JPH03233420A

JPH03233420A - ケプラー式変倍ファインダー

Info

Publication number: JPH03233420A
Application number: JP2028357A
Authority: JP
Inventors: Yasushi Ogata; 康司小方
Original assignee: Olympus Optical Co Ltd
Current assignee: Olympus Corp
Priority date: 1990-02-09
Filing date: 1990-02-09
Publication date: 1991-10-17
Anticipated expiration: 2016-09-10
Also published as: JP3207848B2; US5173806A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、写真用カメラ又はビデオカメラ等に用いられ
る変倍ファインダーに関するものである。

［従来の技術］撮像系とファインダー系が別体になったファインダーと
しては、逆ガリレオフアインダ−が良く知られている。

しかしこのファインダーは、視野枠の見えが不明瞭であ
ったり、視野枠を形成するためのハーフミラ−にて生ず
るゴースト、フレアーのため視野自体の見えが悪い等の
欠点がある。

これに対してケブラー式ファインターは、対物系にて形
成された実像を接眼系で観察するので、前記の逆ガリレ
オフアインダ−のちつ欠点はおおむね解消され見えのよ
いファインダーが得られる。

又ケブラー式ファインダーに変倍機能をちたせた例とし
て、対物系が２群ズームタイプのものと、３群ズームタ
イプの６のがある。前者のタイプのものとしては、特開
昭６１−１５６０１８号。

特開昭６４−６５５１９号、特開平１−２５７８１７号
の各公報に記載されたちのが知られている。又後者のタ
イプの６のとして特開平１−１３１５１０号公報に記載
されたものが知られている。

しかしこれらの従来例は、いずれも対物系の全長が長く
、カメラに組込んだ時のコンパクト性の点で満足できる
ものではない。

又対物系が２群ズームタイプの従来例として特開昭６１
−１５６０１９号公報に記載されたものがあり、屈折力
配分が正のレンズ群と負のレンズ群で対物系の全長が短
くなっているが収差補正のために高屈折率の硝材が用い
られコストの点で満足できない。

［発明が解決しようとする課題］本発明は、変倍比が２程度のファインダー系で、レンズ
構成枚数の削減とプラスチックレンズの多用により低コ
スト化を図りながら対物系の短縮しかつ良好に収差の補
正されたコンパクトな変倍ファインダーを提供するちの
である。

［課題を解決するための手段］本発明の変倍ファインダーは、第２１図の概念図に示す
ように物体側から順に正の屈折力を有する対物レンズＯ
と、正の屈折力を有するフィールドレンズＦと、正の屈
折力を有する接眼レンズＥとからなっていて、前記対物
レンズ０が負の屈折力を有する第１レンズ群Ｇ、と、少
なくとも１面半径方向に向かって徐々に正の屈折力が弱
くなる非球面を有し全体として正の屈折力を有する第２
レンズ群Ｇ２と、少なくとも１面半径方向に向かって徐
々に正の屈折力が弱くなる非球面を有し全体として負の
屈折力を有する第３レンズ群Ｇ３とにて構成され、前記
第１１７１群を固定し前記第２レンズ群と第３レンズ群
とを光軸方向に移動させることによって変倍と視度補正
とを行なうことを特徴とするものである。そして対物レ
ンズＯによりフィールドレンズＦの近傍に結像される実
像を接眼レンズＥにより観察するケブラー式ファインダ
ーで、接眼レンズＥは正立像を得るための光学素子Ｐと
正の屈折力のルーベＬとにて構成されている。

撮影レンズで６知られているように、ズームレンズの全
長を短縮するための一般的な方法として、正のレンズ群
と負のレンズ群とからなる２群ズームレンズとすること
が知られているが、このタイプのズームレンズをファイ
ンダーに適用するとバックフォーカスが極端に小さ（な
り、フィルドレンズを配置するためのスペースを確保で
きないために接眼レンズが巨大化し又複雑になる。

