JPH03204186A - 1次構造多層荷重保持および絶縁部材 - Google Patents

1次構造多層荷重保持および絶縁部材

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JPH03204186A
JPH03204186A JP34508989A JP34508989A JPH03204186A JP H03204186 A JPH03204186 A JP H03204186A JP 34508989 A JP34508989 A JP 34508989A JP 34508989 A JP34508989 A JP 34508989A JP H03204186 A JPH03204186 A JP H03204186A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 この発明は熱絶縁特性を有する多層金属構造に関し、特
にとりわけ超音速および極超音速航空機での使用に適合
されたこのクラスの構造部品に向けられる。
航空機および航空宇宙構造部品の設計における主要な問
題は、最新の航空機、特に超音速および極超音速航空機
のスピードおよび高度により負わせられる苛酷な応力荷
重に耐えるだけでなく、この型の設計構造部品に加えて
、またこれらの条件のもとで負わせられる高い熱負荷に
耐えるであろうような部品の生産である。
さらに、これまで生産された上記の型の主要な構造部品
は、製造のためのいくつかの段階を必要とする、比較的
複雑な性質のものであった。
先行技術の金属構造を例示するのは次の特許である。
カーク(Kirk)氏らへの米国特許第3,029.9
10号は、外部の表皮、構造に剛さを与えるビードで形
成された内部の表皮、構造の剛さをさらに増加するビー
ド以内のコア材料、および種々の補強エツジ部材および
合糸機を有するビード硬直複合パネルの形式で、すべて
が適当な結合材により一緒に結合される、金属航空機部
品として使用する複合構造ユニットを開示する。構造部
品は組立のいくつかの段階で組立てられる。
シプリー(Shipley)氏らへの米国特許第3.0
37,592号は隣りのコアエレメントの波形の谷と接
触し、かつそれに固定される各エレメントの波形のピー
クと平行の整列で並んで組立てられた複数個の波形金属
コアエレメントを含む積層金属構造のための十文字コア
を開示する。
そのような金属構造はまたいくつかの段階で製造される
上記に例示された特許の金属構造は基本的に1次構造と
して使用され、どんな熱絶縁特性もそのような構造部品
にはない。
このように、そのような構造部材と関連して絶縁が必要
とされるところでは、非構造特性の別の絶縁部材が、寄
生のまたは受動の絶縁の性質を帯びて使用される。
この発明の1つの目的は新規な1次金属構造多層絶縁部
品の生産である。
もう1つの目的は高速度航空機、特に超音速および極超
音速航空機での使用にとりわけ適合された絶縁特性を有
し、かつ別の絶縁部材の必要を避ける多層構造金属部品
を提供することである。
この発明のさらに他の目的は拡散接合および超可塑性形
成により生産される多層金属構造を提供することであり
、構造の中間の層はお互いに間隔を保たれ、負荷を保持
しまた絶縁体として作用する反射シールドを形成する。
この発明のさらにもう1つの目的は、この発明の前述の
1次構造多層金属絶縁部品の製造のための能率的な手続
を提供することである。
発明の概要 多数の合金が超塑性を呈し、超可塑性成形を受けること
ができ予め定められた形の部品を生産する。超塑性は著
しく高い引張伸びを開発し、変形の間に局部ネッキング
に向かう傾向か減じた状態で伸びる材料の特性である。
そのような超可塑性成形の前に、或る一定の予め選択さ
れた領域で製作品を結合するのに金属製作品の拡散接合
か行なわれ、超可塑性成形が製作品の結合されない領域
において行なわれるのを可能にする。これは金属製作品
の隣り合うコンタクトする表面にたとえばイツトリア、
窒化硼素、グラファイトまたはアルミナのようないわゆ
るストップオフ材(stop−offmaterial
)を付けることにより達せられ、その技術で知られるよ
うに、拡散接合の間にそのような処理された領域におけ
る結合を避ける。
