JPH03255137A - 二軸延伸ポリオレフィンフィルム - Google Patents

二軸延伸ポリオレフィンフィルム

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JPH03255137A JP2317585A JP31758590A JPH03255137A JP H03255137 A JPH03255137 A JP H03255137A JP 2317585 A JP2317585 A JP 2317585A JP 31758590 A JP31758590 A JP 31758590A JP H03255137 A JPH03255137 A JP H03255137A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、安定したねしれ保持性(twist ret
enLion property)と安定した永久折り
目特性(deadford property)をもち
、包装(特に小さな物品の包装)に広く使用できる改良
されたポリオレフィンフィルムに関する。本発明によっ
て得られるフィルムは、改良された水蒸気バリヤー性と
酸素バリヤー性を表わす。本発明のフィルムは、 (1
)アイソタクチックポリプロピレン; (2)高密度ポ
リエチレン;及び(3)ガラス質で非晶質の低分子量樹
脂;を含んでなる三元混合物の押出・延伸を行うことに
よって得られる。本発明によればさらに多層フィルムも
提供される。
フィルムを手と機械を使ってねしり折ることによって、
商品、特に小さな物品(例えばキャンデイ−2砂糖菓子
、チョコレートバー等)を包装することは従来からよく
知られている作業である。
現在使用されている材料としては1紙、笛、及び種々の
フィルム〔例えば、セロファン、高密度ポリエチレン、
キャストポリプロピレン、バレックス(Barex” 
)ニトリルポリマー、及びポリエステル〕等がある。
高速包装機の出現と共に、ある特有の性質をもった材料
が必要となり、このため1例えばポリ塩化ビニル(PV
C)、ポリスチレン、及びアクリル系コポリマー等の、
剛性で非晶質のポリマーのフィルムが使用されている。
しかしながら5上記の材料は、最適の包装状態(例えば
、高い剛性、安定したねしれ保持性、酸素・水分バリヤ
ー性、高い滑り性、及び破砕することなく容易に切断で
きること)を得るのに必要な物理的特性を充分にもって
いるとは言えない。
上記の材料に関してポリプロピレンフィルムとポリエチ
レンフィルムはコスト上の利点を有してはいるが、ねし
れ保持性が充分でないこと及び中程度の透過性をもって
いることから、未変性の形では使用することができない
こうしたタイプの包装に対して延伸フィルムを使用する
という試みがいろいろ行われたが、成功したのはごく僅
かである。
特公昭59−68212号(三井東圧化学)によれば縦
方向の一軸延伸を施すことによって、改良された剛性と
ねじれ保持性を示すポリオレフィンフィルムが得られる
。しかしながら、このようなフィルムは横方向の特性が
充分でなく、裂けたり亀裂を生したりし易く、従ってそ
の用途は長さ方向のねしれ包装に限定される。
ドイツ特許DE 3514398A1(ヘキスト)にお
いては、ポリプロピレン、無機充填剤、及びポリアミド
やポリメチルメタクリレート等のポリマーからなる二軸
延伸フィルムが開示されている。しかしながら、このタ
イプのフィルムはねしれ保持性が充分とは言えない。
1988年10月26日付けのヨーロッパ特許出願第0
288227号(エクソン・ケミカルズ)においては。
ポリプロピレン化合物〔すなわち、プロピレンと最大2
帽1%までの他のオレフィン(例えばエチレン)とのコ
ポリマー〕と20〜30重量%の低分子量のロジンもし
くは樹脂からなる二成分ブレンド物を押し出すことによ
って得られる二輪延伸フィルムが開示されている。押出
延伸フィルムを得るための該プロセスは、溶融物の粘度
が低く、軟化点が低く、そして延伸ロールに付着しやす
いために、押出工程と延伸工程において大きな問題点を
有しており、従って該プロセスは工業的規模では実施し
にくい。低分子量樹脂を選定・混合することによってポ
リプロピレンとポリエチレンの相溶化を達成することに
ついては開示されておらずむしろプロピレンと他のオレ
フィンとのコポリマーをポリプロピレンとブレンドする
ことが行われている。
1972年5月16日付は取得のケイル(Kail)ら
による米国特許第3.663.488号は、ある特定の
水素化炭化水素ポリマーをポリオレフィン物質とブレン
ドし、これによってねしり包装用の押出フィルムとして
有用な二成分&11底物を得ることについて開示してい
る。
1989年6月27日付は取得のジャツカ(Janoc
ha)らによる米国特許第4.842,187号は、キ
ャンデイ−をねしり包装するのに使用される。不透明の
二軸引抜延伸熱可塑性フィルムについて開示している。
ジャツカらのフィルムは、約40〜60重量%のポリプ
ロピレン、約35〜55重量%のポリスチレン及び約5
