JPH03251028A - 配電系統の地絡保護装置 - Google Patents
配電系統の地絡保護装置Info
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- JPH03251028A JPH03251028A JP4749590A JP4749590A JPH03251028A JP H03251028 A JPH03251028 A JP H03251028A JP 4749590 A JP4749590 A JP 4749590A JP 4749590 A JP4749590 A JP 4749590A JP H03251028 A JPH03251028 A JP H03251028A
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- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は配電線の微地絡段階の現象を検出して不測の
停電を発生させないようにする配電系統の地絡保護装置
に関するものである。
停電を発生させないようにする配電系統の地絡保護装置
に関するものである。
非接地系の配電系統は停電区間の極小化と配電線故障時
の故障箇所の早期発見を行うために所定区間毎に配電線
を分割する故障検出センサ付区分開閉器（以下、開閉器
という）を備えている。その配電線に機器劣化等が原因
で地絡電流が流れたり、鳥獣接触などによる地絡現象が
発生すると配電線故障を検出して配電用変電所の保護装
置を作動し、しゃ断器をトリップして停電にしている。 第４図は、従来の配電系統の地絡保護回路であり、図に
おいてＡＳ／Ｓは配電用変電所、１は前記配電用変電所
ＡＳ／Ｓの母線、ＣＢは母線１に接続された配電線用の
しゃ断器、Ｆは前記配電線用のしゃ断器ＣＢに接続され
需要家に電力を供給する配電線、ＳＳＩ〜ＳＳ３は配電
線Ｆを適当な間隔に区分するための開閉器、１１〜１３
は開閉器５ＳＩ−３Ｓ３用の子局である。また、２０は
地絡故障を除去する配電用変電所の保護装置、ＺＣＴは
零相電流を検出する零相変流器、ＣＡＡ。 ＣＴ、は３相中の２相に設けた電流変成器、５１は、短
絡故障を検出する例えば、既存の高速過電流継電器、６
７Ｇは零相電流Ｉ０と後述の零相電圧■。を取込んで地
絡故障を検出する例えば、既存の地絡方向継電器、また
、ＧＰＴ、は母線１に設けた接地用変圧器で、その３次
巻線に限流抵抗Ｒ７を接続している。６４は前記３次巻
線の限流抵抗Ｒ７に発生する零相電圧ｖ０を検出する例
えば、既存の地絡過電圧継電器、Ｔはオンデイレ−タイ
マ、Ａは論理積（アンド）回路、０は論理和（オア）回
路である。 次に動作について説明する。例えば、配電線ＦのＰ点に
おいて微地絡が発生すると接地用変圧器ＧＰＴ、の３次
巻線、母線１、しゃ断器ＣＢ、配電線Ｆ地絡点Ｐのルー
トで地絡電流が流れる。保護継電器２０の地絡方向継電
器６７Ｇは、零相電流Ｉ０と零相電圧■。から配電線に
地絡故障のあることを検出し、直ちに地絡検出信号をア
ンド回路Ａに出力する。又、地絡電圧継電器６４は接地
用変圧器ＧＰＴ、の３次巻線に接続している限流抵抗Ｒ
，，に発生する零相電圧■。を取込みタイマＴに地絡過
電圧検出信号を出力する。タイマＴはオンデイレ−機能
を有しているので前記地絡過電圧信号が一定時間以上持
続すると前記アンド回路Ａに出力信号を与え、該アンド
回路Ａはオア回路０を経てしゃ断器ＣＢのしゃ断信号を
出力し配電線Ｆを母線１から切り離す。
の故障箇所の早期発見を行うために所定区間毎に配電線
を分割する故障検出センサ付区分開閉器（以下、開閉器
