JPH03264429A - 紙葉類の繰出し調節ファジィ制御装置 - Google Patents
紙葉類の繰出し調節ファジィ制御装置Info
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- JPH03264429A JPH03264429A JP6368690A JP6368690A JPH03264429A JP H03264429 A JPH03264429 A JP H03264429A JP 6368690 A JP6368690 A JP 6368690A JP 6368690 A JP6368690 A JP 6368690A JP H03264429 A JPH03264429 A JP H03264429A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 abstract description 34
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 3
- 208000034423 Delivery Diseases 0.000 abstract 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000012840 feeding operation Methods 0.000 description 1
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 1
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
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- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（イ）産業上の利用分野
この発明は、紙幣等の紙葉類を取扱う自動預金支払機に
内部構成されるような紙葉類の繰出し装置に関し、さら
に詳しくは紙葉類の繰出し初期状態を調節しながら繰出
すことができる紙葉類の繰出し調節ファジィ制御装置に
関する。
内部構成されるような紙葉類の繰出し装置に関し、さら
に詳しくは紙葉類の繰出し初期状態を調節しながら繰出
すことができる紙葉類の繰出し調節ファジィ制御装置に
関する。
（ロ）従来の技術
一般に、この種の紙葉類繰出し装置は、紙葉類収納部の
繰出し位置に配設された繰出しローラの繰出し作用およ
びゲートローラの一枚出し規制作用によって紙葉類を一
枚ずつ繰出している（例えば先行出願の特願平１−１７
６７０３号公報）。
繰出し位置に配設された繰出しローラの繰出し作用およ
びゲートローラの一枚出し規制作用によって紙葉類を一
枚ずつ繰出している（例えば先行出願の特願平１−１７
６７０３号公報）。
この場合、ゲートローラを可変制御して、紙葉類の繰出
し隙間を常に最適な値に設定して、繰出し不良のない安
定した繰出しを実行するようにしているが、例えば流通
紙幣を取扱った場合、曲り癖、折れ癖および腰が弱い場
合、あるいはテープや糊等の異物が付着している場合は
、ゲートローラの制止力が十分に追従せず、繰出し初期
段階でスキュや繰出しピッチが微妙に変動し、完全に正
確な繰出しをすることができなかった。
し隙間を常に最適な値に設定して、繰出し不良のない安
定した繰出しを実行するようにしているが、例えば流通
紙幣を取扱った場合、曲り癖、折れ癖および腰が弱い場
合、あるいはテープや糊等の異物が付着している場合は
、ゲートローラの制止力が十分に追従せず、繰出し初期
段階でスキュや繰出しピッチが微妙に変動し、完全に正
確な繰出しをすることができなかった。
（ハ）発明が解決しようとする問題点
この発明は、紙葉類の初期繰出し段階で、紙葉類の繰出
