JPH03267166A - 塗工容器 - Google Patents

塗工容器

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Publication number
JPH03267166A
JPH03267166A JP6388090A JP6388090A JPH03267166A JP H03267166 A JPH03267166 A JP H03267166A JP 6388090 A JP6388090 A JP 6388090A JP 6388090 A JP6388090 A JP 6388090A JP H03267166 A JPH03267166 A JP H03267166A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
liquid
photosensitive
tank
viscosity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6388090A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Sakamoto
雅遊亀 坂元
Masanori Matsumoto
雅則 松本
Takao Nakai
中井 隆生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP6388090A priority Critical patent/JPH03267166A/ja
Publication of JPH03267166A publication Critical patent/JPH03267166A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (al産業上の利用分野 この発明は、塗液を収容し基体の表面に塗布を施すため
の塗工容器に関する。
(bl従来の技術 基体の表面に塗膜を形成する方法としては、従来、塗工
槽(塗工容器)の中に収容された塗液の中に前記基体を
浸漬し、引き上げ、乾燥させる浸漬塗布方式が一般的で
あった。浸漬塗布方式では塗工槽に基体全体を一度に浸
漬するため、−塗工槽で使用する塗液の量が多いが、塗
工槽を複数用いて複数の基体の塗布を同時に進行するこ
とができ、量産に通している。
また、最近では塗液を収容したリング状の塗工容器の内
径側に基体゛を通過させて、前記基体の表面に塗膜を形
成する方式も開発されている。
この後者の塗布方式は、例えば、感光体の円筒状基体に
感光膜を形成する場合にも利用されており、次のように
塗布が行われる。
はぼ水平に設けられたリング状の塗工容器の内径側は、
壁の代わりに後述のスペーサが塗工容器の底面の内径側
に設けられたリング状のブレードに密着し、感光液を収
容している。前記スペーサは塗布される円筒状基体を上
下うら支持している。さらに下のスペーサを押上治具に
より前記円筒状基体ごと軸方向にほぼ垂直に押し上げ、
リング状の塗工容器のリングの中を下から上へと通過さ
ゼる。これにより、リング状の塗工容器の内径側の壁の
役割を果たしていた上スペーサは上へと移動し、その下
にセットされている円筒状基体の外周面は感光液と直接
接触し、その状態で上へと押し上げられ円筒状基体の外
周面に感光液が塗布され感光膜が形成される。円筒状基
体の塗布が終了すると、円筒状基体の下のスペーサがリ
ング状塗工容器の内径側に固定され壁の代わりとなり、
感光液を収容する。
以上のようにリング状の塗工容器を用いた塗布装置では
塗液の量、特に廃棄する量が少なく塗工効率が比較的高
いほか、装置が小型でありコストダウンを図ることがで
きる。
(C1発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述の方式ではいずれも塗工容器内で塗
液の濃度と粘度が変化し易いという問題がある。塗液中
からの溶剤の蒸発により塗液が濃縮するからである。そ
のため濃度および粘度が経時的に変化し、形成された塗
膜は膜厚がその都度異なってしまう。従って製品である
感光体は、その電子写真特性、特に帯電性、感度、残留
電位に影響が出てバラツキが大きくなる。
特にリング状の塗工容器内の感光液の中に基体を通過さ
せる方式により、基体に電荷発生層と電荷輸送層を塗布
する場合は、基体−本当たりの塗液便用量が数mlと非
常に少ないので、時間当たりの新液の補給量も少ない。
従って上述のような悪影響の問題が大きい。
そこでこの発明の目的は、収容されている塗液の濃度お
よび粘度が変化しない塗工容器を提供することにある。
(d1課題を解決するための手段 この発明では、塗液を収容し、前記塗液の中で塗布され
るべき基体に塗布を施すとともに、一定液量を保つため
に前記塗液を補給する補給口を、前記塗液の液量減少時
の液面位置より充分下に備える塗工容器において、 前記一定液量収容時のほぼ液面位置に排出口を設けたこ
