JPH0327095B2 - - Google Patents

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JPH0327095B2
JPH0327095B2 JP58240297A JP24029783A JPH0327095B2 JP H0327095 B2 JPH0327095 B2 JP H0327095B2 JP 58240297 A JP58240297 A JP 58240297A JP 24029783 A JP24029783 A JP 24029783A JP H0327095 B2 JPH0327095 B2 JP H0327095B2
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JP
Japan
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light source
reflecting mirror
light
focal point
auxiliary
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JP58240297A
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JPS60130729A (ja
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Kazuyuki Yoshida
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
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Publication of JPS60130729A publication Critical patent/JPS60130729A/ja
Publication of JPH0327095B2 publication Critical patent/JPH0327095B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B27/00Photographic printing apparatus
    • G03B27/32Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
    • G03B27/52Details
    • G03B27/54Lamp housings; Illuminating means
    • G03B27/542Lamp housings; Illuminating means for copying cameras, reflex exposure lighting

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、光源の反射光、特に光源の背後部
に位置する反射鏡からの反射光を有効に利用でき
るようにしたスリツト露光型複写機の照明装置に
関する。
従来技術 第1図ないし第4図は、それぞれ異なる従来の
実施例を示したものである。
各図において、断面形状が一定な楕円反射鏡2
Aは、第1焦点F01に光源1Aの中心が一致する
ように置かれるが、第2焦点F02は、原稿ガラス
3Aが1より大きい屈折率を持つため、通常原稿
ガラス3Aの上面の目標集光点P0と少し離して
設定されることが多く、また、原稿面の照明幅を
ある一定の幅以上にするため、目標集光点P0
ら第2焦点F02までの距離を意図的に大きくする
ことがある。その上、光源1Aは、通常直径が6
mm以上の大きさで、機械スペース上および光源性
能上から反射鏡内壁との間に最低1mm程度以上は
離さなければならない。それ故、楕円反射鏡2A
の第1焦点F01と反射鏡内面との最短距離は、最
低でも4mm程度必要になる。
第1図は、楕円反射鏡2Aが1個の楕円4Aに
よつて形成されているが、光源1Aの中心、即ち
楕円4Aの第1焦点F01が反射鏡2Aの両端を見
込む角度は、楕円4Aの主軸の両側で異なる場合
