JPH03207604A - 圧力鋳込み用成形型の製造方法 - Google Patents

圧力鋳込み用成形型の製造方法

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JPH03207604A
JPH03207604A JP291990A JP291990A JPH03207604A JP H03207604 A JPH03207604 A JP H03207604A JP 291990 A JP291990 A JP 291990A JP 291990 A JP291990 A JP 291990A JP H03207604 A JPH03207604 A JP H03207604A
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porous
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Kazushige Murata
村田 和繁
Kuniyoshi Yukimura
幸村 訓良
Takeshi Ito
毅 伊藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、衛生陶器などの成形を行なうための鋳込みに
用いられる成形型の製造方法に係り、特に耐圧枠と濾過
材層との界面からのエア漏れを防止するよう改良された
圧力鋳込み用成形型の製造方法に関するものである。
[従来の技術コ 圧力鋳込みは、主として排泥鋳込み成形の実施にあたっ
て圧力を付加するものであり、便器や洗面器などの衛生
陶器類を製造する方法として、今日、多用されている。
この圧力鋳込みによる鋳込み方法を概説すると、成形型
内に形成される成形空間へ泥漿(戒形用の粉粒状坏土を
泥状にしたもの)を注入して加圧することにより、泥漿
中で不要となる液分(例えば水)を成形型中へ浸透させ
ると共に、残る粉粒状坏土を当該成形型内面へ着肉させ
、余分な泥漿は成形型内から排出し、しかる後、成形型
を分離して成形品を取り出すというものである。
この圧力鋳込みに用いられる成形型を第4図に側断面図
で示す。図示した成形型1は、洗面器を鋳込むためのも
のであって、型内の空白部分がその成形空間である。該
成形型1は、前記成形空間側から、濾過材2及び耐圧枠
4により重合的に形成されたものであって、型全体とし
ては、上型5と下型6とに分離可能になっている。
前記濾過材2は、多孔質の合成樹脂(又は石膏)により
形成され、前記耐圧枠4は鉄板などにより形成されてい
る。なお、前記濾過材層2中には、鋳込み時において泥
漿中の水分を吸引除去したり、威形品の脱型時において
成形面2aへ水膜を形成させるために水分を加圧供給し
たりする多孔質チューブ7が埋設されている。
[発明が解決しようとするiIl題] 従来の圧力鋳込み用成形型にあっては、濾過材2と耐圧
枠4との界面を介して濾過材2内の気孔部が大気に連通
し易かった。従って、例えば着肉時にチューブ7内を減
圧しても、大気が酎圧枠4、4同志の間の隙間、さらに
酎圧枠4と濾過材2との界面を通り、濾過材2内に入り
、これを透過してチューブ7に達するようになり、着肉
のための十分な減圧が得られないことがあった。また、
この大気流入の激しい箇所の近傍では着肉がきわめて薄
くなり、逆に大気流入の激しくない箇所の近傍では着肉
が促進され、この結果濾過材内面への着肉物の厚さが不
均一になることもあった。
また、脱型に際してチューブ7内に水圧や空気圧をかけ
た場合にこの圧力が上記と逆の方向に流れて大気に漏出
し、脱型が行ないにくいものとなることがあった。この
場合、圧力を高くすると、圧力漏出の激しい箇所の近傍
では着肉物が濾過材2に付着したままとなり、圧力漏出
の少ない箇所の近傍では着肉物が濾過材から剥れる方向
に大きく膨らみ出すという不均等な離型現象が発生し、
着肉成形物に変形や亀裂、損壊が生じ易い。
[!I!題を解決するための手段] 本発明の圧力鋳込み用成形型の製造方法は、耐圧枠の内
面が多孔質の濾過材で構成され、該濾過材中に多孔質チ
ューブが埋設された圧力鋳込み用威形型を製造する方法
において、耐圧枠の内面に目止め用の樹脂を塗付し、こ
の樹脂が硬化する前に多孔質チューブをセットしたケー
ス型と耐圧枠とを組み合せ、次いで前記濾過材を構成す
るための多孔質材料を該耐圧枠とケース型との間に流し
込み、該多孔質材料が硬化した後、ケース型を脱型する
ことを特徴とするものである。
