JPH03239256A - フィルム回収装置 - Google Patents

フィルム回収装置

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JPH03239256A
JPH03239256A JP3581590A JP3581590A JPH03239256A JP H03239256 A JPH03239256 A JP H03239256A JP 3581590 A JP3581590 A JP 3581590A JP 3581590 A JP3581590 A JP 3581590A JP H03239256 A JPH03239256 A JP H03239256A
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JP
Japan
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film
films
leader
negative
cutter
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Application number
JP3581590A
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English (en)
Inventor
Toshio Kurokawa
俊夫 黒川
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、例えば自動現像機等に組み込まれるフィルム
回収装置に関する。
〈従来の技術〉 ハロゲン化銀感光材料(以下、感晃材料という)は、カ
ラーネガフィルム、カラーリバーサルフィルムに代表さ
れる撮影用感光材料と、カラーペーパー、カラー反転ペ
ーパーに代表されるプリント用感光材料に大別される。
これらの感光材料は、従来、大規模な現像所においての
み処理されていたが、近年、ミニラボと呼ばれる小型自
動現像機を用いた小規模用処理システムの開発により、
写真店等の店頭でも処理されるようになってきた。
この小規模用処理システムは、客が持参したカラーネガ
フィルムを現像処理し、そのカラーネガフィルムからカ
ラーペーパーに露光し、これを現像処理してプリント画
像を得るという一連の工程を、店頭にて短時間で行うこ
とができるものである。
このシステムに用いられるミニラボは、カラーネガフィ
ルムを現像処理するフィルムプロセッサーと、カラーネ
ガフィルムからカラーペーパーに露光し、これを現像処
理するプリンタプロセッサーとで構成されている。 そ
して、このフィルムプロセッサーとプリンタプロセッサ
ーは、それぞれ独立した装置である。
フィルムプロセッサーにおいては、例えば135サイズ
のカラーネガフィルム2本を板状のリーグに平行に並べ
て取り付け、このリーグを先導させてフィルムを牽引し
、各処理槽内および乾燥部を順次通過させて処理する。
一方、プリンタプロセッサーにおいては、前記フィルム
プロセッサーにて現像されたネガフィルムをリーグから
取り外し、露光部に設置されたネガキャリヤ(フィルム
キャリヤ)と呼ばれる装置により1本のネガフィルムを
コマ送りしながら検定を行い、検定にバスしたフィルム
についてその画像をカラーペーパー(印画紙)に露光し
、これを現像処理する。
ところで、ネガフィルムのリーグへの取り付けは、リー
グの後端とネガフィルムの先端とを接合し、表裏両面に
粘着テープを貼ってこれらを連結することによりなされ
ているため、ネガフィルムをプリンタプロセッサーに供
給する際、ネガフィルムをリーグから取り外すには、両
面の粘着テープを剥す作業を手作業で行う必要があり、
時間と手間がかかるという問題がある。
また、ネガフィルムからカラーペーパーへの露光を行っ
た後は、ネガフィルムを所定の長さ、例えば6コマ毎に
切断し、これをネガシートと呼ばれる袋体に収納するが
、この作業にも時間と手間がかかる。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明は、上述した従来技術の欠点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、フィルムとリーグとの着脱や、さら
にフィルムの袋体への収納を容易に行うことができるフ
ィルム回収装置を提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 このような目的は、下記の本発明により達成される。
即ち、本発明は、複数のフィルムを板状のリーグに並列
に接続した状態で通過させることができるフィルムキャ
リヤと、 前記フィルムキャリヤのフィルム通過経路出口側に設置
され、各フィルムを切断するカッタと、 前記カッタにより切断分離された各フィルムとリーグと
をそれぞれ異なる方向に振り分ける振分装置とを有する
ことを特徴とするフィルム回収装置である。
また、本発明は、複数のフィルムを板状のリーグに並列
に接続した状態で通過させることができるフィルムキャ
リヤと、 前記フィルムキャリヤのフィルム通過経路出口側に設置
され、各フィルムを切断するカッタと、 前記カッタにより切断分離された各フィルムとリーグと
をそれぞれ異なる方向に振り分ける振分装置と、 前記カッタにより所定の長さに切断された各フィルムを
袋体に収納するフィルム包装装置とを有することを特徴
とするフィルム回収装置である。
また、本発明は、前記フィルム包装装置は、所定長さに
切断されたフィルムを収納する袋体を連結した連結体を
供給する連結体供給機構と、各フィルムを前記袋体に挿
入する複数のフィルム挿入部と、前記各フィルム挿入部
間に設置され、前記連結体の所定長さ分をストックする
ストック部と、前記連結体の所定部を切断して分離する
袋体カッタとを有するものであるフィルム回収装置であ
るのが好ましい。
ここで、前記フィルムキャリヤは、リーグおよびフィル
ムの通過経路が形成された基台と、前記通過経路上に形
成された露光窓と、この露光窓に対応する位置に回動可
能に設置され、露光領域を規制するマスクと、前記リー
グを前記通過経路に沿って搬送するリーグ送り手段と、
前記フィルムを前記通過経路に沿って搬送するフィルム
