JPH03222571A

JPH03222571A - 原稿両面読取装置

Info

Publication number: JPH03222571A
Application number: JP2018630A
Authority: JP
Inventors: Akio Suzuki; 章夫鈴木; Tamio Tenkai; 天海　民雄
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1990-01-29
Filing date: 1990-01-29
Publication date: 1991-10-01

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［概要］原稿の両面の情報を読取ることができる原稿両面読取装
置に関し、簡単な構成の原稿両面読取装置を実現することを目的と
し、原稿の表面の情報を読取る第１のイメージセンサと、第
１のイメージセンサて読取った後の原稿を所定距離だけ
進めるフィード機構と、該ワイド機構により運ばれてき
た原稿の裏面に設置されると共に、副走査方向に移動可
能であって原稿の裏面の情報を読取る第２のイメージセ
ンサとにより構成される。

［産業上の利用分野］本発明は原稿の両面の情報を読取ることができる原稿両
面読取装置に関する。

複写機等の原稿読取装置は、原稿の片面の情報のみを読
取るのが殆どである。しかしながら、原稿には表面及び
裏面の両面に情報が記録されているものもあり、このよ
うな両面原稿を読取るための原稿両面読取装置が開発さ
れてきている。

［従来の技術］第７図は従来の原稿両面読取装置の構成概念図である。

図において、１は原稿であり、筐体２上に取付けられた
ローラ３，４により搬送される。

５は原稿１の表面の情報を読取る第１のイメージセンサ
、６は裏面の情報を読取る第２のイメージセンサである
。第１のイメージセンサ５は筐体２の外側に設けられ、
第２のイメージセンサ６筐体２の内部に設けられている
。

このように構成された装置において、原稿１はローラ３
，４により構成される搬送機構により搬送される。この
間に第１のイメージセンサ５は原稿１の表面の情報を読
取って２１ｉａ化回路７に送り、ディジタルデータに変
換する。一方、第２のイメージセンサ６は原稿１の裏面
の情報を読取って２値化回路８に送り、ディジタルデー
タに変換する。

そして、これら２値化回路７８てディジタルデータに変
換された画像データはホストインターフェイス等に送ら
れ、必要な画像処理が行われる。

［発明が解決しようとする課題］前述した従来装置によ・れば、読取りは高速に行えるが
、第１及び第２のイメージセンサ５．６が上下同一の箇
所に設置されているため、読取った後の画像データをデ
ィジタルデータに変換するための２値化回路等をそれぞ
れ独立に設ける必要がある。また、表面と裏面の読取り
方向を合わせるために、少なくとも片面骨のページバッ
ファを持つ必要がある。

本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって
、簡単な構成の原稿両面読取装置を提供することを目的
としている。

［課題を解決するための手段］第１図は本発明の原理構成図である。第７図と同一のも
のは、同一の符号を付して示す。図において、］０は原
稿１の表面の情報を読取る第１のイメージセンサ、１１
は第１のイメージセンサ１０で読取った後の原稿を所定
距離だけ進めるフィード機構である。該フィード機構１
１は、例えばローラ１１．ａ、１．１ｂ及びこれらロー
ラの回転を利用して原稿１を搬送する原稿パッド１］、
ｃより構成してもよいが、この構成に限られるものては
ない。

１２は該フィード機構１１により運ばれてきた原稿１の
裏面に設置されると共に、副走査方向（図の矢印方向）
に移動可能であって原稿１の裏面の情報を読取る第２の
イメージセンサである。

１３は原稿１を装置内に引込むローラである。

［作用］第１のイメージセンサ１０と第２のイメージセンサ１２
とを所定距離能して設置しているため、原稿１の情報読
取りを時間的にずらして行うことができ、従って画像メ
モリも１個ですませることができ、構成が簡単になる。

また、原稿１の裏面を読取る第２のイメージセンサ１２
は副走査方向に移動可能であるので、表面の読取り方向
に合わせて裏面読取り時の読取り開始方向を決定するこ
とができ、ページバッファを持たなくても両面の読取り
方向を合わせることができる。