である。この形状の反射鏡2Aの場合、光源背後
部の角度ω0で示すより小さな見込み角度の反射
鏡2Aからの反射光線は、すべて光源1Aに戻り
光源1Aの発光効率を高めようとするが、光源1
Aのフイラメントは複雑な形状をしているため、
光源ムラを引き起す原因となる。また、光源ムラ
を低減させるべく光源1Aの管壁にフロスト加工
を施したとしても、光源1Aに戻される反射光線
は、フロスト加工を施された管壁で拡散されて複
雑な径路をとるため、原稿ガラス3Aの目標集光
点P0近傍の所定位置に集光して有効利用するこ
とができない。
第2図は、光源1Aの中心F01が反射鏡2Aを
見込む角度(α01+ω0+α02)を増大するため、反
射鏡2Aとして第1図より離心率が1に近く、扁
兵度の大きな楕円5Aを採用した場合である。こ
の場合、光源1Aの中心F01と反射鏡2Aの最短
距離は、光源1Aを取付けるのに必要な最低寸法
4mmより小さくなるため、角度ω0に対応する反
射鏡2Aの部分に、光源1Aより大きな半径を有
する円弧状の補助反射鏡2Bを設けなければ、光
源1Aの取付けが不可能になる。さりとて、この
ような円弧状の補助反射鏡2Bを設けた場合に
は、反射鏡2Aの集光に寄与する角度(α01
α02)が減少することになるから、この場合も、
反射光線を所定位置に集光できる利用角度は、増
加させることができなくなる。
第3図は、反射鏡2Aおよび2Cが第1、第2
焦点F01,F02と各手軸とを共有するが長径の長さ
を異にする2個の楕円6A,6Bの組合せによつ
て形成され、2つの反射鏡2A,2Cは、光源1
Aの中心F01に対して角度φ01,φ02で示す部分を
適当な曲面で接続されている。反射面が上記のよ
うに形成された場合、反射鏡2Cのうち角度
(β01+β02)で示す部分は集光に寄与させること
ができるが、光源1Aの背後部の角度ω0で示す
反射鏡2Cの領域、および2つの反射鏡2A,2
Cを接続する角度φ01,φ02の部分が光源1Aの管
壁その他によるケラレ等により、集光に有効に利
用できない。この場合、実質的に有効に利用でき
る反射面の集光角度は、(α01+α02+β01+β02)と
なるが、角度β01,+β02)は楕円6A,6Bの制
約を受けて充分に大きくすることができないか
ら、有効利用角度も余り増大することができな
い。
第4図は、厚い原稿が照明されたときの影を防
止するため、反射鏡2Aを第1焦点F01で主軸が
交差する2個の楕円7A,7Bの組合せによつて
合成するとともに、光源1Aからの反射光線の一
部が結像光の光軸をはさんで逆方向から照明する
平面反射鏡4Aを設けて、結像光の光軸の両側か
ら原稿ガラス3Aの目漂集光点P0を照明するよ
うにした場合である。この場合にも、光源背後部
の反射鏡2Aの形状については、前記第1図ない
し第3図のいずれかに示す構成としなければなら
ないから、角度ω0で示す反射鏡2Aの部分から
反射光線は、光源1Aの管壁でケラレたり拡散さ
れたりするため、前記各実施例の場合と同じく反
射光線を原稿ガラス3Aの所定位置に有効に集光
させることができない不都合があつた。
目 的 この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので
あり、光源背後部の反射鏡からの反射光線を原稿
ガラスの所定位置に集光して有効に利用すること
ができるスリツト露光型複写機の照明装置を提供
することを目的とするものである。
要 旨 この発明は光源からの光を原稿が相対的に通過
するスリツト照明領域に反射する複合反射鏡を備
えたスリツト露光型複写機の照明装置において、 光源からの光を上記スリツト照明領域に集光す
る主反射鏡と、 光源位置に第1焦点を、上記主反射鏡の光源か
ら遠い側の端部近傍に第2焦点を有する楕円が描
く曲線のうち、光源とスリツト照明領域とを結ぶ
仮想線に関して上記第2焦点と同じ軸にある曲線
により形成され、光源に関してスリツト照明領域
と反対側の光源背面後部側に設けられた補助楕円
反射鏡と、 上記主反射鏡の光源から遠い側の端部近傍に設
けられ、上記補助反射鏡により反射された反射光
をスリツト照明領域に指向させる第2の補助反射
鏡とを有する複合反射鏡を設けたことをこの発明
の構成の要旨としたものである。
