JPH03268874A - スパイラル鋼管の製造方法及び開先装置 - Google Patents

スパイラル鋼管の製造方法及び開先装置

Info

Publication number
JPH03268874A
JPH03268874A JP6587790A JP6587790A JPH03268874A JP H03268874 A JPH03268874 A JP H03268874A JP 6587790 A JP6587790 A JP 6587790A JP 6587790 A JP6587790 A JP 6587790A JP H03268874 A JPH03268874 A JP H03268874A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel pipe
spiral steel
outside
welding
tack
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6587790A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Masuda
増田 道生
Takeo Morimoto
森本 武男
Hiroshi Tani
谷 博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP6587790A priority Critical patent/JPH03268874A/ja
Publication of JPH03268874A publication Critical patent/JPH03268874A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Milling Processes (AREA)
  • Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はスパイラル鋼管の製造方法及びそれに用いる開
先装置に関するものである。
従来の技術 従来、スパイラル鋼管を製造する際には、第8図に示す
ように、帯鋼52をその両側縁を互いに突き合わすよう
に螺旋状に巻回しく工程a)、次に突き合わせ部の外側
に仮付溶接53を行い(工程b)、次に突き合わせ部の
内側に本肉盛溶接54を行い(工程c)、最後に突き合
わせ部の外側の仮付溶接53の上に本肉盛溶接55を行
っており、これによって帯鋼52の両側縁の突き合わせ
部の内側と外側が本肉盛溶接53.55にて接合された
スパイラル鋼管51が得られる。
発明が解決しようとする課題 ところが、上記スパイラル鋼管の製造方法では、外側の
本肉盛溶接55を行う時に、仮付溶接53の上から本肉
盛溶接しているため、仮付溶接53を溶融させた上で肉
盛溶接することになり、仮付溶接53及びその近傍部を
溶融させるための入熱量を確保するのに時間がかかって
この外側の本肉盛溶接55の溶接速度を高めることがで
きず、そのためスパイラル鋼管51の生産性を高めるこ
とができないという問題があった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、外側の本肉盛溶接
の溶接速度を高めることができるスパイラル鋼管の製造
方法及びそれに用いる開先装置を提供することを目的と
するものである。
課題を解決するための手段 本発明のスパイラル鋼管の製造方法は上記目的を達成す
るために、帯鋼をその両側縁を互いに突き合わすように
螺旋状に巻回するとともに、突き合わせ部の外側を仮付
溶接し、その後突き合わせ部の内側を本肉盛溶接し、次
に外側の仮付溶接部をv字状にカットして開先を形成し
た後、外側の本肉盛溶接を行うことを特徴とする。
又、本発明は上記開先を形成する装置として、管軸心方
向に移動可能な可動台と、管軸心に対して垂直方向に移
動可能な切込台と、管軸心に対して垂直な旋回軸心回り
に旋回可能な旋回台と、旋回軸心に対して垂直な軸心回
りに回転駆動可能でかつ中心が旋回軸心上に位置するカ
ッターとを備えたものを提供する。
作用 上記構成によれば、外側の本肉盛溶接を行う際にその前
に仮付溶接部をカットして開先を形成しているので、仮
付溶接部を溶融することなく外側の本肉盛溶接を行うこ
とができ、本肉盛溶接の溶接速度を高めることができて
生産性良くスパイラル鋼管を製造することができる。
又、上記構成の開先装置によれば、造管ライン中で帯鋼
をスパイラル状に巻回し、外側の仮付溶接と内側の本肉
盛溶接を行った後のスパイラル鋼管に対して開先を形成
することができ、又帯鋼の幅の変化に対しては可動台の
、開先深さの変化に対しては切込台の、帯鋼の巻付角に
対しては旋回台の位置調整によってそれぞれ対応するこ
とができ、任意のスパイラル鋼管に対して上記製造方法
を容易に実施することができる。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図〜第7図に基づいて説
明する。
まず、第1図によりスパイラル鋼管の製造工程を説明す
る。まず、製造すべきスパイラル鋼管1の軸心に対して
斜め方向から帯鋼2を供給してこの帯鋼をその両側縁が
互いに突き合わせ状態となるように螺旋状に巻回しく工
程a)、造管する。
次に、その突き合わせ部の外側を仮付溶接4した後(工
程b)、突き合わせ部の内側に本肉盛溶接5を行う(工
程C)。次に、突き合わせ部の外側を仮付溶接部4を含
めてカッターにてV字状にカットして開先6を形成する
(工程d)。最後に、開先6に外側の本肉盛溶接7を行
う(工程e)。
このように、突き合わせ部の外側の本肉盛溶接7を行う
際にその前に開先6を形成し、仮付溶接4を削り取るこ
とによって、この本肉盛溶接7を内側の本肉盛溶接5と
同様に高速で溶接することかでき、生産性良くスパイラ
ル鋼管1を製造することができる。
次に、前記開先6を形成するための開先装置10につい
て第2図〜第7図を参照しなから説明する。
第2図〜第4図において、11は帯鋼を螺旋状に巻回し
て造管されたスパイラル鋼管1の軸心方向(X方向)の
任意の位置に位置決め及び移動可能な可動台であり、ス
パイラル鋼管1の一側部に配設された基台12に設けら
れたガイドレール13に沿ってスパイラル鋼管1の斜め
上方位置を移動可能に支持されており、X軸周サーボモ
ータ14と送りねじ機構15にて移動駆動される。16
は、可動台11上に上下方向(Z方向)に設けられたガ
イドレール17に沿って任意の位置に位置決め及び移動
