JPH03228850A - 電波吸収ガラス及びこれを用いた建物の光透過部構造 - Google Patents

電波吸収ガラス及びこれを用いた建物の光透過部構造

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JPH03228850A
JPH03228850A JP2470990A JP2470990A JPH03228850A JP H03228850 A JPH03228850 A JP H03228850A JP 2470990 A JP2470990 A JP 2470990A JP 2470990 A JP2470990 A JP 2470990A JP H03228850 A JPH03228850 A JP H03228850A
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radio wave
glass
wave absorbing
layer
building
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Keisuke Tanaka
啓介 田中
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば、建物の窓用ガラス板や外壁用ガラス
ブロンク等のガラス、及び、このガラスを用いた建物の
光透過部構造に関する。
〔従来の技術〕
従来より、高層建築物等の建物周辺地域においては、テ
レビ電波等による電波反射障害が問題となっていた。す
なわち、第7図に示すように、一定の角度で高層建築物
(B)に入射したテレビ電波等の入射波(Ml)が建物
外面により反射波(WR)となって反射し、建物(B)
周辺地域に電波障害範囲(G)を形成していた。そこで
、建物によるテレビ電波等の電波反射障害を、建物の周
辺地域に与えないように、建物外壁に電波吸収体を埋設
しておくことが考えられていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、建物の外周部には外壁が露出しているのみなら
ず、ガラス窓や外壁用ガラスブロック等のガラス体を用
いた光透過部が広い面積に渡って露出しており、これら
のガラス体に通常の透明ガラスを使用する場合には、電
波をほとんど建物内に透過させてしまうため、建物全体
を電磁的に遮断する。ことができず、インテリジェント
ビル等におけるEMIノイズによるコンピュータの誤動
作の原因となる等の電波侵入障害を生じていた。又、透
過して建物内に侵入した電波は、建物内の机、ロッカー
書棚等により反射して、かなりの割合で建物外へ反射波
として出て行くことも問題であった。そこで、建物内に
電波を侵入させないように、ガラス体として電磁波シー
ルドガラスや高熱線反射ガラス等を使用することも考え
られるが、かかる場合には電波がかなりの割合で反射さ
れるために、建物周辺地域への電波反射障害の拡大を避
けることはできないという問題があった。
本発明の目的は、上述の如き電波反射障害と電波侵入障
害とを共に防止することの可能な電波吸収ガラス、及び
、これを用いた建物の光透過部構造を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明にかかる電波吸収ガラ
スの第1の特徴構成は、光をその厚み方向に透過させる
ガラス体に対して、電波吸収層と電波反射層とを前記厚
み方向に併設したことにある。
又、望ましくは、本発明にかかる電波吸収ガラスの第2
の特徴構成は、第1の特徴構成において、前記ガラス体
をガラス板で形成し、前記電波吸収層と前記電波反射層
とを前記ガラス板の両面に各別に設けたことにある。
さらに、望ましくは、本発明にかかる電波吸収ガラスの
第3の特徴構成は、第1の特徴構成において、前記ガラ
ス体を少なくとも2枚の板部で形成し、前記電波吸収層
を前記板部の間に設けたことにある。
