JPH03242529A - 保守支援評価装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はプラント、システムの保守管理技術に関する
ものて、特にプラントを構成する機器の保守管理を支援
する保守支援評価装置に関するものである。

（従来の技術） ｉ　３　ｉｌｌは従来の保守計画及び保守による保守計
画への反映の概念図であり、図において（１）は保守員
であり、（２）は保守の対象機器、（３）及び（４）は
夫々機器（２）を保守し、データを採取する作業を表わ
す。（５）は保守計画であり、作成及びメンテナンス作
業か行なわれる。

（６）は保守実績であり過去の保守データの整理、分析
作業を示す。

次に従来の保守計画作業と保守作業との関連につき、第
３図により説明する。まず、保守計画（５）に基つき保
守員（１）はプラントを構成する機器（２）を保守（３
）して行く。尚、この場合保守計画（５）は保守員（１
）が作成するとは限らないが、ここでは簡単の為に保守
員（１）が作成し、メンテナンスするとしている。

保守員（１）は機器（２）を保守（３）する事により保
守上のデータ（例えば点検実施内容故障データ、保修内
容、取替部品或いは機器等のデータ）を採取（４）する
。更に保守計画（５）をメンテナンスする為には、収集
された保守実績（６）のデータを整理し分析する必要か
ある。保守実績（６）のデータを分析の結果、例えば保
守周期、および機器（２）の（或いは部品なとの）取替
周期などに於いて保守計画（５）上の数値を修正する必
要か生じるような場合もあり、その場合には保守計画（
５）をフォローすることにより保守を改再して行く。

〔発明か解決しようとする課題） 従来の保守計画の決定は以上のような仕組みて運用され
るため、実際にはプラントの多くの機器からの採取デー
タの整理、分析に時間かかかつ、往つデータ自体、保守
計画に反映し得る適切なデータであるとの保証もあると
は限らない。又、上記の如き過程を経て整理、分析され
るため保守計画に反映する時期は遅れかちとなり、従っ
て機器か故障してから初めて保守計画に反映１−るなと
、事前に取替、保守周期などを早めて事故を未然にＶ＝
８　＜ことにはつなかりにくいなとの課題かあった。

この発明は、上記のような課題を解決するためになされ
たものて、プラントを構成する機器のより適正な保守周
期、取替周期等を提供することにより、ダイナミックに
保守計画を修正し、プラントの予防保全に活用すること
ができる保守支援評価装置を得ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る保守支援評価装置は、プラントを構成す
る機器の保守に必要な特定パラメータを収集する収集手
段、この収集手段で収集された特定パラメータと保守基
準データ及び過去の保守実績データとを比較し上記機器
の劣化状態を推定評価する評価手段、この評価手段によ
り推定評価された結果にもとづき上記機器の取替周期及
び保守周期を求め表示する手段を設けたものである。

（作用） この発明における保守支援評価装置は、プラントを構成
する機器の保守に必要な特定パラメータを収集手段によ
り収集し、この収集された特定パラメータと保守基準デ
ータ及び過去の保守実績データとを比較して上記機器の
劣化状態を推定評価して、その結果にもとづき上記機器
の取替周期および保守周期を求め表示する。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図において、（７）はこの装置の管理用計算機であり、
保守員はマンマシン装置（８〉としての例えばティスプ
レィ装置により本装置と対話する。（９）は例えば保守
計画データ、保守評価用データ、保守評価プログラム等
を記憶したディスクであり、（６）は、保守実績データ
を記憶したディスクを示す。

（１０〉は管理用計算機（７）と診断装置（１１）との
間のデータ伝送路を示す。（１２）はｆｆ’−断装置（
１１）にるいて診断に必要な基準データを記憶するティ
スフである。（１３）は保守対象機器（２１，２−２・
−・−２−ｍ　）からのパラメータの収集装置δであり
、診断装置（１１）に（＆続されている。

これら保守データの収集部は診断方式、対象機器の構成
￥Ｆにより複数となる場合か多くこれを（１４−１，１
４−２・・・・ｌ４−ｎ）にて示す。

ここで第１図についてデータの流れを説明する。

保守対象機器（２−１，２−２・・・・２−ｍ）からパ
ラメータ収集装置（１３）により収集されたデータは、
診断装置（１１）にて、基準データ（１２）、過去デー
タ（６）等と比較され、取替時期、等を推定する。

