JPH03218486A - パルスドツプラーレーダー装置 - Google Patents

パルスドツプラーレーダー装置

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JPH03218486A
JPH03218486A JP2171784A JP17178490A JPH03218486A JP H03218486 A JPH03218486 A JP H03218486A JP 2171784 A JP2171784 A JP 2171784A JP 17178490 A JP17178490 A JP 17178490A JP H03218486 A JPH03218486 A JP H03218486A
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JP
Japan
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target
pulse
output
range pin
phase compensation
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Pending
Application number
JP2171784A
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English (en)
Inventor
Shigeo Inatsune
茂穂 稲常
Takahiko Fujisaka
貴彦 藤坂
Yoshimasa Ohashi
大橋 由昌
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野J この発明は,信号対雑音電力比(以下, SNRという
)の改善効果を高めるコヒーレント積分を適用したパル
スドップラーレーダー装置に関する。
[従来の技術] 従来のこの種のパルスドップラーレーダー装置として,
例えば,文献, G.V.Morris :″Airb
ornePulsed Doppler Radar”
, Artech l{ouse, Inc.(198
81に示されているものがある。第8図は従来のパルス
ドップラーレーダー装置の構成ブロック図である。
(11はアンテナ,(2)は送信手段,(3)は送受切
換器, (12)は受信手段,  (17)は信号処理
手段, (18)は表示器である。
次に動作概要を説明する。送信手段(2)で発生された
送信パルスは送受切換器(3),アンテナ(11を経て
電波として目標へ放射される。目標で反射された電波は
アンテナ(1)で受信され,送受切換器(3)を経て受
信手段{l2}内のミキサー(5)に入力され,局部発
振器{4}の出力との積がとられ,中間周波数信号に変
換される。
ミキサー{5}の出力はIF(中間周波)アンプ(6)
で増幅された後,2分配され,夫々位相検波器(7)へ
入力され.位相検波器{7)においてコヒーレント発振
器{8}の出力信号との積及びコヒーレント発振器(8
)の出力信号の位相を90゜位相器{9}にて900遅
らせた信号との積がとられ,夫々位相検波される。夫々
の位相検波器出力は受信複素ビデ才信号の実部(1)及
び虚部IQ)として,サンプルホールダ(10)によっ
て保持された後, A/D変換器{11》によりディジ
タル複素ビデオ信号に変換される。
上記ディジタル複素ビデオ信号は信号処理手段1l7)
内の記憶手段(l3)にパルスヒット番号n及びレンジ
ピン番号mに基づいて2次元格子状に記憶される。記憶
手段(l3)から同一レンジピン番号のディジタル複素
ビデオ信号をコヒーレント積分数N相当分抽出し,高速
フーリエ変換(以下,FFTと適宜いう)手段{l4}
で高速フーリエ変換fiを行うことによりコヒーレント
積分を行う。
上記FFT手段 (l4)の出力をもとに振幅検出器(
l5)により振幅値を計算し,スレッショルド検出器(
16)へ送る。スレッショルド検出器(l6)は振幅検
出器(l5)の出力信号が所定のスレッショルドレベル
を越えたとき目標と判断し,検出信号を表示器(l8)
へ送る。表示器(l8)は検出信号を受けて目標を表示
する。
今,送信パルスの繰返周期をΔt,送信波長を丸とする
と, FFTによって,その中心周波数fnを次式で表
せるN個のフィルターが形成され,夫々のドップラーフ
ィルターの帯域幅は.約1/NΔtで与えられる。
fn=n/N  Δtv [n=−N/2.++ I 
 ロ,−,(N/2)−11FFT演算は,目標のラジ
アル速度Vnとして次式のN種を仮定し,これによって
生ずる受信信号の位相の時間変化を補償して積分を行う
こと,即ち,コヒーレント積分と等価である。
■n=λfn/2, [n=−N/2, ・=. 0.
