JPH03262715A - タイヤ異常判定装置 - Google Patents

タイヤ異常判定装置

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JPH03262715A
JPH03262715A JP6029890A JP6029890A JPH03262715A JP H03262715 A JPH03262715 A JP H03262715A JP 6029890 A JP6029890 A JP 6029890A JP 6029890 A JP6029890 A JP 6029890A JP H03262715 A JPH03262715 A JP H03262715A
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JP
Japan
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tire
temperature
surface temperature
sensor
abnormality
Prior art date
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JP6029890A
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English (en)
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Izumi Miyashita
宮下 泉
Shinichi Hirano
伸一 平野
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、タイヤの表面温度に基づいてバーストの危険
性等のタイヤ異常を検出するタイヤ異常判定装置に関す
る。
(従来の技術) 自動車の走行中にバンク等によってタイヤの空気圧が減
少するとタイヤの表面温度が異常上昇する。かかる点に
鑑み、例えば本出願人によって出願された特願平1−5
3514号出願に記載されている様に、温度センサを用
いてタイヤの表面温度を測定し、その測定値からタイヤ
の表面温度の異常上昇を検出し、それによってタイヤ異
常、即ちバンク等の空気圧の異常によるタイヤバースト
の危険性等を検知することが考えられている。
その様なタイヤの表面温度によるタイヤ異常検知システ
ムの具体例としては、例えば自動車の走行中のタイヤ表
面温度を、特にトレッド表面の温度を温度センサにより
検出し、その検出温度が予め設定された所定のしきい値
を超えた場合タイヤの表面温度が異常上昇しておりタイ
ヤバーストの危険性等のタイヤ異常があると判断し、警
報を発するように構成することが考えられる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、タイヤの表面温度は、バンク等のタイヤ
異常の場合には勿論上昇するが、それ以外の様々な外的
要因、例えば外気温や路面温度等のタイヤの雰囲気温度
の上昇によっても上昇する。
また、温度センサの側においても、例えば白金抵抗体を
利用した放射熱吸収型(赤外線吸収型)温度センサの場
合の様に、そのセンサの雰囲気温度(センサケース等の
センサ自体の温度も含む)によってセンサの出力が変動
し、従ってタイヤの表面温度は変化していなくともセン
サの雰囲気温度が上昇したことによって検出温度が上昇
してしまうことがある。
即ち、上記の様に、温度センサからの出力値(タイヤ表
面温度の検出値)は、タイヤの雰囲気温度やセンサの雰
囲気温度等の外的要因によっても変化するので、上記セ
ンサの出力値をそのまま単に予め設定されたしきい値と
大小比較するのみでタイヤの異常判定を行なう場合には
、その様な外的要因による変化分(ノイズ)を含んだま
まの値に基づく異常判定となり、異常判定の信頼性が低
いという問題がある。
本発明の目的は、上記事情に鑑み、上記外的要因に左右
されることなく信頼性の高い判定を行なうことのできる
タイヤ異常判定装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本願の第1の発明は、上記目的を達成するため、タイヤ
の表面温度を検出するタイヤ温度センサと、該センサに
より検出されたタイヤ表面温度の時間に対する変化率を
算出する変化率算出手段と、該算出手段により算出され
