JPH03275409A - 三角錐形ティーバッグの製造法及びその装置 - Google Patents

三角錐形ティーバッグの製造法及びその装置

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JPH03275409A
JPH03275409A JP5911390A JP5911390A JPH03275409A JP H03275409 A JPH03275409 A JP H03275409A JP 5911390 A JP5911390 A JP 5911390A JP 5911390 A JP5911390 A JP 5911390A JP H03275409 A JPH03275409 A JP H03275409A
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cylinder
welding
fusing
indenter
cutting
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JP5911390A
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Joji Kataoka
片岡 丈治
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Kataoka Bussan KK
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Kataoka Bussan KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、湯、水中に浸して紅茶や緑茶の成分を抽出す
るティー/ヘッダ、特に三角錐形に形成してなるティー
バッグの製造法と、その装置に関するものである。
[従来の技術] 本発明は、バッグの形態が三角錐形をなすティーバッグ
の効率的な製造法とその装置に関するものである。
三角錐形のティーバッグはバッグ自体が常態において三
角錐形をなし内部に所要の空間が確保されることから適
量の内容物、即ち紅茶、緑茶類を封入にした場合バッグ
に押し付けられることなく充分にFi6WRすることが
でき、またより多くの湯水を受は入れることができるこ
とから成分の抽出が効果的に行える利点がある。
しかし、この三角錐形ティーバッグの難点は形態の特殊
性から従来の扁平な袋状ティーバ。
グに比較して製造性が悪く、生産量においてまた価額の
面においてこれに対抗できないことであった。
従来、三角錐形ティーバッグの製造手段として例えば実
開昭63−79303号及び同63−99804号公報
記載の提案があるが、このいずれの提案も連続的な製造
については不充分であり、扁平状のティーバッグの製造
には太刀打ち出来ない。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は上述従来の問題点、特に三角錐形ティーバッグ
の製造上の難点、つまり連続製造が困難であり、生産性
に欠ける点に鑑み、これを改善すべく研究開発されたも
のである。
前述したように従来から三角錐形ティーバッグの製造法
として幾つかの提案が示されているが、これらはテープ
状の素材から筒体を形成するまでは連続的製造が可能と
なっているが、この筒体を所定の長さで切断し、三角錐
形に形成するとき、及び、この切断に併せてバッグ内に
内容物を充填するときテープの供給は停止され流れが止
まり連続製造が止められるものとなっている。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、上述従来の製造法における連続的製造が出来
ないことにつきこれを改善して素材の供給を止めること
なく内容物の封入と共に三角錐形のティーバッグを連続
的に製造する方法とその装置を提供するものである。
本発明は、テープ状素材から筒体を形成する工程、この
筒体を長手方向に対して直交する方向に一線状に押し潰
し、且つ同時にこの押し潰し位置において溶着し袋にす
ると共にこの位置で筒体を溶断する工程と、上記溶着と
