JPH03273474A - 自動販売機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、自動販売機本体内に上下方向に延在して設け
た商品搬送路を前後配置しこの各商品搬送路毎の商品導
入路を上下配置した自動販売機に関する。

（ロ）従来の技術 自動販売機本体内に、蛇行状に屈曲して上下方向に延在
した商品搬送路と、この商品搬送路の上端部に連通して
設けた商品導入路と、前記商品搬送路の下部に設けられ
た商品払出し制御装置とから成る商品収納装置を設けた
自動販売機は、例えば実開昭５４−８４９９８号に開示
されている。

（八）発明が解決しようとする課題 上記従来の技術においては、上段の商品導入路は後方の
商品搬送路へのみ商品を導入できるものである。

本発明は、上下に相隣る商品導入路のうち、上段の商品
導入路の商品がそれに対応した後部商品搬送路へ導入さ
れる正規状態以外に、下段の商品導入路が対応する商品
搬送路へも導入される様にして、良く売れる商品搬送路
への商品補充を良好に行なうことのできる装置の提供を
目的とする。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明は、上記目的達成のために、自動販売機本体内に
、蛇行状に屈曲して上下方向に延在した商品搬送路と、
この商品搬送路の上部に連通して設けられ転動形状の商
品が一列に並び前記商品搬送路へ向けて転動するよう傾
斜した商品導入路と、前記商品搬送路の下部に設けられ
た商品払出し制御装置とを有した商品収納装置を、前記
商品搬送路が前後配置され、前記各商品搬送路毎の前記
商品導入路が上下配置された自動販売機におし）で、相
隣る上下の商品導入路の上段の商品導入路は、それぞれ
商品一個が落下できる大きさの商品落下部を有した上下
二枚の基板から成り、この上基板はこの下基板に対して
略平行に前後進退移動の関係を有し、前記両基板の商品
落下部が不一致の第１状態では前記上基板の商品落下部
からの商品の落下が阻止され前記両基板の商品落下部が
略一致した第２の状態では前記上段の商品導入路の商品
が前記商品落下部から落下する構成である自動販売機で
ある。

（＊）作用 上記の構成において、上基板の移動によって、上段の商
品導入路の商品を下段の商品導入路の奥部に落下きせる
ことができ、前方の商品搬送路への商品補充を多くする
ことができる。

（へ）実施例 第４図は本発明が対象とする自動販売機の一つノ実施態
様を示している。これによると、自動販売機本体（１）
内に、蛇行状に屈曲して上下方向に延在した商品搬送路
（２）と、この商品搬送路（２）の上端部に連通して設
けられた商品導入路（３）と、商品搬送路（２）の下部
に設けられ商品を一個ずつ販売する商品払出し制御装置
（４）とから成る商品収納装置（５）を、商品搬送路（
２）が前後配置され、各商品搬送路（２）（２）毎の商
品導入路（３）（３）が上下配置され、商品導入路（３
）（３）は本体（１）の前面側に商品挿入口（７）を形
成している。（６）は本体（１）の前面側に設けた商品
販売口である。

第１図乃至第３図には本発明の詳細構造を示しており、
以下これに基づいて説明する。第１図及び第２図には、
商品搬送路（２ム）（２Ｂバ２Ｃ）を前後３列設けた構
成を示し、これの上部に連続して商品導入路（３Ａ）　
（３Ｂ）　（３Ｃ）が設けられている。上下に相隣る商
品導入路として、（３ム）と（３Ｂ）、〈３Ｂ）と（３
Ｃ）の二組が存在する。いま商品導入路（３ム）と（３
Ｂ）は同一構成であるため、その具体的構造は商品導入
路（３ム）について説明し、（３Ｂ）については同一機
能部には同一符号を付すことにより説明は省略する。商
品導入路（３Ａ）は転動形状の商品（８）が−列に並び
商品搬送路（２ム）へ向けて転動するよう傾斜している
。商品導入路（３Ａ）はそれぞれ一個の商品（８）が落
下できる程度の大きさの商品落下部（９バ１２）を奥側
に形成した上下基板（１０）（１１）から構成している
０図では商品落下部（１２）は円柱状の商品（８）が落
下する様に矩形状をなし、下基板（１１）の商品落下部
（１２）は下段の商品導入路（３Ｂ）の奥部に対応し、
落下する商品は商品導入路（２Ｂ）に導入される。下基
板（１１）は商品収納装置（５）の左右両側板（１３）
に支持棒（１４）（１４）でもって固定されている。上
基板（１０）は下基板（１１）に対して前後に略平行移
動する関係になる様に、両側板（１３）（１３）にわた
って支持したガイド棒（１５）（１５）が貫通する前後
方向の長孔（１６）（１６）を左右両側辺に形成してい
る。　（１７）は商品落下部（１２）よりも若干奥側に
あって常時立上る方向にバネ（１８）にて付勢されたス
トッパーで下基板（１１）に軸支されている。