送り手段とを有するもの、またはさらに前記基台を前記
通過経路と直交する方向に移動する基台移動手段を設け
たものであるのが好ましい。
また、前記フィルム包装装置は、所定長さに切断された
フィルムを収納する袋体を連結した連結体を供給する連
結体供給機構と、各フィルムを前記袋体に挿入する複数
のフィルム挿入部と、前記各フィルム挿入部間に設置さ
れ、前記連結体の所定長さ分を例えばループ状にしてス
トックするストック部と、前記連結体の所定部を切断し
て分離、特にフィルム1本分毎にまとまるように隣接す
る袋体間の境界部を切断して分離する袋体カッタとを有
するものであるのが好ましい。
〈実施例〉 以下、本発明のフィルム回収装置を添付図面に示す好適
実施例について詳細に説明する。
第1図は、フィルムキャリヤ(ネガキャリヤ)の構成例
を示す斜視図、第2図は、このフィルムキャリヤを有す
る本発明のフィルム回収装置の構成例を示す斜視図であ
る。
第2図に示すように、フィルム回収装置は、フィルムキ
ャリヤ(ネガキャリヤ)1と、フィルムAおよびBをそ
れぞれ切断するカッタ25aおよび25bと、フィルム
A、Bとリーグ17とを振り分ける振分装置30とを有
する。
フィルムキャリヤ1は、基台2を有し、この基台2には
、リーグ17および2本のフィルムA、Bが通過する通
過経路を構成する溝3が形成されている。
リーグ17は、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリエステル等で構成される板状の部材であり、その幅
方向の中央部付近には、方形の孔18がリーグ長手方向
に沿って等間隔に形成されている。 この孔18は、後
述するエンドレスベルト81の突起82が挿入されるた
めのものである。
リーグ17の後端には、2本の現像済のフィルムAおよ
びBが並列に接続されている。 リーグ17の後端とフ
ィルムAおよびBの先端との接続は、これらを粘着テー
プ(スプライステープ)19で貼ることにより行われる
。 この場合、粘着テープは、フィルムA、Bの両面に
貼着するのが好ましい。
なお、リーグ17の構成は、図示のものに限定されず、
例えば特願平1−238667号に記載されたリーグお
よびその装着方法を用いることもできる。
フィルムA、Bとしては、例えばカラーネガフィルム、
カラー反転フィルム、カラーポジフィルム、黒白ネガフ
ィルム等が挙げられ、そのサイズは特に限定されず、あ
らゆるものが可能である。
基台2の中央部付近の溝3内には、第1図に示すように
基台2を貫通する2つの露光窓4aおよび4bが形成さ
れている。
この露光窓4a、4bは、フィルムキャリヤ1の図中上
方に設置された光源(図示せず)からの光を通過させ、
フィルムキャリヤ1の図中下方にある印画紙(図示せず
)に投光するためのものである。
また、各露光窓4a、4bの側部には、それぞれ、フィ
ルムAおよびBの画面の露光領域を規制する開口を有す
るマスク5aおよび5bが回動可能に設置されている。
第1図ではマスク5a、5bが開いた状態を、第2図で
はマスク5a、5bが閉じた状態を示す。 マスク5a
および5bが閉状態のときには、マスク5aおよび5b
の開口と露光窓4aおよび4bとが重なるようになって
いる。 また、マスク5aおよび5bが開状態(離脱状
態)のときには、リーダ17がここを通過することがで
きる。
これらのマスク5aおよび5bの開閉作動は、それぞれ
基台2に設置されたマスク開閉用のモータ6aおよび6
b等の機構により行われる。 このモータ6a、6bと
しては、例えば、サーボモータ、パルスモータ、シンク
ロナスモーフ、ステッピングモータやソレノイド機構等
が用いられる。
なお、マスク5aおよび5bの開閉は、それぞれ独立し
て行われても、連動して行われてもよい。
また、モータ6aおよび6bの隣りには、それぞれソレ
ノイド7aおよび7bが設置されている。 このソレノ
イド7aJよび7bは、フィルムAおよびBの介挿状態
で、マスク5aおよび5bにより、フィルムAおよびB
を露光1 2 窓4aおよび4bに押圧、固定するためのものである。
なお、図示されていないが、このようなフィルムの押圧
、固定を確実に行うために、マスク5a、5bの裏面に
、例えばゴム、スポンジ、発泡ウレタン等の弾性材料を
貼着するか、あるいはバネ等で付勢された圧着板等を設
けるのが好ましい。
このようなマスク5a、5bの開閉および圧着は、レバ
ー13の操作により手動で行ってもよい。
基台2の溝3には、リーダ17を通過経路に沿って搬送
するリーダ送り手段8が設置されている。 溝3の幅方
向の中央部には、エンドレスベルト通過用の溝3gが形
成され、この溝3g内をエンドレスベルト81が通過す
る。
エンドレスベルト81の外周部には、ベルトの長手方向
に沿って、前記リーダ17の孔18と等しい間隔で突起
82が形成されている。 この突起82は溝3の底面よ
り突出し、リーダ17の孔18に挿入され、エンドレス
ベルト81の循環回転に伴ってリーダ17を第1図中の
矢印Xで示す方向に搬送する。
溝(通過経路)3の入側および出側には、それぞれロー
ラ83が設置され、このローラ83間にエンドレスベル
ト81が巻き掛けられている。
また、一方のローラ83(図示では、通過経路出側のロ
ーラ)の回転軸は、所定の変速ギヤ(図示せず)等を介
してモータ84と連結され、このモータ84の回転によ
りエンドレスベルト81が所定方向に循環回転するよう
になっている。
また、マスク5aおよび5bには、それぞれフィルムA
およびBを通過経路に沿って搬送するフィルム送り手段
9aおよび9bが設置されている。
フィルム送り手段9aについて代表的に説明すると、フ
ィルム送り手段9aは、マスク5aの前後端部に設置さ
れたスプロケット91および92と、フィルム入側のス
プロケット91を回転するモータ93aとで構成されて
いる。 この場合、スプロケット91は、フィルムAの
両側のパーフォレーションに対応するように一対設置さ
れ、スプロケット92は、溝3の中央側のパーフォレー
ションに対応するにうに設置されている。
なお、スプロケット92は、自由回転するものでも、ス
プロケット91と連動して回転するものでもよく、後者
の場合、例えば両スプロケット91.92間をエンドレ
スベルト等で連結する構成(図示せず)とすればよい。