し姿勢を完全な繰出し姿勢に調節してから繰出すように
した紙葉類の繰出し調節ファジィ制御装置の提供を目的
とする。
し姿勢を完全な繰出し姿勢に調節してから繰出すように
した紙葉類の繰出し調節ファジィ制御装置の提供を目的
とする。
（ニ）問題点を解決するための手段
この発明は、紙葉類収納部に収納された紙葉類と接触し
て紙葉類を一枚出しする繰出しローラを繰出し幅方向に
２分割し、この両繰出しローラを独立駆動して紙葉類の
送り度合いを調節する送り度合い制御手段と、上記繰出
される紙葉類のスキュ度合い・繰出しピッチ度合い等の
紙葉類の繰出し状態を検知する検知手段と、上記検知手
段で検知した紙葉類の繰出しデータに対し、各種の条件
下で繰出し状態に対応する適正な送り度合いとなるファ
ジィ変数のデータを納めたファジィルールに基づいて、
上記送り度合い制御手段を最も妥当な送り度合いにファ
ジィ推論制御するファジィ推論制御手段とを備えた紙葉
類の繰出し調節ファジィ制御装置である。
て紙葉類を一枚出しする繰出しローラを繰出し幅方向に
２分割し、この両繰出しローラを独立駆動して紙葉類の
送り度合いを調節する送り度合い制御手段と、上記繰出
される紙葉類のスキュ度合い・繰出しピッチ度合い等の
紙葉類の繰出し状態を検知する検知手段と、上記検知手
段で検知した紙葉類の繰出しデータに対し、各種の条件
下で繰出し状態に対応する適正な送り度合いとなるファ
ジィ変数のデータを納めたファジィルールに基づいて、
上記送り度合い制御手段を最も妥当な送り度合いにファ
ジィ推論制御するファジィ推論制御手段とを備えた紙葉
類の繰出し調節ファジィ制御装置である。
（ホ）発明の作用
この発明によれば、紙葉類の繰出し時に、検知手段が紙
葉類の繰出し状態を検知したとき、この検知要素を前件
部としてファジィ推論制御手段が、最適な後件部を求め
るべくファジィルールに基づいた最も妥当な送り速度修
正量を出力し、この出力で独立する両側に配設された繰
出しローラの個々の送り度合いを最適な値に調整するよ
う送り度合い制御手段をファジィ推論制御する。
葉類の繰出し状態を検知したとき、この検知要素を前件
部としてファジィ推論制御手段が、最適な後件部を求め
るべくファジィルールに基づいた最も妥当な送り速度修
正量を出力し、この出力で独立する両側に配設された繰
出しローラの個々の送り度合いを最適な値に調整するよ
う送り度合い制御手段をファジィ推論制御する。
（へ）発明の効果
このため、紙葉類の紙質変化やローラの経年変化等によ
って、仮に紙葉類が不安定に繰出されようとしても、繰
出しローラの初期繰出し位置でスキュや送りピッチの変
動を吸収解消して、完全な繰出し姿勢に修正して繰出す
ことができ、この結果、後段での搬送障害を未然に防止
する信頼性の高い繰出し制御動作を実行する。
って、仮に紙葉類が不安定に繰出されようとしても、繰
出しローラの初期繰出し位置でスキュや送りピッチの変
動を吸収解消して、完全な繰出し姿勢に修正して繰出す
ことができ、この結果、後段での搬送障害を未然に防止
する信頼性の高い繰出し制御動作を実行する。
（ト）実施例
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は紙幣繰出し機構に装備される紙幣の繰出し調節フ
ァジィ制御装置を示し、第１図および第２図において、
この紙幣繰出し機構１１は、紙幣収納箱１２から繰出さ
れる紙幣１３の繰出し経路１４に沿って配設される左右
の検知ローラＳｌ。
ァジィ制御装置を示し、第１図および第２図において、
この紙幣繰出し機構１１は、紙幣収納箱１２から繰出さ
れる紙幣１３の繰出し経路１４に沿って配設される左右
の検知ローラＳｌ。
Ｓ２と、左右の初期繰出しローラＲ１，Ｒ２と、左右の
フィードローラＲ３，Ｒ４と、左右のゲートローラＲ５
，Ｒ６と、左右の繰出し検知センサＳ３．Ｓ４ とから
