30 D): 1.4
3(3H。
s)、 1.68(38,s)、 1.75(31,s
)、 1.55〜1.90(4H,m)、 2.10〜
2.55(3B、 m)、 2.82(1,5H,s)
、 2.99(1,5B、 s)、 3.10(IH,
t、 6LIz)、 3.27(LH,m)、 3.3
3(1,5H,s)、 3.35(1,58,s)、 
3.54(IH,m)、 3.811r4.12(11
,m)、 4.24(IH,m)、 4.50〜4、9
2(2)1. l11)、 5.24(LH,m)、 
7.48(2H,m)、 7.69(2B、 m)。
実施例55 1−<4−クロロベンジル)メチルスルホニオメチル−
2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキ
セニル)−3−メトキシ−1,4−シクロヘキサンジオ
ール プロミド 実施例54と同様にして2−(1,2−エポキシ−1,
5−ジメチル−4−へキセニル)−3−メトキシ−1−
メチルチオメチル−1,4−シクロヘキサンジオール(
200mg)と4−クロロベンジルプロミド(1,24
g)を反応させて、1−(4−クロロベンジル)メチル
スルホニオメチル−2−(1゜2−エポキシ−1,5−
ジメチル−4−へキセニル)−3−メトキシ−1,4−
シクロヘキサンジオール プロミド(228mg:収率
70%)を無色の粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値; CD、OD): 1.43
(38゜s)、 1.68(38,s)、 1.75(
3H,s)、 1.55〜1.90(4H,m)、 2
.10〜2.55(3B、 m)、 2.82(1,5
H,s)、 2.99(1,5H,s)、 a、 09
(IH,t、 6Hz)、 3.27(IH,m)、 
3.33(1,5H,s)、 3.35(1,5B。
s)、 3.54(1)1. m)、 3.88〜4.
11(IH,m)、 4.24(IH,m)、 4.5
0(0,5H,d、 18Hz)、 4.71(IH,
s)、 4.91(0,5B、 d、 18Hz)。
5、23(IH,m)、 7.53(4H,m)実施例
56 2−(1,2−二ポキシー1.5−ジメチル−4へキセ
ニル)−1−(4−フルオロベンジル)メチルスルホニ
オメチル−3−メトキシ−1,4−シクロヘキサンジオ
ール プロミド 実施例54と同様にして2−(1,2−エポキシ1.5
−ジメチル−4−ヘキセニル)−3−メトキシ−1−メ
チルチオメチル−1,4−シクロヘキサンジオール(2
00mg)と4−フルオロベンジルプロミド(1,14
g)を反応させて、2−(1゜2−エポキシ−1,5−
ジメチル−4−へキセニル)−1−(4−フルオロベン
ジル)メチルスルホニオメチル−3−メトキシ−1,4
−シクロヘキサンジオール プロミド(223ag:収
率71%)を無色の粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値; CD30 D) : 1.
43(3H。
s)、 1.68(3H,s)、 1.74(3H,s
)、 1.55〜1.90(4H,m)、 2.1CI
−2,55(3H,m)、 2.80(1,5H,s)
、 2.98(1,5H,s)、 3.10(IH,t
、 6Hz)、 3.25(LH,m)、 3.33(
1,5H,s)、 3.35(1,5Hs)、 3.5
3(IH,m)、 3.85〜4.12(IH,m)、
 4゜24(LH,m)、 4.60(0,5H,d、
 17Hz)、4.71(IH,s)、 4.92(0
,5H,d、 17Hz)。
5、23(IH,m)、 7.25(2B、 m)、 
7.59(2H,m)実施例57 2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4へキセ
ニル)−3−メトキシ−1−(4−メチルベンジル)メ
チルスルホニオメチル−1,4−シクロヘキサンジオー
ル プロミド 実施例54と同様にして2−(1,2−エボキン=1.
5−ジメチルー4−ヘキセニル)−3−メトキシ−1−
メチルチオメチル−1,4−シクロヘキサンジオール(
200mg)と4−メチルベンジルプロミド(1,12
g)を反応させて、2−(1,2−エポキシ−1,5−
ジメチル−4−ヘキセニル)3−メトキシ−1−(4−
メチルベンジル)メチルスルホニオメチル−1,4−シ
クロヘキサンジオール プロミド(198mg:収率5
6%)を無色の粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値: CD、OD) : 1.4
2(15H,s)、 1.44(1,5H,s)、 1
.68(3H,s)、 1.74(3H,s)、 1.
55〜1.90(4H,m)、 2.39(3H,s)
、 2.10〜2.55(3H,m)、 2.75(1
,5H,s)、 2.94(1,5H,s)、 3.0
8(l)I、 t、 6Hz)、 3.27(IHm)
、 3.33(1,5H,s)、 3.35(1,58
,s)、 3.49(18,d、 12Hz)3、80
〜4.10(IH,m)、 4.24(18,m)、 
4.61(0,5H,d、 13Hz)4、66(LH
,s)、 4.87(0,5H,d、 13Hz)、 
5.23(IH,m)、 7.37(4H,m) 実施例58 1−(3−ブロモベンジル)メチルスルホニオメチル−
2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキ
セニル)−3−メトキシ−1,4−シクロヘキサンジオ
ール プロミド 実施例54と同様にして2−(1,2−エポキシ1.5
−ジメチル−4−へキセニル)−3−メトキシ−1−メ
チルチオメチル−14−シクロヘキサンジオール(20
0+g)と3−ブロモベンジルプロミド(1,51g)
を反応させて、1−(3−ブロモベンジル)メチルスル
ホニオメチル−2−(1゜2−エポキシ−1,5−7メ
チルー4−ヘキセニル)−3−メトキシ−1,4−シク
ロヘキサンジオール プロミド(184mg:収率52
%)を無色の粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値; CD30D): 1.44
(3Hs)、 1.68(3H,s)、 1.74(3
H,s)、 1.55〜1.90(4H,m)、 2.
10〜2.55(3H,m)、 2.83(1,5H,
s)、 2.98(1,5H,s)、 3.10(IH
,t、 6Hz)、 3.25(LH,m)、 3.3
3(1,5B、 s)、 3.35(1,5H。
s)、 3.53(LH,m)、 3.85〜4.12
(LH,m)、 4.24(IH,m)、 4.60(
0,5H,d、 17Hz)、 4.69(IH,s)
、 4.83(0,5H,d、 17Hz)。
5、23(LH,m)、 7.3!r7.85(4H,
m)。
実施例59 1−(2−ブロモベンジル)メチルスルホニオメチル−
2−(1,2−エイキン−1,5−ジメチル4−へキセ
ニル)−3−メトキシ−1,4−シクロヘキサンジオー
ル プロミド 実施例54と同様にして2−(1,2−二ポキンー1,
5−ジメチル−4−へキセニル)−3−メトキシ−1−
メチルチオメチル−1,4−シクロヘキサンジオール(
200mg)と2−ブロモベンジルプロミド(1,51
g)を反応させて、1−(2−ブロモペンシル)メチル
スルホニオメチル−2−(1゜2−エポキシ−1,5−
ジメチル−4−へキセニル)−3−メトキシ−1,4−
シクロヘキサンジオール プロミド(29mg :収率
8%)を無色の粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値;cD30D ) : 1.4
6(3H。
s)、 1.69(3H,s)、 1.75(3H,s
)、 1.55〜1.95(4H,m)、 2゜lO〜
2.55(3H,m)、 2.90(1,5H,s)、
 3.08(1,5H,s)、 3.11(IH,t、
 6Hz)、 3.25(IH,m)、 3.31(1
,5H,s)、 3.35(1,5fl。
s)、 3.63〜4.05(2B、 m)、 4.2
4(IH,m)、 4.66(IH,s)、 4.78
(0,5H,d、 13Hz)、 5.1111(0,
5H,d、 13Hz)、 5.23(IH,m)7、
15〜7.83(4H,m)。
実施例60 1−(4−ブロモベンノル)メチルスルホニオメチル−
4−(N−クロロアセチルカルバモイルオキシ)、2−
(1,2−エボキンー1.5−ジメチル−4−へキセニ
ル)−3−メトキシシクロヘキサノール プロミド 1−(2−ブロモベンジル)メチルスルホニオメチル−
2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−ヘキ
セニル)−3−メトキシ−1,4−シクロヘキサンジオ
ール プロミド(150+ng)のジクロロメタン(2
ml)溶液に、水冷下でクロロアセチルイソシアネート
(40+ng)を滴下して30分間撹拌した。反応液に
水を加えて反応を停止し、生成物を酢酸エチルで抽出し
た。有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。減圧下で溶媒を留去したのち、残渣をシ
リカゲ゛ルカラムク口マトグラフイー(担体10g、展
開溶媒:クロロホルム−メタノール=20:1)にて精
製して、無色粉末の1−(4−ブロモベンジJし)メチ
ルスルホニオメチル−4−(N−クロロアセチルカルバ
モイルオキシ)−2−(1,2−エポキシ−1,5−ジ
メチル−4−ヘキセニル)−3−メトキシシクロヘキサ
ノール プロミド(80mg:収率44%)を得た。
NMRスペクトル(δ値、 CD、OD) : 1.4
3(3H。
s)、 1.68(3H,s)、 1.74(3H,s
)、 1.5(1−2,Go(4H,1o)、 2.1
0〜2.5501. m)、 2.86(L、 5tl
、 s)、 3.01(1,5H,s)、 3.10(
1H,t、 6Hz)、 3.34(1,5H,s)、
 3.37(1,5H,s)、 3.45(IH,m)
、 3.57(IH,m)、 3.90〜4.15(1
)1. m)、 4.43(2H,s)、 4.60(
0,5H,d、 13Hz)、 4.73(LH,s)
、 4.91(0,5B、 d、 13Hz)、 5゜
23(LH,m)、 5.45(IH,m)、 7.4
9(2H,m)、 7.69(2H,m)[α]25−
43.5°(c O,20,CHCl3)。
実施例61 4−(N−クロロアセチルカルバモイルオキシ)−1−
(4−クロロベンジル)メチルスルホニオメチル−2−
(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキセニ
ル)−3−メトキシシクロヘキサノール プロミド 実施例60と同様にして1−(4−クロロベンジル)メ
チルスルホニオメチル−2−(1,2−エポ牛シー1.
5−ジメチルー4−ヘキセニル)−3−メトキシ−1,
4−シクロヘキサンジオール(183IIlg)から、
4−(N−クロロアセチルカルバモイルオキシ)−1−
(4−クロロベンジル)メチルスルホニオメチル−2−
(1,2−エポキシ1.5−ジメチル−4−へキセニル
)−3−メトキシシクロヘキサノール プロミド(12
31I1g=収率55%)を無色の粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値、 CD30 D) : 1.