同時に内容物を供給する工程、この供給作業の終了と同
時に上記溶着位置の上方を90°異る方向から第2の押
し潰し操作を行ってこれを溶着すると共に溶断し、独立
した三角錐形ティーバッグを切り離す工程、再びその上
方に残された袋部分に対して内容物を充填し、この充填
を完了すると同時にその上方位置を再び90°異る方向
から一線状に押し潰し溶着、溶断する工程、の繰り返し
により三角錐形ティーバッグを製造するもので、特に本
発明においては前記−線状に押し潰し、且つこの押し潰
しと同時に筒体を溶着し、併せて溶断する工程を筒体の
繰り出し速度に同調させて行うことによって製造課程の
中で流れの停止がなく、連続して製造できるところに特
徴がある。
これを更に詳述すると、本発明は垂設される供給筒の周
面にテープ状網素材を長手方向に沿って包み込む如く供
給し該素材の両耳部を一例縁において打ち合せながら溶
着手段を介して接合し筒体に形成すると共に、該筒体を
順次供給筒下方に繰り出す筒成形工程と、上記供給筒の
直下において相対向させた一対の圧子を間欠的に筒体に
押し付け横一線状に押し潰し、且つ該押し潰し位置で溶
断する第1の溶着溶断工程と北記第1の溶着溶断工程に
おける押し潰し方向に対して相対向させた他の一対の圧
子を直交する方向から臨ませ第1の溶着溶断工程による
押し潰し作動の間隔をぬって同じく横一線状に押し潰し
、且つ溶断する第2の溶着溶断工程と上記第1.第2の
各溶着溶断工程に同調させて前記供給筒から内容物を落
下充填する充填工程とからなり、前記第1.第2の溶着
溶断工程はそれぞれの溶着溶断作動時に前記筒体の繰り
出し速度に同調させて6対をなす圧子を前進挟圧せしめ
る動作に併せて筒体の繰り出し方向に向けて等速移動さ
せるように円若しくは楕円形の運動を為さしめるように
したこと特徴とする三角錐形ティーバッグの製造法を提
供することにある。
そして、本発明は上記製造法を実施する装置として垂直
に設置され中空の内部を通して内容物を落下誘導すると
共に周面に長手方向に沿って供給するテープ状#素材を
巻付け筒形に賦形する供給筒と、該供給筒の周面に対設
し上記巻付けられるテープ状網素材の両耳部を引き揃え
ると同時に一体に接合して筒形に形成する溶着手段と、
同じ〈供給筒に臨んで上記筒体を下方に繰り出す繰り出
し手段と、上記供給筒の下方にあって該供給筒の延長線
を挟んで水平に対設する溶断圧子と受圧子からなり上記
繰り出される筒体を横一線状に押し潰すと共に溶断する
第1の溶着溶断手段と、該第1の溶着溶断手段と同一水
平面上に位置し、且つ溶断圧子と受圧子を交錯状に配置
して前記筒体を90”異る方向から横一線状に押し潰し
溶着溶断する第2の溶着溶断手段とを備えてなるもので
あって、上記第1.第2の各溶着溶断手段は各溶断圧子
と受圧子を揺動支持機構を介してそれぞれ円若しくは略
楕円形の軌跡に沿って回転運動する如く支持し前記供給
筒から繰り出される筒体を水平方向から挟み付ける運動
に合せて上方から下方に送り出し、前記溶着溶断を筒体
の繰り出し速さに同調させるようにしたことを特徴とす
る三角錐形ティーバッグの製造装置を提供することにあ
る。
また、本発明は上記製造装置において揺動支持機構につ
き圧子を先端部に支持する支持腕とこの支持腕の長さの
途中に自由端を枢着し前後方向に揺動自由に支持する揺
動支持杆と、上記支持腕の後端に接続して揺動支持杆と
の枢着点を支点に揺動運動をなさしめるクランク機構か
ら構成し、該クランク機構の回転運動により前記圧子を
円若しくは楕円形の軌跡に沿った挟圧繰り出し運動をな
さしめるようにしてなる三角錐形ティーバッグの製造装
置を提供することにある。
更に本発明は同じく上記製造装置において溶断圧子は溶
断刃と溶断刃を包むカバーから構成し、溶断刃は支持腕
の先端に固定的に取付ける一方、カバーは支持腕との間
に縮設するバネによって常には先端の き出し口を溶断
刃の先端刃先より前方に突き出し、受圧子との衝合時に
カバー先端部を押圧してこの開口部から溶断刃を露出さ
せるようにしたことを特徴とする三角錐形ティーバッグ
の製造装置を提供せんとすることにある。
また、更に本発明は上記製造装置において前記供給筒に
