JPH03207416A - 濾過体 - Google Patents

濾過体

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JPH03207416A
JPH03207416A JP59990A JP59990A JPH03207416A JP H03207416 A JPH03207416 A JP H03207416A JP 59990 A JP59990 A JP 59990A JP 59990 A JP59990 A JP 59990A JP H03207416 A JPH03207416 A JP H03207416A
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JP
Japan
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filter
filter medium
tetrafluoroethylene resin
porous carrier
resin
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JP59990A
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English (en)
Inventor
Yoshimi Oshitari
忍足 義見
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は液体中の微粒子を除去するために用いる四弗化
エチレン樹脂からなるフィルター材を使用した濾過体に
関する。
[従来の技術] 濾過は各種の工業において用いられている。例えば電子
工業、精密機械工業においては、電子機器部品、機械部
品を洗浄した洗浄液を再利用するために、また、放電加
工工業においては、加工の結果加工液に蓄積する微粒子
をを除去し、加工液を再利用するために用いられている
四弗化エチレン樹脂からなるフィルター材は、平均孔径
0.1−10μmのものが自由に製造でき、その使用目
的によって適当な平均孔径のものが選定でき、濾過の圧
力損失も低く、耐薬品性もあり、イオンの流出もないの
でこれら濾過に用いるフィルター材として優れている。
これらのフィルター材は、一般には、その単位体積当り
の濾過面積を増大し、効率よく濾過を行うために菊花状
に折り畳む等して使用されている。
フィルター材を菊花状に折り畳んで構成した、いわゆる
カートリッジ型の濾過体は、その中央部に空間を残さざ
るを得す、濾過面積を増大するには限度があり、その強
度も十分なものではなかった。また、濾過面積を増大す
るためにフィルター材を中空糸状にすることも行われて
いるが、四弗化エチレン樹脂からなる多孔質の中空糸を
作ることは困難であり、中空糸状のフィルター材は高価
であった。
濾過操作で捕集された粒子は、フィルター材面上に堆積
し、時間が経過するにしたがって圧力損失が増加し、濾
過流量が低下してくる。この場合、フィルター材を廃棄
し、新しいフィルター材に代えることは不経済であるの
で、通常、フィルター材面上に堆積した粒子を除去し、
再使用することが行われている。
フィルター材面上に堆積した粒子を除去するには、一般
には、濾過の方向とは逆の方向に液体等を流通して行う
、逆洗浄方法が採用されている。
したがって、濾過装置に用いられる濾過体として、この
逆洗浄方法においても破断せず、フィルター材面に堆積
した粒子を容易に除去することができるものが求められ
ていた。
[発明の目的] 本発明の第lの目的は、製造が容易で、十分な強度をも
つ、濾過体を提供することにある。
第2の目的は、逆洗浄においても破断せず、濾過面積を
大きくとることができる濾過体を提供するにある。
[発明の構成] 上記目的は、 (1)多孔質担体の周囲に、四弗化エチレン樹脂からな
るフィルター材を網状物又は不織布を介在させて形成し
てなる濾過体 (2)多孔質担体が樹脂の微粒子または繊維を融着した
ものであることを特徴とする上記(1)記載の濾過体 (3)四弗化エチレン樹脂からなるフィルター材に、接
着剤を用いて合成樹脂からなる網状物又は不織布を接着
するか、あるいは、該四弗化エチレン樹脂より低い融点
を有する合威樹脂からなる網状物又は不織布を融着して
濾材を形成し、該濾材をその網面又は不織布面を向かい
合わせて重ね、間隔をあけて線状に熱圧着し、筒状の濾
材を形成し、該筒状の濾材の中に多孔質担体を挿入する
ことを特徴とする上記(1)及び(2)記載の濾過体の
製造方法。
(4〉四弗化エチレン樹脂からなるフィルター材に、接
着剤を用いて合成樹脂からなる網状物又は不織布を接着
するか、あるいは、該四弗化エチレン樹脂より低い融点