〜15重量%の無機充填剤もしくは有機充填剤を含んで
なるポリマー混合物から形成される。
1988年11月22日付は取得のクラス(Crass
)  らによる米国特許第4.786.533号は、ポ
リプロピレンの基層とポリジアルキルシロキサンの上層
を組み合わせて得られるねじり包装用フィルムの作製に
ついて開示している。ポリプロピレン基層はさらに、低
分子量の炭化水素樹脂を約10〜40重量%含有してい
る。該特許によるポリプロピレンは、好ましくは、アイ
ソタクチノクプロピレンホモボリマー又はエチレン含量
が約10重量%以下のエチレン−プロピレンコポリマー
である。この層は二成分からなる基層である。
1960年10月11日付は取得のアンダーウッド(l
lnderwood) らによる米国特許第2,956
.042号は。
0.1〜2.0重量部のポリプロピレンを組み込んだポ
リエチレンフィルムの作製について開示している。
1962年5月29日付は取得のラナリー(Ranal
li)による米国特許第3.036,987号は、アイ
ソタクチックポリプロピレンをプロピレンとエチレンの
直鎖状非晶質コポリマー(エチレン含量は30〜70重
量%)とブレンドすることについて開示している。
最近、カータウルズ・フィルム(Courtaulds
Film)では、ねしり包装用の透明な同時押出opp
フィルム(S)IX 800)を市場に出した。しかし
ながら、該フィルムは変性ホモポリマーの3つの層から
なっている。
ジュールマン・プラスチックス(A、 Schulma
nPlastics)は、より高い剛性と改良されたバ
リヤー特性をもったBOPPフィルムを作製するための
相月旨マスターバンチ〔ポリバッチ(POLYBATC
)I) 0PR6420)を市場に投入している。
ガラス質で非晶質の低分子量樹脂を導入することにより
ポリプロピレン材料と高密度ポリエチレン材料の相溶化
をはかることは、これまで知られていない。
従って、(1)ポリプロピレンとポリエチレンのコスト
面での利点を有し; (2)透明であっても顔料入りで
もよ<;(3)加工と押出が容易であり;  (4)優
れたねしれ保持性を示し; (5)優れた永久折り目特
性を保持し; (6)優れた酸素バリヤー性を有し; 
(7)優れた水蒸気バリヤー性を有し; (8)優れた
衝撃強さと引裂抵抗を示し;そして(9)コポリマーで
あるよりもむしろブレンド物である;ような変性ポリオ
レフィンフィルムを得るのが望ましい。
ポリプロピレンとポリエチレンの相溶化されたブレンド
物を使用することによって、良好な透明性、良好なねし
れ保持性と永久折り両特性、低い水蒸気透過度、及び低
い酸素透過度を有することを特徴とする所望のフィルム
が得られることを。
発明者らは見出した。従ってこのフィルムは、広く包装
用として適しており、特にねじり包装によって小さな物
品を包み込むのに好適である。本発明のフィルムは、 
(1)アイソタクチックポリプロピレン; (2)高密
度ポリエチレン;及び(3)ガラス質で非晶質の低分子
量樹脂:の三元混合物を含んでなる。
本発明によれば、前記フィルムを製造するための方法は
、ある1つの実施態様においては。
(1) 3つの成分を混合して均質なブレンド物を得る
工程; (2) 前記ブレンド物を押し出してシートを得る工程
;及び (3) 前記シートを縦・横両方向に延伸してこ軸延伸
フィルムを形成させる工程;の各工程を含んでなる。
本発明のフィルムは、少なくとも、 (1)アイソタク
チックポリプロピレン; (2)高密度ポリエチレン;
及び(3)ガラス質で非晶質の低分子量樹脂;からなる
三元混合物を含む。本発明においては、さらなる成分又
は添加物も有用であり。
本混合物は2種以上のガラス質樹脂を含んでもよい。従
って本発明においては、四元以上の系であってもよい。
他の実施態様においては5本発明による製造法は。
(a) 3種以上の成分を混合(好ましくはトライブレ
ンド)する工程; (b)  前記混合物を押出ブレンド又はメルトブレン
ドして均質な組成物を得る工程;(c)  前記均質組
成物を冷却してペレット化する工程; (d)  前記のペレット化した均質組成物を押し出す
ことによってシートを形成させる工程及び (e)  押し出して形成された前記シートを縦・横両
方向に延伸して、フィルムを形成させる工程; の各工程を含んでなる。
押し出された!JI戒物酸物却してペレット化し5次い
でペレット化された組成物を再び押し出すのが好ましい
、こうした操作を行うと1三成分混合物を単に高温押出
することによって得られるものより、均質性と混合状態
が改良される。しかしながら1本発明のフィルムの用途
によっては、こうした追加の冷却・ベレット化操作は不
必要である。
ポリプロピレンとガラス質樹脂の混合物を予備ブレンド
及び/又は予備ペレット化することも可能である。
本発明の混合物を構成する3つの成分は、以下のような
特性を有するのが好ましい。
成分1:230℃/2.16Kgでの測定にて0.5〜
10(さらに好ましくは0.5〜5)の溶融流量及び1
55〜170℃の融点(肝)を有するアイソタクチンク
