JPH0325755Y2 - - Google Patents

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JPH0325755Y2
JPH0325755Y2 JP14019487U JP14019487U JPH0325755Y2 JP H0325755 Y2 JPH0325755 Y2 JP H0325755Y2 JP 14019487 U JP14019487 U JP 14019487U JP 14019487 U JP14019487 U JP 14019487U JP H0325755 Y2 JPH0325755 Y2 JP H0325755Y2
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flow rate
pump
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solvent
motor
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JP14019487U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、タンクに貯溜された溶剤を洗濯槽
に、ポンプによつてフイルターを介して供給する
ドライクリーナに関する。
(ロ) 従来の技術 ドライクリーナは、溶剤中の汚れ、糸くず等
を、供給路中のフイルターによつて除去してい
く。このフイルターには種々のものがあるが、こ
のフイルター自体を交換したり、内部のフイルタ
ーエレメントを交換する期間は運転経費に大きく
影響し、そのために実願昭61−23506号にあつて
は供給路中に複数段の流量調節弁を設けておき、
フイルターの能力が高い当初には溶剤の供給量を
設定流量に絞つておき、フイルター能力が低下す
ると徐々に開弁度合を大きくして供給量を確保
し、結果としてフイルター寿命の長期化を図つて
いた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 ところが、供給路中に供給量を制御する調整弁
を設けると、供給路の断面積を小さくすることに
なるので、ゴミづまり、騒音発生と云う問題を生
じた。本考案は、騒音等の発生を抑えてフイルタ
ー寿命の長期化を図るものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案による解決手段は、ポンプを駆動するモ
ータと、溶剤の供給流量を検知する流量センサー
と、上記ポンプによる最大供給流量より低い設定
流量よりも検知流量が少いのを比較判別する比較
部と、この比較部出力により上記モータを高速で
回転させる回転数制御手段とを備えた構成であ
る。
(ホ) 作 用 ポンプ駆動用のモータを、例えば周波数を変更
するインバータ制御や零クロスでのON−OFF制
御を含む位相制御等による回転数制御手段によつ
て、当初は最大定格より低いレベルで余力をもつ
て回転させ、フイルターを通す溶剤の供給流量を
最大より低い設定流量、或いはその近傍とする。
一方、実際の流量をセンサーで検知し、この検知
流量を設定流量と比較しておき、タンクが少しず
つ目づまりして検知流量が設定流量より低下する
と、この低下量を補なうためにモータの回転数を
増加させていく。そして、最終的には最大定格で
モータを回転させ、これでも流量が確保できなく
なれば、フイルターの交換と成るが、当初から最
大定格でモータを回転させた場合よりは洗濯回数
(使用期間)が増加するのである。こうして、ポ
ンプの回転数を変化させても、供給路の断面積に
変化は生じない。
(ヘ) 実施例 以下図面に基づいて説明すると、第3図に於い
て石油系溶剤を収容したタンク1と回転ドラム2
を内装した洗濯槽3間は、溶剤の供給路4と、排
出路5とによつて配管接続してあり、供給路4に
はポンプ6、逆止弁7、フイルター8が順に介挿
され、排出路5には排液弁9、ボタントラツプ1
0が介挿される。また洗濯槽3への入口近傍の供
給路4は、循環弁11を有する循環路12を介し
てタンク1に分岐してある。
ポンプ6下流位置には溶剤温度を検知するサー
ミスタ等の温度センサー13が設けられる。
また、洗濯槽3への入口近傍位置にはトラツプ
14が設けてあり、そこを流れる溶剤の流量をそ
の圧力により検知する半導体感圧素子等の流量セ
ンサー15が設けられる。
上記ポンプ6を駆動する誘導型のモータ16に
はインバータ装置が回転数制御手段17として付
設してあり、この制御手段17がモータ16の回
転数を制御する。
斯るドライクリーナは第1図で示すように
CPU,ROM,RAM,I/Oから成るマイクロ
コンピユータ(以下マイコン)18によつて制御
されるのであり、このマイコン18はクロツク1
9、タイマー20を接続し、各種のキー21…か
らの操作信号、温度センサー13からの温度検知
信号、流量センサー15からの流量検知信号を入
力し、回転ドラム2、排液弁9、循環弁11、モ
ータ16、回転数制御手段17、表示装置22、
警報器23に対して出力する。そのためにマイコ
ン18は、周波数指定部24、行程制御部25、
設定流量比較部26、周波数比較部27、下限流