拡散接合は表面接触をもたらし接続インターフェイスに
おいて原子の混合を起こすように、暫くの間熱および圧
力を印加することによる同様のまたは異類の金属の表面
の固体冶金連結にあたる。
この発明に従って、複数個の、たとえばチタンのような
金属シートが、隣り合ったシートの間の予め選択された
位置にストップオフ材が置かれた状態で組立てられ、シ
ートの積重ねはその後拡散接合および超可塑性成形にか
けられる。積重ねの外部の面シートとそれぞれの中間の
コアシートとの間に独特のストップオフパターンを使用
することにより、拡散接合および超可塑性成形によるシ
ートの膨張の後、対向する間隔を保った面シートおよび
複数個の間隔を保った内部コアシートからなる一体の構
造が生産され、外部の面シートおよび内部のコアシート
を含むすべてのシートは、構造をわたって内部に延びる
規則的な幾何学トラス単位により一緒に結合される。そ
のような単位は相互接続された本質上V字状トラス部材
のような形式で、または本質上正弦波形状の形式であり
得る。 結果として生じる一体のトラスコア構造におい
て、トラス部品は本質的に荷重保持構造コア部材であり
、構造の外部の面シートの間の中間の内部シートは、そ
れはトラス部品に一体的に接続されるが、また負荷保持
特性を有するが、しかし熱を反射する反射シールド部材
としてさらに機能する。このように、熱絶縁を提供する
のに受動的な絶縁材料の使用を要求する必要性を排除す
るように、絶縁効果を有する内部の反射シールドを有す
る構造部品が形成される。この発明の独特の1次構造多
層絶縁部材を生産するのに使用される初期コアシートの
数は、使用される材料の負荷要求および熱的性質次第で
変わり得る。
この発明の1次構造多層絶縁部品は拡散接合および超可
塑性成形により単一の動作で製作され得る。層になった
中間のコアシートは放射熱シールドとして役立ち、外部
の面シートに向かって熱を反射し返し、構造を通って内
部の面シートへの熱の貫通を低減し、またトラスコアを
安定するのに役立つ。これはパネルを通る直接の熱通過
を妨げる。この発明の多層構造部品の設計形状は異なっ
た型の負荷、すなわち単軸または2軸を吸収するのに適
合されることができ、同時に熱負荷を最小にするのに設
計されることができ、それてそのような部品は1次構造
および熱保護システムとして有効に機能する。
このように、構造を通って外部の面シートから内部の面
シートへ通過する熱の代わりに、この発明の多層一体金
属構造を使用するとき、内部の反射シールド部材は構造
の外部の側へ熱を反射し返し、構造を通る熱の貫通を低
減する。この特徴は、この発明の多層トラスコア構造ま
たはパネルを、構造をわたる温度低減をもたらす必要が
あるところではとこでも、1次構造部品として極超音速
または超音速航空機での使用に特に適合されるようにす
る。この発明の構造はそのような航空機に関して付加さ
れる絶縁の必要を除去し、または最小にし、したがって
体積効率のために構造の重量および全体のパネルの厚さ
を低減する。この発明の1次構造を生産するために使用
されるSPF/DBプロセスは本質的に簡単な手続であ
り、かつ航空機構造部品を生産するために現在使用され
るプロセスよりも費用がかからない。
この発明の1次構造多層絶縁物品はまたフェイルセイフ
燃料閉込めのための多重燃料バリアとして使用されるこ
とができ、それは航空宇宙運搬装置のだめの設計基準で
ある。これは内部の間隔を保った反射シールド部材が燃
料タンクのための2重または多重バリア基準を事実上提
供するからである。この発明の構造は、タンクの外側に
寄生的な熱保護層を使用することなく、航空宇宙運搬装
置の外部のタンクの生産のためにしたがって使用され得
る。反射シールド部材は負荷を運び、同時に絶縁体とし
て機能し、それで構造の外側の面シートに対応するタン
クの外側の表皮は熱くなり得、同時に内側の面シートは
ずっと低い温度である。
このように内部の面シートに隣り合うタンクの内側に壁
に接触する燃料は、どんな内部の絶縁も付加されること
なく外部の面シートにおける熱い外部の温度から保護さ
れる。
一体となった反射シールドを持つトラスコア構造の形式
でのこの発明の1次構造絶縁多層材料は負荷に耐える内
部のシールド部材の厚さに関して適合されることができ