ボリプロピレン。これとは別に エチレンを0.1〜10重量%含有したプロピレン−エ
チレンコポリマーであって、エチレンがコポリマー中に
ランダム状もしくはブロック状に分配され、そして好ま
しくは約140〜165℃の融点を有するようなプロピ
レン−エチレンコポリマーを、ポリプロピレンの代わり
に使用することもできる。本発明においては、融点が約
140 ℃以上のポリプロピレンやコポリマーを使用す
るのが好ましい。
成分2 :   190℃15,0Kgでの測定にて0
.1〜約40のメルトフローインデックス(?IFI)
、及び0.940〜0.965g/cm3の密度を有す
る高密度ポリエチレン0IDPE)。本明細書における
“HDPE”とは、直鎖状の高密度ポリエチレン及び鎖
中にある程度の枝分かれを含んだ従来の高密度ポリエチ
レンを意味する。
成分3: 一部もしくは完全に水素化され、約500〜
約2.000の分子量と約70〜約170℃の軟化点(
環球法)を有する。ガラス質で非晶質の低分子量樹脂。
ガラス質樹脂の不飽和度は最大約50のヨウ素価まで許
容しうるが、不飽和度が増大すると、望ましくない色と
臭気が目立つようになる。
ガラス質で非晶質の低分子量樹脂(上記成分3)は ロ
ジン誘導体のような松脂:テルペンモノマテルベンダイ
マー、テルペンポリマー、テルペン樹脂、脂環式モノマ
ー、単環式モノマー、及び二環式モノマーの重合によっ
て得られるポリマー;並びにこれらの混合物;からなる
群から選ばれる。好ましいガラス質樹脂は、ポリプロピ
レンに対して真の混和性を示す飽和テルペンである。
さらに5本発明におけるこの第3威分として有用ものに
は、脂肪族炭化水素樹脂、芳香族炭化水素樹脂、脂肪族
炭化水素−芳香族炭化水素コポリマー樹脂、インデン樹
脂、クマロン樹脂2スチレン樹脂、 C9水素化樹脂、
アルキル−フェノール樹脂やテルペン−フェノール樹脂
等のフェノール樹脂、及びこれらの混合物がある。
相溶性のある適切な水素化炭化水素ポリマーは50以下
のヨウ素価(ASTM D−1959)、約70℃以上
のドロップ軟化点(drop softening p
oint) 、及び約500以上の平均分子量を有する
ようなポリマーである。
このような物質としては1石油のディープ・クラ、キン
グ(deep cracking)から誘導される混合
不飽和上ツマ−の触媒重合により得られる樹脂状重合生
成物を水素化することによって得られるポリマー、並び
に単環式モノテルペン、二環式モノテルペン、及びこれ
らの混合物等のテルペン炭化水素(アロオンメン、カレ
ン、ピネン異性体、ピネン ジペンテン、テルピネン、
テルビルンリモネン、ターペンチン、テルペンカットも
しくはフラクション1及び他の種々のテルペンを含む)
の重合及び/又は共重合を行い1次いで加圧下にて水素
化を行うことによって得られるポリマー等があるが、こ
れらに限定されない。重合し2次いで水素化して1本発
明において使用される第3戒分であるガラス質樹脂を形
成させることのできる特に有用な出発原料は4石油のデ
ィープ・タラノキングにより得られるジエンと反応性オ
レフィン;クラ・2キングした石油をylすることによ
って分離されるビニル−芳香族炭化水素カットもしくは
フラクション:及びテルペン混合物:を本質的に含んで
なる不飽和上ツマー混合物である。
好ましい実施態様においては1本発明のフィルムにおけ
る三元混合物の重量バーセン)&[l或は。
ポリプロピレン(又はプロピレン−エチレンコポリマー
)が40〜90%:ポリエチレンが5〜25%;及びガ
ラス質樹脂が5〜35%である。
所望のねしり包装保持性と永久折り目特性を得るために
は1三元混合物の少なくとも15重量%がガラス質樹脂
であるのが好ましい。本発明のフィルムの場合、低分子
量のガラス質樹脂がフィルム配合物中に約15重量%以
上の量にて存在すると。
押し出して得られるフィルムは通常粘着性を有する。あ
る用途に対しては、こうした粘着性が許容できることが
あり、さらには望ましいことさえある。こうした粘着性
が好ましくない用途に対しては、 15重量%未満のガ
ラス質樹脂を使用するかあるいはこれとは別に、同時押
出するか、積層するか、又は粘着性のフィルムを少なく
とも1種の粘着性の低い層もしくは粘着性のない層と接
触もしくは結合させることによって、二層又は多層フィ
ルム構造物が作製される。このような層(しばしばスキ
ン層と呼ばれる)は、印刷用インキを受理するよう選定
するのが好ましい。本発明のフィルムのコアー層上のス
キン層としては、ポリプロピレンのホモポリマーが有効
である。
3つの成分は、好ましくは乾燥状態にて予備l捏合し、
そして従来法によって押し出して溶融状態の均質組成物
を得る。本Mi酸物はベレット化することができ(必須
要件ではない)、これによって均質性が改良される。
次いで、冷却した組成物(又はベレット)を押し出して
シートを形成させ、引き続きこのシートを縦・横両方向
に延伸する(通常、100〜180 ℃の温度にて5及
び各方向とも3.5/1〜10/1の延伸比にて行われ
る)。縦方向の延伸は100〜140℃の温度にて3.
