JPH03229003A - 油圧モータ駆動回路 - Google Patents

油圧モータ駆動回路

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Publication number
JPH03229003A
JPH03229003A JP2336408A JP33640890A JPH03229003A JP H03229003 A JPH03229003 A JP H03229003A JP 2336408 A JP2336408 A JP 2336408A JP 33640890 A JP33640890 A JP 33640890A JP H03229003 A JPH03229003 A JP H03229003A
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JP
Japan
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hydraulic motor
valve
pressure
auxiliary
hydraulic
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Pending
Application number
JP2336408A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Kagiwada
均 鍵和田
Tomohiko Yasuoka
安岡 友彦
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03229003A publication Critical patent/JPH03229003A/ja
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
    • E02F9/226Safety arrangements, e.g. hydraulic driven fans, preventing cavitation, leakage, overheating
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/08Superstructures; Supports for superstructures
    • E02F9/10Supports for movable superstructures mounted on travelling or walking gears or on other superstructures
    • E02F9/12Slewing or traversing gears
    • E02F9/121Turntables, i.e. structure rotatable about 360°
    • E02F9/123Drives or control devices specially adapted therefor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/38Control of exclusively fluid gearing
    • F16H61/40Control of exclusively fluid gearing hydrostatic
    • F16H61/42Control of exclusively fluid gearing hydrostatic involving adjustment of a pump or motor with adjustable output or capacity
    • F16H61/423Motor capacity control by fluid pressure control means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば油圧ショベル等の建設機械に設けられ
、走行用油圧モータを駆動制御するのに好適に用いられ
る油圧モータ駆動回路に関する。
〔従来の技術〕
第12図に従来技術の油圧モータ駆動回路として走行用
油圧モータの駆動回路を例に挙げて示す図において、1
は走行用の油圧モータを示し、該油圧モータ1は建設機
械等の下部走行体に設けられ、畠力軸IAによって車体
等の慣性負荷2を回転駆動するようになっている。3A
、3Bは油圧モータlを油圧ポンプ4とタンク5とに接
続した一対の主管路、6は該主管路3A、3Bの途中に
設けられた方向切換弁を示し、該方向切換弁6は操作レ
バー6Aによって中立位置(イ)から左、右の切換位置
(ロ)、(ハ)に切換操作され、切換位置(ロ)、(ハ
)で油圧ポンプ4から油圧モータ1に給排される圧油の
方向を切換えるようになっている。また、該方向切換弁
6はノーマルオーブン型の切換弁によって構成され、中
立位置(イ)で主管路3A、3B内が負圧となったとき
に、タンク5内の作動油を主管路3A、3B内に補給で
きるようになっている。
7は油圧モータlと方向切換弁6との間に位置して主管
路3A、3Bの途中に設けられたカウンタバランス弁を
示し、該カウンタバランス弁7は一対の逆止弁8A、8
Bと、該逆止弁8A、8Bと並列に設けられ、常時はば
ね9A、9Bによって中立位置(イ)に付勢され、油圧
ポンプ4からの圧油がパイロット圧として作用するとき
にばね9A、9Bに抗して中立位置(イ)から左、右の
切換位置(ロ)、(ハ)に切換えられる圧力制御弁10
と、該圧力制御弁10の切換速度を調整する絞りIIA
、IIBとから大略構成され、圧力制御弁10は油圧モ
ータ1からの戻り油をタンク5側に主管路3A、3Bを
介して排出させるようになっている。