さらに、望ましくは、本発明にかかる電波吸収ガラスの
第4の特徴構成は、第3の特徴構成において、前記板部
の対向する表面に前記電波吸収層と前記電波反射層とを
各別に設けたことにある。
さらに、望ましくは、本発明にかかる電波吸収ガラスの
第5の特徴構成は、第3の特徴構成において、誘電率の
高い液体を前記板部の間に封入して前記電波吸収層を構
成したことにある。
又、本発明にかかる建物の光透過部構造の特徴構成は、
第1乃至第5の特徴構成のいずれかに記載の電波吸収ガ
ラスを、この電波吸収ガラスを介して光を透過させるよ
うに建物の壁に取り付けると共に、前記電波吸収層を前
記電波反射層よりも電波発生源に近い側に配設したこと
にある。
[作 用] 上記本発明にかかる電波吸収ガラスの第1の特徴構成に
よれば、電波反射層を設けたことにより、ガラス体の厚
み方向一方何より入射した電波は、この電波反射層によ
りその大部分が反射されるので、他方側に殆ど透過する
ことはない。しかも、電波吸収層と電波反射層とを前記
ガラス体に対して前記厚み方向に併設してあるので、前
記電波吸収層側より入射した電波は、電波反射層に至る
までの行程と、電波反射層により反射されて再び入射側
に向かうまでの行程との双方において、前記電波吸収層
により減衰される。すなわち、1層の電波吸収層であり
ながら、2層分の電波減衰効果を得て電波の反射障害を
充分に防止することができると同時に、殆ど電波を透過
させることもなく、その結果として、入射する電波を電
波吸収ガラス自身によって殆ど吸収することができる。
又、上記本発明にかかる電波吸収ガラスの第2の特徴構
成によれば、前記電波吸収層と前記電波反射層との間に
ガラス板が介在するので、第1の特徴構成で上述したよ
うに、入射する電波は必ずガラス板を2度通過するので
、電波の反射をさらに抑制することができる。しかも、
前記電波吸収層と前記電波反射層とが直接的に重ならな
いので、電波吸収ガラス製作工程において、一方の層の
仕上がり状態が他方に影響せず、その製作上有利である
一方、上記本発明にかかる電波吸収ガラスの第3の特徴
構成によれば、前記ガラス体を少なくとも2枚の板部で
形成し、前記電波吸収層を前記板部の間に設けてあるの
で、前記電波吸収層がガラス体の外部に露出しないこと
になり、その劣化を抑制することができる。
又、上記本発明にかかる電波吸収ガラスの第4の特徴構
成によれば、前記板部の対向する表面に前記電波吸収層
と前記電波反射層とを各別に設けてあるので、これら各
層の双方が外部に露出しないことになり、その劣化を抑
制することができる。しかも、前記2枚の板部を夫々別
体のガラス板で形成した場合には、前記各層のうちの一
方の敷設に失敗しても、その層の設けられたガラス板の
みが不良品となるだけであり、製作上の収率を向上させ
ることができる。
さらに、上記本発明にかかる電波吸収ガラスの第5の特
徴構成によれば、誘電率の高い液体を前記板部の間に封
入して前記電波吸収層を構成してあるので、この種の層
を薄膜状に形成する場合に比べて、各製品間における電
波吸収効果のばらつきが少なくなる。しかも、誘電率の
高い液体には水等の透明な液体が多種類存在するので、
これらの液体を用いることによって、電波吸収ガラスの
透過性を充分に高く維持することができる。
又、上記本発明にかかる建物の光透過部構造の特徴構成
によれば、上述の如き作用を奏する電波吸収ガラスを、
この電波吸収ガラスを介して光を透過させるように建物
の壁に取り付けであるので、建物外部からの入射波が建
物内に侵入することを、前記電波反射層によって有効に
防止することができる。そして、前記電波吸収層を前記
電波反射層よりも電波発生源に近い側に配設してあるの
で、前記電波吸収層が奏する上述の如き電波吸収作用に
よって、前記入射波がこの電波吸収ガラス自身によって
吸収され、建物の周囲に反射することがない。
〔発明の効果〕
このように、本発明によれば、入射する電波を殆ど吸収
することの可能な電波吸収ガラスを提供し得るに至った