43(3H。
s)、 1.68(3H,s)、 1.74(3H,s
)、 1.60〜1.95(4H,m)、 2.10〜
2.55Utl、 m)、 2.85(L、 5H,s
)、 ’A、 Ql(1,51,s)、 3.09(I
H,t、 6Hz)、 3.33(1,51(、s)、
 3.34(1,5H,s)、 3.45(LH。
m)、 3.58(1B、 m)、 3.90〜4.1
8(1B、 m)、 4.43(IH,m)、 4.4
4(IH,s)、 4.66〜4.98(2B、 ni
)、 5.23(IH,m)、 5.46(l)l、 
m)、 7.55(4H,m) [α]背−45,2°(c 0.22. CHCl3)
実施例62 4−(N−クロロアセチルカルバモイルオキシ)−2−
(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−ヘキセニ
ル’)−1−(4−フルオロベンジル)メチルスルホニ
オメチル−3−メトキシシクロヘキサノール プロミド 実施例60と同様にして2−(1,2−エポキシ−1,
5−ジメチル−4−へキセニル)−1−(4−フルオロ
ベンジル)メチルスルホニオメチル−3−メトキシ−1
,4−シクロへ牛サンジオール(181mg)から、4
−(N−りooアセチルカルバモイルオキシ)−2−(
1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−ヘキセニル
)−1−(4−フルオロベンジル)メチルスルホニオメ
チル−3−メトキシシクロヘキサノール プロミド(1
18n+g:収率52%)を無色の粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値、 CD30D): 1.43
(3Hs)、 1.68(3H,s)、 1.74(3
H,s)、 1.50〜1.95(4H,m)、 2.
10〜2.55(3H,m)、 2.84(1,5H,
s)、 3.00(1,5H,s)、 3.10(IH
,t、 6Hz)、 3.33(1,5H,s)、 3
.35(1,5H,s)、 3.45(IH,m)、 
3.58(LH,m)、 3.90〜4.18(18,
m)、 4.43(IH,m)、 4.44(IH,s
)、 4. TO(0,5H,d、 13Hz)、 4
.87(LH,s)、 4.99(0,5H。
d、 13Hz)、 5.23(IH,m)、 5.4
6(IH,m)、 7.26(2H,m)、 7.61
(2H,a+)。
[α]”−53,3°(c O,22,CHCl3)。
実施例63 4−(N−クロロアセチルカルバモイルオキシ)2−(
1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキセニル
)−3−メトキシ−1−(4−メチルペンシル)メチル
スルホニオメチルシクロヘキサノール プロミド 実施例60と同様にして2−(1,2−エポキシ15−
ジメチル−4−ヘキセニル)−3−メトキシ−1−(4
−メチルベンジル)メチルスルホニオメチル−1,4−
シクロヘキサンジオール(165mg)から、4−(N
−クロロアセチルカルバモイルオキシ)−2−(1,2
−エポキシ−1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)−3
−メトキシ1−(4−メチルベンジル)メチルスルホニ
オメチルンクロヘキサメ−ル プロミド(107mg:
収率52%)を無色の粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値;CD、○D)、1.42(1
゜5H,s)、 1.43(1,5H,s)、 1.6
8(3H,s)、 1.74(3H,s)。
1、51)〜1.95(4H,m)、 2.39(3H
,s)、 2.10〜2.55(3H,m)、 279
(1,5H,s)、 2.97(1,5H,s)、 3
.09(LH,t、 6Hz)、 3.32(1,5H
,s)、 3.35(1,5H,s)、 3.45(I
H,m)、 3.52(LH,m)。
3、85〜4.15(IH,m)、 4.43(18,
m)、 4.44(IH,s)、 4.63(0゜5H
,d、 13Hz)、 4.69(IH,s)、 4.
92(0,5H,d、 13Hz)、 5.22(IH
,m)、 5.46(LH,m)、 7.33(2H,
m)、 7.43(2H,m)4 [α都−46.4°(c O,22,CHCl3)実施
例64 1−(3−ブロモベンジル)メチルスルホニオメチル−
4−(N−クロロアセチルカルバモイルオキシ)−2−
(1,2−エポキシ−15−ジメチル4−へキセニル)
−3−メトキシンクロヘキサノール プロミド 実施例60と同様にして2−(1,2−エポキシ1.5
−ジメチル−4−へキセニル)−3−メトキシ−1−(
4−メチルベンジル)メチルスルホニオメチル−1,4
−シクロヘキサンジオール(222mg)から、1−(
3−ブロモベンジル)メチルスルホニオメチル−4−(
N−クロロアセチルカルバモイルオキシ)−2−(1,
2−エポキシ=1.5−ジメチル−4−へキセニル)−
3−メトキシシクロヘキサノール プロミド(171m
g:収率64%)を無色の粉末として得た。
NMRスペ’7 )ル(δi; CD30D): 1.
43(3H。
s)、 1.68(3H,s)、 1.73(3H,s
)、 1.50〜1.95(48,m)、 2.10〜
2.60(38,m)、 2.87(1,5H,s)、
 3.01(1,5H,s)、 3.11(IH,t、
 6Hz)、 3.32(1,5H,s)、 3.34
(1,5B、 s)、 3.45(IHm)、 3.5
7(LH,m)、 3.90〜4.15(IH,m)、
 4.43(IH,m)、 4.64(0,5H,d、
 10Hz)、 4.73(LH,s)、 4.92(
0,5H,d、 LOHz)。
5、22(18,m)、 5.46(IH,m)、 7
.35〜7.90(4H,m)2 [α]D−38,3°(c O,20,CHCl3)。
実施例65 1−(3−ブロモベンジル)メチルスルホニオメチル−
4−(N−クロロアセチルカルバモイルオキシ)−2−
(1,2−エポキンー1,5−ジメチル4−へキセニル
)−3−メトキシンクロヘキサノール プロミドの立体
異性体の分11m実施例64と同様にして得られた1−
(3−ブロモヘンシル)メチルスルホニオメチル−4−
(N−クロロアセチルカルバモイルオキシ)−2−(1
゜2−エボキンー1.5−ジメチル−4−へキセニル)
−3−メトキシシクロヘキサノール プロミド(150
+ng)をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(担体
10g、展開溶媒ニジクロロメタン−メタノール−水=
20 : 1 : 0.2)に付すことによって、TL
C(展開溶媒:クロロホルム−メタノール−20:1)
にてRf値の高い立体異性体(異性体A:60mg)と
Rf値の低い立体異性体(異性体B:62mg)とを分
離することができ、それぞれ無色の粉末として得られた
異性体A: NMRスペクトル(δ値; CD、OD): 1.43
(3H。
s)、 1.67(3H,s)、 1.73(3H,s
)、 1.50〜1.95(4H,m)、 2.10〜
2.55(3H,m)、 3.01(3H,s)、 3
.11(IH,m)、 3.32(3H,s)、 3.
43(LH,ml 3.54(IH,d、 13Hz)
、 3.97(IH,d、 13Hz)。
4、42(2H,s)、 4.72(2H,s)、 5
.21(1,H,m)、 5.44(1’H,m)。
7、40〜7.89(4H,m) 異性体B: NMRスペクトル(δ値; CD 、OD) : 1.
43(3H。
s)、■、6g(3H,s)、 1.74(3H,s)
、 1.50〜1.95(4H,m)、 2.10〜2
.60(3H,a+)、 2゜86(3H,s)、 3
.11(IH,w+)、 3.34(3H,s)、 3
.43(IH,m)、 3.53(18,d、 14H
z)、 4.12(LH,d、 14Hz)4、43(
2H,s)、 4.69(IH,d、 13Hz)、 
4.73(IH,d、 21Hz)、 4゜91(LH
,d、 13Hz)、 5.01(11(、d、 21
Hz)、 5.22(IH,m)、 5.47(IH,
m)、 7.40〜7.90(4H,m)。
実施例66 1−ジアリルスルホニオメチル−2−(1,2−エポキ
シ−1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)−3−メトキ
シ−1,4−シクロヘキサンジオールバークロレート ■−アリルチオメチルー2−(1,2−エポ牛シ=1.
5−ジメチル−4−へキセニル)−3−メトキシ−1,
4−シクロヘキサンジオール(300mg)とアリルプ
ロミド(0,73m1)の混合物に、水冷下で過塩素酸
銀(192mg)を加え室温で30分間撹拌した。不溶
物を濾過し、減圧下で溶媒を留去したのち得られた残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(担体30g1
展開溶媒コクロロホルムーメタノール=20:l)にて
精製して1−ジアリルスルホニオメチル−2−(1,2
−エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキセニル)−3
−メトキシ−1+4−シクロヘキサンジオール ノf−
クロレート(160mg+収率37%)を無色の粉末と
して得た。
NMRスペクトル(δ値、 CD30 D) : 1.
45(3H。
s)、 1.68(3H,s)、 1.75(31(、
s)、 1.60〜2.60(7B、 m)、 3.1
1(IH,t、 at(z)、 3.29(IH,m)
、 3.34(3H,s)、 3.90〜4.35(7
H,m)、 5.25(IH,m)、 5.55〜6.
15(6B、 m)実施例67 1−ジアリルスルホニオメチル−4−(N−クロロアセ
チルカルバモイルオキシ)−2−(1,2−エポキシ−
1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)=3−メトキシシ
クロヘキサノール バークロレート 1−ジアリルスルホニオメチル−2−(1,2−エポキ
シ−1,5−ジメチル−4−へキセニル)3−メトキシ
−1,4−シクロヘキサンジオールバークロレート(1
43mg)のジクロロメタン(2ml)溶液に、水冷下
でクロロアセチルイソシアネート(29ml)を滴下し
て30分間撹拌した。反応液に水を加えて反応を停止し
、生成物を酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水
で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下で
溶媒を留去したのち、残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(担体15g、Ift開溶媒:クロロホルム
ーメタノール=20 : 1)にて精製して、無色粉末
の1−ジアリルスルホニオメチル−4−(N−クロロア
セチルカルバモイルオキシ)−2−(1゜2−エポキシ
−1,5−ジメチル−4−へキセニル)−3−メトキシ
シクロヘキサノール ノく−クロレート(100mg:
収率56%)を得た。
NMRスペクトル(δ値; CD、OD) : 1.4
5(3H。
s)、 1.69(3H,s)、 1.75(3H,s
)、 1.55〜2.60(7H,m)、 3. LL
(ltl、 m)、 3.34(3H,s)、 3.4
5(11,m)、 a、 90〜4.40(6B。
m)、 4.43(2H,s)、 5.25(LH,m
)、 5.47(IH,m)、 5.55〜6.20(
6H,m)。
[αコび −10,7° (c  0.21.CHCl
1)。
元素分析: CtsH3JO+oSC1tとして計算値
  C:4g、70%、 H:6.38%、 N:2.
27%。
実測値  C:48.46%、 n:e、a’y%、 
l:2.03%。
実施例68 1−ジベンジルスルホニオメチル−2、−(1、2−エ
ポキシ−1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)3−メト
キシ−1,4−7クロヘキサンジオール バークロレー
ト 実施例66と同様にして1−ヘンシルチオメチル−2−
”(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル4−へキセニ
ル)〜3−メトキシー1,4−シクロヘキサンジオール
(300mg)から、■−ジヘンジルスルホニオメチル
ー2−(1,2−エポキシ−1゜5−ジメチル−4−へ
キセニル)−3−メトキシ1.4−シクロへ牛サンジオ
ール バークロレート(145mg:収率33%)を無
色の粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値; CD30D): 1.41
(31(。
s)、 1.69(38,s)、 1.75(3H,s
)、 1.45〜2.60(7H,m)、 3.13(
LH,m)、 3.22(2H,m)、 3.31(3
H,s)、 4.15(2H,m)、 4.47(18
,d、 13Hz)、 4.71(l)l、 d、 1
3Hz)、 4.76(1B、 d、 13Hz)4、
98(1B、 d、 13Hz)、 5.23(LH,
m)、 7.47(10)1. m)。
実施例69 ■−ジベンジルスルホニオメチルー4−(Nクロロメチ
ルカルバモイルオキシ)−2−(1,2エポキンー1.