また、該カウンタバランス弁7の圧力制御弁10には中
立位置(イ)と切換位M(ロ)、(ハ)との間に中間の
絞り領域(ニ)、(ホ)が設けられ、該絞り領域(ニ)
、(ホ)は圧力制御弁10が切換位置(ロ)、(ハ)か
ら中立位置(イ)に復帰するときに油圧モータ1からの
戻り油に絞り作用を与えるようになっている。そして、
該カウンタバランス弁7は油圧モータ1が慣性負荷2に
よって慣性回転するときに、圧力制御弁10を絞り領域
(ニ)、(ホ)から中立位置(イ)へと復帰させ、車両
が坂道等で逸走するのを防止するようになっている。
12A、12Bは油圧モータ1とカウンタバランス弁7
との間に位置して主管路3A、3Bの途中に設けられた
オーバロードリリーフ弁を示し、該リリーフ弁12A、
12Bは油圧モータ1を急激に停止させるとき等に主管
路3A、3B内に過剰圧が発生すると、これをリリーフ
し、油圧モータ1を徐々に停止させるようになっている
。さらに、13は方向切換弁6とカウンタバランス弁7
との間に位置して主管路3A、3Bの途中に設けられた
回転継手としてのセンタジヨイントを示し、該センタジ
ヨイント13は例えば油圧ショベル等の建設機械の下部
走行体と上部旋回体との間に配設されている。
このように構成される油圧モータ1の駆動回路では、例
えば方向切換弁6を中立位置(イ)から切換位置(ロ)
に切換えた場合、油圧ポンプ4がらの圧油は主管路3A
、逆止弁8A等を介して油圧モータlに給排され、該油
圧モータ1を慣性負荷2と共に矢示A方向に回転させる
。そして、カウンタバランス弁7の圧力制御弁10は絞
り11Aを介した油圧ポンプ4からのパイロット圧によ
り中立位置(イ)から切換位置(ロ)に切換えられ、油
圧モータ1からの戻り油を主管路3Bを介してタンク5
へと排出させる。また、方向切換弁6を切換位置(ハ)
に切換えた場合には、油圧モタ1は慣性負荷2と共に矢
示B方向に回転する一方、油圧モータlが慣性負荷2と
共に矢示A方向に回転している状態で、車両を停止させ
るべく方向切換弁6を中立位置(イ)に戻した場合に、
油圧モータ1が慣性負荷2によって矢示A方向に慣性回
転し続けることがある。しかし、この場合にはカウンタ
バランス弁7の圧力制御弁1oが切換位置(ロ)から絞
り領域(ニ)を介して中立位置(イ)へと復帰するよう
になるから、油圧モータ1からの戻り油は油圧モータ1
とカウンタバランス弁7との間で主管路3B内に封じ込
められるようになり、これによって、主管路3B内にブ
レーキ圧を発生させて、車両を停止させることができる
[発明が解決しようとする課題] ところで、上述した従来技術では、カウンタバランス弁
7に一対の絞りIIA、IIBを設け、圧力制御弁10
の中立位置(イ)への復帰速度を調整するようにしてい
るものの、圧力制御弁10の復帰速度を早くした場合に
は、9りえば主管路3Bが圧力制御弁10によって急激
に遮断されて衝撃が大きくなり、逆に、前記復帰速度を
遅くした場合には、例えば油圧モータ1が矢示A方向に
慣性回転を続けて圧油(戻り油)が主管路3B側に多量
に排出され、主管路3A側の作動油が不足して、負圧が
発生し易くなり、キャビテーションを発生させるという
問題がある。そして、キャビテーションの発生時には比
較的大きな騒音が生じ、運転者に不快感を与えるばかり
でなく、油圧モータ1等の油圧機器を損傷させて寿命を
低下させるという問題がある。
また、小型の油圧ショベル等に用いられる走行用油圧モ
ータ駆動回路では、第13図に示す他の従来技術の如く
カウンタバランス弁7が省略され、方向切換弁6に替え
てクローズドセンタ型の方向切換弁14を使用するよう
にしている。そして、該方向切換弁14には中立位置(
イ)と左、右の切換位置(ロ)、(ハ)との間に中間の
絞り領域(ニ)、(ホ)が設けられ、この絞り領域(ニ
)、(ホ)で油圧モータ1の停止時の衝撃を緩和させる
ようにしている。しかし、この場合でも絞り領域(ニ)
、(ホ)で主管路3A、3B内が高圧となるのを防止す
べく、油圧ポンプ4からの圧油を絞るようにしているか
ら、油圧モータlからの戻り油は慣性回転時にタンク5
側に大量に排出されてしまい、入口側となる主管路3A
または3B内の作動油が不足して、キャビテーションを
発生させる。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので
、本発明は油圧モータの慣性回転時にキャビテーション
が発生するのを効果的に防止することができ、油圧モー
タ等の寿命を向上できる上に、例えば車両停止時等の衝
撃を低減でき、信頼性を向上させつるようにした油圧モ
ータ駆動回路を提供するものである。
[課題を解決するための手段] 上述した課題を解決するために第1の発明が採用する構
成の特徴は、油圧モータと方向切換弁との間に位置して
各主管路の途中に設けられ、該苔虫管路のうち低圧側の
圧力を選択して低圧側の主管路に切換接続される低圧選
択弁と、一端側が副油圧源に接続され、他一端側が該低
圧選択弁に接続された副管路と、該副管路の途中に設け
られ、前記方向切換弁の位置に基づき該副管路内の圧力
を変化させる補助弁とを備えたことにある。
また、第2の発明が採用する構成の特徴は、一端側が副
油圧源に接続された副管路と、油圧モータと方向切換弁
との間に位置して各主管路の途中に設けられ、該副管路
の他端側に接続された一対の逆流防止弁と、前記副管路
の途中に設けられ、前記方向切換弁の位置に基づき前記
副管路内の圧力を変化させる補助弁とを備えたことにあ
る。
また、前記副管路の途中には前記補助弁と低圧選択弁ま
たは一対の逆流防止弁との間に位置して切換弁を設け、
該切換弁を前記副管路内の圧力によって切換えることに
より、前記副管路を油圧モータ以外の他のアクチュエー
タ用制御管路と切換接続するようにしてもよい。
そして、前記油圧モータは容量可変部を有する可変容量
