JPH03242205A - 水切り乾燥装置 - Google Patents

水切り乾燥装置

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JPH03242205A
JPH03242205A JP3675990A JP3675990A JPH03242205A JP H03242205 A JPH03242205 A JP H03242205A JP 3675990 A JP3675990 A JP 3675990A JP 3675990 A JP3675990 A JP 3675990A JP H03242205 A JPH03242205 A JP H03242205A
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JP
Japan
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water
tank
cooling
liquid
article
Prior art date
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Pending
Application number
JP3675990A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakado Izumo
出雲 正矩
Mitsuru Fujino
満 藤野
Yukichi Tajiri
田尻 有吉
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、水で洗浄された物品の表面に付着している水
を除去する水切り乾燥装置に関する。
従来の技術 各種めっき製品、光学レンズ、半導体材料などは、各種
表面処理の後に水洗し、これを迅速かつ安全に乾燥させ
る必要がある。典型的な先行技術は、たとえば本件出願
人による特公昭63−17484である。この先行技術
では、洗液としてトリクロロトリフルオロエタンとエタ
ノールとの共沸混合物を使用し、予め水で洗浄した物品
を前記洗液の沸騰浴である脱水槽に浸漬して水を除去し
、分離された遊離水を含む洗液を水分離槽に送って比重
差によって水を浮上させて相分離し、ここで分離された
洗液を脱水槽に循環させる。
発明が解決すべき課題 このような先行技術では、トリクロロトリフルオロエタ
ンがオゾン層を破壊して地球環境を悪化し、その使用が
抑制され、いわゆるフロン規制がなされてきている。
本発明の目的は、環境を悪化することのない洗液を用い
て、物品の表面に付着する水を完全に除去することがで
きるようにした水切り乾燥装置を提供することである。
課題を解決するための手段 本発明は、ペンタフルオロプロパノール(略称5FP)
を加熱蒸発し、その蒸気空間に被洗浄物品が導入される
蒸発槽と、 蒸発槽内の前記空間の下部に設けられ、物品表面で凝縮
しかつ水が溶解したペンタフルオロプロパノールを受け
る受け部材と、 受け部材からの水が溶解したペンタフルオロプロパノー
ルを冷却し、これによって水を分離したペンタフルオロ
プロパノールを蒸発槽に戻す冷却槽とを含むことを特徴
とする水切り乾燥装置である。
本発明は、受け部材と冷却槽との間に介在され、水力溶
解しているペンタフルオロ10パノールを加熱蒸発し、
その蒸発したペンタフルオロプロパノールを凝縮して蒸
発槽に戻すとともに、その液体を冷却槽に導く蒸留槽を
含むことを特徴とする。
作  用 本発明に従えば、蒸発槽では、5FPの蒸気の空間に物
品が導入され、これによって5FPが物品表面で凝縮す
る。この物品の表面には、予め水で洗浄されて付着して
いる水が存在し、この付着水は、5FPに溶解するとと
もに、5FPが物品表面と付着水との間に浸透する。し
たがって付着水は、物品表面への付着力を失って、自重
で落下する。こうして自重で落下した5FP水溶液は、
受け皿などのような受け部材上に受けられる。もしも、
自重で落下した5FP水溶液が蒸発槽の沸RR中に落下
すると、その液相の水濃度が5〜129≦において、気
相の水濃度がほぼ6%であって一定であるので、蒸発槽
の液相である沸騰液中における水が蓄積されるという問
題が生じる。本発明では、物品表面から落下する5FP
7)C溶液と受け部材て受けて、蒸発槽の液相に落下す
ることを防いでいるので、この問題は生じない。
受け部材で受けられた5FP水溶液は、冷却槽に導かれ
て冷却される。
受け部材からの液体は、5FPと水とを含むので、5F
Pと水とを分離する必要がある。冷却槽では、この5F
P水溶液を冷却し、これによって5FP中への水の溶解
度を低下させ、この温度差による溶解度の差によって、
水を分離する。分離した水は、比重差によって相分離し
て浮上し、したがって冷却槽の液体の上部から、5FP
をほとんど溶解していない水を排出することができる。
こうして冷却槽で水を分離した5FPを蒸発槽に戻して
再び沸騰することによって、再使用される。
また本発明に従えば、受け部材と冷却槽との間に蒸留槽
を介在し、受け部材からの5FP水溶液を加熱蒸発し、
その蒸発した5FPを凝縮して蒸発槽に戻す。こうして
得られる凝縮した5FPは、その受け部材からの5FP
水溶液中の水濃度が5〜12%であるとき、蒸発槽にお
いて蒸発されて凝縮される5FPの水濃度は約68≦で
あってほぼ一定であり、こうして水濃度が比較的低減さ
れた5FPが蒸発槽に戻されて再使用され、蒸発槽にお
ける液体は、水濃度が6%〜12%であるとき、その蒸
発によってその水濃度が上昇し、こうして水4度が上昇
された5FP水溶液を冷却槽に導くことにって、温度差
による溶解度の低下によって、効果的に脱水することが
できる。
このようにして、蒸発槽における蒸気空間での脱水は、
