JPH03230975A - 画像作成装置 - Google Patents

画像作成装置

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JPH03230975A
JPH03230975A JP2025215A JP2521590A JPH03230975A JP H03230975 A JPH03230975 A JP H03230975A JP 2025215 A JP2025215 A JP 2025215A JP 2521590 A JP2521590 A JP 2521590A JP H03230975 A JPH03230975 A JP H03230975A
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和彦 樋口
Tsutomu Saito
勉 斎藤
Shuzo Hirahara
修三 平原
Akito Iwamoto
岩本 明人
Kazushi Nagato
一志 永戸
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は従業員証等のID証・IDカード、クレジット
カード、銀行通帳や各種証書等で使用可能な個人または
団体等を特定する画像の画像作成装置に係わり、特に偽
造・改さん防止を施した画像を作成する画像作成装置に
関する。
(従来の技術) 例えば、従業員証等のIDカードでは氏名や生年月日あ
るいは有効期限等と共に、所持者を特定する顔写真が添
付されている。通常、改ざん防止を主な目的として、顔
写真の表面に透明シートを接着・貼付けたり、顔写真を
含む面を透明フィルムにより熱融着、あるいは高周波融
着等の手段によりラミネート被覆して使用している。
またクレジットカードや銀行通帳では所持者を特定する
ために、認印や暗証・サイン等を使用している。これら
においても、人物画像を表示できれば所持者を特定しや
すくなるため、人物画像を簡易に作成でき、しかも偽造
・改ざん防止が成された画像の表示が望まれている。さ
らに、クレジットカード等ではカードの所属会社を特定
するために会社名のロゴなどをホログラム像として印刷
しているが、団体等を特定する画像の簡易な作成装置が
望まれている。
(発明か解決しようとする課題) 上記IDカードでは個人や団体を特定・確認するための
顔写真を変造したり、他の顔写真とすり替えるのを困難
にするため透明フィルムにより被覆しているが、透明フ
ィルムそのものと共に写真をすり替える事も不可能とは
言い難い。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、ID
カードや銀行通帳等に使用する、偽造・改ざん防止を強
化した画像を得る画像作成装置を提供することを目的と
する。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、人物像などの個人や団体等を特定する主画像
を含んだ喜淡画像を入力する画像入力手段と、この濃淡
画像に所定の処理を施す画像処理手段と、この処理画像
を記録する画像記録手段とを基本構成として具備し、画
像処理手段として、入力手段で得られた濃淡画像を主画
像の中心領域に対してその周辺領域の濃度を変化させ、
少なくとも入力濃淡画像の最外周とその外側との境界を
判別しづらくする事により偽造・改ざん防止を図る画像
作成装置を提供するものである。
(作用) このように、人物像等の主画像の周辺領域の濃度を変化
させるので、主画像とこの主画像が記録される媒体との
領域分離が困難になるので主画像をすり替えるなどの偽
造・改ざんを防止できる。
しかも、人物像などの主画像の中心領域には濃度変化を
与えないので、記録表示された主画像の特定に支障を生
じることはない。
(実施例) 以下、図面に基づいて、本発明の一実施例について詳細
に説明する。
尚、本実施例では特定すべき画像の例として人物像につ
いて説明する。
第1図は、本発明に係わる画像作成装置の構成を示すブ
ロック図である。本装置は個人を特定する人物画像(通
常は顔写真)をディジタル信号として入力する画像入力
部1と入力された画像に後述する改ざん防止処理を施す
画像処理部2と処理画像を紙やプラスチックシートある