という）を備えている。その配電線に機器劣化等が原因
で地絡電流が流れたり、鳥獣接触などによる地絡現象が
発生すると配電線故障を検出して配電用変電所の保護装
置を作動し、しゃ断器をトリップして停電にしている。 第４図は、従来の配電系統の地絡保護回路であり、図に
おいてＡＳ／Ｓは配電用変電所、１は前記配電用変電所
ＡＳ／Ｓの母線、ＣＢは母線１に接続された配電線用の
しゃ断器、Ｆは前記配電線用のしゃ断器ＣＢに接続され
需要家に電力を供給する配電線、ＳＳＩ〜ＳＳ３は配電
線Ｆを適当な間隔に区分するための開閉器、１１〜１３
は開閉器５ＳＩ−３Ｓ３用の子局である。また、２０は
地絡故障を除去する配電用変電所の保護装置、ＺＣＴは
零相電流を検出する零相変流器、ＣＡＡ。 ＣＴ、は３相中の２相に設けた電流変成器、５１は、短
絡故障を検出する例えば、既存の高速過電流継電器、６
７Ｇは零相電流Ｉ０と後述の零相電圧■。を取込んで地
絡故障を検出する例えば、既存の地絡方向継電器、また
、ＧＰＴ、は母線１に設けた接地用変圧器で、その３次
巻線に限流抵抗Ｒ７を接続している。６４は前記３次巻
線の限流抵抗Ｒ７に発生する零相電圧ｖ０を検出する例
えば、既存の地絡過電圧継電器、Ｔはオンデイレ−タイ
マ、Ａは論理積（アンド）回路、０は論理和（オア）回
路である。 次に動作について説明する。例えば、配電線ＦのＰ点に
おいて微地絡が発生すると接地用変圧器ＧＰＴ、の３次
巻線、母線１、しゃ断器ＣＢ、配電線Ｆ地絡点Ｐのルー
トで地絡電流が流れる。保護継電器２０の地絡方向継電
器６７Ｇは、零相電流Ｉ０と零相電圧■。から配電線に
地絡故障のあることを検出し、直ちに地絡検出信号をア
ンド回路Ａに出力する。又、地絡電圧継電器６４は接地
用変圧器ＧＰＴ、の３次巻線に接続している限流抵抗Ｒ
，，に発生する零相電圧■。を取込みタイマＴに地絡過
電圧検出信号を出力する。タイマＴはオンデイレ−機能
を有しているので前記地絡過電圧信号が一定時間以上持
続すると前記アンド回路Ａに出力信号を与え、該アンド
回路Ａはオア回路０を経てしゃ断器ＣＢのしゃ断信号を
出力し配電線Ｆを母線１から切り離す。
従来の配電系統の地絡保護装置は、以上のように構成さ
れているので、配電線故障の故障検出や故障の除去には
配電用変電所の保護継電器が動作して必ずしゃ断器をト
リップすることとなり配電線が停電するという課題があ
った。又、配電用変電所の保護装置で検出出来ない微地
絡故障に対しては、検出が出来ないため、後日配電線故
障に発展し、不用意に停電となっていた。 この発明は上記のような課題を解消するためになされた
もので、鳥獣害等による瞬時故障をしゃ断器がトリップ
する前に除去すると共に、機器の劣化や塩害などは、故
障に至る以前に潜在的な微地絡現象を瞬時大電流を流し
て顕在化することによって故障発生時期を明確にし、不
測の停電を発生させないようにする配電系統の地絡保護
装置を得ることを目的とする。
れているので、配電線故障の故障検出や故障の除去には
配電用変電所の保護継電器が動作して必ずしゃ断器をト
リップすることとなり配電線が停電するという課題があ
った。又、配電用変電所の保護装置で検出出来ない微地
絡故障に対しては、検出が出来ないため、後日配電線故
障に発展し、不用意に停電となっていた。 この発明は上記のような課題を解消するためになされた
もので、鳥獣害等による瞬時故障をしゃ断器がトリップ
する前に除去すると共に、機器の劣化や塩害などは、故
障に至る以前に潜在的な微地絡現象を瞬時大電流を流し
て顕在化することによって故障発生時期を明確にし、不
測の停電を発生させないようにする配電系統の地絡保護
装置を得ることを目的とする。
この発明に係る配電系統の地絡保護装置は、配電線に流
