JPH03267525A - 過給機付エンジン - Google Patents

過給機付エンジン

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JPH03267525A
JPH03267525A JP2067236A JP6723690A JPH03267525A JP H03267525 A JPH03267525 A JP H03267525A JP 2067236 A JP2067236 A JP 2067236A JP 6723690 A JP6723690 A JP 6723690A JP H03267525 A JPH03267525 A JP H03267525A
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JP
Japan
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exhaust
turbocharger
valve
intake
main
Prior art date
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Pending
Application number
JP2067236A
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English (en)
Inventor
Mamoru Yoshioka
衛 吉岡
Toshihisa Sugiyama
敏久 杉山
Toru Kidokoro
徹 木所
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、主ターボチャージャと副ターボチャージャを
有し、低速域では主ターボチャージャのみで過給し、高
速域では両ターボチャージャを作動させて両ターボチャ
ージャで過給する過給機付エンジン、いわゆる2ステー
ジツインターボエンジンに関する。
〔従来の技術〕
エンジン本体に対し、主、副二つのターボチャージャを
並列に配置し、低速域では主ターボチャージャのみ作動
させて1個ターボチャージャとし、高速域では両ターボ
チャージャを作動させるようにした、いわゆる2ステー
ジターボシステムを採用した過給機付エンジンが知られ
ている。この種の過給機付エンジンの構成は、たとえば
第6図に示すようになっている。エンジン本体91に対
し、主ターボチャージャ(T/C−1)92と副ターボ
チャージャ(T/C−2)93が並列に設けられている
。副ターボチャージャ93に接続される吸、排気系には
、それぞれ吸気切替弁94、排気切替弁95が設けられ
、副ターボチャージャ93のコンブレッサをバイパスす
る吸気バイパス通路には、吸気バイパス弁96が設けら
れている。吸気切替弁94、排気切替弁95をともに全
閉とすることにより、主ターボチャージャ92のみを過
給作動させ、ともに全開とし、吸気バイパス弁96も閉
しることにより、副ターボチャージャ93にも過給可動
を行わせ、2個ターボチャージャ作動とすることができ
る。
なお、1個ターボチャージャ作動(つまり、主ターボチ
ャージャ92のみ過給作動)から2個ターボチャージャ
作動(つまり両ターボチャージャ92.93過給作動)
への切替をよりスムーズに行うために、特開昭61−1
12734号公報開示のシステムでは、ターボチャージ
ャ切替時よりも低い過給圧で排気切替弁を徐々に開いて
小開し、切替前に副ターボチャージャの助走回転数を高
めるようにしている。
しかし、第6図のような過給機付エンジンでは、単一の
排気切替弁により1個ターボチャージャ時の過給圧制御
と、1個ターボチャージャから2個ターボチャージャへ
の切替を行っているため、つぎのような問題が生しる。
1個ターボチャージャ時の過給圧制御(主ターボチャー
ジ+92は全エンジン回転域で駆動、副ターボチャージ
ャ93は排気切替弁95を中速域で小開にして制御)で
は、排気切替弁95のボア径が大きく (約50φ、高
速時出力性能確保上必要な径)過給圧の制御性が悪い、
つまり、バタフライ弁は、ある小さな開度までの範囲で
は流れを大小に制御するが、ある開度を越えるとほとん