可能に支持された切込台であり、Z軸周サーボモータ1
8と、ベルトとプーリから成る伝動手段19と送りねじ
機構20にて昇降駆動される。21は切込台16のバラ
ンサー用油圧シリンダである。切込台16には、軸受2
2を介してスパイラル鋼管1の軸心に対して垂直な軸心
回りに旋回可能に支持された旋回軸23が設けられ、そ
の下端に旋回台24か固定されている。25は旋回軸2
3の回転位置を検出するエンコーダ、26は旋回軸23
とエンコーダ25を連動させる伝動手段である。旋回軸
23の上部には旋回レバー27が固定され、油圧シリン
ダ28にて旋回駆動される。
旋回台24には、軸受部29にて旋回軸心に対して垂直
な軸心の回りに回転自在に支持された回転軸30が設け
られ、この回転軸30の一端に中心が旋回軸心上に位置
するようにカッター31が装着され、回転軸30の他端
には駆動モータ32にてプーリ33、ベルト34を介し
て駆動されるプーリ35が取付けられている。
カッター31は、スパイラル鋼管1の仮付溶接4部分に
正確に開先6を形成するために、第5図に示すように、
この仮付溶接4に倣うようにX方向に位置調整される。
そのため、第6図に7.(すように、可動台11又は切
込台16又は旋回台24に仮付溶接4を横断する方向(
X方向)に走査して各点の高さを検出するレーザセンサ
36が取付けられ、その検出信号が制御部37に入力さ
れている。制御部37ではX軸周サーボモータ14を駆
動制御して可動台11をX方向に移動調整し、仮付溶接
4の中心位置にカッター31を位置させるように構成さ
れている。
又、カッター31のZ方向の位置をスパイラル鋼管1の
開先6を形成すべき部分の実際の高さ位置に合わせて位
置調整し、開先深さを適正に規制するため、第5図に示
すように、カッター31のスパイラル鋼管1の周方向の
両側位置に一対の検出点38を設け、この一対の検出点
38の高さ位置を、第7図に示すように、先端に検出点
38に当接する検出球体39aを取付けた出退軸39と
、その出退量を検出するポテンショメータ40にて検出
するように構成されている。そして、この一対のポテン
ショメータ40の出力信号が制御部41に入力され、制
御部41では検出したカッター31の両側の検出点38
の高さ位置からそれらの間におけるスパイラル鋼管1の
仮想表面を想定し、その仮想表面から所定の開先深さと
なるように、Z軸周サーボモータ18を駆動制御して切
込台16の高さ位置を調整するように構成されている。
以上の構成の開先装置10において、スパイラル鋼管1
の口径とそれに用いられている帯鋼2の幅によってカッ
ター31のX方向の位置か決定されるので、それに合わ
せてX軸周サーボモータ14を駆動してカッター31を
X方向に位置決めし、またエンコーダ25にて位置検出
しながら油圧シリンダ28を駆動制御して旋回台24の
旋回位置を位置調整し、カッター31の向きを帯鋼2の
巻付角に合わせることによって、カッター31をスパイ
ラル鋼管1の仮付溶接4の移動軌跡に沿わせる。そして
、駆動モータ32にてカッター31を回転駆動した状態
で、Z軸周サーボモータ18にてカッター31を所定高
さ位置まで下降させることによって仮付溶接4部分にカ
ッター31にて開先6を形成することができる。
又、実際のスパイラル鋼管」の造管工程においては、仮
付溶接4のX方向位置やZ方向値置か絶えず変動するが
、上記のようにこれらの変動量をレーザセンサ36やポ
テンショメータ40にて検出して可動台11及び切込台
16を位置調整することによって適正な開先6を形成す
ることができる。
発明の効果 本発明のスパイラル鋼管の製造方法によれば、以上のよ
うに外側の本肉盛溶接を行う前に仮付溶接部をカットし
て開先を形成しているので、仮付溶接部を溶融すること
なく外側の本肉盛溶接を行うことができ、外側の本肉盛
溶接の溶接速度を高めることができて生産性良くスパイ
ラル鋼管を製−造することができるという効果を発揮す
る。
又、本発明の開先装置によれば、外側の仮付溶接と内側
の本肉盛溶接を行った後のスパイラル鋼管に対して開先
を形成することができ、又帯鋼の幅の変化に対しては可
動台の、開先深さの変化に対しては切込台の、帯鋼の巻
付角に対しては旋回台の位置調整によってそれぞれ対応
するこ吉ができるため、任意のスパイラル鋼管に対して
上記製造方法を容易に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるスパイラル鋼管の製
造工程図、第2図はその開先装置の正面図、第3図は第
2図の右側面図、第4図は第2図の平面図、第5図はカ
ッターによる開先加工状態を示す平面図、第6図は同カ
ッターの位置決め装置の概略構成図、第7図は同切込深
さ制御装置の概略構成図、第8図は従来例のスパイラル
鋼管の製造工程図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、帯鋼をその両側縁を互いに突き合わすように螺旋状
    に巻回するとともに、突き合わせ部の外側を仮付溶接し
    、その後突き合わせ部の内側を本肉盛溶接し、次に外側
    の仮付溶接部をV字状にカットして開先を形成した後、
    外側の本肉盛溶接を行うことを特徴とするスパイラル鋼
    管の製造方法。 2、管軸心方向に移動可能な可動台と、管軸心に対して
    垂直方向に移動可能な切込台と、管軸心に対して垂直な
    旋回軸心回りに旋回可能な旋回台と、旋回軸心に対して
    垂直な軸心回りに回転駆動可能でかつ中心が旋回軸心上
    に位置するカッターとを備えたことを特徴とする開先装
    置。
JP6587790A 1990-03-16 1990-03-16 スパイラル鋼管の製造方法及び開先装置 Pending JPH03268874A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6587790A JPH03268874A (ja) 1990-03-16 1990-03-16 スパイラル鋼管の製造方法及び開先装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6587790A JPH03268874A (ja) 1990-03-16 1990-03-16 スパイラル鋼管の製造方法及び開先装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03268874A true JPH03268874A (ja) 1991-11-29

