JPH03219505A - 同軸ケーブル - Google Patents

同軸ケーブル

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JPH03219505A
JPH03219505A JP1406690A JP1406690A JPH03219505A JP H03219505 A JPH03219505 A JP H03219505A JP 1406690 A JP1406690 A JP 1406690A JP 1406690 A JP1406690 A JP 1406690A JP H03219505 A JPH03219505 A JP H03219505A
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JP
Japan
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tubular body
coaxial cable
tubular
conductor
insulating layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP1406690A
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English (en)
Inventor
Kazuo Chiba
一夫 千葉
Yoshiaki Oishi
大石 義昭
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、コンピュータ及びその周辺機器をはじめとす
る電子機器の信号伝送路などに使用される同軸ケーブル
に関するものである。
(従来の技術) コンピュータ及びその周辺機器をはじめとする電子機器
の高度の発達に伴い、この分野で用いられる同軸ケーブ
ルも高性能で信頼性の高いものが要求されている。特に
伝送エネルギーの損失が小さく、しかも信号伝送速度の
より速い同軸ケーブルが強く求められている。この要求
を満足させるためには中心導体と外部導体との間に設け
られた絶縁層に空隙或は気孔を設けるなどして、その実
行誘電率εをより小さくすることが不可欠である。
そこで従来は第6図のように中心導体Aの外周にプラス
チックディスクCを配設し、その外側に外部導体Bを同
ディスクCで支持して所望の内部空隙Eを得るものや、
第7図のように中心導体Aと外部導体Bとの間に、例え
ばポリエチレン、ポリプロピレン、PFA、PTFE等
の高発泡プラスチックからなる絶縁層りが形成されたも
のがあリ、実際に使用に供されている。
また、図示されていないが中心導体の外側に螺旋状にコ
ルデル′紐を巻回して実行誘電率εを低減するようにし
たものもある。
(発明が解決しようとする課題) しかし、第6図のように中心導体Aと外部導体Bとをプ
ラスチックディスクCにより離間する場合には、前記内
部空隙Eの絶縁層に対する比率を60%以上にすると、
空隙部の引張り強度、曲げ強度、屈曲強度などの機械的
強度が非常に脆弱となり、通常のケーブルと同様の取扱
いが困難となる。
また、第7図のように絶縁層りを高発泡プラスチックに
より形成する場合には、未だに60%の発泡率(気孔率
)を得るに至っておらず、これ以上に無理に発泡率を上
げると泡が互いに結合して泡の粒径が太き(なるため、
外部の応力に対して潰れ易くなり、しかも発泡率が不安
定となって次第に長平方向に均一性が失われていく。
また、コルデル紐が中心導体の外周面に巻回されたもの
は、同紐の巻付は時に中心導体に歪が発生してしまい、
同軸ケーブルの電気的及び物理的特性の低下をまねいて
いた。
(発明の目的) 本発明の目的は前記問題に鑑み、絶縁層の60%以上の
実質中空率を容易に獲得でき、機械的強度に強く、製品
の均一性の良好な同軸ケーブルを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明のうち請求項第1の同軸ケーブルは、第1図のよ
うに中心導体lの周囲に絶縁体製の管状体2が配設され
て絶縁層5が形成され、その外周に前記中心導体1に対
して同軸状に外部導体3が配設されてなる同軸ケーブル
において、前記管状体2が多孔質発泡パイプであること
を特徴とするものである。
本発明のうち請求項第2の同軸ケーブルは、前記請求項
第1の同軸ケーブルにおいて、前記管状体2の内径の外
径に対する断面積比(中空率)が60%以上であること