また無理にバックフォーカスを長（しようとすると収差
補正のためにレンズ枚数を増やさね゛ばならず高価な材
料を使用しなければならない。

本発明においては、正のレンズ群と負のレンズ群とより
なる２群ズームレンズの物体側に負のレンズ群を追加し
て３群ズームレンズにしてバックフォーカスを確保し、
この追加した負のレンズ群とを固定してズーム機構が複雑にならないようにした。即
ち前述の本発明の構成のように対物レンズＯの基本構成
を物体側より順に負の屈折力の第１レンズ群Ｇ１と、正
の屈折力の第２レンズ群Ｇ２と、負の屈折力の第３レン
ズ群Ｇ３の３群ズームレンズにしてバックフォーカスを
確保し、全長を短くして性能を良好にするために前述の
ように第１１７１群と第３レンズ群との夫々に少なくと
も１面半径方向に向かって徐々に屈折力が弱くなる非球
面を用いたものである。

また−層高性能で低コストなファインダー系を得るため
には、次の条件（１１、ｆ２）　、　（３１を満足する
ことが望ましい。

（１１１，０＜ｌｆｌ／ｆ、ｌ　　＜５．０（２）　　
０．６＜ｆ、／ｆ、　＜１．２（３１０，’２＜ＩＢ、
１β、、ｌ＜１．０ただし、ｆ＋、ｆｚは夫々第１レン
ズ群と第２レンズ群の焦点距離、ｆ、はワイド端におけ
る全系の焦点距離、β２１β、Ｗは夫々ワイド端におけ
る第２レンズ群、第３レンズ群の結像倍率である。

前記各条件のうち条件Ｔｌ）と条件（３）はバックフォ
ーカスに関するちので、条件（１）の上限と、条件（３
）の下限を越えるとバックフォーカスの確保が困難にな
る。条件（１）の下限と、条件（３）の上限を越えると
バックフォーカスを長く出来るが、収差補正のためにレ
ンズ枚数の増加や高屈折率の硝材を必要とする等コスト
の点で好ましくない。

条件（２）は、対物レンズ全長に関するもので、条件（
２）の上限を越えると変倍のための可動群の移動量が大
きくなり、全長も長くなる０条件（２）の下限を越える
と全長を短縮するためには有利であるが、収差補正が困
難になり、レンズ枚数の増加や高屈折率の硝材を使用し
なければならなくなる等、コストの点で好ましくない。

