JPH0327347Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0327347Y2 JPH0327347Y2 JP1990020824U JP2082490U JPH0327347Y2 JP H0327347 Y2 JPH0327347 Y2 JP H0327347Y2 JP 1990020824 U JP1990020824 U JP 1990020824U JP 2082490 U JP2082490 U JP 2082490U JP H0327347 Y2 JPH0327347 Y2 JP H0327347Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coaxial connector
- connector jack
- inner conductor
- conductor
- coaxial
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 39
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 5
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 239000003989 dielectric material Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- QEFYFXOXNSNQGX-UHFFFAOYSA-N neodymium atom Chemical group [Nd] QEFYFXOXNSNQGX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の属する分野〕
本考案は、同軸コネクタジヤツクに係り、とく
に信号の反射を少なくした同軸コネクタジヤツク
に関するものである。
に信号の反射を少なくした同軸コネクタジヤツク
に関するものである。
一般に、高周波回路の配線、長距離広帯域伝送
線路などに用いる同軸ケーブルは、その取り扱い
を容易にするために、同軸コネクタプラグや同軸
コネクタジヤツクを用い、同軸ケーブル相互間を
接続するようにしている。
線路などに用いる同軸ケーブルは、その取り扱い
を容易にするために、同軸コネクタプラグや同軸
コネクタジヤツクを用い、同軸ケーブル相互間を
接続するようにしている。
第1図は、従来技術の同軸ケーブルの接続のた
めの同軸コネクタジヤツクAとこれに接続される
同軸コネクタプラグBとを示す断面図である。図
において、同軸コネクタジヤツクAと同軸コネク
タプラグBは、円形の外導体2,4の中心に円形
の内導体6,8を配置し、その内外の両導体間
は、誘電体10で絶縁されている構成となつてい
る。
めの同軸コネクタジヤツクAとこれに接続される
同軸コネクタプラグBとを示す断面図である。図
において、同軸コネクタジヤツクAと同軸コネク
タプラグBは、円形の外導体2,4の中心に円形
の内導体6,8を配置し、その内外の両導体間
は、誘電体10で絶縁されている構成となつてい
る。
同軸コネクタプラグBの外導体4の接続側に
は、メネジ部12が設けられており、同軸コネク
タジヤツクAの外導体2に施されているメネジ部
14との螺合により、同軸コネクタプラグBと同
軸コネクタジヤツクAが接続されるようになつて
いる。そして、この接続で接触不良などがおきな
いように、同軸コネクタジヤツクAの内導体6の
接触部16は、パイプ状で且つスリ割り18が設
けられた構成となつており、この接触部16と同
軸コネクタプラグBの内導体8の接続側に設けら
れている突起部20とが嵌合するようになつてい
る。したがつて、該接触部16は未嵌合では、す
ぼめられた状態となつており、逆に嵌合されたと
きは、突起部20の挿入によつて広げられた状態
となるので、この際の弾性によつて内導体6は突
起部20に確実に圧接され、信号の授受が有効に
行われるのである。
は、メネジ部12が設けられており、同軸コネク
タジヤツクAの外導体2に施されているメネジ部
14との螺合により、同軸コネクタプラグBと同
軸コネクタジヤツクAが接続されるようになつて
いる。そして、この接続で接触不良などがおきな
いように、同軸コネクタジヤツクAの内導体6の
接触部16は、パイプ状で且つスリ割り18が設
けられた構成となつており、この接触部16と同
軸コネクタプラグBの内導体8の接続側に設けら
れている突起部20とが嵌合するようになつてい
る。したがつて、該接触部16は未嵌合では、す
ぼめられた状態となつており、逆に嵌合されたと
きは、突起部20の挿入によつて広げられた状態
となるので、この際の弾性によつて内導体6は突
起部20に確実に圧接され、信号の授受が有効に
行われるのである。
このように、同軸コネクタの接続にあつては、
接触を確保するために接触部16にスリ割り18
を設ける必要があるが、一方、高周波回路の配線
や長距離広帯域伝送線路などにおける電気現象は
分布定数回路として取り扱わなくてはならないた