た変化率に基づいてタイヤ表面温度が異常上昇したか否
かの判定を行なう異常判定手段とを備えて成ることを特
徴とする。
本願の第2の発明は、上記目的を達成するため、タイヤ
の表面温度を検出するタイヤ温度センサと、該センサに
より検出されたタイヤ表面温度が所定の七きい値より大
のときにタイヤ表面温度の異常上昇と判定する異常判定
手段と、上記タイヤまたはタイヤ温度センサの雰囲気温
度を検出する雰囲気温度センサと、該雰囲気温度センサ
により検出された雰囲気温度に応じて上記しきい値を変
更するしきい値変更手段とを備えて成ることを特徴とす
る。
本願の第3の発明は、上記目的を達成するため、タイヤ
の表面温度を検出するタイヤ温度センサと、該センサに
より検出された複数のタイヤの表面温度を比較してその
温度差を算出する温度差算出手段と、該温度差算出手段
により算出された温度差が所定のしきい値より大のとき
にタイヤ表面温度の異常上昇と判定する異常判定手段と
を備えて成ることを特徴とする。
(作  用) 上記第1の発明においては、タイヤ表面温度の時間に対
する変化率(上昇率)に基づいて例えばその変化率が所
定のしきい値より大であるか否かによりタイヤの異常判
定(タイヤ表面温度が異常上昇したか否かの判定)が行
なわれる。
前述の様にタイヤがパンク等の異常を起こしたときには
急激にタイヤ表面温度が上昇するが、タイヤの雰囲気温
度やタイヤセンサの雰囲気温度は急激には上昇せず、そ
れらに起因するセンサ出力値の上昇は極めてゆるやかで
あって時間に対する上昇率としてはタイヤ異常の場合に
比して極めて小さい値となる。
従って、上述の様にタイヤ表面温度の変化率に基づいて
異常判定を行なうようにすれば、タイヤの雰囲気温度変
化やタイヤ温度センサの雰囲気温度変化等の外的要因に
よる影響を受けない信頼性の高いタイヤの異常判定を行
なうことができる。
上記第2の発明においては、異常か否かの基準となるし
きい値をタイヤの雰囲気温度またはタイヤ温度センサの
雰囲気温度(センサケース温度等のセンサ自体の温度も
含む)に応じて変化させてタイヤの異常判定が行なわれ
る。
従って、タイヤ温度センサの出力値そのものがタイヤの
雰囲気温度やタイヤ温度センサの雰囲気温度等の外的要
因による変化分を含んでいても、その変化分は異常判定
の際それらの外的要因に基づいてしきい値を変化させる
ことによりキャンセルでき、よって上記外的要因による
影響を受けない信頼性の高い異常判定を行なうことがで
きる。
上記第3の発明においては、複数のタイヤの表面温度検
出値を比較し、その差に基づいてタイヤの異常判定が行
なわれる。
上記タイヤの雰囲気温度変化やタイヤ温度センサの雰囲
気温度変化等の外的要因によるセンサ出力値の変化は各
タイヤについてほぼ同様に発生する。従って、各タイヤ
例えば左右前輪のタイヤについて検出温度の差を取れば
、その温度差には上記外的要因による変化分は含まれて
おらず、よってその温度差に基づいてタイヤ異常判定を
行なう、例えばその温度差が所定のしきい値より大のと
きは温度の高い方のタイヤの表面温度が異常上昇してる
と判定するようにすれば、上記外的要因による影響を受
けない信頼性の高い異常判定を行なうことができる。
(実 施 例) 以下、図面を参照しながら本発明の実施例について詳細
に説明する。
まず、第1の発明の実施例について説明する。
第1図は第1の発明の一実施例を示すブロック図である
。図示の実施例は、前後左右のそれぞれのタイヤの表面
温度を検出するタイヤ温度センサ2FL、2FR,2R
L、2RRと、該タイヤ温度センサから入力された各タ
イヤの表面温度の時間に対する変化率(上昇率)を算出
する変化率算出手段4と、該算出手段4によって算出さ
れた各タイヤの表面温度変化率に基づいてそれぞれのタ
イヤの表面温度が異常上昇したか否かを判定する異常判
定手段6と、該異常判定手段6によって異常上昇したと
判定された場合にその判定を受けて運転者等に警報を発
するランプやブザー等の警報手段8とを備えて成る。
上記タイヤの表面温度変化率に基づくタイヤ異常判定の
具体例を挙げると次の通りである。
例えば、第2図に示す様に、各センサ2FL。
2FR,2RL、2RRの出力(タイヤ表面の検出温度
) TPL、 TPR,TRL、 TRRに基づいて各
タイヤの時間に対する表面温度変化率↑(↑FL+ ↑
PRr ↑RL+ ↑RR)を算出し、各変化率↑をそ