実施例 第5図および第6図は、この発明の第1実施例
を示したもので、第5図は複合反射鏡2(以下反
射鏡2と略記する)の断面図、第6図は反射鏡2
の内面を形成する各楕円およびその他の曲線を示
す。反射鏡2は4種の楕円と2種の曲線を組合せ
て形成されており、反射鏡2の端部側の2つの楕
円a1,a2は、第1焦点F1、第2焦点F2が共通で長
径の長さを異にするが、中心が第1焦点F1に一
致して設けられた光源1からの反射光線を原稿ガ
ラス3の上面の目漂集光点Pの近傍(原稿が通過
するスリツト照明領域)に指向させるため、第2
焦点F2は目漂集光点Pに接近した位置に定めら
れる。
光源1の背後部に位置する補助楕円反射鏡2
a,2bを形成する楕円a3,a4は、それぞれ第1
焦点F1が光源からの光をスリツト照明領域に集
光させる主反射鏡を形成する楕円a1,a2の第1焦
点F1と共通で、第2焦点F3,F4が楕円a2,a2
光源から遠い側の端部に近接している。反射鏡2
には、補助楕円反射鏡2a,2bのほかに、これ
らからの反射光線を目標集光点P0の近傍に指向
させるべく、曲線a5,a6で形成される第2の補助
反射鏡2c,2dが楕円a1,a2を接続するように
設けられている。曲線a5,a6としては、目標集光
点Pまたは目標照明域に光束を平行光線として入
射するか、収束光線として入射するかによつて、
後述するように放物線、円、楕円および双曲線な
どを採用することができる。
反射鏡2を構成する各曲面の第1焦点F1に対
して張る角度は、第6図に示す如くで、第1・第
2焦点F1,F2を結ぶ紙面に垂直な平面の両側で
異なつている。曲線a5,a6の両端が第1焦点F1
なす角度γ1,γ2は、光源1からの直射光線が目標
集光点Pの近傍に集光される割合が少ないため
に、できるだけ小さく設定する。
反射鏡2を上記のように構成した場合、光源1
から出て楕円a1,a2で反射される光線は、いずれ
も直接に第2焦点F2の方向に向い、原稿ガラス
3の目標集光点Pの近傍に集光される。これに対
し、光源1の背後部の補助楕円反射鏡2a,2b
で反射された光線については、光源1の管壁でケ
ラレたり拡散されたりする不都合をさけて、それ
ぞれ楕円a3,a4の第2焦点F3,F4に向わせたの
ち、曲線a5,a6で形成された第2の補助反射鏡2
c,2dで再度反射して目標集光点Pの近傍に集
光させることができる。しかも、直射光線を集光
に利用しにくい曲線a5,a6のなす角度γ1,γ2は十
分に小さく設定できるから、反射鏡2について目
標集光点Pに集光できる有効利用角度は、(α1
α2+α3+α4+β1+β2)と著しく大きくして大幅に
増加することができる。
第7図および第8図は、反射鏡についての第2
実施例を示したもので、立体的な原稿の複写にお
ける影の発生を防止するため、反射鏡が6種の楕
円b1,b2,b3,b4,b5,b6と2種の曲線b7,b8
組合せによつて形成された補合反射鏡4(以下反
射鏡4と略記)と、この反射鏡4の一方の反射面
からの反射光線を再度反射させて原稿ガラス3の
目標集光点Pに集光させる平面反射鏡5とから構
成された場合である。
反射鏡4の楕円b1,b3と楕円b2,b4は、それぞ
れ共通の第1・第2焦点F1,F2とF1,F5を有し
ており、第2焦点F5は原稿ガラス3の下方に位
置しているが、別の第2焦点F2は目標集光点P
に近接するように位置される。反射鏡4は、光源
1の背後部を前記各楕円と共通の第1焦点F1
持ち、第2焦点F3,F4が光源からの光をスリツ
ト照明領域へ集光させる主反射鏡を形成する楕円
b3,b4の光源から遠い側の端部に近接して位置す
る2個の楕円b5,b6からなる補助楕円反射鏡4
a,4bで形成されるとともに、第2焦点F3
F4の近傍には、補助楕円反射鏡4a,4bから
の反射光線を、直接または平面反射鏡5を介して
目標集光点Pに指向させる第2の補助反射鏡4
c,4dが、それぞれ楕円b1とb3および楕円b2
b4を接続するように形成されている。補助反射鏡
4c,4dの反射面を形成する曲線b7,b8に各種
曲線を採用し得ることや、第1焦点F1に対して
なす角度γ1,γ2をできるだけ小さく設定すること
が望ましいことは、前記実施例の場合と同じであ