とを特徴とする。
(e)作用 この発明に係る塗工容器では、塗液減少時の液面より充
分に下方に設けられた補給口より新しい塗液を、塗工に
必要な一定液量より多くなるように補給する。すると塗
工容器の下方より新しい塗液が入り上部の旧法が上昇し
、特に溶剤が莫発して濃度と粘度が大きくなった塗液の
上層部分が、前記一定液量の液面位置より上になり、一
定液量の液面位置に設けられている排出口より流出する
。すなわち、調整済の新しい塗液を余分に補給して、塗
液をオーバフローさせて、濃度と粘度の変化した部分を
排出することにより、塗液の濃度と粘土が一定に保たれ
、基体により塗布膜の膜厚のバラツキが発生しない。従
って、例えば感光体の基体の塗布の場合は、感光膜の膜
厚が一定になり、感光体の電子写真特性が安定し、画像
形成において画質に悪影響を及ぼさない。
(f)実施例 図は、この発明の実施例である塗工容器を適用した感光
体塗布装置の概略構成図である。
塗工容器ユニット10はリング状であり、そのリングの
内径側を塗布されるべき感光体の円筒状基体30が通過
する。塗液皿(本実施例における塗工容器)1の底面の
円筒状基体と密着する部分にはブレード3が設けられ、
前記ブレード3はブレード押さえ3aにより固定されて
いる。塗液皿1の壁の最下位に新しい塗液を補給する補
給口1)が配設されている。また、必要な一定液量のと
きのほぼ液面位置には排出口12が配設されている。補
給口1)には補給パイプ17がタンク18まで配管され
ポンプ16により感光液を補給する。排出口12には排
出パイプ13がタンク14まで配管されている。パイプ
19はタンク14からタンク18へと感光液をポンプ1
5により循環させる。塗液皿1の上方には蓋2が設けら
れ、前記M2の中央には円筒状基体の外径よりやや大き
い外径を有する開口部2aと、2つの撹拌機4をセット
するための撹拌孔2bが形成されている。リング状の塗
液皿1には内径側の壁がなく、その代わりに前記円筒状
基体30がブレード3に摺接して感光液20を収容し、
塗布動作中は円筒状基体30、塗液器1、M2、ブレー
ド3が塗工容器ユニノ1−10を構成する。塗布される
円筒状基体は、塗布動作前あるいは塗布動作後には塗工
容器ユニ・ット10を構成せず、円筒状基体30の上下
いずれかのスペーサ5aまたは5bが前記ブレードと密
着して塗工容器ユニット10を構成する。
前記塗工容器ユニフト10は、その外周部下方のフレー
ム8に固定されている。スペーサチャ・7り7は上下の
スペーサ5aまたは5bを所定の位置で固定する働きを
する。下のスペーサ5bの下方には押上装置6の押上治
具6bが設けられている。押上装置6は、前記押上治具
6bに送りネジ6aが下方より接続し、モータ6cの回
転がギア部6eを経て伝達される。押上装置6は押上治
具6bにより、下のスペーサ5bとそれにセットされた
円筒状基体30を塗工容器ユニット10に収容された感
光液(本実施例の塗液)20の中を通過させる。これに
より円筒状基体30は直接感光液20と接触して感光膜
21が形成される。
押上治具6bの上部にはサン七S1が取す付けられ、ス
ペーサが固定される位置で前記サン七S1に対応する塗
工容器ユニット10の下方の位置にセンサS2が取り付
けられている。押上装置6が円筒状基体を押し上げ下の
スペーサ5bが塗工容器ユニット10の所定位置にくる
と円筒状基体の塗布が終了する。このときセンサS1と
センサS2の位置がぴったりと並んてセンサS2がセン
サS1を検知してオンする。逆に、次の円筒状基体をセ
ットするために押上治具が降下するとセンサS2はセン
サS1を検知しないのでオフとなる。コノヨウナセンサ
の検知タイミングに基づいて、塗布動作と塗布動作の合
間に塗工容器ユニ7)内の感光液の補給および撹拌が行
われる。
即ち、濃度と粘度が調整された感光液2oがタンク18
からポンプ↓6により補給口1)に補給される。このと
き感光液を塗工に必要な一定量より余分になるように補
給すると、塗工容器内の感光液の液面が上昇して、上層
部分の濃度と粘度の高くなった感光液は排出口12の位
置より上へ上昇し排出口12より排出パイプ13を通っ
てタンク14へと排出される。そののち塗工容器中では
撹拌が行われ、タンク14では図示せぬ粘調装置等によ
り溶剤追加、撹拌が行われ、バイブ19を通ってタンク
18に戻される。
本実施例では、感光液(塗液)としてジブロムアンスア
ンスロン2重量部、ブチラール樹脂(エスレソクBM・
2、セキスイ化学製)2重量部、シクロへキサノン23
0重量部を調合しボールミルで8時間分散し、粘度は6
cPのものを用いた。塗工動作の合間に新液を余分に補
給しオーバフローさせることにより感光液の粘度は経時
的に著しい変化は認められず、±0.5cP前後で安定
していた。さらに−円筒状基体に使用される塗布量は常
に0.05g/n?前後で、感光膜の膜厚の安定した感
光体を形成することができる。
本実施例ではリング状の塗工容器ユニットを用いる塗布