いはプラスチックカードなどに記録する画像記録部3を
主構成とし、場合によっては、色変換回路4や図示しな
い拡大縮小回路などが付加される。色変換回路4は画像
処理部2の後の位置に置くことも可能である。
第2図に画像人力部1の構成を示す。
原画像シート12は、人物特定用画像として識別可能な
人物の顔写真であるか、もしくは、少なくとも人物特定
用画像として識別可能な人物の顔写真を貼り付けたもの
である。
光源11により原画像シート12上の画像が照明され、
原画像シート12上の画像の帯状領域13が分布屈折串
形円筒レンズアレイ14によって、CCDラインセンサ
15の受光面上にライン状に等倍結像される。ラインセ
ンサ15上に結像された画像は電気信号として順次読み
出され、画像信号16となる。ラインセンサ15の素子
密度は本実施例では16画素/ m mである。画像信
号を1ラインづつ読み出しながら、レンズアレイ14お
よびラインセンサ15をこのラインセンサ15の光セン
サアレイの配列方向と垂直に1/16mmづつ移動させ
ることにより、原画像シート12上全面の画像を1/1
6mmの密度で読取ることができる。
レンズアレイ14のMTF特性は一般的に理想的ではな
いので、画像信号16にはいくらかのぼけ成分が含まれ
ており、解像度が低下している。
画像信号16は増幅器17で増幅された後、A/D変換
器18によりディジタル信号19に変換される。
このような画像読取り系では光源の照度むらやラインセ
ンサ15を構成する各光センサの暗電流・感度のばらつ
きなどの要因により、−様な濃度の原画像を読取っても
、得られる画像信号は一様ではない。この現象は通常シ
ェーディングと呼ばれており、シェーディング補正部2
0はこれらのシェーディングを補正し、原画像が標準の
白ならば「1」、黒ならば「O」となるように画像信号
の規格化を行う。具体的には、まず原画像12の画像を
読取る前に、原画像12の配置位置の端部にある濃度の
−様な黒基準板21および白基準板22を読取り、その
黒および白基準信号を図示しないラインメモリに記憶す
る。原画像12の画像読取り時には、このラインメモリ
に記憶した値を画像信号に演算することにより、シェー
ディング補正を行う。本ンエーディング補正部について
は例えば本出願人による特開昭61−71764号公報
に詳しく述へである。
以上の説明では扱う情報を単色信号として述べたか、本
発明に係わる装置では通常フルカラーの信号を扱う。す
なわち、原画像12の画像を光の三原色である赤・緑・
青に色分解し順次読み出している。従って、ンエーディ
ング補正部20で補正・規格化された画像信号は赤・緑
・青の順で所定の同期信号に基づいて読み出される。
また、上記説明では、画像人力部1の構成として顔写真
なとの原画像シートを読取る場合について述べたか、例
えばCCDセンサを搭載したビデオカメラや電子スチル
カメラなどを使用し、特定者本人を撮影することにより
人物画像を得ることもできる。この場合には、写真なと
を予め用意する必要かなく、しかも作成された人物特定
用画像とその人物とをその場で確認できるなと偽造防止
の効果が一層大きくなる。さらに、コンピュータや伝送
路から伝送される人物像を含む画像信号を使用すること
も可能であり、これらの場合では、本発明の入力部を分
離使用した変形例とみな仕る。
第1図の色変換回路4は、光の強度として読取った赤・
緑・青のカラー信号を画像記録部3て使用されるインク
(シアン・マゼンタ・黄)に適したインク量に相当する
信号に変換する。この色変換回路については多くの方式
があるが、例えば特開昭61−25372号公報なとが
参照できる。
場合によっては、画像入力部1の出力を印刷の三原色で
あるシアン・マゼンタ・黄となるように構成すれば、色
変換回路4を省略できることもある。
第1図の画像処理部2は本装置の最も重要な部分であり
、作成された人物特定用画像の偽造・改さんを防止する
処理が施される。
第3図は画像処理部2における処理の動作を説明する図
である。
第3図(a)の顔写真なとの人物画像は通常矩形状の画
像31として人力される。この画像31の略中央領域に
は人物の顔面部32か配置されている。顔面部はその人
物を極めて特徴付けているため、人物の特定に最も有効