、そのような熱シールド部材はトラスコアのための横方
向の支えを提供するような態様で波形をつけられること
ができる。また、もし望まれるのであれば、反射内部シ
ールド部材は拡散接合および超可塑性成形の前に部材の
厚さを減少するために化学的に処理されることができる
この発明の構造部品はまた、もし望まれるならば、浸蝕
および摩耗を低減するために、高温度にあたる航空宇宙
運搬装置の外部の非構造のタイルとして使用されること
ができる。
この発明は添付の図面と関連して考えられると、この発
明の下記の詳細な説明からより容品に理解されるであろ
う。
好ましい実施例の詳細な説明 図面の第1図を参照すると、たとえば6A1−4Vチタ
ン合金のような拡散接合および超可塑性成形が可能な複
数個の金属シートがお互いに接触して位置し10で示さ
れる積重ねを形成する。シートの積重ねは1対の面シー
ト11および12からなり、5つのコアシート13.1
4.15.16、および17が面シートの間にある状態
である。
すべてのシートは隣り合う1枚のシートまたは複数のシ
ートと直接コンタクトする。
たとえばイツトリア、窒化硼素、グラファイトまたはア
ルミナのようなストップオフ材の予め定められたパター
ン21がシートのコンタクトする表面に与えられ、その
ようなストップオフ材は積重ねの前にシートに与えられ
、それでシートが積重ねられるとき、ストップオフパタ
ーン21が図示されるように形成されるであろう。
全体のストップオフパターン21は連続する向かい合っ
た千鳥パターン部分24および25のストップオフ材か
らなり、それは各場合においてそれぞれ面シート11お
よび12から内に向かって延びる。ストップオフパター
ン部分24の各々は、面シート11および隣り合うコア
シート13の間の長いストップオフ領域18と、隣り合
うコアシート13および14の間のより短い長さのスト
ップオフ領域19と、隣り合うコアシート14および1
5の間のさらに短い長さのストップオフ材20とからの
形式で、対称幾何学パターンからなる。
向かい合う隣り合った相補的なストップオフパターン部
分25の各々は、面シート12および隣り合うコアシー
ト17の間の長いストップオフ領域18′と、隣り合う
コアシート16および17の間のより短い長さのストッ
プオフ領域19′と、隣り合うコアシート15および1
6の間のさらに短い長さのストップオフ領域20′とか
らの形式で、対称幾何学パターンからなる。
ストップオフパターン部分25の各々のストップオフ領
域18′、19′、および20′の長さはストップオフ
パターン部分24の各々のストップオフ領域18.19
、および20の長さとそれぞれ同じであるということが
注目されるであろう。
このように、ストップオフパターン部分24および25
の各々はピラミッド状であり、それぞれの対向する面シ
ート11および12から始まり、シート10の積重ねの
中央のあたりでピラミッドの上部の端部で終わるという
ことが理解される。
また、連続するピラミッド状ストップオフパターン部分
24の各々はシート積重ねの長さに沿って、2つの隣り
合った対向するピラミッド状ストップオフパターン部分
25と対称的に重なり合い、逆に連続するストップオフ
パターン部分25の各々は、2つの隣り合う対向したピ
ラミッド状ストップオフパターン部分24と対称的に重
なり合うということが注目されるであろう。さらに、連
続するストップオフパターン部分24の各々の一番短い
ストップオフ領域20の長さは(a)2つの隣り合った
対向するストップオフパターン部分25の一番長いスト
ップオフ領域18′の間、で示される距離よりも長く、
同様に連続するストップオフパターン部分25の各々の
一番短いストップオフ領域20′の長さは(b)隣り合
った対向したストップオフ領域部分24の一番長いスト
ップオフ領域]8の間、の距離よりも長い。距離(a)
および(b)は実質上等しくあり得、それ以外で節部材
として知られる。用語「節」は第2図に図示されるよう
に、超可塑性成形に続く、面シート11および12の結
合された長さ、および支えトラス部材27を示す。
Mffiねのシート10の隣り合ったシートの間の拡散
接合は、シートの積重ねをプレスに置くこと、およびシ
ートを適当な接合温度まで加熱し、同時に圧力がシート
に印加されることにより達せられることができる。拡散