［実施例］以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。

第２図は本発明の電気回路部の構成例を示す図である。

第１図と同一のものは、同一の符号を付、して示す。図
において、１４は第１及び第２のイメージセンサ１０１
１の出力を受けて、センサ切換え信号によりいずれか一
方をセレクトするマルチプレクサ、１５は該マルチプレ
クサ１４の出力をディジタルデータに変換する２値化回
路である。このように構成された回路の動作を説明すれ
ば、以下のとおりである。

先ず、センサ切換え信号によりマルチプレクサ１４は第
１のイメージセンサ１０を選ぶ（第１図の構成より明ら
かなように第１のイメージセンサ１０が前の位置にある
ため）。この結果、第１のイメージセンサ１０て読取っ
た原稿の表面の情報はマルチプレクサ１４を介して２値
化回路１５に送られ、ディジタルデータに変換される。

そして、ディジタルデータに変換された画像データはホ
ストインターフェイス（図示せず）に送られる。

原稿の表面の読取りが終わると、センサ切換え信号によ
りマルチプレクサ１４は今度は第２のイメージセンサ１
１をセレクトする。第２のイメージセンサ１１で読取っ
た原稿の表面の情報はマルチプレクサ１４を介して２値
化回路１５に送られ、ディジタルデータに変換される。

第３図は本発明装置の実施例の外観図、第４図は本発明
装置の実施例の機構図である。第１図第２図と同一のも
のは、同一の符号を付して示す。

第３図において、２０は原稿１が載置される原稿台、３
０は原稿］の表面を読取る上面読取部、４０は原稿１の
裏面を読取る下面読取部、２］は読取られた原稿をスタ
ックするスタッカである。上面読取部３０には前記した
第１のイメージセンサ１０が含まれ、下面読取部４０に
は第２のイメジセンサ１２が含まれる。

第４図において、２２は原稿１を装置内部に弓込むだめ
のフィードモータ、２３は該フィード機構２２により回
転させられるビックベルト、２４．２５はビックベルト
２３が巻回されたローラ、２６はセパレートローラであ
る。これらの構成要素で、原稿台２０に載置された原稿
１を引込む原稿引込み部を構成する。１０は第１のイメ
ージセンサたるＣＣＤ　（以下ＣＣＤＩと略す）、３１
は原稿１を照らすランプ、３２は原稿１の情報をＣＣＤ
Ｉまで導くミラー、３３はミラー３１を経て送られてき
た原稿情報（光情報）を集束させてＣＣＤＩに照射する
レンズである。３４は原稿１を排出する排出ローラであ
る。これら、フィードモータ２２．ビックベルト２３．
ローラ２４，２５゜セパレートローラ２６．ＣＣＤＩ、
　　ミラー３１゜レンズ３２及び排出ローラ３３とで、
第３図の上面読取部３０を構成する。

１１ｄは原稿１を第２のイメージセンサ１２の位置まで
フィードするための原稿パッド駆動モータ、４０．４１
は従動ローラで、ローラ１１ａ。

１１ｂ、原稿パッド１１ｃと共にフィード機構１１を構
成する。１２は第２のイメージセンサたるＣＣＤ　（以
下ＣＣＤ２と略す）、４２は原稿１の裏面を照らすラン
プ、４３は原稿１の裏面の情報をＣＣＤ２まで導くミラ
ー、４４はミラー４３を経て送られてきた原稿情報（光
情報）を集束させてＣＣＤ２に照射するレンズである。

フィード機構１．１．ＣＣＤ２．　ランプ４２．ミラー
４３及びレンズ４４とで、第３図の下面読取部４０を構
成している。

ランプ４２　ミラー４３．レンズ４４及びＣＣＤ２は副
走査方向に移動可能にてきており、図示しない駆動機構
により副走査方向に移動されるようになっている。５１
は装置を動作させる電源、５２は制御回路１画像処理回
路が搭載された制御・画像処理プリント板である。この
ように構成された装置の動作を説明すれば、以下のとお
りである。

