JPH0324303Y2 - - Google Patents

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JPH0324303Y2
JPH0324303Y2 JP1986152498U JP15249886U JPH0324303Y2 JP H0324303 Y2 JPH0324303 Y2 JP H0324303Y2 JP 1986152498 U JP1986152498 U JP 1986152498U JP 15249886 U JP15249886 U JP 15249886U JP H0324303 Y2 JPH0324303 Y2 JP H0324303Y2
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JP
Japan
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dust collection
ring
cutting
thermal cutting
dust
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JP1986152498U
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JPS6362292U (ja
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
  • Punching Or Piercing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、例えばレーザ切断機やプラズマ加
工機のような熱切断機の集塵装置に関する。
(従来の技術) 例えばパンチングマシンとレーザ加工機のよう
な熱切断装置との複合型の加工機は一般に第1図
に示すような構成を備えている。つまり、金型ホ
ルダー3に複数のパンチ5が備えられ、ダイホル
ダー7には、前記パンチ5と対応するダイ9が備
えられてある。打撃子11は駆動モーターとダイ
ミングベルト(いずれも図示せず)により複数の
パンチ5のうちの所望のパンチ5の上へ位置決め
される。
切断トーチ13は、パンチ5、ダイ9に隣接し
て機械フレーム15に取付けられている。パンチ
ング加工時や熱切断時には材料は材料クランプ1
7に把持される。この材料クランプ17を備えて
いるキヤリツジ19は、サーボモータのような駆
動モータ21x及びボールねじ23xによりx軸
方向へ移動する。またキヤレツジ19を含んでい
るキヤレツジベース25は、駆動モータ21yお
よびボールねじ23yによりy軸方向へ移動され
る。
そして、このxy二次元的な移動により材料の
所望加工位置が複数組のパンチ5、ダイ9のうち
の所望の組のパンチ5、ダイ9の間に、あるは切
断トーチ13の真下に位置決めされる。
レーザ発振装置27から発されるレーザは、レ
ーザガイド29により切断トーチ13に導かれ、
ここで材料Wに対して熱切断加工を行なう。
材料Wに対する熱切断加工により発生するヒユ
ームは、集塵器31によりダクト33から吸引さ
れる。
また材料Wから切離された製品は製品シユータ
35を通つて装置1の外に排出される。
このような一般的な熱切断装置とパンチングマ
シーンとの複合加工機1における切断トーチ13
の従来の構成が第4図に示されている。この従来
の切断トーチ13では、レーザ発振装置27から
レーザガイド29を経て送られてくるレーザが、
集光レンズ37を通してアシストガス39と共に
ノズル41より材料Wに照射される。
ここで、レーザの材料Wに対する焦点調整が、
図に示されていないシリンダによつてレンズ筒4
5を上下に移動することにより行なわれる。
このような切断トーチ13のノズル41の集塵
には円筒状の加工不可能領域を検出するための検
知体としての検出リング47が設けられている。
この検出リング47は、図に示していない水平方
向支持手段により水平方向移動可能に支持されて
おり、クランプ17が材料Wをクランプした状態
で移動してきてこの検出リング47に衝突すると
き、検出リング47が水平移動し検出手段により
リングの移動を検知し、クランプ17が加工不可
能領域に入つたことを検知し、材料Wの移動を停
止するように作用する。
このような従来の切断トーチ13を備えた熱切
断機では、熱切断加工時に発生するヒユームの集
塵装置として、単に、材料Wの下方に集塵装置3
1により吸引するダクト33を位置せしめ、ヒユ
ームを下方から吸引するだけの構成にしてあつ
た。
ところが一般に、熱切断の品質の良否は切断ア
ークの状態のみに影響されるものではなく、周囲
の環境にも大きく左右される性質がある。
品質の良否とは一般に、 切断された材料の上面、仮面に付着するスパ
ツタドロスの量 切断面のドラツグラインの状態 切断された材料の表面に付着する酸化鉄の量
により評価される。
ところが、上記従来の集塵装置の場合には、材
料表面に付着する酸化鉄を含むヒユームは、材料
下部のダクト33からの吸引によつては除去する
ことができず、検出リング47内に空間部にはヒ
ユームが多量に残存した状態にあり、上記に示
した酸化鉄の材料表面の付着を防止することが充
分に行なえない問題があつた。
そこで上記検出リングの一部に直接吸引ダクト
を接続し、検出リング内の集塵を行なう構成も考
えられる。このように検出リングから直接その内