5/1〜8/1の延伸比で、そして横方向の延伸は13
0〜180℃の温度にて5/1〜10/1の延伸比で延
伸するのが好ましい。
延伸操作は1例えばテンターフレーム(tenterf
rame)タイプやダブルバブル(double bu
bble)タイプ等の従来機を使用して行うことができ
る。フィルムの二軸延伸操作は、同時プロセスであって
も、逐次プロセスであってもよい。
このようにして、15〜35ミクロンの好ましい厚さを
有し、透明であって、高い剛性、高い引裂抵抗、高い亀
裂抵抗、良好な滑り性、良好なねじれ保持性、良好な永
久折り目特性、及び破砕することなく容易に切断できる
こと等の性能をもった押出フィルムが得られる。本発明
のフィルムは、箔紙、セロファン、ポリエステル、 P
νC,ハレックス(Barex” )ニトリルポリマー
、及びポリスチレン等を使用するよりコスト的に有利で
あり、また従来のキャストポリプロピレンと高密度ポリ
エチレンを使用する場合より優れた性能が得られる。
従来のPVCフィルムに比較した場合の1本発明の相溶
化させ且つ変性したポリエチレン/ポリプロピレンフィ
ルムの1つの利点は1本発明のフィルムの密度がPvC
フィルムの密度の約173であるということである。従
って1本発明のフィルムを使用すれば、 pvcフィル
ムを使用、した場合に比ベフィルムの重量1ポンド当た
りより多くの物品を包装できることにより、かなりのコ
スト節減が達成される。
ポリプロピレンとポリエチレンのブレンド物に及ぼす第
3威分(ガラス質で非晶質の低分子量樹脂)の相溶化効
果によって、フィルムの所望の透明性が得られる。ポリ
プロピレンとポリエチレンは非常に相溶性が悪いので、
この第3成分が存在しない場合には、不透明のフィルム
が形成される。
従って1本発明にとってこの低分子量樹脂の相溶化効果
は極めて重要なポイントである。本発明のある特定の配
合処方においては、あるいはある特定の押出条件下にお
いては7表面粗さにより、フィルムに若干の曇りや不透
明が認められることがある。この点は、ポリプロピレン
ボモボリマーのスキン層を設けることによって容易に解
消される。
スキン層を設けることによって本発明のコアー層の曇り
を除去できるということは、曇りが主として表面粗さの
作用によるものであって、成分量の不相溶性にまって引
き起こされているものではないことを示している。
本発明のフィルムを作製するのに使用される組成物中の
3つの成分を混合する順序と方法は2重要なポイントで
はない、ポリプロピレン又はプロピレンーエチレンコボ
リマーヲHDPEと熔融フレンドし そして低分子量の
ガラス質樹脂をこの後に加えることができる。またこれ
とは別に、ポリプロピレン又はプロピレン−エチレンコ
ポリマーを低分子量のガラス質樹脂と熔融ブレンドし、
そしてHDPEをこの後に加えることもできる。さらに
他の実施L!様においては53つの成分を同時にブレン
ドすることもできる。3つの成分を含んだ所望の均質組
成物を得るには、溶融ブレンド〔二輪スクリュー、バン
バリー(Banbury)等〕を行うのが有効である。
本発明のフィルムを作製するのに使用される本発明の三
元&iI或物酸物ポリプロピレンと低分子量樹脂だけを
含んだ従来のフィルム用二元組成物より溶融ブレンドを
しやすい。というのは、これらの成分間の粘度差が大き
いからである。本発明の三元m放物中にはポリエチレン
が存在しているため、従来技術の二元Mit物に比べて
1本発明の組成物の混合・均質化が極めて容易になる。
さらに、&11戒物中にHDPEを加えると、必要なね
しれ保持性を得るのに要する低分子量ガラス質樹脂の量
が少なくて済む、ということも見出された。
しかしながら、三元IJ1威物生物中けるガラス質樹脂
の量を約5重量%以下に下げると、ポリプロピレン又は
プロピレンーエチレンコボリマート)IDPEとの相溶
性が低下してしまう。三元&llll生物中けるガラス
質樹脂の重量%を上げると、均質三元組成物の融点が下
がり。そのガラス転移温度が」二昇する。
本発明による押出フィルムは3従来技術のポリプロピレ
ンフィルム又はポリエチレンフィルムを凌ぐねじれ保持
性を有する。ねしれ保持性に相関している特定のパラメ
ーターは1本発明によるフィルムの荷重−伸び曲19 
(BOPPフィルムに関する第2図の曲線と比較した形
で第1図に示しである)における回復不能降伏点である
。図面における横座標はパーセント表示の伸びを、縦座
標はポンド表示の荷重を表わす。第3図かられかるよう
に。
本発明のフィルムは曲線5と曲線7において永久変形を
示し1曲線上のショルダーは回復不能降伏点を示してい
る。対照標準としての未変性の延伸ポリプロピレン(O
PP)フィルムに関し、 第2図において同様のソヨル
ダーが認められないことはその変形が弾性変形である(
従って回復可能性がある)ことを示している。第3図は
、いくつかのフィルムに関して1回復不能降伏点の程度
を示している。第3図の番号付けされた曲線は次のもの
を表わす= 1=セロファン: 2=バーキュレスBχ