である。また、顔面部32の周囲は背景33や頭髪34
あるいは服35なとであり、すなわち周辺領域は人物を
特定するための情報として乏しい。そこで本装置ではこ
の顔面部32を主画像と呼び、顔面部32の周辺領域の
濃度を変化させ偽造・改ざん防止を図るものである。
第3図(a)の任意の横位置の濃度分布を第3図(b)
とすれば、同図(c)に示すような係数分布をもつ係数
群を用意する。すなわちこの係数群は画像31の縦横の
画素数に等しいかもしくは画像31の縦横の画素数より
も大きく設定してあり、中央領域を「1」、左右の外周
を「0」とし、その中間を中央領域から外周に向かって
「1」から「0」に滑らかに変化させたものである。同
図(b)では画像31とその外側との濃度差が大きく、
この境界の分離視認が容易である。本処理では、各画素
位置に対応した同図(b)の画像と同図(C)の係数と
を掛は合わせることにより同図(d)に示す処理画像を
得る。この処理画像では処理前の画像31の周辺とその
左右の外側との濃度差がなくなり、すなわち処理前の画
像31の左右の外周36が除去される。このように画像
の外周部分すなわち画像の内側と画像の外側(「下地」
)との境界が視認できなければ、偽造・改さんが困難に
なる。
第4図は画像処理部2の実際の回路の構成を示すブロッ
ク図であり、CPU41、クロック制御部42・カウン
ター43・係数ROM44や乗算器45なとからなる。
クロック制御部42は画像人力部1て入力した矩形状の
画像30の縦横の画素位置のうち処理を行う画素位置を
規定するクロックを発生させ、アップダウンカウンター
に構成されたアドレスカウ0 ンター43をインクリメントあるいはデクリメントさせ
る。アドレスカウンター43は2次元で表現される画像
の縦横、すなわち行と列とを選択する行アドレスカウン
ターと列アドレスカウンタとを具備しており、係数RO
M44のアドレスを制御する。係数ROM44はこの行
と列とで指定される画素の上記の係数群に相当する係数
値を乗算器45の一方の入力に供給する。
乗算器45の他方の入力は色変換回路4の出力であるイ
エロー・マゼンタ・シアンのインク量に相当した画像信
号が供給されている。
乗算器45は8ビツトで表されるこの画像信号と係数値
とを掛合わせた結果を出力する。出力結果は8ビツト以
上で表現されることがあるので、もし出力結果も8ビツ
トとするならば、所定の8ビツト分を有効とするオーバ
ーフロー処理部46が必要になる。
係数ROM44は第3図(c)では横方向の座標x1か
らx2まで、x3からx4までの範囲で濃度の変化量を
変えているが、縦方向には濃度の1 変化量を変えていない。この場合には処理画像は、画像
の最上部と最下部での画像の境界が視認できる。しかし
矩形状画像の一辺の境界たけでも視認できなければ、こ
の人物画像を含んだ画像をすり替えることが困難になり
偽造・改さん防止効果が発揮される。
偽造・改ざん防止の効果を大きくするには、画像を囲む
全ての境界を視認できないようにすればよい。
すなわち第5図は人物画像の周辺を楕円状に濃度変化さ
せる係数ROMの係数群の一例である。
単純化のため画素数を横20、縦24とし、さらに濃度
100%となる係数を10、濃度0%となる係数を0て
表示している。画像の中心から周辺部に向って放射状に
かつ単調減少カーブで濃度が減少し、画像を囲む全ての
境界部分が視認できないように設定されている。
上記説明では、画像の周囲の濃度が十分に薄い場合を例
に述べたが、本発明では周囲濃度の値に因らず適用でき
る。すなわち、周囲の濃度が十分2 に濃い場合には画像の中心から周辺に向って徐々に濃度
を高くしてゆくか、あるいは上記の実施例のように濃度
を徐々に低くしていき、十分に濃度が低くなった後、さ
らに周囲に向って−様な濃度勾配で周囲濃度まで濃度を
高くしてゆけば良い。
もちろんこれらの周囲濃度は予めCPU41に指示して
おくか、あるいは記録媒体の周囲濃度を計測するような
構成にすれば良い。
また主画像が画像の略中心に位置することが分かってい
る装置用途においては、これらの濃度変化は、画像の中
心点を基準にして上下左右に同じ変化を与えても差し支
えがないので、係数ROM44のアドレスカウンター4
3の動作を工夫することにより係数ROM44の容量は