部の集塵を行なう場合、熱切断媒体の気流をも乱
してしまうことになり、ドラツクラインに悪影響
を及ぼし、良好な切断が行なえなくなる問題をも
たらす。
(考案の目的) この考案は、このような従来の問題に鑑みてな
されたものであつて、検出リング内の熱切断媒体
の気流を乱すことなく、ヒユームの効果的な集塵
を行なうことができる熱切断機の集塵装置を提供
することを目的とする。
(考案の概要) 上記目的を達成するために、この考案は、熱切
断機における切断トーチの下部に備えたノズルを
囲繞して内壁部を有するダクト状の集塵リングを
設け、この集塵リングを集塵器に接続して設ける
と共に集塵リングの下面側に吸引口を設けてなる
ものである。
(実施例) 第2図は、この考案の一実施例の断面を示した
ものであり、前記一般的な説明で述べた熱切断装
置とパンチングマシンの複合加工装置1における
熱切断加工部を示している。
この実施例の特徴とするところは、検出リング
45の外周部に集塵リング47を設け、さらにこ
の集塵リング47の周囲にスカート49を設けた
点にある。
集塵リング47は、検出リング45の外周部に
おいてほぼその前周に沿つて取付けられている。
この集塵リング47は、内側、外側および上部側
にそれぞれ壁部を備えたダクト状をなすものであ
つて、集塵器31に接続してあり、吸引口として
のスリツト51が下面側に形成してある。
スカート49は、例えばゴムのような弾性材で
なつており、材料Wと集塵リング47との間隙を
遮断するように設けられている。
上記構成の熱切断機の集塵装置では、切断トー
チ13のノズル41から材料Wに向けて照射され
るレーザによつて材料Wの切断が行なわれる。
そしてこの切断時に発生するスパツタ、ドロス
等は材料Wの下部にあるダクト33から集塵器3
1により吸引して排出される。また、検出リング
45内の空間に飛散する酸化鉄を含むヒユーム
は、集塵器31の吸引作用により、スリツト51
の部分から集塵リング47内へ吸引され、集塵器
31に排出される。
スカート49はヒユームが検出リング45の下
部の空隙から外部に飛散するのを防止し、集塵リ
ング47による集塵効率を高める役割を果す。
このような集塵リング47による集塵動作の
際、材料Wの熱切断部からこの集塵リング47の
下部スリツト51に至る気流が発生するが、この
スリツト51の吸引は下側からであるので、気流
は材料Wの上面に沿つた流れとなり、ノズル41
付近での乱流の発生が少なく、効果的なヒユーム
の集塵を行なうことが可能となる。
また、集塵リング47が検出リング45の外周
に設けられたことにより、検出リング45に対し
直接集塵手段を設ける場合に比べて乱流の発生を
極力抑さえることができるようになり、熱切断媒
体の気流の乱れを引起こさないように配慮でき
る。
なお、上記の実施例ではレーザを熱切断媒体と
する熱切断機に対する集塵装置について説明した
が、熱切断媒体としてプラズマを用いる熱切断機
にも広く適用できる。
(考案の効果) 以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、この考案によれば、熱切断により発生するヒ
ユームを熱切断媒体の気流を乱すことなく吸引排
出することができ、品質の良い熱切断製品を得ら
れるようにできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の適用されるレー
ザ切断装置とパンチングマシーンとの複合加工機
の全体図、第2図は考案の一実施例を示す断面
図、第3図は上記実施例で用いられる集塵リング
とスカートの詳しい構成を示す一部破断斜視図、
第4図は従来の集塵装置の用いられた切断トーチ
を示す断面図である。 13……切断トーチ、31……集塵器、33…
…ダクト、41……ノズル、45……検出リン
グ、47……集塵リング、49……スカート、5
1……スリツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱切断機における切断トーチ13の下部に備え
    たノズル41を囲繞して内壁部を有するダクト状
    の集塵リング4を設け、この集塵リング47を集
    塵器31に接続して設けると共に集塵リング47
    の下面側に吸引口を設けてなることを特徴とする
    熱切断機の集塵装置。
JP1986152498U 1986-10-06 1986-10-06 Expired JPH0324303Y2 (ja)

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JP1986152498U JPH0324303Y2 (ja) 1986-10-06 1986-10-06

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JP1986152498U JPH0324303Y2 (ja) 1986-10-06 1986-10-06

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JPS6362292U JPS6362292U (ja) 1988-04-25
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JPS6362292U (ja) 1988-04-25

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