−. (N/2)−11[発明が解決しようとする課題
] 従来のこの種のパルスドップラーレーダー装置は,以上
のように構成されていて,観測中の目標が同一レンジピ
ン範囲内に存在している場合には,コヒーレント積分に
よりSNRをN倍改善することが可能である。しかし,
目標のラジアル速度Vが大きい場合,観測中の目標が同
一レンジピン範囲内に常に存在することは限らず,コヒ
ーレント積分数Nに制約を生ずる。例えば,送信パルス
繰返し周期Δt =Inks e レンジ幅ΔR = 
15mのレーダで,ラジアル速度V=4マッハ(150
0n+/s )の目標を観測する場合,コヒーレント積
分数Nは第1式の制約によりlO以下となり,十分なS
NR改善効果が得られないという課題があった。
N≦ΔR/VΔt          (1)この発明
は上記のような課題を解消するためになされたもので,
観測中の目標がレンジピンな移動してもコヒーレント積
分によるSNR改善効果を得られるパルスドップラーレ
ーダー装置を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために,本発明におけるパルスド
ップラーレーダー装置は,その信号処理手段に,受信手
段出力のディジタルビデオ信号をレンジピン番号とパル
スヒット番号に基づき2次元格子状に記憶する記憶手段
と,各パルスヒット毎の目標の存在するレンジピン番号
を求めるレンジピン算出手段と,その算出したレンジピ
ン番号のディジタルビデオ信号の位相補償項算出手段と
,上記のディジタルビデオ信号とその位相補償項との積
和演算手段とを備えたものである。
また,その信号処理手段に,受信手段出力のディジタル
ビデオ信号をレンジピン番号とパルスヒット番号の2次
元格子状に記憶する第1記憶手段と,このディジタルビ
デオ信号をレンジピン番号について,特定パルスヒット
数単位に分割して夫々高速フーリエ変換する手段と,上
記高速フーリ工変換手段出力の周波数スペクトルを記憶
する第2記憶手段と,特定パルスヒット数毎の目標の存
在するレンジピン番号を求めるレンジピン算出手段と,
上記の算出したレンジピン番号に基づいて第2記憶手段
から選択した周波数スペクトルの位相補償項算出手段と
,上記の周波数スペクトルとその位相補償項との積和演
算を行う積和演算手段とを備えたものである。
[作用] 上記のように構成された信号処理手段を備えたパルスド
ップラーレーダー装置では,その信号処理手段に,受信
手段出力のディジタルビデオ信号をレンジピン番号とパ
ルスヒット番号に基づき2次元格子状に記憶する記憶手
段と,各パルスヒット毎の目標の存在するレンジピン番
号を求めるレンジピン算出手段と,その算出したレンジ
ピン番号のディジタルビデ才信号の位相補償項算出手段
と,上記のディジタルビデオ信号とその位相補償項との
積和演算手段とを備えたことにより,観測中の目標がレ
ンジピンを移動しても,各パルスヒット毎の目標の存在
するレンジピン番号を追尾して受信信号を抽出している
ため,目標のラジアル速度に拘らず,総パルスヒット数
N専目標信号の存在する積分領域とを同じにとれ,積分
出力を大きくすることができる。
また,その信号処理手段に,受信出力のディジタルビデ
オ信号をレンジピン番号とパルスヒット番号の2次元格
子状に記憶する第1記憶手段と,このディジタルビデオ
信号をレンジピン番号について,特定パルスヒット数単
位に分割して夫々高速フーリエ変換する手段と,上記高
速フーリエ変換手段出力の周波数スペクトルを記憶する
第2記憶手段と,特定パルスヒット数毎の目標の存在す
るレンジピン番号を求めるレンジピン算出手段と,上記
の算出したレンジピン番号に基づいて第2記憶手段から
選択した周波数スペクトルの位相補償項算出手段と,上
記の周波数スペクトルとその位相補償項との積和演算を
行う積和演算手段とを備えたことにより,観測中の目標
が.レンジピンを移動しても,特定パルスヒット数毎の
目標の存在するレンジピン番号を追尾して,対応するF
FT手段出力を選択しているため,目標のラジアル速度