ど流量が変化しないという特性を有しており、これが大
径ボアに適用された場合過給圧の制御が難しくなる。し
たがって、1個ターボチャージャから2個ターボチャー
ジャへの切替において切替ショックが生じ、制御性が悪
い。
また、排気切替弁95は、1個ターボチャージャ時過給
圧制御用ダイヤフラムと1個から2個ターボチャージャ
切替用ダイヤフラムとの2段ダイヤフラムを有している
ため、大型となり、搭載上も不利である。
そこで、1個ターボチャージャから2個ターボチャージ
ャへの切替時における切替ショックを大幅に緩和し、制
御性を高めるようにした技術が、先に本出願人により提
案されている(特願平1−273803号)、。
第7図は、本出願人によって先に提案された過給機付エ
ンジンの一例を示している0図中、81はエンジン本体
を示しており、エンジン本体81に対し、主ターボチャ
ージャ82と副ターボチャージャ83が並列に設けられ
ている。副ターボチャージャ83に接続される吸、排気
系には、それぞれ吸気切替弁84、排気切替弁85が設
けられ、副ターボチャージャ83のコンプレフサをバイ
パスする吸気バイパス通路には、吸気バイパス弁86が
設けられている。副ターボチャージャ83のタービン出
口下流には、主ターボチャージャ82のタービン出口下
流の排気通路に開口する排気バイパス通路87が設けら
れている。排気バイパス通路87には、排気バイパス弁
88が設けられ、この排気バイパス弁88は、排気切替
弁85の開弁前に開弁されるようになっている。なお、
図中、89はウェストゲートパルプを示している。
このように、排気バイパス弁86を有する過給機付エン
ジンにおいては、排気切替弁85を全開にしたままで、
排気バイパス弁88を開閉制御することにより、副ター
ボチャージャ83の助走回転が可能となる。したがって
、排気バイパス通路87は小径で済み、従来のように大
径ボアに設けた排気切替弁で制御するよりも、助走回転
制御の精度を高めることができ、1個ターボチャージャ
から2個ターボチャージャへの切替ショックの発生が大
幅に緩和される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、第7図に示す過給機付エンジンにも残さ
れた問題がある。つまり、主ターボチャージ中82およ
び副ターボチャージャ830両方が作動する高負荷時の
場合において、排気バイパス弁88が開弁状態になって
いると、第8図に示すように、主ターボチャージャ82
を出た排気ガスG、と副ターボチャージャ83から排気
バイパス通路87を介して出た排気ガスG、とか、排気
バイパス通路87の下流側開口部付近で衝突し、主ター
ボチャージャ82のタービン出口側の排圧が上昇してし
まう。
すなわち、排気バイパス通路87の下流端が主ターボチ
ャージ中82の下流の排気通路に開口しているので、主
ターボチャージ中82を通過してきた排気ガスG1 と
副ターボチャージャ83を通過してきた排気ガスG!と
がぶつかり合い、圧損が生じる。
そのため、主ターボチャージャ82のタービン出口側の
排圧が上昇し、過給性能が低下する。
また、両方のターボチャージャの下流の排気通路の径が
同じ場合は、排気バイパス通路87を介して排気ガスを
バイパスさせる分だけ主ターボチャージャ82側に流れ
込む排気ガス量が多くなり、主ターボチャージャ82側
の排圧が高くなる。これにより、双方のターボチャージ
ャの間に排圧差が生じ、両ターボチャージャのアンバラ
ンスによって過給性能が低下してしまう。
本発明は、上記の問題に着目し、高負荷時における主タ
ーボチャージ中からの排気ガスと排気バイパス通路から
の排気ガスとの衝突を解消し、過給性能をさらに高める
ことのできる過給機付エンジンを提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
この目的に沿う本発明に係る過給機付エンジンは、主タ
ーボチャージャおよび副ターボチャージャを有し、該副
ターボチャージャのタービン出口下流と前記主ターボチ
ャージャのタービン出口下流の排気通路とを排気バイパ
ス通路を介して連通し、該排気バイパス通路に、該排気
バイパス弁の下流に位置する排気切替弁の開弁前に開弁