5−ジメチルー4−ヘキセニル)3−メトキシンクロヘ
キサノール ノマ−りロレート 実施例67と同様にして1−ジベンジルスルホニオメチ
ル−2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−
ヘキセニル)−3−メトキシ−1,4シクロヘキサンジ
オール バークロレート(120mg)から、1−ジベ
ンジルスルホニオメチル−4−(N−クロロメチルカル
ノーモイルオキシ)−2−(1,2−エポキシ−1,5
−ジメチル−4へキセニル)−3−メトキシンクロヘキ
サノール バークロレート(100mg:収率69%)
を無色の粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値; CD、OD)−1,4L(
3Ls)、 1.69(3H,s)、 1.74(3H
,s)、 1.55〜1.90(4El、 m)、 2
.10〜2.60(3H,m)、 3.04(IH,t
、 6Hz)、 3.30(3H,s)、 3.36(
2H,m)、 4.15(1B、 d、 12Hz)、
 4.41(2H,s)、 4.55(LH,d、 1
3Hz)、 4.74(IH,d、 13Hz)、 4
.80(IH,d、 13Hz14.98(1Hd 1
3Hz)、 5.22(IH,m)、 5.36(IH
,m)、 7.48(IOH,m)。
3 [α都−36.4°(c O,20,CHCl3)。
元素分析 C33H−3NO3゜SC1,とじて計算値
  C:55.31%、 H:6.05%、 N:1.
95%実測値  C:55.66%、 H:6.17%
、 N:2.12%実施例70 4−カルバモイルオキシ−2−(1,2−エポキシ−1
,5−ジメチル−4−へキセニル)−3−メトキシ−1
−ジメチルスルホニオメチル−シクロヘキサノール ヨ
ーシト 実施例13と同様にして4−0−力ルバモイル−2−(
1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4へキセニル)
−3−メトキシ−1−メチルチオメチル−1,4−シク
ロヘキサンジオール(240mg)から、4−カルバモ
イルオキシ−2−(1,2エポキシ−1,5−ジメチル
−4−ヘキセニル)3−メトキシ−1−ジメチルスルホ
ニオメチルシクロヘキサノール ヨーシト(282mg
:収率85%)を無色の粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値; CD30 D): 1.4
6(3H。
s)、 1.69(3tl、 s)、 1.75(3H
,s)、 1.65〜1.90(4H,m)、 2.1
Q〜2.6Q(3)1. m)、 3.00(3L s
13.06(31s)、3.10(LH,t。
6Hz)、 3.34’(3H,s)、 3.41(I
H,m)、 3.73(IH,d、 13Hz)、 4
04(IH,d、 13Hz)、 5.25(2H,m
)。
[α″28−43.3°(c O,2L CHCl5)
」D 元素分析: C,、H3,N05Sl として計算値 
 C:44.27%、 l:6.65%、N二2.72
%。
実測値  C:44. sg%、 H:6.87%、 
N:2.77%。
実施例71 1−ベンジルメチルスルホニオメチル−4−カルバモイ
ルオキシ−2−(1,2−エポキシ−1゜5−ジメチル
−4−へキセニル)−3−メトキシシクロヘキサノール
 プロミド 実施例13と同様にして4−o−カルバモイル2−(1
,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)
−3−メトキシ−1−メチルチオメチル−1,4−シク
ロヘキサンジオール(2001g)から、1−ベンジル
メチルスルホニオメチル4−カルバモイルオキシ−2−
(1,2−二ポキシー1.5−ジメチルー4−ヘキセニ
ル)−3−メトキシンクロへキサ/−ル プロミド(2
40mg収率82%)を無色の粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値、CD、○D ) : 1.4
3(L。
5H,s)、 1.44(1,5H,s)、 1゜68
(3H,s)、 1.74(3H,s)、 1.50〜
1.90(4H,m)、 2.10〜2.60(3H,
m)、 2.81(1,5H,s)、 29g(1,5
H,s)、 3.08(LH,t、 6Hz)、 3.
31(1,5H,s)、 3.33(1,5H,s)、
 3.40(IH,m)、 3.57(0,5B、 d
、 13Hz)、 3.59(0゜5)1. d、 1
3)1z)、 4.67(0,5H,d、 13Hz)
、 4.74(IH,s)、 4.95(0,5H,d
、 13Hz)、 5.23(2H,m)。
[αコ23−36.4° (c  O,20,CHCl
3)。
元素分析: C25H3aNOsSBrとして計算値 
 C:55.14%、 !(ニア、03%、 N:2.
57%。
実測値  C:55.16%、 HニアJ2%、 N:
2.63%実施例72 4−(2−り四ロエチル力ルバモイルオ牛ン)2−(1
,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4=ヘキセニル)
−3−メトキン−1−メチルチオメチルシク口ヘキサノ
ール 2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4へキセ
ニル)−3−メトキシ−1−メチルチオメチル−1,4
−シクロヘキサンジオール(1,OOg)とジメチルア
ミノピリジン(185mg)のジクロロメタン(10m
l)溶液に、2−クロロエチルイソシアネート(0,5
2m1)を滴下して一夜撹拌した。反応液に水を加えて
反応を停止し、生成物を酢酸エチルで抽出した。有機層
を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。
減圧下で溶媒を留去したのち、残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(担体50g、H開溶媒:酢酸エチ
ル−ヘキサン=1:4)にて精製して、4−(2−クロ
ロエチルカルバモイルオキシ)−2−(1,2−エポキ
シ−1,5−ジメチル−4へキセニル)−3−メトキシ
−1−メチルチオメチルシクロヘキサメール(912m
g:収率69%)を無色の粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値; CD CI s) : 1
.47(38゜s)、 1.66(3H,s)、 1.
74(3H,s)、 1.55〜1.90(4H,m)
、 2.20(3H,s)、 2.05〜2.60(3
1,m)、 2.95(3H,a+)、 3.30(I
H,m)、 3.32(3H,s)、 3.45〜3.
70(4H,m)、 5.20(2)!、 m)。
実施例73 4−(2−クロロエチルカルバモイルオキシ)−2−(
1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキセニル
)〜3−メトキシー1−ジメチルスルホニオメチルシク
ロヘキサノール ヨーシト実施例13と同様にして4−
(2−クロロエチルカルバモイルオキシ)−2−(1,
2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキセニル)−
3−メトキシ−1−メチルチオメチルシクロヘキサノー
ル(150mg)より4−(2−クロロエチルカルバモ
イルオキシ)−2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメ
チル−4−へキセニル)−3−メトキシ−lジメチルス
ルホニオメチルシクロヘキサノールヨージド(140m
g:収率7o%)を無色の粉末として得た。
NMRスヘク) ル(δ値: CD so D ) :
 1.46(3H。
s)、 l、69(3H,s)、 1.75(3H,s
)、 1.65〜1.90(48,m)、 2.10〜
2.60(3H,s)、 2.99(3H,s)、 3
.06(3H,s)、 3.10(1B、 m)、 3
.33(3H,s)、 3.35〜3.65(5H,m
)、 3.71(LH,d、 14Hz)。
4、04(IH,d、 14Hz)、 5.25(LH
,m)、 5.31(LH,m)。
実施例74 1−ベンジルメチルスルホニオメチル−4−クロロアセ
チルカルバモイルオキシ−2−(1,2−エポキシ−1
,5−ジメチル−4−ヘキセニル)−3−メトキシシク
ロヘキサノール テトラフルオロボレート ■−ベンジルチオメチルー4−クロロアセチルカルバモ
イルオキシ−2−(1,2−エポキシ−1゜5−ジメチ
ル−4−ヘキセニル)−3−メトキシ−1,4−シクロ
ヘキサンジオール(200mg)とヨー化メチル(0,
24ml)をジクロロメタン(1ml)に溶解し、テト
ラフルオロホウ酸銀(74a+g)ヲ加え室温で8時間
撹拌した。不溶物を濾過し、減圧下で溶媒を留去したの
ち得られた残渣にエーテルを加えて粉末化してl−ベン
ジルメチルスルホニオメチル−4−クロロアセチルカル
バモイルオキシ−2−(1,2−エポ牛シー1.5−ジ
メチル−4−へキセニル)−3−メトキシシクロヘキサ
ノール テトラフルオロボレート(73+ng:収率3
0%)を無色の粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値、CD30D): 1.41(
1゜5H,s)、 1.42(1,5H,s)、 1.
68(1,5H,s)、 1.75(3H,s)、 1
60〜2.60(7H,m)、 2.80(1,5B、
 s)、 3.00(1,5H,s)、 3.11(L
H,t、 6Hz)、 3.32(1,51,s)、 
3’、 34(L、 5H,s)、 3.45(2H。
m)+ 3.90〜4.15(IH,m)、 4.42
(IH,s)、 4.43(、IL s)、 4゜66
(0,5B、 d、 13Hz)、 4.70(LH,
s)、 4.94(0,5H,d、 13Hz)。
5、22(IH,m)、 5.45(IH,m)[α]
p−23,3°(c O,21,CHCl3)。
実施例75 1−ベンジルメチルスルホニオメチル−4−クロロアセ
チルカルバモイルオキシ−2−(1,2−エポ牛シー1
.5−ジメチルへ4−へ牛セニル)3−メトキシンクロ
ヘキサノール トシレートM化銀(37mg)をアセト
ニトリル(lnl)に!濁し、p−トルエンスルポン酸
・1水和物(61ml)を加えて5分間撹拌した。次に
1−ベンジルメチルスルホニオメチル−4−クロロアセ
チルカルバモイルオキシ−2−(1,2−エポ牛シー1
,5−ジメチル−4−ヘキセニル)−3−メトキシンク
ロヘキサノール プロミド(200mg)を加えさらに
30分間撹拌したのち不溶物を濾過し、減圧下で溶媒を
留去したのち、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(担体4g5展開溶媒:クロロホルム−メタノール
=20:1)にて精製して1−ベンジルメチルスルホニ
オメチル−4−クロロアセチルカルバモイルオキシ−2
−(1,2−エボ牛/−1,5−ジメチル−4−へキセ
ニル)−3メトキシシクロヘキサノール トシレート(
67mg+収率29%)を無色の粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値、CD、○D ): 1.41
(1゜5H,s)、 1.42(1,5H,s)、 1
.68(1,5H,s)、 1.75(3H,s)、 
2゜37(3H,s)、 1.60〜2.60(78,
m)、 2.80(1,5)1. s)、 3.00(
1゜5H,s)、 3.11(IH,t、 6Hz)、
 3.32(1,5H,s)、 3.34(1,5H。
s)、 3.45(2H,m)、 3.90〜4.15
(IL m)、 4.42(IH,s)、 4.43(
LH,s)、 4.66(0,5H,d、 13Hz)
、 4.70(IH,sl4.94(0゜5H,d、 
13)1z)、 5.22(1B、 m)、 5.45
(IH,m17.23(2H,d、 8Hz)、 7.