これらの推定された取替時期データはデータ伝送路（１
０）を介して管理用計算機（７）に送られる。ここに送
られた取替時期データをもとに、評価プログラムにより
取替周期及び保守周期などが算出され、ティスプレィ装
置（マンマシン装置）（８）により表示される。保守員
はそれらのテタ及び保守実績データ（６）を参考にして
保守計画データ（９）を修正することが出来る。

次に第２図において機能を説明する。

保守対象機器（２）からの特定のパラメータかパラメー
タ収集装置（１３）により収集（４）され、劣化等の基
準データ（１２）及び過去データ（６）等と比較され取
替時期等を推定する。算出された取替時期テークをもと
に評価プログラムにより、ライフサイクル費用等も考慮
しながら取替周期、保守周期等を算出する（７１）。こ
れらはマンマシン（デイスプレィ）装置（８）により表
示され、保守実績データ（６）と共に保守員（１）か保
守計画データ（７）を修正する時の参考となる。

また保守実績データ（６）は保守内容（保守日、点検内
容、点検結果、取替部品故障状況等の実績データであり
マンマシン装置（８）よりデータヘース（６）を更新す
るようになっている。

なお、取替周期の評価法の一例につき第４図（Ａ）およ
び（Ｂ）により説明する。

第４図（Ａ＞に特定パラメータの変化傾向により取替時
期を推定する場合の例を示す。最近のテークの傾向より
取替時期と判定するパラメータ値Ｐｏに至る時間か１ｉ
１４３°　に変更となった場合を示す。

第４＋ａ（Ｂ）に取替時期ａに基つき、ライフサイクル
費用を考慮した取替周期Ｘを求める一例を示す。

図において保守周期：ｄ、その時の保守費用：ｂ（取替
費用もｂとする）、取替周期：Ｘ、取替時の機器の単価
二〇、取替えないことにより発生が考えられる事故によ
る損失：Ｙ、発生か考えられる時期：２としたとき健全
な保守と云える定数をｍとしたとき、 とするとき、即ち、 Ｘ〈取替時期（ａ又はａ’　）なるＸを取替周期と考え
ている。

以上は装置として管理用計算機（７）と診断装置（１１
）、データ収集装置（１３）に分離されたシステム構成
の例を示したかこれらか一体となった装置でもよく、又
、保守データ収集系もｌ系統でもよい。

又、保守計画テーク（９）修正或いは保守実績データヘ
ース（６）の更新を保守員がマニュアルにて行う例を示
したか、これらは自動或はオンラインにて行うことも可
能である。

又、パラメータ収集装置（１３）への入力が自動となっ
ているか、逆にマニュアルにて入力することも考えられ
る。

又、取替時期、取替周期の考え方は一例を示したに過き
ない。（対象機器毎に適した診断法があり、又、ライフ
サイクル費用についての考え方は様々である）。

〔発明の効果〕

以上のようにこの発明によればプラントを構成する機器
の劣化状況の変化に応して迅速に取替周囲および保守周
期を推定することか出来るため、を防保全に効果か期待
されると共に、保守計画を迅速に適正化することができ
るものが得られる効果かある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による保守支援評価装置を
云す概略構成図、第２図は第１図の動作説明のための説
明図、第３図は従来の保守の古注を説明する説明図、第
４図（Ａ）および（Ｂ）は第１図の装置の取替周期及び
保守周期を求めるための考え方を説明する説明図である
。 図において、（６）は保守実績データ、（７）は管理用
計算機、（８）はマンマシン装置、（９）は保守計画デ
ータ、（１１）は診断装置、（１２）は基準データ、（
１３）はパラメータ収集装置である。 なお、図中同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. プラントを構成する機器の保守に必要な特定パラメータ
   を収集する収集手段、この収集手段で収集された特定パ
   ラメータと保守基準データ及び過去の保守実績データと
   を比較し上記機器の劣化状態を推定評価する評価手段、
   この評価手段により推定評価された結果にもとづき上記
   機器の取替周期及び保守周期を求め表示する手段を備え
   た保守支援評価装置。