JPH03274420A - ワイヤレス水位センサ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、ワイヤレス水位センサ装置に関するもので
ある。さらに詳しくは、この発明は、取付が簡便で、し
かも取扱の容易なワイヤレス水位センサ装置に関するも
のである。

（従来の技術） 従来より、浴槽の水位センサとしては、たとえば第３図
に示したような浴槽吊り下げ用の水位センサか知られて
いる。この水位センサにおいては、所望の位置に設定１
−た設定水位を検知する適量水位検知電極（ア）を上部
に、また、水漏れ状態を検知する水漏れ検知電極（イ）
を下部に設けたセンサ部（つ）を有している。適量水位
は、センサ部（つ）の頂部でセンサ本体に接続したコー
ド（１）の長さを調節することにより、所望の水位と１
５て設定される。浴槽内の水位か設定水位（オ）に達す
ると、適量水位検知ｔ［１（７）でその水位〈オ）を検
知し、検知信号がコード（１）を介して、たとえば浴槽
以外に配置したアラームユニット等の外部出力部に伝達
し、所定のアラーム音などを発するようにしている、一
方、水位か水漏れ等で低下して、水漏れ検知電極（イ）
にまで達すると、ここでその水位（力）を検知し、上記
の場合と同様に、検知信号をアラームに・ソト等の外部
出力部に伝達１．て、所定のアラーム音などを発する。

このような従来の水位センサを浴室に配設する場合につ
いて示したものが第４図である。

この第４図に示したように、浴槽（キ）内にセンサ部（
つ）が吊り下がるように、センサ本体（り）を、たとえ
ば浴室（ゲ）の壁部の適当な部位に取り付ける。センサ
本体（り）は、浴室（ゲ）外に設けた中継器（コ）を介
して、アラームユニット等の外部出力部（す）に接続す
る。このようにして、浴槽（キ）内の水位を浴室（ゲ）
以外で確認できるようにしている。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、これらの第３図および第４図に例示した
ような従来の水位センサでは、センサ部（つ）とセンサ
本体（り）、また、センサ本体（り）と中継器（コ）お
よび外部出力部（す）の各々の接続を、全て有線で行っ
ているために、水位センサの配設工事が非常に複雑とな
っており、しかも水位センサの配設場所には制約がある
という欠点があった。

また、長期の使用により、センサ部（つ）とセンサ本体
（り）とを接続するコード（１）にカビが発生したり、
あるいはコード（１）が汚れで黒ずんだりすることも避
けられず、その保守とともに、−船釣な取扱が面倒であ
るという開題もあった。

この発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたもので
あり、従来の水位センサの欠点を解消し、取付が簡便で
、しかも取扱の容易な改善されたワイヤレス水位センサ
装置を提供することを目的としている。

（課題を解決するための手段） この発明は、上記の課題を解決するものとして、浴槽内
の水位を検知する検知電極と、浴槽への固定部とともに
、水位検知信号を発信する発信装置を内蔵したセンサ発
信器と、水位信号を受信するワイヤレスバスコール受信
器とからなることを特徴とするワイヤレス水位センサ装
置を提供する。

（作　用） この発明のワイヤレス水位センサ装置においては、水位
検知信号を発信する発信装置を内蔵したセンサ発信器を
設けることにより、コードが不要となり、また、水位の
状態を浴室以外に配置したワイヤレスバスコール受信器
で確認することができる。また、吸盤等の固定部材を設
けているために、水位センサを浴室内壁部の任意の部位
に設置固定することができる。水位センサの取付場所に
制約がなくなり、しかもその取付は簡便となる。

（実施例） 以下、図面に沿って実施例を示し、この発明のワイヤレ
ス水位センサ装置についてさらに詳しく説明する。

第１図は、この発明のワイヤレス水位センサ装置の一実
施例を示した構成図である。

この第１図に例示したように、この発明のワイヤレス水
位センサ装置は、設定水位（Ａ、　）を検知する適量水
位検知電極（１）と、水漏れ状態の水位（Ｂ）を検知す
る水漏れ検知電極（２）とを有するとともに、固定部材
（３）を設け、かつ、各々の検知電極（１）（２）で検
知した水位検知信号を無線信号として発信する発信装置
（４）を内蔵したセンサ発信器（５）と、このセンサ発
信器（５）から発信する水位検知信号を受信するアンテ
ナ（６）を有するワイヤレスバスコール受信器（７）と
の構成からなっている。固定部材（３）の種類について
は特に制限はなく、たとえば取付・取外の容易な吸盤等
を好適なものとして例示することができる。この固定部
材（３ンにより、センサ発信器（５）を浴槽内壁部の所
望の部位に簡便に設置固定することができ、また、設定
水位の訳節を容易にしている。これと同時に、取付場所
の制約をも解消しており、センサ発信器（５）を、たと
えは洗い場に近い側に設置することもできる。