型の油圧モータによって構成し、該油圧モータの容量可
変部を前記他のアクチュエータによって傾転制御するよ
うにしてもよい。
さらに、前記油圧モータの駆動力を検出する駆動力検出
手段と、前記方向切換弁が中立位置にあるか否かを検出
する位置検出手段と、該位置検出手段からの信号と前記
駆動力検出手段からの信号とに基づき前記副管路内の圧
力を前記補助弁により可変に設定させる設定圧制御手段
とを備えてなる構成としてもよく、前記補助弁は電磁比
例減圧弁によって構成するようにすればよい。
[作用] 上記構成により、方向切換弁を左、右の切換位置から中
立位置に戻すときに、副油圧源からの圧油を低圧選択弁
または逆流防止弁を介して低圧側の主管路内へと供給す
ることが可能となり、油圧モータが慣性回転を続けると
きに、低圧側の主管路内が作動油不足となるのを防止す
ることができる。また、副油圧源としては油圧モータ以
外の他のアクチュエータ用の油圧源を用いることができ
、例えばパイロット油圧源となるーパイロットポンプ等
を適宜に使用することができる。
さらに、前記油圧モータを可変容量型の油圧モータによ
って構成し、該油圧モータの駆動力(例えば負荷圧)と
方向切換弁の位置とに基づき前記副管路内の圧力を補助
弁により可変に設定するようにすれば、油圧モータの駆
動時はこの圧力に応じて油圧モータの容量を他のアクチ
ュエータにより自動切換えすることができ、油圧モータ
の停止時には低圧側の主管路に副油圧源からの圧油を補
助弁等を介して補給することができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を第1図ないし第11図に基づい
て説明する。なお、実施例では前述した第12図または
第13図に示す従来技術と同一の構成要素に同一の符号
を付し、その説明を省略するものとする。
而して、第1図ないし第3図は本発明の第1の実施例を
示している。
図中、21は油圧モータlとカウンタバランス弁7との
間に位置して主管路3A、3B間に配設された低圧選択
弁を示し、該低圧選択弁21は3ボ一ト3位置の油圧パ
イロット式切換弁によって構成され、主管路3A、3B
と連通ずる管路22A、22B、パイロット管路23A
、23Bからのパイロット圧により中立位置aから左、
右の切換位置す、cへと切換えられる。そして、該低圧
選択弁21は主管路3A、3Bのうち低圧側を選択し、
例えば主管路3A (3B)が高圧のときには、低圧側
の主管路3B (3A)を後述の補助管路25に接続さ
せるようになっている(第2図。
第3図参照)。
24は副油圧源となる補助ポンプを示し、該補助ポンプ
24は公知のパイロットポンプ等によって構成されてい
る。25は一端側が該補助ポンプ24に接続された副管
路としての補助管路を示し、該補助管路25の他端側は
後述の補助切換弁26、センタジヨイント13を介して
低圧選択弁21と接続され、油圧モータ1が慣性回転を
続けるときに、補助ポンプ24からの圧油を低圧側の主
管路3Aまたは3Bに補給させるようになっている。そ
して、該補助管路25は補助切換弁26が第2図に例示
する如く連通位置(イ)から遮断位置(ロ)または(ハ
)に切換えられたときに、補助ポンプ24からの圧油を
低圧選択弁21に対して遮断させ、補助ポンプ24から
の圧油の補給を停止させるようになっている。
さらに、26は方向切換弁6に一体化して設けられた補
助弁としての補助切換弁を示し、該補助切換弁26は方
向切換弁6に連動して切換えられ、該方向切換弁6が中
立位置(イ)にあるときには連通位置(イ)となり、切
換位置(ロ)、(ハ)に切換えられたときには遮断位置
(ロ)、(ハ)に切換えられる。そして、該補助切換弁
26は連通位置(イ)で補助ポンプ24からの圧油を補
助管路25を介して低圧選択弁21へと供給させ、遮断
位置(ロ)、(ハ)で前記圧油の供給を遮断させ、補助
管路25内の圧力を2段階に変化させるようになってい
る。
本実施例による油圧モータ駆動回路は上述の如き構成を
有するもので、その基本的作動については従来技術によ
るものと格別差異はない。
然るに本実施例では、方向切換弁6を補助管路25の途
中に設ける補助切換弁26と一体化し、該補助切換弁2
6を方向切換弁6に連動して切換える構成とすると共に
、主管路3A、3Bの途中には油圧モータ1とカウンタ
バランス弁7との間で管路22A、22B等を介して低
圧選択弁21を設け、一端側が補助ポンプ24に接続さ
れた補助管路25の他端側を補助切換弁26.センタジ
ヨイント13を介して低圧選択弁21と接続する構成と
したから、下記の如き作用効果を得ることができる。
まず、第2図に示す如く方向切換弁6を中立位置(イ)
から切換位置(ロ)に切換え、圧力制御弁10を中立位
置(イ)から切換位置(ロ)に切換えさせ、油圧モータ
1を矢示A方向に回転駆動させるときには、主管路3A
側が高圧となって主管路3B側が低圧となり、低圧選択
弁21は切換位置すで低圧側の主管路3Bと管路22B
を介して接続されるものの、補助切換弁26は方向切換
弁6に連動して連通位置(イ)から遮断位置(ロ)へと
切換えられ、補助ポンプ24と低圧選択弁21との間を
遮断させるから、補助ポンプ24からの圧油が主管路3
B内に流れるのを阻止でき、油圧モータ1の定常回転時
に圧油が無駄に消費されるのを効果的に防止できる。ま
た、方向切換弁6を切換位置(ハ)に切換えた場合も同
様であるそして、第3図に示す如く方向切換弁6を中立
位置(イ)に戻して、圧力制御弁10が切換位置(ロ)
から中立位置(イ)に復帰する途中で絞り領域(ニ)に
達し、油圧モータ1が矢示A方向に慣性回転し続けると
きには、油圧モータ1がポンプ作用を行って主管路3A
内が低圧となり、低圧選択弁21は切換位置Cに切換わ
るから、補助ポンプ24からの圧油は補助切換弁26.