に拘らず,総パルスヒット数Nと目標信号の存在する積
分領域とをほぼ同じにとれ,積分出力を太き《すること
ができる。
[発明の実施例] 請求項1、及び請求項2.それぞれの一実施例を図を参
照して説明する。
第1図は請求項1.の一実施例を示す構成ブロック図で
ある。
第8図の従来例と同一構成部分のアンテナ(l),送信
手段(2),送受切換器{3),受信手段(12) ,
表示器(l8)については既に説明してあるので,ここ
では説明を省略する。
図において,  (13)は受信手段出力のディジタル
複素ビデオ信号をパルスヒット番号n,レンジピン番号
mの2次元格子状に記憶する記憶手段,(103)は記
憶手段 (l3)の出力とその位相補償項との積をとる
複累乗算器, (104)は複素乗算器+103)の出
力を加算する複素加算器, (105)は複素乗算器(
103)と複累加算器11041より構成される積和演
算手段, (10G)は上記の位相補償項算出手段, 
(107)は目標のラジアル速度に応じて,パルスヒッ
ト毎の目標の存在するレンジピン番号を求めるレンジピ
ン算出手段,  (15)は積和演算手段(105)の
出力の振幅を検出する振幅検出器,(l6)は振幅検出
器(l5)の出力レベルが所定のスレッショルドレベル
を越えたか判定するスレッショルド検出器,  (10
81 は記憶手段(l3)と,積和演算手段(105)
と,位相補償項算出手段(1061と,レンジピン算出
手段(1071 と,振幅検出器(l5)と,スレッシ
ョルド検出器(16)とを備えた信号処理手段である。
次に動作について説明する。第2図は第1図の信号処理
手段の動作を説明するフローチャートである。
ステップ(2051では目標のラジアル速度に対応する
番号i(以下.カウンタiという)を0にセットする。
ここで,iの最大値,即ち目標のラジアル速度の種類数
を■とする. ステップ(206)ではカウンタiをカウントアップす
る。
ステップ(2071では目標のラジアル速度Viに応じ
て,目標の存在するレンジピン番号h (n)を各パル
スヒット番号について算出する。
ステップ(2081ではステップ(2071で求めた各
レンジピン番号h(nlのディジタル複数ビデオ信号の
位相補償項を算出する。
ステップ(209)では目標の存在するレンジピン番号
h(nlのディジタル複素ビデオ信号と,ステップ(2
08)で算出した夫々の位相補償項との積和演算をし,
コヒーレント積分出力を求める。
ステップ(2101ではステップ(209)で得られた
コヒーレント積分出力の振幅値を求め,その値が所定の
スレッショルドレベルを越えたか判定し,越えていれば
目標と見なしその情報を表示器(l8}へ送る。
ステップ(211)では目標のラジアル速度の種類数I
について全て処理を行ったが判断し,未だならばステッ
プ(206)に戻り,処理を繰り返す。
次に上記ステップの処理内容について説明する。
ステップ(207)では目標の存在するレンジピン番号
を第2式により算出する。
h(n)−[(Ro−nΔtVi)/ΔRl     
 (2)ここに,Ro;0における目標距離 Δt; 送信パルス繰返し周期 八R; レンジピン幅 vi;  目標のラジアル速度 1l;  ガウス言一号 n; バルスヒット番号(n=1,・・・,Nlである
。ステップ(207)の処理は第1図のレンジピン算出
手段(107)にて実行される。
ステップ(208)ではステップ(207)で求めた各
CL (n) =  exp[−j4x / λ((n Δt+h(n
) t )Vi−Roll  (3)ここに,τ;送信
パルス幅 である。ステップ(208)の処理は第1図の位相補償
項算出手段(1061にて実行される。
ステップ(2091ではステップ(20?)で算出した
目標の存在するレンジピン番号h (n)のデイジタル
複素ビデオ信号にサイドローブ抑圧のための重み付けを
行った後(図示していない),ステップ(2081 で
算出した位相補償項Ci (n)との積和演算を行い,