れる微地絡電流を検出して制御回路に入力する高感度・
高速零相電流検出器と、その配電線を接続した母線に備
えられ零相電圧を出力する接地用変圧器と、その零相電
圧を検出すると制御回路に微地絡検出信号を入力する高
域度・高速零相電圧検出器と、その制御回路が微地絡検
出信号を受信するとＯＮ、ＯＦＦ動作を開始する瞬時投
入リレー及び順次ラッチされるラッチリレーと、前記ラ
ッチリレーの出力接点及び抵抗との直並列回路及び前記
接地用変圧器の巻線とで閉回路を形成し、前記瞬時投入
リレーがＯＮするたびにその出力接点で前記抵抗を順次
短絡する順次短絡回路とをもって構成したので、しゃ断
器がトリップする以前に早期地絡検出と故障除去とが可
能となり停電回避が可能となる。
れる微地絡電流を検出して制御回路に入力する高感度・
高速零相電流検出器と、その配電線を接続した母線に備
えられ零相電圧を出力する接地用変圧器と、その零相電
圧を検出すると制御回路に微地絡検出信号を入力する高
域度・高速零相電圧検出器と、その制御回路が微地絡検
出信号を受信するとＯＮ、ＯＦＦ動作を開始する瞬時投
入リレー及び順次ラッチされるラッチリレーと、前記ラ
ッチリレーの出力接点及び抵抗との直並列回路及び前記
接地用変圧器の巻線とで閉回路を形成し、前記瞬時投入
リレーがＯＮするたびにその出力接点で前記抵抗を順次
短絡する順次短絡回路とをもって構成したので、しゃ断
器がトリップする以前に早期地絡検出と故障除去とが可
能となり停電回避が可能となる。
この発明における高感度・高速零相電流検出器及び高域
度・高速零相電圧検出器は、微地絡電流を検出すると、
接地用変圧器の巻線に設けた抵抗と接点との直並列接続
からなる順次短絡回路を制御回路によって制御する。そ
の結果故障点への印加電圧や故障回路インピーダンス抵
抗が変化して故障が進展し微地絡状態を把握しやすくな
ることにより微地絡故障を早期に検出できるようにする
。
度・高速零相電圧検出器は、微地絡電流を検出すると、
接地用変圧器の巻線に設けた抵抗と接点との直並列接続
からなる順次短絡回路を制御回路によって制御する。そ
の結果故障点への印加電圧や故障回路インピーダンス抵
抗が変化して故障が進展し微地絡状態を把握しやすくな
ることにより微地絡故障を早期に検出できるようにする
。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
図中、第４図と同一の部分は同一の符号をもって図示し
た第１図において、ＺＣＴ、は零相地絡電流を検出する
（第２の）零相検出器、Ｈ３Ｉ。 は前記零相検出器ＺＣＴ、から出力される零相電流波形
をサンプリングしてサンプルホールドし、ディジタル処
理することによって検出レベルを高感度化し、高速化を
図った高感度・高速零相電流検出器、Ｈ３Ｖ。は前記高
感度・高速零相電流検出器Ｈ３Ｌと同様の手法により構
成した高感度・高速零相電圧検出器、０１は論理和（オ
ア）回路、ＣＮＴは制御回路、Ｒｙは微地絡故障継続中
のみ一定周期でＯＮ、ＯＦＦ動作する瞬時投入リレー、
Ｒｙ Ｉ−Ｒ）’ｎは前記瞬時リレー、Ｒｙと同期して
順次ラッチされるラッチリレー、Ｒ１，１〜Ｒ０は前記
ラッチリレーＲ）’＋−Ｒ）’−のａ接点Ｒｙ１．〜Ｒ
’ｌｎｍによって順次短絡して接地インピーダンスを下
げる抵抗、ｃｐＴｚは第２の接地用変圧器で、Ｏ１９は
第２の接地用変圧器の２次巻線に接続した後述の接地用
抵抗Ｒ０と瞬時投入リレーＲｙの接点ＲＶ＋ｍで接地抵
抗を制御する瞬時接地回路である。瞬時接地回路ＯＳＳ
の抵抗Ｒ０〜Ｒ０を短絡して地絡電流を増加するように
動作する。また、ＡＭは制御装置ＣＮＴから警報を出力
