JPH03237949A - 電池を電源とする電気掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は塵埃検知センサを内蔵する電池を電源とする電
気掃除機に関する。

従来の技術 従来から一次電池あるいは二次電池を電源とした手持ち
式の電気掃除機が利用されている。

以下、第３図を参照しながら、従来の電池を電源とする
電気掃除機の電気回路について説明する。

図に示すように電池２１と送風電動機２２の間に接点ａ
、ｂ、ｃをもつ手動スイッチ２３が接続されている。そ
して手動スイッチ２３の接点ａは“切”状態、接点すに
は抵抗２４が、接点Ｃには直接に電池２１が接続されて
いる。

以上のように構成された電池を電源とする電気掃除機に
ついて、以下その動作を説明する。

まずスイッチ２３を手動スイッチ２３の端子すに接続す
ると、電池２１からの電圧は抵抗器２４を通して送風電
動機２２に加えられ、送風電動機２２は回転をする。つ
ぎに手動スイッチ２３を端子Ｃに接続すると、電池２１
の電圧は直接に送風電動機２２に加えられる。ここで抵
抗器２４を介して通電するときと、直接電池２１の電圧
を加えたときでは送風電動機２２の回転数は興なり、当
然のこととして電池２・１の電圧を直接に加えた場合の
方が回転数が高くなる。

このようにして、塵埃の有無あるいは塵埃の多少により
、手動スイッチ２３を切り替えて掃除をしていた。

発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、使用者が常に強い吸込み力
が得られるように手動スイッチ２３を接点Ｃに接続する
ことが多い。その結果、電池２１の消費か多くなり、掃
除可能時間が短くなるという課題があった。

本発明はこのような課題を解決するもので、電池の消費
をおさえながら、必要なときにのみ強い吸込み口を得る
ことができる電池を電源とする電気掃除機を提供するこ
とを目的とするものである。

課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明は、電池と、この電池
を電源として駆動する送風電動機と、吸込み口から集塵
装置までの間に塵埃センサを備え、前記塵埃センサの検
知信号により送風電動機の回転を制御する電池を電源と
する電気掃除機の構成としたものである。

作用 この構成によって、通常は塵埃の吸込みに必要な最小限
の回転数で送風電動機を動かしておき、塵埃センサが、
吸引した塵埃を検知したときのみ送風電動機の回転数が
増加するように送風電動機を制御することとなる。

実施例 以下本発明の一実施例について、第１図および第２図を
参照しながら説明する。

第１図に示す回路において、１は電池であり、送風電動
機２の通電回路には電源スィッチ４と抵抗１４を挿入し
ている。そして前記抵抗１４には並列にリレー５を接続
している。前記リレー５はリレーの開閉接点ａ１．ａ２
および駆動コイルｂによって構成され、リレーの駆動コ
イルｂは塵埃検知回路３で通電制御されるようになって
いる。前記塵埃検知回路３は塵埃センサ部１１からの信
号を処理し、前記リレー５の制御のほかに表示素子６を
点灯制御するようになっている。前記塵埃センサ部１１
は発光ダイオード９と、ホトトランジスタ１０より構成
され、発光ダイオード９とホトトランジスタ１０間に掃
除機の吸込空気が通るようになっている。図中の７，８
はセンサ部の回路抵抗である。

第２図は電気掃除機の構造を示し、本体内に電池１と、
送風電動機２と、塵埃検知回路３と、集塵装置１２を設
けている。さらに吸込口１３と集塵装置１２間には塵埃
センサ部１１が設けである。図中の４は電源スィッチで
ある。

以上のように構成された電池を電源とする電気掃除機に
ついて、以下その動作について説明する。

第１図の回路において、まず、通常の状態では、電源ス
ィッチ４を閉じることにより、電池１からの電圧は抵抗
器１４を通って送風電動機２に加えられ、送風電動機２
は“弱”の状態で回転する。吸込口１３から塵埃が吸込
まれ塵埃センサ部１１を通過すると、ホトトランジスタ
１０が受けている発光ダイオード９からの光が塵埃によ
り反射、吸収されて変化が起き、塵埃検知回路３で塵埃
と判断し、表示ランプ６を点灯させるとともに、リレー
５の駆動コイルｂにも電流を流し、接点ａ１．ａ２を閉
しる。この結果、電池１の電圧は抵抗器１４を通らずに
、全電圧が送風電動機２に加わり“強”の状態で回転す
ることとなる。塵埃の通過がなくなれば、リレー５の接
点ａｌ、ａ２は開き、再び送風電動機２は“弱”の状態
で回転することになる。

以上のように本実施例によれば、塵埃センサ１１を設け
、かつ、その信号を受けて制御する回路も設けたことに
より、塵埃を吸引するときのみ送風電動機２の回転数を
高め、“強”の状態で運転させ、吸引する空気中に塵埃
がないときには“弱”の状態で運転させることができ、
電池１の消耗を低減することができる。

なお、本実施例では制御手段を電磁式リレーとしたが半
導体スイッチを用いて制御することもできる。

発明の効果 以上の実施例の説明からも明らかなように本発明によれ
ば、吸込口から集塵装置までの間に配設された塵埃セン
サを設け、前記塵埃センサの検知信号により送風電動機
の回転数を制御する手段を備えることにより、塵埃を吸
引したときのみ“強”運転を行い、塵埃のないときには
“弱”運転とすることで、電池の消耗が低減され、長時
間使用できる電池を電源とする電気掃除機を提供するこ
とができ、その実用的効果は大なるものがある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の電池を電源とする電気掃除
機の回路図、第２図は同概略断面図、第３図は従来の電
池を電源とする電気掃除機の回路図である。 Ｌ・・・・・・電池、２・・・・・・送風電動機、３・
・・・・・塵埃検知回路、１１・・・・・・集塵センサ
、１２・・・・・・集塵装置、１３・・・・・・吸込み
口、１４・・・・・・抵抗器。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電源となる一次電池あるいは二次電池と、送風電動機と
   、集塵装置と、吸込み口から前記集塵装置までの間に配
   設された塵埃センサとを備え、前記塵埃センサの検知信
   号により、前記送風電動機の回転数を制御する手段を備
   えた電池を電源とする電気掃除機。