補助管路25、管路22Aを介して主管路3A内に補給
されるようになり、該主管路3A内が負圧となってキャ
ビテーションが発生するのを効果的に防止できる。また
、圧力制御弁10が中立位置(イ)に復帰したときでも
、油圧モータlが慣性回転を続ける限りは、低圧選択弁
21が切換位置Cで低圧側の主管路3Aに接続され続け
るから、補助ポンプ24からの圧油を主管路3A内に補
給でき、キャビテーションの発生を確実に防止できる。
従って、本実施例によれば、油圧モータ1の停止時に生
じ易いキャビテーションの発生を防止できるから、油圧
モータ1等の油圧機器がキャビテーションにより損傷さ
れ、寿命が低下するのを効果的に防止できる上に、圧力
制御弁10の動作速度を限定する要素がな(なり、カウ
ンタバランス弁7全体の設計の自由度を高めることがで
き、停止時の衝撃を最小にすることができる。また、油
圧モータエの定常回転時に補助ポンプ24からの圧油が
無駄に消費されるのを防止でき、効率化を図ることがで
きる等、種々の効果を奏する。
次に、第4図は本発明の第2の実施例を示し、本実施例
では前記第1の実施例と同一の構成要素に同一の符号を
付し、その説明を省略するものとするに、本実施例の特
徴は、補助管路25の他端側を一対の逆流防止弁として
の逆止弁31A、31Bに接続し、該逆止弁31A、3
1Bを油圧モータ1とカウンタバランス弁7との間で主
管路3A、3Bの途中に設ける構成としたことにある。
そして、該逆止弁31A、31Bは所定の開弁圧を有し
、主管路3Aまたは3B内の圧力が補助管路25内の圧
力に比較してこの間弁圧以下まで低下したときに開弁じ
、補助ポンプ24からの圧油が主管路3A、3B内に補
給されるのを許し、主管路3A、3Bから補助管路25
内に向けて圧油が逆流するのを防止するようになってい
る。
か(して、このように構成される本実施例でも、前記第
1の実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができるが
、特に本実施例では、第1の実施例で述べた低圧選択弁
21に替えて、一対の逆止弁31A、31Bを用いるこ
とができ、構造を簡略化することが可能となる。
次に、第5図は本発明の第3の実施例を示し2、本実施
例では前記第2の実施例と同一の構成要素に同一の符号
を付し、その説明を省略するものとするに、本実施例の
特徴は、方向切換弁6に該方向切換弁6の位置を検出す
る位置検出器41を設け、補助弁としての電6丹比例減
圧弁42の設定圧力を該位置検出器41からの信号に基
づき変化させるようにしたことにある。ここで、該減圧
弁42は補助管路25の途中に補助ポンプ24とセンタ
ジヨイント13との間に位置して配設され、ソレノイド
部43には位置検出器41からの信号が入力される。そ
して、該減圧弁42の設定圧力は方向切換弁6を中立位
置(イ)から切換位置(ロ)、(ハ)に切換えたときに
、圧力P、から圧力Pゎ、Pcに変化し、例えば圧力P
ゎ、P、、はタンク圧(Pゎ=p、=o)に設定され、
圧力P1はP 、 = 10 kg/am2程度に設定
されている。
かくして、このように構成される本実施例でも、電磁比
例減圧弁42の設定圧力が方向切換弁6の位置に応じて
圧力P、、Pb、PC(P、>OPゎ=Pc”=O)に
変化するから、前記第2の実施例とほぼ同様の作用効果
を得ることができる次に、第6図は本発明の第4の実施
例を示し、本実施例の特徴は、油圧モータとして可変容
量型の油圧モータを用い、この油圧モータの容量を副管
路からの圧油により制御するようにしたことにある。な
お、本実施例では前記第2の実施例と同一の構成要素に
同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
図中、51は主管路3A、3Bを介して油圧ポンプ4.
タンク5と接続された可変容量型の油圧モータを示し、
該油圧モータ51は容量可変部52を有し、該容量可変
部52は他のアクチュエータとじ1てのサーボアクチュ
エータ53によって矢示C,D方向に傾転駆動され、油
圧モータ51の容量を大容量と小容量とに切換えるよう
になっている。ここで、該サーボアクチュエータ53は
ばね54よって切換圧PAに設定され、後述する制御管
路60からの圧力が切換圧PAよりも高くなったときに
、油圧モータ51の容量可変部52を矢示C方向に傾転
させ、該油圧モータ51の容量を小容量から大容量へと
切換えさせるようになっている。また、該サーボアクチ
ュエータ53は制(卸管路60からの圧力が切換圧PA
よりも低くなったときに、容量可変部52を矢示り方向
に傾転させ、油圧モータ1の容量を小容量に切換える。
55は方向切換弁6に一体化して設けられた補助弁とし
ての補助切換弁を示し、該補助切換弁55は補助管路2
5の途中に補助ポンプ24とセンタジヨイント13との
間に位置して設けられ、方向切換弁6に連動して切換位
置(イ)から切換位置(ロ)、(ハ)に切換えられる。
56は補助ポンプ24と補助切換弁55との間に位置し
て補助管路25の途中に設けられた容量切換弁を示し、
該容量切換弁56は油圧モータ51の容量切換時に操作
レバー56Aを手動操作することにより、小容量位置(
イ)と大容量位置(ロ)とに切換えられる。
ここで、補助管路25の途中には補助ポンプ24と容量
切換弁56、補助切換弁55との間に位置して減圧弁5
7.58が設けられ、該減圧弁57.58の設定圧力P
I、P2は一補助ボンブ24の吐出圧力P。に比較して
P。>P、>P2なる関係に設定されている。そして、
補助管路25内の圧力は補助切換弁55が切換位置(イ
)にあるときに、減圧弁58による設定圧力P2まで減
圧され、補助切換弁55が切換位置(ロ)、(ハ)に切
換えられたときには、容量切換弁56を小容量位置(イ
)とすることにより、減圧弁57の設定圧力PI  (
p+ >P2 )に設定され、大容量位置(ロ)に切換
えることにより、吐出圧力P。まで昇圧されるようにな
っている。
59はセンタジヨイント13と逆止弁31A。
31Bとの間に位置して補助管路25の途中に設けられ
た切換弁を示し、該切換弁59は4ボ一ト3位置の油圧
パイロット式切換弁によって構成され、補助管路25内
の圧力が圧力P2.P、 Poに切換えられたときに、
切換位置a、b、cにそれぞれ切換えられるようになっ
ている。さらに60は切換弁59とサーボアクチュエー
タ53との間を接続した制御管路を示し、該制御管路6
0は補助切換弁55が方向切換弁6と共に切換位置(ロ
)、(ハ)に切換えられ、容量切換弁56か大容量位置
(ロ)に切換えられたときに、切換弁59が切換位置C
に切換えられるから、これによって、補助管路25に切
換接続され、前記吐出圧力P。(po >PA )をサ
ーボアクチュエータ53へと供給するようになっている
。また、該制御管路60は切換弁59が切換位置a、b
に切換えられたときに、サーボアクチュエータ53をタ
ンク5と接続させ、該サーボアクチュエータ53を矢示
り方向に駆動させる。そして、切換弁59は切換位置a
で補助管路25内の圧力P2を逆止弁31A、31Bに
向けて供給させ、切換位置bCでは補助管路25からの
圧油の供給を停止させるようになっている。
かくして、このように構成される本実施例でも、前記各
実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができるが、特
に本実施例では、補助管路25内の圧油を切換弁59.