このようなフィルム送り手段9aでは、マスク5aを閉
じたとき、各スプロケット91および92が対応するフ
ィルムAのパーフォレーションに噛み込まれ、モータ9
3aを駆動してスプロケット91を回転することにより
、フィルムAを矢印X方向に搬送するようになっている
また、スプロケットの代りに、フィルムの上下にフィル
ムをニップするゴムローラのようなローラ対を設置した
構造としてもよい。
フィルムBを送るフィルム送り手段9bについても、前
記フィルム送り手段9aと同様の構成である。
このような、フィルム送り手段9aと9bとは、互いに
独立して作動しても、連動(同期)して作動してもよい
なお、本発明では、フィルム送り手段はマスク5a、5
bに設置された構成に限らず、基台2側に設置されてい
てもよい。
基台2の通過経路入口付近には、基台2に対し図中上下
方向(2方向)に移動しつるブロック10が設置されて
いる。 このブロック10の移動は、基台2の側部に取
り付けられたモータ12によりブロック10の支柱11
を上下動させることにより行われる。
このモータ12としては、例えば、ザーボモータ、パル
スモータ、シンクロナスモータ、ステッピングモータや
ソレノイド機構等が用い5 6 られる。
なお、リーダ17は、ブロック10が上昇(基台2から
離反)しているときのみここを通過することができ、フ
ィルムA、Bは、上昇、下降のいずれの状態においても
通過可能である。
ブロック10の内部には、必要に応じ、下記のような種
々の検出器が設置される。 従って、ブロック10の設
置部分を検出部と称す。
■リーグ検出器 この検出器は、ブロック10の上昇時にリーダ17の存
在、不存在を検出するものである。
例えば、このリーダ検出器によりリーダI7の先端また
は後端が検出部を通過したことを検出する。 リーダ1
7先端の検出に基づいてリーダ送り手段8を作動させ、
またリーダ17後端の検出に基づいてブロック10を下
降させることができる。
リーグ検出器としては、光センサー、マイクロスイッチ
等を用いることができる。
■フィルム情報検出器 この検出器は、ブロック10の下降時に、フィルムに付
されたバーコード等の記号情報を読み取り、バーコード
が担うフィルムの種類、サイズ、コマ数(長さ)、感度
、メーカーコマナンバー等の情報を検出するものである
。 この検出器で得られたフィルム情報に基づいて露光
光量の決定、カラーフィルターの選択等を行い、より適
切な露光条件にて露光することができる。
フィルム情報検出器としては、バーコードリーダ、OC
R、マークセンサー等を用いることができる。
■フレーム検出器 この検出器は、ブロック10の下降時に、フィルムの画
面の位置を検出するものである。 ここで検出されたフ
ィルムの画面のイ装置、フィルム情報、および前記リー
グ検出器によるリーダ後端の位置は、それぞれメモリー
(図示せず)に記憶され、その情報は、例えばフィルム
送り手段9a、9bによるフィルムA、Bの送り員にフ
ィードバックされる。
フレーム検出器としては、光センサ−(フォトダイオー
ド、CODセンサー、MOSセンサー)等を用いること
ができる。
なお、上記■〜■の各検出器は、ブロック10に内蔵す
る場合に限らず、他の位置、例えば溝3の底部、マスク
5a、5bまたは露光窓4a、4bの近傍等に設けられ
ていてもよい。
また、ブロック10には、上記以外の検出器、例えば、
検定を行うための検出器、フィルムスキャナー等が内蔵
されていてもよい。
基台2の寸法は特に限定されないが、第1図に示すよう
に、溝3の入側端部からマスク5a、5bの中心線まで
の距離をLl、マスク5a、5bの中心線から溝3の出
側端部までの距離なL2としたとき、このり、およびL
2は、いずれも、リーダ17の後端からフィルムAまた
はBの最初の画面まで(無撮影部)の距離のうちの短い
方の距離よりも短いものとするのが好ましい。
基台2の下面側には、基台2を通過経路3と直交する方
向(Y方向)に移動する基台移動手段20が設けられて
いる。 この基台移動手段20は、Y方向に延在するレ
ール21と、このレール21の一端部に固設されたモー
タ22と、このモータ22の回転軸に変速ギヤ(図示せ
ず)等を介して連結され、らせん状のねじ山が形成され
たスクリュー軸23と、このスクリュー軸23と噛合し
、基台2側に固着されているスライダ24とで構成され
ている。
基台2はレール21上に載置されており、モータ22を
回転(正または逆方向)させると、スクリュー軸23の
回転に伴ってスライダ24が移動し、基台2がY方向に
移動(進退)する。
このような基台2の移動により、フィルムAおよびBの
いずれを露光するかを選択す 9 0 る。 即ち、フィルムキャリヤ1の図中上方に固定的に
設置された1つの光源(図示せず)からの光の光路な、
マスク5aおよび露光窓4aと、マスク5bおよび露光
窓4bとのいずれかに一致するように基台2を移動する
なお、レール21等にストッパー(図示せず)を設け、
基台2の移動に際しての位置合せを行うようにするのが
好ましい。
本発明においては、このような基台移動手段20は必ず
しも設ける必要はない。 例えば、光源を2つ設けるか
、または光源等を移動可能とし、光路な露光窓4aおよ
び4bのいずれかに選択的に設定することができる構成
とすれば、基台2は固定されたものでもよい。 この場
合、フィルムの像が焼き付けられる印画紙は、光路の設
定位置に対応して移動するように構成する。
フィルムキャリヤ1の各種駆動源、光源、メモリー、制
御手段等への電力の供給は、これらへ接続されたリード
線を束ねたコード14およびその先端のコネクタ16に
より行われる。
なお、図示の例では、1つのリーダ17に2本のフィル
ムが接続されているが、本発明はこれに限らず、1つの
リーグに3本以上のフィルムが並列に接続されたものを
処理できるフィルムキャリヤであってもよい。 この場
合には、フィルムの本数に対応する数の露光窓およびマ
スク等を設置した構成とし、後述するカッタ等について
も対応する数を設置する。
また、フィルムキャリヤ1は、複数のフィルムを並列に
接続することができるリーグを通過させることが可能な
ものであればよく、使用に際し、リーグに1本のフィル
ム(例えばフィルムAのみ)が接続された状態で通過さ
