JPH0327283Y2 - - Google Patents

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JPH0327283Y2
JPH0327283Y2 JP9928787U JP9928787U JPH0327283Y2 JP H0327283 Y2 JPH0327283 Y2 JP H0327283Y2 JP 9928787 U JP9928787 U JP 9928787U JP 9928787 U JP9928787 U JP 9928787U JP H0327283 Y2 JPH0327283 Y2 JP H0327283Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車輌用灯具に関するものである。詳
しくは、リフレクタ内に配設したバルブの周囲を
キヤツプで覆つた車輌用灯具に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来の車輌用灯具として、例えば実公昭58−
3206号公報に記載のものがあり、以下その車輌用
灯具を第5図および第6図を参照して説明する。
図において、1は金属製のリフレクタで、この
リフレクタ1は回転放物面の反射面10を有する
反射部11と、その反射部11の中央に立上げて
一体に設けた立上壁部12とからなり、その立上
壁部12の底部(又は天部)を開口してバルブ挿
入孔13を設け、前記立上壁部12にかしめ付用
の舌片14を設ける。
2は金属製のキヤツプ支持リングで、このキヤ
ツプ支持リング2は中空状の薄い円筒形をなし、
一端(上端)に小径の円形透孔のバルブ挿入孔2
4を開設し、そのバルブ挿入孔24の周縁部に内
フランジ部20を設ける。一方、他端(下端)を
開口し、その下端開口の縁にフランジ部21を設
ける。このキヤツプ支持リング2の胴部22にか
しめ付用の舌片23を、前記リフレクタ1の舌片
14と対応させて設ける。
3は合成樹脂製のキヤツプで、このキヤツプ3
は所定の色に着色され、一端(上端)がドーム状
に閉塞され、かつ他端(下端)が開口した中空状
の円筒形をなす。この下端開口の縁にフランジ部
30を設ける。キヤツプ3の外径はキヤツプ支持
リング2の内フランジ30の内径より小さい。ま
た、このフランジ部30の外径は、キヤツプ支持
リング2の内フランジ部20の内径より大きく、
かつキヤツプ支持リング2の胴部22の内径より
小さい。
4は金属製のバルブホルダで、このバルブホル
ダ4は小径円筒部40と大径円筒部41とからな
る。小径円筒部40にかしめ付用の舌片400
を、前記リフレクタ1の舌片14およびキヤツプ
支持リング2の舌片23と対応させて設ける。前
記小径円筒部40の円環部401より有底円筒部
402を後方に突設し、その有底円筒部402の
底にバルブ挿入孔403を設ける。前記大径円筒
部41にプレートスプリング42の一端を回動可
能に取付け、かつこの大径円筒部41のプレート
スプリング42の他端の係合部421と対応する
箇所に係合孔410を設ける。このプレートスプ
リング42の中間部にバルブ挿入孔420を設け
る。
5はバルブで、このバルブ5はフイラメント5
0を封入したガラス管球51と、このガラス管球
51の後部から後方に一体に設けた口金部52
と、その口金部52の後部から後方に突設した端
子53と、口金部52の途中に一体に設けたフラ
ンジ部54とからなる。
かくして、キヤツプ3のフランジ部30をバル
ブホルダ4の小径円筒部40の円環部401上に
載せる。次に、キヤツプ支持リング2をキヤツプ
3側からバルブホルダ4の小径円筒部40に外嵌
して、キヤツプ支持リング2の内フランジ部20
をキヤツプ3のフランジ部30に当接させ、かつ
キヤツプ支持リング2のフランジ部21をバルブ
ホルダ4の大径円筒部41の円環部411に当接
させると共に、キヤツプ支持リング2の舌片23