[作用] かかる本発明の方法により製造された圧力鋳込み用威形
型においては、耐圧枠と濾過材との間の界面に全面的に
目止め樹脂が介在することにより、酎圧砕と濾過材との
間が気密にシールされるようになる。このため、濾過材
内の多孔質チューブ内を減圧したり加圧したりした場合
に、これらの圧力が濾過材と耐圧枠との界面からリーク
することがない。
[実施例] 以下、本発明を、その実施例を示す図面に基づいて説明
すると次の通りである。
本発明では、まず第1図の如く耐圧枠11の内面に目止
め用の樹脂12を塗付する。次に、この樹脂12が硬化
する前に、第2図の如く多孔質チューブ13を配設した
ケース型14に、この耐圧枠11をかぶせる如くして組
み合せる。そして、該ケース型14の注型口15から多
孔貿材料を流し込む。この多孔質材料が硬化した後、ケ
ース型14を取り外すと、第3図に示す如く目止め樹脂
12の層が酎圧枠11と濾過材16との間の界面に全面
的に形成された成形型10が製造される。このようにし
て製造された成形型10にあっては、耐圧枠11と濾過
材16との間が気密にシールされており、水や空気等の
リークが全くない。
本発明において、濾過材16を構戒するための多孔質材
料としては石膏のほか、エボキシ、アクリル、ウレタン
などの合威樹脂が好適である。また、目止め用の樹脂と
してはエボキシ、ポリエステル、ウレタン、シリコンな
どが好適である。
前記多孔質チューブ13としては綿製のチューブやガラ
ス繊維、金属繊維チューブなどが好適である。この多孔
質チューブ13を配設するに際しては、籠状に形成され
た網17にチューブ13を取り付け、この籠状網17ご
とケース型14に設置すれば良い。
[発明の効果] 以上の通り、本発明の圧力鋳込み用成形型の製造方法に
よると、濾過材と耐圧枠との界面からの圧力のリークが
ない成形型が製造される。この成形型によると、着肉に
際しては均一な着肉が促進される。また、脱型に際して
は、濾過材の内面に均一な水腹が形成されるようになり
、着肉威形物を変形、損傷させることなく迅速に脱型す
ることが可能となる。そのため、鋳込み作業全体として
の作業能率が向上し、生産能率の向上につながる。
本発明方法は洗面器、便器などの衛生陶器のほか、各種
の陶磁器成形用の型の製造法に適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第3図は本発明方法を示す断面図、
第4図は従来の成形型を示す側断面図である。 2、16・・・濾過材、  2a・・・成形面、4、1
1・・・酎圧枠、  8、9・・・割型、10・・・成
形型、     12・・・目止め用樹脂、1 3・・・多孔質チューブ、 1 4・・・ケース型。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  耐圧枠の内面が多孔質の濾過材で構成され、該濾過材
    中に多孔質チューブが埋設された圧力鋳込み用成形型を
    製造する方法において、耐圧枠の内面に目止め用の樹脂
    を塗付し、この樹脂が硬化する前に多孔質チューブを取
    り付けたケース型と耐圧枠とを組み合せ、次いで前記濾
    過材を構成するための多孔質材料を該耐圧枠とケース型
    との間に流し込み、該多孔質材料が硬化した後、ケース
    型を脱型することを特徴とする圧力鋳込み用成形型の製
    造方法。
JP2002919A 1990-01-10 1990-01-10 圧力鋳込み用成形型の製造方法 Expired - Lifetime JPH0712607B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017035642A (ja) * 2015-08-06 2017-02-16 株式会社シーマコンサルタント 濾過用資材

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6331708A (ja) * 1986-07-26 1988-02-10 東陶機器株式会社 陶磁器加圧鋳込成形用型の製法
JPS6331709A (ja) * 1986-07-26 1988-02-10 東陶機器株式会社 陶磁器加圧鋳込成形用型
JPS6342803A (ja) * 1986-08-08 1988-02-24 東陶機器株式会社 鋳込み成形法及び装置

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