JPH03262461A - 食物繊維含量の高い膨化食品の製造法 - Google Patents

食物繊維含量の高い膨化食品の製造法

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JPH03262461A
JPH03262461A JP2063717A JP6371790A JPH03262461A JP H03262461 A JPH03262461 A JP H03262461A JP 2063717 A JP2063717 A JP 2063717A JP 6371790 A JP6371790 A JP 6371790A JP H03262461 A JPH03262461 A JP H03262461A
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JP
Japan
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dietary fiber
food
raw material
weight
puffed
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Pending
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JP2063717A
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English (en)
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Maki Tanaka
真樹 田中
Teiichi Toshima
戸嶋 禎一
Kiyoshi Tatsumi
巽 清
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Snow Brand Milk Products Co Ltd
Original Assignee
Snow Brand Milk Products Co Ltd
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  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)
  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 生果上坐旦貝盆艶 本発明は、食物繊維含量を高めても食感上良好なりリス
プ性を有する膨化食品を製造するための方法に関する。
裟坐挟恵 近年、食物繊維摂取の保健上の効能から、食物繊維を含
有させた加工食品が市販されている。しかし、保健上有
効とされる量の食物繊維を含有させた加工食品は食感上
摂取しにくいという問題がある。
このような加工食品の食感を改善するために膨化処理を
施した、食物繊維含有膨化食品も商品化されている。し
かし、食物繊維を15重量%以上含有させた場合には膨
化処理を施しても食感の良好な加工食品は得られない。
すなわち、このような膨化食品はクリスプ性(サクサク
した食感)が劣るため、日常的に摂取し続けるには適さ
ない。
日が解lしようとする1旦 本発明は、食物繊維を15重量%以上の高い量含有させ
た膨化食品であっても、その食感が損なわれない膨化食
品を得るための方法を提供することを課題とする。
課題を解°するための手 本発明の特徴は、食物繊維を10重量%乃至30重量%
配合した食品原料混合物にキトサンを混合してエクスト
ルーダー乙こより膨化させ、得られた膨化物を速やかに
乾燥することにある。
ここで用いる食物繊維素材としては、グアグムの酵素分
解物、合成多糖類、穀類のふすま、穀類の全粒粉、穀類
からの抽出食物繊維等を例示し得る。これは1種もしく
は2種以上組合わせて用いてもよい。
このような食物繊維素材の食品原料混合物↓こ対する配
合量は、ブロスキー法による測定で10重量%乃至30
重量%になるように調整する。上記配合量が10重量%
未満では保健上有効な含量とは言えず、一方30重量%
を越えると組織の良好な製品が得られない。
食品原料混合物としては、小麦、米、コーン及びその穀
類の粉砕物からなる穀粉、でんぷん、糖類等の混合物が
用いられ、さらに必要に応して柚脂類、乳製品類、卵類
、調味料、膨剤等を添加、混合したものであってもよい
なお、上記穀粉の粒度、精製度は特に制限されず、また
、でんぷんについてはその起源、由来などを問わない。