は中心線を挟んで相対向する壁部に一対のバネ製の拡張
片を筒軸心方向に沿って摺動自由に滑合させ、筒体の繰
り出しに同調させると共に溶着溶断手段による押し潰し
に先立って上記拡張片の先端部を供給筒の下端開口部か
ら突出させ、繰り出される筒体を背向する2方向に拡張
させるようにしてなる三角錐形ティーバッグの製造装置
を提供することにある。
次に、本発明を図示する実施例に基づき詳述し、その特
徴とするところを明らかにする。
[実施例] 図面は本発明の一実施例を示したもので、第1図は装置
の各部の位置関係を明らかにするため表わした斜視図、
第2図は同じく要部を正面からみた概略説明図、第3図
は同じく側面からみた概略説明図、第4図は要部の拡大
側面図である。
図示する装置はテープ状の銅素材から筒体に成形する手
段と、成形された筒体を下方に繰り出す手段と、繰り出
された筒体をその長さ方向に対して直交する方向から横
一線状に挟み付けこの挟み付け位置で筒体を溶着すると
同時に溶断する第1と第2の溶着、溶断手段と、上記溶
着、溶断手段に同調させて筒体を通して紅茶、緑茶等の
内容物を供給する供給手段から構成される。そして、本
発明は更に上記筒体を挟み付けるに当って筒体を横一線
状に押し潰せるように誘導する筒体拡張手段を含むもの
であ、以下、この装置の各部の構成を図面に従って説明
することにする。
図面において、1はテープ状をなす銅素材2を外周面に
巻付け筒形に形付けすると共に中空の内部を通して紅茶
、緑茶等の内容物を誘導する供給筒であり、3はこの供
給筒の外周面に沿って上下2僧宛対設させた溶着手段、
4は供給筒lの左右に外接するように備えた繰出し手段
となる繰出しローラであり、5.6及び7.8は供給筒
の下方にあってこの供給筒の延長線を間に相対向するよ
う対設させた第1.第2の溶着溶断手段の溶断圧子と受
圧子である。
供給筒1はここでは内外2重にした2つの円筒体1a、
lbこから構成され、垂直に設置されている。この供給
筒の内側円筒体1bの上端には内容物を計量する計量器
9が接続し、その上部には内容物を貯留するホッパーl
Oが備えられている。
計量器9は円形の外枠11の内部に周面に計量凹部12
を設けた回転体13を備えてなり、回転軸14による回
転で1つの凹部12がホッパー10の直下の開口部に臨
んだとき、内容物をこの凹部に受は入れ1次の回転でこ
の凹部が直下に向い供給筒に臨んだとき受は入れた内容
物を放出し。
一定量の内容物を供給筒に送り込めるようにしである。
尚、上記回転体13の周面には背向する2ケ所に計量口
m12を設けて180°回転するたびに計量した内容物
を供給筒lに送り出せるようにしである。
テープ状の線素材21は合成樹脂製の目の細かい網にし
てロール状に巻込んであり、複数のガイドロール15を
通して所要のテンションをかけながら裸形をなすガイド
lBを介して供給筒lの外周面、ここでは外側円筒体1
aの外周面に供給される。
上記ガイド1Bは第5.6図に示したように縦の一条の
切割17を設けた円筒体18の傾斜上端開口縁19に沿
って裸形のガイド板2oを一体に設けてなり、上記円筒
体】8を供給筒lの外側に嵌め付け、切割17が正面に
位置するように装備される。
ガイドロール15を通して引き出される素材2は供給筒
lの背後からガイド板2oの上面に沿って上端開口縁I
Sに誘導され、ここを折り返し点に円筒体18と供給筒
lの外側円筒体1aとの間に設けられる空間を通して下
方に引き出されるそして、この誘導に併せて素材の両耳
部を切割17に通して打ち合せ、この打ち合せ位置に臨
む前記溶着手段3に通して耳部同志を溶着2aしテープ
状の素材を筒体21に形成する。
前記繰り出しローラ4はテープ状の素材2を供給筒1に
向けて引き出す一方、この筒周面で筒体21に形成され
た素材を下方に装備する溶着、溶断手段に送り出すため
回転する。
第1の溶着溶断手段を構成する溶断圧子5、と受圧子6
、及びa82の溶着溶断手段を構成する溶断圧子7と受
圧子8は同一の水平面上にあって第1の溶着溶断手段は
供給筒lの延長線に対して前後方向から、また第2の溶
着溶断手段は左右方向から臨み相互が901′の角度を