。そして、かかる電波吸収ガラスを用いて、電波反射障
害と電波侵入障害とを共に防止することの可能な建物の
採光部構造を提供し得るに至った。
〔実施例〕
次に、第1図乃至第3図を参照しながら本発明の第1実
施例を示す。
第1図は、電波吸収ガラス(1)を用いて製作した、建
物の外壁(2)部におけるガラス窓(3)の縦断面図を
示す。前記電波吸収ガラス(1)は、基材となるガラス
体たるガラス板(4)の各表面に電波吸収層(5)と電
波反射層(6)とを各別に設けて形成してある。そして
、この電波吸収ガラス(1)を、前記電波吸収層(5)
を前記電波反射層(6)よりも電波発生源(0)たる外
部に向けてアルミサツシ(7)を介して建物の壁に取り
付け、建物の光透過部たるガラス窓(3)を構成してあ
る。すなわち、このアルミサツシ(7)の溝部(8)に
前記電波吸収ガラス(1)の周端部を嵌入すると共に、
その両院間(9)にバックアツプ材(10)を詰め込ん
でガラス板(4)を固定してある。そして、さらに前記
両バンクアップ材(10)上にシーリング材(lla)
 、 (llb)を詰め込んで、雨水等の侵入を防止し
てある。尚、前記電波反射層(6)と前記アルミサツシ
(7)とを電気的に接続させるために、前記電波反射層
(6)側のシーリング材(ILa)に導電性シーリング
材を用いである。
建物内部側に向けられた前記電波反射層(6)は、金属
、5n02、ITO等の物質を用いて、スパッタリング
、CVD、真空蒸着等の方法により前記ガラス板(4)
の表面に薄膜状に形成してある。一方、建物外部に向け
られた前記電波吸収層(5)は、フェライト粉末を高分
子材料に混合してなる液状の複合フェライト材を、前記
ガラス板(4)の表面に塗布すると共にこれを乾燥させ
て形成してある。そして、混合されたフェライトの磁気
損失を利用して、後述するように電波を吸収させである
。前記電波吸収層(5)の形成パターンとしては、第2
図に示すストライプ状パターンや、第3図に示す格子状
パターンを用いることができる。これらいずれのパター
ンにおいても、電波を充分に吸収させるには、複合フェ
ライト材の占有面積を50パ一セント以上確保すること
が望ましい。尚、高層建築物で上述の電波反射障害及び
電波侵入障害の原因となる電波は、特に90乃至770
MHzのテ■ ル ビ帯域の電波であるが、この種の電波は電界成分がたい
ていの場合において地面に平行な水平偏波であるため、
通常の地域においては、前記電波吸収層(5)を前記ス
トライプ状パターンに形成することで足りる。しかし、
前記電波の偏波面が地面に対して捻れている地域におい
ては、前記電波吸収層(5)を前記格子状パターンに形
成することが望ましい。
次に、上述の如き構成による前記電波吸収ガラス(1)
の電波吸収効果について説明する。第1図に示すように
、建物外部側から前記電波吸収ガラス(1)に入射する
入射波(W I )は、電波反射層(6)に至るまでの
行程中において前記電波吸収層(5)により減衰される
。そして、減衰された入射波(WT)の大部分が電波反
射層(6)により反射され、入射側に向かうまでの行程
中においても再び前記電波吸収層(5)により減衰され
た後、反射波(WR)として建物外部側に放出される。
すなわち、前記入射波(W+)は、電波反射層(6)に
至るまでの行程と、電波■ 反射層(6)により反射されて再び入射側に向かうまで
の行程との双方において、前記電波吸収層(5)によっ
て減衰され、その大部分が前記電波吸収ガラス(1)に
吸収される。尚、図中、(W T )は建物内部に侵入
するごく微量の透過波である。
ここで、上述の電波吸収ガラス(1)と、従来の一般的
なカラス板及び前記電波反射層(6)だけを設けた電波
反射ガラス板との性能の比較例について説明する。従来
のガラス板とは、フロートガラス、熱線吸収ガラス、熱
線反射ガラス等である。又、Plを入射波(W T )
のエネルギー、P2を反射波(WR)のエネルギー、さ
