JPH03262694A - 機密性葉書 - Google Patents

機密性葉書

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JPH03262694A
JPH03262694A JP6372090A JP6372090A JPH03262694A JP H03262694 A JPH03262694 A JP H03262694A JP 6372090 A JP6372090 A JP 6372090A JP 6372090 A JP6372090 A JP 6372090A JP H03262694 A JPH03262694 A JP H03262694A
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JP
Japan
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postcard
area
parts
sheets
bonded
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Pending
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JP6372090A
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English (en)
Inventor
Kazuyoshi Wakata
員義 若田
Masanao Tajiri
政直 田尻
Shunsuke Shioi
塩井 俊介
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、良好な接着性と剥離性を有し、且つ剥離操作
の簡単な機密性葉書に関する。
〔従来の技術〕
情報を記録後、加熱或いは加圧処理することによって二
枚のシートを接合して情報の一部を隠蔽した形態となし
、且つ必要時にそれを剥離することによって接合面の情
報を読むことが出来るように設計された機密性葉書は、
従来の葉書より情報量を多くすることが出来、又、情報
の機密性を守ことが出来る特徴を有するために、その需
要が期待されている。
しかし、これ迄に開発されたこのタイプの葉書で接合部
分の全面が同じ接着性を示すように設計されているもの
は、接合面の接着性をやや弱めに設定した場合には郵便
局での取り扱い時等の意図せぬ時に剥離を生じる危険性
を有し、又、接合面の接着性をやや強めに設定した場合
には、接合面の情報を見るために剥離しようとしても剥
離が出来なかったり或いは剥離してもシートに破壊を生
じて情報が確認出来なくなり易い等、接着性と剥離性の
両面でバランスをとることが困難である。
一方、特願平1−38874号の如く、接合部分の非エ
ツジ部分を再剥離性に、又エツジ部分を非剥離性にした
葉書の場合、接着性と剥離性バランスは良好であるが、
剥離する前に非剥離性のエツジ部分を切り取る煩わしさ
がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、意図せぬ時には全く剥離を生じることがなく
、又、必要とする場合には安定した剥離性を示し、しか
も剥離の際にエツジ部分を切り取る必要のない機密性葉
書の提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、加熱或いは加圧処理によって二枚のシートを
接合して得られ、且つ必要時に剥離することによって再
び接合面の情報を読むことが出来る機密性葉書において
、接合部のエツジ部分に一箇所当り0.001〜0.2
5−の面積を有する強接着部分を複数箇所設けたことを
特徴とする機密性葉書である。
〔作用〕
本発明は、機密性葉書を設計するにあたって、接合部の
エツジ部に特定の面積の強接着部分を複数箇所設けるこ
とによって意図せぬ時の剥離の危険性を押さえ、又エツ
ジ部分を切り離す煩わしさ無く剥離出来るようにしたも
のである。中でも意図せぬ時の剥離の危険性をより小さ
く出来る点で強接着部分を非@離性に設定する、或いは
接合部の非エツジ部分にも特定の面積の強接着部分を設
けることが最も好ましい。
尚、本発明における一箇所当りの強接着部分の面積は0
.001〜0.2°5cm2であるが、中でも最も安定
した剥離が得られる0、005〜0.05calのもの
がより好ましヒ。
本発明は感圧接着性シート或いは感熱接着性シートを用
いて形成される機密性葉書に関するものであるが、以下
感圧接着性シートで詳細を説明する。
本発明の葉書を形成する手段としては、例えば接着側含
有層領域と接着制御インキ層領域を有するシートを接合
させて葉書とする手段が有効である。
具体的には、第1図の平面図(第3図の斜視図)の如く
接着剤含有層(ロ)上の斜線部分(1箇所が0゜01C
IAの面積を有する16個の内部分を除(下部全面)に
接着制御インキ層(2)を印刷して設け、更に住所、氏
名(3)、金額(4)をライブリンターで記録して得ら
れたシートをミシン目頭を軸として上下を対向させた後
、加圧ロール等により接合して得られる第2図の平面図
の如き葉書が挙げられる。
尚、第2図の破線で示された16個の円は、その内部が