れぞれ予め設定された所定のしきい値TTHと比較し、
変化率↑が上記所定のしきい値T。Hより大であるとき
はそのタイヤの表面温度が異常上昇していると判定し、
警報を発するように構成することができる。
また、第3図に示す様に、第2図の場合と同様にして各
タイヤの時間に対する表面温度変化率↑FL+ ↑FR
+ ↑れ、↑RRを算出し、左右のタイヤの表面温度変
化率の差、例えば1↑PL−↑PRIおよび1↑RL−
↑RRIを算出し、あるいは前後のタイヤの表面温度変
化率の差、例えば1↑PL−↑RLおよび1↑PR−↑
RRIを算出し、それらの差を予め設定された所定のし
きい値TTHと比較し、差がそのTTHより大であると
きは温度の高い方のタイヤの表面温度が異常上昇してい
ると判定し、警報を発するようにしても良い。
また、第4図に示す様に、第2図の場合と同様にして各
タイヤの時間に対する表面温度変化率↑PL+ ↑PR
+ ↑RL+ ↑RRを算出し、それらの変化率の中か
ら最大の変化率(最大上昇率)↑1.8を選出し、その
↑1.8と残りの3つの変化率の平均↑Av□との差↑
、、1−↑AVEを予め設定された所定のしきい値T7
Hと比較し、上記差がTTHまり大のきにはその最大変
化率を示したタイヤの表面温度が異常上昇していると判
定し、警報を発するようにしても良い。
また、第5図に示す様に、上記第2.3.4図の場合に
おいてそれぞれ↑、左右の差もしくは前後の差および↑
1.1−↑AvEがTTHより大であっても直ちにタイ
ヤ異常とは判定せず、その↑等がTTHより大である状
態が一定時間継続した場合にタイヤの表面温度が異常上
昇していると判定し、警報を発するようにしても良い。
さらには、同一コースを何回も周回するレーシングカー
の場合には、例えばコース中に所定の地点を定め、その
地点における前回の周回時のタイヤ表面温度と今回の周
回時のタイヤ表面温度とを比較し、その差が予め設定さ
れた所定のしきい値より大となった場合には上記と同様
に警報を発するようにしても良い。この方法は、実質的
には上記第2図に示す方法と同一である。
前述の様に、タイヤがパンク等の異常を起こしたときに
は急激にタイヤ表面温度が上昇するが、タイヤの雰囲気
温度やタイヤ温度センサの雰囲気温度は急激には上昇せ
ず、それらの外的要因に起因するタイヤ温度センサ出力
値の上昇は極めてゆるやかであって温度上昇率としては
タイヤ異常の場合に比して極めて小さい値となる。従っ
て、上述の様にタイヤ表面温度の変化率に基づいて異常
判定を行なうようにすれば、タイヤの雰囲気温度変化や
タイヤ温度センサの雰囲気温度変化等の外的要因による
影響を受けない信頼性の高いタイヤの異常判定を行なう
ことができる。
次に、第2の発明の実施例について説明する。
第6図は第2の発明の一実施例を示すブロック図である
。図示の実施例は、前後左右のそれぞれのタイヤの表面
温度を検出するタイヤ温度センサ2FL、2FR,2R
L、2RRと、該タイヤ温度センサから入力された各タ
イヤの表面温度を所定のしきい値と比較してタイヤの表
面温度がしきい値より大であるときはそのタイヤの表面
温度が異常上昇していると判定する異常判定手段6と、
該異常判定手段6による異常判定を受けて運転者等に警
報を発する警報手段8と、上記タイヤの雰囲気温度また
はタイヤ温度センサの雰囲気温度を検出する雰囲気温度
センサ10と、該センサ10によって検出された雰囲気
温度に応じて上記しきい値を変更するしきい値変更手段
12とを備えて成る。
上記実施例においては、第7図に示す様に、各タイヤの
表面温度T (TPLI TPRI TRL、 T$l
R)が各タイヤ温度センサ2PL、2FR,2RL。
2RRから異常判定手段6に入力され、一方雰囲気温度
センサlOによって検出されたタイヤまたはタイヤ温度
センサの雰囲気温度100丁が上記しきい値変更手段1
2に入力され、該しきい値変更手段12により上記70
0丁に基づき上記しきい値T18が適宜変更され、上記
異常判定手段6によりその変更されたしきい値TTHと
各タイヤの表面温度Tとが比較され、その表面温度Tが
しきい値TT)lより大であるときはタイヤの表面温度
が異常上昇していると判定し、その判定に基づいて警報
が発せられる。
上記雰囲気温度T OUTとは、タイヤの雰囲気温度お
よび/またはタイヤ温度センサの雰囲気温度(センサケ
ース等のセンサ自体の温度も含む)であって、例えば外
気温、路面温度、タイヤ温度センサのセンサケース温度