72(28,d、 8Hz)。
実施例76 1−ヘンシルメチルスルホニオメチル−4−クロロアセ
チルカルバモイルオキシ−2−(1,2−エポキシ−1
,5−ジメチル−4−へキセニル)−3−メトキシシク
ロヘキサノール ハイドロジエン し−タータレート 実施例75と同様にして1−ヘンシルメチルスルホニオ
メチル−4−クロロアセチルカルバモイルオキシ−2−
(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキセニ
ル)−3−メトキンシクロヘキサメール プロミド(2
00mg)より1−ベンジルメチルスルホニオメチル−
4−クロロアセチルカルバモイルオキシ−2−(1,2
−エポキシ−1゜5−ジメチル−4−ヘキセニル)−3
−メトキシシクロヘキサノール ハイドロジエン L−
1−タレート(126+ng二収率56%)を無色の粉
末として得た。
NMRスヘク) ル<6 値: CDsOD) : 1
.42(1゜5H,s)、 1.43(1,5H,s)
、 1.67(1,5H,s)、 1.74(3H,s
)、 1゜60〜2.6(1(7)1. m)、 2.
81(1,5H,s)、 3. (10(1,5H,s
)、 3.11(IH,t、 6Hz)、 3、:(3
(1,51,s)、 3.35(1,5H,s)、 3
.45(2H。
m)、 3.90〜4.15(LH,m)、 4.41
(2H,s)、 4.43(LH,s)、 4.44(
IH,s)、 4.66(0,5H,d、 13Hz)
、 4.70(IH,s)、 4.94(051(、d
、 13t(z)、 5.22(IH,m)、 5.4
5(LH,m)4 [α]D−28,4°(c O,20,C)(C13)
元素分析: C3,l(、、NO,,5CI−1,5H
10として計算値  C:51.91%、 H:6.6
1%、 N:1.95%。
実測値  C:51.91%、 H:6.’lO%、 
ll:1.99%。
実施例77 1−ベンジルメチルスルホニオメチル−4−りocyア
セチルカルバモイルオキシ〜2−(1,2エポキシ−1
,5−ジメチル−4−へ牛セニル)3−メトキンシクロ
ヘキサノール ハイドロジエン スクシネート 実施例75と同様にして1−ベンジルメチルスルホニオ
メチル−4−クロロアセチルカルバモイルオキシー2−
(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキセニ
ル)−3−メトキシシクロヘキサノール プロミド(2
00+g)より1−ベンジルメチルスルホニオメチル−
4−クロロアセチルカルバモイルオキシ−2−(1,2
−エポキシ−15−ジメチル−4−へキセニル)−3−
メトキシシクロヘキサノール ハイドロジエン スクシ
ネート(102mg:収率48%)を無色の粉末として
得た。
NMRスペクトル(δ値; CD、OD): 1.42
(1゜5H,sl 1.43(1,5H,s)、 1.
68(1,5H,s)、 1.74(3H,s)、 2
51(4H,s)、 1.60〜2.60(7H,m)
、 2.80(1,5H,s)、 3.00(15H,
s)、 3.11(IH,t、 6Hz)、 3.32
(1,5H,s>、 3.34 (1,5H。
s)、 3.45(2H,m)、 3.90〜4.15
(IH,m)、 4.42(2H,s)、 4.42(
II(、s)、 4.43(IH,s)、 4.66(
0,5H,d、 13Hz)、 4.70(18s)、
 4.94(Q、 5)1. d、 13Hz)、 5
.22(LH,m)、 5.45(1)1. m)。
[(Z ]背−29,7°(c O,22,C)ICl
3)。
元素分析: C3,H,、NO,,5C1−H2Oとし
て計算値  C:55.06%、 H:6.86%、 
N:2.07%実測値  C:55.28%、 H:6
.65%、 N:1.84%。
実施例78 1−ヘンシルメチルスルホニオメチル−4−クロロアセ
チルカルバモイルオキシ−2−(1,2エポキシ−1,
5−ジメチル−4−へキセニル)−3−メトキシシクロ
ヘキサノール ノhイドロジエン オキザレート 実施例75と同様にしてl−ベンジルメチルスルホニオ
メチル− ルオキシー2−(1.2−エポキシ−1,5−ジメチル
−4−ヘキセニル)−3−メトキシシクロヘキサ/−ル
 プロミド(200mg)より1−ベンジルメチルスル
ホニオメチル−4−クロロアセチルカルバモイルオキシ
−2−(1.2−エポキシ−1。
5−ジメチル−4−ヘキセニル)−3−メトキシシクロ
ヘキサ/−ル /%4ドロジエン オキザレ−4(15
1n+g:収率74%)を無色の粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値; C DsO D) : 1
.42(1。
5L s)、 1. 43(1. 58. s)、 1
. 68(1. 5H, s)、 1. 74(3H,
 s)、 t。
60〜2. 60(7H, m)、 2. 80(1.
 5H, s)、 3. 00(1. 5H, s)+
 3. 11(LH. t+ tHz)、 3. 32
(1. 5H, s)、 3. 34(1. 5H, 
s)、 3。45(2H。
w+)、 3. 90〜4. 15(IH, m)、 
4. 42(2B, s)、 4. 42(LH, s
)、 4. 43(1)1, s)、 4. 66(C
1. !J, d, 13Hz)、 4. TO(IL
 s)、 4. 94(0。
5H, d, 13Hz)、 5. 22(LH, m
)、 5. 45(IH, m)。
[α]24−28.4°(c O. 21, CHCI
s)。
元素分析: C2eH−oNO+osc1’Htoとし
て計算値  C:53. 74%, H:6.53%,
 N:2.16%。
実測値  C:53. 49%, H:6.41%, 
N:2.10%。
実施例79 2−(1.2−エポキシ−1.5−ジメチル−4−へキ
セニル)− 1−(2−ヒドロキシメチルベンジル)チ
オメチル−3−メトキシ−1,4−シクロヘキサンジオ
ール ナトリウムメトキシドの約14%メタノール溶1(6m
l)に、水冷下で2−メルカプトメチルベンジルアルコ
ール(655mg)およびフマギロール(1.00g)
を加えた。室温で1時間撹拌したのち水を加えて反応を
停止し、生成物を酢酸エチルにて抽出した。抽出液は飽
和塩化ナトリウム水溶液にて洗浄したのち無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。減圧下で溶媒を留去したのち、残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(担体30g
1展開溶媒:酢酸エチル−ヘキサン=2:1)にて精製
して2−(1.2−エポキシ−1.5−ジメチル−4−
へキセニル)− 1−(2−ヒドロキシメチルベンジル
)チオメチル−3−メトキシ−1.4−シクロヘキサン
ジオール(1.43g:収率92%)を無色油状物とし
て得た。
NMRスペクトル(δ値; CDC ts): 1.3
9(3H。
s)、 1. 66(3H, s)、 1. 75(3
H. s)、 1. 55〜1. 85(4H, m)
、 2. 00〜2.55(38, m)、 2. 8
4(11. d. 13Hz)、 2. 93(IH,
 d, 13Hz)。
2、 94(IL t, 6Hz)、 3. 28(1
1 m)、 3. 32(31(、 s)、 3. 8
6(11(。
d, 13Hz)、 3. 96(LH, d, 13
Hz)、 4. 20(IH, m)、 4. 77(
28brd, 6Hz)、 5. 19(IH, m)
、 7. 20〜7. 50(4H, m)。
実施例80 2−(1,2−エポキシ−1.5−ジメチル−4−ヘキ
セニル”)− 1−(2−メタンスルホニルオキシメチ
ルベンジル)チオメチル−3−メトキシ1、4−シクロ
ヘキサンジオール 2−(1.2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキ
セニル)−1−(2−ヒドロキシメチルベンジル)チオ
メチル−3−メトキシ−1,4−シクロヘキサンジオー
ル(100mg)とトリエチルアミン(64μm)をジ
クロロメタン(0.5ml)に溶解し、水冷下でメタン
スルホニルクロリド(20μ+)を滴下した。15分間
撹拌したのち水を加えて反応を停止し、生成物を酢酸エ
チルにて抽出した。抽出液は飽和塩化ナトリウム水溶液
にて洗浄したのち無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減
圧下で溶媒を留去したのち、残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(担体10g、展開溶媒:酢酸エチル
−ヘキサン−2:1)にて精製して2−(1。
2−エポキシ−1.5−ジメチル−4−ヘキセニル)−
1−(2−メタンスルホニルオキシメチルベンジル)チ
オメチル−3−メトキシ−1.4−シクロヘキサンジオ
ール(98mg:収率83%)を無色油状物として得た
NMRスペクトル(δ値; C D C I 、) :
 1. 40(3H。
s)、 1. 67(3H. s)、 1. 74(3
B, s)、 1. 45〜1. 90(4H, a+
)、 2. 0(1〜2. 55(3H, m)、 2
. 89(2H, s)、 2. 93(LH, t.
 6Hz)、 2. 95(3H, s)、 3. 2
7(LH, m)、 3. 33(3H, s)、 3
. 85(IH, d, 13Hz)、 3。
96(LH. d, 13Hz)、 4. 21(LH
. m)、 5. 20(IL m)、 5. 42(
LH。
d 12Hz)、 5.49(IH,d、 12Hz)
、 7.2:)〜7.50(4H,m)。
実施例81 2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4ヘキセ
ニル)−1−(1,3−ジヒドロベンゾ[CJチオフェ
ン−2−イリオ)メチル−3−メトキン−1,4−シク
ロヘキサンジオール メシレート2−(1,2−エポキ
シ−1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)−1−(2−
メタンスルホニルオキシメチルベンジル)チオメチル−
3−メトキシ1.4−シクロヘキサンジオール(900
+ng)をジクロロメタン(1ml)に溶解し、30’
Cにて24時間撹拌した。減圧下で溶媒を留去したのち
、残渣にエーテルを加えて粉末化して2−(1,2−エ
ポキシ−1,5−ジメチル−4−へキセニル)−1=(
1,3−ジヒドロベンゾ[C]チオフェン−2−イリオ
)メチル−3−メトキシ−1,4−シクロヘキサンジオ
ール メシレート(889mg:収率98%)を無色の
粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値; CD、OD): 1.28
(3H。
s)、 1.63(3H,s)、 1.72(3H,s
)、 1.50〜2.45(7H,Il+)、 2.7
0(3H,s)、 3.02(IH,m)、 3.34
(3H,s)、 3.40(IH,m)、 3.45(
IH,d、 13Hz)、 3.89(IH,d、 1
3Hz)、 4.78(IH,d、 14Hz)。
4、95〜5.25(4H,m)、 5.49(LH,
m)、 7.40〜7.60(4H,m)。
実施例82 4−(N−クロロアセチルカルバモイルオキシ)2−(
1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4へキセニル)
−1−(1,3−ジヒドロベンゾ[cコチオフェン−2
−イリオ)メチル−3−メトキンシクロヘキサノール 
クロリド 2−(1,2−二ポキンー1,5−ジメチル−4へキセ
ニル)−1−(1,3−ジヒドロベンゾ[c]チオフェ
ン−2−イリオ)メチル−3−メトキシl、4−シクロ
へ牛サンジオール メシレート(500mg)をジクロ
ロメタン(2ml)に溶解し、水冷下でクロロアセチル
イソシアネート(0,25m1)を滴下した。15分間
撹拌したのち水を加えて反応を停止し、生成物を酢酸エ
チルにて抽出した。
抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下で溶媒を
留去したのち、残渣を7リカゲルカラムクロマトグラフ
イー(担体40g、展開溶媒:クロロホルム−メタノー
ル−20:1)にて精製して4−(N−クロロアセチル
カルバモイルオキシ)2−(1,2−エポキシ−1,5
−ジメチル−4ヘキセニル)−1−(1,3−ジヒドロ
ベンゾ[c]チオフェン−2−イリオ)メチル−3−メ
トキシシクロヘキサノール クロリド(88mg:収率
13%)を無色の粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値: C030D) : 1.2
g(3Fls)、 1.63(38,s)、 1.71
(3H,s)、 1.50〜2.45(7H,m)、 
3.02(IH,m)、 3.33(3H,s)、 3
.51(IH,m)、 3.52(IH,d、 13H
z)、 3.93(LH,d、 13Hz)、 4.2
3(2H,s)、 4.86(it(、d、 16Hz
)5、 OO〜5.25(4H,m)、 5.49(L
H,m)、 7.40〜7.60(4H,m)。
[a ]22−36.8°(CO,22,CHCl3)
元素分析: C,、H3,NO,5C1t・H,Oとし
て計算値  C:54.73%、 H:6.63%、 
N:2.36%。
実測値  C:54.65%、 [(:6.64%、 
N:2.40%。
実施例83 2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4へ牛セ
ニル)−1−(4−ヒドロキシブチリル)チオメチル−
3−メトキシ−1,4−シクロヘキサンジオール 実施例79と同様にして2−(1,2−エポキシ1.5
〜ジメチル−4−ヘキセニル)−1−(2=ヒドロキシ
ブチリル)チオメチル−3−メトキン−1,4−シクロ
ヘキサンジオール(収率79%)を無色油状物として得
た。
NMRスペクトル(δ値; CDCI 3) : 1.