じ前記副ターボチャージャから流出した排気ガスの一部
を前記主ターボチャージャのタービン出口下流に流入さ
せて副ターボチャージャの助走回転数を高める排気バイ
パス弁を設けた過給機付エンジンであって、前記主ター
ボチャージャおよび副ターボチャージャが共に作動して
いる状態では前記排気バイパス弁を全閉させる閉弁指令
手段を設けたものから成る。
〔作用〕
このように構成された過給機エンジンにおいては、主タ
ーボチャージャおよび副ターボチャージャが共に作動す
る高負荷時には、排気バイパス弁は閉弁指令手段により
閉弁される。そのため、主ターボチャージャのタービン
出口下流の排気通路に排気バイパス通路からの排気ガス
が流入することはなくなり、排気ガス同士の衝突による
排圧の上昇は防止される。
また、高負荷時には副ターボチャージ十の助走回転は完
了しているので、排気バイパス弁を閉弁させても、何ら
性能的にも問題は生じない。
〔実施例〕
以下に、本発明に係る過給機付エンジンの望ましい実施
例を、図面を参照して説明する。
第1実施例 第1図ないし第4図は、本発明の第1実施例を示してお
り、とくに6気筒エンジンに適用した場合を示している
第1図において、1はエンジン、2はサージタンク、3
は排気マニホルドを示す、排気マニホルド3は排気干渉
を伴わない#1〜#3気筒群と#4〜#6気°筒群の2
つに集合され、その集合部が連通路3aによって互いに
連通されている。7.8は互いに並列に配置された主タ
ーボチャージャ、副ターボチャージャである。ターボチ
ャージャ7.8のそれぞれのタービン7a、8aは排気
マニホルド3の集合部に接続され、それぞれのコンブレ
フす7b、8bは、インタクーラ6、スロットル弁4を
介してサージタンク2に接続されている。
主ターボチャージャ7はエンジン低速域から高速域まで
作動され、副ターボチャージャ8はエンジン低速域で停
止される。
双方のターボチャージャ7.8の作動、停止を可能なら
しめるために、副ターボチャージャ8のタービン8aの
下流に排気切替弁17が、コンプレッサ8bの下流に吸
気切替弁18が設けられる。吸、排気切替弁18.17
の両方とも全開のときは、両方のターボチャージャ7.
8が作動される。
低速域で停止される副ターボチャージャ8の吸気通路に
は、1個ターボチャージャから2個ターボチャージャへ
の切替を円滑にするために、コンプレフサ8bの上流と
下流とを連通ずる吸気バイパス通路13と、吸気バイパ
ス通路13途中に配設される吸気バイパス弁33が設け
られる。吸気バイパス弁33はアクチュエータ10によ
って開閉される。
なお、吸気バイパス通路の空気流れ下流側を主ターボチ
ャージ中7のコンプレッサ上流の吸気通路に連通しても
よい。また、吸気切替弁18の上流と下流とを連通ずる
バイパス通路に逆止弁12を設けて、吸気切替弁18閉
時においても、副ターボチャージャ8側のコンプレフサ
出口圧力が主ターボチャージャ7側より大になったとき
、空気が上流側から下流側に流れることができるように
しである。
なお、第1図中、14はコンプレフサ出口側の吸気通路
、15はコンプレッサ入口側の吸気通路を示す。
吸気通路15はエアフローメータ24を介してエアクリ
ーナ23に接続される。排気通路を形成するフロントパ
イプ20は、排気ガス触媒21を介して排気マフラー2
2に接続される。
吸気切替弁18はアクチュエータ11によって開閉され
、排気切替弁17はダイヤフラム式アクチュエータ16
によって開閉される。なお、9はウェストゲートパルプ
31を開閉するアクチュエータを示す。
アクチュエータ10.11.16を作動する過給圧また
は負圧を0N−OFFする(過給圧または負圧と大気圧
とを選択的に切り替える)ために、第1、第2、第3、
第4の三方電磁弁25.26.27.28が設けられて
いる。三方を磁弁25.26.27.28の切替は、エ
ンジンコントロールコンピュータ29からの指令に従っ
て行う。三方電磁弁25.28のONは吸、排気切替弁
18.17を全開とするようにアクチュエータ11.1
6を作動させ、OFFは吸、排気切替弁18.17を全
閉とするようにアクチュエータ11.16を作動させる
。なお、32は排気切替弁17の小開制御用の第5の三
