JPH03197196A - ブレスレット型非接触記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａ）産業上の利用分野 この発明は、直接手性に装着して、外部装置との間でノ
１：接触データ通信を行うブレスレット型用接触記録媒
体に関する。

（ｂ）従来の技術 入退場や通行を自動管理する装置として個人識別データ
などが記録されたＩＤカードや有効期限が記録された定
期券等が従来より用いられている。例えば入退室を管理
する装置であれば、入退室口に設けられたＩＤカードリ
ーグが、予め許可されたＩＤコードが記録されたＩＤカ
ードを読み込んだときにのみ入退室口のロックを解除す
る。

また、近年、所謂プリペイドカード（料金前払いカード
）が広く使用されている。プリペイドカードは使用可能
な残り度数が書き込まれる磁気カードであり、このプリ
ペイドカードを受は入れて処理を行う装置には、残り度
数から使用度数を減算した値を新たな残り度数としてデ
ータを古き換える手段が設けられている。

このように特定施設や特定装置の利用を自動管理する装
置には一般に磁気カードが記録媒体として用いられてい
る。

（Ｃ）発明が解決しようとする課題 しかしながら、このようにＩＤコードや残り度数が磁気
記録により書き込まれたものでは、使用に際して力、−
ドをカードリーダ／ライタに装着する手間がかかる問題
があった。例えば、スキー場のリフト管理に用いる場合
に、利用ｔは通常手袋をし°Ｃい°ζ且つス１−ツクを
持っているので、リフトゲ−１・でカー１を取り出し、
カードリーダ／ライクに装着して抜きセるごとは極めて
手間のかかる動作となる。

機器との間で非接触によりデータ通信を行・）ことので
きる記２．λ媒体であれば上記問題点は解消されるが、
利用する機器に接近するだけで、その機器との間でＪ１
°接触によるデータ通信を行うためには、比較的大きな
電力を必要とし記録媒体自体も大型となる。

また、データ通信に要する電力を賄・）ための電池を記
録媒体内に設Ｇノなければならないため、小型化できな
いばかりか、電池交換およびそのＵ、１゛朋を管理し′
ζいなければならない。

本発明は上記の問題点に鑑みてなしたもので、体に直接
身につけて利用する機器に接近するだけでよい、携帯性
のきわめて高いブレスレット型非接触記録媒体を提供す
ることを目的とするものである。

（ｄ１課題を解決するための手段 この発明は、このような目的を達成するために、外部装
置との間で近接電磁界結合により電力を受給する電力用
コイルと、データの送信および／または受信を行う通信
用コイルとをプレスレ・ノド型ケースのベルト部に設け
るとともに、データを記憶するメモリと、上記通信用コ
イルからの受信データの記憶および／または上記通信用
コイルへの送（ａデータの発生を行う通信制御手段と、
上記電力用コイルの発生起電力を電源として各部に供給
する電源供給手段とをブレスレット型ケースの本体部に
設けた。

（８）作用 この発明のブレスレット型非接触記録媒体によればメモ
リは所定のデータをＭａｂｌ、的に記憶し、通信制御手
段は通信用コイルからの受信データの記憶制御および／
または通信用コイルへの送ｆεデータの発生を行う。ま
た、電源供給手段は電力用コイルの発生起電力を電源と
して各部に電源供給をおこなう。このメモリ、通信制御
手段および電源供給手段がブレスレット型ケースの本体
部に設けられていて、さらに外部装置との間で近接電磁
界結合により電力を受給する電力用コイルとデータの送
信および／または受信を行・）通信用コイルとがブレス
レット・型ケースのベルト部に設けられてい従って、全
体としてブレスレット型の非接触記録媒体が構成される
。このように全体がブレスレット型であるため、手Ｃ１
°に装着した状態で使用することによっ°ζ、外部装置
に対し容易に近接させることができる。しかも通信用コ
イルがベルト部に設けられているため、全体とし゛ζ小
型でありながら通信用コイルの面積ををひろくとること
ができ、微弱な近接電磁界によっても外部装置との間で
確実なデータ通信が可能となる。さらに電力受給用コイ
ルがベルト部に設けられているため、特に電源用として
の電池を内蔵させることなく、広面積の電力用コイルに
よって充分な電力を非接触により受給することができる
。

