JPH03221667A

JPH03221667A - 住宅建築現場の養生シート

Info

Publication number: JPH03221667A
Application number: JP1582490A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Ohashi; 弘大橋; Shigeo Yamanaka; 山中　成郎; Yoichi Shoji; 東海林　陽一
Original assignee: Sekisui House Ltd
Current assignee: Sekisui House Ltd
Priority date: 1990-01-25
Filing date: 1990-01-25
Publication date: 1991-09-30
Anticipated expiration: 2013-10-22
Also published as: JP2812399B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、住宅建築現場において、建築中の住宅の周囲
の環境を保護し、かつ近隣住民への安全を図る為に敷設
する建築現場安全壁に関する。

（ロ）従来技術従来から、住宅建築現場において住宅Ａの周囲に、組立
足場と養生シートにより建築現場安全壁を構成する技術
は公知とされているのである。

また大型のビルの建築現場等において、周囲に安全壁を
構成し、該安全壁に絵画をデザインしたり、完成後のビ
ルの全容をデザインする技術も公知とされているのであ
る。

（ハ）発明が解決すべき課題しかし、個人向けの住宅の建築現場においては、建築現
場安全壁の設置期間が短く、数ケ月で取り払う為に、組
立足場と養生シートにより簡易的に建築現場安全壁を構
成し、外から見た場合に周囲の景色を害し、また近隣住
民からは速く建築現場安全壁が取り払われることを待ち
望まれるという状態が多かったのである。

本発明は、個人向けの住宅建築現場においても、簡単に
建築現場安全壁が構成でき、該建築現場安全壁を構築す
る際に、同時に簡単な作業で絵画面を構成できるように
構成したものである。

そして該絵画面は、建築中の住宅の完成後の全容とすれ
ば、近隣住民に対し安心感を与えることができ、またメ
ーセージや周囲の環境にマツチした風景画をデザインす
ることにより、建築現場安全壁の周囲の状況との不釣り
合いを解消することが出来るのである。

（ニ）課題を解決する手段本発明の解決すべき課題は以上の如くであり、次に解決
する手段を説明する。

゛住宅建築現場において、住宅Ａの周囲の環境を保護し
安全を図る為に、組立足場３を巡らし、該組立足場３の
外面に養生シート１を張設する構成において、該養生シ
ート１の道路に面した側面に、住宅Ａの壁面大の絵画面
９を設けたものである。

また、絵画面９の表側上下位置に、夜間照明装置２・１
１を配置し、絵画面９を照明すべく構成したものである
。

また、絵画面９を養生シート１の単位面積毎に分割し、
絵画面９ａ・９ｂ・９ｃとしたものである。

また、絵画面９のデザインを、建築中の住宅Ａと同じデ
ザインとしたものである。

また、絵画面９に、近隣住民へのメツセージを記載する
ものである。

また、絵画面９を養生シート１に直接にデザインしたも
のである。

（ホ）実施例本発明の解決すべき課題及び解決する手段は以上の如く
であり、次に添付の図面に示した実施例の構成を説明す
る。

第１図は住宅Ａの周囲に巡らした建築現場安全壁Ｂに風
景画とメッセージをデザインした実施例の正面図、第２
図は絵画面９に完成後の住宅Ａの全容をデザインした実
施例の正面図、第３図は絵画面９の上下に夜間照明袋Ｗ
２・１１を敷設した実施例の正面図、第４図は建築現場
安全壁Ｂの側面図である。

第４図において図示する如く、住宅Ａは屋根７やベラン
ダ６が、壁面５から突出しているので、住宅Ａの壁面５
に直接に養生シート１を張設することは出来ず、屋根７
の再先端位置に近く、組立足場３を組立配置している。

そして、該組立足場３の道路側の面に本発明の養生シー
ト１と絵画面９を張設するのである。

養生シー１−１は、通常は組立足場３に対して簡単に脱
着を可能とする為に、４隅に括り付は紐が設けられてお
り、また組立足場３も簡単に組立・分解が出来るので、
住宅Ａの建築現場が変わる毎に、分解・搬送・組立を行
うのである。

そして従来は、該養生シートｌは白または緑等の１色の
シートであり、周囲の安全は確保するが、周囲の風景に
マツチしない無粋な面が出来上がっていたのである。

そしてこの雰囲気に加えて、現場独特の乱雑さや、工事
関係車両の近隣道路への無断駐車等が相乗作用すること
により、近隣住民に対して、工事関係者に対するのみ或
らず、完成後の住宅Ａに入居する施工依頼主に対しても
、不信感が発生するという不具合いが有ったのである。

本発明はこのような、無粋な建築現場安全壁Ｂを、楽し
く夢のあるものにし、かつ工事請負会社のイメージの向
上を図り、施工依頼主の穏やかな人格を、先住の近隣住
民にアピールする役目を果たすものである。

即ち第１図の実施例においては、組立足場３に複数枚張
設した養生シート１ａ・１ｂ・・・１ｈの中で、略住宅
Ａの中央壁面５に該当する位置に、風景画をデザインし
た絵画面９を張設しているのである。

該絵画面９は工事終了後に他の建築現場へ移動して、再
度絵画面９として使用できるように、３枚の単位絵画面
９ａ・９ｂ・９ｃに分解可能としているのである。

該単位絵画面９ａ・９ｂ・９ｃは、丁度養生シート１の
１枚の大きさと同じにしており、養生シート１の上に別
の単位絵画面９ａ・９ｂ・９ｃを敷設しても良いのであ
るが、養生シート１の１枚毎に直接に絵画面をデザイン
しても良いのである。

