JPH03266255A - オートチェンジャ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は例えば、光ディスク；光磁気ディスクなどを収
納したディスクカートリッジをカートリッジ収納棚とド
ライブ装置との間で交換するオートチェンジャに関する
ものである。

［従来の技術］ このようなオートチェンジャでは、第３図に示されてい
るように、カートリッジ収納棚３２とドライブ装置３３
との間でディスクカートリッジ３７の交換を行なうため
に、これらの間で移動するキャリヤ３５がガイドレール
３４に沿って移動するように装備されている。上記キャ
リヤ３５はカートリッジ３７を取込み、取出しするため
に、その方向に動作する移動部材３６を備えており、こ
こにはカートリッジ３７を着脱するフック状のハンド３
８が用意されている。

しかして、上記ハンド３８はディスクカートリッジ３７
を係合保持し、移動部材３６の移動動作で上記キャリヤ
３５内に上記カートリッジ３７を取込み、キャリヤ３５
がドライブ装置３３あるいはカートリッジ収納棚３２の
所定位置に移動した段階で、移動部材３６の逆動作で、
上記カートリッジ３７を取出し、ハンド３８で係合保持
したまま、上記ドライブ装置３３あるいはカートリッジ
収納棚３２への装填を行う。この後、ハンド３８のグッ
プを解除する。上記ドライブ装置３３あるいはカートリ
ッジ収納棚３２からの取出しも同様の手順、で行なわれ
る。またカートリッジ収納棚３２の所定棚段とドライブ
装置３３との間でのキャリヤ３５の移動はモータなどの
適当な手段で行なわれる。

［発明が解決しようとする課題］ ここで問題になるのは、ディスクカートリッジの交換に
際しては、カートリッジ収納棚３２から一度、キャリヤ
３５上にカートリッジ７を移行してから、該キャリヤ３
５をドライブ装置３３まで運び、そこで再び反対操作に
よりキャリヤ３５からドライブ装置３３ヘカートリツジ
７を装填するという作業が必要で、終了時もこれと逆の
動作を必要とする。このため、カートリッジの受け渡し
に時間を要し、また、制御プロセスも複雑となり、動作
、停止の繰返し回数も増す。

［発明の目的］ 本発明は上記事情にもとづいてなされたもので、キャリ
ヤに直接ドライブ装置を搭載して、カートリッジ収納棚
における各カートリッジに対して、直接ドライブ装置を
アクセスすることで、受け渡しを単純化し、このための
制御プロセスを簡素化するとともに、受け渡し時間の短
縮を実現したオートチェンジャを提供しようとするもの
である。

［課題を解決するための手段］ このため、本発明では、複数のディスクカートリッジを
収納するカートリッジ収納棚から所要のカートリッジを
選択してドライブ装置に装填し、記録／再生を行い、ま
た上記ドライブ装置からカートリッジを取出してカート
リッジ収納棚へ戻すように動作するオートチェンジャに
おいて、上記カートリッジ収納棚の所要個所へアプロー
チするためのキャリヤに対して直接ドライブ装置を搭載
し、該ドライブ装置へおよびそこからのカートリッジの
装填、取出しと同時にカートリッジ収納棚からおよびそ
こへのカートリッジの取出し、戻しを行なう受け渡し手
段を上記キャリヤに設けている。

（作　用） したがって、カートリッジの選択時にカートリッジ収納
棚へのキャリヤのアプローチ動作を行なうだけで、あと
はカートリッジの受け渡し動作を行なうのみであるから
、受け渡し操作が単純化され、その時間も短縮されるし
、制御プロセスも簡素化でき、動作、停止の繰返しが大
幅に減少し、耐久性を向上できる。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を第１図を参照して具体的に説
明する。第１図において、符号１はディスクオートチェ
ンジャの装置本体であり、内部の一側には上下に多数の
棚数な備えるディスクカートリッジ収納棚２が設けられ
ており、また、装置の他側にはガイドレール４が、上記
カートリッジ収納棚２と並んで垂直に配設されており、
このガイドレール４には摺動自在にカートリッジキャリ
ヤ５が配設されている。そして、上記キャリヤ５には、
光ディスクあるいは光磁気ディスクからの情報の再生あ
るいは記録を行なう情報記録再生装置としてのドライブ
装置３が搭載されている。上記キャリヤ５には、また、
取込み、取出し方向に移動する移動部材６が配設され、
その先端にはカートリッジ７に係合して、これをキャリ
ヤ５上へもたらし、ドライブ装置３に装填し、あるいは
反対にドライブ装置３からカートリッジ７を取出してカ
ートリッジ収納棚２の対応個所へ戻すハンド８が設けら
れている。このように、上記ドライブ装置３へのカート
リッジ取込み、排出の動作が移動部材６の働きで行われ
るために、ドライブ装置３自体が備える装填、排出手段
と兼用させることもできる。なお、上記キャリヤ５をガ
イドレール４に沿って昇降するために、この実施例では
、ガイドレール４にねじが形成してあり、これをその下
端（あるいは上端）に設けたモータ９で駆動することに
より、上記ガイドレール４に螺合するキャリヤ５を昇降
する構成になっている。また、上記キャリヤ５には、移
動部材６を前進あるいは後退するための駆動手段１０が
設けられている。