46(31(s)、 1.67(3H,s)、 l。7
5(3H,s)、 1.45〜1.90(8H,m)、
 2.0(1〜2.70(5H,m)、 2.89(2
H,s)、 2.97(LH,t、 6Hz)、 3.
28(IH,m)、 3.35(3H,s)、 3.6
6(2H,m)、 4.21(LH,m)、 5.20
(IH,m) 実施例84 2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4へキセ
ニル)−1−(4−メタンスルホニルオキシブチリル)
チオメチル−3−メトキシ−147クロヘ牛サンジオー
ル 実施例8oと同様にして2−(1,2−エポキシ1.5
−ジメチル−4−へキセニル)−1−(4メタンスルホ
ニルオキシブチリル)チオメチル−3−メトキシ−1,
4−シクロヘキサンジオール(収率92%)を無色油状
物として得た。
NMRスペクトル(δ値、 CD CI s) : 1
.46(3H。
s)、 1.67(3H,s)、 1.74(3H,s
)、 1.45〜1.95(4H,m)、 2.00〜
2.55(38,m)、 2.64(2H,t、 7H
z)、 2.90(2H,s)、 2.99(IH,t
、 6Hz)、 3.02(3H,s)、 3.27(
IH,m)、 3.34(3H,s)4、23(18,
a+)、 4.25(2H,t、 6Hz)、 5.1
9(18,m)。
実施例85 2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−ヘキ
セニル)−3−メトキシ−1−(1−テトラヒドロチェ
ニリオ)メチル−1,4−シクロへ牛サンジオール メ
シレート 実施例81と同様にして2−(1,2−エポキシ1.5
−ジメチル−4−へキセニル)−3−メトキシ−1−(
1−テトラヒドロチェニリオ)メチル−1,4−シクロ
へ牛サンジオール メシレート(収率100%)を無色
の粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値、CD、OD):l、43(3
8゜s)、 1.69(:(H,s)、 1.75(3
H,s)、 1.55〜2.55(IIH,m)、 2
゜70(3H,s)、 3.13(IH,m)、 3.
35(3H,s)、 3.40〜4゜00(71(。
m)、 4.27(LH,m)、 5.24(IH,m
)。
実施例86 4−(N−クロロアセチルカルバモイルオキシ)2−(
1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキセニル
)−3−メトキシ−1−(1−テトラヒドロチェニリオ
)メチルシクロヘキサノールクロリド 実施例82と同様にして4−(N−クロロアセチルカル
バモイルオキシ)−2−(1,2−エポキシ−1,5−
ジメチル−4−へキセニル)−3−メトキシ−1−(1
−テトラヒドロチェニリオ)メチルシクロヘキサノール
 クロリド(収率95%)を無色の粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値; CD、OD) : 1.4
3(3H。
s)、 1.68(3H,s)、 1.75(3H,s
)、 1.60〜2.55(IIH,m)、 3゜12
(IH,t、 6Hz)、 3.34(3H,s)、 
3.40〜4.05(7H,m)、 4.44(2H,
s)、 5.23(1B、 m)、 5.47(IH,
m)。
2 [α]D−46.8°(c O,20,CHCl5)。
元素分析: CtJsJOaSClt”1.5HtO計
算値  C:49.91%、 Hニア、28%、 N:
2.53%。
実測値  C:50.07%、 Hニア、29%、 N
:2.85%実施例87 1−(2−クロロメチルベンジル)チオメチル2−(1
,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキセニル)
−3−メトキシ−1,4−シクロへ牛サンジオール 2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4へキセ
ニル)−1−(2−ヒドロキシメチルベンジル)チオメ
チル−3−メトキシ−1,4−シクロヘキサンジオール
(100mg)とトリエチルアミン(64μl)をジメ
チルホルムアミド(0,5m1)に溶解し、水冷下でリ
チウムクロリド(21mg)を加え続いてメタンスルホ
ニルクロリド(20μm)を滴下した。3時間撹拌した
のち水を加えて反応を停止し、生成物をエーテルにて抽
出した。抽出液は飽和塩化ナトリウム水溶液にて洗浄し
たのち無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下で溶媒
を留去したのち、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(担体10g、展開溶媒:酢酸エチル−へキサン
=12)にて精製して1−(2−クロロメチルベンジル
)チオメチル−2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメ
チル−4−へキセニル)−3メトキシ−1,4−シクロ
へ牛サンジオール(70mg:収率67%)を無色油状
物として得た。
NMRスペクトル(δ値; CD CI a) : 1
.40(3H。
s)、 t、 66(3H,s)、 1.74(3H,
s)、 1.45〜1.90(4H,m)、 2.0(
1〜2.55(3H,m)、 2.89(2H,s)、
 2.96(LH,t、 GHz)、 3.27(LH
,m)、 3.33(3H,s)、 3.90(IH,
d、 13Hz)、 3.99(IH,d。
13Hz)、 4.21(LH,m)、 4.76(1
8,d、 12Hz)、 4.83(IH,d。
12Hz)、 5.20(LH,m)、 7.20〜7
.40(4H,m)。
実施例88 4−(N−クロロアセチルカルバモイルオキシ)−1−
(2−クロロメチルベンジル)チオメチル2−(1,2
−エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキセニル)−3
−メトキシシクロヘキサノール1−(2−クロロメチル
ベンジル)チオメチル−2−(1,2−エポキシ−1,
5−ジメチル−4−ヘキセニル)−3−メトキシ−1,
4−シクロへ牛サンジオール(300mg)をジクロロ
メタン(1,5ml)に溶解し、水冷下でクロロアセチ
ルイソンア不−ト(84μm)を滴下した。15分間撹
拌したのち水を加えて反応を停止し、生成物を酢酸エチ
ルにて抽出した。抽出液は飽和塩化ナトリウム水溶液に
て洗浄したのち無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧
下で溶媒を留去したのち、残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(担体30g、展開溶媒:酢酸メチル−
ヘキサン=1:2)にて精製して4−(N−クロロアセ
チルカルバモイルオキシ)−1−(2−クロロメチルヘ
ンシル)チオメチル−2−(1,2−エポキシ−1,5
−ジメチル−4−へキセニル)−3−メトキシンクロヘ
キサノール(302mg:収率79%)を無色の粉末と
して得た。
NMRスペクトル(δ値、 CD CI 3) : 1
.41(31(。
s)、 1.66(3H,s)、 1.73(3H,s
)、 1.50〜1.90(4H,+n)、 2.00
〜2.55(3H,m)、 2.87(LH,d、 1
3Hz)、 2.92(LH,t、 6Hz)2、98
(IH,d、 13Hz)、 3.29(LH,m)、
 3.30(3H,s)、 3.91(IH,d、 1
3Hz)、 4.01(IH,d、 13Hz)、 4
.50(2H,s)、 4.76(1)1゜d、 L2
[1z)、 4.84(IH,d、 12Hz)、 5
.17(IH,m)、 5.43(IH,m)7、20
〜7.40(4H,m) [α]甘せ33.4°(c 0.20. CHCl3)
元素分析: C,7H3?N08SC12計算値  C
:56.44%、 H:6.49%、 N:2.44%
実測値  C:56.23%、H・6.55%、 N:
2.、.49%。
実施例89 4−カルバモイルオキシ−1−(2−り四ロメチルベン
ジル)チオメチル−2−(1,2−エポキシ−1,5−
ジメチル−4−へキセニル)−3−メトキンシクロヘキ
サノール 4−(N−クロロアセチルカルバモイルオキシ)−1−
(2−クロロメチルヘンシル)チオメチル2−(1、2
−エポキシ−1,5−ジメチル−4へキセニル)−3−
メトキシンクロヘキサノール(193mg)をメタノー
ル(2ml)に溶解し、pH10の標準緩衝液(2ml
)を加えて5時間撹拌した。
反応液に水を加え、生成物を酢酸エチルにて抽出した。
抽出液は飽和塩化ナトリウム水溶液にて洗浄したのち無
水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下て溶媒を留去し
たのち、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(
担体30g、展開m 媒酢酸メチルーヘキサン=1=2
)にて精製して4−カルバモイルオキ/−1−(2−ク
ロロメチルベンジル)チオメチル−2−(1,2−エポ
キシ1.5−ジメチル−4−ヘキセニル)−3−メトキ
シシクロヘキサノール(139mg:収率83%)を無
色油状物として得た。
NMRスペクトル(δ値; CD Cl 3) : 1
.42(3H。
s)、 1.66(3H,s)、 1.74(3H,s
)、 1.45〜1.90(4H,m)、 2.00〜
2.55(3H,m)、 2.87(IH,d、 13
Hz)、 2.94(IH,t、 6Hz)2、98(
IH,d、 13Hz)、 3.27(IH,m)、 
3.32(3H,s)、 3.91(IH,d、 13
Hz)、 4.01(LH,d、 13Hz)、 4.
66(2H,brs)、 4.76(IH,d、 12
Hz)、 4.84(IH,d、 12Hz)、 5.
