JPH03277943A - 吸着量測定装置 - Google Patents

吸着量測定装置

Info

Publication number
JPH03277943A
JPH03277943A JP7914090A JP7914090A JPH03277943A JP H03277943 A JPH03277943 A JP H03277943A JP 7914090 A JP7914090 A JP 7914090A JP 7914090 A JP7914090 A JP 7914090A JP H03277943 A JPH03277943 A JP H03277943A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
volume
sample
manifold
gas
adsorption amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7914090A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Washio
鷲尾 一裕
Jun Sakai
潤 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP7914090A priority Critical patent/JPH03277943A/ja
Publication of JPH03277943A publication Critical patent/JPH03277943A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、試料の吸着量を定容法により測定する装置に
関し、例えば粉粒体や多孔体の吸着特性、比表面積ある
いは細孔分布等を測定するための装置に利用することが
できる。
〈従来の技術〉 定容法は、吸脱着等温線を求めるのに最も信顛性の高い
方法とされている。これは、各測定点における吸着ある
いは脱着平衡を待つという点が、理にかなっているから
である。
定容法に基づく吸着量測定装置において校正すべきパラ
メータとしては、圧力計のスパンや直線性、配管内容積
(マニホルド容積)、温度センサ、真空計の校正などが
ある。これらのうち、ユーザサイドにおいて簡単に行え
るのはマニホルド容積のみである。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところが、実際の測定結果を検討してみると、上記の各
校正要素が互いに関係すること、また圧力計等の各測定
機器の性能の経年変化等により、測定値に誤差が含まれ
ることがある0例えば、あるユーザがAという装置を5
年間使用し、この装置におけるデータを蓄積したのちに
、新たにBという同機種の装置を増設することになった
とすると、この両者の装置間において器差が発生する。
従来、この種の報告は何回かなされており、その傾向と
しては吸脱着等混線の縦軸方向つまり吸着量のパラメー
タ方向に等温曲線が平行にずれているケースが大半であ
る。
このため、従来では、器差を補正すべく、得られたデー
タに都度ファクタをかけるなどして比較する必要があり
、この作業を怠った場合には、特に品質管理の目的で装
置を使用している場合には非常に重大な問題となる。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、上記の問題点を解決すべくなされたもので、
その構成を第1図に示す基本概念図を参照しつつ説明す
ると、本発明は、試料Wを封入するための試料セル1と
、その試料セル1に対してバルブ3で仕切られたガス溜
部30と、そのガス溜部30内に吸着ガスを導入する手
段aと、ガス溜部30内の圧力を測定するセンサbと、
このセンサbによる圧力データを記憶するメモリCを備
えるとともに、ガス溜部30内に吸着ガスを導入したと
きの圧力データと、バルブ3を開き、試料セル1内の試
料による吸着ガスの吸着平衡時点における圧力データと
、ガス溜部30の容積ならびに試料セル1内の試料Wの
容積を除く部分の容積から、試料Wの吸着量を算出する
演算部dを有する装置において、あらかじめ測定された
標準サンプルの吸着量測定値を記憶する記憶手段eと、
その標準サンプルを試料セル1内にサンプリングして吸
着量測定を行ったときの演算部dの算出値と、記憶手段
eの記憶内容とを比較する手段fと、その比較結果に基
づいてガス溜部30の容積Vsを補正する手段gを設け
る。そして、演算部dによる吸着量の算出時に、その補
正後の容積Vsを用いるよう構成する。
〈作用〉 標準サンプルの吸着量測定値と、記憶された基準値とを
比較し、その両者間の差がなくなるようにガス溜部30
の容積つまり定容法において基本となるマニホルド容積
Vsを補正することで、その容積Vsを最適値とするこ
とができる。従って補正後の容積Vsを吸着量の演算に
用いることによって、得られる吸着量測定値が正確とな
る。
〈実施例〉 本発明の実施例を、以下、図面に基づいて説明する。
第2図は本発明実施例の配管系と制御回路のブロック図
を併記して示す全体構成図である。
試料を収容した試料セル1はセル装着部2において配管
系に接続される。
この配管系にはその適宜箇所にバルブ3〜10が配設さ
れている。これらのバルブ3〜1oにょって囲われる配
管部分、マニホルド30には、吸着ガスたる窒素ガス源
と不活性ガスたるヘリウムガス源が接続され、さらにそ
の内部を真空排気するための真空ポンプ11が接続され
ている。
このマニホルド30内の圧力は真空計12と圧力センサ
13によって計測され、A−D変換器14でデジタル化
された後、コンピュータ15に採#)込まれる。
なお、16.17は絞り、18は飽和蒸気圧測定用チュ
ーブ、19は校正室である。
マニホルド30の下方には、試料セル1および飽和蒸気
圧測定用チューブ18を冷却するためのL N z等の
冷媒を収容したデユワ−瓶20が設けられており、この
デエヮー@20は、コンピュータ15からの指令に基づ
いてエレベータ機構21によって上下動される。
また、上述した各バルブ3〜10は同じくコンピュータ
15からの指令に基づくバルブドライバ22からの制御
信号によって開閉駆動される。
以上のハードウェア上における構成は、従来の吸着量測
定装置と同様であり、本発明実施例においては、コンピ
ュータ15内に、吸着量測定用のプログラムに加えて、