とバルブホルダ4の舌片400とを対向させて、
キヤツプ支持リング2とキヤツプ3とバルブホル
ダ4とを一旦組み立てる。かかる組立体のキヤツ
プ3をリフレクタ1のバルブ挿入孔13からリフ
レクタ1内に挿入し、そのリフレクタ1の立上壁
部12のバルブ挿入孔13の開口端面にキヤツプ
支持リング2のフランジ部を当接させると共に、
キヤツプ支持リング2の舌片23およびバルブホ
ルダ4の舌片400とリフレクタ1の舌片14と
を対向させる。それから、リフレクタ1、キヤツ
プ支持リング2、バルブホルダ4の舌片14,2
3,400をかしめ付ける。すると、キヤツプ支
持リング2およびバルブホルダ4はリフレクタ1
に固定され、かつキヤツプ3のフランジ部30は
キヤツプ支持リング2の内フランジ部20とバル
ブホルダ4の小径円筒部40の円環部401との
間において挟着固定される。そして、バルブ5の
ガラス管球51をバルブホルダ4のバルブ挿入孔
403からリフレクタ1内のキヤツプ3中に挿入
し、バルブ5のフランジ部54をバルブホルダ4
の有底円筒部402の底に当接させる。次いで、
プレートスプリング42をそのバルブ挿入孔42
0を通してバルブ5の端子53および口金部52
に外嵌し、かつプレートスプリング42の係合部
421をバルブホルダ4の係合孔410に係合さ
せる。すると、バルブ5のフランジ部54がバル
ブホルダ4の有底円筒部402の底とプレートス
プリング42との間において挟着固定され、その
結果バルブ5は、リフレクタ1内にその周囲がキ
ヤツプ3で覆われた状態で着脱可能に配置され
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、上述の従来の車輌用灯具は、合成樹
脂製のキヤツプ3のフランジ部30を金属製のキ
ヤツプ支持リング2の内フランジ部20と金属製
のバルブホルダ4の円環部401との間において
挟持固定したものであるから、バルブ5の点灯熱
でキヤツプ支持リング2およびバルブホルダ4が
熱膨張や熱変形し、そのキヤツプ支持リング2の
内フランジ部20とバルブホルダ4の円環部40
1との間において挟持固定されたキヤツプ3のフ
ランジ部30に割れが生じたり、又キヤツプ3の
フランジ部30の挟持固定部分(キヤツプ支持リ
ング2の内フランジ部20とバルブホルダ4の円
環部401との挟持固定部分)にガタが生じたり
する虞れがある。また、キヤツプ3のフランジ部
30をキヤツプ支持リング2の内フランジ部20
とバルブホルダ4の円環部401との間において
挟持固定した状態で、リフレクタ1、キヤツプ支
持リング2、バルブホルダ4の舌片14,23,
400をかしめ付けて、キヤツプ支持リング2お
よびバルブホルダ4のリフレクタ1への組付け
と、キヤツプ3のリフレクタ1への組付けとを同
時に行うものであるから、組付けの際にキヤツプ
3のフランジ部30に割れが生じることがある。
さらに、キヤツプ3をキヤツプ支持リング2およ
びバルブホルダ4に一旦組み付け、それからその
キヤツプ支持リング2およびバルブホルダ4を介
してキヤツプ3をリフレクタ1に組み付けるもの
であるから、キヤツプ3をキヤツプ支持リング2
およびバルブホルダ4に組み付ける工程と、それ
らの組立体(キヤツプ3、キヤツプ支持リング
2、バルブホルダ4)をリフレクタ1に組み付け
る工程とが必要であり、租み付け工程数が多いな
どの問題がある。
本考案の目的は、キヤツプのフランジ部に割れ
が生じるのを防ぐことができ、またキヤツプの組
み付け部分にガタが生じるのを防ぐことができ、
さらに組み付け工程数が少ない車輌用灯具を提供
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、キヤツプのフランジ部とリフレクタ
のバルブ挿入孔の周縁部もしくはバルブホルダと
の間に弾性部材を介装し、キヤツプのフランジ部
をバルブホルダもしくはリフレクタのバルブ挿入
