JPH03261699A - ZnSe単結晶の育成方法 - Google Patents
ZnSe単結晶の育成方法Info
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- JPH03261699A JPH03261699A JP5881290A JP5881290A JPH03261699A JP H03261699 A JPH03261699 A JP H03261699A JP 5881290 A JP5881290 A JP 5881290A JP 5881290 A JP5881290 A JP 5881290A JP H03261699 A JPH03261699 A JP H03261699A
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- znse
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- SBIBMFFZSBJNJF-UHFFFAOYSA-N selenium;zinc Chemical compound [Se]=[Zn] SBIBMFFZSBJNJF-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 34
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Landscapes
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、ZnSeのバルク単結晶の成長方法に関し
、特に、青色発光素子(発光ダイオードおよび半導体レ
ーザなど)用の基板として良質なバルクZnSe単結晶
を育成する方法に関するものである。
、特に、青色発光素子(発光ダイオードおよび半導体レ
ーザなど)用の基板として良質なバルクZnSe単結晶
を育成する方法に関するものである。
[従来の技術]
ZnSeのバルク単結晶を成長させる従来の方法として
、本出願人が特装車1−192.799に開示した方法
を挙げることができる。この方法は、CVD法により合
成した多結晶ZnSeをゾーン4乙 アニーリングすることにより、ZnSe単結tて行なう
方法である。この方法は、たとえば第3A図に示される
ような装置を用い、ZnSe多結晶を第3B図に示され
る温度分布の中にゆっくりと移動させてい(ものである
。第3A図および第3B図を参照しながら、以下に簡単
にこの従来の方法について述べていく。
、本出願人が特装車1−192.799に開示した方法
を挙げることができる。この方法は、CVD法により合
成した多結晶ZnSeをゾーン4乙 アニーリングすることにより、ZnSe単結tて行なう
方法である。この方法は、たとえば第3A図に示される
ような装置を用い、ZnSe多結晶を第3B図に示され
る温度分布の中にゆっくりと移動させてい(ものである
。第3A図および第3B図を参照しながら、以下に簡単
にこの従来の方法について述べていく。
この装置において、棒状のZnSe多結晶31は、0.
1〜100TorrのA「雰囲気34にされた、石英カ
プセル32内に収められている。
1〜100TorrのA「雰囲気34にされた、石英カ
プセル32内に収められている。
この石英カプセル32は、上下移動可能な懸架装置33
に吊下げられ、図に示す矢印の方向に移動させられる。
に吊下げられ、図に示す矢印の方向に移動させられる。
石英カプセル32か移動する下方には、ヒータ35が設
けられており、石英カプセル32を周囲から加熱するよ
うになっている。従来の方法は、このような装置を一例
として用い、石英カプセル32内のZnSe多結晶31
をその先端から加熱していき、単結晶に変えていくもの
である。このように単結晶に変えていくに際し、ZnS
e多結晶31は、第3B図に示すような温度分布中に移
動させられる。第3B図に示される温度分布は、室温〜
100℃の低温部ABから始まり、温度勾配が50℃/
Cm〜200℃/ c mである昇温部BC1温度か7
00°C〜900℃である高温部CD、温度勾配か一り
00℃/ c m〜−50℃/ c mである降温部D
Eおよびそれに続く室温〜100℃の低温部EFとから
構成されている。石英カプセル32中のZnSe多結晶
31は、このような温度分布中を、ABから順次矢印の
方向に従って、0.05mm/day 〜5mm/da
yの速度で、移動させられる。移動によって、ZnSe
多結晶31は、固相を保ちながら単結晶に変化していく
。
けられており、石英カプセル32を周囲から加熱するよ
うになっている。従来の方法は、このような装置を一例
として用い、石英カプセル32内のZnSe多結晶31
をその先端から加熱していき、単結晶に変えていくもの
である。このように単結晶に変えていくに際し、ZnS
e多結晶31は、第3B図に示すような温度分布中に移
動させられる。第3B図に示される温度分布は、室温〜
100℃の低温部ABから始まり、温度勾配が50℃/
Cm〜200℃/ c mである昇温部BC1温度か7
00°C〜900℃である高温部CD、温度勾配か一り
00℃/ c m〜−50℃/ c mである降温部D
Eおよびそれに続く室温〜100℃の低温部EFとから
構成されている。石英カプセル32中のZnSe多結晶
31は、このような温度分布中を、ABから順次矢印の