更に対物レンズの各レンズ群を次のように構成すること
が好ましい。

第１レンズ群は、１枚の負レンズにて、第２レンズ群は
、少なくとも１枚の正レンズにて、第３レンズ群は１枚
の負レンズにて夫々構成することが好ましい。

［実施例］次に本発明の変倍ファインダーの各実施例を示す。

実施例１倍率＝０．４１〜０．７６視野角（２ω）＝　５１．６゜〜２６．４６ｒ、＝−１６，４４４３（非球面）＝　１．００００ｎ＋　”　１．５８３６２シ、＝３０．３７ｒ２：　１２８．２５５７ｄｚ＝Ｄ＋（可変）ｒ、＝７．６５６０ｄ、＝　５．２２３０ｎ２＝　１．４９２６０ νｇ＝５８．０２ｒ４＝−１３，７９９８（非球面）ｄ４＝Ｄ２（可変）ｒｓ”−３６，５９０６ｄ、＝　１．００００ｎ、＝　１．５８３６２ νａ＝３０．３７ｒａ＝７１−２０９２（非球面）ｄ６＝Ｄ３（可変）ｒ７＝　１３．６３５９ｄ？＝２．９０００ｆｉ４＝　１．４９２６０ ν４＝５８．０２ｒ、＝００ｄａ＝１．００００ｒ９＝　３０．７８２４ｄ、＝　３９．９０００ｎｓ”　１．４９２６０ ν！＝５８．０２ｌＱｄ、、＝　０．８２００ｒ＋＋　　＝２０．３５２０ｄ＋＋＝２．５０００ｒ、、　　＝−４３，４０９１ｄ１□＝　１３．５０００ｒ１３（アイポイント）Ｄ、　　　　９．１１６Ｄ２　　５．６６７Ｄ、　　　５．０９４非球面係数（第１面）Ａ＋＝Ｏ、Ｂ、＝０．３０７８８Ｃ，＝−０，４０４２７ｘ　１０−’ （第４面）Ａ、＝Ｏ、Ｂ４＝０．６５５２１Ｃ，＝　０．５８３９８　ｘ　１０−’（第６面）Ａ、＝０　、８．＝０．８６６９６Ｃ，＝　−０，１９１１９ｘ　１０−”ｎｓ：（非球面）、４９２６０ νｇ”５８．０２５．２９０２．１７５１２．４１３Ｘ　１０−’ １．０１．０１７．８６８ＤＩ　＝　０．６２３１１ＩＯ１Ｏ−３ｎ４＝　０．１０５３０Ｘ　１０−’ Ｘ　１０−’ Ｄｓ＝０．３５１１３ＩＯ（第１２面）Ａｌｌ　　＝０　　、　　Ｂ＋ｚ　　＝０．４３８８８
　　ｘｔｏ−’Ｃ，，＝−０，１５０５９ｘ　１０−’
　　、　　Ｄ、□＝　０．３３６６１　　ｘ　１０−’
ｆ、／ｆ、＝１．９０　　、　　ｆ、／ｆ、＝０．８３
１β２ｗ・β、、ｌ＝０．５３実施例２倍率＝０．４１〜０．７７視野角（２ω）＝５１．２゜ｒ、　＝−２４，５７０４（非球面）ｄ、＝１．００００　　　　ｎ、”１．５８３６２〜２
６．４゜ νＩ＝３０．３７ｒｚ＝　２８７．６１４９ｄ、＝Ｄ、　（可変）ｒ３＝　７．６１４４ｄａ＝　６．７５４６　　　１．：　１．４９２６０ｒ
、　＝　−８，５２９３（非球面）ｄ、＝Ｄ、（可変）ｒｓ”−１０，３８６０ｄｓ”　１．００００　　　　ｎｓ＝　１．５８３６２
ｒ６：　２９４．３１４８　（非球面）ｄｌｌ＝Ｄ３（
可変） ν２＝５８．０２ νｓ”３０．３７ｒｔ　”　１１．５５２２ｄ、＝　２．８０００ｊ１４＝　１．４９２６０ｒａ＝　ω ｄ８＝　１．００００ｒｅ＝３１．６３３０ｄ、＝　３４．６４００ｎｓ＝１．４９２６０ｒｌＯ：　ｏ。