他の部分より強接着性であることを示したものである。
この葉書は強接着部分が非剥離性に設定されていてもそ
の部分の面積が極めて小さい為に実質的な紙破れを生じ
ることなく剥離することが出来る。
又、本発明の別の形態としては、第4図のシートを上下
に接合した第5図の葉書、第6図のシートを上下に接合
した第7図の葉書、第8図のシートを上下に接合した第
9図の葉書、第10図のシートを上下に接合した第1)
図の葉書、第12図のシートを左右に接合した第13図
の葉書等が挙げられる。
上記接着剤含有層の形成に用いられる接着剤としては、
例えばエチレン−酢酸ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、
塩化ビニル系樹脂、塩化ビニルデン系樹脂、合成ゴム系
樹脂、天然ゴム系樹脂等が挙げられ、中でもガラス転移
点が一100℃〜0℃のものが好ましい。
接着剤含有層には、通常耐ブロッキング性を向上させる
ための顔料が添加され、具体的にはシリカ、カオリン、
クレー、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、酸化亜
鉛、酸化チタン、メラミン樹脂粒子、ベンゾグアナミン
樹脂粒子、澱粉粒子等が例示される。
顔料の配合比は、接着剤に対し10〜500重量%範囲
で使用される。
又、接着剤含有層には必要により更にカゼイン、寒天、
アラビアゴム、アルギン酸ソーダ、澱粉、酸化澱粉、エ
ーテル化澱粉、エステル化澱粉、力ルボキシメチルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロース、ポリビニルアル
コール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸等の水
溶性高分子、ロジン系樹脂及びその誘導体、テルペン系
樹脂、クマロンインデン樹脂、キシレン樹脂、アルキル
フェノール樹脂、C3及びC9系石油樹脂等の粘着付与
剤、各種パラフィン、ワックス、脂肪酸及びその誘導体
、高級アルカリ土類金属石鹸類、シリコーン類等の離型
剤、接着剤を高めるため接着割合有カプセルやオイルカ
プセル、帯電防止剤、増粘剤、分散剤、防腐剤、酸化防
止剤、消泡剤等の助剤を添加してもよい。
加圧接着性シートの支持体としては、例えば上質紙、含
浸紙、合成紙、コート紙、ラミネート紙、金属蒸着紙等
が使用出来る。
接着剤含有塗液の塗布量は、通常4〜20g/s ”で
あり、エアーナイフコーター、ブレードコーターバーコ
ーター、スクリーン印刷、フレキソ印刷等従来公知の塗
布、印刷方法により設けられる。
中でも、本発明に使用される感圧接着性シートとして好
ましいものは、接着剤含有層の面同士を対向して重ねて
1 kg / cs ’の圧力をかけて接合した場合に
JIS K 6833−1980 ニ基づく測定でlo
g/ 25 w以下のT型剥離力を示し、又接着剤含有
層の面同士を対向して重ねて300 kg/aIl”の
圧力を掛けて接合した場合に50 g / 25 ts
以上のT型剥離力を示す設定のものである。
使用される接着制御インキとしては、カゼイン、ポリビ
ニルアルコール、エチレン−無水マレイン酸共重合体、
スチレン−無水マレイン酸共重合体、エチルセルロース
、エチルヒドロキシエチルセルロース、アセチルセルロ
ース、セルロースアセテートブロビロオネート、セルロ
ースアセテートブチレート、ニトロセルロース、ポリビ
ニルブチラール、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、トリ
メチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリ
トールテトラアクリレート、ヘキサンジオールジアクリ
レート等の物質を特徴とする特願平1239028号等
に記載の如きインキが挙げられる。
感圧接着性シートには、凸版印刷、オフセント印刷、フ
レキソ印刷等で接着制御インキの印刷(必要に応じて下
地印刷も)もミシン目、マージナル加工を行った後、更
にラインプリンターで情報を印刷し、続いて加圧接合処
理され葉書が形成される。
尚、ライブリンターの記載方式とては、湿式及び乾式の
電子写真法、熱転写法等の公知の方式が使用出来る。又
、加圧接合処理は、例えば加圧ロールを用いて50〜1
000 kg/e1m”の圧力下で行われている。
以下、本発明の実施例を記載するが、本発明がこれらの
実施例のみに限定されないことは勿論である。尚、実施
例の中で特に断らない限り部とあるのは重量部、%とあ
るのは重量%を意味する。
実施例1 接着剤としてアクリル酸エステル系エマルジョン(日本
合成ゴム■製、商品名: AE−923)を100部(
乾燥重量)、顔料として合成シリカ(水沢化学工業■製
、商品名:ミズカシルP−832) 100部、糊化澱
粉10部を混合して固型分濃度を40%に調節した塗液
を80 g/rtrの上質紙の片面に乾燥重量が8g/
rrrとなるように塗布した感圧接着性シートを得た。
続いて、上記感圧接着性シートの表裏面にオフセントで
下印刷した後、エチルセルロース(バーキュヤス社製、
商品名: N−14)を8%、コロイダルシリカを3%
成分として含有するエタノール溶液かを接着制御インキ
として乾燥重量が1.2g/ボとなるように接着剤含有