原稿台２０に載置された原稿１は、原稿引込み部により
装置内に引込まれる。引込まれた原稿１は、セパレート
ローラ２６．排出ローラ３４及び従動ローラ４０による
フィード機構により移動させられる。この間に、ランプ
３１によりその表面か照らされ、ミラー３２により原稿
１の光学情報はレンズ３３まで導かれる。レンズ３３は
原稿１の光学情報を集束してＣＣＤＩに照射する。ＣＣ
Ｄ１は入射された光学情報を電気信号に変換する。

この結果、原稿１の表面の情報はＣＣＤ１により読取ら
れることになる。

表面の情報が読取られた原稿１はフィード機構１１によ
りＣＣＤ２の位置まで運ばれる。ここで、原稿１が所定
の位置まで運ばれたら、フィード機構１１は原稿１をそ
の位置で停止させる。ＣＣＤ２、ランプ４２．ミラー４
３及びレンズ４４よりなるユニットは副走査方向（図の
左方向又は右方向）に移動する。この副走査方向は原稿
１の表面と読取開始方向を合わせるような方向に選ばれ
る。

この副走査方向の移動の間に、原稿１の裏面の情報は、
ランプ４２により照射され、ミラー４３により原稿１の
裏面の光学情報がレンズ４４まで導かれる。レンズ４４
は原稿１の光学情報を集束してＣＣＤ２に照射する。Ｃ
ＣＤ２は入射された光学情報を電気信号に変換する。こ
の結果、原稿１の裏面の情報はＣＣＤ２により読取られ
ることになる。読取の終了した原稿１は装置から排出さ
れ、スタッカ２１に蓄えられる。

上述の説明では、ＣＣＤＩ、ＣＣＤ２の主走査方向への
移動については説明しなかった。ＣＣＤ１、ＣＣＤ２を
ラインセンサとして形成する場合には、主走査方向への
移動は不要である。そうでない場合には、主走査方向へ
のスキャン動作が必要となる。

本発明は１枚の原稿のみならず、２枚以上の原稿を閉じ
た両面原稿についても用いることができる。第５図は両
面原稿の読取り方向を示す図である。■縦形、横とし、
■横形、ｉ黄とじ、■横形上とじの３つの場合について
表面と裏面の主走査方向及び副走査方向を示している。

なお、原稿中に示す２つの穴はファイル用の穴である。

この穴に応じて表面と裏面の読取開始方向を合わせてい
る。

第６図は本発明の他の実施例を示す構成概念図である。

図に示す実施例は、第１図の原理図と異なり、先ずＣＣ
Ｄ２で原稿１の裏面の情報を読取り、その後ＣＣＤＩで
原稿１の表面の情報を読取るようにしたものである。読
取り部の構成自体は原理図１と同じである。

上述の実施例では、原稿裏面を読取るのに、原稿を所定
位置までフィードし、その後読取り部を副走査方向に移
動しつつ読取る場合を例にとった。

しかしながら、本発明はこれに限るものではなく、フィ
ード機構により移動しつつある原稿を、読取り部を固定
したままで読取るようにしてもよい。

［発明の効果］以上、詳細に説明したように、本発明によれば原稿の表
面の情報を読取るイメージセンサと、裏面の情報を読取
るイメージセンサとを所定距離離して設置することによ
り、表面の情報と裏面の情報とを連続的に読取ることが
できる。従って電気回路を共用することができ、簡単な
構成の原稿両面読取装置を実現することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理構成図、第２図は本発明の電気回路の構成例を示す図、第３図は
本発明の実施例の外観図、第４図は本発明の実施例の機構図、第５図は両面原稿の読取り方向を示す図、第６図は本発
明の他の実施例を示す構成概念図、第７図は従来装置の
構成概念図である。第１図において、１は原稿、２は筐体、１０．１２はイメージセンサ、１１はフィード機構、１１ａ、ｌｌｂはローラ、１１ｃは原稿パッド、１３はローラである。

Claims

【特許請求の範囲】原稿の表面の情報を読取る第１のイメージセンサ（１０
）と、第１のイメージセンサ（１０）で読取った後の原稿を所
定距離だけ進めるフィード機構（１１）と、該フィード機構（１１）により運ばれてきた原稿の裏面
に設置されると共に、副走査方向に移動可能であって原
稿の裏面の情報を読取る第２のイメージセンサ（１２）
とにより構成された原稿両面読取装置。