孔の周縁部に押圧固定したことを特徴とする。
〔作用〕
本考案は、キヤツプのフランジ部とリフレクタ
のバルブ挿入孔の周縁部もしくはバルブホルダと
の間に介装した弾性部材の弾性作用により、バル
ブ点灯熱によるリフレクタのバルブ挿入孔の周縁
部およびバルブホルダの熱膨張や熱変形を吸収す
ることができる。また、キヤツプ、弾性部材、バ
ルブホルダをリフレクタにセツトした状態で、バ
ルブホルダをリフレクタに固定する際に生じる衝
撃をも吸収することができる。さらに、弾性部材
の弾性作用により、キヤツプのフランジ部を直接
リフレクタのバルブ挿入孔の周縁部に押圧固定し
て組み付けたり、もしくはバルブホルダに押圧固
定してそのバルブホルダを介してリフレクタに組
み付けることができる。
〔実施例〕
以下、本考案に係る車輌用灯具の実施例の内の
2例を第1図乃至第4図を参照して説明する。
第1図乃至第3図は本考案に係る車輌用灯具の
第1の実施例を示し、第1図は縦断面図、第2図
は分解斜視図、第3図は弾性部材の縦断面図であ
る。
図中、第5図および第6図と同符号は同一のも
のを示す。
図において、15はリフレクタ1の外側面の立
上壁部12の両側に一体に突設したボス部であ
る。
6は弾性部材で、この弾性部材6は所謂波ワツ
シヤであつて、リング状の薄鋼板に山部60と谷
部61とを交互に90゜等間隔で設ける。この結果、
軸方向(矢印方向)の弾性力を有する。この弾性
部材6の外径はキヤツプ支持リング2の胴部22
の内径より小さい。
7は金属製のバルブホルダで、このバルブホル
ダ7は中空状の円筒部70の一端(上端)面にバ
ルブ挿入孔71を設ける。この円筒部70の他端
(下端)を開口し、その開口縁に取付片72を円
筒部70軸に対して垂直方向に一体に突設する。
その取付片72に取付スクリユウ73の挿通孔7
4と、後述する取付スプリング8の取付部76お
よび77とをそれぞれ設ける。
8を取付スプリングで、この取付スプリング8
は鋼線を折曲してなるもので、ほぼ中間部をU字
形に折曲してなる取付部80と、その取付部80
の両端部を同一方向に山形に折曲してなる押圧部
81と、その2個の押圧部81の何れか一方の端
部を湾曲させてなる係合部82とを備える。この
取付スプリング8の取付部80をバルブホルダ7
の取付部76に取付ける。
かくして、キヤツプ支持リング2をリフレクタ
1のバルブ挿入孔13に挿入し、キヤツプ支持リ
ング2のフランジ部21をリフレクタ1の立上壁
部12のバルブ挿入孔13の縁に当接させる。次
に、キヤツプ3をリフレクタ1のバルブ挿入孔1
3およびキヤツプ支持リング2のバルブ挿入孔2
4中に挿入し、キヤツプ3のフランジ部30をキ
ヤツプ支持リング2の内フランジ部20に当接さ
せる。続いて、弾性部材6をリフレクタ1のバル
ブ挿入孔13およびキヤツプ支持リング2の胴部
22中に挿入し、弾性部材6をキヤツプ3のフラ
ンジ部30に当接させる。それから、バルブホル
ダ7の円筒部70をリフレクタ1のバルブ挿入孔
13およびキヤツプ支持リング2の胴部22中に
挿入し、弾性部材6にバルブホルダ7の円筒部7
0の上端面を当接させると共に、リフレクタ1の
ボス部15にバルブホルダ7の取付片72を当接
させる。そして、取付スクリユウ73でバルブホ
ルダ7をリフレクタ1に固定する。すると、バル
ブホルダ7とキヤツプ3のフランジ部30との間
に介装された弾性部材6の弾性作用により、キヤ
ツプ3のフランジ部30がキヤツプ支持リング2
の内フランジ部20に押圧固定し、かつキヤツプ
支持リング2のフランジ部21がリフレクタ1の
バルブ挿入孔13の縁に押圧固定する。この結
果、リフレクタ1のバルブ挿入孔13にキヤツプ
支持リング2、キヤツプ3、弾性部材6、バルブ
ホルダ7を組み付け固定することができる。
この実施例における本考案の車輌用灯具は、以
上の如き構成よりなるから、バルブ5のガラス管
球51をバルブホルダ7のバルブ挿入孔71、リ