方向に従って、0.05mm/day 〜5mm/da
yの速度で、移動させられる。移動によって、ZnSe
多結晶31は、固相を保ちながら単結晶に変化していく
。
[発明か解決しようとする課題]
上述した従来の方法において、棒状のZnSe多結晶の
形状は、特に強調されるところではなかった。
形状は、特に強調されるところではなかった。
従来の方法において、その具体例に従い、角柱形または
円柱形の多結晶を用い、単結晶の育成を行なったところ
、用いた多結晶の先端部で複数の核から単結晶の成長が
起こり、完全な単結晶か得られない場合が起こった。
円柱形の多結晶を用い、単結晶の育成を行なったところ
、用いた多結晶の先端部で複数の核から単結晶の成長が
起こり、完全な単結晶か得られない場合が起こった。
この発明の目的は、上述した問題点を解決し、再現性良
く単結晶を育成するZnSe単結晶の育成方法を提供す
ることにある。
く単結晶を育成するZnSe単結晶の育成方法を提供す
ることにある。
[課題を解決するための手段]
この発明のZnSe単結晶の育成方法は、棒状のZnS
e多結晶を加熱部を通過させていくことにより部分的に
アニーリングして、単結晶に変化させていくZnSe単
結晶の育成方法において、棒状のZnSe多結晶の先端
部が、略錐形であることを特徴としている。
e多結晶を加熱部を通過させていくことにより部分的に
アニーリングして、単結晶に変化させていくZnSe単
結晶の育成方法において、棒状のZnSe多結晶の先端
部が、略錐形であることを特徴としている。
上記略錐形として、たとえば、略円錐形および略角錐形
を挙げることができる。また、略錐形の頂点の角度か6
0゛以内であれば、発明の目的をより効果的に達成する
ことができる。
を挙げることができる。また、略錐形の頂点の角度か6
0゛以内であれば、発明の目的をより効果的に達成する
ことができる。
[作用コ
この発明において、棒状のZnSe多結晶の先端部を略
錐形にすることで、その先端を尖ったものにすれば、先
端から核が成長していくので、成長核を確実に1つとす
ることができる。したがって、従来のように複数の核か
ら単結晶が成長するおそれかなくなり、再現性良く単結
晶を育成できるようになる。
錐形にすることで、その先端を尖ったものにすれば、先
端から核が成長していくので、成長核を確実に1つとす
ることができる。したがって、従来のように複数の核か
ら単結晶が成長するおそれかなくなり、再現性良く単結
晶を育成できるようになる。
[実施例]
第1図に、この発明に従う棒状のZnSe多結晶の形状
について、その−例を示す。このZnSe多結晶10は
、CVD法で合成したものを、寸注か5mmX5mmX
50mmの直方形に切り出した後、その先端を加工した
ものである。また、その結晶粒径は、数10μmであっ
た。ZnSe多結晶10の先端部11は、図に示すよう
に円錐形に加工され、その先端のテーバ角は60゛にさ
れている。
について、その−例を示す。このZnSe多結晶10は
、CVD法で合成したものを、寸注か5mmX5mmX
50mmの直方形に切り出した後、その先端を加工した
ものである。また、その結晶粒径は、数10μmであっ
た。ZnSe多結晶10の先端部11は、図に示すよう
に円錐形に加工され、その先端のテーバ角は60゛にさ
れている。
以上のような形状のZnSe多結晶を第2A図に示すよ
うな装置を用い、単結晶に変えていった。
うな装置を用い、単結晶に変えていった。
第2A図に示す装置において、上述したZnSe多結晶
10は、石英カプセル12内に収められている。また、
石英カプセル12内は、0.1〜100To r rの
Ar雰囲気14にされている。図に示すようにZnSe
多結晶10が収められた石英カプセル12は、上下移動
可能な懸架装置13に吊下げられ、図に示す矢印の方向
に移動させられる。さらに、石英カプセル12が移動す
る下方には、ヒータ15が設けられており、石英カプセ
ル12を周囲から加熱するようになっている。
10は、石英カプセル12内に収められている。また、
石英カプセル12内は、0.1〜100To r rの
Ar雰囲気14にされている。図に示すようにZnSe
多結晶10が収められた石英カプセル12は、上下移動
可能な懸架装置13に吊下げられ、図に示す矢印の方向
に移動させられる。さらに、石英カプセル12が移動す
る下方には、ヒータ15が設けられており、石英カプセ
ル12を周囲から加熱するようになっている。
このような装置を用い、石英カプセル12内のZnSe
多結晶10を加熱していく際の温度分布は、第2B図に
示すようなものであった。すなわち、温度分布は、室l
A〜100℃の低温部A、 B、を始まりとし、温度勾
配が150°C/cmの昇温部B、C,、温度が900
℃である高温部C4D1、温度勾配か−150”C/
c mである降温部り、E、およびそれに続く室温〜1
00℃の低温部E、F、とから構成されていた。
多結晶10を加熱していく際の温度分布は、第2B図に
示すようなものであった。すなわち、温度分布は、室l
A〜100℃の低温部A、 B、を始まりとし、温度勾
配が150°C/cmの昇温部B、C,、温度が900
℃である高温部C4D1、温度勾配か−150”C/
c mである降温部り、E、およびそれに続く室温〜1
00℃の低温部E、F、とから構成されていた。
このような温度分布中をA、B、を始まりとして移動さ