構成される。
フィードローラＲ３，Ｒ４と、左右のゲートローラＲ５
，Ｒ６と、左右の繰出し検知センサＳ３．Ｓ４ とから
構成される。
上述の紙幣収納箱１２は、積層した紙幣１３を下方より
紙幣押圧板１５で上方に押圧付勢し、この上方対向位置
には、繰出し幅方向の同軸線上に２分割した左右の初期
繰出しローラＲ１，Ｒ２を配設して受止め、積層された
上面の紙幣１３が、これらローラＲ１，Ｒ２により繰出
し可能な接触対応状態に設けられている。
紙幣押圧板１５で上方に押圧付勢し、この上方対向位置
には、繰出し幅方向の同軸線上に２分割した左右の初期
繰出しローラＲ１，Ｒ２を配設して受止め、積層された
上面の紙幣１３が、これらローラＲ１，Ｒ２により繰出
し可能な接触対応状態に設けられている。
これら左右の初期繰出しローラＲ１，Ｒ２は、上面が開
放された紙幣収納箱１２の上面繰出し位置において、左
初期繰出しローラＲ１が左駆動モータＭ１に、右初期繰
出しローラＲ２が右駆動モータＭ２によって独立駆動さ
れ、これら両ローラＲ１，Ｒ２を回転駆動することによ
り紙幣収納箱１２から順次上面の紙幣１３を初期繰出し
動作する。
放された紙幣収納箱１２の上面繰出し位置において、左
初期繰出しローラＲ１が左駆動モータＭ１に、右初期繰
出しローラＲ２が右駆動モータＭ２によって独立駆動さ
れ、これら両ローラＲ１，Ｒ２を回転駆動することによ
り紙幣収納箱１２から順次上面の紙幣１３を初期繰出し
動作する。
また、左初期繰出しローラＲ１の近傍位置には左検知ロ
ーラＳｌを、右初期繰出しローラＲ２の近傍位置には右
検知ローラＳ２を各独立して配設し、これら検知ローラ
Ｓｌ、Ｓ２は既述した初期繰出しローラＲ１，Ｒ２と同
様に、積層された紙幣１３の上面と対接して紙幣の繰出
し動作に伴って回転し、この初期繰出し時に左右の検知
ローラＳｌ、Ｓ２の回転数を比較して初期繰出しされた
紙幣１３のスキ３度合いを検出するようにしている。
ーラＳｌを、右初期繰出しローラＲ２の近傍位置には右
検知ローラＳ２を各独立して配設し、これら検知ローラ
Ｓｌ、Ｓ２は既述した初期繰出しローラＲ１，Ｒ２と同
様に、積層された紙幣１３の上面と対接して紙幣の繰出
し動作に伴って回転し、この初期繰出し時に左右の検知
ローラＳｌ、Ｓ２の回転数を比較して初期繰出しされた
紙幣１３のスキ３度合いを検出するようにしている。
そして、繰出し経路１４の繰出し位置には、周面の一部
に一回転で一枚出しを実行するためのゴム材等の高摩擦
部材１６を装着したフィードローラＲ３，Ｒ４と、繰出
し方向の回転を規制した−枚出し制御用のゲートローラ
Ｒ５，Ｒ６とを対設し、また一方のフィードローラＲ３
には、フィードローラの一回転動作を検知して紙幣の一
枚出しタイミングを制御するためのタイミング検知セン
サＳ５を配設している。
に一回転で一枚出しを実行するためのゴム材等の高摩擦
部材１６を装着したフィードローラＲ３，Ｒ４と、繰出
し方向の回転を規制した−枚出し制御用のゲートローラ
Ｒ５，Ｒ６とを対設し、また一方のフィードローラＲ３
には、フィードローラの一回転動作を検知して紙幣の一
枚出しタイミングを制御するためのタイミング検知セン
サＳ５を配設している。
これらローラＲ３〜Ｒ６の後段位置には、搬送幅方向に
左右の繰出し検知センサＳ３．Ｓ４を配設して、繰出さ
れる紙幣１３間の繰出しピッチを検知するようにしてい
る。
左右の繰出し検知センサＳ３．Ｓ４を配設して、繰出さ
れる紙幣１３間の繰出しピッチを検知するようにしてい
る。
そして、紙幣収納箱１２から紙幣１３が繰出される初期
繰出し段階で、左右の検知ローラＳｌ。
繰出し段階で、左右の検知ローラＳｌ。
Ｓ２によりスキュ度合いが検知され、また左右の繰出し
検知センサＳ３．Ｓ４により繰出しピッチ度合いが検知
され、これら検知データに基づいて左右の初期繰出しロ
ーラＲ１，Ｒ２を個々に独立駆動して最適な繰出し状態