接合温度は1450″Fから約1900″Fまで変化し
得、たとえば6A1−4Vチタン合金について約170
0°Fてあり、接合圧力は約100ps iから約20
00ps iまで変化し得、通常的150から約600
psiまでである。プレス圧力を用いる代わりに、ガス
圧力が使用され得る。しかしながら、もし多重の部品の
平坦な積重ね接合が選択されるならば、プレス圧力が利
用されることができる。
拡散接合動作の結果として、シートの積重ね11ないし
17における隣り合ったシートの拡散接合は、ストップ
オフ材を含まないそれらの領域で発生する。このように
、隣り合ったシート11および13、および隣り合った
シート12および17はそれぞれ、隣り合ったストップ
オフ領域または層18および18′の間の領域で結合さ
れ、隣り合ったシート13および14、および隣り合っ
たシート16および17はそれぞれ、隣り合ったストッ
プオフ層19および19′の間の領域で結合され、隣り
合ったシート14および15、および隣り合ったシート
15および16はそれぞれ、隣り合ったストップオフ層
20および20’の間の領域で結合される。ストップオ
フ領域18.19、および20、および18′、19′
、および20′に沿った隣り合ったシートは結合されな
いままである。
上記のようなシートの積重ねの拡散接合の後、結果とし
て生しる結合されたモノリシック積重ねはその後従来の
態様で超可塑性成形にかけられる。
これは拡散接合されたシートの積重ねを、たとえば上部
のおよび下部の工具を有する成形装置の中に置くことに
よって達せられる。ガス圧力をアセンブリの中へ、およ
び拡散接合されたシートの間の結合されないストップオ
フ領域の中へ導入するための通路が設けられる。結合さ
れた積重ねは適当な温度および圧力状態のもとて超可塑
的に形成される。隣り合ったシートの結合されない領域
における超可塑性成形は約200ないし約400pS1
またとえば約300ps iの圧力で行なわれ、同時に
シートの積重ねを拡散接合で使用されたのとおおよそ同
じ温度、たとえば6A1−4Vチタン合金について約1
700°Fで加熱する。
超可塑性成形および拡散接合動作およびそのような手続
を行なうための装置は米国特許節3,927.817号
で詳細に記述される。そのような開示は参照によりここ
に援用される。
第2図は断面で、第1図の拡散接合されたモノリシック
シートの積重ねの超可塑性成形により得られる多層構造
部品の生産物を図解する。超可塑性形成の間にそのよう
な構造を生産するとき、結合されないストップオフ領域
18におけるコアシート13のストレッチングは、面シ
ート11から離れてキャビティAを形成し、結合されな
いストップオフ領域19におけるコアシート14のスト
レッチングは、コアシート13から離れてキャビティB
を形成し、結合されないストップオフ領域20における
コアシート15のストレッチングは、シート14から離
れてキャビティCを形成するということが理解されるで
あろう。
同様に、結合されないストップオフ領域18′における
コアシート17のストレッチングは、面シート12から
離れてキャビティFを形成し、結合されないストップオ
フ領域19′におけるコアシート16のストレッチング
は、コアシート17から離れてキャビティEを形成し、
結合されないストップオフ領域20′におけるコアシー
ト15のストレッチングは、コアシート16から離れて
キャビティDを形成する。
第2図において26で示される、超可塑性成形に続いて
生産された結果として生じる構造は、良好な構造特性と
良好な絶縁特性との両方を有する多層トラスコア構造で
ある。このように、構造を横切り、構造に沿って内部に
延在する複数個の実質上7字状の一体的に接続されたト
ラス部材27が対向する面シート11および12に接続
され、かつ同じものを支え、そのようなトラス部材は内
部の間隔を保った縦に延在するコアシート13および1
4、およびコアシート16および17に一体的に接続さ
れ、かつそれを支える。コアシート13および16は面
シート11および12の間で間隔を保った第1の反射シ
ールド13a、16aを事実上形成し、コアシート14
および17は、第1の反射シールドから間隔を保った、
そのような面シートの間に第2の反射シールド14a、
