JPH03247939A - 空気調和装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）　産業上の利用分野 本発明は空気調和装置に関するものであって、特に、居
住者の皮膚表面温度を検出して制御をするものに関する
。

（ロ）　従来の技術 従来の空調の技術においては物理的環境要素（雰囲気温
度、湿度、輻射熱、気流）のみの計測により目標値（設
定温度）を決めていたが、居住者の生理的状態に応じて
体感温度が大きく変化すると云う特性がある。

（ハ）　発明が解決しようとした課題 本発明はこのような点に鑑みて為諮れたものであって、
居住者の生理的状態に応じて目標値を変化させようとし
たものである。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明では、室内に存在する人体の温度を検知する人体
温度検知手段を設け、この人体温度検知手段からの情報
により室内の雰囲気状態を制御している。

（ホ）作　用 居住者の生理的状態（皮膚表面温度）に基づいて居住者
が最も快適に感じる室内環境雰囲気に設定される。

（へ）実施例 本発明の空気調和機の具体的な実施例について図面を参
照しつつ詳細に説明する。

第１図に、人体皮膚表面温度検出機構を備えた本発明空
気調和機の斜視図を示す。本体１の前面側上部の一方の
側端部には、２つのステッピングモータ（図示せず）で
、カメラの向きを変えることによって室内全域を熱画像
として取り込むことのできる赤外ＣＣＤカメラ２が取り
付けられている。

次に、在室者の皮膚温検出の手段について、第２図の制
御ブロック図を用いて説明する。空気調和機本体１に取
り付けられた赤外ＣＣＤカメラ２はモータ制御装置８に
より駆動される２つのステッピングモータ３．４によっ
て、回転制御しろるように構成されている。各ステッピ
ングモータ３．４を駆動して、赤外ＣＣＤカメラ２の方
向を順次変化許せ、室内の空間全方向を移動、走査する
ことによって、室内全域の熱画像をフレームメモリ５に
取り込み、画像処理装置６によって、室内画像情報とし
て検出する。この過程を繰り返し、画像情報として検出
した物体の中で、過去（例えば５秒前）の形状あるいは
位置と比べて変化している物体があれば、人体識別装置
９で、それを動く物体、すなわち人間であるとみなす。

上記過程により、人体が識別されると、次に、画像処理
装置により熱画像としての情報から、人体の温度の中で
一番高いところの温度を人体の露出部（例えば、顔）の
皮膚温と判断する。

このシステムの吹き出し空気温度の設定値は、基本的に
、室内環境計測装置７により計測された温度、湿度、壁
面温度、気流の各計測値から最適値として求められるが
、上記人体皮膚温検知手段によって求められた皮膚温の
値によって、制御装置１０は下記の如く設定温度の調節
を行う。

■　皮膚温が３６°Ｃ以上のとき　環境計測による設定
値−２℃ ■　皮膚温が３４〜３６°Ｃのとき　環境計測による設
定値−１℃ ■　皮膚温が３２〜３４°Ｃのとき　環境計測による設
定値のまま ■　皮膚温度が３０〜３２°Ｃのとき　環境計測による
設定値＋１°Ｃ ■　皮膚温が３０″Ｃ以下のとき　環境計測による設定
値＋２°Ｃ （ト）発明の効果 以上述べた如く、本発明空気調和機は居住者の整理的状
態（皮膚温度）に基づいて居住者が最も快適に感じる室
内環境に雰囲気が設定されるので、例えば入浴後の皮膚
温度の高い状態や、冬期における室外からの帰宅時など
の皮膚温度の低い状態においても、居住者に快適な環境
を生成することが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は人体皮膚表面温度検出機構を備えた本発明空気
調和機の斜視図を示し、第２図は本発明空気調和機の要
部を示す制御ブロック図である。 １・・・空気調和機本体、２・・・赤外ＣＣＤカメラ、
３．４・・・ステッピングモータ、５・・・フレームメ
モリ、６・・・画像処理装置、７・・・室内環境測定装
置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）室内の雰囲気状態を検知する状態検知手段と、室内
   に存在する人体の温度を検知する人体温度検知手段と、
   この状態検知手段及び人体温度検知手段からの情報によ
   り室内の雰囲気状態を制御する制御手段と、を有して成
   る空気調和装置。 ２）上記状態検知手段は室内の雰囲気温度を検知するこ
   とを特徴とした特許請求の範囲第１項記載の空気調和装
   置。 ３）上記人体温度検知手段は赤外線カメラ及びその画像
   処理装置とから成ることを特徴とした特許請求の範囲第
   １項又は第２項記載の空気調和装置。