層上に第1図の斜線パターンの如く (尚、円形の比塗
抹部の1箇所当りの面積は約0.05aaであった。)
フレキソ印刷し更にマージナルとミシン目を入れてZ取
り加工した。
次に電子写真方式のラインプリンターで表面にアドレス
とデータを印刷した後、続いて加圧シーラーにかけて5
00 kg/am”の圧力下での加圧と断裁処理を行っ
て、データ部分の隠蔽された第2図の如き再剥離性の葉
書を得た。
得られた葉書は、通常の取り扱いでは全く剥離を生じる
ことが無く、又、データを見るために接合部の左上部よ
り剥離したところ、破線の円で示す非剥離部分も紙破れ
することなく完全な状態で剥離出来た。
実施例2 接着制御インキの印刷で円形の非塗抹部の1箇所当りの
面積が約0.005cm2である以外、実施例1と同様
にして葉書を得た。
得られた葉書は、通常の取り扱いでは全く剥離を生じる
ことが無く、又、データを見るために接合部の左上部よ
り剥離したところ破線の円で示す非剥離性部分も紙破れ
することなく完全な状態で剥離出来た。
実施例3 接着制御インキの印刷で円形の非塗抹部の1箇所当りの
面積が約0.25−である以外、実施例1と同様にして
葉書を得た。
、得られた葉書は、通常の取り扱いでは全く剥離を生じ
ることが無く、又、データを見るために接合部の左上部
より剥離したところ、破線の円で示す非剥離性部分に若
干の紙破れを生じたが、実用上問題の無いレベルにあっ
た。
実施例4 接着制御インキの印刷で円形の非塗抹部の1箇所当りの
面積が約0.0O1,:fflである以外、実施例1と
同様にして葉書を得た。
得られた葉書は、通常の取り扱いで若干の剥離を生じる
ことが有るが、実用上問題の無いレベルにあることが分
かった。
比較例1 接着制御インキの印刷で円形の非塗抹部の1箇所当りの
面積が約0.0001−である以外、実施例1と同様に
して葉書を得た。
得られた葉書は、通常の取り扱いでかなりの剥離を生じ
、実用上問題となるレベルにあることが分かった。
比較例2 接着制御インキの印刷で、円形の非塗抹部の1箇所当り
の面積が約0.5 aJである以外、実施例1と同様に
して葉書を得た。
得られた葉書は、データーを見るために剥離したところ
破線の円で示す非剥離性部分が紙破れを生じ実用上問題
となるレベルにあることが分かった。
〔効果〕
本発明は、意図せぬ時に剥離を生じる危険性の無い、又
エツジ部分を切り取ることなく剥離が出来る優れた機密
性葉書であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の接合前の感圧接着性シートを示す平面
図であり、このシートを接合して得た葉書の平面図が第
2図である。又、第3図は第1ず示すシートの層構成を
示す斜視図である。 以下は本発明の別の形態を示すものであり、第4図と第
5図、第6図と第7図、第8図と第9図、第10図と第
1)図、第12図と第13図はそれぞれ接合前のシート
と接合後の葉書を示す平面図である。 (1)接着剤含有層領域 (2)接着制御物質層領域 非隠蔽情報 隠蔽情報 感圧接着性シー 強接合領域 弱接合領域 非接合領域 葉書 ミシン目 支持体 接着剤含有層 接着制御インキ 未塗抹部 窓 ト

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)加熱或いは加圧処理によって二枚のシートを接合
    して得られ、且つ必要時に剥離することによって再び接
    合面の情報を読むことが出来る機密性葉書において、接
    合部のエッジ部分に一箇所当り0.001〜0.25c
    m^2の面積を有する強接着部分を複数箇所設けたこと
    を特徴とする機密性葉書。
  2. (2)強接着部分が非剥離性である請求項(1)記載の
    機密性葉書。
  3. (3)該葉書が非接合部を有する請求項(1)乃至(2
    )記載の機密性葉書。
  4. (4)接合部の非エッジ部分に一箇所当り0.001〜
    0.25cm^2の強接着部分を有する請求項(1)〜
    (3)記載の機密性葉書。
  5. (5)接合する二枚のシートがつながっている請求項(
    1)〜(4)記載の機密性葉書。
JP6372090A 1990-03-13 1990-03-13 機密性葉書 Pending JPH03262694A (ja)

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JP (1) JPH03262694A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0420476U (ja) * 1990-06-11 1992-02-20
JP2017066291A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 トッパン・フォームズ株式会社 再剥離性シートの製造方法

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JPH0420476U (ja) * 1990-06-11 1992-02-20
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