を特徴とするものである。
本発明のうち請求項第3の同軸ケーブルは、前記請求項
第1の同軸ケーブルにおいて、管状体2の中空部2aと
管状体2間の間隙部6との体積の、絶縁層5の体積に対
する断面積比(実質中空率)が60%以上であることを
特徴とするものである。
本発明の同軸ケーブルは具体的には、錫、ニッケル、銀
等のメツキを施したまたは施していない、銅、アルミニ
ウム等の単芯もしくは撚線の中心導体lの周囲に、セル
ロース類(酢酸セルロース等)、アクリル樹脂類(PM
MA等)、ポリオレフィン類(ポリプロピレン、ポリエ
チレン等)、フッ素樹脂類(PFA等)、ポリアミド類
(6,6−ナイロン等)、ポリエステル類、ポリカーボ
ネート、ボリアリレート等のプラスチックからなる管状
体2を一本または複数本巻付け、または撚合わせ、また
は導体と平行に配置させて絶縁層5が形成される。
そして前記管状体2からなる絶縁層5の外周に、錫、ニ
ッケル、銀などのメツキを施した或は施していない銅、
アルミニウムなどの導線の横巻や編組または、アルミニ
ウムや銅のPETラミネートテープ等の金属箔の外部導
体3が前記中心導体lと同軸状に9設され、更にその外
周にポリエチレンやポリ塩化ビニル等がシースされて本
発明の同軸ケーブルが完成される。
前記管状体2は多孔質発泡パイプであり、通常の発泡溶
融押出しや溶融紡糸後の溶剤処理、もしくは延伸処理な
どによって多孔質化されたものである。更に、この管状
体2には中空率60%以上、好ましくは80%以上のも
のを使用して、絶縁層5の実質中空率60%以上とする
のが望ましい。
前記管状体2からなる絶縁層5はその機械的強度を向上
させるために必要に応じて、第2図のように同管状体2
の外側にPET、紙、ポリエチレン、テフロンなどから
なる薄肉テープ11を巻いて同管状体2同士が互いに接
触するようにしてもよい。また、管状体2同士を接合さ
せるために、第3図に示すように管状体2の隙間にポリ
ビニルアルコール等の接着剤12を充填したり、隣接す
る管状体2同士を熱溶着させたり、同絶縁層5を溶剤に
浸析させたり、管状体2の隙間に同溶剤を含浸させたり
してもよい。
(作用) 本発明の同軸ケーブルでは、前記中心導体1と外部導体
3との間の絶縁層5が多孔質発泡パイプからなる管状体
により構成されているので、同多孔質発泡パイプの材質
と、管状体2の中空率または絶縁層5の実質中空率とを
選定することにより所望の実行誘電率εを設定すること
が可能となる。
また、管状体2の中空部2aと管状体2間の間隙6と多
孔質発泡パイプの気孔2b(第1図C)との総体積の、
絶縁層5の体積に対する比率(実質空隙率)を容易に6
0%以上とすることができる。
しかも、空隙部が管状体2自体に守られるため機械的強
度にも強く、しかも製品の長手方向の均一性に優れる。
(実施例) 第1図〜第4図は本発明の同軸ケーブルの各種実施例で
ある。
これらの実施例のうち、第1図の同軸ケーブルは次のよ
うの構成されている。
中心導体1:外径0.10mm銀メツキ軟銅線を7本撚
合せた撚線、標準外径0.30mm。
管状体2:外径0.30mm、内径0.28mm、気孔
率50%のポリプロピレン管状体を6本撚合わせ。
外部導体3:外径0.10mm銀メツキ軟銅線の30本
横巻シールド。
シース4:肉厚0.5mm柔軟塩化ビニルシース。
第2図の同軸ケーブルでは次のように構成されている。
中心導体1:外径0.10mm銀メツキ軟銅線を7本撚
合せた撚線、標準外径0.30mm。
管状体2:外径0.30mm、内径0.28mm、気孔
率50%のポリプロピレン管状体を6本撚合わせ。
薄肉テープ11:5μ厚、5mm幅、PETテプ1/4
ラップの押え巻。
外部導体3:外径0.08mm銀メツキ軟銅線の29本
横巻きシールド。
シース4:肉厚0.5mm柔軟ポリ塩化ビニルシース。
第3図の同軸ケーブルでは次のように構成されている。
中心導体1:外径0.10mm銀メツキ軟銅線を7本撚
合わせた撚線、標準外径0.30mm。
管状体2:外径0.30mm、内径0.28mm、気孔
率50%のポリプロピレン管状体を6本撚合わせ。
接着剤12ニアクリル系紫外線硬化型樹脂。
外部導体3:外径0.08mm銀メツキ軟銅線の29本
横巻きシールド。
シース4:肉厚0.5mm柔軟ポリ塩化ビニルシース。
第4図の同軸ケーブルでは次のように構成されている。
中心導体1:外径0.05mm銀メツキ軟銅線を7本撚
合わせた撚線、標準外径0.15mm。
管状体2:外径0.15mm、内径0.13mm、気孔