に調節しながら初期繰出し操作する。これにより、繰出
される紙幣１３は、スキュや送りピッチのズレが解消さ
れた適正な繰出し状態に修正されて繰出される。
検知センサＳ３．Ｓ４により繰出しピッチ度合いが検知
され、これら検知データに基づいて左右の初期繰出しロ
ーラＲ１，Ｒ２を個々に独立駆動して最適な繰出し状態
に調節しながら初期繰出し操作する。これにより、繰出
される紙幣１３は、スキュや送りピッチのズレが解消さ
れた適正な繰出し状態に修正されて繰出される。
第３図は紙幣の繰出し調節ファジィ推論制御回路を示し
、ＣＰＵ３１は、左右の検知ローラＳｌ。
、ＣＰＵ３１は、左右の検知ローラＳｌ。
Ｓ２および左右の繰出し検知センサ３３．Ｓ４から入力
される検知信号およびＲＯＭ３２に格納されたプログラ
ムに従って、左駆動モータＭ１および右駆動モータＭ２
に、ファジィ推論エンジン（以下ＦＩＥと称す）３３を
介して最適な送り速度修正量を出力し、このときの必要
な制御データをＲＡＭ３４に記憶させる。
される検知信号およびＲＯＭ３２に格納されたプログラ
ムに従って、左駆動モータＭ１および右駆動モータＭ２
に、ファジィ推論エンジン（以下ＦＩＥと称す）３３を
介して最適な送り速度修正量を出力し、このときの必要
な制御データをＲＡＭ３４に記憶させる。
上述のＦＩＥ３３は、左右の検知ローラＳｌ。
Ｓ２からの検知信号によって求められる現在の検知要素
を前件部Ｘ１．Ｘ２（条件部）とし、この現在の検知要
素に対応して設定される紙幣１３の送り度合いを後件部
Ｙｌ、Ｙ２（結論部）とするファジィルールを設定し、
上述の検知要素からファジィルールに基づいて最も妥当
な送り速度修正量（モータ回転数）Ｚｌ、Ｚ２を出力し
、これらの出力Ｚｌ、Ｚ２で周駆動モータＭｌ、Ｍ２を
介して繰出される紙幣１３の送り度合いを完全な繰出し
姿勢に修正して繰出すようにファジィ推論制御する。
を前件部Ｘ１．Ｘ２（条件部）とし、この現在の検知要
素に対応して設定される紙幣１３の送り度合いを後件部
Ｙｌ、Ｙ２（結論部）とするファジィルールを設定し、
上述の検知要素からファジィルールに基づいて最も妥当
な送り速度修正量（モータ回転数）Ｚｌ、Ｚ２を出力し
、これらの出力Ｚｌ、Ｚ２で周駆動モータＭｌ、Ｍ２を
介して繰出される紙幣１３の送り度合いを完全な繰出し
姿勢に修正して繰出すようにファジィ推論制御する。
上述のファジィルールは、予め定められたファジィルー
ルテーブル３５に従って設定されるものであって、これ
は初期繰出し段階での紙幣１３のスキ二度合いと、紙幣
１３の繰出しピッチ度合いとに対応した適正値を予め定
めておき、この適正値と検知事実とを比較して、これら
の事実に対して最も妥当な結論を、第４図（イ）（ロ）
（前件部）と、第５図（後件部）（イ）（ロ）に示すよ
うなファジィ変数を用いたメンバシップ関数により設定
する。
ルテーブル３５に従って設定されるものであって、これ
は初期繰出し段階での紙幣１３のスキ二度合いと、紙幣
１３の繰出しピッチ度合いとに対応した適正値を予め定
めておき、この適正値と検知事実とを比較して、これら
の事実に対して最も妥当な結論を、第４図（イ）（ロ）
（前件部）と、第５図（後件部）（イ）（ロ）に示すよ
うなファジィ変数を用いたメンバシップ関数により設定
する。
このメンバシップ関数において、ファジィ集合度合い（
グレード）を示す各ラベル（ファジィ値）を、 （負方向Ｎ・基準Ｚ・正方向Ｐ）の方向表示グループと
、 （大Ｌ・中Ｍ・小Ｓ）の度合い表示グループとの組合わ
せにより表示設定し、 第４図（イ）の左右の検知ローラ８１．Ｓ２の回転数差
から求められるスキュ度合いＸＩを示すメンバシップ関
数は、 ＮＬ：かなり左スキュである ＮＭ：ある程度左スキュである ＮＳ：少し左スキュである Ｚ ニスキュなし ＰＳ：少し右スキュである ＰＭ：ある程度右スキュである ＰＬ：かなり右スキュである を表している。