する表示装置である。 次に、第２図のタイムチャート、及び第３図の等価回路
を参照して動作についで説明する。まず、配電線ＦＯＰ
点において微地絡が発生すると、その微地絡電流を高感
度・高速零相検出器Ｈ３Ｉ。、又は高感度・高速零相電
圧検出器Ｈ３ＶＯが直ちに検出し、オア回路Ｏ１を経て
制御回路ＣＮＴに出力する。制御回路ＣＮＴは地絡故障
検出の入力条件成立により瞬時投入リレーＲｙのＯＮ、
ＯＦＦ動作を開始する。同時にラッチリレーＲｙｌ〜Ｒ
ｙ、が前記瞬時投入リレーＲｙに同期してラッチされそ
の接点ＲＶ＋ａ〜Ｒｙ＋ｎに並列に接続された抵抗Ｒ０
〜Ｒ７□を順次短絡して接地抵抗を下げる。 抵抗が下がる度に制御回路ＣＮＴは零相電流■。 及び零相電圧■。を測定して増加傾向を確認する。 その時、計測値が急速に増加する場合には微地絡から故
障に進展する可能性有りと判断して瞬時投入リレーＲｙ
の動作とラッチリレーＲ）’＋−Ｒ３’ｎのこれ以上の
前進を停止し、制御装置ＣＮＴから表示装置ＡＭに警報
を出力する。また、ラッチリレーＲｙ＋〜Ｒ）’１１を
全てラッチしても急速な零相電圧■。、又零相電流Ｉ０
の変化が現れない場合には地絡故障への進展なしとして
表示装置ＡＭに状況を出力表示する。また、瞬時投入リ
レーＲｙの付勢時間Ｔは、第２図に示すタイムチャート
で与えられ、時間Ｔの決定は、 ■ 瞬時故障の早期除去に必要な時間（例えば、障害物
を焼切るに必要な時間） ■ 機器の絶縁劣化による微地絡を顕在化させるに必要
な時間、 ■ 配電用変電所ＡＳ／Ｓの地絡保護継電器２０に影響
を与えない時間等を考慮して成立させる。 ここで、瞬時投入リレーＲｙが付勢されて瞬時接地回路
Ｏ８ＳのラッチリレーＲｙ＋〜Ｒｙ７のａ接点Ｒｙ１．
〜Ｒ’／＋ｎが順次投入されるとした場合、例えばＡ相
地絡故障時の等価回路は第３図で示される。 第１段階としてＲｙがＯＦＦの場合にはＡ相の大地間電
圧ｖ１は（１）式で示される。 但し、 Ｘ ｃ ＝１ ／ ｊω（Ｃ，十Ｃｉ＋＋Ｃｃ）Ｅ１〜
Ｅｃ ；相電圧 Ｃ，〜Ｃｃ ；対地静電容量 ＲＮ （ＸＣ、Ｒ，ｌ、Ｒｔ ； （ＲＮはＧＰＴ、３次に接続されている限流抵抗Ｒｆｉ
の１次側換算抵抗） Ｒｆ ；故障点抵抗 ＲＮＩ〜 ；ＧＰＴ、２次の抵抗Ｒ，ｌｌ〜Ｒ□の１次
側換算抵抗 次に、第２段階として瞬時投入リレーＲｙが順次ＯＮに
なり抵抗Ｒ０〜Ｒゎ７が短絡されて行くと■、はＥ、に
序々に近づき相電圧Ｒ１近くの電圧が故障点抵抗Ｒｔに
印加されることになる。従って、該Ｒ，に次第に大電流
が流れＥ、”／Ｒ，のジュール熱で障害物を焼損する。 又は機器劣化部を顕在化する。この時の電流経路は第３
図の矢印の如くである。尚、上記実施例では、微地絡電
流の検出に高感度・高速零相電流Ｉ０（電圧■。）検出
器を適用した例について説明したが、高速地絡方向検出
器６７Ｇ等、他の検出原理のものを使用してもよく、上
記実施例と同様の効果を奏する。また、第２の接地用変
圧器Ｇ Ｐ Ｔ ｔの２次巻線側で抵抗Ｒｒ＋１を接続
するようにしているが、１次側で行ってもよい。狙いは
、各相を順次低インピーダンスで一定時間接地し、零相
電流、零相電圧の増加傾向をチエツクするようにしたも
のについてはこの発明と同様の効果を奏する。更に瞬時
投入リレーやラッチリレーの無接点リレー化、接地用変
圧器ｃｐ’ｒ＋、ｃｐ’ｒｚの共用化、零相電圧■。（
電流Ｉｏ）検出器の既存設備の流用化、及び接地用変圧
器 ＧＰＴｚ２次の抵抗Ｒｒ＋１の零オーム化等であっ
てもよく、上記実施例と同様の効果を奏する。
た第１図において、ＺＣＴ、は零相地絡電流を検出する
（第２の）零相検出器、Ｈ３Ｉ。 は前記零相検出器ＺＣＴ、から出力される零相電流波形
をサンプリングしてサンプルホールドし、ディジタル処
