JPH03264091A - 石油系溶剤回収式ドライクリーナー - Google Patents
石油系溶剤回収式ドライクリーナーInfo
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- JPH03264091A JPH03264091A JP6309590A JP6309590A JPH03264091A JP H03264091 A JPH03264091 A JP H03264091A JP 6309590 A JP6309590 A JP 6309590A JP 6309590 A JP6309590 A JP 6309590A JP H03264091 A JPH03264091 A JP H03264091A
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- JP
- Japan
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- solvent
- washing
- mist
- condenser
- drying
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
てイ） 産業上の利用分野
本発明は石油系溶剤を用いた溶剤回収式ドライクリーナ
に関する。
に関する。
（ロ） 従来の技術
従来石油系の可燃性溶剤を用いて衣類を洗濯。
乾燥をするドライクリーナは例えば特開昭６０−９９３
００号公報や特開昭５７−９６６９７号公報で周知であ
る。
００号公報や特開昭５７−９６６９７号公報で周知であ
る。
この公報には、脱液工程時に洗濯物に含まれている溶剤
の大半を遠心分離して除去すること、及び乾燥効率を良
くするために、洗濯物の回転方向を配慮したり、更に溶
剤気化濃度との関係がら安全に乾燥運転をすることは示
されている。しがし乍ら、蒸発速度が塩素系溶剤に比べ
非常に遅い石油系溶剤を使用した場合のＩＩｊｌ液効果
の向上、脱液時間の短縮、そして溶剤回収率の向上、安
価に行う乾燥効率の向上など、総合的にクリーニング工
程時間を大幅に短縮するための改良等については一切開
示されていない。
の大半を遠心分離して除去すること、及び乾燥効率を良
くするために、洗濯物の回転方向を配慮したり、更に溶
剤気化濃度との関係がら安全に乾燥運転をすることは示
されている。しがし乍ら、蒸発速度が塩素系溶剤に比べ
非常に遅い石油系溶剤を使用した場合のＩＩｊｌ液効果
の向上、脱液時間の短縮、そして溶剤回収率の向上、安
価に行う乾燥効率の向上など、総合的にクリーニング工
程時間を大幅に短縮するための改良等については一切開
示されていない。
（ハ） 発明が解決しようとする課題
塩素系と石油系のそれぞれの溶剤の蒸発速度を比較する
と、石油系溶剤は塩素系溶剤よ１７４０〜６０倍と遅い
ので、石油系溶剤を田いるドライクノーナでは脱液工程
の脱液率を上げ、乾燥工程での乾燥時間の短縮をしてク
リーニング工程時間の短縮を計る必要がある。更に溶剤
回収も高率回収を行い経済的な石油系のクリーニング装
置にするとともに、可燃性のために安全な運転制御を行
うことにある。
と、石油系溶剤は塩素系溶剤よ１７４０〜６０倍と遅い
ので、石油系溶剤を田いるドライクノーナでは脱液工程
の脱液率を上げ、乾燥工程での乾燥時間の短縮をしてク
リーニング工程時間の短縮を計る必要がある。更に溶剤
回収も高率回収を行い経済的な石油系のクリーニング装
置にするとともに、可燃性のために安全な運転制御を行
うことにある。
（ニ） 課題を解決するための手段
この発明は脱液工程時にドラムを高速回転すると共に循
環風より溶剤を凝縮回収する工程を並行して行うもので
ある。更に循環空気を加熱装置で所定温度に加熱して脱
液工程開始後に循環風の温度を温度制御部により発火点
以下の温風をドラムに送風して脱液回収を行うものであ
る。
環風より溶剤を凝縮回収する工程を並行して行うもので
ある。更に循環空気を加熱装置で所定温度に加熱して脱
液工程開始後に循環風の温度を温度制御部により発火点
以下の温風をドラムに送風して脱液回収を行うものであ
る。
（ホ） 作用
本発明による石油系溶剤回収式ドライクリーナーは、脱