等を使用することができる。
また、上記雰囲気温度T ouTに基づくしきい値TT
Hの変更は、その雰囲気温度T。LITの変化により各
タイヤ温度センサの出力値が変化する方向に変化させて
行なえば良く、通常は例えば第8図に示す様にT。uT
が上昇するとTTHも上昇するように変化させれば良い
上述の様にタイヤやタイヤ温度センサの雰囲気温度に基
づいてしきい値を変化させれば、タイヤ温度センサの出
力値がその様な外的要因に起因する変化分を含んでいて
もそれらの変化分をタイヤの異常判定の際キャンセルす
ることができ、よってそれらの外的要因に左右されない
信頼性の高い異常判定を行なうことができる。
次に、第3の発明の実施例について説明する。
第9図は第3の発明の一実施例を示すブロック図である
。図示の実施例は、前後左右のそれぞれのタイヤの表面
温度を検出するタイヤ温度センサ2FL、2PR,2R
L、2RRと、該タイヤ温度センサから入力された各タ
イヤの表面温度の差を算出する温度差算出手段14と、
該算出手段14によって算出された温度差と予め設定さ
れた所定のしきい値とを比較し、温度差がその所定のし
きい値よりも大であときは温度の高い方のタイヤの表面
温度が異常上昇したと判定する異常判定手段6と、該判
定手段6による異常判定を受けて運転者等に警報を発す
る警報手段8とを備えて成る。
上記温度差に基づくタイヤ異常判定の具体例を挙げると
次の通りである。
例えば、第10図に示す様に、各センサ2FL。
2FR,2RL、2RRの出力(タイヤ表面の検出温度
)TPL・TFR・TRL・ TRRに基づ(1て・左
右のタイヤの表面温度差、例えばITPL  TPRお
よびITRL  TRRIを算出し、あるいは前後のタ
イヤの表面温度差、例えばITFL  TRLIおよび
ITFRTRRIを算出し、それらの差を予め設定され
た所定のしきい値TTHと比較し、差がそのTTHより
大であるときは温度の高い方のタイヤの表面温度が異常
上昇していると判定し、警報を発することができる。
また、第11図に示す様に、各タイヤの表面温度T P
LI T PRI T lit、 T RRの中から最
大の表面温度T、、、を選出し、そのT1.つと残りの
3つの表面温度の平均TAvEとの差Team  TA
VEを予め設定された所定のしきい値TTHと比較し、
上記差がTT)Iより大のきにはその最大表面温度を示
したタイヤの表面温度が異常上昇していると判定し、警
報を発するようにしても良い。
また、前記第1の発明の場合と同様に、上記第10、1
1図の場合において左右の差もしくは前後の差およびT
max  TAVEがTTHより大であっても直ちにタ
イヤ異常とは判定せず、その左右の差等がTTHより大
である状態が一定時間継続した場合にタイヤの表面温度
が異常上昇していると判定し、警報を発するようにして
も良い。
前述の様にタイヤの雰囲気温度変化やタイヤ温度センサ
の雰囲気温度変化によるタイヤ温度センサ出力値の変化
は各タイヤについてほぼ同様に発生する。従って、各タ
イヤ例えば左右罰輪のタイヤについて検出温度の差を取
れば、その温度差には上記外的要因による変化分は含ま
れておらず、よって上述の様に各タイヤの温度差に基づ
いて、タイヤ異常判定を行なう、即ちその温度差が所定
のしきい値より大のときは温度の高い方のタイヤの表面
温度が異常上昇していると判定するようにすれば、上記
外的要因により影響を受けない信頼性の高い異常判定を
行なうことができる。
第(2図は上記第2の発明における雰囲気温度T 0L
I7の一例である路面温度とタイヤ表面温度との関係を
示す図であり、図示の様に路面温度の上昇によってタイ
ヤ表面温度も上昇する。
上記タイヤ温度センサ2 (2FL、2FR,2RL 
 2RR)や雰囲気温度センサ】0としての路面温度セ
ンサ10aとしては、たとえば白金抵抗体を利用した放
射熱吸収型(赤外線吸収型)温度センサを好適に用いる
ことができる。
上記タイヤ温度センサ2は例えば側面概略図である第1
3図および平面概略図である第14図に示す様に、タイ
ヤのトレッド表面の温度を検出すべく該トレッド表面に
対向させてタイヤハウス内に配設するれば良いが、特に
タイヤトレッド表面のうちタイヤの内側面に近い部分、
例えば内側面からの距離1が50〜60#の部分の温度
を検出するように配設するのが望ましい。
タイヤ温度センサとして上記の様な放射熱吸収型温度セ
ンサを用いた場合、該センサがタイヤ表面以外からの放
