JPH03277005A - 高周波増幅器 - Google Patents

高周波増幅器

Info

Publication number
JPH03277005A
JPH03277005A JP7911690A JP7911690A JPH03277005A JP H03277005 A JPH03277005 A JP H03277005A JP 7911690 A JP7911690 A JP 7911690A JP 7911690 A JP7911690 A JP 7911690A JP H03277005 A JPH03277005 A JP H03277005A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
high frequency
transmission line
frequency transmission
capacitor
amplifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7911690A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Muraguchi
正弘 村口
Noboru Iwasaki
登 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP7911690A priority Critical patent/JPH03277005A/ja
Publication of JPH03277005A publication Critical patent/JPH03277005A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
  • Waveguide Connection Structure (AREA)
  • Microwave Amplifiers (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C産業上の利用分野〕 本発明は、高周波信号を送受信する通信装置の電力増幅
器として用いられる高周波増幅器に関する。
特に、モノシリツク集積回路に適し、小型で高効率な高
周波増幅器に関する。
〔従来の技術〕
携帯用無線器などの移動機に用いられる各回路は、消費
電力が低くかつ超小型であることが要求されている。特
に、送信時の電力増幅器における消費電力は移動機全体
の消費電力の大きな割合を占めており、その効率向上は
大きな課題になっている。
一般に、高効率の高周波増幅器としては、B級増幅器に
高調波処理回路を付加したF級増幅器が使用されている
第2図は、FETを用いた従来のF級増幅器の等価回路
図である。
図において、高周波増幅器は、FET (電界効果トラ
ンジスタ)21と、そのゲート端子に接続される入力整
合回路23およびドレイン端子に接続される出力整合回
路25と、FET21のドレイン端子に接続される2倍
波阻止スタブ27により構成される。
ところで、FET21をB級のバイアス条件で使用する
と、出力信号には入力信号の周波数(以下「基本波」と
いう)の他に、その2倍、3倍、・・・の周波数の高調
波成分が含まれる。特に、2倍の周波数の高調波成分(
以下「2倍波」という)は、全高調波成分の大部分のエ
ネルギーを占めており、基本波のエネルギーに対しても
無視できない大きさになっている。
したがって、高周波増幅器の効率向上のためには、この
2倍波を有効利用することが不可欠になっており、図に
示すように、2倍波阻止スタブ27により2倍波をFE
T21にはね返して基本波に変換する構成が採用されて
いる。
ここで、2倍波阻止スタブ27には、先端を大きな容量
のキャパシタ29によって高周波的に短絡し、2倍波で
1/2波長に相当する長さを有する高周波伝送線路が用
いられている。すなわち、この2倍波阻止スタブ27は
、基本波では1/4波長に相当する長さを有する高周波
伝送線路となる。
なお、キャパシタ29は、基本波に対してインピーダン
スの絶対値が1Ω以下で、はぼ短絡と見なせる大きな容
量(例えば、基本波の周波数がIGHzの場合に150
pF以上)のものが用いられるが、この容量は2倍波に
対してはさらにその1/2のインピーダンス値となる。
このようなキャパシタ29を用いる第一の理由は、基本
波の周波数で一端が短絡の1/4波長の高周波伝送線路
は、その他端では基本波に対しては開放で、2倍波に対
しては短絡となるからである。すなわち、基本波に対し
ては何も接続していないのと等価であり、一方2倍波に
対しては短絡の2倍波阻止スタブとなることを意味して
いる。
第二の理由は、ドレインのバイアス供給回路として使用
できる点である。!圧電源は、等価回路的には短絡とな
るために、電圧電源を接続する場合は増幅器中で短絡と