制御管路60を介して他のアクチュエータとしてのサー
ボアクチュエータ53に導くことにより、油圧モータ6
1の容量を小容量から大容量へと切換制御することがで
き、この制御管路60と補助管路25とを共用させるこ
とにより、センタジヨイント13の管路本数を増やすこ
となく、キャビテーションの発生を防止することが可能
となる。
また、油圧モータ51の慣性回転時には、補助切換弁5
5が切換位置(イ)となり、切換弁59が切換位置aへ
と戻されるようになるから、油圧モータ51は自動的に
小容量側に切換制御されるようになり、これによって、
油圧モータ51を小容量状態で停止させることができ、
油圧モータ51のポンプ作用を小さくして停止時の衝撃
を緩和することができる。
次に、第7図は本発明の第5の実施例を示し、本実施例
では前記第4の実施例と同一の構成要素に同一の符号を
付し、その説明を省略するものとするに、本実施例の特
徴は、補助ポンプ24とセンタジヨイント13との間に
位置して補助管路25の途中に補助弁としての電磁比例
減圧弁61を設け、方向切換弁6に設けた位置検出器6
2と運転室内に設ける容量選択スイッチ63とによって
電磁比例減圧弁61の設定圧力、即ち補助管路25内の
圧力を可変に設定するようにしたことにある。
ここで、位置検出器62は前記第3の実施例で述べた位
置検出器41とほぼ同様に方向切換弁6が中立位置(イ
)にあるときと、切換位置(ロ)(ハ)に切換えられた
ときとで異なる信号を電磁比例減圧弁61のソレノイド
部64に出力し、該減圧弁61の設定圧力を、例えば圧
力P2と圧力P+ 、Po  (Po >P+ >Pz
 )とに変化させるようになっている。そして、該減圧
弁61は容量選択スイッチ63からの信号がソレノイド
部64に出力されることにより、その設定圧力を圧力P
、、Poのいずれかに切換えるようになっている。
かくして、このように構成される本実施例でも、減圧弁
61の設定圧力を圧力P2 、 P l、 P。
へと切換えたときに、切換弁59が切換位置ab、cへ
と順次切換わるようになり、前記第4の実施例とほぼ同
様の作用、効果を得ることができる。
次に、第8図は本発明の第6の実施例を示し、本実施例
の特徴は、前述した第13図に示す他の従来技術で述べ
た方向切換弁14に補助弁としての補助切換弁71を一
体化して設け、一端側が副油圧源としての補助ポンプ7
2に接続された副管路としての補助管路73内の圧力を
補助切換弁71によって変化させると共に、補助管路7
3の他端側を一対の逆流防止弁としての逆止弁74A。
74Bに接続したことにある。
ここで、補助ポンプ72.補助管路73および逆止弁7
4A、74Bは前記第2の実施例で述べた補助ポンプ2
4.補助管路25および逆1ト弁3IA、31Bとほぼ
同様に構成されている。また補助切換弁71は方向切換
弁14に連動して連通位置(イ)から遮断位置(ロ)、
(ハ)に切換えられ、方向切換弁】4が絞り領域(ニ)
、(ホ)にあるときには連通領域(ニ)、(ポ)となる
ように構成されている。そして、該補助切換弁71は油
圧モータ1の定常回転時に遮断位置(ロ)(ハ)となっ
て、補助ポンプ72からの圧油が逆止弁74A、74B
側に供給されるのを防止し、油圧モータ1の慣性回転時
には連通領域(ニ)(ホ)または連通位置(イ)となっ
て、補助ポンプ72からの圧油を補助管路73、逆止弁
74Aまたは74Bを介して低圧側の主管路3Aまたは
3Bに補給させるようになっている。
かくして、このように構成される本実施例でも、前記第
2の実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができ、小
型の油圧ショベル等の油圧モータ駆動回路に好適に用い
ることができる。
次に、第9図は本発明の第7の実施例を示し、本実施例
では前記第6の実施例と同一の構成要素に同一の符号を
付し、その説明を省略するものとするに、本実施例の特
徴は、油圧モータ1に付設される駐車ブレーキとしての
ブレーキ装置81によって他のアクチュエータを構成し
、このブレーキ装置81のブレーキ解除圧を補助ポンプ
72からの圧油によって供給するように・したことにあ
る図中、82は方向切換弁14に一体化して設けられた
補助弁としての補助切換弁を示し、該補助切換弁82は
方向切換弁14に連動して切換位置(イ)、(ロ)、(
ハ)および中間の絞り領域(ニ)、(ホ)に切換えられ
、切換位置(イ)では補助管路73内の圧力を補助ポン
プ72の吐出圧力P。まで上昇させ、切換位置(ロ)、
(ハ)に切換えられたときには減圧弁83の設定圧力P
まで補助管路73内の圧力を低下させる。また、該補助
切換弁82は絞り領域(ニ)、(ホ)で補助管路73内
の圧力を圧力P、(PI <P、<Po)程度に変化さ
せる。
84はセンタジヨイント13と逆止弁74A。
74Bとの間に位置して補助管路73の途中に設けられ
た切換弁を示し、該切換弁84は4ボ一ト3位置の油圧
パイロット式切換弁によって構成され、補助管路73内
の圧力が圧力p、、p、、p。に切換えられるときに、
切換位置a、b、Cへと順次切換えられる。
さらに、85は切換弁84とブレーキ装置81との間を
接続した制御管路を示し、該制御管路85は切換弁84
が切換位置a、bに切換えられたときに、補助管路73
に切換接続され、補助管路73からの圧力p、、p、に
よってブレーキ装置81の制動を解除させるようになっ