ング状の弾性部材6中を通してキヤツプ3内に挿
入し、バルブ5のフランジ部54をバルブホルダ
7の円筒部70のバルブ挿入孔71の縁に当接さ
せる。次に、取付スプリング8の押圧部81をバ
ルブ5のフランジ部54に押圧させながら、取付
スプリング8の係合部82をバルブホルダ7の係
合部77に係合させることにより、バルブ5のフ
ランジ部54がバルブホルダ7の円筒部70のバ
ルブ挿入孔71の縁と取付スプリング8の押圧部
81との間において挟着固定され、この結果バル
ブ5はリフレクタ1内にその周囲がキヤツプ3で
覆われた状態で着脱可能に配設される。
このとき、キヤツプ3のフランジ部30は、キ
ヤツプ3のフランジ部30とバルブホルダ7との
間に介装した弾性部材6の弾性作用でキヤツプ支
持リング2の内フランジ部20に押圧固定されて
いるので、バルブ5点灯熱によつて、リフレクタ
1、キヤツプ支持リング2、バルブホルダ7が熱
膨張や熱変形しても、弾性部材6の弾性作用によ
り、上述のリフレクタ1、キヤツプ支持リング
2、バルブホルダ7の熱膨張や熱変形を吸収する
ことができる。従つて、弾性部材6の弾性作用に
よりキヤツプ支持リング2の内フランジ部20に
押圧固定されているキヤツプ3のフランジ部30
に割れが生じる虞れがなく、またキヤツプ支持リ
ング2の内フランジ部20とキヤツプ3のフラン
ジ部30との押圧固定部分にガタが生じるような
虞れもない。しかも、キヤツプ支持リング2、キ
ヤツプ3、弾性部材6、バルブホルダ7をリフレ
クタ1にセツトした状態で、バルブホルダ7をリ
フレクタ1に固定する際に生じる衝撃をも弾性部
材6の弾性作用により吸収することができる。従
つて、バルブホルダ7のリフレクタ1への固定の
際に、キヤツプ3のフランジ部30に割れが生じ
る虞れはない。
さらに、キヤツプ3のフランジ部30が弾性部
材6の弾性作用でキヤツプ支持リング2の内フラ
ンジ部20に押圧固定され、このキヤツプ支持リ
ング2を介してキヤツプ3はリフレクタ1に組み
付けられているので、リフレクタ1にキヤツプ支
持リング2、キヤツプ3、弾性部材6と共にセツ
トしたバルブホルダ7を、リフレクタ1に組み付
ける一工程だけで、キヤツプ支持リング2、キヤ
ツプ3、弾性部材6、バルブホルダ7をリフレク
タ1に組み付けることができる。従つて、キヤツ
プをキヤツプ支持リングとバルブホルダに組み付
ける工程と、それらの組立体をリフレクタに組み
付ける工程とからなる従来の車輌用灯具と比較し
て、組み付け工程数が少なくて済む。
なお、上述の実施例において、キヤツプ支持リ
ング2は、リフレクタ1と別部品であるが、キヤ
ツプ3、弾性部材6、バルブホルダ7と共にリフ
レクタ1に組み付けた際、リフレクタ1と一体と
なるので、リフレクタ1とみなすことができる。
このとき、キヤツプ支持リング2のバルブ挿入孔
24がリフレクタ1のバルブ挿入孔とみなされ
る。
第4図は本考案に係る車輌用灯具の第2の実施
例を示した断面図である。
この実施例における車輌用灯具は、キヤツプ支
持リングを省略したもので、リフレクタ1の立上
壁部12から内立上壁部16を内側に一体に突設
する。この内立上壁部16の一端面(上端面)に
小径のバルブ挿入孔18を開設する。この小径の
バルブ挿入孔18の周縁部の内フランジ部19に
キヤツプ3のフランジ部30を当接させ、そのキ
ヤツプ3のフランジ部30とバルブホルダ4との
間に弾性部材6を介装し、バルブホルダ4をリフ
レクタ1に固定する。
この実施例における本考案の車輌用灯具は、上
述の第1の実施例の車輌用灯具と同一の作用効果
を達成することができ、しかもキヤツプ支持リン
グが不要で部品点数を軽減することができる。
なお、上述の実施例においては、弾性部材6を
キヤツプ3のフランジ部30とバルブホルダ7と
の間に介装してキヤツプ3のフランジ部30をリ
フレクタ1のバルブ挿入孔18の周縁部の内フラ
ンジ部19(キヤツプ支持リング2のバルブ挿入