グレード）を示す各ラベル（ファジィ値）を、 （負方向Ｎ・基準Ｚ・正方向Ｐ）の方向表示グループと
、 （大Ｌ・中Ｍ・小Ｓ）の度合い表示グループとの組合わ
せにより表示設定し、 第４図（イ）の左右の検知ローラ８１．Ｓ２の回転数差
から求められるスキュ度合いＸＩを示すメンバシップ関
数は、 ＮＬ：かなり左スキュである ＮＭ：ある程度左スキュである ＮＳ：少し左スキュである Ｚ ニスキュなし ＰＳ：少し右スキュである ＰＭ：ある程度右スキュである ＰＬ：かなり右スキュである を表している。
第４図（ロ）の左右の繰出し検知センサＳ３゜Ｓ４で検
知した前回の紙幣繰出し検知時点と、今回の紙幣繰出し
検知時点から求められる繰出しピッチ度合いＸ２を示す
メンバシップ関数は、ＮＬ：かなり長ピツチである ＮＭ：ある程度長ピツチである ＮＳ：少し長ピツチである Ｚ ：適正な繰出しピッチである ＰＳ：少し短ピツチである ＰＭ：ある程度短ピツチである ＰＬ：かなり短ピツチである を表している。
知した前回の紙幣繰出し検知時点と、今回の紙幣繰出し
検知時点から求められる繰出しピッチ度合いＸ２を示す
メンバシップ関数は、ＮＬ：かなり長ピツチである ＮＭ：ある程度長ピツチである ＮＳ：少し長ピツチである Ｚ ：適正な繰出しピッチである ＰＳ：少し短ピツチである ＰＭ：ある程度短ピツチである ＰＬ：かなり短ピツチである を表している。
第５図（イ）の左駆動モータの回転出力度合いＹｌを示
すメンバシップ関数は、 ＮＬ：回転速度をかなり遅くする ＮＭ：回転速度をある程度遅くする ＮＳ：回転速度を少し遅くする ２ ：基準の回転速度を維持する ＰＳ：回転速度を少し速くする ＰＭ二回転速度をある程度速くする ＰＬ二回転速度をかなり速くする を表している。
すメンバシップ関数は、 ＮＬ：回転速度をかなり遅くする ＮＭ：回転速度をある程度遅くする ＮＳ：回転速度を少し遅くする ２ ：基準の回転速度を維持する ＰＳ：回転速度を少し速くする ＰＭ二回転速度をある程度速くする ＰＬ二回転速度をかなり速くする を表している。
第５図（ロ）の右駆動モータの回転出力度合いＹ２を示
すメンバシップ関数は、 ＮＬ：回転速度をかなり遅くする ＮＭ：回転速度をある程度遅くする ＮＳ：回転速度を少し遅くする ２ ：基準の回転速度を維持する ＰＳ：回転速度を少し速くする ＰＭ：回転速度をある程度速くする ＰＬ：回転速度をかなり速くする を表している。
すメンバシップ関数は、 ＮＬ：回転速度をかなり遅くする ＮＭ：回転速度をある程度遅くする ＮＳ：回転速度を少し遅くする ２ ：基準の回転速度を維持する ＰＳ：回転速度を少し速くする ＰＭ：回転速度をある程度速くする ＰＬ：回転速度をかなり速くする を表している。
さらに、前述のファジィルールテーブル３５の設定例と
しては、第３図中にも示すように、（ルール１） もし、初期繰出し時に、紙幣の左側が若干先行して少し
スキュしくＸＩ ＝ＮＳ） 、さらに紙幣の繰出しピッ
チが基準の繰出しピッチより短ピツチ（Ｘ２ ＝ＰＭ）
であることを検知すれば、その時はＦＩＥ３３が、左駆
動モータＭ１の回転数をある程度下げ（Ｙｌ ＝ＮＭ）
、右駆動モータＭ２の回転数を少し下げて（Ｙ２ ＝
ＮＳ） 、初期繰出しローラＲ１，Ｒ２の位置でスキュ
を解消すると共に、基準の繰出しピッチに調節する。
しては、第３図中にも示すように、（ルール１） もし、初期繰出し時に、紙幣の左側が若干先行して少し
スキュしくＸＩ ＝ＮＳ） 、さらに紙幣の繰出しピッ
チが基準の繰出しピッチより短ピツチ（Ｘ２ ＝ＰＭ）
であることを検知すれば、その時はＦＩＥ３３が、左駆
動モータＭ１の回転数をある程度下げ（Ｙｌ ＝ＮＭ）
、右駆動モータＭ２の回転数を少し下げて（Ｙ２ ＝
ＮＳ） 、初期繰出しローラＲ１，Ｒ２の位置でスキュ
を解消すると共に、基準の繰出しピッチに調節する。