方電磁弁である。16aはアクチュエータ16のダイヤ
フラム室、10aはアクチュエータ10のダイヤフラム
室、lla、llbはアクチュエータ11のダイヤフラ
ム室を、それぞれ示している。
第1、第3、第4、第5の三方を磁弁25.27.28
.32は、それぞれ、大気圧とコンプレッサ下流でかつ
スロットル弁4上流の吸気管圧力とを選択的に切り替え
るが、この吸気管圧力導入経路にはチエツク弁35が設
けられており、コンプレフサ出口圧力(正圧)の最大値
をホールドできるようになっている。したがって、軽負
荷域でも各ダイヤフラム室にコンプレフサ出口圧力をホ
ールドでき、高速域における2個ターボチャージャ作動
状態を維持できるようになっている。
エンジンコントロールコンピュータ29は、エンジンの
各種運転条件検出センサと電気的に接続され、各種セン
サからの信号が入力される。エンジン運転条件検出セン
サには、吸気管圧力センサ30、スロットル開度センサ
5、吸入空気量測定センサとしてのエアフローメータ2
4、o2センサ19およびエンジン回転数センサ34等
が含まれる。
エンジンコントロールコンピュータ29は、演算をする
ためのセントラルプロセッサユニット(CPU)、読み
出し専用のメモリであるリードオンリメモリ (ROM
) 、−時記憶用のランダムアクセスメモリ (RAM
) 、入出力インターフエイス(I/Dインターフェイ
ス)、各種センサからのアナログ信号をディジタル量に
変換するA/Dコンバータを備えている。切替弁開閉用
の制御プログラムはROMに記憶されており、CPUに
読み出されて、弁開閉の演算が実行される。
主、副ターボチャージャ7.8のタービンおよびそれよ
り下流側の構造はつぎのようになっている。たとえば第
2図に示すように、それぞれのタービンハウジング40
.41の出口は対向しており、タービンハウジング40
.41には、それぞれタービンアウトレットエルボ42
.43が接続される。このタービンアウトレットエルボ
42.43は適度のRで曲った後同方向に延び、互いに
独立な排気通路44.45を有する排気切替弁ハウジン
グ46に接続されている0通路44.45は、フロント
エキゾーストパイプ47に接続されかつフロントエキゾ
ーストパイプ部位で合流される。
排気切替弁17は、排気切替弁ハウジング46内の副タ
ーボチャージャ側の排気通路45に開閉可能に納められ
、アクチュエータ16によってロンドを介して開閉され
る。アクチュエータ16は単段ダイヤフラムを有し、従
来の2段ダイヤフラム式アクチエエータにくらべて小型
とされている。
主ターボチャージャ7のタービン出口下流と副ターボチ
ャージャ8のタービン出口下流とは、排気バイパス通路
39を介して連通可能となっている。
排気バイパス通路39の入口39aは、図に示すように
、副ターボチャージャ8のタービンハウジング41のタ
ービン翼近傍の下流部に設けられている。
この排気バイパス通路39は、排気バイパス弁38によ
り開閉可能となっている。排気バイパス弁38は、副タ
ーボチャージャのタービンハウジング31壁中に形成さ
れたバイパス通路部分39b内に前記入口39aを開閉
可能に納められている。排気バイパス弁38は、小型な
単段ダイヤフラム式アクチュエータ37によってロンド
を介して駆動される。アクチュエータ37のダイヤフラ
ム室には過給圧が導かれ、ダイヤフラムにより圧力室か
ら隔てられた室にはスプリングが収納されている。アク
チュエータ37は、ウェイストゲートパルプと同様な位
置に配置される。このようなアクチュエータ37の配設
位置および排気バイパス弁38のタービンハウジング壁
内配設は、排気バイパス弁アフセンブリの配設スペース
を小さなものとしている。
本実施例では、排気バイパス通路39は、タービンアウ
トレットエルボ43とは別体に形成されたパイプ、又は
エルボ43.42と一体化され通路を有する鋳物により
構成されている。排気バイパス通路39は、主ターボチ
ャージャ7側のタービンアウトレットエルボ42に向っ
て延び、排気バイパス通路39の下流端は、タービンア
ウトレフトエルボ42部位で主ターボチャージャ7例の
排気通路44に開口している。排気バイパス通路39の
上流側端は副ターボチャージャ8のタービンハウジング