コヒーレント積分出力Siを求める。Siは第4式で表
iせる。
ここに, U(n−h(n))  ;パルスヒット番号
n,レンジピン番号h In)のディジタ ル複素ビデオ信号 wn;重み である。ステップ(209)の処理は第1図の積和演算
手段(105)にて実行される。
以上の構成により,コヒーレント積分において,目標の
存在する積分領域が従来に比べて大きくなることを第3
図,第9図を参照して説明する。
第9図は従来の信号処理手段における記憶手段のメモリ
マップ上で目標信号の存在領域と積分領域の一例を示す
図である。目標のラジアル速度が高速の場合.その目標
信号がO印の領域を占めるとする。ところが,従来のコ
ヒーレント積分は同出力が太き《ならない。図の(30
11は目標信号の存在する積分領域, +3021は目
標信号の存在しない積分領域である。この様な場合,総
パルスヒット第3図は第1図の記憶手段のメモリマップ
上で目標信号の存在領域と積分領域の一例を示す図であ
る。前記第9図の場合と同様に目標が高速で移動すると
して,その目標信号が○印の領域を占めるとする。本実
施例では,コヒーレント積分は斜線部について積分が行
われるので,目標信号が存在する積分領域が二令< .
積分出力を大きくすることができる。総パルスヒット数
Nと目標信号の存在する積分領域は同じになる。
次に,第4図は請求項2.の一実施例を示す構成ブロッ
ク図である。
第8図の従来例と同一構成部分については既に説明して
あるので,ここでは省略する。
図において,  (131は受信手段出力{12)のデ
ィジタル複素ビデ才信号をパルスヒット番号n,レンジ
ピン番号mの二次元格子状に記憶した第1記憶手段, 
(SOt)は上配第1記憶手段に記憶されたディジタル
,複素ビデ才信号をレンジピン番号について,特定パル
スヒット数単位に分割して夫々独立に高速フーリエ変換
する手段, (502)は上記FFT手段(501)の
出力を記憶する第2記憶手段,1503)は第2記憶手
段(502)から選択された出力とその位相補償項を乗
算する複累乗算器, (504)は複累乗算器(503
)の出力を加算する複累加算器, (SOS)は複累乗
算器(503)と複累加算器(504)より構成される
積和演算手段, (506)は上記位相補償項を求める
位相補償項算出手段, (507)は目標の速度Viに
応じ,特定パルスヒット数毎に目標の存在するレンジピ
ン番号を求めるレンジピン算出手段,  (15)は積
和演算手段(505)の出力の振幅を検出する振幅検出
器, (16)は振幅検出器(l5)の出力レベルがあ
るレベルを越えたか判定するスレッショルド検出器, 
(508)は第l記憶手段{l3}と, FFT手段(
501)と,第2記憶手段と,積和演算手段+5051
 と.位相補償項算出手段(506)と,レンジピン算
出手段(507)と,振幅検出器(l5)と,スレッシ
ョルド検出器(l6)とを備えた信号処理手段である。
次に動作について説明する。第5図は第4図の信号処理
手段の動作を説明するフローチャートである。
ステップ(6011ではレンジピン番号を示すカウンタ
mを0にセットする。
ステップ(602)ではカウンタmをカウントアップす
る。
ステップ(603)ではレンジピン番号mについてのK
個のL点FFTを行う. 第6図は第4図澹虹憶手段のメモリマップ上で部分区間
データを説明する図である。デイジタル複素ビデオ信号
は第1記憶手段(l3)にレンジビ部)についてFFT
を行う場合を示す。従来例の様にN点FFTを行わず,
N点をK個のL点,即ちデータ長しの部分区間データに
分割し,夫々独立にL点FFTを行う。
ステップ(6041では全レンジピン数Mについて処理
を行ったか判断し,未だならば,ステップ(602)に
戻り,処理を繰り返す。
ステップ(6051では目標のラジアル速度に対応する
番号i(以下,カウンタiという)を0にセットする。
ここで,iの最大値,即ち目標のラジアル速度の種類数
をIとする。
ステップ(606)ではカウンタiをカウントアップす
る。