理することによって検出レベルを高感度化し、高速化を
図った高感度・高速零相電流検出器、Ｈ３Ｖ。は前記高
感度・高速零相電流検出器Ｈ３Ｌと同様の手法により構
成した高感度・高速零相電圧検出器、０１は論理和（オ
ア）回路、ＣＮＴは制御回路、Ｒｙは微地絡故障継続中
のみ一定周期でＯＮ、ＯＦＦ動作する瞬時投入リレー、
Ｒｙ Ｉ−Ｒ）’ｎは前記瞬時リレー、Ｒｙと同期して
順次ラッチされるラッチリレー、Ｒ１，１〜Ｒ０は前記
ラッチリレーＲ）’＋−Ｒ）’−のａ接点Ｒｙ１．〜Ｒ
’ｌｎｍによって順次短絡して接地インピーダンスを下
げる抵抗、ｃｐＴｚは第２の接地用変圧器で、Ｏ１９は
第２の接地用変圧器の２次巻線に接続した後述の接地用
抵抗Ｒ０と瞬時投入リレーＲｙの接点ＲＶ＋ｍで接地抵
抗を制御する瞬時接地回路である。瞬時接地回路ＯＳＳ
の抵抗Ｒ０〜Ｒ０を短絡して地絡電流を増加するように
動作する。また、ＡＭは制御装置ＣＮＴから警報を出力
する表示装置である。 次に、第２図のタイムチャート、及び第３図の等価回路
を参照して動作についで説明する。まず、配電線ＦＯＰ
点において微地絡が発生すると、その微地絡電流を高感
度・高速零相検出器Ｈ３Ｉ。、又は高感度・高速零相電
圧検出器Ｈ３ＶＯが直ちに検出し、オア回路Ｏ１を経て
制御回路ＣＮＴに出力する。制御回路ＣＮＴは地絡故障
検出の入力条件成立により瞬時投入リレーＲｙのＯＮ、
ＯＦＦ動作を開始する。同時にラッチリレーＲｙｌ〜Ｒ
ｙ、が前記瞬時投入リレーＲｙに同期してラッチされそ
の接点ＲＶ＋ａ〜Ｒｙ＋ｎに並列に接続された抵抗Ｒ０
〜Ｒ７□を順次短絡して接地抵抗を下げる。 抵抗が下がる度に制御回路ＣＮＴは零相電流■。 及び零相電圧■。を測定して増加傾向を確認する。 その時、計測値が急速に増加する場合には微地絡から故
障に進展する可能性有りと判断して瞬時投入リレーＲｙ
の動作とラッチリレーＲ）’＋−Ｒ３’ｎのこれ以上の
前進を停止し、制御装置ＣＮＴから表示装置ＡＭに警報
を出力する。また、ラッチリレーＲｙ＋〜Ｒ）’１１を
全てラッチしても急速な零相電圧■。、又零相電流Ｉ０
の変化が現れない場合には地絡故障への進展なしとして
表示装置ＡＭに状況を出力表示する。また、瞬時投入リ
レーＲｙの付勢時間Ｔは、第２図に示すタイムチャート
で与えられ、時間Ｔの決定は、 ■ 瞬時故障の早期除去に必要な時間（例えば、障害物
を焼切るに必要な時間） ■ 機器の絶縁劣化による微地絡を顕在化させるに必要
な時間、 ■ 配電用変電所ＡＳ／Ｓの地絡保護継電器２０に影響
を与えない時間等を考慮して成立させる。 ここで、瞬時投入リレーＲｙが付勢されて瞬時接地回路
Ｏ８ＳのラッチリレーＲｙ＋〜Ｒｙ７のａ接点Ｒｙ１．
〜Ｒ’／＋ｎが順次投入されるとした場合、例えばＡ相
地絡故障時の等価回路は第３図で示される。 第１段階としてＲｙがＯＦＦの場合にはＡ相の大地間電
圧ｖ１は（１）式で示される。 但し、 Ｘ ｃ ＝１ ／ ｊω（Ｃ，十Ｃｉ＋＋Ｃｃ）Ｅ１〜
Ｅｃ ；相電圧 Ｃ，〜Ｃｃ ；対地静電容量 ＲＮ （ＸＣ、Ｒ，ｌ、Ｒｔ ； （ＲＮはＧＰＴ、３次に接続されている限流抵抗Ｒｆｉ
の１次側換算抵抗） Ｒｆ ；故障点抵抗 ＲＮＩ〜 ；ＧＰＴ、２次の抵抗Ｒ，ｌｌ〜Ｒ□の１次
側換算抵抗 次に、第２段階として瞬時投入リレーＲｙが順次ＯＮに
なり抵抗Ｒ０〜Ｒゎ７が短絡されて行くと■、はＥ、に
序々に近づき相電圧Ｒ１近くの電圧が故障点抵抗Ｒｔに
印加されることになる。従って、該Ｒ，に次第に大電流
が流れＥ、”／Ｒ，のジュール熱で障害物を焼損する。 又は機器劣化部を顕在化する。この時の電流経路は第３
図の矢印の如くである。尚、上記実施例では、微地絡電