を有する合成樹脂からなる網状物又は不織布を融着して
濾材を形威し、該濾材の両端をその網面又は不織布面を
向かい合わせて重ね、線状に熱圧着し、筒状の濾材を形
成し、該筒状の濾材の中に多孔質担体を挿入することを
特徴とする上記(1)及び(2)記載の濾過体の製造方
法。によって達成できる。
以下、詳細に本発明を説明する。
四弗化エチレン樹脂からなるフィルター材は、四弗化エ
チレンまたは四弗化エチレンを主体とする樹脂からなる
フィルムに、微細な多数の孔を形成したものである。
かかる四弗化エチレン樹脂からなるフィルター材は各種
のものが市販されており、市販されているものには、例
えば厚さが5〜35μm1平均孔径が0.1−10μm
のものがある。
本発明の四弗化エチレン樹脂からなるフィルター材は、
これらの中から除去すべき微粒子の大きさ等を考慮して
選択すればよい。
四弗化エチレン樹脂からなるフィルター材と多孔質担体
との間に介在させる網状物又は不織布としては各種のも
のが用いられる。
網状物としては、厚さが0.3〜0.5■■で、網目2
0〜50メッシュであるのものが好ましい。また、不織
布としては、厚さが0.3〜0.5mmであるのものが
好ましい。
網状物又は不織布の材料は、濾過体に要求される性能を
満たすものであればいずれでもよい。例えばポリ四弗化
エチレン、四弗化エチレン一六弗化プロピレン共重合体
、塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹脂、ポリエチレン
、ポリプロピレン、ボリアミド、ポリエステルを用いる
ことができる。
四弗化エチレン樹脂からなるフィルター材と網状物又は
不織布とは、接着剤によりあるいは融着により一体化し
た方が四弗化エチレン樹脂からなるフィルター材がより
補強されるので好ましいが、四弗化エチレン樹脂からな
るフィルター材と網状物又は不織布とは必ずしも一体化
していなければならないものではない。
四弗化エチレン樹脂からなるフィルター材と網状物又は
不織布とを融着により一体化する場合には、網状物又は
不織布として四弗化エチレン樹脂からなるフィルター゜
材よりも融点の低いものが用いられる。
多孔質担体は、連通孔を有するものであって、四弗化エ
チレン樹脂からなるフィルター材により濾過された液体
は多孔質担体の連通孔を通って排出される。
多孔質担体の連通孔を通って出てきた・濾過された液体
の排出を容易にするため、多孔質担体にはその中心部に
中空部分を設けておくことが好ましい。
多孔質担体の材料は、使用する液体によって犯されない
ものであれば、セラミック、ガラス等の無機質のもので
あっても、合成樹脂等の有機質のものであってもよい。
多孔質担体は、発泡成形等、通常用いられる方法によっ
て形成することができるが、四弗化エチレン一六弗化プ
ロピレン共重合体、塩化ビニル樹脂、塩化ビニリデン樹
脂、ポリエチレン、ボリブロピレン、ポリアミド、ポリ
エステル等の熱可塑性合成樹脂からなる微粒子あるいは
繊維を融着し、連通孔を形成したものが好ましい。
多孔質担体は、濾過圧により、四弗化エチレン樹脂から
なるフィルター材が変形するのをさけるために剛性を有
することが好ましい。
多孔質担体の周囲には、四弗化エチレン樹脂からなるフ
ィルター材が網秋物又は不織布を介在させて形成される
網状物又は不織布が四弗化エチレン樹脂より低い融点を
有する合成樹脂からなる場合には、四弗化エチレン樹脂
からなるフィルター材に、接着剤を用いて接着すること
によりあるいは融着により網状物又は不織布を一体化さ
せ濾材を形威し、これを網面又は不織布面を向かい合わ
せて重ね、間隔をあけて線状に熱圧着し、筒状の濾材を
形成し、この筒状の濾材の中に多孔質担体を挿入するか
、上記のようにして形成した濾材の両端をその網面又は
不織布面を向かい合わせて重ね、線状に熱圧着し、筒状
の濾材を形成し、この筒状の濾材の中に多孔質担体を挿
入することにより、多孔質担体の周囲に四弗化エチレン
樹脂からなるフィルター材を網状物又は不織布を介在さ
せた濾過体を形成することができる。
四弗化エチレン樹脂それ自身はその優では接着ないし融
着することができないが、四弗化エチレン樹脂からなる
フィルター材は上記のようにして強固に接合することが
できる。
以下、図面にしたがって本発明を説明する。
第1図に、四弗化エチレン樹脂からなるフィルター材1
が示され、また、第2図には、網状物2が示されている
四弗化エチレン樹脂からなるフィルター材1と網状物2
とを重ね、接着剤を用いて、あるいは、熱圧着により接
合し、濾材3を形成する。(第3図参照) 次いで、濾材3を、網状物2を内側として2枚重ね合わ
せ、第4図に示すように、一定の間隔をあけて配置した
加熱電極4によって5で示される部分を線状に熱融着す