せることを妨げない。 この場合、フィルムBに関する
モータ6b、93b、ソレノイド7bの全部または一部
、および基台移動手段20は、必要に応じ作動しないよ
うにすることができ る。
また、リーダ17に接続される複数のフィルムは、互い
に異なるサイズのもの(例えば、135フイルムと11
0フイルム)とすることができる。 この場合には、各
マスクを着脱自在とし、フィルムサイズに応じたマスク
に適宜交換した上で処理を行えばよい。
フィルムキャリヤ1の通過経路3の出口側には、フィル
ムAを切断するカッタ25aおよびフィルムBを切断す
るカッタ25bが設置さA1ている。 カッタ25aに
ついて代表的に説明すると、カッタ25aは、フィルム
キャリヤ1の基台2に固定的に設置された固定刃26a
ど移動刃27aとを有し、移動刃27.lが支点28a
にて固定刃26aに対し回動可能に支持されている。
また、移動刃27aの基端側にはソレノイド29aが設
置され、そのプランジャー290aの先端が移動刃27
aの基端部に連結されている。
これにより、カッタ25aは、ソレノイド29aを作動
すると、プランジャー290aが伸長し、移動刃27a
が支点28aを中心に回動してフィルムAを切断する。
フィルムBを切断するカッタ25bについても、前記カ
ッタ25aと同様の構成である。
第3図および第4図に示すように、カッタ25a、25
bの後方には、台27を介し、カッタ25a、25bに
より切断分離されたフィルムA、Bとリーダ17とをそ
れぞれ異なる方向に振り分ける振分装置30が設置され
ている。
振分装置30は、回動可能に支持された振分ガイド31
を有する。 この振分ガイド31には、図中上部側に平
面32およびその裏側に湾曲面33が形成されている。
また、平面32上には、フィルムAおよびBにそれぞれ
対応するローラ34aおよび34bが設置されている。
 これらのローラ34a、34bは、例えばゴムや軟質
樹脂等のエラストマーで構成されている。
振分ガイド31にはモータ35aおよび353 4 bが固定されており、このモータ35aおよび35bに
より、それぞれローラ34aおよび34bが図中反時計
回りに回転する。
また、ローラ34aおよび34bの前方には、それぞれ
ローラ34a、34bと平面32との間にフィルムAお
よびBを導入するためのガイド板36aおよび36bが
設置されている。
振分ガイド31には、その幅方向にモータ37のシャフ
ト38が貫通し、モータ37の作動により振分ガイド3
1が回動する。 このモータ37としては、例えばサー
ボモータ、パルスモータ、シンクロナスモータ、ステン
ビングモータやソレノイド機構等が用いられる。
また、振分ガイド31の下方には、リーダ17を挟持搬
送する一対のローラ39が設置されている。
振分装置30が第3図に示す状態では、リーダ送り手段
8によりフィルムキャリヤ1の通過経路出口から送り出
されたリーダ17は、台27上を通過し、振分ガイド3
1の湾曲面33に沿って下方へ曲げられ、さらに回転す
るローラ39.39間に挟持され、下方へ搬送される。
振分装置30が第4図に示す状態では、フィルムAおよ
びBは、それぞれ、カッタ25aおよび25bによりリ
ーダ17が切断分離された後、フィルム送り手段9aお
よび9bによりフィルムキャリヤ1の通過経路出口から
送り出されて台27上を通過し、ガイド板36aおよび
36bに案内されて振分ガイド31の平面32上に導入
され、回転するローラ34aおよび34bにより第4図
中の右方(X方向)へ送られ、後述する台51とガイド
54. aおよび54bとの間を経てネガシート41内
に挿入される。
なお、このようなフィルムFの搬送を円滑に行うために
は、台27の上面、振分ガイド31の平面32および台
51の前方部52上面が一平面上に位置するのが好まし
い。
本発明のフィルム回収装置は、必要応じフィルム包装装
置40が設置される。 このフィルム包装装置40は、
第2図に示すように、所定長さに切断されたフィルムF
を収納するネガシート(袋体)41を連結したネガシー
ト連結体42を有する。
このネガシート連結体42は、供給部43においてロー
ル状に巻かれた状態で保持され、回転するローラ44に
より巻き出され、Y方向へ搬送される。
このフィルム包装装置40において、ネガシート連結体
42の搬送ラインの途中であって、前記振分装置30の
フィルム出口部付近には、フィルムAおよびBをそれぞ
れネガシート41内に挿入するフィルム挿入部50aお
よび50bが形成されている。
第4図に示すように、このフィルム挿入部50aおよび
50bの下部には、台51が設置され、台51の前方部
52には、振分装置30のローラ34aおよび34bに
より送り出されたフィルムAおよびBをそれぞれネガシ
ート41内へ導入するガイド部材54aおよび54bが
設置されている。
また、台51の後方部53の上面には、ネガシート41
が載置される。
供給部43から巻き出されたネガシート連結体42は、
フィルム挿入部50aを通過した後、回転するローラ4
4により搬送されてストック部58に至り、ここでルー
プ状にたれ下った状態でストックされる。 さらに、ネ
ガシート連結体42は、回転するローラ46に牽引され
、ローラ45を経てフィルム挿入部50bを通過し、ロ
ーラ46により下方へ送られる。
なお、ストック部58における、ネガシート連結体42
の形態は、図示のループ状に限らず、例えば蛇腹状に折
れ曲った状態等、緩衝作用を有する状態であればいかな
るものでもよい。
フィルム挿入部54aおよび54b間には、 7 8 フィルム連結体42の所定長さ分をループ状にしてスト
ックするストック部58が設置されている。 即ち、フ
ィルム挿入部54aおよび54b間には、2つの接触し
ないローラ44および45が設置されている。 ローラ
45は自由回転するローラであり、ローラ44はモータ
48により第2図中矢印方向に駆動回転する。
また、ローラ44と所定距離離間した位置には、ストッ
ク部58から出たネガシート連結体42を送るローラ4
6が設置されている。 このローラ46は、モータ49
により第2図中矢印方向に駆動回転する。
また、フィルム包装装置40は、ネガシートカッタ60
を有する。 このネガシートカッタ60は、ネガシート
連結体42の裏面側に設置さね、両端に支持部材62.