量比較部28、異常制御部29を構成する。
次に、循環洗い行程を例に動作を第2図のフロ
ーチヤートを参照して説明する。まず、スタート
キー21を操作すると、周波数指定部24はモー
タ16に印加する電源の周波数が下限のもの、例
えば25Hzになるよう回転数制御手段17に対して
指定する。すると、行程制御部25はモータ16
(ポンプ6)を最低速で回転させ、溶剤を供給路
4に送出させ、循環弁11を開放して溶剤を再び
タンク1に戻し、フイルター8でのプリコートを
実行させる。プリコート時間が終了すると、行程
制御部25は循環弁11及び排液弁9を閉成し、
溶剤を洗濯槽3へ供給し、給液時間(例えば1分
間)が終了するか、液位検知器(図示せず)が検
知信号を出力すると、排液弁9を開放し、回転ド
ラム2を反転させる。即ち、溶剤は回転ドラム2
に対してシヤワー状に供給されつつタンク1に戻
つて循環する(循環洗い)。路中を流れる溶剤の
温度は温度センサー13によつて検知され、流量
は流量センサー15によつて検知され、夫々検知
信号としてマイコン18に入力されている。
ポンプ6はフイルター8が新規である時に全能
力では約80/分の流量を送ることができるもの
であるが、洗浄に最低限必要な流量は約30/分
であり、そこで60/分をマイコン18での設定
流量としている。
マイコン18の設定流量比較部26は、設定流
量(60/分)と検知流量とを比較し、モータ1
6が25Hzの給電によつてポンプ6を駆動している
場合の流量を調べる。比較部26は検知流量が設
定流量を越えている間は出力しないが、検知流量
が設定流量より少くなると、出力し、この時には
マイコン18は現在の指定周波数が上限周波数
(例えば商用周波数)まで上つてないかを周波数
比較部27で比較する。上昇していれば、以後は
検知流量が下限流量(例えば30/分)にまで下
つたか、即ち、フイルター8が目づまりして交換
期間となつたかを下限流量比較部28で調べ、そ
の比較部出力によつて異常制御部29が表示、報
知、フイルター交換の必要を使用者に教える。
周波数比較部27での比較結果、上限周波数ま
で上昇していなければ、周波数指定部24が現在
の指定周波数を例えば5Hz単位で上げるように回
転数制御手段17に対して再指定する。そして、
再指定により回転数制御手段17は、モータ16
の回転数を上昇させる。
以後、行程時間中は、所定時間、例えば5秒毎
に上述の流量比較、周波数比較が成され、ポンプ
6はフイルター8が新しい間は低能力で作動し、
フイルター8が古くなるにつれて徐々に能力を上
げていく。そして、全能力の状態でも流量が下限
流量を確保できなければ、フイルター8の交換と
云うことに成り、フイルター8に対して当初流量
を抑えたことにより、フイルター8の交換までの
洗濯運転回数が延びた。
尚、本実施例では回転数制御手段17にインバ
ータ装置を用いたが、モータ16の給電路に介挿
されたトライアツク等のスイツチング素子をマイ
コン18からのON−OFF信号によつて直接制御
してモータ16の回転数を変化させても良い。
(ト) 考案の効果 本考案に依れば、、供給路の断面積を変えて流
量調節するのではなく、流量をポンプで直に調節
したので、調節により発生していた異音、ゴミづ
まり等を解消できた状態でフイルターの寿命を延
ばすことができる。従つて、静音化、故障の減
少、運転経費の減少を図つた極めて実用的なドラ
イクリーナを提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるドライクリーナの制御回
路図、第2図は動作説明のためのフローチヤー
ト、第3図は配管機構図である。 1……タンク、3……洗濯槽、6……ポンプ、
8……フイルター、15……流量センサー、16
……モータ、17……回転数制御手段、18……
マイコン、24……周波数指定部、26……設定
流量比較部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タンクに貯溜された溶剤を洗濯槽に、ポンプに
    よつてフイルターを介して供給するドライクリー
    ナに於いて、上記ポンプを駆動するモータと、上
    記溶剤の供給流量を検知する流量センサーと、上
    記ポンプによる最大供給流量より低い設定流量よ
    りも検知流量が少いのを比較判別する比較部と、
    この比較部出力により上記モータを高速で回転さ
    せる回転数制御手段とを備えたことを特徴とする
    ドライクリーナ。
JP14019487U 1987-09-14 1987-09-14 Expired JPH0325755Y2 (ja)

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JP14019487U JPH0325755Y2 (ja) 1987-09-14 1987-09-14

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Publication Number Publication Date
JPS6443885U JPS6443885U (ja) 1989-03-16
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