18(IH,m)、 5.31(IH。
m)、 7.20〜7.40(4H,m)。
[α]22−24.7°(c 0.20. CHCl5
)実施例90 1−ベンジルメチルスルホニオメチル−4−クロロアセ
チルカルバモイルオキシ−2−(1,2エポキシ−1,
5−ジメチル−4−ヘキセニル)3−メトキシンクロヘ
キサノール ハイトロンエン し−マレート 実施例75と同様にして1−ベンジルメチルスルホニオ
メチル−4−クロロアセチルカルバモイルオキシ−2−
(1,2−エボキンー1,5−ジメチルー4−ヘキセニ
ル)−3−メトキシシクロヘキサノール プロミド(2
00mg)より1−ベンジルメチルスルホニオメチル−
4−クロロアセチルカルバモイルオキシ−2−(1,2
−エポキシ−1゜5−ジメチル−4−へキセニル)−3
−メトキシシクロヘキサノール ハイドロジエン し−
マレート(120n+g:収率55%)を無色の粉末と
して得た。
NMRスペクトル(δ値; CD、10 D) : 1
.42(15H,s)、 1.43(1,5H,s)、
 1.68(1,5H,s)、 1.74(3H,s)
、 160〜2.、60(7H,m)、 2.52(I
H,dd、 7Hz、 16Hz)、 2.79(LH
,dd6Hz、 16Hz)、 2.80(1,5H,
s)、 3.0O(1,5H,s)、 3.11(IH
t、 6Hz)、 3.33(1,5H,s)、 3.
35(1,5H,s)、 3.45(2H,m)。
3.90〜4.15(1B、 m)、 4.29(IH
,dd、 6Hz、 7Hz)、 4.42(1)1s
)、 4.43(18,s)、 4.66(0,5B、
 d、 13Hz)、 4.72(LH,s)、 4゜
94(0,5H,d、 13Hz)、 5.22(LH
,m)、 5.45(18,i+)。
[αコせ −11,3° (c  O,21,CHCl
3)。
元素分析: Cs、H44No、+SC1・1.5H,
Oとして計算値  C:53.10%、 H:6.76
%、 N:2.00%。
実測値  C:53.21%、 H:6.55%、 N
:2.30%。
実施例91 4−(2−ベンゾチアゾリルチオ)チオアセチルカルバ
モイル−1−クロロメチル−2−(1,2−エポキシ−
1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)−3−メトキシシ
クロヘキサノール O−クロロアセチルカルバモイルフマギロール(200
++g)をジメチルホルムアミド(2ml)に溶解し、
2−メルカプトベンゾチアゾール・ナトリウム塩(14
1mg)を加えて30分間撹拌した。反応液にイソプロ
ピルエーテル(50ml)を加えて希釈し、飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液および飽和塩化ナトリウム水溶液に
て洗浄したのち無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧
下で溶媒を留去したのち、残渣をメタノール(51)に
溶解し1規定塩酸(1ml)を加えて30分間撹拌した
。反応液に酢酸エチル(50ml)を加えて希釈し、飽
和塩化ナトリウム水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液さらに飽和塩化ナトリウム水溶液にて洗浄したのち無
水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下で溶媒を留去し
たのち、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(
担体20g、展開溶媒:酢酸エチル−へ牛サン=1:1
)にて精製して4−(2−ベンゾチアゾリルチオ)チオ
アセチルカルバモイル−1−クロロメチル−2−(1,
2−エポキシ=1゜5−ジメチル−4−ヘキセニル)−
3−メトキシシクロヘキサノール(185mg:収率6
5%)を無色油状物として得た。
NMRスペクトル(δ値; CD CI 3) : 1
.42(3H。
s)、 1.65(31,s)、 1.74(3H,!
+)、 1.45〜1.90(48,@)、 2.00
〜2.55(31,s)、 2.94(IH,t、 6
Hz)、 3.30(1B、 @)、 3.33(3B
、 s)、 3.49(LH,d、 11Hz)、 3
.73(IL d、 1lHz)、 4.15(IH,
d、 15Hz)、 4.24(10,d、 15Hz
)、 5.18(LH,s+)、 5.50(IH,m
)、 7.30〜7.55(2H,s+)、 7.79
(IH,d、 8Hz)、 7.94(IH,d、 7
Hz)。
元素分析: CzJssN*0sStC1として計算値
  C:54.87%、 H:5.84%、 N:4.
92%。
実測値  C:54.78%、 H:5.75%、 N
:4.72%。
実施例92 2−(1,2−二ボキシー1.5−ジメチルー4−ヘキ
セニル)−1−(2−ヒドロキシエチル)チオメチル−
3−メトキシ−1,4−シクロヘキサンジオール 実施例79と同様にして2−(1,2−エポキシ1.5
−ジメチル−4−へキセニル)−1−(2ヒドロキシエ
チル)チオメチル−3−メトキシ−1,4−シクロヘキ
サンジオール(1[1151%)を無色の粉末として得
た。
NMRスペクトル(δ値、 CD CI s) : 1
.46(3H。
s)、 1.67(3H,s)、 1.75(3H,s
)、 1.50〜1.90(4H,s)、 2.00〜
2.55(31,*)、 2.75〜3.05(5H,
m)、 3.29(18,s)、 3.34(3H,s
)、 3.76(01,q、 6Hz)、 4.22(
IH,m)、 5.20(IH,m)。
実施例93 1−(4−クロロベンジル)チオメチル−2−(1,2
−エポキシ−1,5−ジメチル−4〜ヘキセニル)−3
−メトキシ−1,4−シクロヘキサンジオール 実施例21と同様にして1−(4−クロロベンジル)チ
オメチル−2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル
−4−へキセニル)−3−メトキシ−1,4−シクロヘ
キサンジオール(収率86%)を無色油状物として得た
NMRスペクトル(δ値、 CD CI 3> : 1
.39(3H。
s)、1.66(3H,s)、1.74(3H,s)、
1.45〜1.90(4B、s+)、2.00〜2.5
5(3B、 m)、 2.80(21,s)、 3.2
3(IH,t、 6Hz)、 3.29(IH,m)、
 3.33(3H,s)、 3.71(1B、 d、 
13Hz)、 3.75(18,d。
13Hz)、 4.20(LH,a+)、 5.18(
IH,m)、 7.26(4H,a)。
実施例94 2−(1,2−二ポキシー1.5−ジメチルー4−ヘキ
セニル)−3−メトキシ−4−メチルチオアセチルカル
バモイルオキシ−1−メチルチオメチルシクロヘキサノ
ール 4−0−クロロアセチルカルバモイル−2−(1,2−
エポキシ−1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)−3−
メトキシ−1−メチルチオメチル−14−シクロへ牛サ
ンジオール(500a+g)をジメチルホルムアミド(
3ml)に溶解し、チオメトキシド(156mg)を加
えて1時間撹拌した。反応液にエーテル(50mt)を
加えて希釈し、飽和塩化ナトリウム水溶液にて洗浄した
のち無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下で溶媒を
留去したのち、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(担体25g、展開溶媒:酢酸エチル−ヘキサン−
2=1)にて精製して2−(1,2−エポキシ−1,5
−ジメチル−4−へキセニル)−3−メトキシ−4−メ
チルチオアセチルカルバモイルオキシ−1メチルチオメ
チルシクロヘキサノール(407a+g=収率79%)
を無色粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値; CDCI3): 1.47
(3H。
s)、 1.66(3H,s)、 1.73(3H,s
)、 1.45〜1.95(41,m)、 2.00〜
2.55(3H,l11)、 2.19(3H,s)、
 2.21(3H,s)、 2.86(IH,d。
13Hz)、 2.90(18,t、 6Hz)、 2
.98(LH,d、 13Hz)、 3.32(3H。
s)、 3.33(LH,m)、 3.52(IH,d
、 15Hz)、 3.63(LH,d、 15Hz)
、5.19(18,*)、 5.45(IH,m)。
実施例95 4−ベンジルチオアセチルカルバモイルオキ72−(1
,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキセニル)
−3−メトキシ−1−メチルチオメチルシクロヘキサノ
ール 60%水素化ナトリウム(67tng)をジメチルポル
ムアミド(2n+1)に懸濁し、ベンジルメルカプタン
(0,16m1)を滴下した。15分撹拌したのち4−
○−クロロアセチルカルバモイルー2−(1゜2−エポ
キシ−1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)−3−メト
キシ−1−メチルチオメチル−1゜4−シクロへ牛サン
ジオール(500mg)を加えてさらに1時間撹拌した
。反応液に水を加えてはんのうを停止し、生成物をエー
テルで抽出した。抽出液を飽和塩化ナトリウム水溶液に
て洗浄したのち無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧
下で溶媒を留去したのち、残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー4−ベンジルチオアセチルカルバモイル
オキシ−2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−
4−へ牛セニル)−3−メト牛シーI−メチルチオメチ
ルシクロヘキサノール(担体25g、展開溶媒:酢酸エ
チル−ヘキサン=1:2)にて精製して(397mg:
収率66%)を無色油状物として得た。
NMRスペクトル(δ値:CDCIa)・1.47(3
H。
s)、 1.66(3H,s)、 1.73(3H,s
)、 1.50〜l、90(4H,m)、 2.00〜
2.55(3H,a+)、 2.21(3B、 s)、
 2.86(LH,d、 13Hz)、 2.94(I
H,t、 6Hz)、 2.98(LH,d、 13H
z)、 3.32(3t(、s)、 3.33(IH,
m)、 3.44(LH,d、 15Hz)、 3.5
2(IH,’d、 15Hz)、 3.79(28s)
、 5.19(1■、 m)、 5.43(IH,m)
、 7.20〜7.45(5H,m)実施例96 1−ブロモメチル−4−クロロアセチルカルバモイルオ
キシ−2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4
−ヘキセニル)−3−メトキシシクロヘキサノール 実施例2と同様にして1−ブロモメチル−2(1,2−
エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキセニル)−3−
メトキシ−1,4−シクロヘキサンジオール(20C)
+g)より1−ブロモメチル−4=クロロアセチルカル
バモイルオキシ−2−(1,2−エボキシ−1,5−ジ
メチル−4−へキセニル)3−メトキンシクロヘキサノ
ール(178mg:収率63%)を無色結晶として得た
融点:111〜112°C NMRスペクトル(δ値; CD CIff) : 1
.47(IH。
m)、 1.51(3H,s)、 1.66(3H,s
)、 1.74(3H,s)、 1.70〜2.55(
7H,m)、 2.96(IH,d、 6Hz)、 3
.29(IH,m)、 3.32(3H,s)3、45
(IH,d、 10Hz)、 3.75(IH,d、 
10Hz)、 4.51(2H,s)、 51g(LH
,m)、 5.45(IH,m)。
Ctl 櫂−97,5°(c 0.20. CHCl3
)元素分析: C+s!12JO4sBrclとして計
算値  C:47.27%、 H:6.05%、 N:
2.90%実測値  C:47.18%、 )I:6.
07%、 N:2.84%。
実施例97 4−アミノ〜2−(1,2−エボキンー1,5ジメチル
ー4−ヘキセニル)−1−(2−ヒドロキシメチルベン
ジル)チオメチル−3−メトキシシクロヘキサノール ナトリウムメトキシドの約7%メタ/−ル溶液(2,0
11++1)に、水冷下で2−メルカプトメチルベンジ
ルアルコール(165+ng)のメタノール溶液(0,
5m1)および6−オキソ−6−デソキシフマギロール
(300mg)のメタノール溶液(0,5m1)を加え
た。室温で1時間撹拌したのち水を加えて反応を停止し
、生成物を酢酸エチルにて抽出した。
抽出液は飽和塩化ナトリウム水溶液にて洗浄したのち無
水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下で溶媒を留去し
たのち、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(
担体30g、展開溶媒:酢酸エチル−ヘキサン=2:1
)にて精製して2−(1゜2−エポキシ−1,5−ジメ
チル−4−ヘキセニル)−1−(2−ヒドロキシメチル
ベンジル)チオメチル−3−メトキシ−4−オキソシク
ロヘキサノール(397mg:収率85%)を無色油状
物として得た。
NMRスペクトル(δ値、 CD C13) : 1.