校正用のプログラムが書き込まれており、後述するデー
タ記憶ならびに演算等を行うよう構成されている。
次に、第3図および第4図を参照しつつ本発明実施例の
作用を述べる。
まず、定容法において基本となるマニホルド容積Vsは
、通常、次の手順によって求められる。
すなわち、マニホルド30および校正室19内の真空引
きを行った後、バルブ10を閉じた状態でマニホルド3
0内にHeガスを導入し、この時の圧力センサ13によ
る圧力データPAを記憶し、次いでバルブ10を開いて
Heガスを校正室19(Vx )内に膨張させ、圧力が
安定した後に圧力データPBを記憶する0次に、校正室
19内に容積既知の物体(VC)を入れた状態で、先と
同様の手順を繰り返して行って圧力データPA’、PB
’を採取し、これらの圧力データPA、 PR,PA’
 、 PR’およびVcならびに各測定時の温度からマ
ニホルド容積Vsは、 PB     PB’ によって求めることができる。ただしVsおよびVcの
周辺温度は一定とし、またに4は標準状態に換算するた
めの定数とする。
次に、算出したVsからViおよびVLNtを求める。
この手順は、まずマニホルド30および試料セル1内の
真空引きを行った後、バルブ3を閉じマニホルド30内
にHeガスを充填した状態でバルブ3開放前後の圧力デ
ータを記憶する。この操作を常温時とLN、に浸してい
るときのそれぞれについて行えばよく、この結果、Vi
およびVLN。
はそれぞれ次の2式から求まる。
(V i +VLN、) =に、V s、  VLN、
=に、V sただし、k t 、 k zは、吸着量測
定前に行われる死容積測定の結果から求まる定数である
ここで、実際の吸着量測定においては、マニホルド30
および試料セル1内の真空引きを行った後、バルブ3を
閉じた状態でマニホルド30内にN2ガスを導入し、こ
のときの圧力データに31からガス導入量はWgas=
 k 31V sとなる。次いでバルブ3を開き、吸着
平衡に達した時点での吸着量V ads +は、その吸
着平衡時の圧力データPとすると、 Vads+=Wgas  C+P[Vs+(Vi+vL
ut)+Vt、1zPCzlとなる。ただしC1および
C2は測定に依らない定数とする。そして、このような
ガス導入・吸着平衡の手順をn回繰り返した時点での吸
着量Vadsは、V ads =VsΣks=   C
+P[Vs+(Vi+Vt、4g)+vLszPCzl
となり、これを書き換えると Vads= V s X [Σ1(34CIP(1+k
l+に1PCz)]となる、従ってk t、k z、k
 s、 CzおよびCIにはVsO項はなく、平衡圧P
と吸着量V adsをプロットした吸着等混線において
はVsの1次ファクタがかかっていることになる。
そこで、本発明実施例においては、Vsの補正を行うこ
とによって吸着等温線のずれを校正するわけであるが、
その校正手順を以下に説明する。
まず、基準となる標準サンプルのデータ、例えば第4図
において実線で示すVads= f (P)をコンピュ
ータ15に入力し記憶させておく。
次に、よく前処理された標準サンプルを試料セル1に封
入しておく。
さて、この状態で校正用プログラムを開始すると、通常
の吸着量測定と同様にして吸着量を測定するわけである
が、このときのマニホルド容積Vsはそれまで装置に記
憶されている値(α)を用いる。この吸着量測定前 タVads= g (P)が第4図において破線で示す
ような曲線であるとすると、例えばA1の測定ポイント
において、本来あるべきマニホルド容積をVs(A、)
とするとV s (Aυは、 Vs(A+)     α の関係から、 となる。
従ってコンピュータ1 5においてこの式 に基づいてVs(At)が求められ、その算出値が記憶
される。以後、複数の測定ポイントのV s (A、)
を求めての平均値を算出する。そしてこの平均値Vsを
マニホルド容積として以後の吸着量の演算に用いる。こ
れにより、吸着量測定に用いるVsを真値とはいえない
までも、その値でのデータの蓄積がある場合には、装置
のマニホルド容積を、常にその数値に校正することが可
能となる。
ここで、複数の測定ポイントにおけるV s (A、)
のバラツキがある一定値以上である場合には、例えば、
「エラー発生、SD=・・・・」や「もう−度やり直し
て下さい」等の何らかの情報を表示して、その旨をオペ
レータらに知らせる。これは、V s (A、)のバラ
ツキが大きいときには、例えば圧力センサ13の直線性
が極めて劣化している場合などがあり得るため、これを
無視して校正を行うことによる危険を防止するためであ
る。
以上の本発明実施例においては、吸着等温線上の複数の
データポイントで校正を行っているが、脱着等温線上に
おいて同様にして校正を行ってもよい。さらには、例え
ば、BET比表面積のみを求めて、この値と標準サンプ
ルの比表面積との比に応じたファクタをVsに乗するよ
うにしてもよい、この場合、精度としては悪くなるもの
の、測定途中の情報を逐次記憶する手段が不要となると
いった利点がある。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば、基準となる標準
サンプルのデータをあらかじめ記憶しておき、その標準
サンプルの吸着量測定値と上記の記憶内容とを比較して
その両者が一致するように装置のマニホルド容積を校正
するよう構成したから、マニホルド容積を常に最適値に
設定することがでる。これにより、例えば複数の装置の
それぞれの使用年数の異なる場合であっても、その各装
置間における器差を無くすことができる。また測定原理
や構造等が異なる既設装置から本発明装置へと更新する
際においても、その両者間における器差を無くすことも
可能となる。
なお、校正を吸着等温線上の複数のデータポイントにつ
いて行う場合には、その各ポイントにおけるマニホルド
容積のバラフキの度合い等から、例えば圧力センサの直
線性の評価などの装置の全体的な性能チエツクを行うこ
とも可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す基本概念図、第2図は本発
明実施例の構成を示すブロック図で、第3図および第4
図はその実施例の作用説明図である。 1・・ 3・・ 12・・ 13・・ 15・・ 30・・ W・・ ・試料セル ・バルブ ・真空計 ・圧力センサ ・コンピュータ ・マニホルド ・試料