め、スリ割り18を設けたことによる電気的イン
ピーダンスの増大を無視することができなくな
る。このため、接続点を境界にして、同軸コネク
タプラグ側の線路と同軸コネクタジヤツク側の線
路との特性インピーダンスに差異が生じ、従つて
電圧・電流に反射現象が起き、信号を有効に負荷
側に送ることができないという不都合を生じてい
た。
接触を確保するために接触部16にスリ割り18
を設ける必要があるが、一方、高周波回路の配線
や長距離広帯域伝送線路などにおける電気現象は
分布定数回路として取り扱わなくてはならないた
め、スリ割り18を設けたことによる電気的イン
ピーダンスの増大を無視することができなくな
る。このため、接続点を境界にして、同軸コネク
タプラグ側の線路と同軸コネクタジヤツク側の線
路との特性インピーダンスに差異が生じ、従つて
電圧・電流に反射現象が起き、信号を有効に負荷
側に送ることができないという不都合を生じてい
た。
本考案の目的は、かかる従来技術の不都合に鑑
みなされたものであり、接続点における反射現象
を少なくし、信号を効率よく負荷側に電送するこ
のできる同軸コネクタジヤツクを提供すること
を、目的とする。
みなされたものであり、接続点における反射現象
を少なくし、信号を効率よく負荷側に電送するこ
のできる同軸コネクタジヤツクを提供すること
を、目的とする。
このため、本考案では、絶縁物を介して中心部
に内導体が装備され、外周部には外導体が設けら
れた同軸コネクタジヤツクにおいて、このジヤツ
クの接続端部における外導体と内導体との間の静
電容量成分を、同軸伝送路上の他の部分の静電容
量よりも大きく設定するという構成を採つてい
る。これにより前述した目的を達成しようとする
ものである。
に内導体が装備され、外周部には外導体が設けら
れた同軸コネクタジヤツクにおいて、このジヤツ
クの接続端部における外導体と内導体との間の静
電容量成分を、同軸伝送路上の他の部分の静電容
量よりも大きく設定するという構成を採つてい
る。これにより前述した目的を達成しようとする
ものである。
以下、本考案の実施例を第2図ないし第5図に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
第2図は、本考案の第一実施例を示す同軸コネ
クタジヤツクCの断面図である。図において、同
軸コネクタジヤツクCは、円形の外導体20の中
心に円形の内導体22を配置し、その内外両導体
間は、誘電体24で絶縁されている。そして、外
導体20には、同軸コネクタプラグ(図示せず)
と螺合するためのネオジ部26が設けられてい
る。
クタジヤツクCの断面図である。図において、同
軸コネクタジヤツクCは、円形の外導体20の中
心に円形の内導体22を配置し、その内外両導体
間は、誘電体24で絶縁されている。そして、外
導体20には、同軸コネクタプラグ(図示せず)
と螺合するためのネオジ部26が設けられてい
る。
一方、内導体22の接続側にある接触28は、
他の部分に比べてその直径が大きくなつており、
該接触部28の全長にわたつてスリ割り30が施
されている。また、該接触部28は、同軸コネク
タプラグの内導体の接続側に設けられた突起部と
嵌合するようにパイプ状に加工されている。
他の部分に比べてその直径が大きくなつており、
該接触部28の全長にわたつてスリ割り30が施
されている。また、該接触部28は、同軸コネク
タプラグの内導体の接続側に設けられた突起部と
嵌合するようにパイプ状に加工されている。
このように、接触部28の直径を他の部分に比
べて大きくするという構成を採用したことによ
り、接触部28と外導体20との間の静電容量が
増すために、この接触部28のインピーダンスが
減少し、スリ割り30が設けられたことによるイ
ンピーダンスの増加を打ち消すことができる。
べて大きくするという構成を採用したことによ
り、接触部28と外導体20との間の静電容量が
増すために、この接触部28のインピーダンスが
減少し、スリ割り30が設けられたことによるイ
ンピーダンスの増加を打ち消すことができる。
次に、第二実施例を第3図に、第三実施例を第
4図に示す。ここで、第一実施例と同様の構成は
同符号を用いる。
4図に示す。ここで、第一実施例と同様の構成は
同符号を用いる。
第3図において、同軸コネクタジヤツクDは、
接触部28に施されているスリ割り30の長さに
応じて、外導体20の内径を小さくするように構
成されている。従つて、外導体20と接触部28
との間の静電容量が増すために該導体間のインピ
ーダンスが減少し、上述と同様にスリ割り30が
施されたことによるインピーダンスの増加を打ち
消すことができるのである。
接触部28に施されているスリ割り30の長さに
応じて、外導体20の内径を小さくするように構
成されている。従つて、外導体20と接触部28
との間の静電容量が増すために該導体間のインピ
ーダンスが減少し、上述と同様にスリ割り30が
施されたことによるインピーダンスの増加を打ち
消すことができるのである。
また、第4図において、同軸コネクタジヤツク
Eは、接触部28に施されているスリ割り30の