らに、POを透過波(WT)のエネルギーとする。そし
て、これらの値に基づいて、電波遮蔽性能量と電波反射
減衰量とを定める。
電波遮蔽性能量−10・l o g (P 1/P O
)電波反射減衰ff=10− l og (PI/P2
)次に、具体的値を示す。
(A)本発明にかかる電波吸収ガラス 電波遮蔽性能量−30乃至40  dB電波反射減衰量
−15乃至20  dB(B)従来の−・船釣なガラス
板 電波遮蔽性能量#Odr3 電波反射減衰量−15乃至20  dB(C)電波反射
ガラス板 電波反射減衰量−15乃至20  dB電波遮蔽性能引
10乃至60  dB かかる結果より、本発明に係る上述の電波吸収ガラスに
よれば、電波の反射エネルギーは従来の一般的なガラス
板とほぼ同程度であり、建物周囲の環境に対する電波反
射障害は充分に抑制されていることが理解される。又、
本発明に係る上述の電波吸収ガラス(1)によれば、従
来の一般的なガラス板よりも電波の透過エネルギーも大
幅に小さくなっており、電波侵入障害も克服されている
ことが理解される。
[別実施例コ 次に、本発明のさらに別の実施例について説明する。尚
、上述の第1実施と同様の部材には同様の番号を付して
ある。
まず、第4図に示す第2実施例においては、前記ガラス
体を2枚の板部、つまり2枚のガラス板(13) 、 
(14)よりなる複層ガラスで構成してある。この2枚
のガラス板(13) 、 (14)の互いに対向する対
向面に、前記電波吸収層(5)と前記電波反射層(6)
とを各別に設ける一方、この対向面どうしの間にスペー
サー(15)を介在させて空気層を形成してある。さら
に、このようにして形成される電波吸収ガラス(4)の
端部に導伝体(16)をイ」着させてから金属性のチャ
ンネル体(17)を外嵌し、このチャンネル体(17)
を介して前記アルミサツシ(7)と前記電波反射層(6
)とを電気的に接続させである。
次に、第5図に示す第3実施例は、上記第2実施例と同
様に、前記ガラス体(4)を複層ガラスで構成してある
。そして、複層ガラスにおける2枚のガラス板(13)
、(14)で形成される空間に誘電率の高い液体である
水(5a)を封入して、前記電波吸収層を形成してある
。一方、前記型5 波反射層(6)は、水(5a)との接触を避けるために
、建物内部側のガラス板(13)表面に設けてある。尚
、前記電波吸収層(5a)を形成する液体としては、水
の代わりに、アセトン、メチルアルコール、エチルアル
コール、ニトロヘンゼン等の液体を用いてもよい。
次に、第6図に示す第4実施例は、上述の第1乃至第3
実施例とは異なり、前記電波吸収ガラス(1)のガラス
体に、建物外壁(2)の開口部に設けられるガラスブロ
ック(19)を用いである。
このガラスブロック(19)は、ガラスを用いて中空状
に一体形成してあり、光をその厚み方向に透過させる2
つの板部(20) 、 (21,)とこの板部(20)
、(21)どうしをその周縁でつなげる周部(22)と
を備えている。又、第3実施例と同様に、前記中空部に
水(5a)を封入すると共に、建物内部に対向する板部
り20)表面と前記周部(22)の−部とに前記電波反
射層(6)を連続して設けてある。
前記建物外壁(2)の開口部には金属製の枠体(23)
を取り付けてあり、又、この枠体(23)内には金属製
の縦刃骨(24)を上下方向に向けて複数本取り付けで
ある。そして、これらの縦刃骨(24)どうしの間に、
複数個の前記電波吸収ガラス(1)を積み上げ、隣接す
る前記電波吸収ガラス(1)どうしの間、及び、前記電
波吸収ガラス(1)と前記枠体(23)との間に夫々モ
ルタル(25)を詰め込んで接着し、さらに、モルタル
(25)が露出する目地(26)にバックアツプ材(1
0)とシーリング材(Ila) 、 (llb)とを順
に詰め込んで、前記電波吸収ガラス(1)を介して光を
透過させる建物の光透過部(3)を構成してある。この
モルタル(25)には、前記電波を吸収する物質を混入