17aを事実上形成し、そのような反射シールドはお互
いに平行に、かつ面シート11および12に平行に構造
の範囲内で内部に延在する。超可塑性成形は成形のため
の圧力を利用し、生産される構造のパネルは気密的であ
るので、全体の構造のパネルはより効率的な絶縁特性の
ために乾燥した空気が排出されるまたは追出される。
このように、たとえばこの発明の1次構造多層絶縁部品
26が航空宇宙運搬装置の外部の表面に隣り合う部品と
して使用されるところでは、コアシートにより形成され
る内部の反射シールドにより達せられる多層絶縁のため
、外側の環境から外部の面シートを通って構造の内部へ
通過する熱は、反射シールドにより反射し返されるであ
ろうし、実質上構造を通って内部の面シートへの熱の貫
通を低減する。
このように、この発明の構造は、タンクの外側に寄生的
な絶縁を用いることなく、特に宇宙船の外部の燃料タン
クの構成で使用されることができる。この発明の構造で
、内部の反射シールドと関連したトラスコアは負荷を保
持し、反射シールドはさらに絶縁体として機能し、燃料
閉込めのための多層バリアを提供する。このように、タ
ンクの外部の壁を形成する多層絶縁体構造の外部の面シ
ートは熱くなり得るが、内部の面シートは外側の面シー
トと比較してずっと低い温度である。もしタンクの中の
燃料が構造の内部の面シートに隣り合って配置されるな
らば、そのような燃料は内部の絶縁が付加されることな
く、外部の面シートと接触する熱い環境から保護される
ことができる。
さらに、内部の面シートは弧を描かれることができ、す
なわち複数個の弧状の一体的に接続された部材から形成
され、熱負荷を最小にする。
この発明の種々の修正がなされ得る。このように、拡散
接合され超可塑的に形成され、この発明の構造絶縁部品
を生産する積重ねのシートの金属シートは、チタンまた
はその合金以外の、たとえばアルミニウム、アルミニウ
ム合金、チタンアルミナイド(titanium al
un+1nide) 、たとえば鉄ニツケル合金のよう
な超合金材料、ベリリウム、グラファイトアルミニウム
複合物を含む金属マトリックス複合物、および銅被覆グ
ラファイトのような、拡散接合および超可塑性成形か可
能な金属から形成されることができる。しかしながら、
好ましい金属はチタン合金およびアルミニウム合金であ
る。さらに、コアシートおよびトラス部材は面シートと
異なる金属または金属合金で作られることができる。こ
のように、たとえばコアシートおよびトラス部材は、た
とえばCPチタン合金のような1つのチタン合金からな
り得、面シートはたとえば6〜4■チタン合金のような
異なったチタン合金からなり得る。
コアシートの数および全体のストップオフパターンはこ
の発明の多層1次金属構造にあるコアシートまたは内部
反射シールドの数を変化するために整えられることがで
き、この発明の構造は好ましくは少なくとも2つの間隔
を保ったコアシート、たとえば2ないし6のコアシート
を含むということが理解されるであろう。また、シート
の厚さは負荷に耐えるために変更されることができ、構
造の反射シールドはより大きい横方向の支えを提供する
ために波形をつけられることができる。さらに、もし望
まれるならば、コアシートは厚さおよび重量を減少する
ために化学的に処理されることかできる。
上述のことから、この発明は内部の反射熱シルトの準備
により、および受動の絶縁の使用を避けることにより、
構造の強さおよび絶縁特性を兼備え、拡散接合および超
可塑性成形のプロセスにより生産され、拡散接合の前に
独特のストップオフパターンを使用する独特の1次構造
を提供するということが理解される。
この発明の精神の範囲内で、この発明の種々のさらに他
の修正が当業者に浮かぶであろうから、この発明は前掲
の特許請求の範囲の範囲による以外は制限されないと解
される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による、隣り合ったシートの間に予め
選択されたパターンのストップオフ材を有する金属シー
トの積重ねの断面図である。 第2図は第1図の積重ねのシートを拡散接合し超可塑的
に成形した後生産される、この発明の多層構造部品の断
面図である。 図において、11および12は面シートであり、13.