ステップ(607)では目標のラジアル速度Viに応じ
て,特定ヒットパルス数毎の目標の存在するレンジピン
番号h (nlを算出する。
ステップ(6081ではステップ(603)で得られた
FFT手段出力を記憶した第2記憶手段からステップ(
6071で求めたレンジピン番号のFFT手段出力の位
相補償項を算出する。
ステップ(609)では第2記憶手段からステップ(6
07)で求めたレンジピン番号のFFT出力と,ステッ
プ(608)で算出したその位相補償項との積和演算を
行い.コヒーレント積分出力を得る。
ステップ(610)ではステップ(609)で得られた
コヒーレント積分出力の振幅値を求め,その値が所定の
スレッショルドレベルを越えたか判定し,越えていれば
目標と見なしその情報を表示器(l8)へ送る。
ステップ$611)では目標のラジアル速度の種類数■
について処理を行ったか判断し,未だならばステップ(
606)に戻り,処理を繰り返す。
次に上記ステップの処理内容について説明する。
まずステップ(603)では第4図の受信手段(l2)
出力のディジタル複素ビデオ信号をレンジピン番号m,
パルスヒット番号nの2次元格子状に記憶した第1記憶
手段のレンジピン番号mについて,特定パルスヒット数
L単位のK個の部分区間データに分け,夫々サイドロー
ブ抑圧のための重み付けを行った後(図示していない)
,独立にL点FFTを行い,第5式により周波数スペク
トルを求める。重みとしては例えばテイラーウインドウ
を使用する。
なお,部分区間データ(データ長し)をデータ長Lより
小さいrの間隔毎にとることにより,データを才一バラ
ップさせ,フィルターの特性上好ましくない折り返しの
影響を抑えている。
レンジピン番号mにおけるk番目のFFT手段1501
)のa番目の周波数スペクトルは次式で表わせる。
旧α,k,+++) (5) ここに,a;周波数スペクトル番号(FFT手段(50
1)の出力番号) (a=1,2,・・・,L) k;データ列番号(FFT手段(5011の番号 (k=1.2,・・・.κ) wL;重み U{β,k,+++l  ; m番目レンジピンにおけるk番目 のFFT手段(5011に入力される部t 分区間データの中→4→番目の ディジタル複素ビデオ信号 L ; FFT手段(5011の入力データ長である。
算出した周波数スペクトルデータは第2h (k) =
 [(Ro−n  ΔtVi)  /ΔR]ここに, RO一時刻1=0の時の目標距離 Δt;パルス繰返し周期 (6) n ;特定パルスヒット番号n= (k−11  「+
t./;l!,1k=1, 2,  ・・・,κ) [];ガウス記号 である。ステップ+6071の処理は第5図のレンジピ
ン算出手段(507)にて実行される。
ステップ(6081では第2記憶手段からステップ(6
07)で求めたレンジピン番号h (k)によって選択
したFFT出力(周波数スペクトル)の位相補償項Ci
を第7式により算出する。
Ci(a,β,k)=ψ。−k・4)w ●exp(一
j2πkβ/Kl   (71 ここに, a ; FFT手段(5011出力の周波数スペクトル
番号 [−L/2, − (L/21 + 1 ,・・・,0
,・・・, (L/21−IIの任意の整数 β; −K/2≦β〈K/2の実数 k.FFT手段(501) (7)番号ψ .k;各F
FT手段のα番目の周波数スベクトである。
ψα.kとφエはそれぞれ第8式,第9式で表わせる。
ψ, .b=exp(−j2 w 「k aル)(8)
φm =exp(−j2 ih(k)T:Vil   
     (9)ここに,L;送信パルス幅 である。
変数α,βと目標のラジアル速度Viの関係は第lO式
で表せる。
Vi=  L  (  a/LΔt+(3 /NΔt)
/2            (10)ここに,え;送
信パルス波長 N;総パルスヒット数 である。上記変数α,βの決定は例えば第ti式,第1
2式により求める。
a=[2ViLΔt/λ]            (
11)( β=  ( (2Vi/え)一α/(LΔtl)・N 