1X4程度の大きさに削減できる。
すなわち第5図を例にとれば、左上の4分の1の領域に
該当する係数を第6図に示すように係数ROMに記憶さ
せておき、行アドレスカウンターおよび列アドレスカウ
ンターを、2次元で表現される画像の行および列の画素
数の最大値の2分の3 1までそれぞれカウントアツプされた後、順次カウント
ダウンさせてゆく構成にしておけばよい。
また第7図は、上記第4図の構成の変形例である。すな
わち、係数ROM44と乗算器45およびオーバーフロ
ー処理部46を一つのROM70に置換えたものである
また、第8図は第4図の構成に平滑化回路47を付加し
た変形例である。平滑化回路47は3ラインのラインメ
モリと数画素分のレジスタと加算器、割算器およびセレ
クター等からなり、任意の画素を含む近傍領域、最大4
×4画素のマトリクスで規定される画素領域の平均値を
、それぞれ4X4,3X3,2X2.IXIのマトリク
スによる平均値の中から1つの値を選択して出力する。
ここで平滑化回路47には行アドレスと列アドレスとが
供給されていて、この行と列とで指定される画素位置に
応じて平滑化する領域の大きさを変化させている。すな
わち主画像自体を平滑化させると画像がはけて主画像の
特定に不適当であるので、主画像を含む画像の中央領域
では平滑化を行4 わない1×1の画素マトリクスを選択し、画像の周辺領
域に向うはと平滑化の画素マトリクスを大きくし画像を
はかしていく。このように平滑化回路47を伺加するこ
とにより、画像の濃度たけを変化さぜる場合よりも画像
とその画像の外側との境界が不鮮明になり、偽造・改ざ
ん防止の効果が一層高まる。また写真をスキャナなどの
入力手段によって読取る際に、読取り位置精度の関係か
ら読取る位置が微妙にずれる場合がある。このような場
合には平滑化を行うことにより、通常ではきわたって目
立つ読取り位置すれ分の写真の輪郭をぼかし、スキャナ
なとの読取り精度に余裕を与えることができるという他
の効果もある。
また、CPU41は改ざん防IF処理の種類あるいは原
画像の種別、さらには処理すべき画像信号かイエロー・
マゼンタ・シアンのうちどの信号なのかなどによって係
数ROMの出力を制御している。したがって、例えばイ
エロー・マゼンタ・シアンのうち特定の色たけに上記説
明した処理を施したり、あるいはそれぞれの色に対する
係数の値5 を異ならせることが可能である。すなわち、この場合に
は濃度とともに色相をも変化させることができ、例えば
画像の周囲が有彩色である場合に、画像とその画像の周
囲との境界の濃度および色相を一致させ境界部分を濃度
だけでなく色相に対しても視認できなくする効果がある
第15図は、処理すべき画素値に適応的に係数ROMの
出力である係数値を制御して濃度および色相を変化させ
る例である。すなわちイエロー・マゼンタ−シアンの3
色の画像信号を係数ROM44に供給し、3色のそれぞ
れの値を同時に判定することによって、たとえば濃度を
一定に保ちながら色相を変化させたり、あるいは濃度と
ともに色相を変化させて、画像とその画像の周囲との境
界において濃度および色相が一致するように処理するも
のである。
また本実施例に用いる係数ROMのかわりにRAMを用
いてもよい。この場合にはCPUに係数群を作成する式
を与えておき、本装置の電源投入時なとに係数値を算出
してRAMに書込む構成に6 するとよい。
さらに、図示していないか、複数個の係数ROMを用意
して場合によって切り替えるようにしてもよい。この様
に複数の係数群の中から任意の係数群を選択できる構成
にすることによって、改ざん防止処理の種類なとを特定
者の生年月日や所属コー トなとのパーソナルデータに
よって変更することも、またこの画像の作成年月1−1
や作成場所あるいは作成装置番号などによって変更する
ことも可能になる。この様に一つの装置で複数の改ざん
防止処理を選択できるようにすることで、より一層の偽
造・改さん防止が図れる効果がある。
つぎに画像記録部について説明する。
第9図は、第1図の画像記録部3の要部構成を示す図で
ある。
本実施例では記録方式としてシアン91、マゼンタ92
、イエロー93、の3色の昇華染料インクを具備したイ
ンクリボン94を用いたサーマル記録方式を採用してい
る。