り、各楕円の第1焦点1に対してなす角度は、第
8図に示す通りである。
反射鏡を上記のように構成した場合、光源1か
ら出て楕円b1,b2で反射される光線は、いずれも
直接に第2焦点F2の方向に向い、原稿ガラス3
の目標集光点Pの近傍に集光されるが、反対側の
楕円b2,b4で反射される光線は、第2焦点F5に向
つて平面反射鏡5で反射されたのち、結像光の光
軸の反対側から目標集光点Pに集光される。これ
に対し、光源1の背後部の補助楕円反射鏡4aで
反射された光線は、第2焦点F3に向つて補助反
射鏡4cで反射されたのち目標集光点Pに集光さ
れるが、補助楕円反射鏡4bで反射された光線
は、第2焦点F4に向つて補助反射鏡4dで反射
されたのち平面反射鏡5を介して結像光の光軸の
反対側から目標集光点Pに集光される。
したがつて、この場合には、目標集光点Pに集
光できる反射鏡4の光の有効利用角度は、(α1
α2+α3+α4+β1+β2)と大きくすることができる
だけでなく、反射光線を結像光の光軸の両側から
目標集光点Pに集光して、立体的な原稿でも影の
ない照明をすることができる。
第9図および第10図は、反射鏡についての第
3実施例を示したもので、第2実施例における楕
円b1,b2の部分を省略し、主反射鏡を形成する楕
円b3,b4の部分を大きくして楕円c1,c2にすると
ともに、平面反射鏡5を2つの平面で構成した平
面反射鏡7に変形した場合である。複合反射鏡6
(以下反射鏡6と略記)のうち、光源背後部の補
助楕円反射鏡6a,6bは、第1焦点F1が共通
で、第2焦点がそれぞれF3,F4である2つの楕
円c3,c4で形成され、端面側の一方の第2の補助
反射鏡6cは、光源1から出て補助楕円反射鏡6
aで反射された光線を、直接に原稿ガラス3の目
標集光点Pの近傍に集光させる曲線c5によつて形
成される。これに対し、他方の第2の補助反射鏡
6dは、曲線c6によつて補助楕円反射鏡6bから
の反射光線を平面反射鏡7の下側の第1反射鏡7
aに導くように形成され、楕円c2によつて平面反
射鏡7の上側の第2反射鏡7bに導かれた反射光
線とともに、結像光の光軸の反対側から原稿ガラ
ス3の目標集光点Pの近傍に反射光線を集光させ
る。反射鏡6の各曲線の第1焦点F1となす角度
は、第10図に示す通りである。
反射鏡を上記のように構成した場合、光源1か
ら出て楕円c1で第2焦点F2の方向に反射された光
線は直接に、光源背後部の補助楕円反射鏡6aか
らその第2焦点F3の方向に反射された光線は補
助反射鏡6cを介して、それぞれ目標集光点Pの
近傍へ集光される。これに対し、反対側の楕円c2
からその第2焦点F5の方向に反射された光線は、
一旦平面反射鏡7の第2の反射鏡7bに、光源背
後部の補助楕円反射鏡6bからその第2焦点F4
に向けて反射された光線は、補助反射鏡6dを介
して一旦平面反射鏡7の第1反射鏡7aにそれぞ
れ区分して集束されたのち、結像光の光軸の反対
側から目標集光点Pの近傍に集光される。
したがつて、この場合にも第2実施例について
述べたと同じく、光の利用効率を良くし、立体的
な原稿でも影を出じさせないようにすることがで
きる。その上、平面反射鏡7の第1・第2反射鏡
7a,7bは、楕円c2および曲線c6からの反射光
線をそれぞれ別々に目標集光点Pに集光させるだ
けでよいから、平面反射鏡7の設計を容易に、集
光効率の向上をはかることができる。
上記各実施例は、スリツト幅Wの中央部の目標
集光点Pに集光する場合であるが、複写機のスリ
ツト幅Wは、通常2〜20mmの範囲に設定されるか
ら、スリツト幅W方向の照度分布は、第11図a
に示す如くなる。したがつて、上記各実施例にお
いて、設定されるスリツト幅Wに対してできるだ
け一様な照明をしたいときには、目標集光点Pを
複数個に分離すればよい。
即ち、第1実施例では、楕円a1,a2の第2焦点
F2は共通であるが、これを別々の点に設定する
ことにより、目標集光点Pを原稿ガラス3の面上
のP′とP″に分離し、スリツト幅Wが2〜20mmに
設定されるときに、PP′とPP″を1〜10mmの範囲
内になるように決めれば、スリツト幅W方向の合
成された照度分布曲線は、第11図bの実線で示
す如くなる。
第2実施例では、楕円b1,b3の共通な第2焦点