流の検出に高感度・高速零相電流Ｉ０（電圧■。）検出
器を適用した例について説明したが、高速地絡方向検出
器６７Ｇ等、他の検出原理のものを使用してもよく、上
記実施例と同様の効果を奏する。また、第２の接地用変
圧器Ｇ Ｐ Ｔ ｔの２次巻線側で抵抗Ｒｒ＋１を接続
するようにしているが、１次側で行ってもよい。狙いは
、各相を順次低インピーダンスで一定時間接地し、零相
電流、零相電圧の増加傾向をチエツクするようにしたも
のについてはこの発明と同様の効果を奏する。更に瞬時
投入リレーやラッチリレーの無接点リレー化、接地用変
圧器ｃｐ’ｒ＋、ｃｐ’ｒｚの共用化、零相電圧■。（
電流Ｉｏ）検出器の既存設備の流用化、及び接地用変圧
器 ＧＰＴｚ２次の抵抗Ｒｒ＋１の零オーム化等であっ
てもよく、上記実施例と同様の効果を奏する。
以上のようにこの発明によれば、配電線の微地絡電流を
検出して制御回路に入力する高感度・高速零相電流検出
器と、配電線の母線に設けられ、接地用変圧器から零相
電圧を受信して制御回路に微地絡検出信号を入力する高
感度・高速零相電圧検出器と、前記微地絡状態の故障に
対し、故障点への印加電圧、印加インピーダンスを瞬時
投入リレーやラッチリレーを制御して変える順次短絡回
路とをもって地絡保護装置を構成したので、鳥獣害や塩
害等の瞬時故障はしゃ断器トリップ前に故障を除去して
停電を防止できる他、機器劣化による微地絡については
早期発見ができる等、配電系統の電力供給信頼度を向上
することができる効果がある。また、配電用変電所を拠
点として地絡保護システムラムを構成しているので、装
置が安価となる効果がある。
検出して制御回路に入力する高感度・高速零相電流検出
器と、配電線の母線に設けられ、接地用変圧器から零相
電圧を受信して制御回路に微地絡検出信号を入力する高
感度・高速零相電圧検出器と、前記微地絡状態の故障に
対し、故障点への印加電圧、印加インピーダンスを瞬時
投入リレーやラッチリレーを制御して変える順次短絡回
路とをもって地絡保護装置を構成したので、鳥獣害や塩
害等の瞬時故障はしゃ断器トリップ前に故障を除去して
停電を防止できる他、機器劣化による微地絡については
早期発見ができる等、配電系統の電力供給信頼度を向上
することができる効果がある。また、配電用変電所を拠
点として地絡保護システムラムを構成しているので、装
置が安価となる効果がある。
第１図はこの発明の一実施例による配電系統の地絡保護
装置の構成図、第２図は地絡保護装置の動作を示すタイ
ムチャート、第３図は動作原理を説明するための等価回
路図、第４図は従来の地絡保護装置の説明用ブロック図
である。 図において、Ｆは配電線、ＺＣＴ、は零相検出器、ＣＮ
Ｔは制御回路、ＨＳ Ｉ Ｏは高感度・高速零相電流検
出器、１は母線、ＧＰＴ、、ＧＰＴ２は接地用変圧器、
Ｈ３Ｖ。は高感度・高速零相電圧検出器、Ｒｙは瞬時投
入リレー、Ｒｙ ＋〜Ｒｙｎはラッチリレー、Ｏ３Ｓは
瞬時接地回路である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
装置の構成図、第２図は地絡保護装置の動作を示すタイ
ムチャート、第３図は動作原理を説明するための等価回
路図、第４図は従来の地絡保護装置の説明用ブロック図
である。 図において、Ｆは配電線、ＺＣＴ、は零相検出器、ＣＮ
Ｔは制御回路、ＨＳ Ｉ Ｏは高感度・高速零相電流検
出器、１は母線、ＧＰＴ、、ＧＰＴ２は接地用変圧器、
Ｈ３Ｖ。は高感度・高速零相電圧検出器、Ｒｙは瞬時投
入リレー、Ｒｙ ＋〜Ｒｙｎはラッチリレー、Ｏ３Ｓは
瞬時接地回路である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 配電線に流れる微地絡電流を零相検出器でとらえ、制御