装置に適用したが、浸漬塗布法式の塗工槽(塗工容器)
に適用しても、常に安定した濃度と と粘度の感光液により塗布するこ→ができる。
(g1発明の効果 以上のように、この発明によれば、塗液減少時の液面よ
り充分に下方に設けられた補給口より新しい塗液を、塗
工に必要な一定液量より多くなるように補給する。こう
して上部に設けられた排出口よりオーバフローさせ溶剤
が蒸発して濃度と粘度が変化した塗液を流出させ、その
分調整法の新しい塗液を補給する。従って、時間を経て
も塗液の濃度と粘度が変化することがなり塗液の濃度と
粘土が一定に保たれる。そして塗布膜の膜厚のバラツキ
が発生することなく、例えば感光体の基体の塗布の場合
は、感光膜の膜厚が一定になり、安定した電子写真特性
を有する感光体を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
図は、この発明の実施例である塗工容器を適用した感光
体塗布装置の概略構成図である。 1−塗液器(本実施例の塗工容器)、 1)−補給口、 12〜排出口、 2〇−感光液(本実施例の塗液)、 3〇−円筒状基体(本実施例の基体)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)塗液を収容し、前記塗液の中で塗布されるべき基
    体に塗布を施すとともに、 一定液量を保つために前記塗液を補給する補給口を、前
    記塗液の液量減少時の液面位置より充分下に備える塗工
    容器において、 前記一定液量収容時のほぼ液面位置に排出口を設けたこ
    とを特徴とする塗工容器。
JP6388090A 1990-03-14 1990-03-14 塗工容器 Pending JPH03267166A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6388090A JPH03267166A (ja) 1990-03-14 1990-03-14 塗工容器

Applications Claiming Priority (1)

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JP6388090A JPH03267166A (ja) 1990-03-14 1990-03-14 塗工容器

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JPH03267166A true JPH03267166A (ja) 1991-11-28

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ID=13242049

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6388090A Pending JPH03267166A (ja) 1990-03-14 1990-03-14 塗工容器

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JP (1) JPH03267166A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5058562A (en) * 1989-07-28 1991-10-22 Toyoda Koki Kabushiki Kaisha Rotary diamond tool for truing grinding wheel
US5133783A (en) * 1989-10-27 1992-07-28 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Inner peripheral type thin plate blade and method of producing the same
JP2005326821A (ja) * 2004-04-14 2005-11-24 Ricoh Co Ltd 電子写真感光体の塗工方法及び塗工装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5058562A (en) * 1989-07-28 1991-10-22 Toyoda Koki Kabushiki Kaisha Rotary diamond tool for truing grinding wheel
US5133783A (en) * 1989-10-27 1992-07-28 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Inner peripheral type thin plate blade and method of producing the same
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