313; 3−モノ延伸された(mono orien
ted)高密度ポリエチレン、4=プロポナイト(Pr
opon i te )A/NS; 5=70%のポリ
プロピレン、20%のエスコレノツ(Escorez)
樹脂、及び10%のHDPEを含んでなる。三元組成物
から得られる本発明の白色顔料入りフィルムであるツイ
スト(Twist)  5: 6=18%のポリプロピ
レンと22%のニスコレフッ5320m脂を含んでなる
三元組成物から得られるフィルムであるツイスト1:1
=10%のポリプロピレン12χのエスコレノツ532
(l1411o、  5%のアルコン(Arkon)P
140樹脂、及び13%のHD P Eを含んでなる四
元組成物から得られる本発明のフィルムであるツイスト
8: 8−ポリスチレン; 9−キャストポリプロピレ
ン;及び1〇−従来のPvCフィルム。
本発明のフィルムは2改良されたねしれ保持性を有する
だけでなく、従来の延伸ポリオレフィン(例えばBOP
P等)より改良された永久折り目特性も示す。本明細書
における“永久折り目”′とはフィルムが折り目もしく
は畳み目を保持する能力の尺度を意味する。優れた永久
折り目特性をもった材料としては1例えば、金属箔1紙
、ポリスチレン、及びPνC等がある。永久折り目特性
を調べるための簡単な試験は1周囲点度にてフィルムに
対して180°の折り目をつけ9次いでその折り目が開
く角度を測定することによって行われる。角度は小さい
ほど好ましい。なぜなら、角度が小さいということは、
永久折り目の保持がより大きいということを示している
からである。第5表からわかるように2本発明の押出フ
ィルム(ツイスト5とツイスト8〕は、従来技術の延伸
ポリプロピレンフィルム(90A/Its)及びハーキ
ュレスニ元フィルムより優れた永久折り目特性を示して
いる。
特定の理論付けを行うつもりはないが1本発明の改良さ
れたねしれ保持性と永久折り目特性は。
応力/歪みの関係にて回復不能降伏点を佳しでいること
に関連していると、考えられる。本発明のフィルムの1
つの特徴は、かなり小さい歪み(伸び)において回復不
能降伏点を示すという点である。この降伏点は、二元組
成物中に存在する各成分のパーセントの関数である。従
って、三元組成物が ポリプロピレン(又はプロピレン 一エチレンコポリマー    40〜9o11%ポリエ
チレン         5〜25重量%重量%量のガ
ラス質樹脂    5〜35重量%を含むときに5本発
明のフィルムに対し、応力/歪みの関係において所望の
回復不能降伏点が得られる。ということが見出された。
60〜70%の高密度ポリエチレン、 10〜20%の
プロピレン−エチレンコポリマー、及び10〜30%の
低分子量ガラス質樹脂を含んでなる三元組成物は、延伸
することができないため、許容しうるフィルムが得られ
なかった。本発明においては5 このことは、 40〜
90重量%のポリプロピレン又はプロピレン−エチレン
コポリマーをHOPE及びガラス質樹脂と組み合わせて
使用して、所望の剛性とフィルムの延伸可能性を付与す
ることによって解消される。
フィルム組成物中の低分子量ガラス質樹脂の量を増大さ
せると、縦方向の降伏強さ1回復不能降伏点1及び永久
折り目特性に対して好ましい影響を及ぼす。従って、永
久折り目特性を最高度に高めるためには、フィルム&[
l酸物中における低分子量ガラス質樹脂の量を増やすの
が好ましい。高密度ポリエチレンの量を増大させた場合
も、熔融状態の均質&llll底流動性を上げることに
よって加工性に対して好ましい影響を与え、そしてまた
永久折り目特性に対しても好ましい影響を及ぼす。
従って、永久折り目特性がねしれ保持性より重要である
場合には1本発明の好ましい実施態様は30〜35重量
%の低分子量ガラス質樹脂及び20〜25重量%の高密
度ポリエチレンを含み、残部は木質的にポリプロピレン
又はプロピレン−エチレンコポリマーである。
本発明のフィルムの他の重要な利点は2酸素バリヤー性
と水分バリヤー性を有しているという点である。包装は
、理想的には、塵や汚れ又は他の汚染物から保護するだ
けでなく、シばしば酸化及び/又は水分によって引き起
こされる腐敗から保護しなければならない。しかしなが
ら、酸素と水分の透過に対する改良されたバリヤー性は
、一般にはねしり包装のフィルム用途に対しては必須要
件ではない、なぜなら、ねしり包装においては通常シー
ルすることは行われないからである。本発明のフィルム
を使用すると、従来技(ネiの未変性延伸ポリプロピレ
ンに比べて、酸素バリヤー性で約50%、そして水分バ
リヤー性で最大約40%改良される。第3表は1本発明
による三元フィルムの4種サンプルの水草気遣過度と酸
素透過度を、プロピレン/樹脂フィルム(フィルムEと
F)及び未変性の延伸ポリプロピレンフィルム(フィル
ムG)の対照標準サンプルと比較して示している。
本発明による顔′!4無しフィルムは、水グ気の透過度
が、厚さ1ミルについて24時間当たり0.22及び0
.18g/100in2を示しており、この値は、対照