ｉ ｆ ＸＩ ＝Ｎ Ｓ Ｘ２ ＝ ＰＭｔ
ｈｅｎ Ｙｌ ＝ＮＭ Ｙ２ ＝ＮＳ（ルール２
） もし、初期繰出し時の紙幣に傾きがなく （ＸＩ＝２）
、紙幣の繰出しピッチが基準の繰出しピッチより少し長
ピツチ（Ｘ２＝ＰＳ）であることを検知すれば、その時
はＦＩＥ３３が左右の両駆動モータＭｌ、Ｍ２の回転数
を少し上げて（Ｙ１＝ＰＳ）（Ｙ２ ＝ＰＳ） 、初期
繰出しローラＲ１゜Ｒ２の位置で基準の繰出しピッチに
調節する。
ｈｅｎ Ｙｌ ＝ＮＭ Ｙ２ ＝ＮＳ（ルール２
） もし、初期繰出し時の紙幣に傾きがなく （ＸＩ＝２）
、紙幣の繰出しピッチが基準の繰出しピッチより少し長
ピツチ（Ｘ２＝ＰＳ）であることを検知すれば、その時
はＦＩＥ３３が左右の両駆動モータＭｌ、Ｍ２の回転数
を少し上げて（Ｙ１＝ＰＳ）（Ｙ２ ＝ＰＳ） 、初期
繰出しローラＲ１゜Ｒ２の位置で基準の繰出しピッチに
調節する。
ｊ ｆ ＸＩ ＝Ｚ Ｘ２ ＝ＰＳｔｈｅ
ｎ Ｙｌ ＝ＰＳ Ｙ２ ＝ＰＳ（ルール３） もし、初期繰出し時に、紙幣の右側が若干先行して少し
スキュしくＸＩ ＝ＰＳ） 、さらに紙幣の繰出しピッ
チが基準の繰出しピッチより長ピツチ（Ｘ２ ＝ＮＭ）
であることを検知すれば、その時はＦＩＥ３３が、左駆
動モータＭ＋の回転数をある程度上げ（Ｙｌ ＝ＰＭ）
、右駆動モータＭ２の回転数を少し上げて（Ｙ２ ＝
ＰＳ） 、初期繰出しローラＲ１，Ｒ２の位置でスキュ
を解消すると共に、基準の繰出しピッチに調節する。
ｎ Ｙｌ ＝ＰＳ Ｙ２ ＝ＰＳ（ルール３） もし、初期繰出し時に、紙幣の右側が若干先行して少し
スキュしくＸＩ ＝ＰＳ） 、さらに紙幣の繰出しピッ
チが基準の繰出しピッチより長ピツチ（Ｘ２ ＝ＮＭ）
であることを検知すれば、その時はＦＩＥ３３が、左駆
動モータＭ＋の回転数をある程度上げ（Ｙｌ ＝ＰＭ）
、右駆動モータＭ２の回転数を少し上げて（Ｙ２ ＝
ＰＳ） 、初期繰出しローラＲ１，Ｒ２の位置でスキュ
を解消すると共に、基準の繰出しピッチに調節する。
ｉ ｆ ＸＩ ＝ＰＳ Ｘ２ ＝ＮＭｔｈｅ
ｎ Ｙｌ ＝ＰＭ Ｙ２ ＝ＰＳこのように、（
ルール１〜３）・・・で示す通り、ｉｆ・・・の前件部
の入力に対して、紙幣１３の適正な繰出し状態となる条
件下に、ｔｈｅｎ・・・の後件部を対応させてルールを
設定している。
ｎ Ｙｌ ＝ＰＭ Ｙ２ ＝ＰＳこのように、（
ルール１〜３）・・・で示す通り、ｉｆ・・・の前件部
の入力に対して、紙幣１３の適正な繰出し状態となる条
件下に、ｔｈｅｎ・・・の後件部を対応させてルールを
設定している。
上述のように、紙幣の紙質変化やローラの経年変化等に
よって、仮に紙幣が不安定に繰出されようとしても、初
期繰出しローラの初期繰出し位置でスキュや送りピッチ
の変動を吸収解消して、紙幣を完全な繰出し姿勢に修正
して繰出すことができ、この結果、後段での搬送障害を
未然に防止する信頼性の高い繰出し制御動作を実行する
。
よって、仮に紙幣が不安定に繰出されようとしても、初
期繰出しローラの初期繰出し位置でスキュや送りピッチ
の変動を吸収解消して、紙幣を完全な繰出し姿勢に修正
して繰出すことができ、この結果、後段での搬送障害を
未然に防止する信頼性の高い繰出し制御動作を実行する
。
この発明と、上述の一実施例の構成との対応において、
この発明の紙葉類収納部は、実施例の紙幣収納箱１２に
対応し、以下同様に、 紙葉類は、紙幣１３に対応し、 繰出しローラは、左初期繰出しローラＲ１と右初期繰出
しローラＲ２とに対応し、 送り度合い制御手段は、左駆動モータＭｌと右駆動モー
タＭ２とＣＰＵ３１とに対応し、検知手段は、左検知ロ
ーラＳ１と右検知ローラと８２と左繰出し検知センサＳ
３と右繰出し検知センサＳ４とに対応し、 ファジィ推論制御手段は、ファジィ推論エンジン（ＦＩ
Ｅ）３３に対応するも、 この発明は上述の実施例の構成のみに限定されるもので
はない。
