JPH03272518A - 支持碍子 - Google Patents

支持碍子

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Publication number
JPH03272518A
JPH03272518A JP7098190A JP7098190A JPH03272518A JP H03272518 A JPH03272518 A JP H03272518A JP 7098190 A JP7098190 A JP 7098190A JP 7098190 A JP7098190 A JP 7098190A JP H03272518 A JPH03272518 A JP H03272518A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulator body
rubber
insulator
parts
moisture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7098190A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Sakamoto
健一 坂本
Tomio Takasu
高須 十三男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Publication date
Application filed by NGK Insulators Ltd filed Critical NGK Insulators Ltd
Priority to JP7098190A priority Critical patent/JPH03272518A/ja
Publication of JPH03272518A publication Critical patent/JPH03272518A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は碍子、碍管等の支持碍子に関するものであり
、詳しくは、支持碍子を構成する碍子本体とその両端部
又は、一端部に取付られる取付金具との接合構造に関す
るものである。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題]従来よ
り、碍子本体とその少なくとも両端部に取付けられた取
付金具とから構成されている支持碍子は、これらの間に
セメントを介在させることによって前記両者を接合して
いる。
ところか、前記セメントは、吸湿性かあるという性質を
持っているので、寒冷地域の発電所や変電所等に設けら
れた支持碍子に前記センメトを接合手段として使用した
場合、以下に示すような問題点を生ずることが考えられ
る。
すなわち、セメントが水分を吸湿すると、同セメントは
低温時に吸湿水分の凍結膨張によって膨張し、碍子本体
と取付金具との接合部分の強度を低下させたり、時には
前記接合部分に過度の応力集中を生じさせて碍子本体を
破損させたりするというものである。
そこで、第4図に示すように、碍子本体31と取付金具
32との間に介在されたセメント33の露出部分をリン
グ状のシール部材34によって被覆した支持碍子が考え
られた。
しかしながら、この構造のものでは、前記シール部材3
4を余分に設ける分だけ製造工程が増えて、製造コスト
がかさむことは勿論、前記セメント33を完全に乾燥さ
せて水分を除去した後にシール部材34の露出部分を被
覆しないとセメント33内に残留する水分により、却っ
て上記した接合強度の低下や、碍子本体31の破損を引
き起こすことが考えられ、製造工程の管理が大変面倒で
あるという問題点を持っている。
本発明の目的は、吸湿性のない接着剤を使用することに
よって上述した問題点を解決しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を解決するために、本発明は、碍子本体と取
付金具とがゴム状弾性体を介して接合されていることを
その要旨とするものである。
[作用] 上記の構成により、碍子本体と取付金具との接合部分に
水分が付着しても前記両者を接合しているゴム状弾性体
がこの水分を吸湿することはない。
[第一実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を第1図、第2図に
従って説明する。
寒冷地域の発電所又は変電所で使用される比較的小型の
碍管1は中空状の碍子本体2と、その上下両端に取付ら
れた金属製の上部及び下部取付金具3,4とから構成さ
れている。
前記碍子本体2と、上部及び下部取付金具3゜4との間
には空間部Sが形成され、その空間部Sにはゴム状弾性
体よりなる接着剤層5が充填されている。この接着剤層
5を構成するゴム状弾性体は、本実施例においては、常
温硬化型のシリコーンゴム(具体的には、信越化学工業
■製の商標名、シリコ〜ンRTVゴムKE66)を使用
している。
前記接着剤層5は下部取付金具4と碍子本体2との間に
おいて、その上部露出部が前記下部取付金具4の上面と
同一高さまで形成されている。
なお、前記接着剤層5と対向する碍子本体2にはサンド
6が釉薬塗布と同時に形成されており、同接着剤層5と
対向する上部及び下部取付金具3゜4には係止凹凸部7
が形成されている。
次に、このように構成された碍管の製造方法を説明する
まず、第2図に示すように、碍子本体2を図示しない支
持手段によって支持し、その上下両端部の所定位置に上
部及び下部取付金具3,4を同じく図示しない位置決め
手段によって位置決め支持する。すると、上部及び下部
取付金具3,4と碍子本体2との間に前記空間部Sが形
成される。この際、上部取付金具3側の空間部Sの下端
部と、下部取付金具4側の空間部Sの下端部とに各々剥
離剤が塗布されたゴムリング8を取付ける。
次いで、前記各ゴムリング8で形成された下端が閉ざさ
れた雨空間部Sに対して、ゴム状弾性体(作業時点では
液状である)を流し込み、常温で放置して硬化させる。
前記ゴム状弾性体が硬化後、ゴムリング8を取外せば、