標準サンプルが示している0、31g/100in2と
いう値に比べて驚くほど小さい。本発明のフィルムの酸
素透過度も、従来技術による対照標準サンプルの酸素透
過度より小さい。すなわち、 BOPP対照標準サンプ
ル(フィルムG)が厚さ1ミルについて24時間当たり
94.8cc/100in”であるのに対し1本発明の
フィルムでは47.1.53.5.42.1.及び42
.6cc/100I02である。第3表かられかるよう
に2本発明による顔料入りフィルム(フィルムCとD)
は、顔料を使用していないフィルム(フィルムAとB)
より優れた酸素バリヤー性と水萬気バリヤー性を示して
いる。第3表には示されていないが1本発明の四元フィ
ルムであるライス1−8(前述、第3図の曲線7)は、
100ゲージのフィルムに対し59.8の酸素透過度と
0.21の水蒸気透過度を有している。
第3表はさらに1本発明のフィルムが従来技術のBOP
Pフィルムより改良された弾性率(ASTM D882
)を有していることを示している。
第4表は、エクソ7−フィルム(Exxon Film
):カータウルズショルコ(Courtaulds 5
horko)SHX800フィルム:並びに70%のポ
リプロピレン、20%のエスコレノツ樹脂、及び10%
のHDPRを含んでなる本発明の白色顔料入り四元フィ
ルム(ツイスト5)に対するねしれ保持性の試験結果を
示している。
本発明のフィルムは、二元フィルムのねじれ保持性(2
70″′)より高いねしれ保持性(300°)を示して
いる。本試験は、フィルムサンプルの中央部を横方向に
沿って一回折り曲げ、フィルムの一方の側を固定クラン
プに、そして他方の側を(2mmの距離にて)回転クラ
ンプに締め付けることによって行う。クランプを360
@回転させた後、サンプルをクランプから速やかに取り
外して、保持された角度を測定する。保持された角度が
大きいほどねしれ保持性が良好であることを表わす。
上記のような特性を有していることにより1本発明のフ
ィルムは、広く包装に対して、そして特に、高速マノー
ンを使用して縦・横両方向にねしり包装することによっ
て小さな物品の包装に対して適切に使用することができ
る。本発明のフィルムを1例えば、1同率すなわち54
0°ねしる。いったんねしり包装すると、ねしられたフ
ィルムはそのねしられた状態を保持又は実質的に保持し
従来技術による延伸ポリプロピレンフィルムより包装が
ほどけにくい。本発明の押出フィルムにおいては5回復
不能降伏点の生起には時間依存性があることが見出され
た。すなわち、押出直後のフィルムに関してねしれ保持
性を測定すると、所望のねしれ保持性が認められないが
1 この同しフィルムを数時間〜数日経った後に試験す
ると、許容しうるねしれ保持性が得られる。本発明の押
出フィルムにおいて回復不能降伏点に達することは該フ
ィルムをエージングすること及び/又は結晶化を進める
ことによって促進することができると発明者らは考えて
いる(但し、こうした考え方に限定するつもりはない)
。しかしながら、縦方向の降伏強さと回復不能降伏点の
生起は1周囲条件下でのエージングに大きく依存し、l
i!伏強さは周囲条件エージングの7日以内に約10%
増大する。
比較のため挙げると、100%ポリプロピレンフィルム
では降伏強さは2%増大するにすぎない。
本発明のフィルムは、同時押出構造物や多層構造物とし
ても得ることができる(例えば、−面シール可能なフィ
ルム、両面シール可能なフィルム塗被フィルム、色付は
フィルム、気泡封入フィルム、未処理フィルム5−面処
理フィルム1両面処理フィルム、及び金属被覆プラスチ
ックフィルム等)。本発明のフィルムはさらに、こうし
た多層複合構造物にねしれ保持性と永久折り目特性を付
与するために、従来の延伸ポリプロピレンフィルム ポ
リエステルフィルム、及び他のフィルムに積層すること
もできる。
本発明のフィルムはさらに、公知の白色顔料や有色顔料
もしくは充填剤(炭酸カルシウムや二酸化チタン)を配
合して所望の不透明度を付与することができる。フィル
ム配合物中に1ナイロン11やポリスチレン等の公知の
有機充填剤を加えることもできる。これとは別に1必要
に応して1本発明のフィルムを1着色プラスチックフィ
ルムや金属被覆プラスチックフィルムと組み合わせて、
又は箔と絹み合わせて使用することもできる。静篭防止
性が必要とされる場合、ス’J ノブ剤や粘着防止剤の
他に、公知の静電防止Mi戒酸物フィルム中に配合する
ことができる。
以下に実施例を挙げて1本発明のフィルムの製造と特性
について説明するが、これによって本発明が限定される
ものではない。
夫旌班土 72重量部のアイツククチツクポリプロピレン〔ハイモ
ント(旧mont)、 モプレン(Moplen) 5
38F;MFR・1.8.肝・166℃)、12重量部
の直鎖ポリエチレン(DSM、スタミレソクス(Sta
mylex)7058; MFl=12、密度0.95
2.門P・131℃〕、及び16重量部の水素化ポリシ