41壁中に形成された通路部分39に接続される。排気
バイパス通路39をパイプから形成して主ターボチャー
ジャ7のタービンアウトレットエルボ42に接続するこ
とにより、配設パイプのコンパクト化をはかることがで
き、他機器との干渉防止、触媒の暖機性の向上をはかる
ことができる。
つぎに、本実施例における過給制御を第3図に示した制
御フローを参照しつつ説明する。なお、第3図において
は、第1〜第5の三方電磁弁をそれぞれVSVThl〜
VSV11kt5として表している。
また、第3図においては、ターボチャージャをT/Cと
表わしである。
第3図において、ステップ100でパルプ制御ルーチン
に入り、ステップ101でエンジン回転数センサ34か
らの信号によりエンジン回転数(N E)を読み込む。
つぎにステップ102に進み、第1の三方を磁弁25が
ONであるか否かが判断される。
ここで、第1の三方aT61弁25がOFFであれば、
ステップ104に進む、ステップ102において、第1
の三方il電磁弁5がONであると判断された場合は、
ステップ103に進み、エンジン回転数(NE)が30
00rp−よりも低いか否かが判断される。ここで、エ
ンジン回転数が3000rp園よりも高いと判断(2個
T/C)された場合は、ステップ122に進み、上述の
処理が繰返えされる。
ステップ103において、エンジン回転数が3000r
p−よりも低いと判断された場合は、ステップ104に
進み、エンジン回転数が400Orpmよりも高いか否
かが判断される。ここで、エンジン回転数が4000r
o−よりも高いと判断された場合は、ステップ105に
進み、エアフローメータ24からの信号により吸入空気
量(Q)が読込まれる。吸入空気量が読込まれると、ス
テップ106に進み、その吸入空気量が40001 /
sinよりも大であるか否かが判断される。ステップ1
04でエンジン回転数が400Orpmよりも低いと判
断された場合は、ステップ108に進み、吸気管圧力(
PM)が読込まれる。吸気管圧力が読込まれると、ステ
ップ109に進み、その吸気管圧力が+500 mHg
よりも高いか否かが判断される。
ステップ106において、吸入空気量が400017w
1nより大きいと判断された場合は、ステップ107に
進み、第5の三方電磁弁32がONとされる。また、ス
テップ106で吸入空気量が4000 j!/sinよ
りも小さいと判断された場合は、ステップ110に進み
、第5の三方を磁弁32がOFFとされる。ステップ1
09において、吸気管圧力が+500 mHgよりも大
であると判断された場合は、ステ、プ107に進んで第
5の三方ii電磁弁2がONとされ、ステップ109で
逆に吸気管圧力が+500 mHgよりも小さいと判断
された場合はステップ110に進み、第5の三方電磁弁
32がOFFとされる。
第5の三方電磁弁32がONになると、排気バイパス弁
38が開かれ、排気小開制御が開始される。
これにより、副ターボチャージャ8が助走回転される。
第5の三方ii電磁弁2がOFFされると、排気バイパ
ス弁38は閉しられ、小開制御は終了する。
排気小開制御が開始されると、ステップ111へ進み、
高速域か低速域か、すなわち2個ターボチャージャ作動
域か1個ターボチャージャ作動域かを判定する0図示例
では、たとえばQが5500 / /sinより大きい
場合は2個ターボチャージャ作動に切替えるべきと判断
し、55001 /■in以下のときは1個ターボチャ
ージ中作動域と判断している。
ただし、後述の如く、実際に2個ターボチャージャ作動
に切り替わるには、時間遅れがあるので、60001 
/win近辺で切り替わることになる。
ステップ111で2個ターボチャージャ作動に切り替え
るべきと判断された場合はステップ112に進み、第2
の三方i!電磁弁6がONになっている場合にはOFF
とし、吸気切替弁18の開弁(パーシャル載量)を中止
する。第2の三方電磁弁26をOFFとした後、あるい
は元々OFFである場合ステップ113に進み、第3の
三方を磁弁27をONとし、アクチュエータ10のダイ
ヤフラム室10aにコンプレッサ下流の吸気管圧力(過
給圧力)を導いて1気バイパス弁33を閉しる。吸気バ
イパス弁33閉前は、排気切替弁17は全開の状態にあ
