JPH03204275A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はドツトそのものの濃度の異なるドツトを用いて
階調表現するカラー画像記録方法に関するものである。

［従来の技術］ 従来、インクジェット方式の様な２値出力画像はデイザ
法や誤差拡散法などによって階調表現してきた。ざらに
より高品位な画像形成のため同色について濃度の異なる
インクを複数個備え、これらインクを画像濃度に応じ使
い分は広い範囲の階調を再現する濃淡多値印字記録方式
も考えられている。

［発明が解決しようとしている課題］ しかしなから上記従来例では画像の濃度に応じて淡イン
クと濃いインクを混在して印字する為、画像中のエツジ
部、特に小さな漢字等の文字部では濃インクと淡インク
のレジのずれ、インクの重ね打ちによるにじみ等で解像
度が落ちるなど画質が劣化するような欠点があった。

本発明はかかる課題を解決したカラー画像記録方法を提
供することを目的とする。

［課題を解決するための方法］ 本発明のカラー画像記録方法は上述の目的を達成するた
め与えられたカラー画像信号に応じドツトそのものの濃
度が異なるドツトを用いてカラー画像を記録する方法で
あって、前記画像信号に対して色成分毎にフィルター演
算を行い、該演算の結果に応じて前記濃度が異なるドツ
トの形成状態を制御することを特徴とする。

［実施例］ 第１図に本発明の一実施例の構成を示すブロック図の一
例を示す。第１図においてはそれぞれ互いに濃度の異な
る同色濃淡２インクを用いて、画像のエツジ量に応じた
振り分けを行う実施例について説明する。

図中１０１はレッド（Ｒ）、グリーン（Ｇ）。

ブルー（Ｂ）の３色、色分解フィルターが塗布或いはマ
ウントされている光電変換素子（ＣＣＤ）で被読み取り
原稿に対してｒ、ｇ、ｂ信号を出力する。１０２は輝度
信号ｒ、ｇ、ｂを濃度信号Ｃ，Ｍ、Ｙに変換する階調補
正回路で、対数演算などによる変換が行われる。１０３
はインクの分光的な濁り等を補正する色修正回路で一般
に（１）式の様なマトリクス演算が行われる。

（１） １０４はＣ，Ｍ、Ｙの無彩色成分をに信号に置き換える
ＵＣＲ回路である。

以上１０２，１０３，１０４で色再現処理の行われたＣ
、Ｍ、Ｙ、Ｋ（：号は濃淡振り分はテーブル１０５によ
ってＣ，Ｍ、Ｙ、にのそれぞれ信号値の大きさに応じて
農インク２値化回路又は談インク２値化回路に該Ｃ，Ｍ
、Ｙ、にの信号値が配分される。

１０６は前記２値化回路で、例えばデイザ法や誤差拡散
法等によって多値画像信号を、インクをＯＮ、ＯＦＦ　
（打つ、打たない）の２値に変換し、プリンター１０７
＆：ＯＮ、ＯＦＦ信号を送り、印字、記録する。１０８
，１０９は後述するようなそれぞれ数ライン分のライン
バッファ、及び画像のエツジ部を検出するエツジ検出回
路であり、Ｒ，Ｇ、Ｂ各色用に３系統設けられており、
１１０はエツジ量に応じて濃淡振り分はテーブルを制御
する濃淡振り分は補正テーブルである。

以下第１図の信号の流れに沿って詳しく動作を説明する
。

ＣＣＤ　１０１から出力されたＲ、Ｇ、Ｂ画像信号は図
示されないＡ／Ｄコンバータでデジタルデータに変換さ
れ、ラインバッファメモリ１０８にＲ，Ｇ、Ｂ各面につ
いてメモリされる。又はＲＧ、Ｂ信号を線型結合演算し
て得られる輝度信号Ｙをメモリされる。メモリされたＲ
、Ｇ、Ｂ信号又はＹ信号はエツジ検出回路１０９に人力
し、例えば第２図の様なラプラシアンフィルターを施さ
れ画像中のエツジ量Ｅを出す。

エツジ量Ｅは濃淡振分は補正テーブル１１０に人力し、
第３図に示す様に量子化され出力α１〜α４を得る。一
方、色処理された画像信号Ｙ。

Ｍ、Ｃ，には濃淡振分はテーブル１０５に人力しエツジ
量α１〜α４に応じてテーブル４０１〜４０４が選択さ
れる。

第４図において４０１〜４０４は淡インク用振り分はテ
ーブル４０５〜４０８は淡インク用振り分はテーブルを
示した。４０１〜４０８においていずれも横軸を人力信
号、たて軸を出力信号とした。例えば原稿読取り部がエ
ツジ部でない時や、エツジ量が小さい時すなわち、エツ
ジ量がα１やα２の時、振り分はテーブルは、４０１，
４０５や４０２，４０６が用いられる。一方、文字等の
エツジ量が大きい所α３．α４などでは振り分はテーブ
ル４０３．４０７や４０４，４０８が用いられる。淡イ
ンクでは４０１か６４０４へと人力信号の中間値から以
後配分比率が小さくなり、農インクテーブル４０５から
４０８へと濃いインクの配分比率が高くなっている。

以上８つのテーブルを合わせて４００に淡インクと濃イ
ンクのテーブルを合わせて示す。

［実施例２］ 第５図は濃淡インクの振り分けを制御するフィルター演
算として第１図に示した実施例１でのエツジ検出の前に
スムージング演算を行なう場合である。ＣＣＤで読み取
られた画像信号はあらかじめ５０２の様なスムージング
回路によって画像中のノイズなどによる孤立点などのエ
ツジが除去される。次にノイズ等の除去された画像信号
はエツジ検出回路１０９に人力しエツジ部を検出され濃
淡振り分は補正テーブル１１０へと人力しエツジ量αを
得る。

以上の実施例においてはインクを用いたプリンタを例に
とって説明したが本発明はかかるインクに限らず、サー
マルプリンタへ電子写真プリンタにおいてもドツトその
ものの濃度が異なるドツトの形成状態を制御する場合に
も適用することが出来る。

［発明の効果］ 以上説明した様に本発明に依れば画像のエツジ部におい
て解像度が低下することもなく画像の劣化を防止しつつ
広い範囲の階調を再現出来る。

特に色成分毎にフィルター演算を行っているので画像の
エツジ部の検出効率を向上させることが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例の構成を示すブロック図
、 第２図は第１図示の検出回路１０９の係数を示す図、 第３図はテーブル１１０の特性を示す図、第４図はテー
ブル１０５の特性を示す図、第５図は本発明の第２の実
施例の構成を示すブロック図である。 １０８・・・ラインバッファ １０９・・・エツジ検出回路 １０５．１１０・・・濃淡振り分はテーブル５０２・・
・スムージング回路

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）与えられたカラー画像信号に応じドットそのもの
   の濃度が異なるドットを用いてカラー画像を記録する方
   法であって、前記画像信号に対して色成分毎にフィルタ
   ー演算を行い、該演算の結果に応じて前記濃度が異なる
   ドットの形成状態を制御することを特徴とするカラー画
   像記録方法。