液工程になるとドラムが高速回転を開始する。同時にミ
スト状の溶剤が発生するが、このミスト状の溶剤は送風
機により凝縮器に送られて液化１ｌｉｉ］ｕ、される。
液工程になるとドラムが高速回転を開始する。同時にミ
スト状の溶剤が発生するが、このミスト状の溶剤は送風
機により凝縮器に送られて液化１ｌｉｉ］ｕ、される。
その結果、洗濯、乾燥室は循環通風路内と共にミスト状
溶剤が過飽和状態にならない。そして、乾燥装置がウェ
ット化にならないので加熱開始をしても溶剤蒸気が多量
に発生せず過飽和にならない。所定時間脱液した後、加
熱制御が行われ循環低温風をドラムへ送風すると、高説
液率を得るとともに凝縮回収も並行して行なわれる。次
に乾燥工程が開始されるが、すでに脱液工程時に加熱装
置が作動しているので、乾燥工程の開始と同時に温風が
送られ乾燥の立ち上がり時間が短縮し、乾燥時間が短縮
される。
溶剤が過飽和状態にならない。そして、乾燥装置がウェ
ット化にならないので加熱開始をしても溶剤蒸気が多量
に発生せず過飽和にならない。所定時間脱液した後、加
熱制御が行われ循環低温風をドラムへ送風すると、高説
液率を得るとともに凝縮回収も並行して行なわれる。次
に乾燥工程が開始されるが、すでに脱液工程時に加熱装
置が作動しているので、乾燥工程の開始と同時に温風が
送られ乾燥の立ち上がり時間が短縮し、乾燥時間が短縮
される。
（へ）実施例
以下、図面に示す実施例に基ずいてこの発明を詳述する
。
。
第１図はこの発明の一実施例を示すドライクリーナーの
断面図であり、１は洗濯、乾燥室でこの内部にはドラム
２が駆動モータ（図示せず）により回転自在に軸支され
ている。３は循環通風路で送風＠４、；凝縮器５、加熱
装置６、濃度制御部８が順に配列されている。循環通風
路３の入口側にｊントフィルター７を設けてあり、ドラ
ム２で発生したリントは循環遍風路３の入口で除去され
る。清浄化された循環風は：凝縮器５で溶剤が液化回収
される。回収された溶剤は排出口９か４貯液槽（図示せ
ず）へ流出する構成となっている。
断面図であり、１は洗濯、乾燥室でこの内部にはドラム
２が駆動モータ（図示せず）により回転自在に軸支され
ている。３は循環通風路で送風＠４、；凝縮器５、加熱
装置６、濃度制御部８が順に配列されている。循環通風
路３の入口側にｊントフィルター７を設けてあり、ドラ
ム２で発生したリントは循環遍風路３の入口で除去され
る。清浄化された循環風は：凝縮器５で溶剤が液化回収
される。回収された溶剤は排出口９か４貯液槽（図示せ
ず）へ流出する構成となっている。
尚、１０は凝縮器５の冷却水制御弁で、脱液工程が開始
すると開弁し乾燥工程が終了すると閉弁する。１１は加
熱装置６の蒸気排出弁、１２は洗濯、乾燥室１の底部に
設けたドレンバルブである。
すると開弁し乾燥工程が終了すると閉弁する。１１は加
熱装置６の蒸気排出弁、１２は洗濯、乾燥室１の底部に
設けたドレンバルブである。
第２図は脱液工程のフローチャートである。洗浄が終了
し脱液工程がスタートすると、駆動モータ（図示せず）
でドラムを高速回転（約６００回転ンさせると同時に、
循環通風路３内にある送風機４が作動し、凝縮器５の冷
却水制御弁１０を開弁する（Ｓ−１）。高速回転により
洗濯物から脱液が開始されると、ミスト状の溶剤も洗濯
、乾燥室に多量に発生する。脱液された溶剤はドレンバ
ルブ１２から排液し、ミスト状溶剤は送風機４で洗濯、
乾燥室ｌから吸引され凝縮器５へ送与れ液化回収さｔＬ
、その後循環風は洗濯、乾燥室１へ送風される。これは
石油系溶剤が可燃性溶剤であるたぬ、ミスト発生により
爆発危険濃度に到達する可能性があるために、ミスト状
溶剤を回収制御を行うものである。脱液開始後所定時間
（３分）が経通す・ると（Ｓ−２）、循環風は温度制御
部８によりドラム入口温度を引火点以下の２８度〜３８
度の低温に制御され、温風による脱液工程を安全濃度以
下（約１％）のもとて所定時間（２分）を行う （Ｓ−
３）。従って、加熱装置６に付着するミスト状の溶剤量
が少ないので溶剤蒸気の発生が少なくなり循環風の溶剤
ガス濃度は安全濃度（約１％）以下となる。
し脱液工程がスタートすると、駆動モータ（図示せず）
でドラムを高速回転（約６００回転ンさせると同時に、
循環通風路３内にある送風機４が作動し、凝縮器５の冷