F2を別々の点に設定し目標集光点PをP′1とP″1
分離するとともに、楕円b2,b4の共通な第2焦点
F5も別々の点に設定して目標集光点PをP′2とP″2
に分離すれば、スリツト幅W方向の合成された照
度分布曲線は、さらに一様になつて第11図cの
実線で示す如くになる。
第3実施例では、楕円c1,c2,c3,c4からの反
射光線の各径路について、平面反射鏡7の設定角
度を変えることにより目標集光点PをP′とP″と
に分離すれば、得られる照度分布曲線は、第1実
施例の場合と同じく第1図bの実線で示す如くな
り、スリツト幅W内をほぼ一様に照明することが
できる。
上述の如く、目標集光点Pを原稿ガラス3の面
上の複数個の点に分離した場合は、分離した点
P′とP″およびP′1,P′2,P″1,P″2の各順序に関係
なく、スリツト幅Wに比例した光量が得られ、ス
リツト幅Wの照明ムラの除去が容易になるから、
複写機設定誤差等によりスリツト位置が第11図
dに示す如くわずかにlだけずれたときにも、ス
リツト幅W内の照明光量が変化するのを防止する
ことができる。
次に、第1実施例ないし第3実施例おける補助
反射面2c,2d,4c,4d,6c,6dの曲
線形状と反射光線の目標照明領域への集光特性に
ついて説明する。
第12図および第13図は、第1・第2・第3
実施例に共通な反射鏡2,4,6の一部分と反射
光線の光路を示したものである。L1は第1焦点
F1に一致して設けられた光源1の中心、L2は各
実施例での楕円の第2焦点F3またはF4に対応す
る2次光源、S1は光源背後部の補助楕円反射鏡、
S2は第2の補助反射鏡で、Eは反射光束が向うべ
き目標照明域(Pの近傍領域)を示す。
第12図は、2次光源L2が反射鏡の内部にあ
る場合で、光源L1から角度θ1の範囲内に出て補助
楕円反射鏡S1で反射した光線は、2次光源L2
角度θ2で収束し、補助反射面S2で反射され、平行
光線または幅の狭い光束となつて目標照明域Eに
倒達する。しかし、光源L1から直接に補助反射
鏡S2に入射した角度φの光線は、破線で示す方向
に反射して目標照明域Eに達しないことがある。
それ故、補助楕円反射鏡S1による集光を有効に行
うためには、角度θ1は大きく、角度φは小さくす
るほどよい。角度φは、2次光源L2を補助反射
鏡S2に近く設定するか、補助反射鏡S2を光源L1
から離して設ければ、小さくすることができる。
補助反射鏡S2が放物線の場合、2次光源L2
放物線の焦点とすると、反射光線の光束fは平行
光線となつて目標照明域Eに入射する。補助反射
鏡S2が楕円の場合、2次光源L2をその第1焦点、
目標照明域Eの方向に第2焦点を設定すると、光
束fは収束しながら目標照明域Eに入射する。補
助反射鏡S2が円の場合、その中心の位置と半径を
適当な値に設定することにより、光束fを平行光
線または収束する光束とすることができる。この
場合、角度θ2が、例えば30゜以下と小さいとき、
収差は無視できる程度にあるから、補助反射鏡S2
を円にすることは、設計が簡単になるだけでなく
製造も容易になり、実用上非常に有利となる。
第13図は、見掛けの2次光源(虚光源)L2
が反射鏡の外部にある場合を示す。
補助反射鏡S2が放物線の場合、その焦点をL2
放物線軸をL2から目標照明域Eの方向に向うよ
うに設定すると、光束fは目標照明域Eに入射す
る平行光線となる。補助反射鏡S2が内側に凸な双
曲線の場合、第1の焦点をL2とすると、光束f
は第2の焦点に収束するから、光束fを目標照明
域Eに入射可能となる。補助反射鏡S2が円の場
合、第12図について述べたと同じく、光束fを
平行光線または収束する光束とすることができ
る。
補助反射鏡S2に円を採用する場合、半径rの大
きさと中心位置は、次のようにして定めればよ
い。
目標照明域Eに平行光線を入射したい場合に
は、第14図に示す如く、角度、寸法等を定めれ
ば、円の中心Oは、∠L2ME0の2等分線上に位
置し、かつ補助反射鏡S2の中心Mから γ=2x/cosθ (1) の位置に設定すればよい。ここに、E0は目標照
明域Eの中心で、δは小さい角度とする。
目標照明域Eに収束光線を入射したい場合に
は、第15図において、円の中心Oは、∠