Δt   (121ここに,[]:  ガウス記号 である。ステップ(608)の処理は第4図の位相補償
項算出手段(506)にて実行される。
ステップ16091では第2記憶手段から,ステップ(
6071 で求めたレンジピン番号に基づいて選択k(
k) したFFT出力のU(α,k,w)にサイドロープ抑圧
のための重み付けを行った後(図示していない),ステ
ップ(608)で算出した位相補償項Ciと積和演算を
行い,コヒーレント積分出力Siを算出する。コヒーレ
ント積分出力Siは第13式で表せる。
(13) ここに, Wk .  重み である。ステップi609)の処理は第4図の積和演目
標信号の存在領域と積分領域の一例を示す図である。目
標のラジアル速度が高速の場合,その目標信号が図のO
印の領域を占めるとする。本実施例では,コヒーレント
積分は特定パルスヒット数単位で斜線部について積分が
行われるので,目標ラ 信号が存在する積分領域が太古《,積分出力を大きくす
ることができる。図の{8旧}は目標信号の存在する積
分領域, (802)は目標信号の存在しない積分領域
である。総パルスヒット数Nと目標信号の存在する積分
領域(801)とはほぼ同じとなる。なお,本実施例で
は,ディジタル複素ビデオデータを2次元格子状に記憶
した記憶手段からレンジピン番号について,N点をK個
のL点,即ちデータ長しの部分区間データに分割し,夫
々独立にL点FFTを行うので,演算処理速度が速いと
いう利点がある。
[発明の効果] 本発明は以上説明したように構成されているので,以下
に記載されるような効果を奏する。このパルスドップラ
ーレーダー装置の信号処理手段に,受信手段出力のディ
ジタルビデ才信号をレンジピン番号とパルスヒット番号
に基づいて記憶する記憶手段と,各パルスヒット毎の目
標の存在するレンジピン番号を求めるレンジピン算出手
段と,その算出したレンジピン番号のディジタルビデオ
信号の位相補償項算出手段と,上記ディジタルビデオ信
号とその位相補償項との積和演算手段とを備えたことに
より,観測中の目標がレンジピンを移動しても,各パル
スヒット毎の目標の存在するレンジピン番号を追尾して
受信信号を抽出して,コヒーレント積分を行うので,総
パルスヒット数Nと目標信号の存在する積分領域とを同
じにとれ,積分出力を大きくすることができ, SNR
改善効果を高めるパルスドップラーレーダー装置を得る
ことができる。
また,このパルスドップラーレーダー装置の信号処理手
段に,受信手段出力のディジタルビデオ信号をレンジピ
ン番号とパルスヒット番号に基づいて2次元格子状に記
憶する第1記憶手段と,このディジタルビデオ信号をレ
ンジピン番号について,特定パルスヒット数単位に分割
して夫々高速フーリエ変換する手段と,上記高速フーリ
エ変換出力の周波数スペクトルを記憶する第2記憶手段
と,特定パルスヒット数毎の目標の存在するレンジピン
番号を求めるレンジピン算出手段と.上記の算出したレ
ンジピン番号に基づいて第2記憶手段から選択した周波
数スペクトルの位相補償項算出手段と,上記の周波数ス
ペクトルとその位相補償項との積和演算を行う積和演算
手段とを備えたことにより,観測中の目標がレンジピン
を移動しても,特定パルスヒット数毎の目標の存在する
レンジピン番号を追尾して,対応する高速フーリエ変換
手段出力を選択して,コヒーレント積分を行うので,総
パルスヒット数Nと目標信号の存在する積分領域とをほ
ぼ同じにとれ,積分出力を大きくすることができ, S
NR改善効果を高めるパルスドップラーレーダー装置を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は=^求項1、の一実施例を示す構成ブロック図
,第2図は第l図の信号処理手段の動作を説明するフロ
ーチャート,第3図は第1図の記憶手段のメモリマップ
上で目標信号の存在領域と積分領域の一例を示す図.第
4図は請求項2.の一実施例を示す構成ブロック図,第
5図は第4図の憶手段のメモリマップ上で目標信号の存