ている。そして、該制御管路85は切換弁84が切換位
置Cに切換えられたときに、タンク5側に接続され、ブ
レーキ装置81によって油圧モータ1に制動力を付与さ
せる。また、切換弁84は切換位置aで逆止弁74A、
74.Bに向けて圧油が供給されるのを停止させ、切換
位置す、cで補助管路73内の圧力P−,Poを逆止弁
7’4A、74Bに向けて供給させる。
か(して、このように構成される本実施例でも、前記第
6の実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができるが
、特に本実施例では、補助管路73内の圧力によってブ
レーキ装置81に解除圧を与えることができ、センタジ
ヨイント13の管路本数を増やすことなく、キャビテー
ションの発生を防止することができる。
次に第10図および第11図は本発明の第8の実施例を
示し、本実施例の特徴は、油圧モータの容量を駆動力等
に応じて他のアクチュエータにより自動切換えする構成
としたことにある。なお、本実施例では前述した第7図
に示す第5の実施例と同一の構成要素に同一の符号を付
し、その説明を省略するものとする。
図中、91は補助ポンプ24とセンタジヨイント13と
の間に位置して補助管路25の途中に設けられた補助弁
としての電磁比例減圧弁を示し、該減圧弁91は前記第
5の実施例で用いた電磁比例減圧弁61とほぼ同様に構
成され、ソレノイドgas 92を行するものの、該減
圧弁91は後述するコントローラ96からの信号に基づ
き補助管路25内の圧力を、高圧P。、中圧P1.低圧
P2 (■〕。> P l> P 2 )なる3段階の
設定圧に切換えるようになっている。
93はセンタジヨイント13と逆止弁3 ]、 A:3
1Bの間に位置して補助管路25の途中に設けられた切
換弁を示し、該切換弁93は4ボ一ト3位置の油圧パイ
ロット式切換弁によって構成され、前記減圧弁91によ
り補助管路25内の圧力が低圧P2.中圧Pl、高圧P
。に設定されるに応じて切換位置a、b、 cへと順次
切換られるようになっている。そして、該切換弁93は
切換位置aに切換えられると、補助管路25内の低圧P
2を制御管路60を介してサーボアクチュエータ53に
供給し、この低圧P2によって油圧モータ51の容量可
変部52を矢示C方向に傾転させ、油圧モータ51の容
量を大容量に切換えさせるようになっている。この場合
、サーボアクチュエータ53はばね54によって切換圧
PA(PA<P2)に設定されている。
また、該切換弁93は切換位置す、cで制御管路60を
タンク5と接続して、サーボアクチュエータ53により
油圧モータ51を矢示り方向の小容量に切換えさせ、切
換位置すでは、補助管路25の途中を遮断させ、切換位
置Cでは補助管路25内の高圧P。を逆止弁31A(,
31B)を介して低圧側の主管路3A (3B)に補給
させるようになっている。
94は油圧ポンプ4の吐出圧Pを検出する駆動力検出手
段としての圧力センサを示し、該圧力センサ94は油圧
モータ51の駆動力、即ち負荷圧に対応して変化する油
圧ポンプ4の吐出圧Pを検出し、その検出信号を後述の
コントローラ96に出力するようになっている。95は
方向切換弁6に付設された位置検出手段としての位置検
出器を示し、該位置検出器95は方向切換弁6が操作レ
バー6Aによって中立位置(イ)に切換えられたか否か
を検出し、その位置検出信号をコントロラ96に出力す
るようになっている。
さらに、96はマイクロコンピュータ等によって構成さ
れた設定圧制御手段としてのコントローラを示し、該コ
ントローラ96はその入力側が圧力センサ949位置検
出器95等に接続され、出力側は電磁比例減圧弁91の
ソレノイド部92等に接続されている。そして、該コン
トローラ96はその記憶回路内に第11図に示す如きプ
ログラム等が格納され、前記減圧弁91の設定圧制御処
理を行うようになっている。また、該コントローラ96
の記憶回路にはその記憶エリア96A内に油圧ポンプ4
の吐出圧Pが所定の低圧値PL以下であるか否か、また
は所定の高圧値Po以上であるか否かを判別するための
設定圧力値等が格納されている。
本実施例による油圧モータ駆動回路は上述の如き構成を
有するもので、次にコントローラ96による設定圧制御
処理について第11図を参照して説明する。
まず、処理動作がスタートすると、ステップ1で位置検
出器95から位置検出信号を読込み、ステップ2で方向
切換弁6が中立位置(イ)に戻されたか否かを判定し、
rNOJと判定したときには方向切換弁6が中立位置(
イ)から切換位置(ロ)、(ハ)のいずれかに切換えら
れ、車両が走行するときであるから、ステップ3に移っ
て圧力センサ94から油圧ポンプ4の吐出圧Pを読込み
、ステップ4で吐出圧Pが所定の低圧値PL以下である
か否かを判定し、rYESJと判定したときには油圧モ
ータ51の負荷圧が比較的小さい状態であるから、ステ
ップ6に移って電磁比例減圧弁91の設定圧を中圧P、
(Po>P、>P2 )なる圧力レベルに設定し、ステ
ップ7でリターンさせる。
これにより、補助管路25内の圧力は中圧P程度に設定
され、切換弁93は切換位置すに切換えられるから、制
御管路6oはタンク5と連通し、油圧モータ5の容量可
変部52はサーボアクチュエータ53により矢示り方向
に小容量側へと傾転駆動され、油圧モータ51は低トル
クで高速回転し、fjl性負荷2としての車両を比較的
早い速度で走行させ、例えば車両の平地走行時等、油圧