るが、エンジン排気圧力が副ターボチャージャ8のター
ビン8aにもかかるため、前述の如く、副ターボチャー
ジ+8は助走回転(予備空転)されている。
そして、吸気バイパス弁33を閉しると、コンプレッサ
8bの出口圧力が高まるため、助走回数数がアップする
次に、上記第3の三方1を磁弁27ON後、作動停止側
のターボチャージャ、つまり副ターボチャージャ8の助
走回転数をアンプするのに必要な所定時間、例えば1秒
の時間遅れをもたせ、1秒経過後にステップ114で第
4の三方電磁弁28をONとし、アクチュエータ16の
ダイヤフラム室16aにコンプレッサ下流の吸気管圧力
(過給圧力)を導いて排気切替弁17を全開にする。も
し、副ターボチャージャ8のコンプレッサ圧力が主ター
ボチャージャ7のコンプレッサ圧力より大きくなると、
副ターボチャージャ8の過給空気が逆止弁12を介して
エンジンに供給される。続いて、上記第4の三方電磁弁
28ON後、所定時間、例えば0.5秒経過後にステッ
プ115で第1の三方を磁弁25をONとし、アクチュ
エータ11のダイヤフラム室11aにコンプレッサ下流
の吸気管圧力(過給圧力)を導いて吸気切替弁18を全
開にする。この状態では2個のターボチャージャが作動
する(なお、上記所定時間経過後に2個ターボチャージ
ャに切り替えられる際には、吸入空気量はタービン効率
の良い目標のほぼ600012 /winとなっている
)。
ステップ115において吸気切替弁18が全開とされ、
主ターボチャージャ7と副ターボチャージャ8が共に作
動する状態になった場合は、ステップ116に進み、第
5の三方NTa弁32がOFFとされ、排気バイパス弁
38が閉じられる。そのため、主ターボチャージャ7の
下流の排気通路44に、排気バイパス弁38を介して排
気ガスが流入することはなくなり、排気ガス同士の衝突
が回避される。ステップ116にて第5の三方tM1弁
32をOFFさせる機能は、エンジンコントロールコン
ピュータ29のROMに記憶されている。すなわち、ス
テップ116におけるエンジンコントロールコンピュー
タ29の処理I!能は、排気バイパス弁38の閉弁指令
手段を構成している。
第5の三方ii電磁弁2がオフとされると、ステップ1
22に進み、処理はリターンされる。
上述のステップ111で1個ターボチャージャ作動域と
判断された場合は、ステップ117に進み、第1の三方
電磁弁25をOFFとして吸気切替弁18が全閉とされ
る。吸気切替弁18が全閉とされると、ステップ118
で第4の三方電磁弁28がOFFされ、排気切替弁17
が全閉とされる。つぎに、ステップ119で第3の三方
1を磁弁27がOFFとされ、吸気バイパス弁33が全
開とされる。この状態でステ。
ブ120に進み、軽負荷か高負荷かが判断される。
図は負荷信号として吸気管圧力を例にとった場合を示し
ているが、吸気管圧力の代わりにスロットル開度、吸入
空気量/エンジン回転数で代替えされてもよい。例えば
、吸気管圧力PMが一100鶴Hgより小さい場合は軽
負荷と判断し、 100 m8g以上の場合は高負荷と
判断する。
ステップ120で高負荷と判断された場合はステップ1
22に進み、第2の三方電磁弁26をOFFとする。こ
の状態では、第1および第2の三方電磁弁25および2
6がOFFとなり、アクチュエータ11のダイヤフラム
室11aおよびllbの双方に大気圧力が導かれるから
、吸気切替弁18が全閉とされ、ステップ117 に進
みリターンする。また、この状態では、吸気切替弁18
が全閉、排気切替弁17が全閉、吸気バイパス弁33が
全開であるため、吸入空気量の少ない状態にて1個ター
ボチャージャ作動となり、過給圧力、トルクレスポンス
が良好となる。
ステップ120で軽負荷と判断された場合は、ステップ
121に進み第2の三方を磁弁26をONとし、アクチ
ュエータ11のダイヤフラムllbにサージタンク2内
の負圧を導いて吸気切替弁18を開く、この時には、吸
気負圧が第2の三方電磁弁26からアクチュエータ11
のダイヤフラム室11bに導入され、吸気切替弁18は
開いた状態になる。この状態では、排気切替弁17aが
閉であるから副ターボチャージャ8は作動せず、主ター
ボチャージャ7のみの作動となる。しかし、吸気通路1
