JPH03244012A - 回転型電気部品 - Google Patents

回転型電気部品

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JPH03244012A
JPH03244012A JP2042034A JP4203490A JPH03244012A JP H03244012 A JPH03244012 A JP H03244012A JP 2042034 A JP2042034 A JP 2042034A JP 4203490 A JP4203490 A JP 4203490A JP H03244012 A JPH03244012 A JP H03244012A
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rotating
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magnetic
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rotating shaft
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Morio Tada
守男 多田
Masahide Kanekawa
金川 雅英
Tadashi Nakagawa
正 中川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、回転検出装置により回転体の回転状態を検
出し、その回転状態に応じてビデオテプレコーダ(以下
VTRと称す)等の電子機器の動作を制御する回転型電
気部品に関する。
[従来の技術] 従来、例えばVTRの動作制御に利用される回転型電気
部品は、特開昭61−16]、624号公報に開示され
ているように、回転ダイヤル板の回転角度に対応したカ
ム面を回転ダイヤル板に形成し、カムローラをカム面に
圧接させ、カム面の形状に応じたトルク変化を得て、回
転操作にクリック感を与えているものがある。
また、回転操作部材にクリック感を与える装置として、
実開昭60−94739号公報に開示されているように
、クリックバネに付勢された突起を、回転板に形成され
た凹部に係合させ、クリック感を与えるものがある。
さらに、回転にクリック感を与えるものとしては、実開
昭60−148626号公報および第8図に示すように
、ドーナツ状の磁性体を一定ピッチでNS極に着磁して
リング磁石1を形成し、これと同軸に上記NS極と同じ
ピッチの櫛歯な有した磁性体の櫛歯リング2を回転軸3
を中心に回動可能に取り付け、上記リング磁石1を固定
し、櫛歯リング2を回動させることにより、櫛歯リング
2の回転にクリック感を与えるというものもある。そし
てこの構造の回転電気部品を、VTR等の動作制御を行
なう操作ダイヤルに利用したものもある。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来技術の回転型電気部品のうち、クリック感をバ
ネにより機械的に与えるものは、部品点数が多く、組み
立て工数がかかるとともに、クリック感の調節が難しく
、耐久性も悪いという欠点がある。
また、第8図に示すものは、リング状にNS極を形成し
て行くので強力な磁力を得にくく、良好なりリック感を
得ようとすると磁石を大きくしなければならず、装置が
大きくなり近年の電子機器の小型軽量化の要請に反する
。しかもこの場合、リング磁石】はシャーシに固定され
るので、回転部品をその直上に配置しなければならず、
その上方に配置される接点基板や摺動子等の電子部品の
取り付けにガタが生じ易いという欠点がある。
この発明は、上記従来の技術の問題点に鑑みて成された
もので、簡単な構造で良好なりリック感が得られ、しか
も小型で回転動作も正確な回転型電気部品を提供するこ
とを目的とする。
[課題を解決すための手段コ この発明は、回転軸の周辺に一対のNS極を有する独立
した少なくとも一個の磁石と、所定のピッチで磁性部が
形成された磁性体板とを互いに対面して設け、上記磁石
または磁性体板の一方を上記回転軸に対して固定し、他
方を回動可能に設けた回転型電気部品である。
またこの発明は、一本の回転軸に複数の回転体が回動可
能に重乗状態で取り付けられ、この複数の回転体の各軸
受部を各々独立に形成し、上記複数の回転体が互いに対
面する部分の軸受は部に、上記回転軸に対して固定され
たスペーサーを介在させた回転型電気部品である。
またこの発明は、一本の回転軸に複数の回転体が回動可
能に重乗状態で取り付けられ、この複数の回転体の各軸
受部を各々独立に形成し、上記複数の回転体が互いに対
面する部分の軸受は部に、上記回転軸に対して固定され
たスペーサーを介在させ、上記回転体またはスペーサー
の一方に、対のNS極を有する独立した少なくとも一個
の磁石を取り付け、他方の少な(とも一部を所定のピッ
チで磁性部が形成された磁性体板で形成した回転型電気
部品である。
[作用] この発明の回転型電気部品は、一対のNS極を有する独
立した磁石と、所定ピッチの磁性部を有した磁性体板と
により、小型で強力なりリック感を得ることができるも
のである。
さらにこの発明の回転型電気部品は、重乗状態で取り付
けられた複数の回転体が、互いに連れ回りすることなく
完全に独立して回転できるようにしたものである。
さらにこの発明の回転型電気部品は、重乗状態で取り付
けられた複数の回転体が、互いに連れ回りすることなく