ｄＩａ＝　０．４１００ｒ、、　　＝１９．００３８ｄ、＝　２．５０００　　　　ｊｌ、＝　１．４９２６
Ｏｒ、２＝　−３１，８２７９（非球面）ｄｌ。＝　１
３．５０００ｒｌ、（アイポイント）ＳＤ、　　　　８．３６８　　５．３２７Ｄ２５．０８６
　　２．５７６Ｄ、　　　１．０　　　６．５４１非球面係数（第１面）Ａ、＝０　、８．＝−０，２９３１４ｘｌＯ−’ν、＝
５８．０２シ、＝　５８．０２シ、＝　５８．０２１．０１．０１２．４５１Ｃ，＝−０，６５９９２ｘｌＯ−’　、　　Ｄ、＝０．
１００７０　ｘｌＯ−’（第４面）Ａ、＝０　、　Ｂ、＝０．８６０８２　ｘｌＯ−”Ｃ，
＝０．９３３１６　ｘｌＯ−’　、　　Ｄ、＝０．２１
５０７　Ｘｌ０−’（第６面）Ａ６：０　、Ｂ、＝−０，１７８２７ｘｌＯ−”Ｃ，＝
−０，４１２８９ｘｌＯ−’　、　　Ｄ、＝０．３２５
６３　ｘｌＯ−’Ｃ第１２面）Ａ１□＝０　、　Ｂａｔ　＝０．５９６８４　ｘｌＯ−
’Ｃｌ２＝　−０，１６４９７ｘ　Ｉｇ−１！　、　Ｄ
＋ａ＝　０．３６２６７　Ｘ　１０ｆ、／ｆ、ｌ＝３．
３４　、　ｆ、／ｆ、＝０．８２β２ｗ・βｓｗ　＝０
．３０実施例３倍率＝　０．４１〜０．７７視野角（２ω）　＝５１．２°〜２６．６゜ｒ　１＝　
−２４，４５２７ｄ、＝１．ＯＯ口Ｏｎ、＝　１．５８３６２ｒ２”　１
１０．４２２３ｄｌ”ＤＩ（可変）ｒ、＝　７．６５８５ ν＋＝３０．３７ｄ、＝　６．９０３３　　　　ｎ、”＝　１．４９２６
０ｒ４＝−８，７３０６（非球面）ｄ４＝Ｄ２（可変）ｒ、＝−９，１８８２ｄｓ＝　１．０００（ｌ　　　　ｎｓ＝　１．５８３６
２ｒｓ＝−４４，４０６５（非球面）ｄ、＝Ｄ、（可変）ｒｙ＝　１２．７６９６ｄ、＝　２．７０００　　　　ｎ４＝　１．４９２６０
ｒａ”　■ ν！＝　５８．０２ νｍ＝３０．３７シ４＝５８．０２ｄａ＝１．ｏｏｏｏｒｅ”　３１．６３３０ｄｅ＝　３４．６４００　　　ｎｓ＝　１．４９２６０
シ５＝５８．０２ｒ、０　＝＝ＯＯｄ、、＝　０．４１０（１ｒ＋＋　　”１９．００３８ｄ１ｒ＝　２．５ｏｏｏ　　　　Ｑａ：　１．４９２６
０ν、＝５８．０２ｒｒｚ　＝−３１，８２７９（非球面）ｄ１□＝　１３
．５０００ｒ２．（アイポイント）ＳＴＤ、　　　　　８．３７９　　　５．２９２　　　１．
０Ｄ２　　　５．５２０　　　２．６８４　　　１．０
Ｄｓ　　　　　１．０　　　　　６．９２０　　１２．
８９０非球面係数（第４面）Ａ４＝０　、　Ｂ、＝０．７９２４７　ｘｌＯ−”Ｃ４
＝Ｏ，１Ｏ０３４Ｘｌ０−’　　、　　　ｎ４＝Ｑ、２
１９５７　　Ｘｉミロ−（第６面）Ａａ＝０　、　Ｂ、＝−０，７９８０７ｘ１０−４Ｃａ
＝−０，１２７１６ｘｌＯ−’、　　　Ｄｓ＝０．４３
３１５　　ＸＩＧ−’（第１２面）Ａ＋ｚ　　＝ロ　、Ｂ１□　＝０．５９６８４　　ｘｌ
Ｏ−’Ｃ＋ａ　”−０，１６４９７ｘ　１０−’　、　
Ｄ＋ａ＝　０．３６２６７　Ｘ　１０＋ｆ、／ｆ、ｌ＝
３．００　　、　　ｆ、／ｆ、＝０．８４βｉｗ’βｚ
−＝０．３３実施例４倍率＝０．４１〜０．７７視野角（２ω）　＝、５１．６”〜２６．４’ｒ、　＝
　−１８，０３７９（非球面）ｄ、＝１．００００ｎ、＝　１．５８３６２ ν、＝３０．３７ｒａ＝３４．８７９６ｄ２＝Ｄ１（可変）ｒ　ｓ　＝　１０　、００５７（非球面）ｄ、＝３７６０ｎ　ｚ　＝　１　、４９２６０ ν、＝５８．０２ｒ４＝９．２２３０ｄ、＝Ｄ。