62を有するあて板61を有する。
両支持部材62.62間には、らせん状のねじ山が形成
されたスクリュー軸63が回転可能に支持され、このス
クリュー軸63上には、スクリュー軸63と螺合してそ
の軸方向(X方向)に移動するスライダ64が設置され
ている。
このスライダ64には、スライダ64の移動に伴い、あ
て板61に当接してネガシート連結体42を切断する刃
65が設置されている。
また、スクリュー軸63の一端は、モータ66に接続さ
れている。
モータ66を作動すると、スクリュー軸63が所定方向
に回転し、これに伴ってスライダ64がネガシート連結
体42の幅方向(X方向)に移動する。 このスライダ
64の移動によりネガシート連結体4の裏面側のあて板
61に当接する刃65がネガシート連結体42を切断す
る。
ネガシート連結体42は、例えば、ポリエチレン製樹脂
シートを2枚重ね、その片側側端部な長手方向に沿って
シールするとともに、幅方向に沿ってフィルムA、Bの
幅よりも若干広い間隔を置いてシールしたものである。
これにより、3辺がシールされ、他の1辺が開放した(
開口部410)ネガシート41の連結体が構成される。
前記ネガシートカッタ60による切断は、隣接するネガ
シート41間の境界のシール部においてなされるのが好
ましい。 また、この境界のシール部には、予めミシン
目等が形成されていてもよい。
なお、ネガシート41の長さ(ネガシート連結体42の
幅)は、例えば、135フイルムの画像6コマ分が収納
される長さとする。
本発明においては、フィルム包装装置の構成は、図示の
ものに限定されず、特にネガシート連結体の供給は、種
々の方式が可能である。
例えば、第2図に示すフィルム包装装置において、スト
ック部58を設けず、ネガシート連結体42の移動をX
方向に前進、後退可能とし、その移動方向および移動量
を制御することにより、フィルムAおよびBをそれぞれ
連続したネガシート41に挿入するようにすることもで
きる。
また、フィルムAおよびBのそれぞれに対応する2つの
独立したネガシート連結体の供給部を設け、フィルム挿
入部50aおよび50bに、各々の供給部からネガシー
ト連結体を供給するような構成とするこもできる。 こ
の場合には、ネガシートカッタも、フィルムAおよびB
のそれぞれに対応して独立したものを設置するのが好ま
しい。
1 2 本発明のフィルム回収装置は、主に、プリンタプロセッ
サーのような自動現像機の露光部に設置される。 特に
、近年開発が進んでいるフィルムプロセッサーとプリン
タプロセッサーとを組み合せた一体型自現機(特開昭6
4−15741号、米国特許No、4185912等)
に設置するのが好ましい。
この一体型自現機の好適例として、本願出願人は、特願
平01−294365号にて、フィルム(撮影用感光材
料)の処理部の搬送ラインと、印画紙(プリント用感光
材料)の処理部の搬送ラインとを露光部において直交す
るように配置した感光材料処理装置を開示している。
即ち、この特許出願の発明は、撮影用感光材料を処理す
る第1処理部と、プリント用感光材料を処理する第2処
理部とを組合せた感光材料処理装置であって、前記第1
処理部における撮影用感光材料の搬送ラインの方向と、
前記第2処理部におけるプリント用感光材料の搬送ライ
ンの方向とを、はぼ906の角度をなすように配置し、
これらの搬送ラインが前記プリント用感光材料の露光部
において交差するよう構成したことを特徴とする感光材
料処理装置である。
この感光材料処理装置に本発明のフィルム回収装置を設
置した場合には、リーダ17に接続された状態で現像さ
れたフィルムFをそのままフィルムキャリヤ1を通過さ
せ、印画紙への露光を行い、フィルムとリーダとの分離
を行うことができ、また、さらにフィルムの包装を行う
ことができ、このような一連の操作の自動化を図る上で
極めて有利である。
〈イ乍用〉 次に、本発明のフィルム回収装置の作用について説明す
る。
■) 第1図に示すように、フィルムキャリヤ1のブロ
ック10が上昇し、かつマスク5aおよび5bが開いた
状態で、後端にフィルムAおよびBが接続されたリーダ
17の先端が溝3の入口に進入する。
2) リーダ17の先端が溝3の入口に進入すると、ブ
ロック10に内蔵されたリーダ検出器がこれを検出し、
これに基づいてモータ84の作動を開始し、エンドレス
ベルト81を循環回転させる。 これにより、リニダ1
7の孔18にエンドレスベルト81の突起82が係合し
、リーダ17が溝3内をX方向に搬送される。
なお、このとき、振分ガイド31は、平面32がX方向
に対し傾斜した状態(第3図に示す状態)となっている
3)  リーグ検出器がリーダ17の後端の通過を検出
すると、これに基づいてモータ12が作動し、ブロック
10が下降する。 これにより、ブロック10に内蔵さ
れたフィルム情報検出器およびフレーム検出器による検
出が可能となる。
4) フィルム情報検出器により検出された情報はメモ
リーに記憶され、露光条件の決定、修正、ネガシート連
結体42の送り量の決定等に利用される。 また、フレ
ーム検出器により検出されたフィルムAおよびBの画面
の位置およびリーグ検出器に検出されたリーダ後端の位
置も、メモリーに記憶される。
5) リーダ17の先端が溝3から出ると、さらに台2
7上を通過し、第3図に示すように振分ガイド31の湾