却水制御弁１０を開弁する（Ｓ−１）。高速回転により
洗濯物から脱液が開始されると、ミスト状の溶剤も洗濯
、乾燥室に多量に発生する。脱液された溶剤はドレンバ
ルブ１２から排液し、ミスト状溶剤は送風機４で洗濯、
乾燥室ｌから吸引され凝縮器５へ送与れ液化回収さｔＬ
、その後循環風は洗濯、乾燥室１へ送風される。これは
石油系溶剤が可燃性溶剤であるたぬ、ミスト発生により
爆発危険濃度に到達する可能性があるために、ミスト状
溶剤を回収制御を行うものである。脱液開始後所定時間
（３分）が経通す・ると（Ｓ−２）、循環風は温度制御
部８によりドラム入口温度を引火点以下の２８度〜３８
度の低温に制御され、温風による脱液工程を安全濃度以
下（約１％）のもとて所定時間（２分）を行う （Ｓ−
３）。従って、加熱装置６に付着するミスト状の溶剤量
が少ないので溶剤蒸気の発生が少なくなり循環風の溶剤
ガス濃度は安全濃度（約１％）以下となる。
第３図は石油系溶剤の溶剤温度と脱液率の関係を示す性
能グラフである。
能グラフである。
（ト） 発明の効果
この発明によれば、脱液工程と凝縮回収する工程を並行
して行い、更に溶剤の発火点以下の低温風を脱液工程時
から送風するので、脱液率が向上し溶剤回収率も向上す
る。塩素系溶剤使用時と同程度の回転数で略同脱液率が
得られるので、靜かな運転ができ構造的にもコストアッ
プしない。また、乾燥工程においては、乾燥工程の前に
溶剤の回収も行っているので乾燥効率が良くなる上に、
加熱装置を予備加熱しているので乾燥の立ち上がり時間
がなく、乾燥時間が短縮することになる。
して行い、更に溶剤の発火点以下の低温風を脱液工程時
から送風するので、脱液率が向上し溶剤回収率も向上す
る。塩素系溶剤使用時と同程度の回転数で略同脱液率が
得られるので、靜かな運転ができ構造的にもコストアッ
プしない。また、乾燥工程においては、乾燥工程の前に
溶剤の回収も行っているので乾燥効率が良くなる上に、
加熱装置を予備加熱しているので乾燥の立ち上がり時間
がなく、乾燥時間が短縮することになる。
従ってクリーニング工程の時間が短縮され営業利益の向
上にも寄与するものである。
上にも寄与するものである。
第１図は本発明の一実施例を示すドライクリーニング機
の断面図、第２図は脱液工程の動作を説明するフローチ
ャート、第３図は石油系溶剤の溶剤温度と脱液率の関係
を示す一実験例の性能グラフである。 ｌ・・・洗濯、乾燥室、２・・・ドラム、３・・・循環
通風路、４・・・送風機、５・・凝縮器、６・・・加熱
装置、８・・・温度制御部。
の断面図、第２図は脱液工程の動作を説明するフローチ
ャート、第３図は石油系溶剤の溶剤温度と脱液率の関係
を示す一実験例の性能グラフである。 ｌ・・・洗濯、乾燥室、２・・・ドラム、３・・・循環
通風路、４・・・送風機、５・・凝縮器、６・・・加熱
装置、８・・・温度制御部。
Claims (2)
- （１）洗浄、脱液、乾燥の各工程を同一のドラム内で行
い、洗濯、乾燥室に循環通風路の両端を接続し、乾燥工
程時には該通風路から洗濯、乾燥室に熱風を吹き出して
、洗濯物から溶剤を蒸発させ、蒸発した溶剤を前記循環
通風路に設けた凝縮器で液化回収するものにおいて、前
記循環通風路には、送風機を凝縮器の上流側に、また凝
縮器より下流側に加熱装置と温度制御部を順に配置し、
前記脱液工程時はドラムを高速回転すると共に循環風よ
り溶剤を液化回収することを特徴とする石油系溶剤回収
式ドライクリーナ。 - （２）脱液工程開始から所定時間後に循環風の温度を温
度制御部により発火点以下の温風に制御し送風する特許
請求の範囲第１項記載の石油系溶剤回収式ドライクリー
ナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6309590A JPH03264091A (ja) | 1990-03-14 | 1990-03-14 | 石油系溶剤回収式ドライクリーナー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6309590A JPH03264091A (ja) | 1990-03-14 | 1990-03-14 | 石油系溶剤回収式ドライクリーナー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03264091A true JPH03264091A (ja) | 1991-11-25 |
