JPH0325379Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0325379Y2 JPH0325379Y2 JP1984085452U JP8545284U JPH0325379Y2 JP H0325379 Y2 JPH0325379 Y2 JP H0325379Y2 JP 1984085452 U JP1984085452 U JP 1984085452U JP 8545284 U JP8545284 U JP 8545284U JP H0325379 Y2 JPH0325379 Y2 JP H0325379Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiring board
- mounting plate
- case
- magnetic core
- noise filter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 9
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 5
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 3
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Filters And Equalizers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は電子機器の信号ラインに流れる雑音を
防止するノイズフイルターの構造に関するもので
ある。
防止するノイズフイルターの構造に関するもので
ある。
電子機器に用いられるノイズフイルターにはフ
エライト環状磁芯に巻線を施したものがある。こ
の種のノイズフイルターには信号ライン及びアー
スライン（グランドライン）を接続するフイルタ
ー（以下コモンモードチヨークコイルという。），
及び複数の信号ライン及びアースラインを接続す
るフイルター（以下ESDコイルという。）が知ら
れているが、上述のコモンモードチヨークコイ
ル，ESDコイルは一般に電子機器の配線基板上
に載置され、信号ライン及びアースラインと接続
される。ところでこれらコイルが載置されるべき
配線基板上のスペースは極めて狭いため、特に
ESDコイルの場合は信号ラインとの接続が極め
て面倒であり、またこれらのコイルは所謂縦置
（磁芯の径方向と基板とが直角）に配置されるた
め不安定であり、振動などによつて信号ラインと
ノイズフイルタの接続線（リード線）が切断する
という問題点もある。また巻線がコア上に直接巻
回されているので耐絶縁性の問題もある。
エライト環状磁芯に巻線を施したものがある。こ
の種のノイズフイルターには信号ライン及びアー
スライン（グランドライン）を接続するフイルタ
ー（以下コモンモードチヨークコイルという。），
及び複数の信号ライン及びアースラインを接続す
るフイルター（以下ESDコイルという。）が知ら
れているが、上述のコモンモードチヨークコイ
ル，ESDコイルは一般に電子機器の配線基板上
に載置され、信号ライン及びアースラインと接続
される。ところでこれらコイルが載置されるべき
配線基板上のスペースは極めて狭いため、特に
ESDコイルの場合は信号ラインとの接続が極め
て面倒であり、またこれらのコイルは所謂縦置
（磁芯の径方向と基板とが直角）に配置されるた
め不安定であり、振動などによつて信号ラインと
ノイズフイルタの接続線（リード線）が切断する
という問題点もある。また巻線がコア上に直接巻
回されているので耐絶縁性の問題もある。
本考案の目的は配線基板上に安定に載置するこ
とができ、耐絶縁性の向上した、しかも配線基板
の信号ラインとの接続が容易である構造のノイズ
フイルタを提供することである。
とができ、耐絶縁性の向上した、しかも配線基板
の信号ラインとの接続が容易である構造のノイズ
フイルタを提供することである。
本考案によれば、磁芯を絶縁性のリング状のケ
ース内に収納し、該ケースに巻線を施してあり、
上記のケースは配線基板に密着して載置できる取
付板を有し、該取付板には上記の巻線に接続され
るとともに、上記の配線基板の配線のパターンに
接続するためのリードピン端子が設けられている
構造のノイズフイルターが得られる。
ース内に収納し、該ケースに巻線を施してあり、
上記のケースは配線基板に密着して載置できる取
付板を有し、該取付板には上記の巻線に接続され
るとともに、上記の配線基板の配線のパターンに
接続するためのリードピン端子が設けられている
構造のノイズフイルターが得られる。
以下本考案について図面の実施例によつて説明
する。
する。
まず第１図を参照して、図示の絶縁性ケース１
について説明すると、内筒１１と同心状の外筒１
２が配置され、外筒１２の一端（図中左側）は内
筒１１と外筒１２とで形成された空間を覆う蓋部
（図示せず）が設けられ、つまり、内筒１１と外
筒１２とで形成された空間の一端側は予め塞がれ
ている。他端は後述するフエライト磁芯２が配置
された後、蓋部１３が被せられる。外筒１２の側
面には外筒１２の長さと同じ幅を有し、外筒１２
の径方向に延在する取付板１４が外筒１２と一体
に設けられている。（第２図ｂに示すように取付
板１４の幅は外筒１２の長さ（幅）より長くても
よい。）さらにこの取付板１４の下面にはこの絶
縁性ケースを用いるノイズフイルターが載置され
るべき配線基板（図示せず）の配線パターンと同
一のパターンで配列された複数本のリードピン端
子１５が植設されている（第１図においては取付
板１４の長辺に沿つてリードピン端子１５を設け
ている。）。
について説明すると、内筒１１と同心状の外筒１
２が配置され、外筒１２の一端（図中左側）は内
筒１１と外筒１２とで形成された空間を覆う蓋部
（図示せず）が設けられ、つまり、内筒１１と外
筒１２とで形成された空間の一端側は予め塞がれ
ている。他端は後述するフエライト磁芯２が配置
された後、蓋部１３が被せられる。外筒１２の側
面には外筒１２の長さと同じ幅を有し、外筒１２