してある一方、建物内部側に対向する前記目地(26)
に詰め込んだシーリング材(lla)には、導電性シー
リング材を用いてあり、この導電性シーリング材(ll
a)を前記周部(22)の一部に設けた前記電波反射層
(6)に接着させて前記電波吸収ガラス(1)どうしと
前記枠体(23)とを電気的に接続してある。すなわち
、かかる目地(26)の構成によって、前記電波吸収ガ
ラス(1)どうしの間にも上述の如き電波吸収効果をも
たせである。
次に、本発明のさらに別の実施例を列挙する。
(イ)上述の第2乃至第4実施例において、前記板部の
うち前記建物外部側Gこ配置した板部(14)、(21
)を誘電率の低いガラス、例えば、石英ガラス等を用い
て形成すれば、前記建物外部側に対する電波の反射を更
に低く抑制することができる。又、前記建物外部側に配
置した板部(14)(21)の表面抵抗値を空気中のイ
ンピーダンスと同じ抵抗値、すなわち、単位面積当り3
77オ一ム程度に設定しておくことによっても、同様の
効果が得られる。
(ロ)上述の全ての実施例においては、前記電波吸収層
(5)と電波反射層(6)とが直接的に接しないように
構成したが、これら電波吸収層(5)と電波反射層(6
)とが直接的に接するように構成してもよい。
(ハ)上述の全ての実施例においては、本発明を建物外
壁(2)について実施したが、これらを建物内の壁につ
いて実施してもよい。例えば、コンピューター室と他の
部屋との仕切り壁について本発明を実施すれば、電磁ノ
イズによる種々の障害を回避することができる。
尚、特許請求の範囲の項に、図面との対照を便利にする
ために符号を記すが、該記号により本発明は、添付図面
の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明にかかる電波吸収ガラスを用
いた建物の光透過部の構造の実施例を示し、第1図は窓
の縦断面図、第2図は及び第3図は電波吸収ガラスの要
部平面図である。 第4図乃至第6図は別実施例を示し、第4図及び第5図
は複層ガラスを用いたガラス窓の縦断面図、第6図はガ
ラスブロックを用いた壁の縦断面図である。 第7図は、従来における高層ビル近傍の電波9 障害の状況を示す図である。 (4)・・・・・・ガラス体、 (5)・・・・・・電波吸収層、 (6) ・・・・・・電波反射層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光をその厚み方向に透過させるガラス体(4)に対
    して、電波吸収層(5)と電波反射層(6)とを前記厚
    み方向に併設してある電波吸収ガラス。 2、前記ガラス体(4)をガラス板で形成し、前記電波
    吸収層(5)と前記電波反射層(6)とを前記ガラス板
    の両面に各別に設けてある請求項1記載の電波吸収ガラ
    ス。 3、前記ガラス体(4)を少なくとも2枚の板部(13
    )、(14)、(20)、(21)で形成し、前記電波
    吸収層(5)を前記板部(13)、(14)、(20)
    、(21)の間に設けてある請求項1記載の電波吸収ガ
    ラス。 4、前記板部(13)、(14)の対向する表面に前記
    電波吸収層(5)と前記電波反射層(6)とを各別に設
    けてある請求項3記載の電波吸収ガラス。 5、誘電率の高い液体(5a)を前記板部(13)、(
    14)、(20)、(21)の間に封入して前記電波吸
    収層(5)を構成してある請求項3記載の電波吸収ガラ
    ス。 6、請求項1乃至5項のいずれかに記載の電波吸収ガラ
    ス(1)を、この電波吸収ガラス(1)を介して光を透
    過させるように建物の壁(2)に取り付けると共に、前
    記電波吸収層(5)を前記電波反射層(6)よりも電波
    発生源(0)に近い側に配設してある建物の光透過部構
    造。
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