4は吸気切替弁18が開いているため、2個ターボチャ
ージャ分の吸気通路が開の状態である。したがって、両
方のターボチャージャのコンプレフサ7b、8bを通し
て空気が吸入される。この結果、多量の過給空気量をエ
ンジンlに供給でき、低負荷からの加速特性が改善され
る。続いて、ステップ117に進みリターンする。
上記の制御において、1個ターボチャージャ作動の場合
と2個ターボチャージャ作動うの場合の過給圧特性は第
4図のようになる。
高速域では、吸気切替弁18と排気切替弁17がともに
開かれ、吸気バイパス弁33が閉じられる。これによっ
て2個ターボチャージャ7.8が過給作動し、十分な過
給空気量が得られ、出力が向上される。このとき過給圧
は、設定圧を越えないように、ウェストゲートパルプ3
1で制御される。
低速域でかつ高負荷時には、吸気切替弁18と排気切替
弁17がともに閉じられ、吸気バイパス弁33は開かれ
る。これによって、1個のターボチャージャ7のみが駆
動される。低回転域で1個ターボチャージャとするのは
、低回転域では1個ターボチャージャ過給特性が2個タ
ーボチャージャ過給特性より優れているからである。1
個ターボチャージ中とすることにより、過給圧、トルク
の立上りが早くなり、レスポンスが迅速となる。このと
きにも、過給圧は、設定圧を越えないように、ウェスト
ゲートバルブ31で制御される。
低速域でかつ軽負荷時には、排気切替弁17aを閉した
まま曝気切替弁18を開弁する。これによって、1個タ
ーボチャージャ駆動のまま、吸気通路2個ターボチャー
ジャ分が開となり、1個ターボチャージャによる吸気抵
抗の増加を除去できる。
これによって、低負荷からの加速初期における過給圧立
上り特性、レスポンスをさらに改善できる。
低速域から高速域に移行するとき、つまり1個ターボチ
ャージャから2個ターボチャージャ作動へ切り替えると
きには、吸入空気量Qが5500 i 71nに達した
ときに吸気バイパス弁33が閉しられ、副ターボチャー
ジャ8の助走回転が高められた後時間遅れをもたせて(
本実施例では1秒経過後)排気切替弁17が全開され、
続いて吸気切替弁18が全開されて、2個ターボチャー
ジャ過給作動が開始される。
なお、2個ターボチャージャへの切替時には、予め排気
バイパス弁38が開とされ、副ターボチャージャ8の助
走回転数が高められるので、1個ターボチャージャから
2個ターボチャージャへの切替時のショックが大幅に緩
和される。
そして、本実施例においては、2個ターポチャ−ジャ時
に、閉弁指令手段(エンジンコントロールコンビエータ
29)からの指令により排気バイパス弁38が全閉とさ
れるので、副ターボチャージャ8から流出した排気ガス
が排気バイパス通路39を介して、主ターボチャージャ
7の出口下流の排気通路44に流れ込まなくなる。その
結果、双方のターボチャージャ7.8の排気抵抗(排圧
)が均一になり、過給性能の向上がはかれる。
第2実施例 第5図は、本発明に係る過給機付エンジンの第2実施例
を示している0本実施例の構成は、従来技術で示した第
7図の構成に準じるので、準じる部分に第7図と同様の
符号を付すことにより、準じる部分の説明を省略し、異
なる部分についてのみ説明する。
図中、排気バイパス通路87には排気バイパス弁88が
設けられている。排気バイパス弁88は、アクチュエー
タ87′により開弁されるようになっている。エンジン
の高負荷時には、排気バイパス弁88を駆動するアクチ
ュエータ87′は閉弁指令手段(図示路)からの信号に
よって作動され、排気バイパス通路87は、第5図に示
すように、排気バイパス弁88によって確実に塞がれる
その他の作用は第1実施例に準じる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に係る過給機付エンジンに
おいては、主ターボチャージャおよび副ターボチャージ
ャが共に作動している状態では、排気バイパス弁を全閉
にさせる閉弁指令手段を設けるようにしたので、2個タ
ーボチャージャ時には、主ターボチャージャのタービン
出口下流の排気通路に排気バイパスi!路からの排気ガ
スの流入がなくなり、排気ガス同士の衝突を防止するこ