対応し、以下同様に、 紙葉類は、紙幣１３に対応し、 繰出しローラは、左初期繰出しローラＲ１と右初期繰出
しローラＲ２とに対応し、 送り度合い制御手段は、左駆動モータＭｌと右駆動モー
タＭ２とＣＰＵ３１とに対応し、検知手段は、左検知ロ
ーラＳ１と右検知ローラと８２と左繰出し検知センサＳ
３と右繰出し検知センサＳ４とに対応し、 ファジィ推論制御手段は、ファジィ推論エンジン（ＦＩ
Ｅ）３３に対応するも、 この発明は上述の実施例の構成のみに限定されるもので
はない。
図面はこの発明の一実施例を示し、
第１図は紙幣繰出し機構の要部平面図、第２図は紙幣繰
出し機構の要部縦断側面図、第３図は紙幣繰出し調節時
のファジィ制御ブロック図、 第４図（イ）はスキュ度合いを示すメンバシップ関数図
、 第４図（ロ）は繰出しピッチ度合いを示すメンバシップ
関数図、 第５図（イ）は左駆動モータの回転出力度合いを示スメ
ンパシップ関数図、 第５図（ロ）は右駆動モータの回転出力度合いを示すメ
ンバシップ関数図である。 １２・・・紙幣収納箱 １３・・・紙 幣３１・
・・ＣＰＵ ３３・・・ファジィ推論エンジン（Ｆ Ｉ Ｅ）３５・
・・ファ Ｒ１，Ｒ２ ５１，５２ Ｓ３．５４ Ｍｌ 、 Ｍ２ シイルールテーブル ・・・初期繰出しローラ ・・・検知ローラ ・・・繰出し検知センサ ・・・駆動モータ Ｒ１・・・ネａ朝Ｕ最ボレローラ 第４図 （イ）スキュ、度８（）と示すメンパンシブ開孜図前イ
午器のファジィ笈１交 （ロ）酸出しピ・ンラＫｇ、、Σ示すメンバ゛シルアＰ
Ｍ図前イ午邪のファジィ変数 第５図
出し機構の要部縦断側面図、第３図は紙幣繰出し調節時
のファジィ制御ブロック図、 第４図（イ）はスキュ度合いを示すメンバシップ関数図
、 第４図（ロ）は繰出しピッチ度合いを示すメンバシップ
関数図、 第５図（イ）は左駆動モータの回転出力度合いを示スメ
ンパシップ関数図、 第５図（ロ）は右駆動モータの回転出力度合いを示すメ
ンバシップ関数図である。 １２・・・紙幣収納箱 １３・・・紙 幣３１・
・・ＣＰＵ ３３・・・ファジィ推論エンジン（Ｆ Ｉ Ｅ）３５・
・・ファ Ｒ１，Ｒ２ ５１，５２ Ｓ３．５４ Ｍｌ 、 Ｍ２ シイルールテーブル ・・・初期繰出しローラ ・・・検知ローラ ・・・繰出し検知センサ ・・・駆動モータ Ｒ１・・・ネａ朝Ｕ最ボレローラ 第４図 （イ）スキュ、度８（）と示すメンパンシブ開孜図前イ
午器のファジィ笈１交 （ロ）酸出しピ・ンラＫｇ、、Σ示すメンバ゛シルアＰ
Ｍ図前イ午邪のファジィ変数 第５図
Claims (1)
- （１）紙葉類収納部に収納された紙葉類と接触して紙葉
類を一枚出しする繰出しローラを繰 出し幅方向に２分割し、この両繰出しロー ラを独立駆動して紙葉類の送り度合いを調 節する送り度合い制御手段と、 上記繰出される紙葉類のスキュ度合い・繰 出しピッチ度合い等の紙葉類の繰出し状態 を検知する検知手段と、 上記検知手段で検知した紙葉類の繰出しデ ータに対し、各種の条件下で繰出し状態に 対応する適正な送り度合いとなるファジィ 変数のデータを納めたファジィルールに基 づいて、上記送り度合い制御手段を最も妥 当な送り度合いにファジィ推論制御するフ ァジィ推論制御手段とを備えた 紙葉類の繰出し調節ファジィ制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6368690A JPH03264429A (ja) | 1990-03-14 | 1990-03-14 | 紙葉類の繰出し調節ファジィ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6368690A JPH03264429A (ja) | 1990-03-14 | 1990-03-14 | 紙葉類の繰出し調節ファジィ制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03264429A true JPH03264429A (ja) | 1991-11-25 |