Family
ID=13219404
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6309590A Pending JPH03264091A (ja) | 1990-03-14 | 1990-03-14 | 石油系溶剤回収式ドライクリーナー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03264091A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06292790A (ja) * | 1993-04-07 | 1994-10-21 | Yamamoto Seisakusho:Kk | 石油系ドライ機の洗浄及び回収乾燥方法 |
| WO2002089945A3 (en) * | 2001-05-04 | 2003-01-23 | Gw Pharma Ltd | Processes and apparatus for extraction of active substances and enriched extracts from natural products |
| KR100456953B1 (ko) * | 2002-09-10 | 2004-11-10 | 삼성전자주식회사 | 건조장치를 갖춘 드럼세탁기 |
| KR100618599B1 (ko) * | 2006-06-13 | 2006-09-06 | 주식회사 코아 에프앤티 | 드라이클리닝 용제 회수기 |
-
1990
- 1990-03-14 JP JP6309590A patent/JPH03264091A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06292790A (ja) * | 1993-04-07 | 1994-10-21 | Yamamoto Seisakusho:Kk | 石油系ドライ機の洗浄及び回収乾燥方法 |
| WO2002089945A3 (en) * | 2001-05-04 | 2003-01-23 | Gw Pharma Ltd | Processes and apparatus for extraction of active substances and enriched extracts from natural products |
| US7622140B2 (en) | 2001-05-04 | 2009-11-24 | Gw Pharma Limited | Processes and apparatus for extraction of active substances and enriched extracts from natural products |
| US9034395B2 (en) | 2001-05-04 | 2015-05-19 | Gw Pharma Limited | Processes and apparatus for extraction of active substances and enriched extracts from natural products |
| US10195159B2 (en) | 2001-05-04 | 2019-02-05 | Gw Pharma Limited | Processes and apparatus for extraction of active substances and enriched extracts from natural products |
| KR100456953B1 (ko) * | 2002-09-10 | 2004-11-10 | 삼성전자주식회사 | 건조장치를 갖춘 드럼세탁기 |
| KR100618599B1 (ko) * | 2006-06-13 | 2006-09-06 | 주식회사 코아 에프앤티 | 드라이클리닝 용제 회수기 |
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