JPH03250872A - スーパーインポーズ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、スーパーインポーズ装置に関し、特にワー
ドプロセサから入力された文章を映像上にスーパーイン
ポーズする、スーパーインポーズ装置に関する。

［従来技術］ 近年、ビデオテープレコーダの普及率が高まり、その用
途も拡大している。記録した映像に任意のタイトルを付
けて編集するために、従来テロッパが用いられてきた。

これは、タイトルを用意しておいてカメラで映像信号に
変換し、それを原画と合成するものであり、最近はこれ
をパーソナルコンピュータでも行えるものが商品化され
ている。また、昭和６０年９月１８日付で出願公開され
た特開昭６０−１８２８７９号公報（ＨＯ４Ｎ）には、
カメラ本体で文字タイトルを発生させ、それを映像上に
重ね合わせることができるものが提案されている。しか
しながら、これらはいずれも、タイトルの大きさが１画
面以内でなければならず、数画面にも及ぶ長文のタイト
ルや説明文をスーパーインポーズすることはできなかっ
た。

一方、最近ではワードプロセサの普及率も高まっている
が、このワードプロセサで作成した文章をタイトルとし
て利用する場合には、そのワードプロセサで一旦用紙に
印刷し、その印刷された文字ないしキャラクタをビデオ
カメラで撮影し、その映像信号と原画とを合成する必要
がある。この方法では、−旦印刷しなければならないと
いう煩雑さがあるばかりでなく、上述の従来技術と同じ
ように、タイトルの大きさが１画面以内でなければなら
ないという制約がある。

それゆえに、この発明の主たる目的は、ワードプロセサ
から直接文字データを入力でき、しかも数画面にも及ぶ
長文のタイトルや説明文を順次スクロール表示させるこ
とができる、スーパーインポーズ装置を提供することで
ある。

〔課題を解決するための手段） この発明は、簡単にいえば、ワードプロセサから入力さ
れた文字データによって発生されたキャラクタを映像信
号と重ね合わせて表示するスーパーインポーズ装置であ
って、ワードプロセサから入力された文字データを格納
するためのメモリ、文字データに応じてキャラクタデー
タを発生させるキャラクタジェネレータ、映像信号から
同期信号を分離する同期分離回路、同期信号に対して除
々に変化されるタイミングでメモリに格納された文字デ
ータをキャラクタジェネレータにキャラクタアドレスと
して送出する制御手段、およびキャラクタジェネレータ
からのキャラクタデータを映像信号に重ね合わせるスー
パーインポーズ回路を備え、それによって数画面にわた
ってキャラクタヲ映像上にスーパーインポーズしかつス
クロール表示できるようにした、スーパーインポーズ装
置である。

［作用］ ワードプロセサからタイトルとして文字データ群が人力
されると、それがメモリに格納される。

このメモリに格納された文字データがキャラクタジェネ
レータのキャラクタアドレスとして出力されるが、その
タイミングが制御手段によって制御される。たとえば水
平方向にスクロールする場合、制御手段では、垂直同期
毎に、キャラクタアドレスを水平同期に対して除々に変
化させ、また垂直方向にスクロールする場合、垂直同期
毎に、キャラクタアドレスを垂直同期に対して除々に変
化する。このようにしてタイミングが除々にずらされて
アドレスされたキャラクタジェネレータから発生された
キャラクタデータがスーパーインポーズ回路において映
像信号に重畳される。したがって、表示画面上では、映
像信号に重畳したキャラクタデータが水平方向あるいは
垂直方向にスクロール表示される。

〔発明の効果〕

この発明によれば、メモリによってワードプロセサから
入力される文字データを格納するようにしているため、
長文のタイトルであってもワードプロセサから直接文字
データを入力でき、しかも制御手段によってスクロール
機能を付与しているため、数画面にわたる長文のタイト
ルや説明文であってもそれを順次スクロールさせながら
表示することができる。

この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。

［実施例］ 第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図である。

この実施例のスーパーインポーズ装置１０は、入力映像
信号が与えられる入力端子１２を含み、この入力端子１
２に与えられた映像信号は同期分離回路１４およびスー
パーインポーズ回路１６に与えられる。同期分離回路１
４では、映像信号から水平同期信号Ｈｓｙｎｃおよび垂
直同期信号Ｖｓ　ｙｎｃを分離してそれを制御回路１８
に与える。この同期分離回路１４では、さらに、水平方
向の表示位置を制御するために、基準クロックを作成し
、それを制御回路１８に与える。二の基準クロックとし
ては、たとえば４ｆｓｃ　（色副搬送波の４倍の周波数
を有するクロック）等のように、その基準クロックの整
数倍で水平方向の表示位置制御が行える程度に周期の短
いクロックが利用される。

一方、ワードプロセサ２０は、図示しないが、キーボー
ドを備え、そのキーボードから入力されたキーコードに
従って必要な文字データに変換し、その文字データを出
力する。このワードプロセサ２０としては、ワードプロ
セサ専用機であってもよいが、ワードプロセサ機能を有
するパーソナルコンピュータであってもよい。そして、
ワードプロセサ２０から入力された文字データはメモリ
２２に格納される。制御回路１８は、たとえばマイクロ
コンピュータないしはマイクロプロセサからなり、メモ
リ２２から文字データを読み出してそれをキャラクタジ
ェネレータ２４に出力する。