違えて対設する。そして、これら2組の圧子は時間的間
隔を置いて交互に挟み付け運動をするように構成される
第4図は前後に向い合せる第1の溶着溶断手段を示して
おり、第7図から第1θ図には当該手段の溶断圧子5と
受圧子6が更に詳細に示されているので、これらの図面
に従って詳述する尚、第2の溶着溶断手段は第1の手段
と同一の構成に係るのでここでは説明を省略する。
さて、溶断圧子5と受圧子6は図示するように水平に延
びる支持腕22.23の各先端に固定されて対設される
ようになっており、両支持腕22.23は長さの途中に
枢着する揺動支持杆24.25と後端に接続するクラン
ク機構26.27によって支持される。
揺動支持杆24.25は下端28.29を図示しない装
置の基本フレームに回動自由に軸承し、立ち上げてあり
、各上端をピン30.31を介して支持腕22 、23
の長さの途中に枢着し、これを支えるようにしてあり、
またクランク機構28.27は一端の回転軸32.33
の回転で矢符方向に回転し。
回転端に備えるピン34.35を前記支持腕22.23
の各後端に軸着して、この支持腕を支えるようにしであ
る。尚、図示しないが、上記両回転軸32.33は等速
回転するよう連結される。
溶断圧子5はこれに対向する受圧子6と共同して筒体2
1を挟圧し、溶着溶断するもので、先端には高周波電流
にょる溶断刃5aを備え、この溶断刃を被うカバー38
を備える。この溶断圧子5は幅広な肉厚の板状をなし、
先端部は尖鋭にして方形に形成し、この方形の先に溶断
刃5aを全幅に亘って設けである。そして、カバー3B
は圧子5の全体を包む箱形に形成して前後に摺動自由に
装着し、常には圧子の支持基体37との間に縮設するバ
ネ38によって前方に付勢し。
先端部に横一線状に開口する突き出し口33を前に押し
出して溶断刃5aがカバー36の内方に後退するように
しである。このカバー36の先端は先をすぼめてあり、
このすぼめた先端部分に横長の突き出し口38を開設す
るもので、突き出し口3Bは溶断刃5aの突き出しを可
能にする大きさに形成しである。
なお、この溶断圧子5は後述するように筒体21を押圧
したとき扁平に押潰された筒体21の全体を挟圧できる
輻を以て形成される。そして、この溶断圧子5に対向す
る受圧子6は先端部を尖らせて直線的挟み付けを可能と
する一方、上記溶断圧子5の横幅に合せて広幅に形成し
である。
溶断圧子5と受圧子6は回転軸32.33の回転により
クランク機構28.27が矢符方向に回転することによ
って作動され、供給筒lを通して送り出される筒体21
を挟圧し横一線状に扁平に押潰しこれを溶着すると共に
溶断する。前述したように両回転軸32 、33は等速
回転し、この回転でクランク機構が矢符方向に回転する
と、ピン34.35に軸着した支持腕22.23は揺動
支持杆24.25の支持によって前後に振られ、その各
先端部に固定された溶断圧子5と受圧子6はクランク機
構28.27とは逆方向の回転となって楕円状の回転運
動を行い両者共同して筒体21を挟圧する、そして、挟
み付けた状態で下方にこの挟圧部分を送り出すことにな
る。
第10図は、このクランク機構の回転によって内圧子5
.6が楕円運動し挟圧する関係を図解したもので、符号
Aはクランク機構のピン34の軌跡を、Bは支持腕22
、Cは揺動支持杆24゜Dは溶断圧子、更に正値には溶
断刃5aの各航跡を示している。ここに示されるように
ピン34の回転で支持腕22が前後に振られると、揺動
支持杆24の作用によって溶断刃5aは楕円形に沿った
回転運動をなし、供給筒lの下方に延びる延長線40に
対して上方から下方に移動しながら接近し、次に下方か
ら上方に移動しながら離反し、これを繰り返し連続させ
ることで筒体21を押し潰し、送り出すことになる。
図面第8図は上記連動によって溶断圧子5と受圧子6が
供給筒lから送り出される筒体21を押圧し始めたとこ
ろを示し、第9図は回転が進んで筒体21を挟圧した状
態を示している。この圧子5.6同志が衝き合うとき溶
断圧子5を被っていたカバー38は受圧子6との衝合に
よってバネ38を圧縮して後退し、その突き出し口39
から溶断刃5aを突き出させて受圧子に衝合させること