完全に独立して回転するとともに、小型で簡単な構成で
良好なりリック感を持って回転するものである。
[実施例] 以下この考案の一実施例について図面に基づいて説明す
る。
この実施例の回転型電気部品は、VTRの動作制御用の
操作部に用いられるいわゆるジョグシャトルについての
もので、内側の回転体をジョグ、外側の回転体をシャト
ルと呼ばれ、各々往復運動や揺動をさせてVTRの再生
、早送り、巻き戻し等のコントロールを行なうものであ
る。この実施例では、PPS等の合成樹脂性のシャーシ
1oを有し、その底面に、同心円状に導体パターンが形
成された紙エポキシ樹脂積層板等の基板11が載置され
ている。シャーシ1oには、中心部にシャシ10と一体
に回転軸12が突設されており、さらに位置決め突起1
3およびスペーサー受14が、シャーシ10と一体に所
定の位置に突設されている。また、基板11には、回転
軸12、位置決め突起13、およびスペーサー受14に
各々嵌合する透孔15が、各々対応する位置に形成され
ており、基板11がシャーシ1oの位置決め突起13に
位置決めされて固定されている。また、基板11の一端
部には、複数の端子16がかしめられ、基板11と直角
方向に延び出ている。
基板11の上方には、摺動子17を有し回転軸12に嵌
合した合成樹脂製の内側回転体18と、摺動子19を有
しスペーサー受14の外側面に摺接して回動する合成樹
脂製の外側回転体20が取り付けられている。各摺動子
17.19は、基板11の表面の導体パターン上を摺動
するもので、胴体パターンには部分的に絶縁皮膜が設け
られ、摺動位置により各摺動子17.19の開閉状態が
異なり、これが端子16から出力されるものである。
摺動子17は、内側回転体18のフランジ部21の下面
に取り付けられており、その上面には第6図、第7図に
示すような、磁石22が接着された金属板23が固定さ
れている。この固定は、金属板23に形成された透孔2
4にフランジ部21に形成された突起25を挿通させ、
その後溶融してつぶして成される。磁石22は一対のN
S極を有した希土類磁石であり、磁束密度が2300ガ
ウスの強力磁石である。磁石22の配置は、第6図に示
すように、三個の磁石22が金属板23に線対称に配置
され、その内の対称位置にある二個が72度間隔で接着
されている。
磁石22の上方には、磁性体金属板製のスペーサー26
がスペーサー受14の先端に載置されている。スペーサ
ー26は、第5図に示すように、周縁部に切り欠き27
が形成され、スペーサー受14の先端に設けられた凸部
28に係合してスペーサー26が回転しないようにして
いる。また、スペーサー26には、36度ピッチで透孔
29が形成されており、透孔29の開口角度が18度で
ある。また、スペーサ−26の下面には、内側回転体1
8のスラスト受部30が当接している。スラスト受部3
0は、磁石22がスペーサ−26に吸い付いて当接しな
いように磁石220表面より先端が上方に位置し、回転
軸12の周囲に対称に設けられている。
スペーサー26の上面には、外側回転体20のスラスト
受部31が当接しており、さらに、外側回転体20は、
スペーサー受14の外側面に摺接し、外側回転体20の
フランジ部32の下面に摺動子19が取り付けられ、上
面には、回動時に中央位置に復帰するためのコイルバネ
33が設けられている。コイルバネ33の一端はシャー
シ10に固定され、他端は外側回転体20に固定されて
いる。外側回転体20のフランジ部32の側面には、凹
部34が形成され、外側回転体20の中央位置でクリッ
クバネ35が係合するようになっている。
フランジ部32の上方には、金属板製のカバー37が取
り付けられカバー37は、爪38によってシャーシ10
に固定される。また、フランジ部32の上面にもカバー
37の裏面に当接するスラスト受部36が形成され、外
側回転体20が軸方向に抜けないようになっている。
この実施例の回転型電気部品は、基板11上に形成され
た導体パターンに各摺動子17.19が摺接し、その回
動角によって各端子16のON。
OFF状態が異なるもので、内外側回転体18゜20を
回転させることによりVTRの動作制御を行なうもので
ある。
内側回転体18は、中心軸12の周囲のシャーシ底面と
スペーサー26の裏面が、スラスト方向の軸受けになっ
ており、ラジアル方向には、回転軸12が軸受けになっ
ている。また、外側回転体20は、スペーサー26表面
とカバー37の裏面がスラスト方向の軸受けになってお
り、スペーサ受14の外側面がラジアル方向の軸受けに
なっている。
この内側回転体18を回転させると、磁石22がその磁
力により、スペーサー26の透孔29を避は磁性体の下
に吸い付いて位置しようとし、回転にクリック感が与え
られる。従って、この実施例では、10個の透孔29が
あるので、一回転に10カ所のクリック位置を得ること
ができ、10個の動作モードを制御することができる。
また、外側回転体20は、コイルバネ33によって左右
どちらに回転させても中央位置に自動的に復帰し、凹部
34とクリックバネ35とにより中央位置でクリック的
に停止する。
1 この実施例の回転型電気部品は、単体の磁石と透孔29
が形成された磁性体板とを利用して、回転にクリック感
を与えているので、磁石の数が少なくて良く、強力な磁
石を使用することができ、装置の小型化を図ることがで
きる。しかも、スベサー26を磁性体板で形成し兼用さ
せたのでさらに小型にすることができる。
また、−枚の基板11の表面」二に二組の摺動子17.