モータ51に作用する負荷圧が小さいときに車両の走行
速度を高速状態に自動制御できる。
またステップ4で「NO」と判定したときにはステップ
5に移って吐出圧Pが所定の高圧値pH以上であるか否
かを判定し、rYESJと判定したときには油圧モータ
51の負荷圧が高い状態であるから、ステップ8に移っ
て前記減圧弁91の設定圧を低圧p2 (p2>PA)
なる圧力レベルに設定し、切換弁93を切換位置aに切
換えさせこの低圧P2を制御管路6oを介してサーボア
クチュエータ53に供給し、該サーボアクチュエータ5
3をばね54に抗して矢示C方向に作動させる。これに
より、油圧モータ51は大容量に設定されるから、例え
ば車両の登板時等に油圧モータ51に作用する負荷圧が
増大したときに、油圧モータ51を高トルクで低速回転
させ、登板走行等に迅速に対処することができる。
方、ステップ5でrNOJと判定したときには油圧ポン
プ4の吐出圧PがP L < P < P Hなる範囲
にあり、油圧モータ51の負荷圧が中間状態であるから
、ステップ9に移って前記減圧弁91の設定圧を前回の
状態、例えば圧力p、  p2のいずれかの状態の保持
し、続け、これによってサーボアクチュエータ53が矢
示C,D方向に繰返し作動する所謂ハンチングを防止す
る。
また、ステップ2でrYESJと判定したときには、例
えば油圧モータS1を停止させるべく方向切換弁6を中
立位置(イ)に戻したときであるから、ステップ10に
移って前記減圧弁91の設定圧を高圧P。(po >P
、>P2)なる圧力レベルに設定し、切換弁93を切換
位置Cに切換えさせることにより、制御管路60をタン
ク5と接続させると共に、補助ポンプ29からの圧油を
比較的高い圧力状態で補助管路30.切換弁93逆止弁
31Aまたは31Bを介して主管路3A3Bのいずれか
に補給し、これによって主管路3A、3B内等にキャビ
テーションが発生するのを効果的に防止できる。そして
、この状態では油圧モータ51は小容量状態に設定され
るから、該油圧モータ51のポンプ作用を小さ(して停
止時の衝撃を緩和することができる。
また、方向切換弁6を切換位置(ロ)、(ハ)から中立
位置(イ)に急激に戻したときに油圧ポンプ4と方向切
換弁6との間に油撃現象による閉じ込み圧が発生するこ
とがある。しかし、この場合には第11図に示すステッ
プ2.10の処理により、圧力センサ94からの吐出圧
Pに係りなく、減圧弁91の設定圧を高圧P。に設定す
るから、前記閉じ込み圧によって吐出圧Pが高圧値p。
以上となり、減圧弁91の設定圧を低圧P2に設定(ス
テップ5.8参照)してしまうのを確実に防止でき、減
圧弁91の設定圧を閉じ込み圧に影響されることな(最
適に制御することができる。
かくして、このように構成される本実施例でも、前記第
5の実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができるが
、特に本実施例では、油圧モータ51の容量を負荷圧に
応じて自動切換えでき、油圧ショベル等の建設機械を走
行、停止させるときの操作性を大幅に向上させることが
できる。
なお、前記第8の実施例では、油圧モータ51の駆動力
検出手段として油圧ポンプ4の吐出圧Pを検出する圧力
センサ94を設けるものとして述べたが、駆動力検出手
段はこれに限るものではなく、例えば油圧ポンプ4を可
変容量型の油圧ポンプで構成すれば、この油圧ポンプの
容量可変部が吐出圧Pに応じて傾転駆動されるから、こ
の容量可変部の傾転角を検出する傾転角センサを駆動力
検出手段として用いることにより油圧モータ51の負荷
圧(駆動力)を検出することができる。
また、前記第8の実施例では、位置検出手段としての位
置検出器95を方向切換弁6に付設するものとして述べ
たが、これに替えて、位置検出器95を操作レバー6A
側に付設し、操作レバー6Aの傾転位置を検出するよう
にし、でもよい。
方、前記第6.第7の実施例では、逆止弁74A、74
Bを油圧モータ1とセンタジヨイント]:3との間に位
置して主管路3A、3Bの途中に設けるものとして述べ
たが、これに替えて、逆上91’74A、74Bをセン
タジヨイント13と方向切換弁14との間で主管路3A
、3Bの途中に設けるようにしてもよく、この場合には
逆止弁74A、74Bから油圧モータ1までの管路長か
長くなるので、補助ポンプ72の吐出圧力を高くするよ
うにすればよい。そして、第6の実施例の場合にはセン
タジヨイント13の管路本数を減少でき、第7の実施例
の場合には補助切換弁82内に切換弁84を組込むこと
が可能となり、コンパクト化を図ることができる。
また、前記第3〜第8の実施例では、補助管路25 (
73)の他端側に逆止弁31A、31B(74A、74
B)を接続する場合を例に挙げて説明したが、これに替
えて、第1の実施例で述べた低圧選択弁21を補助管路
25 (73)の他端側に接続するようにしてもよい。
[発明の効果] 以上詳述した通り、本発明によれば、方向切換弁を切換
位置から中立位置へと戻すときに、副油圧源からの圧油
を低圧選択弁または逆流防止弁を介して低圧側の主管路
内に補給することができるから、油圧モータの慣性回転
時にキャビテーションが発生するのを効果的に防止でき
、寿命を向上できる上に、停止時の衝撃を低減できる。
また、油圧モータの定常回転時に副油圧源からの圧油が
無駄に消費されることがなく、エネルギー効率を高める