14.15.16および17はコアシートであり、21
はストップオフ材の予め定められたパターンである。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)対向する間隔を保った外部のおよび内部の面シー
    トと、複数個の内部のコアシートとを含む拡散接合され
    、かつ超可塑的に成形される金属トラスコア構造を含む
    1次構造多層荷重保持および絶縁部材であって、前記コ
    アシートはお互いに、かつ前記面シートから間隔を保ち
    、さらに構造を横切って内部に延在するトラス手段を含
    み、前記トラス手段は前記間隔を保った面シートの間で
    前記トラスコア構造を完全に横切り、かつそれに沿って
    内部に延在する複数個の一体的に接続されたようなトラ
    ス部材を含み、前記トラス部材は前記対向する面シート
    へそれの対向する側で一体的に接続され、かつ前記コア
    シートに一体的に接続され、それを支える構造。
  2. (2)前記コアシートが反射金属シールド部材であり、
    それを通って熱が構造の内部を貫通する外部の面シート
    に向かって熱を反射し返すことが可能であり、それによ
    って構造を通って内部の面シートへの熱の貫通を低減す
    る、請求項1に記載の構造。
  3. (3)前記反射金属シールド部材が、実質上お互いに平
    行に、かつ前記面シートに平行に、トラスコア構造の内
    部を通って縦に延在する、請求項2に記載の構造。
  4. (4)前記トラス部材が実質上V字状トラス部材である
    、請求項3に記載の構造。
  5. (5)前記面シート、コアシート、およびトラス手段が
    チタン、アルミニウム、アルミニウム合金、チタン合金
    、超合金、ベリリウム、金属マトリックス複合物および
    銅被覆グラファイトからなる群から選ばれる材料から構
    成される、請求項1に記載の構造。
  6. (6)前記面シートが或る金属から構成され、前記コア
    シートおよび前記トラス部材が別の金属から構成される
    、請求項1に記載の構造。
  7. (7)前記面シートが或るチタン合金から構成され、前
    記反射シールド部材および前記トラス部材が別のチタン
    合金から構成される、請求項3に記載の構造。
  8. (8)1対の外部面シートおよび前記面シートの間に位
    置する複数個のコアシートを含む、お互いにコンタクト
    した金属シートの積重ねを形成するステップと、 隣り合った面シートおよびコアシートのコンタクトする
    表面の間に、および隣り合ったコアシートのコンタクト
    する表面の間に或る一定の予め選択された領域において
    ストップオフ材を配置することにより予め定められたス
    トップオフパターンを提供するステップと、ストップオ
    フ材を含む前記領域とは違った領域で隣り合ったシート
    の接合を起こすために前記シートの積重ねを拡散接合に
    かけるステップと、ストップオフ材を含む接合されない
    領域において前記コアシートのストレッチングを起こす
    ために前記拡散接合された積重ねを超可塑性成形にかけ
    るステップと、 対向する間隔を保った面シートと、複数個の内部コアシ
    ートとを含み、前記コアシートは超可塑性成形の間に形
    成されたキャビティによりお互いにおよび前記面シート
    から間隔を保ち、前記コアシートは反射金属シート部材
    を形成し、さらに前記間隔を保った面シートの間に前記
    構造を完全に横切って、かつそれに沿って内部に延在す
    る複数個の一体的に接続されたようなトラス部材を含み
    、前記トラス部材はそれの対向する側で前記対向する面
    シートに一体的に接続され、かつ前記コアシートに一体