在領域と積分領域の一例を示す図,第8図は従来のパル
スドップラーレーダー装置の構成ブロック図,第9図は
第8図の記憶手段のメモリマップ上で目標信号の存在領
域と積分領域の一例を示す図である。 第1図中,  (131は記憶手段,  (17)は信
号処理手段, (105)は積和演算手段. (106
)は位相補償項算出手段,  (107)はレンジピン
算出手段であり,第4図中, (501)はFFT手段
, (502)は第2記憶手段, (503)は複素乗
算器, (504)は複累加算器, (505)は積和
演算手段, (506)は位相補償項算出手段, (5
07)はレンジピン算出手段, 1508)は信号処理
手段である。 なお,図中,同一符号は同一,又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、送信パルスを発生する送信手段と、この送信手段出
    力の電波を目標に向け放射するとともに目標で反射され
    た電波を受信するアンテナと、受信した信号を位相検波
    した後、ディジタルビデオ信号にA/D変換する受信手
    段と、受信手段出力をコヒーレント積分した後、目標の
    検出を行う信号処理手段と、検出した目標を表示する表
    示器とを備えたパルスドップラーレーダー装置において
    、上記信号処理手段が、受信手段出力のディジタルビデ
    オ信号をレンジピン番号とパルスヒット番号に基づき2
    次元格子状に記憶する記憶手段と、各パルスヒット毎の
    目標の存在するレンジピン番号を求めるレンジピン算出
    手段と、その算出したレンジピン番号のディジタルビデ
    オ信号の位相補償項の算出手段と、上記ディジタルビデ
    オ信号とその位相補償項との積和演算手段とを備えたこ
    とを特徴とするパルスドップラーレーダー装置。 2、送信パルスを発生する送信手段と、この送信手段出
    力の電波を目標に向け放射するとともに目標で反射され
    た電波を受信するアンテナと、受信した信号を位相検波
    した後、ディジタルビデオ信号にA/D変換する受信手
    段と、受信手段出力をコヒーレント積分した後、目標の
    検出を行う信号処理手段と、検出した目標を表示する表
    示器とを備えたパルスドップラーレーダー装置において
    、上記信号処理手段が、受信手段出力のディジタルビデ
    オ信号をレンジピン番号とパルスヒット番号に基づいて
    2次元格子状に記憶する第1記憶手段と、このディジタ
    ルビデオ信号をレンジピン番号について、特定パルスヒ
    ット数単位に分割して夫々高速フーリエ変換する手段と
    、上記高速フーリエ変換手段出力の周波数スペクトルを
    記憶する第2記憶手段と、特定パルスヒット数毎の目標
    の存在するレンジピン番号を求めるレンジピン算出手段
    と、上記の算出したレンジピン番号に基づいて第2記憶
    手段から選択した周波数スペクトルの位相補償項算出手
    段と、上記の周波数スペクトルとその位相補償項との積
    和演算を行う積和演算手段とを備えたことを特徴とする
    パルスドップラーレーダー装置。
JP2171784A 1989-11-30 1990-06-29 パルスドツプラーレーダー装置 Pending JPH03218486A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006258786A (ja) * 2005-02-15 2006-09-28 Mitsubishi Electric Corp レーダ装置
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JPWO2018220825A1 (ja) * 2017-06-02 2019-11-07 三菱電機株式会社 レーダ装置

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