回路に微地絡検出信号を入力する高感度・高速零相電流
検出器と、前記配電線を接続した母線に備えられ、零相
電圧を出力する接地用変圧器と、前記零相電圧を受信し
て、微地絡時の零相電圧を検出すると前記制御回路に微
地絡検出信号を出力する高感度・高速零相電圧検出器と
、前記制御回路が微地絡検出信号を受信するとオン、オ
フ動作を開始する瞬時投入リレー及びその瞬時投入リレ
ーに同期して順次ラッチされるラッチリレーと、前記ラ
ッチリレーの出力接点及び抵抗との直並列回路及び接地
用変圧器の巻線とで閉回路を形成し、前記瞬時投入リレ
ーがオンするたびに、その出力接点で前記抵抗を順次短
絡し、接地インピーダンスを順次低インピーダンス化す
る瞬時接地回路とを備えた配電系統の地絡保護装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4749590A JPH082143B2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 配電系統の地絡保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4749590A JPH082143B2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 配電系統の地絡保護装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03251028A true JPH03251028A (ja) | 1991-11-08 |
| JPH082143B2 JPH082143B2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=12776696
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4749590A Expired - Fee Related JPH082143B2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 配電系統の地絡保護装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH082143B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107666141A (zh) * | 2017-10-27 | 2018-02-06 | 辽宁清河发电有限责任公司 | 一种用于直流配电***的交直流串线故障检测与保护装置 |
-
1990
- 1990-02-28 JP JP4749590A patent/JPH082143B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107666141A (zh) * | 2017-10-27 | 2018-02-06 | 辽宁清河发电有限责任公司 | 一种用于直流配电***的交直流串线故障检测与保护装置 |
| CN107666141B (zh) * | 2017-10-27 | 2023-12-05 | 辽宁清河发电有限责任公司 | 一种用于直流配电***的交直流串线故障检测与保护装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH082143B2 (ja) | 1996-01-10 |
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