Family
ID=13236507
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6368690A Pending JPH03264429A (ja) | 1990-03-14 | 1990-03-14 | 紙葉類の繰出し調節ファジィ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03264429A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5407191A (en) * | 1993-02-12 | 1995-04-18 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Device for conveying sheets one by one |
| US5597155A (en) * | 1993-11-01 | 1997-01-28 | Ncr Corporation | Dual drive document deskew sheet feeder |
| JP2008273691A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Pfu Ltd | シート給送装置及び斜行検出方法 |
| US7780163B2 (en) * | 2002-08-06 | 2010-08-24 | Giesecks & Devrient Gmbh | Device and method for aligning bank notes |
| WO2023132077A1 (ja) * | 2022-01-07 | 2023-07-13 | 株式会社Pfu | 媒体搬送装置、制御方法及び制御プログラム |
-
1990
- 1990-03-14 JP JP6368690A patent/JPH03264429A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5407191A (en) * | 1993-02-12 | 1995-04-18 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Device for conveying sheets one by one |
| US5597155A (en) * | 1993-11-01 | 1997-01-28 | Ncr Corporation | Dual drive document deskew sheet feeder |
| US7780163B2 (en) * | 2002-08-06 | 2010-08-24 | Giesecks & Devrient Gmbh | Device and method for aligning bank notes |
| JP2008273691A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Pfu Ltd | シート給送装置及び斜行検出方法 |
| US8205880B2 (en) | 2007-04-27 | 2012-06-26 | Pfu Limited | Sheet feeding device and skew detecting method |
| WO2023132077A1 (ja) * | 2022-01-07 | 2023-07-13 | 株式会社Pfu | 媒体搬送装置、制御方法及び制御プログラム |
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