浴槽内の水位が設定水位（Ａ）に達すると、適量水位検
知電極（４）でその水位（Ａ）を検知し、その検知信号
を発信装置（４）から発信する。発信した水位検知信号
は、浴室以外に配置されたワイヤレスバスコール受信器
（７）で受信され、ブザー音（８）でその水位状態を利
用者に通知する。

一方、水位が水漏れ等で低下して、水漏れ検知電極（２
）にまで達すると、その水位（Ｂ）を検知し、上記の場
合と同様に、水位検知信号がセンサ発信器（５）に内蔵
した発信装置（４）から発信し、これをワイヤレスバス
コール受信器（７）で受信して、ブザー音（８）を発す
る。

二のように、ワイヤレス方式で検知した浴槽内の水位状
態を送受信することができるため、従来の水位センサに
使用していたコードが不要となり、また、長期使用によ
るカビや汚れ等の発生を心配しないですむ。水位センサ
の取扱が著Ｌ　＜容易となるとともに、配線工事を行う
必要もないために、水位センサの取付が簡便となる。

もちろん、センサ発信器（５）には、湯温センサなどの
従来公知の他のセンサ手段を付設することができる。そ
のようなセンサ手段での検知信号もワイヤレスバスコー
ル受信器（７）に無線信号とＩ−て発信することかでき
、その状態をブザー音で通知することができる。

第２図は、第１図に例示したワイヤレス水位センサ装置
のセンサ発信器（５）を浴槽内に取り付けた例を示した
斜視図である。

このように、センサ受信器（５）は、浴槽（９）の内壁
部の任意の部位に固定部材（３）により設置固定するこ
とができる。

また、この発明においては、センサ発信器（５）から発
信する水位検知信号をワイヤレスバスコール受信器（７
）で受信できるようにしているために、バスコール発信
器（１０）と併用することができ、ワイヤレスバスコー
ル受信器（７）の有効な利用が図れる。この場合、セン
サ発信器（５）の水位検知信号とバスコール発信器（１
０）の発信信号とを互いに異なる種即の信号とすること
もでき、そのブザー音を相違させることもできる。

より明確な水位状態の確認か可能となる。

もちろんこの発明は、以上の例によって限定されるもの
ではない。センサ発信器およびワイヤレスバスコール受
信器の構造、構成、形状および大きさ、発信装置の構造
、また、発信信号の種類等の細部については様々な態様
が可能であることはいうまでもない。

（発明の効果） 以上詳しく説明した通り、この発明によって、取付が簡
便で、しかも取付場所や設置場所に制約のない、取扱を
も容易としたワイヤレス式の水位センサ装置が提供され
る。ワイヤレスバスコール受信器の有効な利用が図れる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明のワイヤレス水位センサ装置の一実
施例を示した構成図である。 第２図は、第１図に例示１．たワイヤレス水位センサ装
置のセンサ発信器を浴槽内に取り付けた例を示した斜視
図である。 第３図は、従来の水位センサを示した側面図である。 第４図は、従来の水位センサの配設方法を示しな構成図
である。 １・・・適量水位検知電極 ２・・・水漏れ検知電極 ３・・・固　　定　　部　　材 ４・・・発　　信　　装　　置 ５・・・センサ発信器 ６・・・アンテナ ７・・・ワイヤレスバスコール９　（８Ｐ８・・・ブ　
ザ　−　奮 ９・・・浴　　　　槽 １０・・・バスコール発信器

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）浴槽内の水位を検知する検知電極と、浴槽への固
   定部とともに、水位検知信号を発信する発信装置を内蔵
   したセンサ発信器と、水位信号を受信するワイヤレスバ
   スコール受信器とからなることを特徴とするワイヤレス
   水位センサ装置。
2. （２）固定部が吸盤からなる請求項（１）記載のワイヤ
   レス水位センサ装置。