キャラクタジェネレータ２４は、与えられたキャラクタ
アドレスからキャラクタデータを読み出し、それをスー
パーインポーズ回路１６に与える。

なお、制御回路１８には、表示スイッチ２６および方向
切換スイッチ２８が接続される。表示スイッチ２６はス
ーパーインポーズ回路１６においてキャラクタジェネレ
ータ２４から発生されたキャラクタデータをスーパーイ
ンポーズすべきときに操作され、方向切換スイッチ２８
は水平スクロール表示か垂直スクロール表示かを選択す
るためのスイッチである。

第１図実施例において、ワードプロセサ２０からタイト
ルとして文字データ群が入力されると、その文字データ
群はメモリ２２に格納される。表示スイッチ２６が操作
されているとき、制御回路１８は、メモリ２２から読み
出した文字データをキャラクタジェネレータ２４のキャ
ラクタアドレスとして出力するが、そのタイミングを除
々に変化する。

すなわち、水平方向にスクロールする場合、基準クロッ
ク４ｆｓｃをカウントし、垂直同期信号Ｖｓ　ｙＨ（毎
に、水平同期信号Ｈｓ　ｙｎｃに対してキャラクタアド
レスを出力するタイミングを基準クロックの数クロック
分ずつ増減する。また、垂直方向にスクロールする場合
も同様に、制御回路１８では、水平同期信号Ｈｓｙｎｃ
をカウントしておき、垂直同期信号Ｖｓ　ｙｎｃ毎に、
垂直同期信号Ｖｓｙｎｃに対してキャラクタアドレスを
出力するタイミングを数水平同期分ずつ増減する具体的
には、今、第２図に示すように「むかし、むかし、・・
・・・・めでたし。」のような長文の説明をスーパーイ
ンポーズする場合を想定する。１秒間に１文字ずつ画面
上左方向に水平スクロールする場合、１秒間３０フレー
ムとすると、第２図（ｂ）に示す時刻Ｔ１に表示を開始
するキャラクタが「む」であるとき、２文字分移動する
第２図（Ｃ）に示す時刻Ｔ２はＴ１千２秒となる。同様
にして、第２図（ｄ）、・・・第２図（ｙ）および第２
図（ｚ）に示す時刻Ｔ３．・・・Ｔ４およびＴ５が２秒
ずつ第２図（ａ）に示す水平同期信号ＨｓｙｎＣに対し
て遅らされる。２秒間に６０フレ一ム表示されるが、こ
のようにスクロールさせることによって、１フレーム当
たり１／３ｏキヤラクタずつ表示を開始するキャラクタ
がシフトすることになる。したがって、第２図のよ・う
に制御した場合、第３図のような左方向への水平スクロ
ール動作が達成される。

また、第４図に示すように、１秒間に６０ラインずつ上
方向に垂直スクロールさせる場合、１秒間３０フレーム
とし、１フレーム５２５ラインとすると、１フレーム毎
に表示を開始するラインを２ラインずつ減らせば、２ラ
インずつ垂直方向にスクロールすることになる。

なお、このようにして、制御回路１８によってタイミン
グ制御されたキャラクタジェネレータ２４から出力され
るキャラクタデータが、タイトルとして、スーパーイン
ポーズ回路１６において入力端子１２から入力された映
像信号に重ね合わされて、出力端子３０に出力される。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図である。 第２図は水平スクロールさせるために、水゛平同期信号
に対してキャラクタアドレスを出力するタイミングを除
々に変化する様子を示すタイミング図解図である。 第３図は第２図に従って制御された場合の水平スクロー
ル動作によるスクロールの状態を示す図解図である。 第４図は垂直スクロール動作によるスクロールの状態を
示す図解図である。 図において、１０はスーパーインポーズ装置、１４は同
期分離回路、１６はスーパーインポーズ回路、１８は制
御回路、２０はワードプロセサ、２２はメモリ、２６は
表示スイッチ、２８は方向切換スイッチを示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ワードプロセサから入力された文字データによって発生
   されたキャラクタを映像信号と重ね合わせて表示するス
   ーパーインポーズ装置であって、前記ワードプロセサか
   ら入力された文字データを格納するためのメモリ、 文字データに応じてキャラクタデータを発生させるキャ
   ラクタジェネレータ、 前記映像信号から同期信号を分離する同期分離回路、 前記同期信号に対して除々に変化されるタイミングで前
   記メモリに格納された前記文字データを前記キャラクタ
   ジェネレータにキャラクタアドレスとして送出する制御
   手段、および 前記キャラクタジェネレータからのキャラクタデータを
   前記映像信号に重ね合わせるスーパーインポーズ回路を
   備え、それによって 数画面にわたってキャラクタを映像上にスーパーインポ
   ーズしかつスクロール表示できるようにした、スーパー
   インポーズ装置。