また第１図においては、風景画により回りの風景との調
和を図っているが、該風景画の面に、ｆｏｒ　ｔｈｅ　
ｎｅｘｔ　ｓｔａｇｅ″の如く、メッセージを描き込ん
で、近隣住民にアピールしても良いのである。

また絵画面９の左右に、施工工事者のメンセージ板８や
、安全メッセージ板１０を張設しても良いものである。

第２図においては、絵画面９のデザインを、住宅Ａの完
成後の全容を示すものとしている。

このように完成後の全容を近隣住民にアピールすること
により、どのような建物が出来るのかという近隣住民の
不安感を取り除くことが出来るのである。

第３図においては、本発明の如く絵画面９を張設したと
しても、日没後においては自然光によっては該絵画面９
を見ることが出来ないので、やはり無粋な建築現場安全
壁Ｂのみが存在することとなるので、近隣住民が移動す
る夜９時頃までの間は、該絵画面９が明確に見ることの
出来るような夜間照明装置２・１１を、絵画面９の上下
位置に配置し、照明を行ったものである。

（へ）発明の効果本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏
するのである。

請求項（１）の如く、住宅建築現場において、住宅Ａの
周囲の環境を保護し安全を図る為に、組立足場３を巡ら
し、該組立足場３の外面に養生シート１を張設する構成
において、該養生シート１の道路に面した側面に、住宅
Ａの壁面大の絵画面９を設けたので、緑一色の養生シー
ト１の面が、近隣の風景に溶は込まずにいらいら感を与
え、また工事関係車両の無断駐車や、工事現場の乱雑さ
が相乗して近隣住民に与えていた、工事関係者や施工依
頼主に対する不信感を、和らげることが出来るのである
。

また施工住宅会社のイメージの向上を図ることも出来る
のである。

請求項（２）の如く、絵画面９の表側上下位置に、夜間
照明装置２・１１を配置し、絵画面９を照明すべく構成
したので、日没後には自然光により絵画面９が見られ無
い為にやはり無粋な建築現場安全壁Ｂとなるという不具
合いを、近隣道路の通行人が少なくなるまでの間、照明
して確実に絵画面９が見れるようにすることができ、近
隣住民に対して確実にアピールすることが出来る。

請求項（３）の如く、絵画面９を養生シート１の単位面
積毎に分割し、絵画面９ａ・９ｂ・９ｃとしたので、該
建築現場の工事が終了後には、該絵画面９を外して搬送
し、他の現場でまた組立することができ、繰り返し使用
が可能となったのである。

請求項（４）の如く、絵画面９のデザインを、建築中の
住宅Ａと同じデザインとしたので、完成後の住宅Ａが、
近隣の環境にマツチするかどうかを心配している近隣住
民に対して、工事の時から完成後の全容をアピールして
おくことにより、安心させること出来るのである。

請求項（５）の如く、絵画面９に近隣住民へのメッセー
ジを記載することにより、住宅Ａとその工事関係者も、
施工依頼主も、近隣住民に対して溶は込む意図があり、
近隣環境を乱す意図の無いことを明確にアピールするこ
とが出来るので、新居に入居後も隣近所との付き合いを
スムーズに開始することが出来るのである。

請求項（６）の如く、絵画面９を養生シート１に直接に
デザインしたので、養生シート１と絵画面９を別に用意
する必要が無くなり、コストの低下を図ることが出来た
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は住宅Ａの周囲に巡らした建築現場安全壁Ｂに風
景画とメツセージをデザインした実施例の正面図、第２
図は絵画面９に完成後の住宅Ａの全容をデザインした実
施例の正面図、第３図は絵画面９の上下に夜間照明装置
２・１１を敷設した実施例の正面図、第４図は建築現場
安全壁Ｂの側面図である。・・養生シート１１・・・夜間照明装置・・絵画面９ｂ、９ｃ・・・単位絵画面・・・住宅・・・建築現場安全壁

Claims

【特許請求の範囲】

（１）、住宅建築現場において、住宅Ａの周囲の環境を
保護し安全を図る為に、組立足場３を巡らし、該組立足
場３の外面に養生シート１を張設する構成において、該
養生シート１の道路に面した側面に、住宅Ａの壁面大の
絵画面９を設けたことを特徴とする住宅建築現場の養生
シート。
（２）、請求項（１）記載の絵画面９の表側上下位置に
、夜間照明装置２・１１を配置し、絵画面９を照明すべ
く構成したことを特徴とする住宅建築現場の養生シート
。
（３）、請求項（１）記載の絵画面９を養生シート１の
単位面積毎に分割し、絵画面９ａ・９ｂ・９ｃとしたこ
とを特徴とする住宅建築現場の養生シート。
（４）、請求項（１）記載の絵画面９のデザインを、建
築中の住宅Ａと同じデザインとしたことを特徴とする住
宅建築現場の養生シート。
（５）、請求項（１）記載の絵画面９に、近隣住民への
メッセージを記載することを特徴とする住宅建築現場の
養生シート。
（６）、請求項（１）記載の絵画面９を養生シート１に
直接にデザインしたことを特徴とする住宅建築現場の養
生シート。