この方式はザーマルヘント95の熱量に略比例7 して染料インクが記録されるものであり、フルカラー記
録に適している。画像処理部2により改ざん防止処理を
施した画像信号は、サーマルヘッド駆動回路96に供給
されて、サーマルヘッド95の各発熱抵抗体への通電エ
ネルギー(記録エネルギー)を制御するためのパルス幅
に変換されて、サーマルヘッド95へ供給される。
サーマルヘッド95は記録紙97をインクリボン94を
介してプラテンローラ98側に押し付けながら、ライン
状に配設された発熱抵抗体への選択的な通電加熱により
、染料インクを加熱昇華させ記録紙97上に転写する。
記録紙上の転写されたインクは記録画像を形成する。
第10図はヘッド駆動回路96の要部詳細を示すブロッ
ク図、第11図はそのタイミングチャドである。ここで
は、サーマルヘッドは2相で駆動されるものとしている
。従って、2系統の駆動回路が構成されている。
一画素当り8ビツトの画像データはサーマルヘッドの通
電時間に相当するデータに変換され、ン8 フトレジスタ100aに入力される。シフトレジスタ1
00aの出力はシフトレジスタ100bに転送される。
シフトレジスタ100a、100bには同一のクロック
信号が供給されている。シフトレジスタ100a、10
0bの出力は、パラレルにそれぞれラッチ回路101a
、101bに入力される。また、ラッチ回路101a、
101bには、第11図に示すようにイネーブル信号E
N1、EN2が交互に供給されている。ゲート回路10
2a、102bの出力は、ドライバ103 a。
103bを介してサーマルヘッドの各相の発熱抵抗体に
供給される。
この実施例ではサーマルヘッド95の温度データがヘッ
ド駆動回路96に帰還されている(図示せず)。これは
サーマルヘッド自身に蓄積される熱や環境温度によって
、同一の通電エネルギー量でも転写されるインク量が異
なってくることがら、サーマルヘッド自身の検出温度に
よって通電エネルギー量を適切に制御するためである。
このような制御を行うことにより、第12図に9 示すように、常温(Tn)のときの通電エネルギ量を1
00%とすると、温度が増加するにつれて通電エネルギ
ー量を減少させ、温度が減少するにつれて通電エネルギ
ー量を増加させ、サーマルヘッドの蓄熱状態に拘らず、
常に所定のインク量が転写される。サーマルヘッド95
の温度検出は、例えば第13図に示すように、サーマル
ヘッド95に温度検出用のサーミスタ130を接続し、
このサーミスタ130の出力をA/D変換器131を介
してヘッド駆動回路96に供給すれば良い。
また、サーマルヘッドの通電エネルギーを減少させるに
は、第10図のゲート回路102a、102bに供給さ
れているイネーブル信号ENI  EN2のパルス幅か
らそれぞれA2.B2に示すパルス幅に減少させたり、
ドライバー103a、103bの出力電圧の振幅値を第
14図AI、A2に示す値から同図A3.B3に示す値
に減少させれば良い。
以上のような昇華染料サーマル記録方式を用いることに
より、高精細なフルカラー画像を比較的0 容易に得られる。しかも予め、記録面に受像層を形成し
ておけば、紙やプラスチックシート・プラスチックカー
ド等への記録が行え、従業員証やIDカードあるいは銀
行通帳や各種証書等の作成が容易に行える。さらに、本
発明では画像記録手段としての記録方式に限定されない
ので、例えばインクジェット記録や電子写真、熱現像式
銀塩写真なども使用できる。
また、記録された画像はそのままでも使用可能であるが
、偽造・改ざん防止を一層図り、更に記録画像の保護お
よび記録インクの退色防止などの点から、透明プラスチ
ックフィルムにより被覆することが望ましい。
この場合には、熱融着あるいは高周波融着などの通常の
ラミネート処理が可能である。
上記説明では人物像を作成する場合について述べたが、
本発明の画像作成装置が対象とする画像は人物像に限定
されるものでなく、例えば手書きによるサイン・署名字
体や印鑑の印影、その他個人や団体等を特定するパター
ン等を主画像とじた1 場合が適用可能である。すなわちサインや印鑑の印影の
場合には、所定の台紙の上や、所定の枠で囲まれたり所
定の色に配色された領域の内部に署名したり、押し印し
たものあるいはそれらを貼付けたものを上記第2図にお