    的に接続されそれを支える、多層トラスコア構造を形成
    するステップとを含む1次構造多層絶縁部材を生産する
    ための方法。
  9. (9)1対の外部面シートおよび前記面シートの間に位
    置する複数個のコアシートを含む、お互いにコンタクト
    した金属シートの積重ねを形成するステップと、 隣り合う面シートおよびコアシートのコンタクトする表
    面の間に、および隣り合うコアシートのコンタクトする
    表面の間に或る一定の予め選択された領域でストップオ
    フ材を配置することにより予め定められたストップオフ
    パターンを提供するステップとを含み、 前記ストップオフパターンは前記面シートの間の連続す
    る対向した千鳥相補的パターン部分からなり、各前記パ
    ターン部分は前記コアシートに沿って漸進的に減少する
    長さのストップオフ領域の対称的幾何学パターンからな
    り、各面シートおよび隣り合うコアシートの間に、およ
    び複数個の連続するコアシートの間に、それぞれの面シ
    ートから内部に延び、さらに ストップオフ材を含む前記領域とは違った領域において
    隣り合ったシートの接合を起こすために前記シートの積
    重ねを拡散接合にかけるステップと、 ストップオフ材を含む結合されない領域において前記コ
    アシートのストレッチングを起こすために前記拡散接合
    された積重ねを超可塑性成形にかけるステップと、 対向する間隔を保った面シートと、複数個の内部コアシ
    ートとを含み、前記コアシートは超可塑性成形の間に形
    成されたキャビティによりお互いに、および前記面シー
    トから間隔を保ち、前記コアシートは反射金属シート部
    材を形成し、さらに前記構造を横切って、および前記構
    造に沿って内部に延在する複数個の一体的に接続された
    トラス部材を含み、前記トラス部材は前記面シートに接
    続され、かつ前記コアシートに一体的に接続される、多
    層構造を形成するステップとを含む、一次構造多層絶縁
    部材を生産するための方法。
  10. (10)ストップオフパターン部分の各々はピラミッド
    状であり、それぞれの対向する面シートから始まり、シ
    ートの積重ねの中央あたりで終わる、請求項9に記載の
    方法。
  11. (11)連続するピラミッド状ストップオフパターン部
    分の各々はそれぞれの面シートから内部へ延び、シート
    の積重ねの長さに沿って2つの隣り合う対向したピラミ
    ッド状ストップオフパターン部分と対称的に重なり合う
    、請求項10に記載の方法。
  12. (12)連続するストップオフパターン部分の各々の一
    番短いストップオフ領域の長さは2つの隣り合った対向
    したストップオフパターン部分の一番長いストップオフ
    領域の間の距離よりも長い、請求項11に記載の方法。
  13. (13)前記面シート、コアシート、およびトラス部材
    はチタン、アルミニウム、アルミニウム合金、チタン合
    金、超合金、ベリリウム、金属マトリックス複合物およ
    び銅被覆グラファイトからなる群から選ばれる材料から
    構成される、請求項8に記載の方法。
  14. (14)前記拡散接合は高い温度でプレス圧力接合また
    はガス圧力接合により行なわれる、請求項8に記載の方
    法。
  15. (15)前記超可塑性成形が隣り合ったシートの間の結
    合されないストップオフ領域の中にガス圧力を導入し、
    同時に同じものを高い温度に加熱することにより行なわ
    れ、コアシートの前記ストレッチングおよび前記キャビ
    ティの成形を起こす、請求項8に記載の方法。
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