なっても支障のない箇所に接続しなければならず、2倍
波阻止スタブの先端は高周波的に短絡なので、電圧電源
を接続しても増幅器の特性に与える影響は回避できる。
すなわち、増幅器のバイアス供給回路として適した構成
となっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、従来の構成は、2倍波阻止スタブに2倍波の
1/2波長に相当する長さを有する高周波伝送線路を用
いるので、その部分に大きな面積が必要になっている。
特に、IGHz以下の周波数では、そのような2倍波阻
止スタブを用いたF級増幅器をそのままの構造で、ガリ
ウム砒素基板上にモノリシック集積回路として形成する
ことができない。
たとえば、2倍波の周波数を2GHz(基本波の周波数
を1GHz)とし、比誘電率が12.6のガリウム砒素
基板上に形成したマイクロストリップ線路、あるいはコ
プレーナ線路を用いた場合は、1/2波長に相当する高
周波伝送線路の長さは約3011111となる。この長
さの高周波伝送線路を基板上にコンパクトにレイアウト
したとしても、4mmX4a+m程度の面積が占有され
る。
この面積は、個別部品のFETチップを使用し、外付け
の誘電体基板上に整合回路その他を形成したハイブリッ
ド集積回路では容認しうる大きさであるが、増幅器全体
をガリウム砒素基板上にモノリシック集積回路として形
成するには困難な大きさといえる。すなわち、現在のガ
リウム砒素モノリシック集積回路の製造技術では、ガリ
ウム砒素ウェハの価格とチップの製造歩留まりの点から
、5+ms角以上のチップサイズになると経済的に従来
のハイブリッド集積回路に対して不利であった。
したがって、IGHz以下の周波数でF級増幅器をモノ
リシック集積回路化する場合には、別途小型化の手段が
必要であった。
本発明は、モノシリツク集積回路化に適した小型で高効
率な高周波増幅器を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段] 請求項1に記載の本発明は、高周波増幅器の増幅用デバ
イスの出力端に、線路長が使用周波数の2倍の周波数に
おいて1/2波長より短い所定の長さの高周波伝送線路
を接続し、増幅器デバイスと高周波伝送線路との接続点
に、所定の容量値を有するキャパシタを接地導体との間
に接続し、高周波伝送線路の中点に、前記キャパシタの
容量値の2倍の容量値を有するキャパシタを接地導体と
の間に接続し、さらに高周波伝送線路の終端と接地導体
との間に、所定の容量値を有するキャパシタを接続して
構成する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の高周波増幅
器において、高周波伝送線路は、誘電体基板上に形成さ
れたコプレーナ線路であり、各キャパシタは、コプレー
ナ線路の接地導体と、この接地導体に絶縁体を介して対
向する導体で形成される構造である。
〔作 用〕
本発明は、高周波増幅器の増幅器デバイスの出力端に接
続し、基本波に対しては開放となり2倍波に対しては短
絡となる2倍波阻止スタブを、高周波伝送線路とその特
定の位置に装荷したキャパシタで構成することにより、
従来の2倍波阻止スタブの長さである2倍波の1/2波
長より大幅に短縮することができ、小型化が可能となる
〔実施例〕
以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細に説
明する。
第1図は、本発明のF級増幅器の一実施例を示す等価回
路図である。
図において、入力信号は入力整合回路11を介してFE
T12のゲート端子に入力され、その出力信号はドレイ
ン端子から出力整合回路13を介して出力される。FE
T12のソース端子は接地される。
本発明の特徴とするところは、2倍波阻止スタブとして
、FET12のドレイン端子に、電気長2θ(0〈θ〈
90°)の高周波伝送線路15を接続し、その接続点を
容量値C1のキャパシタ16を介して接地し、高周波伝
送線路15の中点を容量[2C,のキャパシタ17を介
して接地する構成をとる。さらに、高周波伝送線路15
の終端を容量値C0のキャパシタ18を介して接地する
ここで、高周波伝送線路15の特性インピーダンスをZ
とし、従来の2倍波で1/2波長に対応する高周波伝送
線路の特性を70とし、irl の関係を満足するように各便を設定すれば、従来の2倍
波の周波数で1/2波長に相当する長さを有する高周波
伝送線路を用いた2倍波阻止スタブと同等の特性を得る
ことができる。
なお、キャパシタ18の容量値C0は、基本波に対して
インピーダンスの絶対値が1Ω以下で、ぼぼ短絡と見な
せるような大きな容量とする。
また、このような関係式において、Zoの選択には任意
性があり、スタブの短縮化のためにはZoを10Ω以下
の低インピーダンスに設定する。fは2倍波の周波数で
ある。
以上の条件に基づいて、例えばz、=ioΩ、Z=50