になる。従って、内圧子の衝゛合によって筒体21は長
さの途中を横一線状に押し潰されると共に溶断刃5aに
よって溶着され筒内部を仕切ることとなると同時に、こ
の溶着部分において溶断され下方の部分(S述するよう
にこの部分はティーパックとなる。)を切離し、残され
た筒体21の切断場所を閉じることになる。
本発明における装置はこの第1の溶着溶断手段の作動に
よって筒体21の溶着溶断が行われたとき、計量器9を
操作してその凹部12から供給筒lに所定量の内容物を
放出し、この筒を通して下端を閉じた筒体21に投入す
る。勿論、この内容物の投入は溶断圧子5と受圧子が楕
円運動する間に並行して行われる。そして、内圧子5.
6が離反し供給筒の直下から後退したときには完了させ
ると共に、当該内圧子5.6が離反し後退する間に第2
の溶着溶断手段を作動させ前記同一構成に係る溶断圧子
7と受圧子8を左右方向から供給筒lの直下に前進させ
て同じく筒体21を挟圧し、溶断圧子7に備える溶断刃
によって横一線状をなすよう扁平に押し潰した筒体21
を溶着し、且つ同時に、この溶着位置において溶断し、
この切離しによって三角錐形のティーバッグ41を得る
のである。
この左右方向から臨む第2の溶着溶断手段は第1の溶着
溶断手段に対して相対向する圧子を90’向きを違えて
いることから自動的に三角錐形のティーバッグを成形す
ることができる。
この溶着溶断手段による筒体21の切断が完了すると再
び計量器9から内容物が投下され、次に再び第1の溶着
溶断手段の溶断圧子5と受圧子6が供給筒lの直下に前
後方向から突き出し横一線状に押し潰し溶着、溶断して
次のティーバッグ41を切り離すことになる。
この様に本発明装置は供給筒lの周面において供給され
るテープ状の素材2から筒体21を形成し、この形成さ
れた筒体な下方に繰り出すのに併せて第1.第2の溶着
、溶断手段を交互に作動させ、この間に供給筒1を通し
て内容物を間歇的に投下することによって連続的に三角
錐形のティーバッグ41を製造することができるが更に
本発明は上記溶着、溶断手段の圧子5゜6の挟圧時に筒
体21を偏平状に誘導する装置を内蔵させである。
第11図から第6図はこの筒体を扁平状に誘導する手段
を図示したもので、図中42.42は拡張片、43はこ
の両拡張片を出し入れする作動杆である。
拡張片42は供給筒lを構成する内外の円筒体la、l
bが作る空隙内にあって、この供給筒の中心線を挟む左
右対称の位置に縦方向に沿って摺動自由に収められてい
る。この拡張片42は輻の狭い帯板状をなすバネ片から
形成され、各下端部分は長さの途中から予じめ外方に向
けて拡張するように形付けされ、その下111i部外面
には滑り突起44が設けである。
作動杆43は先端に半円弧状の腕45を備え、この腕の
画先端部に設ける切割部4Bに各拡張片42の上端に突
設するピン47を滑合させて連結する一方、後端は図示
しない固定のフレームに軸承する回転軸48に固着して
該回転軸を支点に先端を上下に揺動できるようにしであ
る。そして、第4図に示したように上記回転軸48には
後方に向けて揺動腕49を延設し、この腕の後端部をバ
諌50で下方に牽引する一方、揺動腕49の長さの途中
に下方からカム板51を滑合させである。カム板51は
軸52を支点に回転し、この軸52に設けるプーリ53
と前記クランク機構の回転軸32に設けるプーリ54と
の間にベルト55を張架してこのカム板51と第1の溶
着溶断とが同期するようにしである。
第4図並びに第11.12図は第1の溶着溶断手段の圧
子5,6が前後から筒体21を挟み溶着と溶断を行って
いる姿を示しており、このときカム板51は頂点を揺動
腕49に臨ませてバネ50を引き伸し、回転軸48を支
点にして作動杆43の先端を押下げる。
作動杆43の先端の押下げはこれに連結する左右の拡張
片42 、42を下降させるもので、供給筒lの下端か
ら突き出た両拡張片42の下端部は内外両筒体の空隙部
から抜は出ることによって両側方に広がり供給筒の外周
面を案内に下方に繰り出される筒体21を左右方向に拡
張させ、この部分において筒体を前後扁平状に形付ける
ことになる。
前述したように上記拡張片42の下降と前後の圧子5.