食品原料混合物中のtdlとでんぷんの配合量は、合計
で40重量%乃至70重量%が好ましく、40重量%未
満では膨化が十分に行われず、70重量%を越えると他
の原料の配合量が制約されるので実質的でなくなる。
また、糖類としてはシg糖、ブドウ糖、果糖などを例示
し得るが、その配合量は食品原料混合物に対して15重
量%以下にするのが好ましく、15重量%を越えると膨
化を抑制し、食感上からも望ましくない。
上述したような食品原料混合物に食物繊維素材を10重
量%乃至30重量%を配合したものに、キトサンを混合
するには、まずキトサンを水に分散して膨潤させ、それ
に乳酸、クエン酸、酒石酸等の食用酸を添加してゲル状
になしたものを上記食物繊維素材を配合した食品原料混
合物の一部と、剪断力の強いミキサーを用いて混合して
均一に分散させ、その混合物を残部の食品原料混合物に
加え、上記ミキサーで再度混合する。
キトサンの混合量は、食物繊維含有食品原料混合物に対
し0.5重量%乃至1重量%が適当であり、0、5重量
%未満ではクリブス性の食感のある膨化食品が得られず
、一方、1.0重量%を越えると製品にキトサン特有の
渋味が発現するので風味上好ましくない。
本発明では、キトサンを添加、混合した上記食品原料混
合物をエクストルーダーにより膨化させるが、ここで用
いるエクストルーダーは二軸のものが好ましい。添付図
に二軸エクストルーダーを例示した。図において1は、
スクリュー2を収容するケースとなるバレルであって、
その先端にダイ3が設けられている。バレル1には冷部
と加温を行い得るようにヒーターと通水パイプが取付け
られていて所定の温度に設定できるようになっている。
食品原料混合物はフィーダー4により導入され、スクリ
ューでダイ3方向に送られ、それと同時に適当量の水が
ポンプにより加えられ、上記原料混合物は加水下に混練
されながら、強い推進力を有するスクリューによって逆
送スクリューに送られ、剪断、混練の高まり、温度の上
昇により原料混合物は融化され、原料混合物中のでんぷ
んはα化される。
このようにして融化された原料混合物は、さらに強い推
進力を有するスクリューによりダイ部に送られ、5〜4
0kg/cJの強い圧力下にダイ部から吐出されて急激
に常圧になるため、内部水分が気化して膨化される。な
お、ダイ3の結晶は5〜40kg/cdの圧力がかかる
程度の断面積を有すれば特に制限されない。また、エク
ストルーダーのバレルの温度、バレル内圧力は、処理す
べき原料の種類、添加水の量、フィード量及びスクリュ
ー回転数により決められるが、一般にはバレル温度13
5〜160℃、バレル内圧力5〜40kg/cjに設定
するとよい。
本発明では、食品原料層音物に上記のようにして水を加
えるが、その際の水の添加量は6〜16重量%が適当で
ある。この水の添加量が6重量%未満ではエクストルー
ダーのスクリュー回転軸に過剰の負荷がかかり、正常な
運転ができなくなり、一方16重量%を越えるとダイか
らの吐出時の原料混合物の水分含量が高くなって吐出物
は膨化後直ちに萎縮して、食感の良好な製品が得られな
い。
上述のようにして得られた膨化物は、速やかにオーブン
、通風式乾燥機、電子レンジなどにより、水分7%以下
まで乾燥して製品とする。得られた製品は、風味、組織
共に良好であり、かつクリスプ性のある食感を呈する。
以下に実施例により本発明を具体的に説明する。
実施例1 キトサン250gに水10kgを加え、1時間程度膨潤
させ、それに87%濃度の乳酸125gを徐々に加えて
混合し、ゲル状のキトサンを得た。
別に、コーンブランlO,5kg、コーンフラワー13
.5kg、全粒小麦粉17.5kg、脱粉5kg、グラ
ニューI!2.25kg、食塩0.3 kgをリボンブ
レンダーによって混合し、それにパーム油0.75gを
滴下混合した。この混合物の一部(15kg) と上記
方法でゲル化したキトサンを解砕混合機によって混合し
、それを残りの原材料に戻してリボンブレンダーにて再
混合して、エクストルダーに供する原材料とした。
エクストルーダー操作条件は下記のとおりである。
スクリュー回転数  15Or、p、mバレル温度  
   最高140°C バレル内圧力    17kg/cil原料フィード量
   32kg/時 次に、キトサンを用いない場合を比較例として示す。
比較例1 実施例1においてキトサン250gに代えてコーンフラ
ワー250gを増量したものを原材料として用いる以外
は、実施例1に記載したと同様の手順に従って膨化製品
を得た。
得られた製品と、実施例により得られた製品とについて