長さに相当する部分を、誘電体24に比べて誘電
率の大きい物質32にするように構成されてい
る。したがつて、かかる構成により外導体20と
接触部28との間の静電容量が増大し、該導体間
のインピーダンスが減少するため、スリ割り30
を設けたことによるインピーダンス増加を打ち消
すことが上述の場合と同様に可能となるのであ
る。
Eは、接触部28に施されているスリ割り30の
長さに相当する部分を、誘電体24に比べて誘電
率の大きい物質32にするように構成されてい
る。したがつて、かかる構成により外導体20と
接触部28との間の静電容量が増大し、該導体間
のインピーダンスが減少するため、スリ割り30
を設けたことによるインピーダンス増加を打ち消
すことが上述の場合と同様に可能となるのであ
る。
以上のように、本考案によると、絶縁物を介し
て中心部に内導体が装備され、外周部には外導体
が設けられた同軸コネクタジヤツクにおいて、こ
のコネクタジヤツクの接続端部における外導体と
内導体相互間の静電容量成分を、同軸伝送路上の
他の部分の静電容量よりも大きく設定するという
構成を採用したので、同軸コネクタの接続部にお
いて生じていた電圧、電流の反射現象を少なく抑
えるとともに、信号を有効に負荷に送ることので
きる同軸コネクタジヤツクを提供することができ
る。
て中心部に内導体が装備され、外周部には外導体
が設けられた同軸コネクタジヤツクにおいて、こ
のコネクタジヤツクの接続端部における外導体と
内導体相互間の静電容量成分を、同軸伝送路上の
他の部分の静電容量よりも大きく設定するという
構成を採用したので、同軸コネクタの接続部にお
いて生じていた電圧、電流の反射現象を少なく抑
えるとともに、信号を有効に負荷に送ることので
きる同軸コネクタジヤツクを提供することができ
る。
第1図は、従来技術における同軸コネクタプラ
グ、同軸コネクタジヤツクを示す部分断面図、第
2図は本考案の第一実施例を示す同軸コネクタジ
ヤツクの部分断面図、第3図は本考案の第二実施
例を示す同軸コネクタジヤツクの部分断面図、第
4図は本考案の第三実施例を示す同軸コネクタジ
ヤツクの部分断面図である。 20……外導体、22……内導体、24……絶
縁体、32……誘電率の大きい絶縁体。
グ、同軸コネクタジヤツクを示す部分断面図、第
2図は本考案の第一実施例を示す同軸コネクタジ
ヤツクの部分断面図、第3図は本考案の第二実施
例を示す同軸コネクタジヤツクの部分断面図、第
4図は本考案の第三実施例を示す同軸コネクタジ
ヤツクの部分断面図である。 20……外導体、22……内導体、24……絶
縁体、32……誘電率の大きい絶縁体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 絶縁物を介して中心部に内導体が装備され、外
周には外導体が設けられ、前記内導体の先端部に
はスリ割りが形成された同軸コネクタジヤツクに
おいて、 この同軸コネクタジヤツクの接続端部における
前記内導体のスリ割り部分に対応する当該内導体
と外導体との間の静電容量成分を、同軸伝送路上
の他の部分の静電容量成分よりも大きく設定した
ことを特徴とする同軸コネクタジヤツク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990020824U JPH0327347Y2 (ja) | 1990-03-01 | 1990-03-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990020824U JPH0327347Y2 (ja) | 1990-03-01 | 1990-03-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02119377U JPH02119377U (ja) | 1990-09-26 |
JPH0327347Y2 true JPH0327347Y2 (ja) | 1991-06-13 |
Family
ID=31237520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990020824U Expired JPH0327347Y2 (ja) | 1990-03-01 | 1990-03-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0327347Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55109286U (ja) * | 1979-01-29 | 1980-07-31 |
-
1990
- 1990-03-01 JP JP1990020824U patent/JPH0327347Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02119377U (ja) | 1990-09-26 |
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