Ω、f−2GHzとすると、θ=11.5″′となり、
CI=7.8 p Fとなる。すなわち、キャパシタ1
6の容量値は7.8pF、キャパシタ17の容量値は1
5.6pFとなり、また高周波伝送線路■5の全長は2
θであるから23°となる。これは、2倍波で1/15
波長になったことに相当する。
なお、従来の2倍波阻止スタブは2倍波で1/2波長の
長さを有していたので、本発明によりその全長は2/1
5に短縮されたといえる。
したがって、比誘電率が12.6のガリウム砒素基板上
に形成したマイクロストリップ線路、あるいはコプレー
ナ線路を用いた場合には、本発明の構成による2倍波阻
止スタブの全長は約4mm(=30X 2/15)とな
る。さらに、この長さの高周波伝送線路をガリウム砒素
基板上にレイアウトした場合には、占有面積は1mmX
0.5mm程度となる。
このように、2倍波阻止スタブの小型化により、F級増
幅器全体のモノリシック集積回路化が十分可能となる。
ところで、本発明による2倍波阻止スタブでは、2倍波
に対しては従来の2倍波阻止スタブと同様にスタブの接
続端で短絡となるが、基本波に対しては従来例と異なり
完全な開放とはならない。したがって、出力整合回路1
3の設計ではスタブのインピーダンスも考慮する必要が
生じる。
また、高周波伝送線路15の特性インピーダンスZ、従
来の2倍波で1/2波長に相当する長さを有する高周波
伝送線路の特性Z、については任意性があるが、Zの値
を極端に高くしたり、Zoの値を極端に低く設定すると
、スタブの短縮度は上がるが帯域特性は悪化する傾向に
ある。したがって、増幅器の使用帯域に応じて短縮度(
Z、の値)を決定する必要がある。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明は、従来の2倍波阻止スタブに
比べて大幅に小型化することが可能となり、ガリウム砒
素基板上にモノリシック集積回路化することが容易とな
る。
また、本発明高周波増幅器に用いられる2倍波阻止スタ
ブは、従来と同様にその先端を高周波的に短絡すること
ができるので、電圧電源を接続しても増幅器の特性に影
響を与えない。すなわち、増幅器のバイアス供給回路と
しても利用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す等価回路図。 第2図はFETを用いたF級増幅器の等価回路図。 11・・・・・・入力整合回路、12・・・FET、出
力整合回路、15・・・高周波伝送線路、17.18・
・・キャパシタ、21・・・FET、2力整合回路、2
5・・・出力整合回路、27・・・阻止スタブ、29・
・・キャパシタ。 13・・・ 6、1 3・・・入 2倍波 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高周波増幅器の増幅用デバイスの出力端に、線路
    長が使用周波数の2倍の周波数において1/2波長より
    短い所定の長さの高周波伝送線路を接続し、 前記増幅用デバイスと前記高周波伝送線路との接続点に
    、所定の容量値を有するキャパシタを接地導体との間に
    接続し、 前記高周波伝送線路の中点に、前記キャパシタの容量値
    の2倍の容量値を有するキャパシタを接地導体との間に
    接続し、 さらに前記高周波伝送線路の終端と接地導体との間に、
    所定の容量値を有するキャパシタを接続したことを特徴
    とする高周波増幅器。
  2. (2)請求項1に記載の高周波増幅器において、高周波
    伝送線路は、誘電体基板上に形成されたコプレーナ線路
    であり、 各キャパシタは、コプレーナ線路の接地導体と、この接
    地導体に絶縁体を介して対向する導体で形成される構造
    であることを特徴とする高周波増幅器。
JP7911690A 1990-03-27 1990-03-27 高周波増幅器 Pending JPH03277005A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7911690A JPH03277005A (ja) 1990-03-27 1990-03-27 高周波増幅器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7911690A JPH03277005A (ja) 1990-03-27 1990-03-27 高周波増幅器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03277005A true JPH03277005A (ja) 1991-12-09

Family