この構成において、上基板（１０）を前方に引いてガイ
ド棒（１５）が長孔（１６）の後端に位置した状態では
、商品落下部（９）（１２）は一致して開いた状態とな
り、またストッパー（１７）は立上っている。このため
商品導入路（３Ａ）上の商品（８）は商品落下部（９）
（１２）から落下して商品搬送路（２Ｂ）へ導入される
。

またストッパー（１７）は誤まって商品搬送路（２Ａ）
へ商品が移動するのを阻止する。上基板（１０）をガイ
ド棒（１５）（１５）が長孔（１６）　（１６）の前端
に位置するように後方に押し込むことによりストッパー
（１７）は上基板（１０）の後端で押されつつ上基板（
１０）の下面にもぐり込み、第３図に示す如く商品落下
部（９）に位置した状態となる。このため商品落下部（
９）と（１２）は不一致状態となり、商品（８）は上基
板（１０）上を転動しストッパー（１７）上をも通過し
て後方の商品搬送路（２Ａ）へ収納される。ストッパー
（１７）はこのとき商品（８）が商品落下部（９）に止
まらないためのガイド材の作用をする。

（１９）（２０）はそれぞれ商品導入路（３Ａ＞（３Ｂ
＞の上方に商品を各商品搬送路（２Ａ）（２Ｂ）に転動
可能に支持する補助機である。

（ト）発明の効果 本発明では、上基板の前後移動位置によって上段の商品
導入路の商品を上段の商品導入路に対応した商品搬送路
へ導入する状態と、下方の商品導入路に対応した商品搬
送路へ導入する状態とに選択できるため、所定の商品搬
送路の商品の補充を多くすることができ、良く売れる商
品の補充等に素早く対応できる。

【図面の簡単な説明】

各図は本発明の実施例を示し、第１図と第２図は商品導
入路の動作状態を示す側面図、第３図は商品導入路の斜
視図、第４図は自動販売機の概略構成を示す横断側面図
である。 （１）−・・自動販売機本体、　（２）（２Ａ）（２Ｂ
）（２Ｃ）−・・商品搬送路、　（３）（３Ａ）（３Ｂ
＞・・・商品導入路、　（４）・・・商品払出し制御装
置、　（５）・・・商品収納装置、（８）・・・商品、
　（９）（１２）・・・商品落下部、　（１ｏ）・・・
上基板、　（１１）・・・下基板。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、自動販売機本体内に、蛇行状に屈曲して上下方向に
   延在した商品搬送路と、この商品搬送路の上部に連通し
   て設けられ転動形状の商品が一列に並び前記商品搬送路
   へ向けて転動するよう傾斜した商品導入路と、前記商品
   搬送路の下部に設けられた商品払出し制御装置とを有し
   た商品収納装置を、前記商品搬送路が前後配置され、前
   記各商品搬送路毎の前記商品導入路が上下配置された自
   動販売機において、相隣る上下の商品導入路の上段の商
   品導入路は、それぞれ商品一個が落下できる大きさの商
   品落下部を有した上下二枚の基板から成り、この下基板
   の商品落下部は前記下段の商品導入路の奥部に対応し、
   前記上基板は下基板に対して前後に略平行移動する関係
   を有し、前記両基板の商品落下部が不一致の第１状態で
   は前記上基板の商品落下部からの商品の落下が阻止され
   前記両基板の商品落下部が略一致した第２の状態では前
   記上段の商品導入路の商品が前記商品落下部から落下す
   る構成である自動販売機。