とができる。したがって、両方のターボチャージャの排
気抵抗(排圧)が均一になり、過給性能の向上がはかれ
る。
また、主ターボチャージャと副ターボチャージ中の容量
が同じである場合は、従来では排気ガスがバイパスされ
る分だけ排気管の径を変更する必要があるが、本発明の
ように、2個ターボチャージャ時に排気バイパス弁を閉
じることにより、排気管径を変える必要がなくなる。し
たがって、設計も容易になり、かつ車両への搭載性も有
利となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係る過給機付エンジンの
系統図、 第2図は第1図のエンジンにおける主、副ターボチャー
ジャのタービン下流側構造の正面図、第3図は第1図の
装置における過給制御の手順を示したフローチャート、 第4図は第1図の装置におけるエンジン回転数と吸気管
圧力との関係を示す特性図、 第5図は本発明の第2実施例に係る過給機付エンジンの
系統図、 第6図は従来の過給機付エンジンの概略系統図、第7図
は排気バイパス弁を有する過給機付エンジンの一例を示
す系統図、 第8図は第7図の装置における排気干渉の状態を示す断
面図、 である。 1・・・・・・エンジン 2・・・・・・サージタンク 3・・・・・・排気マニホルド 4・・・・・・スロットル弁 5・・・・・・スロットル開度センサ 6・・・・・・インタクーラ 7.82・・・・・・主ターボチャージャ7a・・・・
・・主ターボチャージャのタービン8.83・・・・・
・副ターボチャージャ8a・・・・・・副ターボチャー
ジャのタービン10・・・・・・吸気バイパス弁のアク
チュエータ11・・・・・・吸気切替弁のアクチュエー
タI3・・・・・・吸気バイパス通路 14・・・・・・吸気通路(コンプレフサ上流)15・
・・・・・吸気通路(コンプレフサ上流)16・・・・
・・排気切替弁のアクチュエータ17・・・・・・排気
切替弁 18・・・・・・吸気切替弁 24・・・・・・エアフローメータ 25・・・・・・第1の三方電磁弁 26・・・・・・第2の三方電磁弁 27・・・・・・第3の三方電磁弁 28・・・・・・第4の三方電磁弁 29・・・・・・エンジンコントロールコンピュータ(
閉弁指令手段) 30・・・・・・吸気管圧力センサ 31・・・・・・ウェストゲートバルブ32・・・・・
・第5の三方電磁弁 33・・・・・・吸気バイパス弁 38.88・・・・・・排気バイパス弁39.87・・
・・・・排気バイパス通路44・・・・・・主ターボチ
ャージャ側の排気通路45・・・・・・副ターボチャー
ジャ側の排気通路許  出  願  人 トヨタ自動車株式会社 第2図 83 晶リタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、主ターボチャージャおよび副ターボチャージャを有
    し、該副ターボチャージャのタービン出口下流と前記主
    ターボチャージャのタービン出口下流の排気通路とを排
    気バイパス通路を介して連通し、該排気バイパス通路に
    、該排気バイパス弁の下流に位置する排気切替弁の開弁
    前に開弁し前記副ターボチャージャから流出した排気ガ
    スの一部を前記主ターボチャージャのタービン出口下流
    に流入させて副ターボチャージャの助走回転数を高める
    排気バイパス弁を設けた過給機付エンジンであって、前
    記主ターボチャージャおよび副ターボチャージャが共に
    作動している状態では前記排気バイパス弁を全閉させる
    閉弁指令手段を設けたことを特徴とする過給機付エンジ
    ン。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010530937A (ja) * 2007-06-22 2010-09-16 アーベーベー ターボ システムズ アクチエンゲゼルシャフト 内燃機械用のスーパーチャージャ・システムの制御装置
JP2012012990A (ja) * 2010-06-30 2012-01-19 Mazda Motor Corp 車両用エンジンのターボ過給装置

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