第1図に示すように、上部及び下部取付金具3,4と碍
子本体2との間に前記接着剤層5が形成される。
このように、本実施例によば、碍子本体2と、上部及び
下部取付金具3,4とを吸湿性のないゴム状弾性体によ
って接合することにより、同碍子本体2と、上部及び下
部取付金具3,4とをある程度強固に接合することがで
きることは勿論、接着剤層5部分に水滴が付着しても吸
湿することがないので、寒冷地域等で使用した場合でも
、前述した水分の吸湿に起因して生じる接合力の低下や
、碍子本体2の破損を防止することができる。
また、前記ゴム状弾性体として常温硬化型のものを使用
したので、製造が大変容易である。
また、前記ゴム状弾性体としてシリコーンゴムを用いた
ので、最高使用温度をセメントの約95℃から約200
℃に向上させることができる。
また、碍管1が地震等によって振動し、前記下部取付金
具4の内部側となる碍子本体2部分に集中荷重が加わっ
ても、同取付金具4と碍子本体2との間に介在されたゴ
ム状弾性体よりなる接着剤層5によって前記集中荷重が
緩和されるので、前記集中荷重によって碍子本体2が破
損することを防止できる。
また、前記接着剤層5としてゴム状弾性体を使用した本
実施例の碍管1は、同接着剤層5としてセメントを使用
した碍管1と比較すると、吸湿性がない点において大変
優れているが、緊結度において幾分劣るので、上記した
ような寒冷地域向けの比較的小型の碍管1に適用すると
大変効果的である。
[第二実施例] 次に、本発明を碍子に適用した第二実施例を第3図に従
って説明する。
この実施例では、前記第一実施例の中空状の碍子本体2
に対して中実状の碍子本体11を用〜)た点と、上部及
び下部取付金具12.13として有底筒状のものを用い
た点について前記第一実施例と異なっている。
すなわち、碍子本体11の上下両端部には上部及び下部
取付金具12.13が各々取付られており、碍子本体1
1と上部及び下部取付金具12゜13との間に形成され
た空間部Sには前記ゴム状弾性体よりなる接着剤層5が
形成されている。
また、前記碍子本体11の上面及び底面と前記上部及び
下部取付金具12.13の底面との間(こは緩衝作用を
なすために、ポリエステルフィルム等よりなる緩衝材1
4が設けられている。
なお、上部取付金具12には、複数個の流し込み用孔1
5を設けておく必要がある。
従って、この第二実施例も前記第一実施例と同様の作用
・効果を奏する。
なお、本発明は前記各実施例に限定されるものでなく、
例えば、次に示すように変更して具体化することも可能
である。
(1)本番実施例では、寒冷地域用の碍子、碍管に具体
化したが、使用するゴム状弾性体の種類によって最高使
用温度を容易に高くすることができるので、高い最高使
用温度を要求される電気集埃用碍子等に具体化すること
もできる。
(2)本番実施例では、ゴム状弾性体としてシリコーン
ゴムを用いたが、これに限定されるものではなく、支持
碍子の大きさ、最高使用温度等によってウレタンゴム等
の任意の材料を用いることができる。
(3)本番実施例では、ゴム状弾性体として常温硬化型
のものを使用したが、必ずしもこれに限定されるもので
はなく、加熱硬化型のものでもよく、製造方法に合うも
のであれば何でもよい。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明によれば、碍子本体と取付
金具とを吸湿性のないゴム状弾性体で接合させたので、
この部分に水滴等が付着しても前記ゴム状弾性体が水分
を吸湿することはなく、この水分の吸湿に起因して生ず
る接合性の低下や、過度の応力集中による碍子本体の破
損を未然に防止することができるという優れた効果を発
揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一実施例を示す部分破断断面図、第
2図は第一実施例の製造方法を示す部分破断断面図、第
3図は第二実施例を示す部分破断断面図、第4図は従来
例を示す部分破断断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、碍子本体とその少なくとも一端部に取付られた取付
    金具とから構成された支持碍子において、前記碍子本体
    (2、11)と取付金具(3、4、12、13)とがゴ
    ム状弾性体を介して接合されていることを特徴とする支
    持碍子。
JP7098190A 1990-03-20 1990-03-20 支持碍子 Pending JPH03272518A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7098190A JPH03272518A (ja) 1990-03-20 1990-03-20 支持碍子

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JP7098190A JPH03272518A (ja) 1990-03-20 1990-03-20 支持碍子

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JPH03272518A true JPH03272518A (ja) 1991-12-04

Family

ID=13447216

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JP7098190A Pending JPH03272518A (ja) 1990-03-20 1990-03-20 支持碍子

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JP (1) JPH03272518A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105486587A (zh) * 2015-11-18 2016-04-13 河南平高电气股份有限公司 盆式绝缘子水压试验工装及其测试筒

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