（ｆｌ実施例 この発明の実施例であるブレスレット型非接触記録媒体
の外観および内部構造を第１図および第２図に示す。

第１図において符号ｌは内部に制御回路が組み込まれた
本体であり、その上面に表示部１２が設けられ、側面に
押しボタンスイッチ１３ａ、ｉ３５などの入力部が設け
られている。また、７ａ′号２ａ、２ｂは本体ｌにそれ
ぞれ取り付けられたベルトであり、その内部にそれぞれ
コイル４ａ、４ｂが設けられている。

第２図において、符号５は本体ｌの樹脂ケース（ケース
本体部）である。この樹脂ケース５内に、回路基板上に
いくつかの電子部品が実装されてなる制御回路３が組み
込まれている。また、樹脂ケース５の上部に液晶表示パ
ネルなどからなる表示部１２、が組み込まれている。ま
た、ベルト２ａ、２ｂ内にそれぞれフレキシブル配線基
板からなるシート状コイル４ａ、４ｂが埋め込まれてい
て、本体内の制御回路３に接続され°ζいる。

次に、上記制御部のゾし１ツク図および主要部の回路図
を第３図および第１１図に示す。

第３図は制御部のゾし「７り図である。同図において符
号６はＲＯＭ　７に予め寞き込まれているフ。

Ｌ！グラ１、を実行して制御部全体を統括するＣ　Ｐ　
（Ｊ８は３き込み０１能な不揮発１ψＩメモリまたはプ
ログラマブルＲＯＭ等からなるメモリである。上記イ月
１？発性メモリとしては電源凸断時にも）！−夕を保１
，１するタイプのメモリ、または電池により長時間バッ
クアップされるＣ−Ｍｏ５タイプのメモリを用いること
ができる。また、プログラマゾルＲＯＭとしては電気約
８き込み消去ｉｉＪ能なプログラマフルＲＯＭ　（Ｆｉ
、　Ｅ　Ｉ）ＲＯＭ　）を用いることができる。電源部
９はコ・イル４を介して外部から非接触により供給され
るエネルギーを受けて制御部の各部に電源電圧を供給す
る。また必要に応して二次電池と、これを充電する回路
を設けてもよい。

送信回路１０および受信回路１１はコイル４を介して外
部装置との間で非接触によりデータ通信を行う。また、
ＣＰＵ６は表示部１２に対して所定の表示データを出力
し、押しボタンスイ・ノチからなる入力部１３の操作を
読み込む。

第４図はブレスレット型非接触記録媒体の制御部の回路
図である。、符号２０はｌチップマイクロプロセッサで
あり第３図に示したＣ　ＩＩ　Ｕ　６、Ｒ０Ｍ７および
場合によってメモリ８を含む。また第４図において符号
４ａ、４ｂはベルト部に設けられたシート状コイルであ
り、このコイル４ａ　　４ｂに誘起された電圧がダイオ
ードＤＩ、Ｄ２およ爪抗Ｒ１により検波され、マイクロ
プロセッサ２０のデータ端子りに与えられる。また、こ
の検波１３号はダイオードＤ３を通してコンデンＣ１に
充電され、砥抗Ｒ２とツェナーダイオードＺＤにより定
電圧化されてマイクロプロセッサ２０の電源ＶＤＤとし
て与えられる。また、図においてＶＤはコンデンサＣ１
の充電電圧を検出して、一定電圧未満のときマイクロプ
ロセッサ２０にリセット信号を与え、一定電圧以上のと
きりセット解除を行う。