射熱による温度上昇を検出すると異常判定の信頼性が低
下する。従って、かかるタイヤ表面以外からの放射熱を
吸収した場合における異常判定の信頼性低下を抑制する
ためには、検出対象であるタイヤ表面の温度が高い方が
有利である。しかして、タイヤには一般にキャンバ角が
与えられているのでトレッド面の中で内側に近い部分の
負荷が大きく、そのため第15図に示す様に内側に近い
部分の温度が他の部分に比して高い。
よって、上述の様にタイヤトレッド表面のうち内側面に
近い部分の温度を検出するように配設することによって
、異常判定の信頼性をより高めることができる。
なお、上記第13図および第14図には上記路面温度セ
ンサlOaと同じく雰囲気温度センサの一例である外気
温センサ10bの配設態様も示されている。
(発明の効果) 以上詳述した様に、第1の発明は検出されたタイヤ表面
温度そのものではなくその表面温度の時間に対する変化
率に基づいて、第2の発明は検出されたタイヤ表面温度
そのものを用いるが判定の基準となるしきい値を外的要
因に基づいて変化させ、第3の発明は検出されたタイヤ
表面温度そのものではなく複数のタイヤの表面温度の差
に基づいて、それぞれタイヤの異常判定を行なう様に構
成されているので、タイヤの雰囲気温度やタイヤ温度セ
ンサの雰囲気温度等の外的要因に左右されることなく正
確な信頼性の高いタイヤの異常判定を行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願の第1の発明の一実施例を示すブロック図
、 第2図〜第5図はそれぞれ第1の発明における異常判定
の具体例を示すフローチャート、第6図は本願の第2の
発明の一実施例を示すブロック図、 第7図は第2の発明における異常判定の具体例を示すフ
ローチャート、 第8図は第2の発明における雰囲気温度としきい値との
関係の一例を示す図、 第9図は第3の発明の一実施例を示すブロック図、 第10図、第11図は第3の発明における異常判定の具
体例を示すフローチャート、 第12図は第2の発明における雰囲気温度の一例である
路面温度とタイヤの表面温度との関係を示す図、 第13図および第14図はタイヤ温度センサおよび雰囲
気温度センサの配設態様の一例を示す側面概略図および
平面概略図、 第15図はタイヤトレッド表面の温度分布を示す図であ
る。 2 (2FL、2FR,2RL、2RR)・・・タイヤ
温度センサ 4・・・変化率算出手段  6・・・異常判定手段10
・・・雰囲気温度センサ 12・・・しきい値変更手段
14・・・温度差算出手段 第1図 第2図 第3図 第 9 図 第 図 第 図 第 2 図 で隻¥P

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)タイヤの表面温度を検出するタイヤ温度センサと
    、該センサにより検出されたタイヤ表面温度の時間に対
    する変化率を算出する変化率算出手段と、該算出手段に
    より算出された変化率に基づいてタイヤ表面温度が異常
    上昇したか否かの判定を行なう異常判定手段とを備えて
    成ることを特徴とするタイヤ異常判定装置。
  2. (2)タイヤの表面温度を検出するタイヤ温度センサと
    、該センサにより検出されたタイヤ表面温度が所定のし
    きい値より大のときにタイヤ表面温度の異常上昇と判定
    する異常判定手段と、上記タイヤまたはタイヤ温度セン
    サの雰囲気温度を検出する雰囲気温度センサと、該雰囲
    気温度センサにより検出された雰囲気温度に応じて上記
    しきい値を変更するしきい値変更手段とを備えて成るこ
    とを特徴とするタイヤ異常判定装置。
  3. (3)タイヤの表面温度を検出するタイヤ温度センサと
    、該センサにより、検出された複数のタイヤの表面温度
    を比較してその温度差を算出する温度差算出手段と、該
    温度差算出手段により算出された温度差が所定のしきい
    値より大のときにタイヤ表面温度の異常上昇と判定する
    異常判定手段とを備えて成ることを特徴とするタイヤ異
    常判定装置。
JP6029890A 1990-03-12 1990-03-12 タイヤ異常判定装置 Pending JPH03262715A (ja)

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