ける画像シート12として用いる。これら読取られる台
紙や配色領域の濃度や色相と記録すべき記録媒体上の濃
度や色相との相互関係から、台紙や配色領域の周辺領域
の濃度や色相を変化させ記録媒体とサインや印影といっ
た主画像との境界の視認を困難にし、偽造・改ざんの防
止を図るものである。さらにこれらサインや印影を読取
る場合には、サインや印影といった主画像を欠落無く完
全に読取るために、上記台紙や所定の枠をも含めて読取
る必要がある。このような場合に本発明の画像作成装置
によれば、主画像を含む画像の周囲の濃度を変化させる
ので、台紙のエツジや所定の枠線などを目立たなくさせ
る効果がある。
上述した例では画像に偽造・改ざん防止処理を行って処
理画像として記録を行っていたが、この2 処理を予め画像に対し施しこの処理画像を用いて記録を
行う方法であっても良い。
また更に、上述した濃度変化処理のパターンとして光学
計特有に生じるパターンを含まないものを用いるように
構成する方が好ましい。
[発明の効果] 以上のように、本発明の画像作成装置を用いれば、特定
すべき主画像の周辺領域の濃度が周辺に向って徐々に変
化し、周囲の領域と判別できなくなるので、主画像を切
抜き、すり替えるなどの偽造・改ざんを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による人物特定用画像の作成装置の概要
を示すブロック図、第2図は画像入力部の構成を示す図
、第3図は本発明の詳細な説明する図、第4図は処理回
路の要部構成を示すブロック図、第5図は係数ROMの
例を示す図、第6図は所定領域に該当する係数を示す図
、第7図及び第8図は処理回路の変形例を示すブロック
図、第9図は、第1図の画像記録部の要部構成を示す図
、 3 第10図はヘッド駆動回路の要部詳細を示すブロック図
、第11図はタイミングチャート、第12図は常温(T
n)のときの通電エネルギー量示す図、第13図はサー
マルヘッドに温度検出用のサミスタを接続した構成図、
第14図は種々のパルス幅を示す図、第15図は処理す
べき画素値に適応的に係数ROMの出力である係数値を
示す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも、個人または団体等を特定する主画像
    を含んだ濃淡画像を入力する画像入力手段と、該入力手
    段により得られた濃淡画像に所定の処理を施す画像処理
    手段と、該画像処理手段により得られた処理画像を記録
    媒体上に記録する画像記録手段とを具備した画像作成装
    置に於いて、 前記画像処理手段は、前記入力手段で得られた濃淡画像
    のうちの主画像の周辺部の濃度を変化させる事を特徴と
    した画像作成装置。
JP2025215A 1990-02-06 1990-02-06 画像作成装置 Expired - Lifetime JP2886236B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7057775B2 (en) 1992-09-28 2006-06-06 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and method using image information and additional informational or an additional pattern added thereto or superposed thereon

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US7057775B2 (en) 1992-09-28 2006-06-06 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and method using image information and additional informational or an additional pattern added thereto or superposed thereon
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