ことができ、信頼性を向上させることができる。
そして、油圧モータの容量をその駆動力(負荷圧)等に
応じて自動制御するようにすれば、キャビテーション防
止と容量の自動切換えとを一本の共通配管を用いて行な
うことができ、操作性や経済性を向上できる等、種々の
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の第1の実施例を示し、第
1図は油圧モータの停止状態を示す油圧回路図、第2図
は油圧モータの定常回転時を示す、113圧回路図、第
3図は油圧モータの慣性回転時を示す油圧回路図、第4
図は第2の実施例を示す油圧回路図、第5図は第3の実
施例を示す油圧回路図、第6図は第4の実施例を示す油
圧回路図、第7図は第5の実施例を示す油圧回路図、第
8図は第6の実施例を示す油圧回路図、第9図は第7の
実施例を示す油圧回路図、第10図および第11図は第
8の実施例を示し、第10図は油圧回路図、第11図は
設定圧制御処理を示す流れ図、第12図は従来技術を示
す油圧回路図、第13図は他の従来技術を示す油圧回路
図である。 1.51・・・油圧モータ、2・・・慣性り荷、3A。 3B・・・主管路、4・・・油圧ポンプ、5・・・タン
ク、614・・・方向切換弁、7・・・カウンタバラン
ス弁、21・・・低圧選択弁、24.72・・・補助ポ
ンプ(副油圧源>、25.73・・・補助管路(副管路
)、2655.71.82・・・補助切換弁、31A、
31B、74A、74B・・・逆止弁、41,62.9
5・・・位置検出器、42,61.91・・・電磁比例
減圧弁、53・・・サーボアクチュエータ(他のアクチ
ュエータ)、56・・・容量切換弁、57,58.83
・・・減圧弁、59,84.93・・・切換弁、60.
85・・・制御管路、81・・・ブレーキ装置(他のア
クチュエータ)、94・・・圧力センサ(駆動力検出手
段)96・・・コントローラ(設定圧制御手段)。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)慣性負荷を回転駆動する油圧モータと、該油圧モ
    ータを油圧ポンプとタンクとに接続する一対の主管路と
    、該各主管路の途中に設けられ、前記油圧ポンプから油
    圧モータに給排される圧油の方向を切換える方向切換弁
    とからなる油圧モータ駆動回路において、前記油圧モー
    タと方向切換弁との間に位置して前記各主管路の途中に
    設けられ、該各主管路のうち、低圧側の圧力を選択して
    低圧側の主管路に切換接続される低圧選択弁と、一端側
    が副油圧源に接続され、他端側が該低圧選択弁に接続さ
    れた副管路と、該副管路の途中に設けられ、前記方向切
    換弁の位置に基づき該副管路内の圧力を変化させる補助
    弁とを備えたことを特徴とする油圧モータ駆動回路。
  2. (2)前記副管路の途中には前記補助弁と低圧選択弁と
    の間に位置して切換弁を設け、該切換弁を前記副管路内
    の圧力によって切換えることにより、前記副管路を油圧
    モータ以外の他のアクチュエータ用制御管路と切換接続
    してなる特許請求の範囲(1)項記載の油圧モータ駆動
    回路。
  3. (3)慣性負荷を回転駆動する油圧モータと、該油圧モ
    ータを油圧ポンプとタンクとに接続する一対の主管路と
    、該各主管路の途中に設けられ、前記油圧ポンプから油
    圧モータに給排される圧油の方向を切換える方向切換弁
    とからなる油圧モータ駆動回路において、一端側が副油
    圧源に接続された副管路と、前記油圧モータと方向切換
    弁との間に位置して前記各主管路の途中に設けられ、該
    副管路の他端側に接続された一対の逆流防止弁と、前記
    副管路の途中に設けられ、前記方向切換弁の位置に基づ
    き前記副管路内の圧力を変化させる補助弁とを備えたこ
    とを特徴とする油圧モータ駆動回路。
  4. (4)前記副管路の途中には前記補助弁と一対の逆流防
    止弁との間に位置して切換弁を設け、該切換弁を前記副
    管路内の圧力によって切換えることにより、前記副管路
    を油圧モータ以外の他のアクチュエータ用制御管路と切
    換接続してなる特許請求の範囲(3)項記載の油圧モー
    タ駆動回路。
  5. (5)前記油圧モータは容量可変部を有する可変容量型
    の油圧モータによって構成し、該油圧モータの容量可変
    部を前記他のアクチュエータによって傾転制御してなる
    特許請求の範囲(2)項または(4)項記載の油圧モー
    タ駆動回路。
  6. (6)前記油圧モータの駆動力を検出する駆動力検出手
    段と、前記方向切換弁が中立位置にあるか否かを検出す
    る位置検出手段と、該位置検出手段からの信号と前記駆
    動力検出手段からの信号とに基づき前記副管路内の圧力
    を前記補助弁により可変に設定させる設定圧制御手段と
    を備えてなる特許請求の範囲(5)項記載の油圧モータ
    駆動回路。
  7. (7)前記補助弁は電磁比例減圧弁によって構成してな
    る特許請求の範囲(1)項、(2)項、(3)項、(4
    )項、(5)項または(6)項記載の油圧モータ駆動回
    路。
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