6の挟み付けは連動するよう設定されることから拡張片
が下降を始め、これによって筒体21を扁平状に拡張す
るのと同時に前圧子56は接近を始めることになる。そ
して、拡張片42が最下降点に達したとき溶断圧子5と
受圧子6による溶着と溶断が完了し、筒体21の下端か
ら三角錐形をなすティーバッグ41が切離されることに
なる。
尚、図示の実施例では拡張片42は左右に一対宛設備さ
れ、第1の溶着、溶断時のみ筒体21に対する拡張操作
がなされるようにしであるが、別の一対を前後に設備し
て第2の溶着、溶断時に作動させ筒体を前後方向に拡張
させるよう構成してもよいこと勿論である。たr、本実
施例の場合左右方向から圧子7,8を臨ませて筒体21
を扁平状に押し潰すとき、この筒体に設けられる縦の溶
着部分2a(打ち合せた耳部)が折りたへみの誘導基線
となって扁平に押し潰すのを案内するため押し潰し位置
が狂ったり、或は歪んだりすることがほとんどないので
、第2の拡張手段を省略している。
上記第1の溶着溶断手段による挟圧操作が終り、内圧子
5.6が後退を開始するのと同時にカム板51による押
上げから揺動腕48が解放されるのに伴って両拡張片4
2.42は引き上げられ(第13図参照)、外方に広が
る下端部が供給筒の空隙部に後退して筒体21を原状に
戻し1次の第2溶着溶断手段による左右方向からの挟み
付けに備えることになる。
図中、5Bは供給筒lの下方に備えたティーバッグ搬出
用のベルトコンベアーで、製造され溶断されたティーバ
ッグ41は次々とこのコンベアー上に落下し、装置外に
取出される。
〔発明の効果〕
以上、本発明を図示する実施例につき詳述したが、本発
明によれば、テープ状の銅素材から筒体を形成し、この
筒体を扁平状に押し潰して溶着し、且つ溶断すると同時
に、この間に内容物を充填すると共に引き続き筒体を繰
り出させ次に第2の溶着、溶断手段による同一の操作を
繰り返させ、これを交互に繰り返して三角錐形のティー
バッグを製造するものであり、この間素材の供給、筒体
の成形、内容物の投入、ティーバッグの成形並びに切断
の全ての工程を無停止のまへ連続運行の状態で製造でき
ることから生産性に優れ量産に優れる利点がある。
特に、本発明は同一平面状に設備した2組の溶着、溶断
手段を交互に作動させて筒体を扁平に溶着し、溶断する
と同時に、この両手段の圧子をそれぞれ円形乃至楕円形
に沿った軌跡に沿って回転運動させるよう構成したこと
から、ティーバッグの切断時に製造の流れが停止されず
連続した製造が可能であると共に、ティーバッグを切断
した圧子は水平に後退してティーバッグの落下の妨げと
ならないことから溶断圧子先端の溶断刃に接触すること
もなく不良製品を作る危険が極めて少ない。
また1本発明は溶着、溶断手段の圧子による押し潰しに
先立って拡張片による筒体の拡張を行い、押し潰し位置
の誘導を確実にしたことから溶着、溶断時に位置ずれを
起したり、或は筒体にひきつれ等の歪みを作ってティー
バッグが三角錐形とならなかったりするのを有効に防止
できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示したもので、第1図は装置
の各部の位置関係を明らかにするため表わした一部省略
した概略説明斜視図、第2図は要部の説明正面図、第3
図は同じく右側面図、第4図要部の拡大右側面図、第5
図はガイドの拡大正面図、第6図は同じく右側面図、第
7図はクランク機構に連結した溶断圧子の拡大平面図、