曲面33に当接し、この湾曲面33に沿って図中下方へ
方向転換される。
さらに、リーダ17は回転するローラ39.39間に挟
持されて下方へ搬送される。
6) リーダ17の後端が溝3の出口付近に到達すると
、モータ84が停止し、エンドレスベルト81の循環回
転が停止する。 また、同時にローラ39.39の回転
も停止する。
なお、モータ84の停止のタイミングは、例えば、モー
タ84の回転量または作動時間の制御により行われる。
7) モーター84の停止と前後して、モータ6aおよ
び6bが作動し、マスク5aおよび5bが閉じる。 さ
らに両マスク5のモータ 5 6 93aおよび93bが作動し、スプロケット91 (お
よび92)が回転する。
これによりスプロケット91および92がフィルムAお
よびBのパーフォレーションに係合し、フィルムAおよ
びBがX方向に搬送される。
また、例えばフィルムAおよびBの無撮影部の長さが短
い場合(L2未満)には、リーダ17の後端がまだ溝3
内にある(モータ84の回転中)うちにフィルムの画面
がマスク5aおよび5bに到達する。 この場合には、
フィルムの画面をそのマスクと一致させることを優先さ
せる必要があるため、モータ84の回転中であってもモ
ータ6a、6bが作動し、モータ93a、93bがモー
タ84と同期して作動する。
8) フィルム送り手段9a、9bにおけるフィルムA
、Bの送り量は、前記メモリーに記憶されたフィルムの
画面の位置に基づいて決定される。 即ち、両フィルム
A、Bのうち、最初に検出された画面(図示の例では、
フィルムAの最初の画面)がそのフィルムの列のマスク
および露光窓(マスク5aおよび露光窓4a)の位置で
停止するような送り量とする。
9) フィルムAの最初の画面がマスク5aの開口と一
致した状態で、モータ22を所定方向に回転して基台2
をY方向に移動し、光源からの光路をマスク5aの開口
と一致させる。
10) ソレノイド7aを作動してマスク5aによりフ
ィルムAを押圧、固定し、検定を行う。 検定は、肉眼
で行うか、または、画像処理技術を応用した自動検定装
置を用いて行う。
11) 検定により焼き付けを行うものとされた場合に
は、露光を行い、その画面の画像をフィルムキャリヤ1
の下面側にある印画紙(連続帯状の一部)に焼き付ける
なお、このときの露光条件は、前記フィルム情報および
検定で得られた情報に基づいて適宜決定または修正され
る。
12) 印画紙への露光完了後、または検定により焼き
付けを行わないとされた場合には、ソレノイド7aによ
るフィルムAの抑圧、固定を解除し、再び両モータ93
a、93bを作動して、フィルムBの最初の画面がマス
ク5bの開口と一致するまでフィルムAおよびBを送る
13) モータ22を前記と逆方向に回転して基台2を
Y方向に移動し、光源からの光路をマスク5bの開口と
一致させる。
14) ソレノイド7bを作動してマスク5bによりフ
ィルムBを押圧、固定し、検定を行い、必要に応じ露光
を行って、その画面を未露光部分へ移動した印画紙に焼
き付ける。
15) ソレノイド7bによるフィルムBの押圧、固定
を解除し、再び両モータ93a、93bを作動して、フ
ィルムAの次の画面がマスク5aの開口と一致するまで
フィルムAおよびBを送り、その後、前記8)〜14)
の工程を繰り返し行う。
これにより、フィルムAおよびBの各画像が、交互に検
定され、プリントされる。
ただし、フィルムAとBの画面のサイズが異なっていた
り(例えば、フルサイズとハーフサイズ)、フィルムA
とBのサイズが異なっている場合(例えば、135フイ
ルムと120フイルム)には、画面がマスクに到達した
順に検定、露光を行う。
なお、一方のフィルムが未感光の領域となった場合には
、基台2の移動を行わず、他方のフィルムの画像を連続
して検定、露光するようにすることもできる。 一方の
フィルムが、現像のみでプリントを行わない場合も同様
である。
16)  フィルム送り手段9aおよび9bJこよリフ
ィルムAおよびBが送られているとき、リーダ17の後
端がカッタ25a、25bを通過したら、モータ93a
、93bおよびローラ39.39の回転を一旦停止し、
両力ツタ25a、25bのソレノイド29aおよび9 0 29bを作動して、リーダ17後端近傍の位置でフィル
ムAおよびBを切断する。 これによりフィルムA、B
からリーダ17が切断分離される。
なお、カッタ25a、25bの作動タイミングは、例え
ば前記メモリーに記憶されたリーダ後端の位置およびフ
ィルムA、Hの送り量に基づいて決定される。
また、フィルムA、Bの切断位置は、そのフィルムの最
初の画面の直前の位置であってもよい。
17) 次に、再びローラ39.39を回転すると、フ
ィルムA、Bから分離されたり一ダ17は、下方へ搬送
される。 不要となったリーダ17は、所定部分に集め
られ、再使用に供される。
18) リーダ17の後端が台27上を通過したら、モ
ータ37を作動して振分ガイド31を回動し、第4図に
示すように振分ガイド31の平面32がフィルムA、B
の搬送方向(X方向)と平行になるようにする。
また、モータ35aおよび35bを作動して、ローラ3
4aおよび34bを図中反時計回りに回転する。 この
ローラ34aおよび34bの回転数は、それぞれ前記フ
ィルム送り手段9aおよび9bによるフィルムAおよび