孔24の周縁部の内フランジ部20)に押圧固定
したものであるが、逆に弾性部材6をキヤツプ3
のフランジ部30とリフレクタ1のバルブ挿入孔
18の周縁部の内フランジ部19(又はキヤツプ
支持リング2のバルブ挿入孔24の内フランジ部
20)との間に介装してキヤツプ3のフランジ部
30をバルブホルダ7に押圧固定しても良い。
〔考案の効果〕
以上から明らかなように、本考案の車輌用灯具
は、キヤツプのフランジ部とリフレクタのバルブ
挿入孔の周縁部もしくはバルブホルダとの間に弾
性部材を介装し、キヤツプのフランジ部をバルブ
ホルダもしくはリフレクタのバルブ挿入孔の周縁
部に押圧固定したものであるから、キヤツプのフ
ランジ部とリフレクタのバルブ挿入孔の周縁部も
しくはバルブホルダとの間に介装した弾性部材の
弾性作用により、バルブ点灯熱によるリフレクタ
のバルブ挿入孔の周縁部およびバルブホルダの熱
膨張や熱変形を吸収することができる。従つて、
弾性部材の弾性作用によりリフレクタのバルブ挿
入孔の周縁部もしくはバルブホルダに押圧固定さ
れているキヤツプのフランジ部に割れが生じる虞
れがない。また、リフレクタのバルブ挿入孔の周
縁部もしくはバルブホルダとキヤツプのフランジ
部との押圧固定部分にガタが生じる虞れがない。
しかも、キヤツプ、弾性部材、バルブホルダをリ
フレクタにセツトした状態で、バルブホルダをリ
フレクタに固定する際に生じる衝撃をも弾性部材
の弾性作用により吸収することができる。従つ
て、バルブホルダのリフレクタへの固定の際に、
キヤツプのフランジ部に割れが生じる虞れはな
い。さらに、弾性部材の弾性作用により、キヤツ
プのフランジ部を直接リフレクタのバルブ挿入孔
の周縁部に押圧固定して組み付けたり、もしくは
バルブホルダに押圧固定してそのバルブホルダを
介してリフレクタに組み付けることができる。従
つて、リフレクタにキヤツプ、弾性部材と共にセ
ツトしたバルブホルダを、リフレクタに組み付け
る一工程だけで、キヤツプ、弾性部材、バルブホ
ルダをリフレクタに組み付けることができ、キヤ
ツプをキヤツプ支持リングとバルブホルダに組み
付ける工程と、それらの組立体をリフレクタに組
み付ける工程とからなる従来の車輌用灯具と比較
して、組み付け工程数が少なくて済む。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案に係る車輌用灯具の
第1の実施例を示し、第1図は縦断面図、第2図
は分解斜視図、第3図は弾性部材の縦断面図であ
る。第4図は本考案に係る車輌用灯具の第2の実
施例を示した断面図である。第5図は従来の車輌
用灯具を示した断面図、第6図は同じく従来の車
輌用灯具の分解斜視図である。 1……リフレクタ、18……バルブ挿入孔、1
9……内フランジ部、2……キヤツプ支持リン
グ、20……内フランジ部、24……バルブ挿入
孔、3……キヤツプ、30……フランジ部、5…
…バルブ、6……弾性部材、7……バルブホル
ダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バルブ挿入孔を有するリフレクタと、そのリフ
    レクタに固定したバルブホルダと、そのバルブホ
    ルダを介してリフレクタ内に配設したバルブと、
    フランジ部を有し、前記バルブの周囲を覆うキヤ
    ツプとを備えた車輌用灯具において、前記キヤツ
    プのフランジ部と前記リフレクタのバルブ挿入孔
    の周縁部もしくは前記バルブホルダとの間に弾性
    部材を介装し、キヤツプのフランジ部をバルブホ
    ルダもしくはリフレクタのバルブ挿入孔の周縁部
    に押圧固定したことを特徴とする車輌用灯具。
JP9928787U 1987-06-30 1987-06-30 Expired JPH0327283Y2 (ja)

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