（可変）ｒ５＝　１８．７１２７ｄ５＝　１．００００ｎ、＝　１．５８３６２シ、＝３ｏ、３７ｒｅ”　１２．１７６９（非球面）ｄｓ”Ｄｉ（可変）ｒ、＝　１０．７１０７ｄｙ＝２．８０００ｎ４＝　１．４９２６０ ν４＝５８．０２ｒｓ＝　ω ｄ、＝　１．００００ｒｅ＝　３１．６３３０ｄ、＝　３４．６４００ｎｓ＝　１．４９２６０シ、＝５８．０２ｄ、、＝　０．４１００ｌｌ＝　１９．００３８ｄ、、＝２．５００Ｏｎ、＝１．４９２６０ｒ１２　＝
　−３１，８２７９（非球面）ｄ、２．＝　１３．５０
００ｒ１３（アイポイント）Ｗ　　　　Ｓ　　　　ＴＤ、　　　　８．０３１　　４．７０？　　　１．０Ｄ
２７．１９３　　１．９９７　　１．０Ｄ３４．０　　
１２．５２５　１７．２１４ν、＝５８．０２非球面係数（第１面）Ａ、＝０　、８．＝−０，３６９１５ｘｌＯ−’Ｃ，＝
−０．１３３２４ｘｌＯ−’　、　　Ｄ、＝０．５１６
９１　ｘｌＯ（第３面）Ａ３＝０　　、　　Ｂ３＝−０，５５２０２ｘｌロー３
Ｃ，＝０．３９５９１　ｘｌＯ−５，Ｄ、＝−０，２２
２６７ｘｌＯ（第６面）Ａ６＝０　、　Ｂ、＝−０，４１３６９ｘｌＯ−’Ｃ，
＝０．２３７１３　ｘｌＯ−’　、　　Ｄａ＝−０，５
８６３５ｘｌＯ（第１２面）Ａ１□＝０．８．□＝　０．５９６８４　ｘ　１０−’
Ｃ１□　＝０．１６４９７ｘ　１０−’ Ｄ、、＝　０．３６２６７ｘ　ｔｏ−’ ｆ、／ｆ、＝１．７３　　。