率50%のポリプロピレン管状体を18本撚合わせ。
外部導体3:5mm幅、アルミニウム7μPET5μラ
ミネートテープ。
シース4:肉厚0.5mm柔軟ポリ塩化ビニルシース。
ドレイン線7:外径0.30mmの銀メツキ軟銅線。
本発明の同軸ケーブルは例えば第5図のようにして製造
される。
まず、第5図a、bに示す撚合機20を用いて中心導体
1の外周に管状体2を適当なピッチで撚合せる。この撚
合機20では第5図すのボビン21から管状体2が引出
され、同時に撚合機20が同図の矢印方向に回動して中
心導体1の外周に管状体2が撚合されるようにしである
このとき、管状体2の機械的強度を向上させるために必
要に応じて第5図Cに示すようなテープ巻機10で第2
図のように同管状体2の外側に薄肉テープ11を巻いて
同管状体2同士を互いに接触させてもよい。また、第3
図に示すように管状体2同士を接合してもよく、同図の
場合には例えば紫外線硬化型樹脂を接着剤12として使
用し、この樹脂を管状体2間に充填した後、第5図dの
ようなUVランプ14、反射鏡15等により構成される
紫外線硬化型樹脂硬化装置13によって同樹脂を硬化さ
せる。
このようにしてテープ巻きしたり、紫外線硬化型樹脂を
充填した管状体2の外周に、第5図a、eの外部導体撚
合せ機22により外部導体3を撚合わす。
ここまでの工程は第5図aに示すような一連の設備で連
続して行なうことが量産性、生産コストの面で好ましい
ノ 更に前記外部導体3の外周に、通常の押出機でシース4
が施されて本発明の同軸ケーブルが完成1 される。
本発明の同軸ケーブルは前記管状体2の材質及び形状、
押え巻や接着剤の有無、シースの有無、製造方法などに
限定されるものではない。
(発明の効果) 本発明の同軸ケーブルは管状体2が多孔質発泡パイプか
らなり、同管状体2の中空部2a及び管状体2間の間隙
6が絶縁層5を構成するので、以下のような各種効果が
ある。
■、多孔質発泡パイプの気孔率と中空率とを適宜選定す
ることにより、所望とする実行誘電率εを設定すること
が可能となる。
■、管状体2の中空率を60%以上、好ましくは80%
以上とすれば、実質空隙率60%以上の絶縁層5を容易
に得ることができる。
■、管状体2が使用されているので機械的強度に優れ、
同管状体2が漬れない限り、絶縁層5が確実に確保され
る。従って、外部導体3が位置ずれしたり巻崩れたすせ
ず、しかも管状体2が長平方向に配設されているので、
製品の長平方向全長 2 に亙って均一な品質が確保される。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本発明の同軸ケーブルの一実施例を示す断面
図、同図すは同ケーブルの構造を示す説明図、同図Cは
同ケーブルの管状体に使用された多孔質発泡パイプの斜
視図、第2図〜第4図は本発明の同軸ケーブルの各種実
施例を示す断面図、第5図aは本発明の同軸ケーブルの
製造工程を示す説明図、同図すは同図aの管状体撚合機
の説明図、同図Cは同図aのテープ巻き機の説明図、同
図dは同図aの紫外線硬化型樹脂硬化装置の説明図、同
図eは同図aの外部導体横巻機の説明図、第6図aは従
来のプラスチックディスク型同軸ケーブルの断面図、同
図すは同図aのA−A断面図、第7図は従来の発泡プラ
スチック絶縁材型同軸ケーブルの断面図である。 1は中心導体 2は管状体 3は外部導体 5は絶縁層 舐 −26−

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)中心導体1の周囲に絶縁体製の管状体2が配設さ
    れて絶縁層5が形成され、その外周に前記中心導体1に
    対して同軸状に外部導体3が配設されてなる同軸ケーブ
    ルにおいて、前記管状体2が多孔質発泡パイプであるこ
    とを特徴とする同軸ケーブル。
  2. (2)前記管状体2の内径の外径に対する断面積比が6
    0%以上であることを特徴とする請求項第1の同軸ケー
    ブル。
  3. (3)前記絶縁層5全体における管状体2の中空部2a
    と管状体2間の間隙部6との体積の、同絶縁層5の体積
    に対する断面積比が60%以上であることを特徴とする
    請求項第1の同軸ケーブル。
JP1406690A 1990-01-24 1990-01-24 同軸ケーブル Pending JPH03219505A (ja)

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