Bの送り速度とほぼ等しい速度またはそれ以下の速度を
得るようなものとするのが好ましい。
19) 以下、フィルムAのラインについて代表的に説
明すると、リーダ分離後のフィルムAの先端は、第4図
に示すように、台27上を通過し、ガイド板36aに案
内されて平面32上に至り、回転するローラ34aと平
面32との間に入ってX方向に搬送され、さらにガイド
部材54aに案内されて台51の前方部52上に導入さ
れ、さらに、その開口部410がガイド部材54aの出
側開口に一致する位置に保持されているネガシート41
内に挿入される。
なお、フィルムAがローラ34aと平面32との間にあ
る状態で基台2をY方向に移動すると、フィルムキャリ
ヤ1上のフィルムAの搬送ラインと振分装置30および
フィルム包装装置40上のフィルムAの搬送ラインとが
Y方向にずれを生じるために、フィルムAにねじれを生
じる。 そのため、基台2と振分装置30との間隔を十
分にとるか、または第4図中の点線で示すように、台2
7の近傍において、フィルムAにループを形成し、この
ループ部分にてフィルムのねじれを吸収するようにする
こともできる。 なお、この場合、台27上等の位置に
、フィルムAのループを形成するためのガイド部材(図
示せず)等を設けることができる。
20) フィルムAは、所定長さ、例えば135サイズ
の場合に6コマ分の長さ毎に切断される。 即ち、6コ
マ分の長さが搬送されると、モータ93aおよび35a
を一旦停止し、カッタ25aを作動してフィルムAを切
断し、再びモータ93aおよび35aを作動してフィル
ムAを搬送する。
21) なお、このようなフィルムAの切断のためのフ
ィルムAの送り量も、前記メモリーに記憶されたフィル
ムの画面の位置に基づいて決定され、フィルムAの切断
は、フィルムAの画面をマスク5aに一致させることに
優先して行われる。
特に、フィルムAを画面の途中で切断することを防止す
るための安全機構(ハードまたはソフト)を設けておく
こともできる。
22) 6コマ分の長さのフィルムAがネガシート41
内に挿入されると、モータ48を作動してネガシート連
結体42をフィルム挿入部50aにおいてY方向にネガ
シート1つ分送り、次の空のネガシート41がフィルム
挿入部50aに保持されるようにしておく。
以下、フィルム挿入部50aにあるネガシート41にフ
ィルムAが挿入されたら、これを繰り返す。
23) 例えば、24コマを有する1本のフィルムAは
、6コマ毎に切断されると、4つの連 3 4 続するネガシート41に収納されることとなり、次のネ
ガシート41からは次に回収するフィルムBが収納され
る。
24) 前記19)〜23)の動作は、フィルムBのラ
インについても同様である。
25) なお、このようなフィルムAおよびBの包装に
先立ち、ストック部58にフィルムB1本分を全て収納
しつる数の空のネガシート41をストックしておく、例
えば、36コマを有するフィルムBを6コマ毎に切断す
る場合には、少なくとも6つの連続するネガシート41
をストックしておく。
このネガシート41のストックは、ローラ46を回転せ
ず、モータ48を作動してローラ44を回転させ、空の
ネガシート41をストック部58へ送り込むことにより
行われる。
なお、ストックするネガシート41の数は、前記フィル
ム情報検出器により得られたフィルムBのサイズ、コマ
数(長さ)等(メモリーに記憶されている)に基づいて
決定される。
26) フィルム挿入部50bにおけるネガシート連結
体42の搬送は、ローラ44を回転せず、モータ49を
作動してローラ46を回転させることにより行う。
27) このようにして、フィルム挿入部50aにおい
ては、供給部43より供給される空のネガシート41に
所定長さに切断されたフィルムAが順次挿入され、フィ
ルム挿入部50bにおいては、ストック部58から供給
される空のネガシート41に所定長さに切断されたフィ
ルムBが順次挿入される。
28) フィルムAおよびBの全てがネガシート41に
収納されると、ストック部58にはフィルムAが収納さ
れたネガシート41が存在していることとなる。
この状態となったら、ネガシート連結体42の搬送は、
ローラ44を回転せず、ローラ46の回転により行う。
 これによりストック部58にあるフィルムA入りのネ
ガシート41は、ストック部から順次送り出されてゆ(
29) フィルムA入りの最後のネガシート41がフィ
ルム挿入部54bを通過したら、ローラ46の回転を停
止し、ローラ44を回転させてストック部58に必要数
の空のネガシート41をストックし、次に回収するフィ
ルムBの包装に備える。
30)  ネガシート連続体42の搬送ラインにおいて
、フィルムA入りのネガシート41とフィルムB入りの
ネガシート41の境界部がネガシートカッタ60の位置
に達したら、モータ66を作動してスクリュー軸63を
回転し、スライダ64および刃65をX方向に移動し、
その境界部を切断する。 即ち、フィルム1本分毎にま
とまるようにネガシート連結体42を分離する。
31) なお、ネガシート連結体42の切断は、上記パ
ターンに限定されない。
例えば、1本分(24コマ)のフィルムA、Bを6コマ
づつ4つのネガシート41に収納し、さらに予備の空の
ネガシート41を含めた5つまたはそれ以上のネガシー
ト41をひとまとまりとして切断分離してもよい。 こ