L2ML3の2等分線上に位置し、かつ補助反射鏡
S2の中心Mから r=2/(1/X1+1/X2)cosθ (2) の位置に設定すればよい。ここにL3は収束光線
の収束点、直線ML3は目標照明域Eを通るよう
にし、δは小さい角度とする。L3を目標照明域
Eの中心E0に設定すれば、反射光線をE0に集光
することができ、L3を直線ME0上のE0から離れ
た位置に設定することにより、目標照明域Eにお
ける照明幅をある程度自由に調節することができ
る。
前記(1)、(2)式を第13図に示す如き虚光源L2
の補助反射鏡S2に適用する場合、x,x1に x=(−1)×L2M x1=(−1)×L2M を代入すればよく、得られたrの値の正負は、補
助反射鏡S2を形成する円が反射鏡の内側にそれぞ
れ凹または凸であることを示す。
この発明は、上記各実施例に限定されるもので
はなく、各実施例の合成反射鏡の上半分または下
半分のいずれか一方に本実施例の形態をとらせ、
他方の半分に従来技術の欄で示した第1図ないし
第4図の形態をとらせた組合せとしてもよいこと
は勿論である。
効 果 この発明は光源からの光を原稿が相対的に通過
するスリツト照明領域に反射する複合反射鏡を備
えたスリツト露光型複写機の照明装置において、 光源からの光を上記スリツト照明領域に集光す
る主反射鏡と、 光源位置に第1焦点を、上記主反射鏡の光源か
ら遠い側の端部近傍に第2焦点を有する楕円が描
く曲線のうち、光源とスリツト照明領域とを結ぶ
仮想線に関して上記第2焦点と同じ軸にある曲線
により形成され、光源に関してスリツト照明領域
と反対側の光源背後部側に設けられた補助楕円反
射鏡と、 上記主反射鏡の光源から遠い側の端部近傍に設
けられ、上記補助反射鏡により反射された反射光
をスリツト照明領域に指向させる第2の補助反射
鏡とを有する複合反射鏡を設けたものであるか
ら、光源背後部の補助楕円反射鏡で反射された光
が光源でケラレたり拡散されたりすることなくス
リツト照明領域に入射されて有効に利用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は、それぞれ異なる従来の
実施例を示す反射鏡の断面図、第5図および第6
図はこの発明の第1実施例を示す反射鏡の断面図
とその構成曲線群、第7図および第8図は第2実
施例についての反射鏡断面図とその構成曲線群、
第9図および第10図は第3実施例についての反
射鏡断面図とその構成曲線群、第11図a,b,
cは、目標集光点が1個の場合と複数の場合の照
度分布曲線、dは目標集光点が複数の場合におけ
るスリツトと照明位置のズレの関係を示す線図、
第12図および第13図は、補助反射面の反射特
性を示す反射径路図、第14図および第15図は
補助反射面が円の場合の中心位置と半径の求め方
を示す図形である。 1……光源、2,4,6……(複合)反射鏡、
2a,2b,4a,4b,6a,6b……補助楕
円反射鏡、2c,2d,4c,4d,6c,6d
……第2の補助反射鏡、a2,b3,b4,c1,c2……
主反射鏡を形成する曲線、E……スリツト照明領
域。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 光源からの光を原稿が相対的に通過するスリ
    ツト照明領域に反射する複合反射鏡を備えたスリ
    ツト露光型複写機の照明装置において、 光源からの光を上記スリツト照明領域に集光す
    る主反射鏡と、 光源位置に第1焦点を、上記主反射鏡の光源か
    ら遠い側の端部近傍に第2焦点を有する楕円が描
    く曲線のうち、光源とスリツト照明領域とを結ぶ
    仮想線に関して上記第2焦点と同じ側にある曲線
    により形成され、光源に関してスリツト照明領域
    と反対側の光源背後部側に設けられた補助楕円反
    射鏡と、 上記主反射鏡の光源から遠い側の端部近傍に設
    けられ、上記補助反射鏡により反射された反射光
    をスリツト照明領域に指向させる第2の補助反射
    鏡とを有する複合反射鏡を設けたことを特徴とす
    るスリツト露光型複写機の照明装置。
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