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 試料を封入するための試料セルと、その試料セルに対し
    てバルブで仕切られたガス溜部と、そのガス溜部内に吸
    着ガスを導入する手段と、上記ガス溜部内の圧力を測定
    するセンサと、このセンサによる圧力データを記憶する
    メモリを備えるとともに、上記ガス溜部内に吸着ガスを
    導入したときの圧力データと、上記バルブを開き、上記
    試料セル内の試料による吸着ガスの吸着平衡時点におけ
    る圧力データと、上記ガス溜部の容積ならびに上記試料
    セル内の試料容積を除く部分の容積から、試料の吸着量
    を算出する演算部を有する装置において、あらかじめ測
    定された標準サンプルの吸着量測定値を記憶する記憶手
    段と、その標準サンプルを上記試料セル内にサンプリン
    グして上記の吸着量測定を行ったときの上記演算部の算
    出値と、上記記憶手段の記憶内容とを比較する手段と、
    その比較結果に基づいて上記ガス溜部の容積を補正する
    手段を備え、上記演算部による吸着量の算出時に、上記
    補正後の容積を用いるよう構成したことを特徴とする、
    吸着量測定装置。
JP7914090A 1990-03-28 1990-03-28 吸着量測定装置 Pending JPH03277943A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7914090A JPH03277943A (ja) 1990-03-28 1990-03-28 吸着量測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7914090A JPH03277943A (ja) 1990-03-28 1990-03-28 吸着量測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03277943A true JPH03277943A (ja) 1991-12-09