の径方向に延在する取付板１４が外筒１２と一体
に設けられている。（第２図ｂに示すように取付
板１４の幅は外筒１２の長さ（幅）より長くても
よい。）さらにこの取付板１４の下面にはこの絶
縁性ケースを用いるノイズフイルターが載置され
るべき配線基板（図示せず）の配線パターンと同
一のパターンで配列された複数本のリードピン端
子１５が植設されている（第１図においては取付
板１４の長辺に沿つてリードピン端子１５を設け
ている。）。
この絶縁性ケース１は図示のように環状フエラ
イト磁芯２を配置した後、蓋部１３を装着して、
絶縁磁芯となる。
イト磁芯２を配置した後、蓋部１３を装着して、
絶縁磁芯となる。
この絶縁磁芯には第２図ａ及びｂに示すように
取付板１４の一方の長辺に配列された任意のリー
ドピン端子１５に導線の一端を絡げて、巻線３を
施し、導線の他端を他方の長辺に配列された任意
のリードピン端子１５に絡げる。このようにし
て、この絶縁磁芯には複数の巻線３が施され、
ESDコイルとなる。即ち第３図に示すように一
つの絶縁磁芯で複数のコイル４が形成されてい
る。
取付板１４の一方の長辺に配列された任意のリー
ドピン端子１５に導線の一端を絡げて、巻線３を
施し、導線の他端を他方の長辺に配列された任意
のリードピン端子１５に絡げる。このようにし
て、この絶縁磁芯には複数の巻線３が施され、
ESDコイルとなる。即ち第３図に示すように一
つの絶縁磁芯で複数のコイル４が形成されてい
る。
上述したESDコイルは雑音を防止すべき配線
基板上に載置される。そしてアースライン，信号
ラインを接続する。この時、ESDコイルは取付
板によつて配線基板上に密着して載置されてお
り、リードピン端子は配線基板を貫通して配線基
板の裏面でアースラインあるいは信号ラインと半
田付される。
基板上に載置される。そしてアースライン，信号
ラインを接続する。この時、ESDコイルは取付
板によつて配線基板上に密着して載置されてお
り、リードピン端子は配線基板を貫通して配線基
板の裏面でアースラインあるいは信号ラインと半
田付される。
以上説明したように本考案によるノイズフイル
タではリング状のケースに磁芯を収納して、リン
グ状ケースに巻線をしたので耐絶縁性が向上し、
しかも配線基板に密着する取付板を有し、この取
付板に配線パターンと接続するためのリードピン
端子を有するので配線基板の信号ライン等とノイ
ズフイルターの接続が容易であり、しかも配線基
板に密着して載置できるため、振動等によつてノ
イズフイルター自体にムリな力が加わることがな
く、従つて断線等が生じることがない。
タではリング状のケースに磁芯を収納して、リン
グ状ケースに巻線をしたので耐絶縁性が向上し、
しかも配線基板に密着する取付板を有し、この取
付板に配線パターンと接続するためのリードピン
端子を有するので配線基板の信号ライン等とノイ
ズフイルターの接続が容易であり、しかも配線基
板に密着して載置できるため、振動等によつてノ
イズフイルター自体にムリな力が加わることがな
く、従つて断線等が生じることがない。
第１図は本考案に用いられる絶縁性ケースにフ
エライト磁芯を収納する場合を示す斜視図、第２
図ａは本考案によるノイズフイルターの一実施例
を示す正面図、第２図ｂは本考案による一実施例
を示す側面図、第３図は第２図ａ及びｂに示すノ
イズフイルターの等価回路である。 １……絶縁性ケース、１１……内筒、１２……
外筒、１３……蓋部、１４……取付板、１５……
リードピン端子、２……環状フエライト磁芯、３
……巻線、４……コイル。
エライト磁芯を収納する場合を示す斜視図、第２
図ａは本考案によるノイズフイルターの一実施例
を示す正面図、第２図ｂは本考案による一実施例
を示す側面図、第３図は第２図ａ及びｂに示すノ
イズフイルターの等価回路である。 １……絶縁性ケース、１１……内筒、１２……
外筒、１３……蓋部、１４……取付板、１５……
リードピン端子、２……環状フエライト磁芯、３
……巻線、４……コイル。
Claims (1)
- リング状の中空部が形成された絶縁性のリング
状ケースと、該中空部に収納されたリング状磁芯
と、前記ケースに一体に取り付けられ配線基板に
密着して載置される取付板と、前記ケースに巻回
された巻線とを有し、前記取付板には前記巻線に
接続されるとともに前記配線基板の配線パターン
に接続されるリードピン端子が設けられているこ
とを特徴とするノイズフイルターの構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8545284U JPS611814U (ja) | 1984-06-11 | 1984-06-11 | ノイズフイルタ−の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8545284U JPS611814U (ja) | 1984-06-11 | 1984-06-11 | ノイズフイルタ−の構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS611814U JPS611814U (ja) | 1986-01-08 |
| JPH0325379Y2 true JPH0325379Y2 (ja) | 1991-06-03 |
Family
ID=30635862
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8545284U Granted JPS611814U (ja) | 1984-06-11 | 1984-06-11 | ノイズフイルタ−の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS611814U (ja) |
-
1984
- 1984-06-11 JP JP8545284U patent/JPS611814U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS611814U (ja) | 1986-01-08 |
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