クロペンタジェン〔エクソン、エスコレノッ5320 
;分子量650.軟化点120℃〕を乾燥状態にて混合
し、押出機に供給して均質な溶融組成物を形成させ1次
いでこれを冷却してベレット化した。ベレット化された
均質組成物の押出によって得られた多層フィルムを、平
面延伸用のブリュノクナー機(a planar st
reching Br′ucknermachine)
を使用して、  120〜124℃の温度にて縦方向に
関して4:1の延伸比で、そして145〜168℃の温
度にて横方向に関して9:1の延伸比で延伸した。優れ
透明性と優れた剛性を示す厚さ22ミクロンのフィルム
が得られた。本フィルムの主要な特性を第1表に示す。
高速ねしり包装機を使用してハードキャンデイ−を包装
するのに本フィルムを使用し、厚さ26ミクロンの従来
の硬質PvCフィルムと比較した。本発明のフィルムは
、  pvcフィルムより小さな厚さ及び密度にて、 
pvcフィルムと少なくとも同等の安定なねしれ保持性
を示した。
夫益班業 アイソタクチックポリプロピレン〔ネステ(Neste
)VB 1943B; MFR=2. MP=166℃
) 、 75重量部の直鎖状ポリエチレン〔ツルヘイ(
Solvay)、エルテックス(Eltex) HD 
 84020: MF!=6.密度0.954゜肝・1
32℃1,及び15重量部の炭化水素樹脂〔アラカワ(
Arakai+a) +アルコン(Arkon) P1
25:分子量8201 軟化点125℃)を含んでなる
混合物を使用し、実施例1と同様の手順に従ってフィル
ムを作製した。
得られたフィルムは、剛性とスリンブ性が極めて高く、
透明性、引裂抵抗、及び亀裂抵抗が良好であった。
フィルムにプリントし5 ソフトキャンデイ−を包装す
るの乙こ使用して良好な結果を得た。
本フィルムの特性を第1表に示す。
裏豊拠1ニエ 実施例2と同様の手順及び実施例2と同量の3種の成分
を使用し、このとき異なるタイプの直鎖状ポリエチレン
を使用して検討した。
実施例3: 直鎖状ポリエチレン(ツルヘイ。
エルテックスHD1016) MFI=5.密度0.963. MP=136℃;実施
例4: 直鎮状ポリエチレン(O311,スタミレノク
ス9089F) MFI・25.密度0.963. MP=136℃:実
施例5: 直鎖状ポリエチレン(BPケムリジデノクス
(Chem、 Rigidex)RD6070Fa ) MFI・20.密度0.963、ガP=136℃:この
ようにして得られたフィルムの特性(第1表に示しであ
る)は、実施例2のフィルムの特性に類似している。ポ
リエチレンの密度が増大すると、透明度がやや減少した
夫益拠1 アイソタクチックポリプロピレンの代わりにプロピレン
−エチレンランダムコポリマー(ツルヘイ、エルテック
スKL415)を使用し、実施例1に記載の手順に従っ
てフィルムを作製した。このプロピレン−エチレンコポ
リマーのエチレン含量は約2,5%であった。他の成分
の量は変えなかった。
混合物を溶融し、二軸スクリュー押出機にて均質化させ
5粒状化させ、そして押し出してフィルムとし、これを
二方向に延伸した。縦方向は4.8: 1及び横方向は
9.5: 1の延伸比にて延伸した。
得られたフィルムは2良好な機械的・光学的特性及び優
れたねしれ保持性を示した。
これらの特性については第1表に示しである。
夫茄和ユ 実施例1のポリマー混合物に対し7ボリブロピレンホモ
ポリマーの2つのスキン層のそれぞれに5重量%の白色
顔料(T10□)を加えた。
こうして得られた厚さ25ミクロンの半透明のフィルム
は、所望の機械的特性を有し、ソフトキャンデイ−を包
装する際に蝋祇の代わりに使用することができた。
本フィルムの特性を、第1.2.3.4.及び5表に示
す。
第」二及 ASTM  D2457−70 45℃にて (エクソン) の実施例1 に記載の手順に従って を形成させた。
ィルムを得た。
95ゲージ。
いて24時間当たり cc/100in2の単位で表示。
( “ツイスト 5”) 第1孟 ×103 10 95(47) 95(47) 130(28)  +80(0)  110(39)9
2(49) TD l/I     75(58)   95(47
)  120(33)  150(17) 75(58
)  79(5G)010    90(50)   
90(50)  +30(28)  150(+7) 
90(50)  +30(28)平均 85(51) 95 (47) 130(31)  155(13) 85(51)94
 (48) (外4名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(1)アイソタクチックポリプロピレン及びプロピ
    レン−エチレンコポリマーからなる群から選ばれるプロ
    ピレンポリマー; (2)高密度ポリエチレン;及び (3)少なくとも1種の、ガラス質で非晶質の低分子量
    樹脂; の混合物を含んでおり、このとき前記低分子量樹脂が前
    記混合物中に5重量%より多い量にて存在する、ねじれ