第8図は受圧子と共同して筒体を挟圧する途中を示す溶
断圧子の拡大側面図、第9図は同じく筒体を押圧し溶着
、溶断時の溶断圧子の拡大側面図、第10図はクランク
機構の回転に伴う溶断圧子の運動軌跡を説明する説明図
。 第11図は拡張片を拡張させた状態における供給筒の拡
大中央縦断正面図、第12図は同じく一部を欠截した側
面図、第13図は拡張片を引き上げた状態における供給
筒の拡大中央縦断正面図、第14図はw411図X−X
線断面図、第15図は第13図Y−Y線断面図、第16
図(A)〜(C)は拡張片の突出状態から後退時の変化
を説明する説明図である。 l・・・供給筒      1a・・・外円筒体tb・
・・内円筒体    2・・・テープ軟銅素材2a・・
・素材の耳部接合部 3・・・溶着手段4・・・繰り出
しローラ  5,7・・・溶断圧子5a・・・溶断刃 
    6,8・・・受圧子9・・・計量器     
 21・・・筒体22.23・・・支持腕    24
 、25・・・揺動支持杆26 、27・・・クランク
機構 3B・・・溶断圧子のカバー 41・・・ティーバッグ
42・・・拡張片      43・・・作動杆7 第9 図 (C) ハ / \ 第12 図 二 一一一人−−−ム 1 第14 図 第15図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、垂設される供給筒の周面にテープ状網素材を長
    手方向に沿って包み込む如く供給し該素材の両耳部を一
    側縁において打ち合せながら溶着手段を介して接合し筒
    体に形成すると共に該筒体を順次供給筒下方に繰り出す
    筒成形工程と、上記供給筒の直下において相対向させた
    一対の圧子を間欠的に筒体に押し付け横一線状に押し潰
    し、且つ該押し潰し位置で、溶断する第1の溶着溶断工
    程と、 上記第1の溶着溶断工程における押し潰し方向に対して
    相対向させた他の一対の圧子を直交する方向から臨ませ
    第1の溶着溶断工程による押し潰し作動の間隔をぬって
    同じく横一線状に押し潰し且つ溶断する第2の溶着溶断
    工程と、上記第1、第2の各溶着溶断工程に同調させて
    前記供給筒から内容物を落下充填する充填工程と、 からなり、前記第1、第2の溶着溶断工程はそれぞれの
    溶着溶断作動時に前記筒体の繰り出し速度に同調させて
    各対をなす圧子を円若しくは楕円形の運動をなさしめ挟
    圧するのに併せて筒体を繰り出し方向に向けて等速移動
    させるようにしたことを特徴とする三角錐形ティーバッ
    グの製造法。
  2. (2)、垂直に設置され中空の内部を通して内容物を落
    下誘導すると共に周面に長手方向に沿って供給するテー
    プ状網素材を巻付け筒形に賦形する供給筒と、該供給筒
    の周面に対設し上記巻付けられるテープ状網素材の両耳
    部を引き揃えると同時に一体に接合して筒形に形成する
    溶着手段と、同じく供給筒に臨んで上記筒体を下方に繰
    り出す繰り出し手段と、上記供給筒の下方にあって該供
    給筒の延長線を挟んで水平に対設する溶断圧子と受圧子
    からなり上記繰り出される筒体を横一線状に押し潰すと
    共に溶断する第1の溶着溶断手段と、該第1の溶着溶断
    手段と同一水平面上に位置し、且つ溶断圧子と受圧子を
    交錯状に配置して前記筒体を90°異る方向から横一線
    状に押し潰し溶着溶断する第2の溶着溶断手段とを備え