ｆ、、＃、＝　０．８８ β２Ｗ・β１．＝０．５８実施例５倍率＝０．４１〜０．７７視野角（２ω）　＝５１．６’〜２６．４″″ｒｌ　＝
　−１４，８３２７（非球面）ｄ、　＝　１．００００
　　　ｊｌ、＝　１．５８３６２ｒｚ”　３７．５０３
１ａ２＝ｎｌ（可変）ｒｓ　＝　８．４９７０　（非球面）ｄｓ＝　３．２７３２　　０．＝　１．４９２６０ｒ４
＝　−８，８３３０ｄ、＝　０．２０００ｒ１５＝−１２０，６５３３ｄｓ＝１．０００Ｏｎ−＝１．４９２６０ｒｅ”　１０
３．０６７１ｄ、＝Ｄ、（可変）ｒ７＝−１０，５１４０ｄ、＝　　１．０００ロ　　　　ｎ４＝　１．５８３６
２ν、＝３０．３７シ、＝５８．０２ ν３＝　５８．０２ ν４＝３０．３７ｒａ＝−１３，９０６８（非球面）ａａ＝ｏｉ（可変）ｒｅ”　１０．６５０２ｄ９＝　２．８０００ｒｌＧ　　＝　■ ｄ１ｏ＝１．口０口Ｏｒ、　＝　３１．６３３０ｄｌ　ｌ＝　３４．６４００ｒｌ２　　＝　■ ｄ、２＝　０．４１００ｒｌ３　”１９．００３８ｄ、、＝　２．５０００ｒ＋＜　　＝−３１，８２７９ｄｌ４＝１３．５０００ｒｌ、（アイポイント）ｏ、　　　　７．９５８Ｄ、　　　　６．７７２Ｄ、　　　　４．０非球面係数ｎｙ＝１．４９２６０ｎｓ”　１．４９２６０Ｑ、＝　１．４９２６０（非球面）４．４６６２．６５０１１．６０６シ、＝５８．０２ ν８＝　５８．０２シ、＝　５８．０２１．０３．０１４．７１９（第１面）Ａ、＝０　、８．＝０．９７７４２　ｘｌＯ−’Ｃ，＝
−０．１９３６７ｘｌＯ−’　、　　Ｄ、＝０．８６３
２９　ｘｌＤ−’（第３面）Ａ３＝　０　、８ｉ＝−０，６９０５２Ｘ　１０−”Ｃ
−＝　０．７２２１４　Ｘ　１０−’　、　　Ｄｓ＝　
−０，９４７９２Ｘ　１０−’（第８面）Ａａ＝ｏ　、　Ｂ、＝０．８６６７１　ｘｌＯ−’Ｃ，
＝０．１８９９２　ｘｌＯ−’　、　　Ｄａ＝−０，５
９１０８ｘｌＯ−’（第１４面）Ａｌ１　＝Ｏ、Ｂ１０　＝０．５９６８４　ｘｌＯ−’
Ｃ，，＝−０，１６４９７ｘｌＯ−’　、　Ｄ、、＝０
．３６２６７　ｘｌＯ−’ｆｌ／ｆ−ｌ＝　１．５４　
、　ｆＪｆｗ＝　０．８６β２ｗ・βｘｗ＝０．６５ただしｒ＋、ｒ２．・・・はレンズ各面の曲率半径、ｄ
１ｄ２．・・・は各レンズの肉厚およびレンズ間隔、ｎ
１ｎ　ｚ　＋・・・は各レンズの屈折率、シ１．シ２．
・・・は各レンズのアツベ数である。

上記実施例は、すべての光学要素にプラスチックを用い
ている。しかしコスト上許されるならガラス材料を用い
ることも可能である。

実施例中の非球面の形状は、光軸方向をＺ軸、光軸と垂
直な方向をｙ軸にしたとき次の式で表わされる。

ただしｒは近軸曲率半径、Ａ、Ｂ、Ｃ，Ｄは非球面係数
である。

［発明の効果］本発明の変倍ファインダーは、変倍比が２程度で、コン
パクトでかつ低コストであるにもかかわらず収差が良好
に補正された光学系である。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第５図は夫々本発明の実施例１乃至実施例５
の断面図、第６図乃至第８図は夫々実施例１のワイド端
、中間焦点距離９テレ端における収差曲線図、第９図乃
至第１１図は夫々実施例２のワイド端、中間焦点距離、
テレ端における収差曲線図、第１２図乃至第１４図は夫
々実施例３のワイド端、中間焦点距離、テレ端における
収差曲線図、第１５図乃至第１７図は夫々実施例４のワ
イド端、中間焦点距離、テレ端における収差曲線図、第
１８図乃至第２０図は夫々実施例５のワイド端、中間焦
点距離、テレ端における収差曲線図、第２１図は、本発
明の変倍ファインダーの概念図である。

Claims

【特許請求の範囲】

　物体側から順に、正の屈折力を有する対物レンズと、
正の屈折力を有するフィールドレンズと、正の屈折力を
有する接眼レンズとからなるファインダーで、上記対物
レンズが負の屈折力を有する第１レンズ群と、少なくと
も１面半径方向に向かって徐々に正の屈折力が弱くなる
非球面を有し全体として正の屈折力を有する第２レンズ
群と、少なくとも１面半径方向に向かって徐々に正の屈
折力が弱くなる非球面を有し全体として負の屈折力を有
する第３レンズ群とからなり、上記第１レンズ群を固定
し、上記第２レンズ群と第３レンズ群とを光軸方向に移
動させることにより、変倍及び視度補正を行なうことを
特徴とするケプラー式変倍ファインダー。