Family

ID=13681657

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7914090A Pending JPH03277943A (ja) 1990-03-28 1990-03-28 吸着量測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03277943A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102319682B1 (ko) * 2020-05-14 2021-10-29 경상국립대학교산학협력단 흡착 또는 탈착 특성 측정 시스템 및 흡착 또는 탈착 특성 측정 방법
CN117309091A (zh) * 2023-12-01 2023-12-29 深圳市恒永达科技股份有限公司 吸液量准确性压力检测方法、***和可读存储介质

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102319682B1 (ko) * 2020-05-14 2021-10-29 경상국립대학교산학협력단 흡착 또는 탈착 특성 측정 시스템 및 흡착 또는 탈착 특성 측정 방법
CN117309091A (zh) * 2023-12-01 2023-12-29 深圳市恒永达科技股份有限公司 吸液量准确性压力检测方法、***和可读存储介质
CN117309091B (zh) * 2023-12-01 2024-03-08 深圳市恒永达科技股份有限公司 吸液量准确性压力检测方法、***和可读存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4019322B2 (ja) 湿度センサを較正する方法および装置、ならびに較正可能な湿度センサを備えるセンサ機構
JP2881242B2 (ja) 吸脱着量測定用装置及び吸脱着量測定方法
US5360743A (en) Method for measuring a sample sorption and a sample cell void volume and wall adsorption using an adsorbate gas
WO2004020967A1 (en) Method for determining the permeation of gases into or out of plastic packages and for determination of shelf-life with respect to gas permeation
US5133219A (en) Dynamically balanced, differential gas adsorption appartaus
JP3181199B2 (ja) 圧力洩れ測定方法
JPH03277943A (ja) 吸着量測定装置
US6522980B1 (en) Method and algorithm for predicting leak rates
CN112484942B (zh) 一种小容积容器的漏率测量方法及***
US5895841A (en) Method and apparatus for performing adsorption and desorption analysis of samples
US6387704B1 (en) Method for compensating for the time-dependent change in coolant level during gas sorption analysis
JPH06207845A (ja) ピストン燃焼室容積計測方法およびピストン燃焼室容積計測装置
JPH0675031B2 (ja) 吸着量測定装置
JP4087773B2 (ja) 洩れ検査装置の校正方法、洩れ検査装置
JP2002168854A (ja) 液体中溶解ガス量の測定装置およびその測定方法
JP3027331B2 (ja) 温度補償型定容吸着装置を用いる吸着量測定方法および装置
JPH0579969A (ja) 吸着量測定装置
JP3349130B2 (ja) リーク検査装置
JP3038321B2 (ja) リーク量測定装置
Goldstein A" free manometer" technique for use with the Warburg apparatus
JP2000292246A (ja) 重量法による自動吸着量測定装置
US20220364969A1 (en) Gas adsorption amount measurement device and gas adsorption amount measurement method
JPH03277942A (ja) 吸着量測定装置
Benado et al. Water activity calculation by direct measurement of vapor pressure
JP2005069951A (ja) 粉粒体用密度計及び粉粒体の密度測定方法