39(3H。
s)、 1.66(3H,s)、 1.73(LH,m
)、 1.74(3H,s)、 2. Go〜2.55
(41,m)、 2.40(IH,t、 6Hz)、 
2.65〜3.05(3H,m)、 2.95(IH,
d、 6Hz)、 3.39(31,s)、 3.84
(1B、 d、 12Hz)、 3.92(2Hd、 
6Hz)、 4.0f(IH,m)、 4.77(28
,d、 6Hz)、 5.18(IH,m)。
7.20〜7.45(4H,m)。
2−(1,2−二ポキシー1.5−ジメチルー4−ヘキ
セニル)−1−(2−ヒドロキシメチルベンジル)チオ
メチル−3−メトキシ−4−オキソシクロヘキサノール
(1,07g)と酢酸アンモニウム(1,86g)をメ
タノール(25sil)に溶解し、シアノ水素化ホウ素
ナトリウム(304mg)を加えて1時間撹拌した。減
圧下で溶媒を留去して得られる残渣を酢酸エチル(10
0a+1)に溶解し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液お
よび飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄した。無水硫酸マ
グネシウムで乾燥後、減圧下で溶媒を留去し得られた残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(担体40g
、展開溶媒:クロロホルム−メタン−ルーNH,0H=
20:1:0.1)にて精製して4−アミノ−2=(1
,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)
−’1−(2−ヒドロキシメチルベンジル)チオメチル
−3−メトキシシクロヘキサノール(62!lJ+g:
収率58%)を無色油状物として得た。
NMRスペクトル(δ値; CD C13) : 1.
35〜1.90(4H,m)、 1.39(3H,s)
、 1.66(3H,s)、 l、74(3H,s)、
 2.05〜2.55(3H,m)、 2.90(2H
,s)、 2.96(LH,t、 6)1z)、 3.
25(IH,m)、 3.28(3H,s)、 3.5
2(IH,m)、 3.87(IH,d、 13Hz)
、 3゜99(2H,d、 13Hz)、 4.74(
IH,d、 12Hz)、 4.81(1B、 d、 
12Hz)、 5.19(LH,m)、 7.20〜7
.45(4H,m)。
実施例98 4−(N’−クロロアセチルウレイド)−2−(1゜2
−エポキシ−1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)−1
−(2−ヒドロキシメチルベンジル)チオメチル−3−
メトキシシクロヘキサノール4−アミ7−2−(1,2
−エポキシ−1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)−1
−(2−ヒドロキシメチルベンジル)チオメチル−3−
メトキシシクロへキサノール(629mg)をジクロロ
メタン(20ml)に溶解し、水冷下でクロロアセチル
インシアネート(0,221111)を滴下した。10
分間撹拌したのち水を加えて反応を停止し、生成物を酢
酸エチルにて抽出した。抽出液は飽和塩化ナトリウム水
溶液にて洗浄したのち無水硫酸マグネシウムで乾燥した
。減圧下で溶媒を留去したのち、残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(担体30g、展開溶媒:酢酸エ
チル−ヘキサン=3:2)にて精製して4−(N’−ク
ロロアセチルウレイド)−2−(1,2−エポキシ−1
,5−ジメチル4−へキセニル)−1−(2−ヒドロキ
シメチルヘンシル)チオメチル−3−メトキシシクロヘ
キサノール(514mg:収率64%)を無色粉末とし
て得た。
NMRスペクトル(δ値; CD C13) : 1.
40(3H。
s)、 1.45〜2.−55(68,m)、 1.6
5(3H,s)、 1.73(3H,s)、 2.65
(IH,t、 6Hz)、 2.83(LH,d、 1
3Hz)、 2.96(LH,t、 6Hz)、 2゜
97(1B、・d、 13Hz)、 3.30(3H,
s)、 3.35(LH,dd、 4Hz、 1lHz
)、 3.86(IH,d、 13Hz)、 3.94
(IH,d、 13Hz)、 4.15(2H,s)。
4、47(1B、 m)、 4.75(IH,dd、 
6Hz、 13Hz)、 4.81(1B、 dd、 
6Hz、 13Hz)、 5.17(LH,m)、 7
.20〜7.45(4H,m)、 ill、 25(2
H。
m)。
実施例99 4−(N’−クロロアセチルウレイド)−2−(1゜2
−エポキシ−1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)−1
−(2−メタンスルホニルオキシメチルベンジル)チオ
メチル−3−メトキシシクロへキサノール 4−(N’−クロロアセチルウレイド)−2−(1゜2
−エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキセニル)−1
−(2−ヒドロキシメチルベンジル)チオメチル−3−
メトキシシクロヘキサノール(514II1g)とトリ
エチルアミン(0,33m1)をジクロロメタン(3m
l)に溶解し、−20°Cにてメタンスルホニルクロリ
ド(96μm)を滴下した。10分間撹拌したのち水を
加えて反応を停止し、生成物を酢酸エチルにて抽出した
。抽出液は飽和塩化ナトリウム水溶液にて洗浄したのち
無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で溶媒を留去し
て4−(N’−クロロアセチルウレイド)−2−(1,
2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)−
1−(2−メタンスルホニルオキシメチルベンジル)チ
オメチル−3−メトキシシクロヘキサノール(550m
g:収率98%)を無色粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値; CD Cis) : 1.
40(31(s)、 1.65(3H,s)、 1.7
3(3H,s)、 1.45〜1.95(4H,m)、
 2.00−2.55(3H,m)、 2.81(LH
,d、 14Hz)、 2.94(3H,s)、 2.
97(IH,d、 14Hz)、 2.98(IH,t
、 6Hz)、 3.30(3H,s)、 3.35(
IH,m)、 3.86(LH,d、 13Hz)、 
3.96(LH,d、 6Hz)、 4.16(38b
r s)、 4.48(LH,m)、 5.26(IH
,m)、 5.46(2H,s)、 7.15〜7、5
5(41(、m)、 8.42(IH,m)。
実施例100 4−(N’−クロロアセチルウレイド)−2’−(1゜
2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)−
1−(1,3−ジヒドロベンゾ[c]チオフェン−2−
イリオ)メチル−3−メトキシシクロヘキサノール ク
ロリド 4−(N’−クロロアセチルウレイド)−2−(1゜2
−エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキセニル)−1
−(2−メタンスルホニルオキシメチルベンジル)チオ
メチル−3−メトキシシクロヘキサノール(450mg
)をジクロロメタン(2ml)に溶解し、30°Cにて
24時間撹拌した。減圧下で溶媒を留去したのち残渣に
水を加え、塩化ナトリウムを加えて塩析したのち生成物
を酢酸エチルにて抽出した。抽出液は無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥したのち減圧下で溶媒を留去し、残渣にエー
テルを加えて粉末化して4−(N’−クロロアセチルウ
レイド)−2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル
−4−ヘキセニル)−1−(1,3−ジヒドロベンゾ[
c]チオフェン−2−イリオ)メチル−3−メトキシシ
クロヘキサノール クロリド(293mg:収率71%
)を無色の粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値; CD、OD): 1.31
(3H。
s)、 1.64(3H,s)、 1.72(3B、 
s)、 1.5!r2.45(7H,i)、 3.07
(LH,t、 7Hz)、 3.31(3H,s)、 
3.52(LH,d、 13Hz)、 3.56(IH
,dd、 4Hz、 1OHz)、 3.91(IH,
d、 13Hz)、 4.19(2H,s)、 442
(IH,s)、 4.81(IH,d、 16Hz)、
 4.95〜5.25(4H,m)、 7.40〜7.
60(4H,醜)。
[αコク2−31.8° (c  0.21.CHCl
3)。
元素分析: (t7H3J20ssclt・0.581
0として計算値  C:55. aa%、 H:6.7
5%、 M:4.81%。
C1:12.17%、 S:5.50%。
実測値  C:55.50%、 H:6.73%、 N
:4.63%。
C1:11.65%、  S:5.84丸。
実施例101 2−(1,2−エイキン−1,5−ジメチル−4へキセ
ニル)−1−(3,4,5,6−テトラフルオロ−2−
ヒドロキシメチルペンシル)チオメチル−3−メトキシ
−1,4−シクロヘキサンジオール 実施例79と同様にしてフマギロール(249mg)よ
り2−(1,2−エボキンー1.5−ンメチル4−へキ
セニル)−1−(3,4,5,6−テトラフルオロ−2
−ヒドロキシメチルヘンンル)チオメチル−3−メトキ
シ−1,4−シクロヘキサンジオール(350mg:収
率77%)を無色の油状物として得た。
NMRスペクトル(δ値; CD C1,) : 1.
40(3H。
s)、 1.66(38,s)、 1.75(38,s
)、 1.5!r1.85(4)1. m12.00〜
2..50(3H,a+)、 2.89(IH,d、 
13Hz)、 2.92(IH,t、 7Hz)2、9
7(LH,d、 13Hz)、 3.20(IH,m)
、 3.31(38,g)、 3゜88(IH,dd、
 2Hz、 13Hz)、 4.03(LH,dd、 
lHz、 13Hz)、 4.19(IH。
m)、 4.77(21m)、 5.18(IH,m)
実施例102 2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−ヘキ
セニル)−1−(3,4,5,6−テトラフルオロ−2
−メタンスルホニルオキシメチルベンジル)チオメチル
−3−メトキシ−1,4−シクロへ牛サンジオール 実施例80と同様にして2−(1,2−エポキシ1.5
−ジメチル−4−へキセニル)−1−(3゜4.5.6
−テトラフルオロ−2−ヒドロキシメチルベンジル)チ
オメチル−3−メトキシ−1,4−シクロヘキサンジオ
ール(300mg)より2−(1゜2−エポキシ−1,
5−ジメチル−4−へキセニル)−1−(3,4,5,
6−テトラフルオロ−2−メタンスルホニルオキシメチ
ルベンジル)チオメチル−3−メトキシ−1,4−シク
ロヘキサンジオール(330w+g:収率95%)を無
色の油状物として得た。
NMRスペクトル(δ値; CD CIり + 1.4
1(3H。
s)、 1.66(3H,s)、 1.74(3H,s
)、 1.55〜1.85(4H,m)、 2.00〜
2.50(3B、 m)、 2.90(IL d、 1
31(z)、 2.97(IH,t、 7Hz)。
3、02(IH,d、 13Hz)、 3.08(3H
,s)、 3.25(IH,m)、 3.94(IH,
dd、 2Hz、 13Hz)、 4.02(IH,d
d、 2Hz、 13Hz)、 4.21(LH。
m)、 5.19(LH,m)、 5.46(LH,b
r s)。
実施例103 2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4へキセ
ニル)−1−(6−ヒドロキシメチル−3−シクロヘキ
セニルメチル)チオメチル−3−メトキシ−1,4−シ
クロヘキサンジオール実施例79と同様にしてフマギロ
ール(700111g)より2−(1,2−エポキシ−
1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)−1−(6−ヒド
ロキシメチル−3−シクロヘキセニルメチル)チオメチ
ル−3−メトキシ−1,4−シクロヘキサンジオール(
988mg:収率90%)を無色の油状物として得た。
NMRスペクトル(δ値、 CD C13) : 1.