5FPの表面張力が水に比べて小さいので、その物品表
面に付着している水と物品表面との境界に5FPが侵入
して付着水は付着力を弱め、この付着力は、5FPの溶
解力が大きいほど小さくすることができる。本発明では
、蒸発槽において5FPを沸騰して、たとえば約80℃
以上とすることによって、水の5FP中への溶解度は約
16%であり、蒸気槽の液体におけるSFP中の水濃度
が5〜12%において蒸気空間における水濃度は約6%
であるので、この蒸気空間では、5FP中への水の溶解
度は不飽和の状態に維持されることになる。このように
して、効果的に蒸気空間で物品表面の付着水を除去する
ことができる。
実施例 第1図は、本発明の一実施例の全体の系統図である。こ
の水切り乾燥装置は、洗液として5FPである液体1を
用い、その5FPを加熱蒸発する加熱蒸発槽2と、この
蒸発槽2の上記空間3に配置される被洗浄物品から落下
する水が溶解された5FPを受ける受け部材4と、この
受け部材において受けられた水が溶解した5FPを冷却
する冷却槽5とを有し、この冷却槽5において冷却され
て水濃度が低下された5FPは、管路6を介して蒸発槽
2に戻されて循環される。蒸発槽2にはバウンシング7
.8を有し、一方のバウンシング7で・は液体の5FP
が参照符1で示されるように貯留されており、この液体
の5FPは加熱手段9によって加熱される。そのためバ
ウンシング7の上部の空間10の気体は、仕切り壁11
.12間の空間を経てバウンシング8に連通されて空間
3に導かれる。この空間3の上部には、冷却水などの冷
却媒体が供給される冷却用伝熱管13が設けられ、空間
3の気体を冷却して凝縮する。この凝縮した液体は、バ
ウンシング8の底を構成する受け部材4に集められる。
空間3には予め水で洗浄された被洗浄物品が参照符14
で示されるように装入される。この物品14の1つの表
面では、5FPが凝縮し、物品14の表面に付着してい
る水は5FPに溶解して、その付着水は付着力を失って
、受け部材4に落下する。受け部材4からの5FP水溶
液である液体とバウンシング7における堰15から溢流
した液体とは、管路16,18から管路19を経て冷却
槽5の仕切部材28との間の入口に導かれる。
冷却槽5では、冷却水などの冷却媒体が供給される冷却
用伝熱管20が設けられ、その液体が冷却され、これに
よって水中への5FPの溶解度が低下されてSFPから
遊離された水は比重差によって浮上し、堰21から管路
22を経て排出される。仕切り壁23の下部の通路24
からの5FPは堰25からポンプ26および管路6を経
て、蒸発槽2のバウンシング7の液体中に戻される。
第2図は、SFP中への水の溶解度を示すグラフて゛あ
る。水の溶解度は、0℃において約10重量9≦であり
、30℃において13重量%であり、80℃において約
16重量%である。
第3図は水中への5FPの溶解度を示すグラフであり、
O″Cにおいて約3重量%、30℃において約6重量%
、80℃において約9重量%である。
第4図は、5FPと水との混合物の気液平衡曲線を示す
。5FPと水との混合物の共沸組成は、5FPが94重
量%、水が6重量%であり、5FPと水との混合物であ
る液体1の水濃度が5〜12重量%の範囲では、蒸発槽
2の空間3.10における気相の水濃度は約6重量%で
あって、はぼ一定である。したがって液体1の水濃度が
5〜12重量?6の範囲にあるとき、空間3.10の気
相の水濃度は上述のように約6%であり、そのため前述
の第2図に関連して述べたように、この空間3において
物品14の表面に付着している水の5FP中、への溶解
度は、その温度がたとえば0℃以上において、前述のよ
うに10%以上であり、したがって5FPは水の不飽和
状態となっている。
したがって物品14の表面の付着水が5FPに十分に溶
解することができる。
受け部材4において受けられた液体である5FP水溶液
は、冷却槽5において冷却される。この液体が冷却され
ることによって、前述の第3図に関連して述べたように
、水中への5FPの溶解度が低下され、たとえば0℃に
おいて5FPの溶解度が3%であり、したがって水と5
FPとの分離を行うことができ、遊離水は浮上して堰2
1から溢流し、管路22から排出される。
蒸発層2のバウンシング7における液体1では、その水
濃度がたとえば約6〜12重量%であるとき、水濃度が
上昇するおそれがある。この液体1の浮上した水濃度が
高い5FPは、堰15から管路18を経て、冷却槽5に
導かれ、こうして冷却槽5では、温度差による溶解度の
低下によって、効果的に脱水を行うことができる。
水分離層5において管路19からの液体が冷却されるこ
とによって、水がミスト状に発生し、比重差で水が円滑
に分離浮上することなく、その水がミスト状で5FPと
ともに管路6に導かれるのを防ぐために、撥水性材料、
たとえばポリテトラフルオロエチレン(PTFE)から
成るフィルタ29によってそのミスト状の水が管路6側
に同伴されないようにする。
第5図は、本発明の他の実施例の全体の系統図である。
この実施例は前述の第1図〜第4図の実施例に類似し、
対応する部分には同一の参照符を付す。注目すべきはこ
の実施例では、受け部材2と冷却槽5との間に蒸留槽3
0が介在される。受け部材2からの液体は管路16から
蒸発槽30の参照符31で示される液体中に導かれる。
この液体31内には加熱手段32が設けられ、この液体
31が加熱蒸発され、空1m33における蒸気は、冷却
媒体が供給される冷却用伝熱管34によって冷却されて
凝縮される。空間33の上部は管路34を介して、蒸発
槽2のバウンシング8の上部に接続される。蒸留槽30
では、液体31の水濃度が前述の第4図に関連して述べ
たように約5〜12%の範囲では、空間33の気相の水
