JPH03232748A - 複合ガラス積層体およびその製造方法 - Google Patents

複合ガラス積層体およびその製造方法

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JPH03232748A
JPH03232748A JP2996890A JP2996890A JPH03232748A JP H03232748 A JPH03232748 A JP H03232748A JP 2996890 A JP2996890 A JP 2996890A JP 2996890 A JP2996890 A JP 2996890A JP H03232748 A JPH03232748 A JP H03232748A
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JP
Japan
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glass
laminate
plate glass
periphery
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JP2996890A
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English (en)
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Sadao Oki
沖 貞夫
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本弁明は複数のガラス板を積層すると共に中心部のガラ
スにクラックを付与して装飾性、審美性をもたらし、特
に、壁面部材、家具用材に適した複合ガラス積層体およ
びその製造方法に関するものである。
(従来の技術) 近年、隼化ガラスはその強度の高さ、安全性から窓ガラ
ス、間仕切り材等の建築用材、自動車用窓ガラス等に盛
んに採用されている。
この強化ガラスは5通常の板ガラスを約700℃まで加
熱した後、板ガラス表面に空気を吹き付けて均一に急冷
することによって、表面に圧縮応力、内部に引っ張り応
力を持たせたものである。このため、風圧、水圧等の静
的強度は同じ厚さの通常の板ガラスに比較して3〜4倍
となる。また、前記強化ガラスが破壊したとしても通常
の板ガラスのように鋭い破片とはならず、細かい粒状の
破片になるだけであり、安全性からも優れているといえ
る。ただ、強化ガラスは破壊すると、原形を留めること
なく、脱落してしまうため、これを防止するべく強化ガ
ラスに他の物性を有するガラスを張り合わせたいわゆる
合わせガラスも採用されている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、前記強化ガラスは破壊する際、外部から衝撃
を受けたところのみが破壊されるのではなく、その強化
ガラス全面に、衝撃による細かいクラックが均一に生じ
る。その際、細かいクラックによる光の乱反射が起こり
、それによって前記強化ガラスは装飾性を呈することが
発明者において鋭意着目され、細かいクラックの入った
状態の強化ガラスをコア材とした複合ガラス積層体およ
びその製造方法を案出するに至ったのである。
(課題を解決するための手段) すなわち、前記した課題を実現するために本発明は、全
面クラックの付与された強化ガラス製のコア部材の両面
に板ガラスまたは強化板ガラスを積層構成すると共に、
前記コア部材の周縁部にバックアップ材、弾性シーリン
グ材を介在させて、これら積層されたガラスの周縁部を
縁部材により被覆保持するようにしたものである。
また、本発明の方法は強化ガラス製のコア部材の両面に
、このコア部材より縦横サイズが大きな板ガラス又は強
化板ガラスを積層構成し、前記コア部材の周縁部にバッ
クアップ材、弾性シーリング材を介在させると共にこれ
ら積層されたガラスの周縁部を縁部材により被覆保持し
、前記コア部材の端部に撃力を付与してコア部材全面に
クラックを生じさせるようにしたものである。
(作用) 先ず、強化ガラス製の板状コア部材の両面に、このコア
部材より縦横サイズが大きな板ガラス又は強化板ガラス
を貼り合わせ積層する。この場合、このコア部材より縦
横サイズが大きな板ガラス又は強化板ガラスを貼り合わ
せるのは、強化ガラス製の板状コア部材にクラックが生
ずることによって発生する間隙により、板状コア部材の
縦横サイズが拡張するためである。
板状コア部材の端部に、例えば、衝撃発生手段によって
撃力が与えられると、クラックが板状コア部材全面に伝
播し、この結果板状コア部材の縦横サイズは拡張する。
この縦横サイズの拡張した前記コア部材はバックアップ
材、弾性シーリング材によって緩衝保持され、クラック
の付与された複合ガラス積層体として完成する。
(実施例) 次に、本発明にかかる複合ガラス積層体およびその製造
方法について、l実施例を挙げ、添付の図面を参照しな
がら以下説明する。
第1図において、参照符号1は複合ガラス積層体を示し
、この複合ガラス積層体1は板状の強化ガラスからなる
コア部材2の両面にこのコア部材2より縦横サイズが大