ID=13680947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7911690A Pending JPH03277005A (ja) 1990-03-27 1990-03-27 高周波増幅器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03277005A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0585101U (ja) * 1992-04-22 1993-11-16 三菱電機株式会社 マイクロ波半導体装置用バイアス回路
JPH11154837A (ja) * 1997-09-18 1999-06-08 Sanyo Electric Co Ltd 半導体装置、半導体集積回路および高周波処理回路
JP2003229732A (ja) * 2002-01-15 2003-08-15 Ma-Com Eurotec 増幅器及び増幅方法
JP5543024B2 (ja) * 2011-05-25 2014-07-09 三菱電機株式会社 高効率能動回路
JP2017501662A (ja) * 2014-01-06 2017-01-12 ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド Doherty電力増幅器、通信デバイス、およびシステム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0585101U (ja) * 1992-04-22 1993-11-16 三菱電機株式会社 マイクロ波半導体装置用バイアス回路
JPH11154837A (ja) * 1997-09-18 1999-06-08 Sanyo Electric Co Ltd 半導体装置、半導体集積回路および高周波処理回路
JP2003229732A (ja) * 2002-01-15 2003-08-15 Ma-Com Eurotec 増幅器及び増幅方法
JP5543024B2 (ja) * 2011-05-25 2014-07-09 三菱電機株式会社 高効率能動回路
JP2017501662A (ja) * 2014-01-06 2017-01-12 ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド Doherty電力増幅器、通信デバイス、およびシステム
US9876474B2 (en) 2014-01-06 2018-01-23 Huawei Technologies Co., Ltd Doherty power amplifier, communications device, and system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6201445B1 (en) High frequency power amplifier
US5159287A (en) High efficiency rf power amplifier
JP3515811B2 (ja) インピーダンス整合回路
US6833771B1 (en) High efficiency amplifier with amplifier element, radio transmission device therewith and measuring device therefor
JP6388747B2 (ja) 電力増幅器
JPH04326206A (ja) 電力増幅器
JP2003115732A (ja) 半導体装置
JP2627113B2 (ja) 高周波電力増幅器
JPH03277005A (ja) 高周波増幅器
CN218124668U (zh) 射频前端模组
JPH06232657A (ja) 高周波増幅器
CN114448366B (zh) 功率放大器
CN105322892A (zh) 一种基于薄膜体声波谐振器谐波调谐放大器
JP2994231B2 (ja) 半導体装置
JP2738701B2 (ja) 高周波増幅回路
JP3005416B2 (ja) マイクロ波・ミリ波モノリシック集積回路
JPH04298105A (ja) 半導体増幅器
CN106253873A (zh) 一种薄膜体声波谐振器谐波调谐放大模块
JPS6392106A (ja) 高周波増幅器
US7199667B2 (en) Integrated power amplifier arrangement
CN110971200A (zh) 一种新型双频带高效f类功率放大器
JP3590523B2 (ja) マイクロ波増幅器
Difei et al. A 1.3/2.8 GHz high efficiency dual-band GAN power amplifier
JPS6036882Y2 (ja) 超高周波半導体装置用インピ−ダンス整合回路
JP2004080826A (ja) マイクロ波増幅器