JPH03256957A

JPH03256957A - 通気方向逆転装置及びエァチャック装置

Info

Publication number: JPH03256957A
Application number: JP5221090A
Authority: JP
Inventors: Masahiro Kuwaki; 桑木　雅博
Original assignee: KUWAKI TEKKOSHO KK
Current assignee: KUWAKI TEKKOSHO KK
Priority date: 1990-03-02
Filing date: 1990-03-02
Publication date: 1991-11-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野〉この発明は圧縮空気を給入し、そのエネルギーを利用し
て、作用路に連絡する外部装置に加圧又は減圧の働きか
けを行う通気方向逆転装置及びその通気方向逆転装置の
性質を利用したエアチャック装置に関する。

（従来の技術）従来エアシリンダーは、シリンダー内部にスプリングを
内蔵する単動式と、ピストンを境とする室のどちらか一
方に加圧空気を送り込んでピストン動作を交互に変換す
る複動式とがある。

又、従来印刷機に紙を供給する原紙掛装置は、ロール上
に巻回された原紙の芯管を、左右に配設する尖頭金具で
挟持するが、尖頭金具の送り出しは、軸受に支持される
シャフトの先端に螺合する尖頭金具を手動で回転させて
行っていた。

（発明が解決しようとする問題点）しかし、単動式のエアシリンダーでは、スプリングとそ
のスプリングを収納するスペースが、エアシリンダー本
体に必要であり、装置を構成する上で無駄が多かった。

複動式のエアシリンダーでは、エア配管上の制約から、
回転するシャフトの先端にこれを施装する事ができなか
った。

又、原紙掛装置に於て、原紙交換の都度に尖頭金具を締
め付けたり又は緩めたりするのは、極めて面倒で手数の
掛かるものであり、従来の締め付け装置と同等程度のス
ペースをもって、その部位へのエアシリンダー装置の利
用が切望されてぃた〔発明の構成〕（問題点を解決するための手段）そこで、この発明は上記の欠点を除去すなめに、給入路
、作用路及び排気路を有する切換バルブを設け、該作用
路に通じる開口を、バルブ操作で連通ずるところの給入
路から排気路に至るバイパス路に連通させたことを特徴
とする通気方向逆転装置であり、該通気方向逆転装置の
作用路と自転式エアシリンダーの通気路とをロータリー
ジヨイントで枢支連結したことを特徴とするエアチャッ
ク装置をも提供するものである“。

（実施例）以下、この発明の一実施例を説明すると、三層に形成す
る円盤の、第１層（１）には給入路（２）と作用路（３
）を穿設し；第２層（４）には第１層（１）の給入路（
２）と作用路（３）にそれぞれ適合する給入路（２′）
と作用路（３′）を穿設すると共に、特に第２層の作用
路（３′）の入口（５）にグループ（６）を穿設し；第
３層（７）には第２層（４）の給入路（２′）と作用路
（３′）にそれぞれ適合する給入路（２”　）と作用路
（３”　）を穿設し、該給入路（２”）の出口（８）を
バイパス路（９）に合流させて、排気路（１０）に至ら
しめると共に、該バイパス路（９）の途中に作用路（３
〜）の出口（１１）を連通し・前記第１層（１）、第２
層（４）及び第３層（７）の円盤を気密を保持して密着
させ、第２層（４）のみをレバー（１２）の操作で回動
可能に構成したことを特徴とする通気方向逆転装置であ
る。

又−５原紙掛装置における回転シャフト（１３）の先端
に、尖頭金具（１４）を有する扁平型のエアシリンダー
（１５）を施装し、該エアシリンダー（１５）に連通ず
る通気路（１６）を前記回転シャフト（１３）の軸方向
線上に引き通して、その末端に施装するロータリージヨ
イント（１７）に本発明による通気方向逆転装置（１８
）の作用路（３）を、連結させたことを特徴とするエア
チャック装置（１９）である。

（作用）上記のように構成された通気方向逆転装置に於て、レバ
ー（１２）の操作により、第２層（４）を矢印Ａの方向
に所定の位置まで回動さると、給入＃１（２）よりの圧
縮空気は一点鎖線で図示する経路を通り作用路（３）に
抜ける。

レバー（１２）をＢ方向に操作すると第１層、第２層及
び第３層の吸入路（２）　　（２’　）　（２″）並び
に作用路（３）　（３’　）　　（３″）が連通する結
果、給入路（２）からの圧縮空気は二点鎖線で図示する
経路を通り排気路（１０）に抜けるが、この時、作用管
（３）の最終出口（１１）はバイパス路（９）に連通し
ており、この部分がベルヌーイの定理に従って低圧とな
るので、作用路（３）を通じてエアを吸引し、吸引され
たエアは三点鎖線で図示する経路を通じて排出される。

この通気方向逆転装置の作用路（３）を前記原紙揚装置
を構成するエアチャック装置（１９）のロータリージヨ
イント（１７）に連結すると、エアシリンダー（１５）
の加圧又は減圧が、通気方向逆転装置の（１８）のレバ
ー（１２）操作で簡単に行なえる。エアシリンダー（１
５）が加圧されると、そのピストンが押し出されて、ピ
ストン軸の先端に施装す尖頭金具（１４）が押し出され
て、原紙（２ｏ）の芯管を挟持するものである。エアシ
リンダー（１５）を減圧すると尖頭金具（１４）が引き
戻されて、原紙（２０）を挟持する状態は解除される。

〔発明の効果〕

これにより、圧縮空気の供給のみで、外部装置の加圧又
は減圧を成し得る通気方向変換装置を提供でき、しかも
この装置は配管が単純で経済的であるし、自転式のエア
シリンダーに施装して、所望の機能を安価に達成できる
０本発明による通気方向変換装置では、減圧の仕事率は
低いが、チャック装置等のチャック状態の解除には充分
であり、殊に回転するチャック装置等に幅広く応用でき
るという多大な効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は斜視図であり、第２図は一部欠截断面図である
。１・・・・・・第１層、２．２’　、２″・・・・・・
給入路、３゜３′　３″・・・・・・作用路、４・・・
・・・第２層、５・・・・・入口、６・・・・・・グル
ープ、７・・・・・・第３層、８・・・・・・出口９・
・・・・・バイパス路、１０・・・・・・排気路、１１
・・・・・・出口、１２・・・・・・レバー、１３・・
・・・・回転シャフト、１４・・・・・・尖頭金具、１
５・・・・・・エアシリンダー、１６・・・・・・通気
路、１７・・・・・・ロータリージヨイント、１８・・
・・・・通気方向逆転装置、１９・・・・・・エアチャ
ック装置、２０・・・・・・原紙。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）給入路、作用路及び排気路を有する切換バルブを
設け、該作用路に通じる開口を、バルブ操作で連通する
ところの給入路から排気路に至るバイパス路に連通させ
たことを特徴とする通気方向逆転装置。
（２）通気方向逆転装置の作用路と自転式エアシリンダ
ーの通気路とをロータリージョイントで枢支連結したこ
とを特徴とするエアチャック装置。