46(3B。
s)、 1.67(31,g)、 1.75(38,s
)、 1.55〜2.80(13H,m)、 2゜88
(IH,d、 13Hz)、 2.96(IH,d、 
13Hz)、 2.98(IH,t、 6Hz)。
a、 3G(LH,m)、 3.34(3H,s)、 
3.45〜3.75(4H,m)、 4.22(IH+
 m)、 s、 20(IL m)+ 5.63(2H
+ br s)。
実施例104 4−(N−クロロアセチルカルバモイルオキシ)−2−
(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキセニ
ル)−1−(1,3,3a、4,7,7a−ヘキサヒド
ロベンゾ[clチオフェン−2−イリオ)メチル−3−
メトキシシクロヘキサノール クロリド 2−(1,2−エポ牛シー1.5−ジメチルー4−ヘキ
セニル)−1−(6−ヒドロキシメチル−3シクロへ牛
セニルメチル)チオメチル−3−メトキシ−1,4−シ
クロヘキサンジオール(500−g)とトリエチルアミ
ン(0,32m1)をジクロロメタン(3+al)に溶
解し、−20℃にてメタンスルホニルクロリド(92μ
l)を滴下した。室温まで昇温して1時間撹拌したのち
水浴にて冷却し、クロロアセチルイソシアネー)(0,
29m1)を滴下した。10分間撹拌したのち水を加え
て反応を停止し、塩化ナトリウムを加えて塩析したのち
生成物を酢酸エチルにて抽出した。抽出液は無水硫酸マ
グネシウムで乾燥したのち減圧下で溶媒を留去して、得
られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(担
体20g、展開m媒:クロロホルムーメタノール=15
二l)にて精製して4−(N−クロロアセチルカルバモ
イルオキシ)−2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメ
チル−4−へキセニル)−1−(1,3,3a、4.7
.7a−へキサヒドロベンゾ[c]チオフェン−2−イ
リオ)メチル−3−メトキシシクロヘキサノール クロ
リド(214+ng:収率27%)を無色の粉末として
得た。
NMRスペクトル(δ値、CD、OD)二1.45(3
H。
s)、 1.68(38,s)、 1.75(3H,s
)、 1.70〜2.30(8B、 m)、 2.3!
r2.55(3B、 s+)、 2.8!r3.05(
2H,a+)、 3.12(1B、 t、 6Hz)。
3、34(3H,s)、 3.4(1−3,75(5H
,m)、 3.84(11,dd、 6Hz、 13H
z)、 4.13(LH,d、 13Hz)、 4.4
3(2H,s)、 5.24(1B、 +n)、 5゜
47(18,m)、 5.70(21,br s)。
実施例105 4−アミノ−2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチ
ル−4−へキセニル)−1−(6−ヒドロキシメチル−
3−シクロヘキセニルメチル)チオメチル−3−メトキ
シシクロヘキサノール実施例97と同様にして、6−オ
キソ−6−デソキシフマギロールから2−(1,2−エ
ポキシ−1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)−1−(
6−ヒドロキシメチル−3−シクロへキセニルメチル)
チオメチル−3−メトキシ−4−オキソシクロヘキサノ
ールを経由して4−アミノ−2−(1,2−エポキシ−
1,5−ジメチル−4−へキセニル)−1−(6−ヒド
ロキシメチル−3−シクロへキセニルメチル)チオメチ
ル−3−メトキシシクロヘキサノールを無色油状物とし
て得た。
2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキ
セニル)−1−(6−ヒドロキシメチル−3シクロヘキ
セニルメチル)チオメチル−3−メトキシ−4−オキソ
シクロヘキサノール:NMRスペクトル(δ値; CD
 CI s): 1.46(3H。
s)、 1.67(3H,s)、 1.74(3H,s
)、 1.65〜2.85(13H,m)、 2゜85
〜3.10(4H,s)、 3.41(3H,s)、 
3.45〜3.75(2B、 m)、 3.87(IH
,d、 12Hz)、 3.99(IH,dd、 2H
z、 8Hz)、 5.19(IL m)5、63(2
H,d、 2Hz)。
4−アミノ−2−(1,2−エポキシ−1,5−ジメチ
ル−4−へキセニル)−1−(6−ヒドロキシメチル−
3−シクロへキセニルメチル)チオメチル−3−メトキ
シシクロヘキサノール:NMRスペクトル(δ値; C
DC13): 1.45(1,5H,s)、 1゜46
(1,5H,s)、 1.66(3H,s)、 1.7
4(3H,s)、 1.50〜3.05(18H,m)
、 3.25(IH,m)、 3.29(3H,s)、
 3.45〜3.75(3H,m)、 5.19(1B
、 m)、 5.62(2H,br s)。
実施例106 4−(N’−クロロアセチルウレイド)−2−(1゜2
−エポキシ−1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)−1
−(6−ヒドロキシメチル−3−シクロへキセニルメチ
ル)チオメチル−3−メトキシシクロヘキサノール 実施例98と同様にして4−アミ/−2−(12−エポ
キシ−15−ジメチル−4−ヘキセニル)−1−(6−
ヒドロキシメチル−3−シクロへキセニルメチル)チオ
メチル−3−メトキシシクロヘキサノール(870mg
)より4−(N’−りo。
アセチルウレイド)−2−(1,2−エポキシ−1゜5
−ジメチル−4−ヘキセニル)−1−(6−ヒドロキシ
メチル−3−シクロへキセニルメチル)チオメチル−3
−メトキシシクロヘキサノール(588+ng:収率5
3%)を無色油状物として得た。
NMRスペクトル(δ値; CD CI3): 1.4
6(1,5H,s)、 1.48(1,5H,s)、 
1.66(3H,s)、 1.74(3H,s)+ 1
.50〜3.10(18[(、m)、 3.31(1,
5H,s)、 3.32(1,5H,s)、 3.25
〜3、90(4H,a+)、 4.13(IH,s)、
 4.14(IH,s)、 4.50(LH,m)。
5、17(IH,a+)、 5.62(2H,br s
)、 8.43(1B、 m)、 8.59(比Im)
実施例107 4−(N’−クロロアセチルウレイド)−2−(1゜2
−エポキシ−1,5−ジメチル−4−ヘキセニル)  
1  (1,3,3a、4,7,7a−へキサヒドロベ
ンゾ[e]コチオフェン2−イリオ)メチル−3メトキ
シシクロヘキサノール クロリド4−(N’−クロロア
セチルウレイド)−2−(1゜2−エポキシ−1,5−
ジメチル−4−へキセニル)−1−(6−ヒドロキシメ
チル−3−シクロへキセニルメチル)チオメチル−3−
メトキシシクロヘキサノール(500mg)とトリエチ
ルアミン(0,25m1)をジクロロメタン(5ml)
に溶解し、=20°Cにてメタンスルホニルクロリド(
69μl)を滴下した。室温まで昇温して1時間撹拌し
たのち減圧下で溶媒を留去し、得られた残渣を水に溶解
した。不溶物をデカンテーンヨンにて除去して得られる
上澄液に塩化ナトリウムを加えて塩析したのち生成物を
酢酸エチルにて抽出した。抽出液は無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥したのち減圧下で溶媒を留去し、得られた残渣
をソリ力ゲル力ラムクロマトグラフィ−(担体20g、
展開溶媒・クロロホルム−メタノール=15:1)にて
精製して4−(N’−クロロアセチルウレイド)−2−
(1゜2−エポキシ−1,5−ジメチル−4−へキセニ
ル)−1−(1,3,3a、4,7,7a−へキサヒド
ロベンゾ[cコチオフェン−2−イリオ)メチル−3−
メトキシシクロヘキサノール クロリド(290tag
:、収率56%)を無色の粉末として得た。
NMRスペクトル(δ値; CD 30D): L、4
7(3FI。
s)、 1.68(3H,s)、 1.75(3)1.
 s)、 1.55〜2.30(8H,m)、 2.3
5〜2.55(3H,m)、 2.85〜3.05(2
H,m)、 3. ’15’(IH,t、 6Hz)。
3、33(3H,s)、 3.50〜3.65(5H,
m)、 3.70(IH,d、 13Hz)、 3゜8
2(IH,dd、 6)1z、 13Hz)、 4.1
3(IH,d、 13Hz)、 4.19(2H,s)
、 4.43(IH,m)、 5.23(LH,m)、
 5.70(2H,br s)。
元素分析: CzJ−tNtossclt・0.75H
,0として計算値  C:54.86%、 Hニア、4
2%、 N:4.74%。
実測値  C:54.95%、 Hニア、76%、 N
:5.00%。
[発明の効果] 本発明に係る新規シクロヘキサノール誘導体は血管新生
抑制作用および抗腫瘍活性を有し、抗リウマチ剤、乾癖
治療剤、糖尿病性網膜症治療剤。
制癌剤として用いられる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Aはハロゲン、N(O)_mR^1R^2、N
    ^■R^1R^2R^3・X^■、S(O)_nR^1
    またはS^■(O)_mR^1R^2・X^■(式中、
    R^1、R^2およびR^3はそれぞれ置換基を有して
    いてもよい炭化水素基もしくは複素環基を、X^■はカ
    ウンターアニオンを、mは0または1の整数を、nは0
    ないし2の整数を示し、R^1とR^2とは隣接する窒
    素原子または硫黄原子と共に縮環していてもよい含窒素
    または含硫黄異項環を形成していてもよく、これらの縮
    環していてもよい含窒素または含硫黄異項環は置換基を
    有していてもよい。)を示し、BはOまたはNR^4(
    式中、R^4は水素または置換基を有していてもよい低
    級アルキルもしくはアリール基を示す。)を示し、Dは
    2−メチル−1−プロペニル基またはイソブチル基を示
    し、Eは水素、置換基を有していてもよい炭化水素基ま
    たは置換基を有していてもよいアシル基を示す。但しA
    が塩素のとき、Eは置換基を有していてもよい炭化水素
    基もしくはジニトロベンゾイルを除くアシルを示す。]
    で表わされる化合物またはその塩。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Aはハロゲン、N(O)_mR^1R^2、N
    ^■R^1R^2R^3・X^■、S(O)_nR^1
    またはS^■(O)_mR^1R^2・X^■(式中、
    R^1、R^2およびR^3はそれぞれ置換基を有して
    いてもよい炭化水素基もしくは複素環基を、X^■はカ
    ウンターアニオンを、mは0または1の整数を、nは0
    ないし2の整数を示し、R^1とR^2とは隣接する窒
    素原子または硫黄原子と共に縮環していてもよい含窒素
    または含硫黄異項環を形成していてもよく、これらの縮
    環していてもよい含窒素または含硫黄異項環は置換基を
    有していてもよい。)を示し、BはOまたはNR^4(
    式中、R^4は水素または置換基を有していてもよい低
    級アルキルもしくはアリール基を示す。)を示し、Dは
    2−メチル−1−プロペニル基またはイソブチル基を示
    し、E′は水素、置換基を有していてもよい炭化水素基
    または置換基を有していてもよいアシル基を示す。]で
    表わされる化合物またはその塩を含有してなる抗腫瘍剤
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