る。
6、6′  6′・・・は、濾材3の融着部を示す。
加熱電極4によって線状に熱融着された濾材3の間には
、中心に中空の孔7を有している多孔質担体8が挿入さ
れる。(第5図参照) 次いで、融着部6、6′ 6′・・・は、切断され、切
り離され、本発明の濾過体が形成される。
第6図は、本発明の濾過体9の一例を示すものである。
第6図においては、多孔質担体8は中空筒状の形態を有
しており、また、濾過体9の一端は封止材10で封止さ
れている。
第7図は、濾材3の融着部6、6′ 6′・・・の他の
例を示すものである。
第8図、第9図は、本発明の濾過体の他の製造例を示す
ものである。
四弗化エチレン樹脂からなるフィルター材と網状物とか
らなる濾材1lは網状物を内側として2つ折りに重ねら
れ、端[13が加熱電極12によって線状に熱融着され
る。
14は、濾材11の融着部を示す。
加熱電極12によって線状に熱融着された濾材11の間
には、中心に中空の孔15を有している多孔質担体16
が挿入される。
第10図は、多孔質担体8、16の他の例を示すもので
ある。この例では中空孔の一端は多孔質担体の一部で封
鎖17されている。
第11図、第12図は、本発明の濾過体9を使用した濾
過装置の一例を示すものである。
濾過体9は、仕切板18に取り付けられ、流入口19及
び流出口20を有する外被21内に取り付けられる。
濾過する液体は流入口19から入り、濾過された液体は
流出口20から流出する。濾過された微粒子等は濾過体
9の表面に堆積する。
濾過体9の逆洗浄は、流出口20から洗浄液を送り込む
ことによって行うことができる。
[発明の効果コ 本発明の濾過体は、製造が容易で、十分な強度もあり、
逆洗浄においても破断せず、濾過面積を大きくとること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の四弗化エチレン樹脂からなるフィルタ
ー材を示す平面図、第2図は本発明の網状物を示す平面
図、第3図は本発明の濾材を示す正面図、第4図は濾材
を熱融着する方法を説明する図、第5図は製造途中にお
ける本発明の濾過体の一例を示す側面図、第6図は本発
明の濾過体の一例を示す一部切り欠き正面図、第7図は
濾材の融着部の他の例を示す説明図、m8図は濾材を熱
融着する他の方法を説明する図、第9図は本発明の濾過
体の他の一例の側面図、第10図は多孔質担体の他の一
例を示す正面図、第11図は本発明の濾過体を使用した
濾過装置の断面図、第12図は第11図のA−A線の断
面図を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多孔質担体の周囲に、四弗化エチレン樹脂からな
    るフィルター材を網状物又は不織布を介在させて形成し
    てなる濾過体
  2. (2)多孔質担体が樹脂の微粒子または繊維を融着した
    ものであることを特徴とする請求項(1)記載の濾過体
  3. (3)四弗化エチレン樹脂からなるフィルター材に、接
    着剤を用いて合成樹脂からなる網状物又は不織布を接着
    するか、あるいは、該四弗化エチレン樹脂より低い融点
    を有する合成樹脂からなる網状物又は不織布を融着して
    濾材を形成し、該濾材をその網面又は不織布面を向かい
    合わせて重ね、間隔をあけて線状に熱圧着し、筒状の濾
    材を形成し、該筒状の濾材の中に多孔質担体を挿入する
    ことを特徴とする請求項(1)及び(2)記載の濾過体
    の製造方法。
  4. (4)四弗化エチレン樹脂からなるフィルター材に、接
    着剤を用いて合成樹脂からなる網状物又は不織布を接着
    するか、あるいは、該四弗化エチレン樹脂より低い融点
    を有する合成樹脂からなる網状物又は不繊布を融着して
    濾材を形成し、該濾材の両端をその網面又は不織布面を
    向かい合わせて重ね、線状に熱圧着し、筒状の濾材を形
    成し、該筒状の濾材の中に多孔質担体を挿入することを
    特徴とする請求項(1)及び(2)記載の濾過体の製造
    方法。
JP59990A 1990-01-08 1990-01-08 濾過体 Pending JPH03207416A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019095086A (ja) * 2017-11-20 2019-06-20 日本ノンテックス株式会社 レンジフードの金属フィルターを囲繞するための不織布フィルター

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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