JPH0324676Y2 - - Google Patents

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JPH0324676Y2
JPH0324676Y2 JP6893784U JP6893784U JPH0324676Y2 JP H0324676 Y2 JPH0324676 Y2 JP H0324676Y2 JP 6893784 U JP6893784 U JP 6893784U JP 6893784 U JP6893784 U JP 6893784U JP H0324676 Y2 JPH0324676 Y2 JP H0324676Y2
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mortar
wire mesh
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reinforcing
plate
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Description

【考案の詳細な説明】 <技術分野> 本考案は、フエンス用支柱等を立てるためのコ
ンクリート製基礎に関するものである。
<従来技術> 従来のコンクリート製基礎は、所定の土中に木
板で外周枠を構築し、その内側に混練コンクリー
トを充てんし、これが凝固後に外周枠を取外して
形成していた。しかし、この方法では、外周枠の
取外しが面倒で、しかもコンクリート製基礎の外
周面が弱いという欠点がある。
このため、近ごろでは、第4図の様に、エキス
パンドメタル等の金網3で外周金網を構築し、そ
の内側に、通常のものより水分が少なくて粘性大
なる混練コンクリート1Aを充てんしてコンクリ
ート製基礎を形成する方法も採用されているが、
この方法では、混練コンクリートに特殊なものを
用いなければならない欠点と、コンクリートの粘
性が大でも金網3の網目3aからモルタル分が突
出して突起1Bが金網3の外側に生じるので、地
面Dから上側のコンクリート製基礎の外表面1C
においては、突起1Bをハンマーでたたき落して
から、モルタルで表面仕上げを行わねばならない
欠点とがある。
<目的> そこで、本考案は、混練コンクリートは通常の
ものを用いることができかつモルタル突起が生じ
ず施工方法も簡単容易にできるコンクリート製基
礎の提供を目的としている。
<実施例> 以下、本考案の一実施例を第1図に基づいて説
明すると、これは、コンクリート製基礎本体1の
ほぼ全外周に、鉄筋モルタル板2が混練コンクリ
ート凝固時密着力により固着され、該鉄筋モルタ
ル板2は、鉄筋用金網3と、該金網3の両側にそ
の網目3aを塞ぐように形成されたモルタル膜4
とから構成されたものである。
なお、上記において、モルタルは体積比におい
て、例えば、セメント:20、砂:20、水:11であ
り、鉄製金網3の網目3aの形状は、例えば一辺
3mmの菱形である。モルタル膜4の厚さTは、例
えば2mmであり、鉄筋モルタル板2は、基礎本体
1用コンクリート充てんの約24時間前に金網3に
モルタル膜4を形成したものである。5は基礎本
体1の中央部のフエンス支柱6用円筒であり、こ
れも、金網3とモルタル膜4から形成されてい
る。
次にコンクリート製基礎の施工方法を説明する
と、まず、第2図の様に、所定の場所に鉄筋モル
タル板2により外周板Eを構築する。そして、こ
の鉄筋モルタル板2は工場または施工現場におい
て、予めモルタル槽に金網3を浸せきして取出し
後に凝固させることにより形成したもので、その
内表面には凹凸があつてもよい。
なおこの外周板は、第3図の様に、施工現場に
おいて、まず金網3により金網枠Fを組立ててか
ら、これに、モルタルを塗布し、その後、一日放
置して凝固させることにより形成してもよい。そ
して、外周板E内へ混練コンクリートを注入し、
これを凝固させる。なお、鉄筋モルタル板2の外
表面は必要に応じて仕上げ処理を行う。
<効果> 以上の説明から明らかな通り、本考案は、コン
クリート製基礎本体のほぼ全外周に、鉄筋モルタ
ル板が混練コンクリート凝固時密着力により固着
され、該鉄筋モルタル板は、鉄筋用金網と、該金
網の両側にその網目を塞ぐように形成されたモル
タル膜とから構成されたものである。
したがつて、本考案によると、混練コンクリー
トは通常のものを用いることができかつ従来の様
なモルタル突起が生じず施工方法も簡単容易にで
きるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案コンクリート製基礎の実施例の
断面図、第2図はその施工方法説明用の外周板の
斜視図、第3図は別の施工方法の外周金網枠の斜
視図、第4図は従来のコンクリート製基礎の断面
図である。 1:コンクリート製基礎本体、2:鉄筋モルタ
ル板、3:鉄筋用金網、3a:網目、4:モルタ
ル膜。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンクリート製基礎本体のほぼ全外周に、鉄筋
    モルタル板が混練コンクリート凝固時密着力によ
    り固着され、該鉄筋モルタル板は、鉄筋用金網
    と、該金網の両側にその網目を塞ぐように形成さ
    れたモルタル膜とから構成されたことを特徴とす
    るコンクリート製基礎。
JP6893784U 1984-05-10 1984-05-10 コンクリ−ト製基礎 Granted JPS60181445U (ja)

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JPS60181445U JPS60181445U (ja) 1985-12-02
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JP5965204B2 (ja) * 2012-05-02 2016-08-03 ミサワホーム株式会社 基礎補強構造

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JPS60181445U (ja) 1985-12-02

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