次に、Ｉ／１部装置に設けられる制御回路のプロ、７り
図を第５図に示す。

第５図に才ｉいて発振回＋７３３１は常に例えばＩＭＩ
Ｉ　ｚの信号を発生し、変調回路３２はマイクロプロセ
ッサ 路３１による発振出力の振幅を変調するとともにコイル
３３へ給電する。コ・イル３３はこの信号により電磁界
を発生ずる。−・方、変化分抽出回路３４はコイル３３
に誘起される電圧または電流の信号レベルの変化を検出
し、データ復調回路３５はその信号レベルの変化を論理
レベルのＯ，ｌに変換して°フィクロプロセッサ３０・
＼与える。

ブレスレット型非接触記録媒体体からの信号を受信する
際、変調回路３２はコイル３３に対し常に例えばＩ　Ｍ
　ＩＩ　ｚの連続信号を供給する。第４図に示したブレ
スレット型非接触記録媒体は、そのマイクロプロセッサ
２０のデータ端子りの入力インピーダンスを変化さ一ロ
ることにより、外部装置のコイル３３と非接触記録媒体
のコイル４ａ、４ｂとの結合係数を変化させる。したが
って第５図に示した変化分抽出回路３４およびデータ復
調回路３５はブレスレット型非接触記録媒体におけるマ
イクロプロセッサ２０のデータ端子りのオン／オフを、
コイル３３に対する供給電圧または供給電流の変化とし
て検出し、復調することができる。

次に、コイル構成の異なる他の実施例を第６図および第
７図に示す。

第６図および第７図はブレスレット型非接触記録媒体の
外観および内部構造を表し、両図において符号ｌは、内
部に制御回路が組み込まれた本体、２は本体１に取り付
けられたスプリング式のベルＩ・である。このベルト２
の内部にはループ状のコイル４が内蔵されている。

尚、実施例では外部装置からデータを受信できるように
し、また書き込み可能なメモリを用いたが、例えば予め
ＲＯＭにデータを固定させることができ、そのデータを
必要な時点で、又は常に送信するだけの機能を持つもの
にも本発明は適用させることができる。

また、実施例では電力用コイルと通信用コイルとを兼用
したが、それそ′れに最適な構造を有するコイルとして
独立さ−Ｕてもよい。

（用発明の効果 この発明によれば、ブレスレット型非接触記録媒体を所
有する一バが、その記録媒体に対するデータの３き込み
または読み出しなどを行う外部装置の側を通過するだけ
で両バ間でデータ通信が行われるようになる。これによ
り記録内容の読み出し又は書き込み処理に手間をかける
ことがなくなる、また、ブレスレット型であって、手首
に装置した状態で使用するため、外部装置に対し容易に
近接させることができる。しかも、ごコイルが・＼ルト
部に設けられているため、コイル面積を広くとることに
よっ°ζ、微弱電波を用い°ζ外部装置との間で確実な
データ通信および電力伝達が可能となる

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図はこの発明の実施例であるブレスレ
ット型非接触記録媒体の外観図およびその内部構造を表
す図である。第３図および第４図は同ブレスレット型非
接触記録媒体の制御部のブロック図および主要部の回路
図である。第５図は外部装置に設けられる主要部のブロ
ック図である。第６図および第７図は他の実施例に係る
ブレスレット型非接触記録媒体の外観図およびその内部
構造を表す図である。 ｌ−本体、 ２．２ａ、２ｂ−ベルト、 ３−制御回路、 ４．４ａ、４ｂ−コ・イル、 ５−樹脂ケース（ケース本体部）。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）外部装置との間で近接電磁界結合により電力を受
   給する電力用コイルと、データの送信および／または受
   信を行う通信用コイルとをブレスレット型ケースのベル
   ト部に設けるとともに、データを記憶するメモリと、上
   記通信用コイルからの受信データの記憶および／または
   上記通信用コイルへの送信データの発生を行う通信制御
   手段と、上記電力用コイルの発生起電力を電源として各
   部に供給する電源供給手段とをブレスレット型ケースの
   本体部に設けたことを特徴とするブレスレット型非接触
   記録媒体。