JPH03211243A - 燒結機の点火炉 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、製鉄業における焼結機、特に焼結機の点火炉
に関するものである。

［従来技術］ 第２図は、従来技術の説明図である。第２図（ａ）は側
面図、第２図（ｂ）は第２図（ａ）のＡ−Ａ矢視図であ
る０点火炉１に配されたバナー４の火炎８は焼結ベツド
層６の上表面に衝突する。このため、火炎に随伴するガ
ス流によって焼結ベツド層の原料が周囲に飛散する。こ
の原料７は点火炉１と伝熱室２との間の隔壁３および点
火炉側壁５に付着する。

［発明が解決しようとする課題］ 従来技術は下記の問題点がある。すなわち、第２図にお
いて、火炎に随伴するガス流によって焼結ベツド層の原
料が周囲に飛散する。この原料は点火室１と伝熱室２と
の閏の隔壁３および点火炉側壁５に付着する。その結果
、隔壁および点火炉側壁に付着した原料７が成長して、
原料表面を削り取り、焼結ベツド層の厚みが不均一にな
る。

したがって、通気抵抗が変化するため焼結鉱の品質およ
び歩留まりは低下する２本発明は上記の原題点を解決し
、原料の飛散の発生しない焼結機の点火炉を提案するこ
とをその目的とするものである。

［課題を解決するための手段］ 本発明に係る、焼結機の点火炉は、該点火炉の内壁にエ
アカーテンを配した焼結機の点火炉である。

［作用］ 本発明における焼結機の点火炉は、該点火炉の内壁にエ
アカーテンを配し、その作用により、ガス流によって飛
散した焼結ベツド層の上表面上の原料が隔壁などに付着
するのを回避する。

［実施例］ 第１図は本発明の一実施例を示す説明図である。第１図
（ａ）は側面図、第１図（ｂ）は第１図（ａ）のＡ−Ａ
矢視図である０点火炉１と伝熱室２との間には隔壁３が
配されている。点火炉においては、バーナー４より、火
炎８が噴出して焼結ベツド層６の上表面に衝突する。隔
壁３および点火炉側壁５のバーナー側の近接位置に、エ
アカーテン９が配されている。これにより火炎に随伴し
たガス流によって飛散した原料が隔壁および点火炉側壁
に付着するのを回避する。

本実施例において使用したエアカーテンの管径は２０■
■で、エアの噴流速度は５ｍ／秒である。

従来、隔壁に付着した原料除去のためラインを６週間に
１時間止めていたが本発明によって、停止時間が皆無と
なった。

［発明の効果： 以上のように、本発明によればバーナーと隔壁および点
火炉側壁間にエアカーテンを配したので作業能率が向上
する効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す説明図、第２図は従来
技術の説明図である。 １・・・点火炉、２・・・伝熱室、３・・・隔壁、４・
・・バーナー、５・・・点火炉側壁、６・・・焼結ベツ
ド層、８・・・火炎 ９・・エアーカーテン。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　焼結機の点火炉において、該点火炉の内壁にエアカー
   テンを配したことを特徴とする焼結機の点火炉。