せていくにあたり、石英カプセル12の降下速度は、2
.0mm/dayとした。
せていくにあたり、石英カプセル12の降下速度は、2
.0mm/dayとした。
石英カプセル12を降下させて、上記温度分布中を移動
させることにより単結晶化を行なった結果、ZnSe単
結晶か再現性良く得られた。
させることにより単結晶化を行なった結果、ZnSe単
結晶か再現性良く得られた。
[発明の効果]
以上説明したように、この発明に従って大型のZnSe
単結晶を再現性良く形成することかできる。したかって
この発明は、特に、青色発光ダイオードおよび青色半導
体レーザ等の材料として強く期待されるZnSe単結晶
の作成に非常に効果的である。
単結晶を再現性良く形成することかできる。したかって
この発明は、特に、青色発光ダイオードおよび青色半導
体レーザ等の材料として強く期待されるZnSe単結晶
の作成に非常に効果的である。
第1図は、この発明に従う棒状のZnSe多結晶の形状
について、その−例を示す斜視図である。 第2A図は、この発明を実施するにあたり、用いられた
装置の一例を示す断面図である。 第2B図は、この発明を実施するにあたり、ZnSe多
結晶を加熱して単結晶に移行させる際の温度分布を示す
図である。 第3A図は、従来の方法に用いられる装置の一例を示す
断面図である。 第3B図は、従来の方法に用いられる温度分布を示す図
である。 図において、10および31はZnSe多結晶、11は
先端部、12および32は石英カプセル、13および3
3は懸架装置、14および34はAr雰囲気、15およ
び35はヒータを示す。
について、その−例を示す斜視図である。 第2A図は、この発明を実施するにあたり、用いられた
装置の一例を示す断面図である。 第2B図は、この発明を実施するにあたり、ZnSe多
結晶を加熱して単結晶に移行させる際の温度分布を示す
図である。 第3A図は、従来の方法に用いられる装置の一例を示す
断面図である。 第3B図は、従来の方法に用いられる温度分布を示す図
である。 図において、10および31はZnSe多結晶、11は
先端部、12および32は石英カプセル、13および3
3は懸架装置、14および34はAr雰囲気、15およ
び35はヒータを示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 棒状のZnSe多結晶を加熱部を通過させていくこと
により部分的にアニーリングして、単結晶に変化させて
いくZnSe単結晶の育成方法において、 前記棒状のZnSe多結晶の先端部が、略錐形であるこ
とを特徴とするZnSe単結晶の育成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5881290A JPH03261699A (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | ZnSe単結晶の育成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5881290A JPH03261699A (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | ZnSe単結晶の育成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03261699A true JPH03261699A (ja) | 1991-11-21 |
Family
ID=13095023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5881290A Pending JPH03261699A (ja) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | ZnSe単結晶の育成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03261699A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1345480A2 (en) | 2002-03-15 | 2003-09-17 | Dowa Mining Co., Ltd. | Ceramic circuit board and power module |
CN103194802A (zh) * | 2012-01-05 | 2013-07-10 | 昆山中辰矽晶有限公司 | 晶棒表面之调质方法及其晶棒 |
-
1990
- 1990-03-09 JP JP5881290A patent/JPH03261699A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1345480A2 (en) | 2002-03-15 | 2003-09-17 | Dowa Mining Co., Ltd. | Ceramic circuit board and power module |
CN103194802A (zh) * | 2012-01-05 | 2013-07-10 | 昆山中辰矽晶有限公司 | 晶棒表面之调质方法及其晶棒 |
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