きな板ガラス3.4を貼り合わせ、積層したものである
。この場合、このコア部材2より縦横サイズが大きな板
ガラス3.4を貼り合わせるのは強化ガラス製のコア部
材2にクラックが生ずることによって発生する間隙によ
り、コア部材2の縦横サイズが拡張するためであ前記コ
ア部材2の周縁部にはコア部材2の縦横サイズが拡張す
る際に前記コア部材2を緩衝保持するためのバックアッ
プ材5、弾性シーリング材6が介在され、これら積層さ
れたガラスの周縁部を縁部材7により被覆保持されてい
る(第2図参照)。
前記バックアップ材5の材質としては、例えば、発砲ポ
リエチレン、またはネオブレンゴムを挙げることができ
る。また、前記弾性シーリング材6としては、シリコン
系、またはポリサルファイド系の弾性を帯びた状態で固
化する充填材が挙げられ、縁部材7はネオプレンゴム、
または合成樹脂材を挙げることができる。
かかる複合ガラス積層体1においては、強化ガラスの破
壊の特質が考慮されており、前記コア部材2にクラック
を形成するための手段として、図示しない衝撃発生手段
が用いられ、この衝撃発生手段からの衝撃を前記コア部
材2の端部に与えるようになっている。このために縁部
材7にはコア部材2の端部に通ずる衝撃導入口8が設け
られている。この場合、衝撃導入口8を介して例えば先
鋭なたがね等により衝撃を前記コア部材2の端部に伝達
する方法をとることができる。
次に本発明にかかる複合ガラス積層体lの製造方法につ
いて説明する。
先ず、強化ガラス製のコア部材2の両面に、このコア部
材2より縦横サイズの大きな板ガラス3.4が貼り合わ
せ積層される。
前記コア部材2の衝撃導入口8に、衝撃発生手段によっ
てたがね等を介し、コア部材2の端部に撃力が与えられ
ると、クラックCがコア部材2全面に伝播しく第3図参
照)、クラックCの間隙によってコア部材2の縦横サイ
ズは拡張する(第4図参照)。この縦横サイズの拡張し
た前記コア部材2はバックアップ材5、弾性シーリング
材6によってコア部材2の拡張部分が抑制されると共に
緩衝保持され(第5図参照)、クラックCの付与された
複合ガラス積層体lとして完成する。
なお、本実施例においては、強化ガラス製のコア部材2
に板ガラス3.4を貼り合わせたものを例示したが、そ
の用途により、板ガラス3.4に替えて強化ガラス板を
適用することができるし、他の特性を有するガラスも適
用可能である。例えば、強化ガラス製のコア部材2に一
面に板ガラス、他面に強化ガラスの組み合わせ、および
強化ガラス製のコア部材2の両面に強化ガラスの組み合
わせは、テーブル、載置台用として、好適である。
さらに、−面に鏡を用いることによって、クラックCに
よる光の乱反射がより多面的になって装飾性が倍加し、
デイスプレィ用にも適する材料となる。
(発明の効果) 本発明によれば、強化ガラスをコア部材として両面から
他のガラスを積層して、この強化ガラスに撃力を付加し
て、強化ガラス全面に均−且つ細密なりラックを付与し
た状態で保持し、このクラックにより生じる光の乱反射
によって、装飾性、審美性がもたらされるため、建築用
の間仕切り板、その他デイスプレィ用の材料、家具等、
広汎な用途に好適な材料となる。しかも、複数枚のガラ
スを貼り合わせるため、強度も大きなものとなり、実用
性も充分なものとなる。また、前記した装飾性は、単に
強化ガラスに撃力を付加するだけで実現されるので、コ
ストパフォーマンスの高いものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる複合ガラス積層体およびその製
造方法についての1実施例を示す全体斜視図、 第2図は第1図に示す複合ガラス積層体の要部断面説明
図、 第3図ないし第5図は第1図に示す複合ガラス積層体の
製造過程を説明する図である。 l・・・複合ガラス積層体、2・・・コア部材、3.4
・・・板ガラス、5・・・バックアップ材、6・・・弾
性シーリング材、7・・・縁部材、8・・・衝撃導入口
、C・・・クラック

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)全面クラックの付与された強化ガラス製のコア部
    材の両面に板ガラスまたは強化板ガラスを積層構成する
    と共に、前記コア部材の周縁部にバックアップ材、弾性
    シーリング材を介在させて、これら積層されたガラスの
    周縁部を縁部材により被覆保持してなることを特徴とす
    る複合ガラス積層体。
  2. (2)強化ガラス製のコア部材の両面に、このコア部材
    より縦横サイズが大きな板ガラス又は強化板ガラスを積
    層構成し、前記コア部材の周縁部にバックアップ材、弾
    性シーリング材を介在させると共にこれら積層されたガ
    ラスの周縁部を縁部材により被覆保持し、前記コア部材
    の端部に撃力を付与してコア部材全面にクラックを生じ
    させることを特徴とする複合ガラス積層体の製造方法。
JP2996890A 1990-02-09 1990-02-09 複合ガラス積層体およびその製造方法 Pending JPH03232748A (ja)

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