濃度は約69≦であり、こうして得られたこの気相の凝
縮液は管路36からポンプ37によって蒸発槽2に戻さ
れて循環される。こうして蒸留槽30における液体31
の水濃度が上昇され、水濃度が高い液体31は、堰38
を溢流し、管路39からポンプ40によって冷却槽5に
導かれる。冷却槽5において水濃度が低下された5FP
水溶液は管路6から前述のようにポンプ37によって蒸
発槽2に戻される。この蒸留槽30において液体31の
水濃度が向上されることによって、冷却槽5では、温度
差による水中への5FPの溶解度が低下される作用が、
効果的に行われる。
上述の実施例では、受け部材4は蒸発槽2のハウジング
8における底部を構成しているけれども、このハウジン
グ8の底部とは別に、受け部材を空間3内に設けてもよ
い 発明の効果 以上のように本発明によれば、5FPを用いることによ
って、環境の悪化を生じることなく、水切り乾燥を行う
ことができる。しかも本発明によれば、蒸気槽における
5FPの蒸気空間に物品を配置することによって、その
物品表面に付着している水を水切りし、この蒸気空間に
おいて物品表面で凝縮した5FPを受け部材に゛よって
受け、この受け部材からの水が溶解した5FPを冷却槽
で冷却し、温度差に起因した水溶解度の低下によって、
水を分離し、この分離された水は比重差によって浮上し
、こうして水の相分離が可能となる。
さらに本発明によれば、受け部材と冷却槽との間に蒸留
槽を介在し、この蒸留槽における液体の水濃度を向上し
て水を濃縮することによって、冷却槽における冷却水の
分離を効果的に行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全体の系統図、第2(2I
はSFP中への水の溶解度を示すグラフ、第3図は水中
への5FPの溶解度を示すグラフ、第4図は5FPと水
との混合物の気液平衡曲線を示す図、第5図は本発明の
他の実施例の全体の系統図である。 1・・・液体、2・・蒸発槽、3,10・・空間、4受
け部材、5・・・冷却槽、9.32 加熱手段、20・
・冷却手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ペンタフルオロプロパノールを加熱蒸発し、その
    蒸気空間に被洗浄物品が導入される蒸発槽と、蒸発槽内
    の前記空間の下部に設けられ、物品表面で凝縮しかつ水
    が溶解したペンタフルオロプロパノールを受ける受け部
    材と、 受け部材からの水が溶解したペンタフルオロプロパノー
    ルを冷却し、これによつて水を分離したペンタフルオロ
    プロパノールを蒸発槽に戻す冷却槽とを含むことを特徴
    とする水切り乾燥装置。
  2. (2)受け部材と冷却槽との間に介在され、水が溶解し
    ているペンタフルオロプロパノールを加熱蒸発し、その
    蒸発したペンタフルオロプロパノールを凝縮して蒸発槽
    に戻すとともに、その液体を冷却槽に導く蒸留槽を含む
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の水切り乾
    燥装置。
JP3675990A 1990-02-17 1990-02-17 水切り乾燥装置 Pending JPH03242205A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3675990A JPH03242205A (ja) 1990-02-17 1990-02-17 水切り乾燥装置

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JP3675990A JPH03242205A (ja) 1990-02-17 1990-02-17 水切り乾燥装置

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JPH03242205A true JPH03242205A (ja) 1991-10-29

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JP3675990A Pending JPH03242205A (ja) 1990-02-17 1990-02-17 水切り乾燥装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1993009217A1 (en) * 1991-10-28 1993-05-13 Kabushiki Kaisha Toshiba Wash waste liquid regenerating method, wash waste liquid regenerating apparatus, washing method and washing apparatus
JPH05123503A (ja) * 1991-11-08 1993-05-21 Daikin Ind Ltd 水切り乾燥装置
JP2003047802A (ja) * 2001-08-08 2003-02-18 Shin Ootsuka Kk 水分除去装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1993009217A1 (en) * 1991-10-28 1993-05-13 Kabushiki Kaisha Toshiba Wash waste liquid regenerating method, wash waste liquid regenerating apparatus, washing method and washing apparatus
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