19を摺動させることができ、その回動に際しては、内
外側回転体18.20が重乗されているにもかかわらず
、各回転体が独立に回動し、連れ回りがない。しかも小
型にすることができ、コストを安く押えることができる
とともに、回転体や摺動子のガタ等が無く、安定した動
作を長期間させることができる。
尚、この発明の回転型電気部品は、磁石が固定され、磁
性体板が回転体に取り付けられていても良く、磁性体板
の透孔の数は奇数でもよく、任意に定め得るものである
。また、透孔に代えて櫛歯状にしたり、透孔にせず、磁
性の強い部分と弱い 2 部分が、所定のピッチで繰り返す構造にしても良く、こ
の所定のビッヂは一定ではなく不規則なピッチでも必要
に応して可能であり、孔が開いていなければならないこ
ともない。
[発明の効果] この発明の回転型電気部品は、単体の磁石と、Gn性部
が所定のピッチで形成された磁性体板とにより、回転体
にクリック感を与えたので、装置を小型にすることがで
き、磁石を任意に選択することができ、クリック感の数
も偶数奇数任意に設定できる。
また、スペーサーにより複数の重乗じた回転体の対面部
を独立に支持したので、各回転体が連れ回りすることな
く完全に独立に操作することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の回転型電気部品の縦断面
図、第2図はこの実施例の回転型電気部品の部分破断正
面図、第3図はこの実施例の回転型電気部品の右側面図
、第4図はこの実施例の回転型電気部品の底面図、第5
図はこの実施例のスペーサーを示す正面図、第6図はこ
の実施例の磁石を取り付けた金属板の正面図、第7図は
第6図の右側面図、第8図は従来の技術を示す斜視図で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、回転軸を中心として回転体が回動可能に設けられ、
    回転体の回動時に所定位置で回動抵抗を与えてクリック
    感を出すクリック部材を有した回転電気部品において、
    回転軸の周辺に、一対のNS極を有する独立した少なく
    とも一個の磁石と、所定のピッチで磁性部が形成された
    磁性体板とを互いに対面して設け、上記磁石または磁性
    体板の一方を上記回転軸に対して固定し、他方を回動可
    能に設けたことを特徴とする回転型電気部品。 2、一本の回転軸に複数の回転体が回動可能に重乗状態
    で取り付けられた回転電気部品において、上記複数の回
    転体の各軸受部を各々独立に設け、上記複数の回転体が
    互いに対面する部分の軸受け部に、上記回転軸に対して
    固定されたスペーサーを介在させて軸方向の軸受にした
    ことを特徴とする回転型電気部品。 3、一本の回転軸に複数の回転体が回動可能に重乗状態
    で取り付けられ、回転体の回動時に所定位置で回動抵抗
    を与えてクリック感を出すクリック部材を有した回転電
    気部品において、この複数の回転体の各軸受部を各々独
    立に形成し、上記複数の回転体が互いに対面する部分の
    軸受け部に、上記回転軸に対して固定されたスペーサー
    を設けて軸受部を形成し、上記回転体またはスペーサー
    の一方に、一対のNS極を有する独立した少なくとも一
    個の磁石を取り付け、他方の少なくとも一部を所定のピ
    ッチで磁性部が形成された磁性体板で形成したことを特
    徴とする回転型電気部品。
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