それらの性質を調べた。結果は表1に示すとおりである
表   1 上記条件によって膨化された製品は、すみやかに通風乾
燥機にかけ、最終水分4.0%にした。最終乾燥品は食
物繊維含量23%(ブロスキー法)で、風味、食感も良
好なものとなった。
表1にみられるように、膨化程度の指標である製品密度
では両者の間には差はないが、硬さの指標である破断強
度では実施例の方が低く、クリブス性があって食感上良
好であることを示している。
実施例2 キトサン500gに水20kgを加え、■時間程膨潤さ
せ、それに87%乳酸250gを徐々に混合し、ゲル状
キトサンを得た。
別に、コーンブ’y720kg、小麦粉10.425k
g、コーンスターチl0kg、脱脂粉乳5.0 kg、
グラニュー$12.25kg、食塩0−3 kg、 7
 レーバー類0.15kgにパーム油1.5 kgを実
施例1と同様の方法にて混合し、同しく上記によりゲル
状にしたキトサンを実施例Iと同様の方法にて混合した
エクストルーダーの操作は、下記のとおりである。
原料フィード量  25kg/時 水添率      10%(キトサンゲル化水も含む) バレル温度    最高145℃ バレル内圧力   12kg/cii 上記条件によって膨化されたものをすみやかに通風乾燥
機にて乾燥し、水分含量6%の製品を得た。製品は食物
繊維32.5%(ブロスキー法)で、風味、食感とも良
好であった。
比較例2 上記実施例においてキトサン500gに代えて小麦粉5
00gを増量して用いる以外は実施例2に記載したと同
様の手順により膨化製品を得た。
次に、実施例2及び比較例2により得られた各製品につ
いて、前記と同様にして各性質を調べた。
結果は表2に示すとおりである。
表2 表2にみられるように、キトサンを用いることにより、
製品密度の低下が認められ、したがって膨化が稍々促進
されていること、及び破断強度も低下しているので比較
例に比べてクリスプ性のある良好な食感を示すことがわ
かる。
発里企剋果 以上述べたように、本発明に従って、食物繊維を含有さ
廿膨化食品の製造に際し、原材料にキトサンを添加、混
合することにより、食物繊維の含有量を30重量%に高
めても、風味、組織及び食感も良好な製品が得られる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明で用いる二軸エクストルーダーを例示したも
のである。 図中 1 ・・・ ・・・ツマ レル 2・・・・・・スクリュー 3・・・・・・ダイ 4・・・・・・フィダー r厘度槓出端

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)食物繊維含量を10重量%乃至30重量%配合し
    た食品原料混合物にキトサンを混合したものをエクスト
    ルーダーにより膨化させ、得られた膨化物を速やかに乾
    燥することを特徴とする食感の良好な、食物繊維含量の
    高い膨化食品の製造法。
  2. (2)キトサンを食品原料混合物に対して0.5重量%
    乃至1.0重量%添加、混合する請求項(1)に記載の
    食物繊維含量の高い膨化食品の製造法。
  3. (3)食品原料混合物中の穀類及び/又はでんぷんの配
    合量は合計で40重量%乃至70重量%である請求項(
    1)に記載の食物繊維含量の高い膨化食品の製造法。
  4. (4)食品原料混合物中の糖類の配合量は15重量%以
    下である請求項(1)乃至(3)のいずれかに記載の食
    物繊維含量の高い膨化食品の製造法。
  5. (5)キトサンを混合した食品原料混合物に対して6重
    量%乃至16重量%の水を加えたものをエクストルーダ
    ーにより膨化する請求項(1)に記載の食物繊維含量の
    高い膨化食品の製造法。
  6. (6)エクストルーダーのバレル内圧を5乃至40kg
    /cm^2に設定して膨化を行う請求(1)又は(5)
    のいずれかに記載の食物繊維含量の高い膨化食品の製造
    法。
  7. (7)膨化物の水分が7%以下になるまで乾燥を行う請
    求項(1)に記載の食物繊維含量の高い膨化食品の製造
    法。
JP2063717A 1990-03-14 1990-03-14 食物繊維含量の高い膨化食品の製造法 Pending JPH03262461A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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