    てなり、上記第1、第2の各溶着溶断手段は各溶断圧子
    と受圧子を揺動支持機構を介してそれぞれ円形若しくは
    楕円形軌跡に沿って回転運動する如く支持し前記供給筒
    から繰り出される筒体を水平方向から挟み付ける運動に
    合せて上方から下方に送り出し、前記溶着溶断を筒体の
    繰り出し速さに同調させるようにしたことを特徴とする
    三角錐形ティーバッグの製造装置。
  3. (3)、特許請求の範囲第2項記載の製造装置において
    、揺動支持機構は圧子を先端部に支持する支持腕と、こ
    の支持腕の長さの途中に自由端を枢着し前後方向に揺動
    自由に支持する揺動支持杆と、上記支持腕の後端に接続
    して揺動支持杆との枢着点を支点に揺動運動をなさしめ
    るクランク機構から構成し、該クランク機構の回転運動
    により前記圧子を円形若しくは楕円形軌跡に沿った挟圧
    繰り出し運動をなさしめるようにしてなる三角錐形ティ
    ーバッグの製造装置。
  4. (4)、特許請求の範囲第2項記載の製造装置において
    、溶断圧子は溶断刃と溶断刃を包むカバーから構成し、
    溶断刃は支持腕の先端に固定的に取付ける一方、カバー
    は支持腕との間に縮設するバネによって常には先端の突
    き出し口を溶断刃の先端刃先より前方に突き出し、受圧
    子との衝合時にカバー先端部を押圧して前記突き出し口
    から溶断刃を露出させるようにしたことを特徴とする三
    角錐形ティーバッグの製造装置。
  5. (5)、垂直に設置され中空の内部を通して内容物を落
    下誘導すると共に周面に長手方向に沿って供給するテー
    プ状網素材を巻付け筒形に賦形する供給筒と、該供給筒
    の周面に対設し上記巻付けられるテープ状網素材の両耳
    部を引き揃えると同時に一体に接合して筒形に形成する
    溶着手段と、同じく供給筒に臨んで上記筒体を下方に繰
    り出す繰り出し手段と、上記供給筒の下方にあって該供
    給筒の延長線を挟んで水平に対設する溶断圧子と受圧子
    を有し上記繰り出される筒体を横一線状に押し潰すと共
    に溶断する第1の溶着溶断手段と、該第1の溶着溶断手
    段と同一水平面上に位置し、且つ溶断圧子と受圧子を交
    錯状に配置して前記筒体を90°異る方向から横一線状
    に押し潰し溶着溶断する第2の溶着溶断手段とを備えて
    なり、上記第1、第2の各溶着溶断手段は各溶断圧子と
    受圧子を揺動支持機構を介してそれぞれ円形若しくは楕
    円形の軌跡に沿って回転運動する如く支持し前記供給筒
    から繰り出される筒体を水平方向から挟み付ける運動に
    合せて上方から下方に送り出し、前記溶着溶断を筒体の
    繰り出し速さに同調させるようにしてなる三角錐形ティ
    ーバッグの製造装置において、前記供給筒には中心線を
    挟んで相対向する壁部に一対のバネ製の拡張片を筒軸心
    方向に沿って摺動自由に滑合させ、筒体の繰り出しに同
    調させると共に溶着溶断手段による押し潰しに先立って
    上記拡張片の先端部を供給筒の下端開口部から突出させ
    、繰り出される筒体を2方向に拡張させるようにしてな
    る三角錐形ティーバッグの製造装置。
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