なお、上記実施例では、装置本体ｌにカートリッジ挿入
口１１が開口してあり、ここに対応して、外部ディスク
カートリッジ７′を受け入れる・別設のカートリッジ収
納部２′が用意されていて、ここにカートリッジ７′が
装填されていれば、キャリヤ５をこの位置に移行し、ド
ライブ装置３への取込み、あるいはそこからの排出が行
なえる。

上記駆動手段９およびｌＯは中央処理ユニット１３から
の制御信号に基いて動作する。この中央処理ユニット１
３には、例えばキーボード１４から制御信号が入力され
る。上記中央処理ユニット１３には通常のマイクロコン
ピュータと同様、ＲＡＭ１５、ＲＯＭ１６などが用意さ
れていて、パスライン１７を介してアクセスできるよう
になっている。

このような構成では、中央処理ユニット１３にキーボー
ド１４から入力されたカートリッジ選択信号で、駆動手
段９が駆動され、カートリッジ収納棚２の所要の棚段へ
とキャリヤ５を運び、そこで駆動手段１０の働きで移動
部材６を進退させ、ハンド８で所要のディスクカートリ
ッジ７を取出し、同時にドライブ装置３内に引込むこと
になる。しかして、ドライブ装置３でカートリッジ７の
セツティングが行なわれ、書込み、読取りが直ちに実施
される。この過程では、キャリヤ５は停止している。

ドライブ装置３でのディスク読取り、あるいは記録がな
された後、中央処理ユニット１３からの信号でディスク
カートリッジ７がドライブ装置３より排出される。この
時、移動部材６は逆に動作されてハンド８でカートリッ
ジ７を保持して、対応する元のカートリッジ収納棚２の
棚段へ戻す。

したがって、カートリッジ７の選択時にキャリヤ５を動
かすだけで、あとは、次のカートリッジの選択までキャ
リヤ５の動作が不要である。このようにキャリヤ５に直
接ドライブ装置３を搭載したために、カートリッジ収納
棚２と上記ドライブ装置３とのカートリッジ受け渡し操
作が単純となり、時間が短縮でき、また、制御プロセス
も簡素化される。

なお、上記実施例では、受け渡し手段として、移動部材
６およびハンド８を用いたが、カートリッジ７をカート
リッジ収納棚２とドライブ装置３との間で受け渡す機構
ならば、どのような構成にしてもよいことは勿論である
。

（発明の効果） 本発明は以上詳述したようになり、キャリヤに直接、ド
ライブ装置を搭載したので、カートリッジ収納棚におけ
る各カートリッジに対して、直接ドライブ装置をアクセ
スでき、受け渡し動作を単純化でき、このための制（財
）プロセスも簡素化できると共に、受け渡し時間の短縮
もはかれるなどの多くの利益を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す概略構成図、第２図は
別の実施例の概略構成図、第３図は従来例の概略構成図
である。 ｌ・・・装置本体、２・・・カートリッジ収納棚、３・
・・ドライブ装置、５・・・キャリヤ、６・・・移動部
材、７・・・カートリッジ、８・・・ハンド。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数のディスクカートリッジを収納するカートリッジ収
   納棚から所要のカートリッジを選択してドライブ装置に
   装填し、記録／再生を行い、また、上記ドライブ装置か
   らカートリッジを取出してカートリッジ収納棚に戻すよ
   うに動作するオートチェンジャにおいて、上記カートリ
   ッジ収納棚の所要個所へアプローチするためのキャリヤ
   に対して直接ドライブ装置を搭載し、該ドライブ装置へ
   およびそこからのカートリッジの装填、取出しと同時に
   カートリッジ収納棚からおよびそこへのカートリッジの
   取出し、戻しを行なう受け渡し手段を上記キャリヤに設
   けたことを特徴とするオートチェンジャ。