    保持性と永久折り目特性が改良されていて且つ水蒸気透
    過度と酸素透過度の小さい二軸延伸ポリオレフィンフィ
    ルム。 2、前記ポリプロピレンが、155〜170℃の融点、
    及び230℃/2.16Kgでの測定にて0.5〜10
    の溶融流量を有することを特徴とする、請求項1記載の
    フィルム。3、前記プロピレンポリマーが、0.1〜1
    0重量%のエチレン含量を有するプロピレン−エチレン
    コポリマーであって、エチレン単位が前記コポリマー中
    にランダム状又はブロック状に分布されている、請求項
    1記載のフィルム。 4、前記ポリエチレンが、0.940〜0.965の密
    度、及び190℃/5.0Kgでの測定にて0.1〜4
    0のメルトフローインデックスを有することを特徴とす
    る、請求項1記載のフィルム。 5、前記ガラス質樹脂が、少なくとも一部水素化され、
    500〜2,000の分子量を有し、そして70〜17
    0℃の軟化点を有することを特徴とする、請求項1記載
    のフィルム。 6、前記ガラス質樹脂が、ロジン誘導体を成分とする松
    脂、ポリテルペン樹脂、及びこれらの混合物からなる群
    から選ばれることを特徴とする、請求項1記載のフィル
    ム。 7、前記ガラス質樹脂が、脂肪族炭化水素樹脂、脂環式
    炭化水素樹脂、芳香族炭化水素樹脂、脂肪族炭化水素−
    芳香族炭化水素コポリマー樹脂、及びこれらの混合物か
    らなる群から選ばれることを特徴とする、請求項1記載
    のフィルム。 8、前記ガラス質樹脂が、アルキル−フェノール樹脂、
    アルキル−テルペン樹脂、及びこれらの混合物からなる
    群から選ばれることを特徴とする、請求項1記載のフィ
    ルム。 9、前記ガラス質樹脂が、テルペンモノマー、テルペン
    ダイマー、脂環式モノマー、単環式モノマー、二環式モ
    ノマー、及びこれらの混合物の重合により得られるポリ
    マー類からなる群から選ばれることを特徴とする、請求
    項1記載のフィルム。 10、前記混合物が、40〜90重量%のプロピレンポ
    リマー、5〜25重量%のポリエチレン、及び5〜35
    重量%のガラス質樹脂からなることを特徴とする、請求
    項1記載のフィルム。 11、前記フィルムが同時押出構造物又は多層構造物で
    ある、請求項1記載のフィルム。12、白色顔料又は有
    色顔料をさらに含む、請求項1記載のフィルム。 13、(1)アイソタクチックポリプロピレン及びプロ
    ピレン−エチレンコポリマーからなる群から選ばれるプ
    ロピレンポリマー; (2)高密度ポリエチレン;及び (3)ガラス質で非晶質の樹脂; の混合物を含む、ねじれ保持性の改良された二軸延伸ポ
    リオレフィンフィルムの製造法であって、 (a)前記3種の成分を混合する工程; (b)前記混合物を押し出して均質なシートを得る工程
    ;及び (c)前記シートを縦・横両方向に延伸してフィルムを
    形成させる工程; の各工程を含む前記製造法。 14、前記混合物の重量基準による組成が、40〜90
    重量%のプロピレンポリマー; 5〜25重量%のポリエチレン; 5〜35重量%のガラス質樹脂; で構成されている、請求項13記載の製造法。 15、前記延伸が縦・横両方向に対して行われ、縦方向
    については3.5/1〜8/1の延伸比で100〜14
    0℃にて延伸することによって、また横方向については
    5/1〜10/1の延伸比で130〜180℃にて延伸
    することによって行われることを特徴とする、請求項1
    3記載の製造法。 16、前記工程(a)において成分を混合した後、さら
    に (b)前記混合物を押し出して均質な溶融組成物を得る
    工程; (c)前記組成物を冷却してペレット化する工程; (d)前記のペレット化された組成物を押し出してシー
    トを得る工程;及び (e)前記シートを縦・横両方向に延伸してフィルムを
    得る工程; の各工程を含む、請求項13記載の製造法。 17、請求項1記載のフィルムで包装された物品。 18、温度100°F及び相対湿度90%にて測定した
    ときに、前記フィルムに対する水蒸気の透過度が、厚さ
    1ミルについて24時間当たり水0.22g/100i
    n^2未満である、請求項1記載のフィルム。 19、温度23℃及び相対湿度50〜75%にて測定し
    たときに、前記フィルムに対する酸素の透過度が、厚さ
    1ミルについて24時間当たり酸素54cm^3/10
    0in^2未満である、請求項1記載のフィルム。 20、請求項1記載のフィルムを含む多層複合フィルム
    構造物。 21、前記混合物中に2種のガラス質樹脂が存在する、
    請求項1記載のフィルム。
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