の場合には、予備の空のネガシート41を含めた数のネ
ガシート41をストック部58にストックしておく。
また、2本分以上のフィルム、例えばフィルムAおよび
Bをひとまとまりとして切断分離してもよい。
また、各ネガシート41毎に切断分離してもよい。
また、切断位置は、隣接するネガシート41の境界部に
限らず、空のネガシート41を含む場合には、そのネガ
シート41の途中を切断してもよい。
32) フィルムキャリヤ1において、フィルムA、B
のうち、長い方のフィルム後端がマスク5aまたは5b
を通過した後は、モータ12を作動してブロック10を
上昇させるとともに、モータ6aおよび6bを作動して
マスク5aおよび5bを開き、次のリーグの進入が可 
7 8 能な状態とする。
また、フィルムA、Bのうち、最後のフィルムの6コマ
分がネガシート41に挿入されたら、モータ37を作動
して振分ガイド31を時計回りに回動し、第3図に示す
状態とする。
〈発明の効果〉 以上述べたように、本発明のフィルム回収装置によれば
、フィルムとリーグとの着脱が容易であり、また、さら
にフィルムの袋体への収納も容易に行うことができる。
特に、複数のフィルムを並行して検定、露光し、さらに
それぞれのフィルム毎に回収することができるので便利
である。
しかも、フィルムとリーダとの分離、振り分け、さらに
はフィルムの包装を自動的に行うことができ、従来の手
作業による煩雑さが解消され、作業時間も短縮される。
また、前述したプリンタプロセッサーや一体型自現機の
自動化にとって有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に用いられるフィルムキャリヤの構成
例を示す斜視図である。 第2図は、本発明のフィルム回収装置の構成例を示す斜
視図である。 第3図および第4図は、それぞれ、本発明に用いられる
振分装置およびその付近の構成例を示す断面側面図であ
る。 符号の説明 1・・・フィルムキャリヤ 2・・・基台 3・・・溝(通過経路) 3g・・・溝 4a、41)・・・露光窓 5a、5b・・・マスク 6a、6b・・・モータ 7a、7b・・・ソレノイド 8・・・リーダ送り手段 81・・・エンドレスベルト 82・・・突起 83・・・ローラ 9a、9b・・・フィルム送り手段 91.92・・・スプロケット 93a、93b−モータ 10・・・ブロック 11・・・支柱 12・・・モータ 13・・・レバー 14・・・コード 15・・・コネクタ 17・・・リーグ 18・・・孔 19・・・粘着テープ 20・・・基台移動手段 21・・・レール 22・・・モータ 23・・・スクリュー軸 24・・・スライダ 25a、25 b−・・カッタ 1 43・・・供給部 44.45.46・・・ローラ 48.49・・・モータ 50a、50b・・・フィルム挿入部 51・・・台 52・・・前方部 53・・・後方部 54a、54b・・・ガイド部材 58・・・ストック部 60・・・ネガシートカッタ 61・・・あて板 62・・・支持部材 63・・・スクリュー軸 64・・・スライダ 65・・・刃 66・・・モータ A、B・・・フィルム 26a、26b−固定刃 27a、27 b−・・移動刃 28a、28 b ・・・支点 29a、29b・・・ソレノイド 290a、290 b−・・プランジャー27・・・台 30・・・振分装置 31・・・振分ガイド 32・・・平面 33・・・湾曲面 34a、34 b−0−ラ 35a、35b−・・モータ 36a、36b・・・ガイド板 37・・・モータ 38・・・シャフト 39・・・ローラ 40・・・フィルム包装装置 41・・・ネガシート 410・・・開口部 42・・・ネガシート連結体 2

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数のフィルムを板状のリーダに並列に接続した
    状態で通過させることができるフィルムキャリヤと、 前記フィルムキャリヤのフィルム通過経路出口側に設置
    され、各フィルムを切断するカッタと、 前記カッタにより切断分離された各フィルムとリーダと
    をそれぞれ異なる方向に振り分ける振分装置とを有する
    ことを特徴とするフィルム回収装置。
  2. (2)複数のフィルムを板状のリーダに並列に接続した
    状態で通過させることができるフィルムキャリヤと、 前記フィルムキャリヤのフィルム通過経路出前記カッタ
    により切断分離された各フィルムとリーダとをそれぞれ
    異なる方向に振り分ける振分装置と、 前記カッタにより所定の長さに切断された各フィルムを
    袋体に収納するフィルム包装装置とを有することを特徴
    とするフィルム回収装置。
  3. (3)前記フィルム包装装置は、所定長さに切断された
    フィルムを収納する袋体を連結した連結体を供給する連
    結体供給機構と、各フィルムを前記袋体に挿入する複数
    のフィルム挿入部と、前記各フィルム挿入部間に設置さ
    れ、前記連結体の所定長さ分をストックするストック部
    と、前記連結体の所定部を切断して分離する袋体カッタ
    とを有するものである請求項2に記載のフィルム回収装
    置。
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