Family

ID=13299651

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6587790A Pending JPH03268874A (ja) 1990-03-16 1990-03-16 スパイラル鋼管の製造方法及び開先装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03268874A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010132941A (ja) * 2008-12-02 2010-06-17 Toshiba Corp 構造物の表面肉盛方法、構造体及びエネルギー機器
JP2020514584A (ja) * 2016-12-23 2020-05-21 ヒルティ アクチエンゲゼルシャフト 螺旋管状ドリルシャフトを有するコアドリル用ビット及びコアドリル用ビットのための螺旋管状ドリルシャフトを製造する方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010132941A (ja) * 2008-12-02 2010-06-17 Toshiba Corp 構造物の表面肉盛方法、構造体及びエネルギー機器
JP2020514584A (ja) * 2016-12-23 2020-05-21 ヒルティ アクチエンゲゼルシャフト 螺旋管状ドリルシャフトを有するコアドリル用ビット及びコアドリル用ビットのための螺旋管状ドリルシャフトを製造する方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6429405B2 (en) Apparatus and method for welding pipes together
KR101067998B1 (ko) 파이프 원주 용접을 위한 플라즈마 자동용접장치
US4541062A (en) Method of interlockingly controlling a robot and positioner
EP0402648A3 (en) Method for one-side root pass welding of a pipe joint
JPH0712542B2 (ja) パイプの片面溶接装置
JPH1110486A (ja) 被加工管の自動芯出装置
AU728367B2 (en) Automatic tracking process of the joint bevel for the butt welding of pipes and equipment for the embodiment of the process
JPH03268874A (ja) スパイラル鋼管の製造方法及び開先装置
JP3726774B2 (ja) レーザ溶接装置
JPS589775A (ja) 枝管自動溶接装置
JP2745964B2 (ja) 横向多層盛溶接方法
JP2816246B2 (ja) 開先切断方法
WO1979000004A1 (en) Edge followers
JPH06270B2 (ja) パイプの片面初層溶接方法
JPH03268815A (ja) 開先装置のカッター位置制御方法
JP3238661B2 (ja) レーザ溶接方法
JPH0694069B2 (ja) パイプの片面溶接方法
JPH0418735Y2 (ja)
JPH0360866A (ja) 溶接ロボットの溶接トーチ制御方法
JPS626902B2 (ja)
JPH0866770A (ja) 固定管の片面突合せ溶接における初層溶接方法
JPH0581350B2 (ja)
JP2651644B2 (ja) 丸鋼突合せ連続自動溶接装置
JP2502026B2 (ja) 自動溶接装置の制御方法
JP3183038B2 (ja) 電極回転式非消耗電極アーク溶接における開先倣い方法及び開先倣い制御装置